JP4705106B2 - レールへの物体固定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、摺動体を用いてレールに沿った溝内を可動とし且つレールの側面の溝内に取り付け可能であり、更に回転可能な連結部材を介して摺動体と連結可能で且つ摺動体及び/又は少なくとも1つの力発生源を介して回転小板に支持され、少なくとも2つの垂直方向の位置においてレールに固定する保持具を備えた取付け具を用いてレールへ物体を固定する装置に関する。
本発明による装置は航空機の座席をレールの所定の位置に固定するために提供されるが、以下に記載される実施例に限定されるものではない。
航空機の座席は、航空機の予約状態に応じてしばしばレールに沿ってずらすことが要求され、できるだけ迅速に行なう必要があることは知られている。座席は所定の加速度及び減速度を維持する必要があるので、ずらした後に所望の位置に確実に固定する必要がある。
最近では大抵の航空機には、レールが装備されていることは周知である。詳細な例示は独国実用新案第20218780号明細書に示されている。航空機の座席のレールは摺動体を受容するアンダーカットされた溝を備え、溝の両側は摺動体に対応する凹部へと変形されている。
座席をこのようなレールに固定するために、側面に備えた摺動シューと共にアンダーカットされた溝内を摺動して移動できる摺動体を備えた取付け具が知られている。連結部材を備えた摺動体を航空機のレールの所定の位置に固定するために、摺動体には保持具が載置されている。この保持具は側面にそれぞれ2つの摺動シューの間に形成された隆起部を備えている。保持具が降下すると隆起部は座席のレールの上述した凹部へと入り込み、取付け具を更にずらせなくなる。
保持具を降下させて固定するため、保持具を押圧するネジが備えられ、それによって保持具は下方へ降下する。この場合、保持具は降下並びに上昇できるが、長いネジが必要であることが問題である。このことは極めて多大な時間を要し、煩雑であり、時には取付け具が座席のレールの所定の位置に固定されないことも起こるので、がたがた音、更に取付け具に緩みが生じ、極めて好ましくない。
ネジを用いて保持具を降下、固定させるこのような装置は米国特許第4,796,837号明細書に記載されている。
更に、米国特許第4,493,470号明細書には、摺動体によりレールに沿って可動であり且つレールの側方の溝内を上下可能な保持具を備えた取付け具を用いて物体をレールに固定する装置が開示されている。保持具は円筒状の連結部材を介して摺動体と連結され、押圧バネを介して摺動体及び/又は移動機構に対して支えられている。装置をずらすか又は固定するためには、移動機構が簡単に作動することが必要である。
この装置では、がたつき又は緩みを完全には排除できないとの問題がある。
更に、取付け具を用いて物体をレールに固定する装置について、米国特許第5,871,318号明細書に記載されている。ここでは保持具の降下及び固定するため、保持具を回転することにより少なくとも垂直方向の2ケ所でレールに固定する固定ピンが用いられている。
この装置は、複雑な多数の構成要素を備えている点が問題である。そのため、確実には装置をレールへ固定できない。
本発明の目的は上記問題点が解決される迅速に開放され且つ迅速に別の所望の位置に固定できる締付け具を備えた装置を提供することである。同時に、装置のがたつきが防止でき、取付け具が確実に固定できるようになる。
この課題は、保持具の上方の回転機構にストッパー及び又は少なくとも1つの休止用切欠き又は休止用凹部を配置することにより解決される。
ストッパー及び又は少なくとも1つの休止用切欠き又は休止用凹部を備えることにより保持具が確実に固定できるようになる。
本発明による簡単な実施例では、回転機構は、連結部材、特に連結部材の角状頭部から突出した横断ボルトである。横断ボルトは取付け具がずらされた状態において保持具の凹部と嵌合する。その際、角状頭部も保持具に埋没した状態になる。
横断ボルトを滑り落とし係止凹部へと案内するために、凹部は上り面を形成することが好ましく、横断ボルトは約90度回転され凹部へと落込む。
スパナが使えるように、連結部材は角状頭部を備えることが好ましい。
この実施例では、保持具は手動で下方に押圧され、角状頭部が保持具から突き出る。角状頭部がスパナにより約90度回転されると、横断ボルトは係止凹部と嵌合し、保持具は座席のレールの係止凹部から外れなくなる。
改良された実施例では、回転機構は連結部材に配置された回転小板である。この回転小板は、取付け具がずらされた状態において保持具に受容されるように形成されている。しかし、取付け具を固定するために、保持具を力発生源の力に抗して手動で下方へ押圧すると、回転小板は保持具から突出し、約90度回転できるようになる。その際、回転小板は保持具と交差し、休止用切欠きへ入り込むので、ずらされた状態へは戻れなくなる。
力発生源としてコイルバネが提供されるが、板バネなどを使用してもよい。コイルバネは連結部材を包んで内部から支えるので、コイルバネを選択するのが最適である。
ここにおいて、連結部材、例えばネジボルトが保持具を貫通し且つそのネジ部を摺動体のネジ孔と噛合わせて下方へ回転させると、回転小板も保持具を下方へ押圧し、摺動体は上昇するので、摺動シューと保持具の下端の間において、取付け具が座席のレールの縁に包まれることにより固定される。これにより、がたつきに起因する騒音が回避される。
上述のように、保持具は一度バネの力に抗して下方へ押圧されてもよい。最初は取付け具が所望の位置へずらされ、保持具はバネの力に抗して下方へ押圧されるので、保持具の隆起部は座席のレールの凹部へ入り込むことができる。この場合、保持具が下方へ押圧され且つ保持具の側条により回転小板を回転させる必要があるので、両手が必要となる。
別の実施例では、回転小板の配置は開放された状態に保たれ、座席のレールに沿って操作できるので、片手だけでよい。このため、回転小板には、保持具の側条中の係止用凹部に収まる係止用突起又はストッパー用突起が備えられ、これにより開放された状態が保たれる。
所望の位置に達した後に約90度回転させるため回転小板が必要となり、回転により係止用突起又はストッパー用突起は凹部から滑り出し、保持具が解除される。保持具はコイルバネの圧力により下方へと操作され、座席のレールに載置される。取付け具が僅かにずらされ、コイルバネの圧力により保持具はその隆起部と共に座席の凹部へ入り込む。
回転小板の回転は、回転小板が連結部材の円柱部に沿って下方へ移動するのを防ぐ筒によって支えられことにより、回転小板の回転が促進される。この実施例では、角状頭部と回転小板の間に、回転小板を連結部材の回転と連動させる拘束リングを備えることが好ましい。
しかし、回転小板と摺動体の間に回転バネを配置する方がより適切である。この回転バネは、保持具が下方に押圧される際に、回転小板を自動的に回転させ、保持具の上側のストッパーによってのみ、その回転が停止される。この場合、取付け具を座席のレールに位置決めし、固定するのに片手で十分である。特にこの点が本発明の利点である。
連結部材は、常に保持具と摺動体を一体化するように調整されている。このことに基づいて、連結部材は円柱部又は摺動体と連結するネジ部及び連結部材が摺動体の孔又はネジ孔から滑り出るのを防止するピンを備えた外部に出ている末端部を備えている。同時に、このピンは連結部材をねじ込み過ぎないようにする端末部材としての役割も果たすのでネジ込む長さは短くてよい。
上述のように、本発明では航空機の座席のレールに取付け具を固定し且つ座席の位置を変えることができる。
本発明により、航空機の座席の取付け又は変更時間が著しく短縮される。このことが大幅にコスト削減をもたらす。
以下、図面を用いて、本発明の長所、特徴及び詳細を説明する。
図1には、本発明による保持具2を上部に装着した摺動体1を備えた取付け具Pが示されている。摺動体1は側方に突出したシ摺動シュー3を有し、ここに述べる実施例では3個の摺動シュー3を備えている。この摺動シュー3により、摺動体1はレール、特に航空機用のレールの溝に受容され、この溝内を滑ることが可能となっている。摺動シュー3は摺動体1の中心部4と連結されており、既に説明したように、その上部に保持具2が装着されている。図2に示されるように、保持具2は、そのU−字状の2つ側壁5.1、5.2(それらは図7で明らかなように隆起部6.1、6.2を備えている)によって摺動体の中心部4と噛み合っている。隆起部6.1、6.2のそれぞれは2つの摺動シュー3の間に配置されている。
2つの側壁5.1、5.2は横断壁7を介して互いに連結され、横断壁7は中心部4の表面に当るように構成されている。横断壁7から上方へ2つの側条8.1、8.2が突出し、その前端24.1、24.2のそれぞれに、図4に示されるように、切欠き9.1、9.2を形成してもよい。更に、側条8.2からストッパー10が突出している。
連結部材11.1は、2つの側条8.1、8.2の間において横断壁7を貫通している。連結部材は、円柱部13に連結された角状頭部12.1を有し、図5、6に示されるように、ネジ部14を有する円柱部13は摺動体1のネジ孔15と噛合っている。ネジ部14はネジ孔15を貫通し、ネジ孔15の外側においてピン16又は類似物により横方向に貫通されている。
円柱部13には、回転小板17がO−リング状の拘束リング18を介して角状角部12.1の下側を支えるように装着されている。
回転小板17の他端は、回転バネ19と連結されており、その回転バネの他端20は横断壁7に固定されている。
更に、保持具2はその横断壁7を介してコイルバネ21に支えられている。
コイルバネの他端は中心部4に係止されている。
中心部4の上方の保持部2の両側には2つの翼部22.1、22.2が備えられ、溝の外側のレールにそって摺動するようになっている。更に、中心部4から飛行機の座席の突起が差し込み可能な固定筒23が突出している。
以下、図7に基づいて本発明の作用を説明する。
取付け具Pの最終状態は図7の(c)に示されている。最終状態では保持具2は開放された状態、すなわち、回転小板17は2つの側条8.1と8.2の間に収容され横断壁7の上に載置されている。図6に示されるように、コイルバネ21は延びた状態にある。一方回転バネ19は圧縮された状態にある。
取付け具Pは、摺動シュー3及び翼部22.1、22.2に案内されて、航空機の座席用レールの所望の位置に移動する。取付け具が所望の位置に達したら、隆起部6.1、6.2が座席用レールの対応する凹部と嵌合するように、保持具2はコイルバネ21の圧に対抗して下方へ押圧される。これにより、隆起部6の面と凹部の面とが一致するので、保持具2のレールにおける位置が定まり、レールに沿って移動できなくなる。
図7(b)に示されるように、保持具2が下方へ移動して、回転小板17が側条8.1、8.2の前端24.1及び24.2を越えると、回転バネ19が開放されるので、該回転バネは瞬時に回転小板17へ回転作用を及ぼす。この回転により、回転小板17はストッパー10に当り、それ以上は回転しなくなる(図7(a)参照)。
連結部材11.1は回転により下方へ移動し、回転小板17へ圧力を及ぼすので、回転小板は切欠き9.1、9.2に入り保持具2が下方へ押圧される。同時に摺動体1も引かれるので、航空機の座席用のレールの縁は摺動シュー3と保持具の下端30に挟まれる。これにより取付け具Pはがたつかなくなる。
回転バネ19は無くてもよく、その場合には回転小板17は拘束リング18と連動する。回転小板17がストッパー10に到達するまで、回転小板により連結部材11.1も回転する。
実施例として、図8及び図9に示される回転小板17と中心部4の間の連結部材11.1の円柱部13上に位置切替え機構としての筒25を配置した取付け具Pも考えられる。この筒25は、保持具2が下方へ移動する際に、回転小板17が側条8.1、8.2の前端24.1.24.2と交差できるような高さを維持できるように装着されている。連結部材11.1の回転に際して、拘束リング18は回転小板17をストッパー10に当るまで回転させる。
図10〜図13には、簡単な実施例である取付け具Pが示されている。ここでも、保持具2.1は摺動体1上に載置され、不図示のバネを介して摺動体1の中心部4に支えられている。保持具2.1は、横断ボルト27を収容する凹部26を備えている。連結部材11.2の角状頭部12.2から突出しているこの横断ボルト27は、保持具2.1内に収容できる。凹部26の側壁は、横断ボルトが凹部29へ導かれ保持されるように上り面28として形成される。
図12及び13に示されるように、取付け具Pの位置決めのために保持具2.1は、角状頭部12.2が保持具から突き出るまで、下方へと押圧される。同様のやり方で、角状頭部12.2は90度回転され係止凹部29内に係止されるので、保持具2.1は降下した位置に固定される。上述したように、この降下した位置において、隆起部6.1、6.2は航空機の座席用のレールの凹部と嵌合する。
角状頭部12.2を逆に回転させれば係止状態は解除され、横断ボルト27は凹部26へと戻され、バネを緩めると保持具2.1が持上げられる。
ピン16は、連結部材11.1及び11.2が摺動体1と共にその保持位置から外れないように利用される。このピンは、上述した最終位置でも利用されために、特に連結部材11.1が過剰にねじ込まれないように設定されているので、取付け具Pを別の位置に設定する場合には、更にネジを回す必要がある。
図14〜18に示される実施例のPは、コイルバネ21が無い点が他の実施例と異なっている。コイルバネ21の代わりに、コイルバネ31が備えられているので、保持具2.2は摺動体1を下方へと押圧する。
コイルバネ31は連結部材11.1を取り囲む一方で、保持具2.2を回転小板17.1に対して支えている。この回転小板もコイルバネ31と角状頭部12.1との間に配置され、円柱部13の周りを回転可能に構成されている。回転小板は、図16に示されるように波型表面33で覆われた曲げられた杷持部32を備えている。更に、回転小板は、係止用突起34及びストッパー用突起35として形成された、ほぼ対角線上に配置された2つの突起を備えている。
取付け具Pの作用は、図17及び18に基づいて説明する。
ロックされた状態の取付け具Pは、図14〜16に示される最終位置にある。回転小板17.1が横断して設置されているので、把持部32は保持具2.2の側壁8.3と交差し、回転小板17.1が側壁8.3並びに向き合った側壁8.4を押圧するように構成されている。保持具2.2はコイルバネ31及び回転小板17.1から加圧されているので連結部材11.1の回転により角状頭部12.1及び回転小板17.1を介しての保持具2.2への圧力が高められる。隆起部6.1、6.2は航空機の座席のレールの凹部に在り、摺動シュー3が航空機の座席のレールに備えられているので、該レールは摺動シュー3と保持具2.1の間に挟まれる。これによって、取付け具Pは完全に固定される。
取付け具Pを移動させる際には、先ず連結部材11.1を緩め、回転小板17.1を回転可能とする。回転小板17.1はストッパー36に当るまで反時計回りに回転される。保持具2.2はコイルバネ31の力に対抗して持上げられるように、ストッパー36とストッパー用突起35とが相互作用するか又は回転小板17.1の幅が設定されて、回転小板17.1は側条8.3と8.4の間に収容されるように構成されている。側面に備えられた杷持縁37.1、37.1により保持具2.2が持上げ易くなる。
保持具2.2は、ストッパー用突起35が図17に示される係止用凹部38に入り込みと同時に、図18に示される係止用突起34が係止用凹部39に入り込むまで、持上げられる。このようにして、保持具2.2は回転小板17.1の固定により持上げられるので、取付け具Pを航空機の座席のレールに沿ってずらすことができる。
取付け具Pがレールに沿って所望の位置に達したらば、回転小板17.1を時計周りに回転させるだけで、係止用突起及びストッパー用突起はその係止用凹部38又は39から外れ出て、保持具2.2はコイルバネ31の圧力により航空機の座席のレールを下方へと押圧する。これにより取付け具Pは、隆起部6.1、6.2が該レールに形成された対応する凹部に達するまで、該レールに沿って押され、隆起部6.1、6.2はコイルバネ31の圧力により自動的に該凹部へと摺動される。
回転小板17.1を更に時計周りに約90度回転させると、回転小板17.1が2つの側条8.3、8.4と交差するようになる。このため、連結部材11.1は再度引っ張られ、取付け具Pはその位置に固定されることになる。
物体、例えば、航空機の座席を不図示のレールに固定するための本発明による取付け具の側面図 図1に示された取付け具の正面図 図1に示された取付け具の背面図 90度回転した回転小板を有する図1に示された取付け具の平面図 図1に示された取付け具の断面図 図4のVI−VI線に沿った断面図 図1、図4に示された取付け具の3つの状態(a)、(b)、(c)を示す斜視図 図1に対応する取付け具の別の側面図 図8のIX−IX線に沿った断面図 取付け具の別の側面図 図10に示された取付け具の斜視図 図10に示された取付け具の別の状態を示す側面図 図12に示された取付け具の斜視図 本発明による別の取付け具の側面図 図14に示された取付け具の正面図 図14に示された取付け具の平面図 図14に示された取付け具の開放された状態を示す斜視図 図17に対応する取付け具の別の方向からの斜視図
符号の説明
1 摺動体
2 保持具
3 摺動シュー
4 中心部
5 側壁
6 隆起部
7 横断部
8 側条
9 切欠き
10 ストッパー
11 連結部材
12 角状頭部
13 円柱部
14 ネジ部
15 ネジ孔
16 ピン
17 回転小板
18 拘束リング
19 回転バネ
20 他端
21 コイルバネ
22 翼部
23 固定用筒
24 前端
25 筒
26 凹部
27 横断ボルト
28 上り面
29 係止凹部
30 下端
31 コイルバネ
32 把持部
33 波形表面
34 係止用突起
35 ストッパー用突起
36 ストッパー
37 把持縁
38 係止用凹部
39 係止用凹部
〜P 取付け具

Claims (16)

  1. レールの溝に沿って移動可能な摺動体(1)及び連結部材(11.1、11.2)を介して摺動体(1)に連結され且つレールの少なくとも一方の側溝に沿って降下可能な保持具(2、2.1、2.2)を備えた取付け具(P、P、P、P)を用いて物体をレールに固定する装置であって、保持具(2、2.1、2.2)が摺動体(1)及び/又は少なくとも1つの力発生源(21、23)を介して回転小板(17、17.1,17.2)に支持され、保持具(2、2.1、2.2)は少なくとも2つの垂直方向の位置においてレールに固定され、
    保持具(2、2.1、2.2)の上方の回転小板(17、17.1、27)にストッパー(10、36)及び/又は少なくとも1つの係止用の切欠き(9.1、9.2)又は係止用凹部(29、38、39)が配置されていることを特徴とするレールへの物体固定装置。
  2. 前記レールは航空機の座席用レールであることを特徴とする請求項1に記載のレールへの物体固定装置。
  3. 前記力発生源はコイルバネ21、31)であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレールへの物体固定装置。
  4. コイルバネ(21、31)は連結部材(11.1、11.2)を取り囲んでいることを特徴とする請求項3に記載のレールへの物体固定装置。
  5. 連結部材(11.1、11.2)は角状頭部(12.1、12.2)を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のレールへの物体固定装置。
  6. 取付け具(P )においては、保持具(2.1)の凹部(26)と噛合う横断ボルト(27)が連結部材(11.2)から突出していることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のレールへの物体固定装置。
  7. 凹部(26)が横断ボルト(27)を上昇させる上り面(28)を備えていることを特徴とする請求項6に記載のレールへの物体固定装置。
  8. 保持具(2.1)の係止用凹部(29)へと横断ボルト(27)を案内する上り面(28)は、凹部(26)を90度回転した方向に形成されていることを特徴とする請求項7に記載のレールへの物体固定装置。
  9. 取付け具(P 、P )においては、連結部材(11.1)に回転小板(17)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のレールへの物体固定装置。
  10. 取付け具(P )においては、回転小板(17.1)に2つの互いに向き合った係止用又はストッパー用突起(34、35)を備え、それら突起の係止用凹部(38、39)が保持具(2.2)の側条(8.3、8.4)に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のレールへの物体固定装置。
  11. 回転小板(17.1)が把持部(32)を備えていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のレールへの物体固定装置。
  12. 取付け具(P )においては、回転小板(17)と角状頭部(12.1)の間に拘束リング(18)が備えられていることを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか1項に記載のレールへの物体固定装置。
  13. 回転小板(17)の下に、一端が該回転小板に連結され且つ他端が摺動体(1)に連結された回転バネ(19)が配置されていることを特徴とする請求項12に記載のレールへの物体固定装置。
  14. 取付け具(P )においては、回転小板(17)の下に、他端が摺動体(1)に支えられた筒(25)が配置されていることを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか1項に記載のレールへの物体固定装置。
  15. 取付け具(P )においては、連結部材(11.1)が、摺動体(1)のネジ孔(15)と噛合っているネジ部(14)を備えことを特徴とする請求項1ないし請求項5、請求項12のいずれか1項に記載のレールへの物体固定装置。
  16. ネジ部(14)がネジ孔(15)を貫通し、ネジ孔(15)の後方においてピン(16)により貫通されていることを特徴とする請求項15に記載のレールへの物体固定装置。
JP2007533938A 2004-09-28 2005-09-28 レールへの物体固定装置 Active JP4705106B2 (ja)

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