JP3098917U - 自転車用スタンド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】作動部の動きでスタンドの脚部を固定基板に付勢力を用いずに固定することができる自転車のスタンド構造に関する。
【解決手段】スタンドが、車体に固定される固定基板と、固定基板に一体に形成された第1ロック孔と、第1ロック孔に没入可能な錠杆を進退自在に保持した施錠部と、固定基板に枢着されて車体を支持する起立位置と車体を走行可能とする跳上げ位置とに変位する脚部と、脚部に一体に形成されて、脚部の起立位置で第1ロック孔と連通可能に整合する位置に変位する第2ロック孔とからなり、作動部の操作によって、ワイヤリモコンを介して錠杆を第1ロック孔と第2ロック孔とに係合させて脚部を停立位置で固定基板に拘束し、作動部のロック解除操作によって、錠杆を第1ロック孔と第2ロック孔から外して脚部の拘束を解除する。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自転車の車体に設けた作動部にワイヤリモコンの一端を接続し、車体に沿って掛け渡して他端を前記車体に枢動可能に取り付けられたスタンドに接続し、前記作動部のロック操作によって前記スタンドをロックする自転車のスタンド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自転車のスタンドのロック動作を基に、ワイヤリモコンを介して、例えば車輪の回転を拘束するサークル錠やハンドルロック錠をロックさせる構成が知られている(特許文献1)。
上記構成では、スタンドの脚部を起立位置にセットし、脚部に枢着したロック片をロック方向に動かすと、ロック片の変位でワイヤリモコンのワイヤを牽引し、遠隔操作で前記サークル錠やハンドルロック錠をロックし、ロック片をロック解除方向に戻すと前記ワイヤリモコンを介して遠隔操作で前記サークル錠やハンドルロック錠をロック解除している。
この場合、スタンドは、車体に固定される固定基板と前記ロック片との間に掛け渡したコイルスプリングの付勢力でロックされるに過ぎないので、ロック片を付勢力に抗して解除方向に動かせばロック解除されてしまい、施錠することはできなかった。
【0003】
【特許文献1】特開平14−178970号([0007]〜[0009]の欄の説明、および図1参照)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、自転車の車体に設けた作動部とスタンドとの間にワイヤリモコンを介設して、作動部の動きでスタンドの脚部を固定基板に付勢力を用いずに固定することができる自転車のスタンド構造を提供することにある。
この考案の別の課題は、作動部が施錠装置である場合に、1度の操作で該施錠装置とスタンドのロックとを同時に行うことができる自転車のスタンド構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案では上記課題を解決するために、請求項1の考案では、
自転車の車体に設けた作動部にインナーワイヤとアウターワイヤからなるワイヤリモコンの一端を接続し、車体に沿って掛け渡して他端を前記車体に枢動可能に取り付けられたスタンドに接続し、前記作動部の操作によって前記スタンドをロックする自転車のスタンド構造において、
前記スタンドが、車体に固定される固定基板と、
該固定基板に一体に形成された第1ロック孔と、該第1ロック孔に没入可能な錠杆を進退自在に保持した施錠部と、
前記固定基板に枢着されて車体を支持する起立位置と車体を走行可能とする跳上げ位置とに変位する脚部と、
前記脚部に一体に形成されて、脚部の起立位置で前記第1ロック孔と連通可能に整合する位置に変位する第2ロック孔とからなり、
前記作動部の操作によって、前記ワイヤリモコンを介して前記錠杆を前記第1ロック孔と第2ロック孔とに係合させて脚部を停立位置で固定基板に拘束し、
前記作動部のロック解除操作によって、前記錠杆を第1ロック孔と第2ロック孔から外して脚部の前記拘束を解除する、という技術的手段を講じている。
また、請求項2の考案では、
前記施錠部が、ロック解除方向に付勢した錠杆と、固定基板に設けて前記錠杆の動きをガイドするガイド用の第1ロック孔と、該ガイド用の第1ロック孔と離間した係合用の第1ロック孔とを有し、脚部の起立位置への変位により第2受部を前記一対の第1ロック孔の間に挿入して第2ロック孔を前記第1ロック孔に整合可能にし、錠杆を一対の第1ロック孔と第2ロック孔間に貫挿して施錠する、という技術的手段を講じている。
更に、請求項3の考案では、
前記施錠部に、ワイヤリモートのインナーワイヤの牽引を錠杆の施錠方向の動きに変換するカム片を設けてなる、という技術的手段を講じている。
請求項4の考案では、
前記脚部にロックレバーの上部が枢着されており、該ロックレバーと固定基板との間にコイルスプリングからなるトグルバネを掛け渡し、前記脚部を起立位置で起立方向に付勢し、跳ね上げ位置で跳ね上げ方向に付勢してなる、という技術的手段を講じている。
更に、請求項5の考案では、
前記作動部が、スタンドロック用の操作部からなり、該操作部にワイヤリモートの一端が接続されており、該操作部をロック方向へ操作すると、ワイヤリモコンを介して起立位置のスタンドがロックされる、という技術的手段を講じている。
請求項6の考案では、
前記脚部にロックレバーの上部が枢着されており、該ロックレバーと固定基板との間にコイルスプリングからなるトグルバネを掛け渡し、前記脚部を起立位置で起立方向に付勢し、跳ね上げ位置で跳ね上げ方向に付勢してなる、という技術的手段を講じている。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に、この考案の自転車用スタンド構造の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
図1から図6に示す第1実施例の自転車用スタンド構造は、自転車の車体40に設けた作動部20にワイヤリモコン30の一端を接続し、前記車体40に沿って掛け渡して他端を前記車体40に取り付けられたスタンド1に接続し、前記作動部20の操作によって前記スタンド1をロックする構成からなっている。
【0007】
そして、スタンド1は、車体40に固定される固定基板2と、該固定基板2に形成されて錠杆7を進退自在に保持する施錠部8と、前記固定基板2に枢着されて車体40を停止姿勢に支持する起立位置と車体40を走行可能とする跳上げ位置とに変位する脚部12とからなっている。
【0008】
前記固定基板2は、図示例の場合、車体取付片部3と施錠片部4とからなっている。
車体取付片部3は、車体40の後輪側フレームに掛止められてボルト等で車体40に固定するものである。
施錠片部4は、車体取付片部3から下方へ延びており、後述の脚部12を枢着P1し、縁部に、前記脚部12の枢動を起立位置と跳上げ位置とでそれぞれ規制する折曲片からなる一対の規制部4a、4bを一体に形成している。
【0009】
この施錠片部4には、施錠用の第1ロック孔5b、5cを有する略ボックス状の第1受部5と、ワイヤリモコン30のインナーワイヤ31の伸縮で錠杆7をロック位置とロック解除位置に変位させる施錠部8とを設けている。
一方、前記車体取付部3には、前記施錠部8に対峙するように、ワイヤ保持部6が突設されており、前記ワイヤリモコン30のアウターワイヤ32の端部が固定されており、インナーワイヤ31を前記施錠部8側へ導出している。
【0010】
第1受部5は、図示例の場合、側面が開口する断面ボックス状に形成されており、その頂壁5aには、錠杆7の出没をガイドするガイド用の第1ロック孔5bが穿設されており、内部の中途位置には前記ガイド用の第1ロック孔5bと所定の隙間を隔てて係止用の第1ロック孔5cが軸線を同じくするように配置されている(図1、図2参照)。
【0011】
施錠部8は、錠杆7と、該錠杆7をロック解除方向に付勢するコイルスプリング11と、施錠片部4に枢着P2されたカム片10を有している。
錠杆7は、大径の頭部7aと、先端がガイド用の第1ロック孔5bに挿入して位置決めされた軸部7bとからなっている。
【0012】
カム片10は、基端が施錠片部4に枢着P2され、中途位置で2つに分岐し、一方の先端が前記錠杆7の頭部7aに接し、他方は、取付ネジ10aが取り付けられ、該取付ネジ10aにはインナーワイヤ31の先端が連結されている。
また、コイルスプリング11は、錠杆7に外嵌し、頭部7aの内側と第1受部5の頂壁5aとの間に圧縮して介設されている。
【0013】
次ぎに、脚部12は、図示例の場合、1本の棒材からなっており、前記施錠片部4にその上端側を枢着P2している。
施錠片部4には、前述のように一対の規制部4a、4bが形成されているので、脚部12の枢動ストロークを規制しており、一方の規制部4aが脚部12を起立位置に規制し、他方の規制部4bが脚部12を跳上げ位置に規制している。
【0014】
次ぎに、この脚部12には、上方位置で外方へ突出する突片状の第2受部15が形成されており、該第2受部15には、第2ロック孔15aが穿設されている。
この第2受部15は、脚部12が枢動して起立位置に変位すると、これに連動して前記施錠部8の側方の開口から進入し、前記ガイド用の第1ロック孔5bと、係止用の第1ロック孔5cとの間に挿入され、且つ前記第2ロック孔15aが、前記各第1ロック孔5b、5cと同軸線上となり各孔が連通可能に整合するように形成されている。
【0015】
なお、本実施例では更に、脚部12に、マニュアル操作用にロックレバー13が設けられている。
このロックレバー13は、上部が脚部12に枢着P3されており、また背面側で、該ロックレバー13と前記施錠片部4との間にコイルスプリングからなるトグルバネ16を掛け渡しており、前記ロックレバー13がロック方向に変位するとロック方向に付勢し、ロック解除方向に変位するとロック解除方向に付勢する公知構成になっている。
【0016】
上記構成からなっているので、自転車が停止し、脚部12が図4の跳ね上げ位置から図2の起立位置に枢動変位すると、第2受部15が前述のように施錠部8の側方の開口に突入し、ガイド用の第1ロック孔5b、第2ロック孔15a、係止用の第1ロック孔5cの順に整合する。
【0017】
そこで、作動部20の操作でワイヤリモコン30が操作されると、インナーワイヤ31が、図2の矢印a方向に引っ張られ、図中点線で示すように、前記枢着点P2を支点にしてカム片10が図2で時計方向に枢動し、錠杆7の頭部7aをコイルスプリング11の付勢力に抗して、第1受部5内に押し込まれる(図3参照)。
【0018】
この際に、錠杆7は、ガイド用の第1ロック孔5bにガイドされて第1受部5内を直進し、前記第2受部15の第2ロック孔15aを貫通し、係止用の第1ロック孔5cに突入する。
これにより、錠杆7は、固定基板2側に設けられた第1ロック孔5b、5cと、脚部12側に設けられた第2ロック孔15aとに差し込まれて施錠するので、脚部12をロックすることができる。
【0019】
そして、作動部20が前記操作を解除し元に戻ると、カム片10にはインナーワイヤ31からの力がかからなくなり、前記圧縮されたコイルスプリング11の反発復帰力でカム片10が点線位置から実線位置に復帰する。
同時に、錠杆7も前記コイルスプリング11の復帰動作で係止用の第1ロック孔5cと、第2ロック孔15aから引き抜かれ、元の位置に戻る。
これにより第2受部15と一体の脚部12は錠杆7に拘束されることはないので、脚部12を跳ね上げ位置に動かすことができる。
【0020】
本実施例では、別に公知のロックレバー13を有していることから、前記施錠部8を用いずに、従来同様に、起立位置の脚部12に対してロックレバー13を図中点線で示すロック位置に枢動して、脚部12を起立位置にロックすることも可能である。この場合、ロックレバー13を実線で示すロック解除位置に枢動すれば脚部12を跳ね上げ位置に容易に動かすことができる。
【0021】
また、この考案では、上記スタンドのロックを制御する作動部20の構造は特に限定されない。
例えば、図6に示すように、作動部が、自転車の車輪を拘束する公知の施錠装置からなっている場合には、該施錠装置の錠杆(図示せず)の動きに連動するようにワイヤリモコン30を設け、上記車輪用の施錠装置の錠杆をロック方向へ変位すると、これに連動してワイヤリモコンを介して、前述のように起立位置の前記脚部12を自動的にロックすることができる。
【0022】
同様に、図示しないが、作動部が、自転車のハンドルの動きを拘束する公知の施錠装置からなっている場合には、該施錠装置の錠杆の動きに連動するようにワイヤリモコンを設け、上記ハンドル用の施錠装置の錠杆をロック方向へ変位すると、これに連動してワイヤリモコンを介して、前述のように起立位置の前記脚部12を自動的にロックすることができる。
これによれば1回の操作で2つの施錠を同時に行うことができる。
【0023】
また、作動部は、このような自転車のコンポーネントの動きをロックする施錠装置に限らず、スタンドロック用の操作部であってもよい。
例えば、スタンドロック操作用のレバーやその他の操作部材を設け、該操作部材の動きに連動するようにワイヤリモコンを設け、上記操作部材をロック方向へ変位すると、これに連動してワイヤリモコンを介して、前述のように起立位置の前記脚部12を自動的にロックするようにしてもよい。
その他、作動部の構成は、上記実施例に限定されるものではなく、要するにワイヤリモコンを操作することができる構成であれば、その用途や構成は特に限定されるものではない。
【0024】
図7〜図10には、自転車用スタンド構造の異なる実施例を説明する。
この実施例では、前記実施例のようなカム片を設けずに、ワイヤリモコン30の先端に錠杆7が一体に連結されている。
そこで、図示省略の作動部側で作動部材がロック方向に動くと、ワイヤリモコン30を介してロック解除方向に付勢された錠杆7が付勢力に抗して施錠部8内に突入してガイド用の第1ロック孔5b、第2ロック孔15a、係合用の第1ロック孔5cを貫通して施錠する。
【0025】
また、作動部材にロック方向の力が加わらなくなると、ロック解除方向の付勢力で錠杆7が後退して係合用の第1ロック孔5cと第2ロック孔15aから抜け、施錠を解除する。
この実施例で、施錠部8は、施錠状態を示す図9(b)に示すように、施錠片部4に固定されたチャンネル状の保持部材6’と、施錠片部4の端部と連接して断面ボックス状となる第1受部5とからなっている。
そして、保持部材6’は、外方の片にワイヤーリモコン30のアウターワイヤ側を固定し、錠杆7を第1受部5内に出没自在に保持しており、内方の片に係止用の第1ロック孔5cを穿設している。
【0026】
また、第1受部5は、前記施錠片部4の端部と連接する頂壁5aにガイド用の第1ロック孔5bを穿設している。
そして、この第1受部5は、側方が開口しているので、脚部12の変位により第2受部15が第1受部5内に進入しうるようになっている。
そして、図7は、脚部12が起立位置における状態を示し、図8はロックレバー13により脚部12を起立位置でロックした状態を示す。
図9(a)は、その状態で、錠杆7で脚部12を施錠した状態を示すが、この実施例で施錠するには前記ロックレバー13でロックを行う必要がないことは前記実施例と同様である。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、その説明を省略する。
【0027】
上記実施例では、第1受部を断面ボックス状としたが、第1ロック孔を有し、側面から第2受部が嵌挿しうる開口を有していればよく、その形状は実施例に限定されるものではない。
また施錠構造として、ロック孔に錠杆を出没させる構造を例示したが、係脱可能な一対の係合構造を用いるものでもよい。
更に、スタンドの形状は、図6(a)に例示したように杆状のもの、あるいは図6(b)に例示したように略コ字状のものなど、適宜公知の形状であってもよい。
その他、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、この考案の自転車用スタンド構造では、自転車の車体に設けた作動部とスタンドとの間にワイヤリモコンを介設して、作動部の動きでスタンドの脚部を固定基板に付勢力を用いずにスタンドの脚部を固定することができる。
また、作動部が施錠装置である場合には、1度の操作で該施錠装置とスタンドのロックとを同時に行うことができて利便性に優れる。
更に、脚部にロックレバーを設けておけば、作動部の施錠を行わない場合であっても、脚部だけをロックレバーで起立位置にロックすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の起立位置のスタンドの側面図である。
【図2】図1のスタンドの施錠部の一部を切り欠いた要部拡大図である。
【図3】第1実施例の起立位置でロックされたスタンドの側面図である。
【図4】第1実施例の跳ね上げ位置のスタンドの側面図である。
【図5】第1実施例の跳ね上げ位置のスタンドを裏面から見た側面図である。
【図6】(a)は作動部が車輪の施錠装置であって脚部が杆状のスタンド構造を示す自転車の一部側面図、(b)同、脚部が車輪の両側で起立する略コ字状のスタンド構造を示す自転車の一部側面図である。
【図7】第2実施例の起立位置のスタンドの側面図である。
【図8】第2実施例の起立位置でロックレバーでロックされたスタンドの側面図である。
【図9】(a)は錠杆で脚柱を施錠した状態のスタンドの図、(b)は施錠部の断面図である。
【図10】第2実施例の跳ね上げ位置のスタンドの側面図である。
【図11】第2実施例の跳ね上げ位置のスタンドを裏面から見た側面図である。
【符号の説明】
1  スタンド
2  固定基板
3  車体取付片部
4  施錠片部
4a、4b 規制部
5  第1受部
5b ガイド用の第1ロック孔
5c 係止用の第1ロック孔
6  ワイヤ保持部
7  錠杆
7a 頭部
7b 軸部
8  施錠部
10  カム片
11  コイルスプリング
12  脚部
12a 脚杆
13  ロックレバー
14  トグルバネ
15  第2受部
15a 第2ロック孔
20  作動部
30  ワイヤリモコン
40  自転車の車体

Claims (6)

  1. 自転車の車体に設けた作動部にインナーワイヤとアウターワイヤからなるワイヤリモコンの一端を接続し、車体に沿って掛け渡して他端を前記車体に枢動可能に取り付けられたスタンドに接続し、前記作動部の操作によって前記スタンドをロックする自転車のスタンド構造において、
    前記スタンドが、車体に固定される固定基板と、
    該固定基板に一体に形成された第1ロック孔と、該第1ロック孔に没入可能な錠杆を進退自在に保持した施錠部と、
    前記固定基板に枢着されて車体を支持する起立位置と車体を走行可能とする跳上げ位置とに変位する脚部と、
    前記脚部に一体に形成されて、脚部の起立位置で前記第1ロック孔と連通可能に整合する位置に変位する第2ロック孔とを有する第2受部とからなり、
    前記作動部の操作によって、前記ワイヤリモコンを介して前記錠杆を前記第1ロック孔と第2ロック孔とに係合させて脚部を停立位置で固定基板に拘束し、
    前記作動部のロック解除操作によって、前記錠杆を第1ロック孔と第2ロック孔から外して脚部の前記拘束を解除することを特徴とする自転車のスタンド構造。
  2. 施錠部が、ロック解除方向に付勢した錠杆と、固定基板に設けて前記錠杆の動きをガイドするガイド用の第1ロック孔と、該ガイド用の第1ロック孔と離間した係合用の第1ロック孔とを有し、脚部の起立位置への変位により第2受部を前記一対の第1ロック孔の間に挿入して第2ロック孔を前記第1ロック孔に整合可能にし、錠杆を一対の第1ロック孔と第2ロック孔間に貫挿して施錠することを特徴とする請求項1に記載の自転車のスタンド構造。
  3. 施錠部に、ワイヤリモートのインナーワイヤの牽引を錠杆の施錠方向の動きに変換するカム片を設けてなることを特徴とする請求項2に記載の自転車のスタンド構造。
  4. 脚部にロックレバーの上部が枢着されており、該ロックレバーと固定基板との間にコイルスプリングからなるトグルバネを掛け渡し、前記脚部を起立位置で起立方向に付勢し、跳ね上げ位置で跳ね上げ方向に付勢してなることを特徴とする請求項1、2または3に記載の自転車のスタンド構造。
  5. 作動部が、自転車の車輪またはハンドルを拘束する施錠装置からなっており、該施錠装置がロック方向へ変位すると、ワイヤリモコンを介して起立位置のスタンドがロックされることを特徴とする請求項1、2または3に記載の自転車のスタンド構造。
  6. 作動部が、スタンドロック用の操作部からなり、該操作部にワイヤリモートの一端が接続されており、該操作部をロック方向へ操作すると、ワイヤリモコンを介して起立位置のスタンドがロックされることを特徴とする請求項1、2または3に記載の自転車のスタンド構造。
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