JP5411640B2 - シートバックの固定装置 - Google Patents

シートバックの固定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5411640B2
JP5411640B2 JP2009223700A JP2009223700A JP5411640B2 JP 5411640 B2 JP5411640 B2 JP 5411640B2 JP 2009223700 A JP2009223700 A JP 2009223700A JP 2009223700 A JP2009223700 A JP 2009223700A JP 5411640 B2 JP5411640 B2 JP 5411640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
seat back
ratchet
latch
striker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009223700A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011073465A (ja
Inventor
光晴 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Kiko Co Ltd
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Kiko Co Ltd filed Critical Fuji Kiko Co Ltd
Priority to JP2009223700A priority Critical patent/JP5411640B2/ja
Publication of JP2011073465A publication Critical patent/JP2011073465A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5411640B2 publication Critical patent/JP5411640B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本発明はシートバックの固定装置に関し、室内とトランク内部との双方からリヤシートのシートバックをロック解除できる構成を採用する場合に用いて好適なものである。
車両には、シートクッションとシートバックとのうちのシートバックを前へ倒して折り畳むことができる構成のリヤシートを設けたものがある。この場合は、シートバックを起こした状態で、該シートバックが車体に着脱自在に固定される。リヤシートのシートバックを車体に着脱自在に固定するため、シートバックの固定装置が設けられる。
従来のシートバックの固定装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このシートバックの固定装置は、両端が車体に固定された略U字形のストライカと、シートバックの背面に設けられて前記ストライカをキャッチするように構成されたキャッチ手段とにより構成されている。該キャッチ手段はシートバックに固定されたベースプレートと、該ベースプレートの略中間位置に形成されて前記ストライカが相対的に入脱するストライカ進入溝と、ベースプレートのストライカ進入溝の下方側に回動自在に設けられたラッチと、該ラッチに設けられ前記ストライカが入脱するストライカ係合溝と、ベースプレートのストライカ進入溝の上方側に回動自在に設けられ前記ストライカが前記ストライカ係合溝および前記ストライカ進入溝へ嵌入したロック位置からロック解除位置へ前記ラッチが回転するのを拘束するラチェットと、該ラチェットを前記ラッチが拘束されることになる拘束位置へ向って付勢しかつ前記ラッチをロック解除位置へ向って付勢するバネと、前記ラッチの回動を許容する許容位置へ前記ラチェットを回動操作するために前記ラチェットに連結された操作伝達部材とで構成されている。
該操作伝達部材をシートバックの上方へ引くことにより、ラチェットが許容位置へ回動してラッチの回動を許容し、該ラッチがバネの付勢によりロック解除位置へ回動してストライカがストライカ進入溝から出て更にストライカ係合溝から出るため、キャッチ手段がストライカから離れ、シートバックを前へ倒すことができる。
操作伝達部材をシートバックの上方へ向って引くことによりキャッチ手段によるストライカのロックを解除する構成であり、室内からのみロック解除の操作を行うことができる。このシートバックの固定装置を用いて室内とトランクの内部との双方からロック解除の操作が行えるようにするには、キャッチ手段の上下位置を入れ替えることにより操作伝達部材をベースプレートの下方に配置し、ベースプレートの上方には新たに押圧部材を設けて該押圧部材の下端をラチェットに連結する構成を採用することができる。この場合は、シートバックの上部から押圧部材を下方へ押圧するか、又はトランクの内部から操作伝達部材を下方へ引くことによりロック解除することができる。
特開2006−248330号公報
ところが、特許文献1に記載のシートバックの固定装置は、操作伝達部材をシートバックの下方へ引っ張り、押圧部材をシートバックの上部から下方へ押圧するということになり、一方が引っ張りで他方が押圧ということになる。押圧部材を下方へ押圧する構成を採用すると押圧部材が座屈する虞があるため、いずれも引っ張る構成を採用するのが望ましい。しかし、シートバックの上部からとトランクの内部からとのいずれの場合も引っ張りによりロック解除できるようにするには、押圧操作になる構成の部分を反転させるための反転機構をシートバックの内部に別個に設けなければならず、シートバックの固定装置に加えて、新たに反転機構が必要になる。
そこで本発明は、上記の課題を解決し、シートバックの上からも下からも引っ張り操作をして2方向からロック解除できるシートバックの固定装置と、シートバックの下からのみ引っ張り操作してロック解除された場合には表示部材の端部がシートバックの上部から突出してロック解除状態であることを表示するシートバックの固定装置とを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体に固定したストライカと、シートバックの背面に設けられ前記ストライカをキャッチするキャッチ手段とにより構成され、該キャッチ手段は、シートバックの内部に固定されたベースプレートと、該ベースプレートの略中間位置に車体後方へ向って開口するように形成され前記ストライカが相対的に入脱する第1嵌入部と、該第1嵌入部の一方側でベースプレートに回動自在に設けられロック位置またはロック解除位置を占めるラッチと、該ラッチに設けられ前記ストライカが入脱する第2嵌入部と、前記ベースプレートにおける前記第1嵌入部の他方側に回動自在に設けられ前記ラッチがロック位置からロック解除位置へ回動するのを拘束する拘束位置または許容する許容位置を占めるラチェットと、前記ラッチをロック解除位置へ向って付勢しかつ前記ラチェットを拘束位置へ向かって付勢するバネとを備えたシートバックの固定装置において、前記許容位置へ前記ラチェットを回動させるための第1リンクを前記一方側と他方側との方向へ移動自在に設けると共に該第1リンクを前記ラチェットに係合手段を介して連結し、該第1リンクの一方側に一端が回動自在に連結された第2リンクの中間部を前記ベースプレートに回動自在に支持し、該第2リンクの他端に該第2リンクを前記一方側へ引いてロック解除する第1引張部材の一端を連結する一方、前記第1リンクの他方側には前記第1リンクを他方側へ引いてロック解除する第2引張部材の一端を連結したことを特徴とする。
この発明によれば、第1引張部材を一方側へ引くか第2引張部材を他方側へ引くと、第1リンクが他方側へ移動し、該第1リンクに係合手段を介して連結されたラチェットが許容位置へ回動してラッチの回動を許容することから、開放されたラッチがバネの付勢力によってロック位置からロック解除位置へ回動する。このため、ストライカがベースプレートの第1嵌入部から離脱した後にラッチの第2嵌入部から離脱し、キャッチ手段がストライカから離れ、シートバックを前へ倒すことができる。次に、ラッチがロック解除位置まで回動してラッチの第2嵌入部が外部へ開口している状態で、ストライカが第2嵌入部へ嵌入され、バネの付勢力に抗してラッチがロック位置まで回動させられると、ストライカが第1嵌入部および第2嵌入部へ嵌入された状態になる。ラッチがロック位置まで回動するとラチェットがバネの付勢力によって拘束位置まで回動し、ラッチがロック解除位置へ向って回動するのを拘束し、ラッチはロック位置に保持される。
請求項2に係る発明は、車体に固定したストライカと、シートバックの背面に設けられ前記ストライカをキャッチするキャッチ手段とにより構成され、該キャッチ手段は、シートバックの内部に固定されたベースプレートと、該ベースプレートの略中間位置に車体後方へ向って開口するように形成され前記ストライカが相対的に入脱する第1嵌入部と、該第1嵌入部の一方側でベースプレートに回動自在に設けられロック位置またはロック解除位置を占めるラッチと、該ラッチに設けられ前記ストライカが入脱する第2嵌入部と、前記ベースプレートにおける前記第1嵌入部の他方側に回動自在に設けられ前記ラッチがロック位置からロック解除位置へ回動するのを拘束する拘束位置または許容する許容位置を占めるラチェットと、前記ラッチをロック解除位置へ向って付勢しかつ前記ラチェットを拘束位置へ向かって付勢するバネとを備えたシートバックの固定装置において、前記許容位置へ前記ラチェットを回動させるための第1リンクを前記一方側と他方側との方向へ移動自在に設けると共に該第1リンクを前記ラチェットに係合手段を介して連結し、該第1リンクの一方側に一端が回動自在に連結された第2リンクの中間部を前記ベースプレートに回動自在に支持し、該第2リンクの他端にロック解除状態を表示する表示部材の一端を回動自在に連結すると共に前記ラチェットが前記バネの付勢力により許容位置から拘束位置へ復帰するのを規制する規制部を前記ラッチに形成する一方、前記第1リンクの他方側には前記第1リンクを他方側へ引いてロック解除する引張部材の一端を連結したことを特徴とする。
この発明によれば、引張部材の他端を他方側へ引っ張ることにより第1リンクを他方側へ引くと、第1リンクに係合手段を介して連結されたラチェットが許容位置へ回動してラッチの回動を許容することから、開放されたラッチがバネの付勢力によってロック位置からロック解除位置へ回動する。このため、ストライカがベースプレートの第1嵌入部から離脱した後にラッチの第2嵌入部から離脱し、キャッチ手段が車体に固定されたストライカから離れ、シートバックを前へ倒すことができる。第1リンクが他方側へ引かれた際に、第2リンクを介して表示部材が一方側へ移動し、該表示部材の他端がシートバックの上部から突出して露出する。つまり、キャッチ手段が車体に固定されたストライカから離れてロック解除されているときは、表示部材の他端がシートバックの内部から突出して露出し、ロック解除されていることを表示する。ラチェットには拘束位置へ向ってバネの付勢力が常に作用しているが、ラチェットが許容位置を占めるときにラチェットが拘束位置へ向って回動するのをラッチに形成された規制部が規制するので、拘束位置へ向かうラチェットの回動が規制され、ラチェットの拘束位置へ向かう回動が規制されるので露出している表示部材の他端がシートバックの内部へ戻ることはない。ストライカが第2嵌入部へ嵌入され、更に第1嵌入部へ向って嵌入され、バネの付勢力に抗してラッチがロック位置まで回動させられると、ラッチの規制部が回動して移動するため、バネの付勢力によってラチェットが拘束位置まで回動することができ、このラチェットの拘束位置への回動に連動して表示部材の他端がシートバックの内部へ戻り、見えなくなる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のシートバックの固定装置において、前記係合手段として、前記ラチェットまたは前記第1リンクのいずれか一方にピンを設け、他方には該ピンが嵌め込まれる長孔を設け、直線運動する前記第1リンクと回転運動する前記ラチェットとが連動することを特徴とする。
この発明によれば、第1引張部材を一方側へ引くか第2引張部材を他方側へ引くか、あるいはまた引張部材を一方側へ引いて、第1リンクが他方側へ移動したときに、ピンが長孔に沿って動けるので、往復直線運動を行う第1リンクの係合手段の部分と往復回転運動とを行うラチェットの係合手段の部分との相対的な距離が変動しても、この距離の変動を吸収することができる。
請求項1に係るシートバックの固定装置によれば、ラチェットを拘束位置から許容位置まで回動させてロック解除するための第1引張部材と第2引張部材とを設けたので、シートバックの上部と下部とのいずれの位置からも引っ張り操作によってロック解除を行うことができる。また、操作方向を反転させるための第2リンクを有するのみでよいので、引張操作を押圧操作に変換する反転機構を、シートバックの内部に別個に設ける必要がない。
請求項2に係るシートバックの固定装置によれば、引張部材を他方側へ引くことにより、第1リンクが他方側へ移動してラチェットが許容位置へ回動し、表示部材の他端が一方側へ移動するので、ロック解除が行われると同時に表示部材の他端がシートバックから突出して露出した状態を保持し、シートバックがロック解除されていることに対して警告する。これにより、シートバックを起こして着座する際に、シートバックが車体に固定されていない状態で着座することが防止され、安全性が向上する。
請求項3に係るシートバックの固定装置によれば、往復直線運動を行う第1リンクの係合手段の部分と往復回転運動とを行うラチェットの係合手段の部分との相対的な距離が変動しても、この距離の変動はピンが長孔の内部で移動することにより吸収され、往復運動する第1リンクと回転運動するラチェットとの間で運動の伝達が円滑に行なわれる。
シートバックの固定装置の斜視図(実施の形態1)。 シートバックの固定装置に係り、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は下面図(実施の形態1)。 シートバックの固定装置の背面図(実施の形態1)。 図2(a)のA−A矢視図(実施の形態1)。 図2(a)のB−B矢視図(実施の形態1)。 図2(a)のC−C矢視図(実施の形態1)。 シートバックの固定装置のシートバックへの取り付け状態を示す構成図(実施の形態1)。 シートバックの固定装置の作用に係り、(a)はロック状態の説明図、(b)ロック解除状態の説明図、(c)ははロック解除状態から解除ロッドが復帰しないことを示す説明図(実施の形態1)。 シートバックの固定装置のシートバックへの取り付け状態を示す構成図(実施の形態2)。 シートバックの固定装置の作用に係り、(a)はロック状態の説明図、(b)はロック解除状態の説明図、(c)はロック解除状態から表示ロッドが復帰しないことを示す説明図(実施の形態2)。
以下、本発明によるシートバックの固定装置の実施の形態を説明する。
(a)実施の形態1
(構成)
図7に示すようにシートクッション1aに対してシートバック1bが回動自在に設けられ、リヤシート1を構成している。前記シートクッション1aは車体2aに図示しないボルトを介して結合され、前記シートバック1bは車体2bに着脱自在に取り付けられている。
シートバック1bを車体2bに着脱自在に取り付けるため、シートバックの固定装置3が設けられている。該シートバックの固定装置3は、ストライカ4とキャッチ手段5とにより構成されている。ストライカ4は棒状部材をU字形に屈曲形成してその両端を車体2bに固定したものである。一方、キャッチ手段5はシートバック1bの背面に埋め込んで設けられており、ストライカ4をキャッチあるいは開放することができる。
キャッチ手段5の構成を図2に基づいて説明する。シートバック1bの内部には、キャッチ手段5を構成するベースプレート6が固定されている。該ベースプレート6は、図2(c),図4に示すように略平面的なベースプレート本体7と収容空間を有する蓋体8とにより構成されている。ベースプレート本体7および蓋体8には、ベースプレート6の長さ方向の略中間位置に、ストライカ4が相対的に入脱するための切欠部である第1嵌入部7a,8aが、車体後方へ向って開口する状態で形成されている。第1嵌入部8aへストライカ4を案内するため、蓋体8における第1嵌入部8aの両側には一対のガイド突起8bが一体形成されている。
図2(a)に示すように、第1嵌入部7a,8aの右側と左側には、ラッチ9とラチェット10とが軸9a,10aを介してベースプレート6の内部に回動自在に支持されている。ラッチ9には前記ストライカ4が入脱する第2嵌入部9bがその外周から軸心へ向って形成されており、ラッチ9は図8(a)のように反時計方向へ回動して第2嵌入部9bが第1嵌入部7a,8aと重なるロック位置と、図8(b)のように時計方向へ回動して第2嵌入部9bがベースプレート6の外部で開口するロック解除位置とを占めることができる。ラッチ9の第2嵌入部9bの開口部の片側には、前記ストライカ4が第2嵌入部9bに嵌入される際にストライカ4によって押圧される円弧状の被押圧部9cが、第2嵌入部9bに隣接して形成されている。一方、ラチェット10には、前記被押圧部9cの外側の角部9fが入り込んで前記ラッチ9がロック位置からロック解除位置へ回動するのを拘束するV字形のストッパ凹部10bが形成されている。このラチェット10は、図8(a)のようにラッチ9が反時計方向へ回動してロック位置を占めている状態で、ラッチ9がロック解除位置へ向って時計方向へ回動するのを拘束する拘束位置と、図8(b)のようにラッチ9がロック解除位置へ向って時計方向へ回動するのを許容する許容位置とを占めることができる。ラッチ9を前記ロック解除位置へ向って時計方向へ付勢しかつ前記ラチェット10を前記拘束位置へ向かって反時計方向へ付勢するため、バネ11が設けられている。該バネ11はラッチ9のバネ掛け部9dとラチェット10に立設された後述するピン10cとの間に設けられている。
前記ラチェット10を外部から手動で前記許容位置へ回動させてロック解除するため、第1リンク12が図2(a)の左右方向へ移動自在に設けられている。該第1リンク12は、係合手段20を介して前記ラチェット10に連結されている。即ち、以下のように構成されている。前記ラチェット10にピン10cが突設される一方、ベースプレート本体7には軸10aを中心とする円弧に沿って長孔7bが形成され、該長孔7bにピン10cが挿通されてベースプレート6の外部へ導かれている。第1リンク12の略中間位置に前記軸10aへ向かって長い長孔12aが形成され、該長孔12aに前記ピン10cが嵌め込まれている。これにより、左右方向へ直線運動する第1リンク12と軸10aを中心として回転運動するラチェット10とが連動する。なお、ピン10cの先端には、第1リンク12がピン10cから抜けるのを防止する抜け止めとして、プッシュナット23が設けられている。
第1リンク12の右側には第2リンク13の一端がピン13aを介して回動自在に連結され、該第2リンク13の中間部は前記ベースプレート本体7の外部に立設した支持軸14を介して回動自在に支持されている。該第2リンク13の他端には、該第2リンク13の他端を右側へ引いてロック解除する第1引張部材としての解除ロッド15の一端がピン13bを介して回動自在に連結されている。解除ロッド15の他端にはノブ15aがねじ結合されている。一方、前記第1リンク12の左側には前記第1リンク12を左側へ引いてロック解除する第2引張部材としてのストラップ16の一端が連結されている。
ラチェット10は前記バネ11の付勢力により許容位置から拘束位置へ復帰するが、この復帰を規制する規制部9eがラッチ9に形成されている。該規制部9eは、ラチェット10の回動を規制できるように、押圧部9cに繋がる外面を前記軸9aを中心とする円弧形状に形成したものである。
このほか、図1,図3,図4に示すようにベースプレート本体7の第1嵌入部7aには、半円の円弧凹部17aを有するゴムブッシュ17が装着される一方、蓋体8の第1嵌入部8aの位置には、矩形のゴムブッシュ21が介装されている。これらのゴムブッシュ17,21は、ストライカ4が第1嵌入部7a,8aに入り込んでロックされる際に、ストライカ4により半径方向へ圧縮される一方、ロック解除される際には自ら有する弾性力によりストライカ4が半径方向へ押し出されるようにしたものである。図4に示すように、ゴムブッシュ17は、ベースプレート本体7の第1嵌入部7aに嵌合された状態で、前記軸9a,10aを貫通させることにより保持されている。一方、ゴムブッシュ21は、図3,図4に示すようにホルダブラケット22により保持されており、該ホルダブラケット22は軸9a,10aの端部を利用して蓋体8の外面に結合されている。
このように構成されたキャッチ手段5は、図7に示すように解除ロッド15を上にし、ストラップ16を下にし、第1嵌入部7a,8aを車体後方へ開口させ、ベースプレート6に設けた取付孔18を介してシートバック1bの内部に結合されている。
(作用)
次に、シートバックの固定装置の作用を説明する。
図7に実線で示すようにシートバックが車体2bに固定されて起立した状態でノブ15aを上方へ引くか、またはトランクの内部からストラップ16を下方へ引くと、図8(a)に示す状態から第2リンク13が支持軸14を中心として時計方向へ回動して第1リンク12が下方へ移動し、第1リンク12に長孔12aとピン10cとを介して連結されたラチェット10が許容位置へ向って時計方向へ回動し、ラチェット10のストッパ凹部10bがラッチ9の角部9fから外れてラッチ9の回動を許容するので、開放されたラッチ9がバネ11の付勢力によってロック位置からロック解除位置へ回動する。このため、図8(b)に示すようにストライカ4がベースプレート6の第1嵌入部7a,8aから離脱した後にラッチ9の第2嵌入部9bから離脱し、キャッチ手段5が車体に固定されたストライカ4から離れ、図7に仮想線で示すようにシートバック1bを前へ倒すことができる。
図8(b)に示すようにノブ15aが上方へ引かれてロック解除されたあと、ノブ15aから手を離すと、バネ11の付勢力によりラチェット10が反時計方向へ付勢されるが、図8(c)に示すようにラチェット10のストッパ凹部10bの近傍がラッチ9の円弧状の規制部9eの上に乗り上げ、ラチェット10が拘束位置へ回動するのが規制される。従って、ノブ15aは上方へ引かれたままの位置で保持され、下方へ復帰することはない。
図7に仮想線で示すようにシートバック1bを前へ倒した状態から、実線で示す状態にシートバック1bを起こすと、図8(c)に示すようにラッチ9がロック解除位置にあってラッチ9の第2嵌入部9bが外部へ開口している状態から、ストライカ4がラッチ9の被押圧部9cを相対的に押圧し、ラッチ9が反時計方向へ回動すると、図8(a)に示すようにストライカ4が第1嵌入部7a,8aの存在によって被押圧部9cの位置から第2嵌入部9bへ入り込み、ストライカ4が第1嵌入部7a,8aおよび第2嵌入部9bへ嵌入されて、ラッチ9がバネ11の付勢力に抗してロック位置まで回動させられた状態になる。そして、ラッチ9がロック位置まで回動すると、ラッチ9の円弧状の規制部9eが移動してラチェット10のストッパ凹部10bの近傍から外れる。このため、ラチェット10がバネ11の付勢力によって反時計方向へ回動して拘束位置へ至り、ラッチ9の角部9fがラチェット10のストッパ凹部10bへ入り込む。これにより、ロック位置まで回動したラッチ9がその後にバネ11の付勢力によってロック解除位置へ戻ろうとするが、そのままロック位置に保持される。前記のように、ラチェット10がバネ11の付勢力によって反時計方向へ回動して拘束位置へ至ったので、上方へ引かれたままで保持されていた前記ノブ15aは、下がって元の位置へ復帰する。
この発明では、ラチェット10を拘束位置から許容位置まで回動させてロック解除するための解除ロッド15とストラップ16とを設けたので、シートバック1bの上部と下部とのいずれの位置からも引っ張り操作によってロック解除を行うことができる。また、シートバックの固定装置3には操作方向を反転させるための第2リンク13を備えているので、引張操作を押圧操作に変換する反転機構をシートバック1bの内部に別個に設ける必要がない。
解除ロッド15を上方へ引くかストラップ16を下方へ引いて、第1リンク12が下方へ移動したときに、ピン10cが長孔12aに沿って動けるので、往復直線運動を行う第1リンク12の長孔12aの部分と往復回転運動を行うラチェット10のピン10cの部分との相対的な距離が変動しても、この距離の変動を吸収することができる。
この発明では、往復直線運動を行う第1リンク12の長孔12aの部分と往復回転運動とを行うラチェット10のピン10cの部分との相対的な距離が変動しても、この距離の変動はピン10cが長孔12aの内部で移動することにより吸収され、往復運動する第1リンク12と回転運動するラチェット10との間で運動の伝達が円滑に行なわれる。
(a)実施の形態2
次に、実施の形態2について説明する。なお、この実施の形態2は実施の形態1の一部を変更したものなので、同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(構成)
シートバックの固定装置の実施の形態2の構成を図9に示す。図7と比較すればわかるように、上部の解除ロッド15に代えて、第2リンク13の他端にロック解除状態を表示する表示部材としての表示ロッド19の一端が回動自在に連結されている。そして、表示ロッド19の他端には表示部19aがねじ結合されている。該表示部19aは、表示部19aがシートバック1bから突出したことが容易に認識できるように外表面に赤色が塗布されている。そして、実施の形態1では上下の2箇所に設けられていた引張部材が下方のみの設置となり、単一の引張部材として下方へ引くための前記ストラップ16がそのまま用いられている。
また、実施の形態1で既に説明したように、ラチェット10がバネ11の付勢力により許容位置から拘束位置へ復帰するのを規制するために、円弧形状の前記規制部9eがラッチ9に形成されている。
(作用)
図9に実線で示される状態から、ストラップ16の下部を下方へ引っ張ることにより第1リンク12を下方へ引くと、第1リンク12に長孔12aとピン10cとを介して連結されたラチェット10が、図10(a)の拘束位置から許容位置へ向って時計方向へ回動すると、ラチェット10のストッパ凹部10bがラッチ9の角部9fから外れるのでラッチ9の回動が許容され、開放されたラッチ9がバネ11の付勢力によってロック位置からロック解除位置へ向って時計方向へ回動する。このため、ストライカ4がベースプレート6の第1嵌入部7a,8aから離脱した後にラッチ9の第2嵌入部9bから離脱して図10(b)の状態になり、キャッチ手段5が車体に固定されたストライカ4から離れるので、シートバック1bを図9に実線で示される状態から仮想線で示すように前へ倒すことができる。
第1リンク12が下方へ引かれた際に、第2リンク13を介して表示ロッド19が上方へ移動し、該表示ロッド19の上端の赤い表示部19aがシートバック1bの上部から突出して露出する。つまり、キャッチ手段5が車体に固定されたストライカ4から離れてロック解除されているときは、表示部19aがシートバック1bの内部から突出して露出し、ロック解除されていることが表示される。ラチェット10が許容位置を占めるときはラチェット10には拘束位置へ向ってバネ11の付勢力が作用するが、図10(c)に示すようにラチェット10が拘束位置へ向って回動するのをラッチ9に形成された円弧形状の規制部9eが規制するので、ラチェット10の回動が規制され、ラチェット10の拘束位置へ向かう回動が規制されるので、露出している表示部19aがシートバック1bの内部へ戻ることはない。
次に、図10(a)に示すようにストライカ4が第2嵌入部9bへ嵌入され、更に第1嵌入部7a,8aへ向って嵌入され、バネ11の付勢力に抗してラッチ9がロック位置まで回動させられると、ラッチ9の規制部9eが回動して移動するため、バネ11の付勢力によってラチェット10が拘束位置まで回動することができ、このラチェット10の拘束位置への回動に連動して、表示部19aがシートバック1bの内部へ戻り、表示部19aが見えなくなる。ラチェット10が拘束位置まで回動すると、ラチェット10のストッパ凹部10bにラッチ9の角部9fが入り込んでラッチ9が拘束される。
つまり、ストラップ16の下部を下方へ引くとストライカ4が第1嵌入部7a,8aから離脱し、表示部19aが露出するが、ストラップ16から手を離しても表示部19aがシートバック1bの内部へ戻ることはなく、ストライカ4が第1嵌入部7a,8aへ嵌入されて初めて表示部19aがシートバック1bの内部へ戻ることになる。
この発明では、ストラップ16を下方へ引くことにより、第1リンク12が下方へ移動してラチェット10が許容位置へ向って時計方向へ回動し、表示部19aが上方へ移動するので、ロック解除が行われると同時に表示部19aがシートバック1bから突出して露出した状態を保持し、シートバック1bがロック解除されていることに対して警告する。これにより、シートバック1bを起こして着座する際に、シートバック1bが車体2bに固定されていない状態で着座することが防止され、安全性が向上する。
なお、実施の形態1,2では第2リンクをベースプレートに対して上部に配置して上下共に引っ張る構成としたが、下部に配置して上下共に引っ張る構成とすることもできる。また、ラチェット10にピン10cを突設し、ベースプレート本体7に長孔7bを形成したが、ベースプレート本体7にピンを突設し、ラチェット10に軸10aを中心とする半径方向の長孔を形成してもよい。更に、実施の形態1では解除ロッド15に変えてストラップを用い、上下共にストラップを用いてもよい。また、実施の形態1では、ラッチ9に円弧状の規制部9eを設けた構成を採用したが、規制部9eを設けない構成を採用してもよい。
1b…シートバック
3…シートバックの固定装置
4…ストライカ
5…キャッチ手段
6…ベースプレート
7a,8a…第1嵌入部
9…ラッチ
9b…第2嵌入部
9e…規制部
9f…角部
10…ラチェット
10c…ピン
11…バネ
12…第1リンク
12a…長孔
13…第2リンク
15…解除ロッド(第1引張部材)
16…ストラップ(第2引張部材)(引張部材)
19…表示ロッド(表示部材)
20…係合手段

Claims (3)

  1. 車体に固定したストライカと、シートバックの背面に設けられ前記ストライカをキャッチするキャッチ手段とにより構成され、
    該キャッチ手段は、シートバックの内部に固定されたベースプレートと、該ベースプレートの略中間位置に車体後方へ向って開口するように形成され前記ストライカが相対的に入脱する第1嵌入部と、該第1嵌入部の一方側でベースプレートに回動自在に設けられロック位置またはロック解除位置を占めるラッチと、該ラッチに設けられ前記ストライカが入脱する第2嵌入部と、前記ベースプレートにおける前記第1嵌入部の他方側に回動自在に設けられ前記ラッチがロック位置からロック解除位置へ回動するのを拘束する拘束位置または許容する許容位置を占めるラチェットと、前記ラッチをロック解除位置へ向って付勢しかつ前記ラチェットを拘束位置へ向かって付勢するバネとを備えたシートバックの固定装置において、
    前記許容位置へ前記ラチェットを回動させるための第1リンクを前記一方側と他方側との方向へ移動自在に設けると共に該第1リンクを前記ラチェットに係合手段を介して連結し、該第1リンクの一方側に一端が回動自在に連結された第2リンクの中間部を前記ベースプレートに回動自在に支持し、該第2リンクの他端に該第2リンクを前記一方側へ引いてロック解除する第1引張部材の一端を連結する一方、前記第1リンクの他方側には前記第1リンクを他方側へ引いてロック解除する第2引張部材の一端を連結したことを特徴とするシートバックの固定装置。
  2. 車体に固定したストライカと、シートバックの背面に設けられ前記ストライカをキャッチするキャッチ手段とにより構成され、
    該キャッチ手段は、シートバックの内部に固定されたベースプレートと、該ベースプレートの略中間位置に車体後方へ向って開口するように形成され前記ストライカが相対的に入脱する第1嵌入部と、該第1嵌入部の一方側でベースプレートに回動自在に設けられロック位置またはロック解除位置を占めるラッチと、該ラッチに設けられ前記ストライカが入脱する第2嵌入部と、前記ベースプレートにおける前記第1嵌入部の他方側に回動自在に設けられ前記ラッチがロック位置からロック解除位置へ回動するのを拘束する拘束位置または許容する許容位置を占めるラチェットと、前記ラッチをロック解除位置へ向って付勢しかつ前記ラチェットを拘束位置へ向かって付勢するバネとを備えたシートバックの固定装置において、
    前記許容位置へ前記ラチェットを回動させるための第1リンクを前記一方側と他方側との方向へ移動自在に設けると共に該第1リンクを前記ラチェットに係合手段を介して連結し、該第1リンクの一方側に一端が回動自在に連結された第2リンクの中間部を前記ベースプレートに回動自在に支持し、該第2リンクの他端にロック解除状態を表示する表示部材の一端を回動自在に連結すると共に前記ラチェットが前記バネの付勢力により許容位置から拘束位置へ復帰するのを規制する規制部を前記ラッチに形成する一方、前記第1リンクの他方側には前記第1リンクを他方側へ引いてロック解除する引張部材の一端を連結したことを特徴とするシートバックの固定装置。
  3. 請求項1または2に記載のシートバックの固定装置において、
    前記係合手段として、前記ラチェットまたは前記第1リンクのいずれか一方にピンを設け、他方には該ピンが嵌め込まれる長孔を設け、直線運動する前記第1リンクと回転運動する前記ラチェットとが連動することを特徴とするシートバックの固定装置。
JP2009223700A 2009-09-29 2009-09-29 シートバックの固定装置 Expired - Fee Related JP5411640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009223700A JP5411640B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 シートバックの固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009223700A JP5411640B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 シートバックの固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011073465A JP2011073465A (ja) 2011-04-14
JP5411640B2 true JP5411640B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=44017931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009223700A Expired - Fee Related JP5411640B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 シートバックの固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5411640B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6864214B2 (ja) * 2016-09-30 2021-04-28 テイ・エス テック株式会社 シート用ラッチ装置
CN108193956B (zh) * 2016-12-08 2019-09-10 开开特股份公司 机动车门锁

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242066Y2 (ja) * 1981-05-25 1987-10-28
JPH0528103Y2 (ja) * 1987-02-26 1993-07-19
JP4721326B2 (ja) * 2005-03-09 2011-07-13 テイ・エス テック株式会社 車両用シートのロック装置
JP4627082B2 (ja) * 2007-12-11 2011-02-09 株式会社平和 揚送研磨機扉のロック機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011073465A (ja) 2011-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7681955B2 (en) Locking apparatus for folding headrest for vehicles
JPH0431147Y2 (ja)
US9162590B2 (en) Seat slide apparatus for vehicle
JP5648146B2 (ja) ロックシステム
US8684425B2 (en) Vehicle door latch apparatus
JP5680975B2 (ja) チャイルドシートのシートベルトロック装置、およびチャイルドシート
JP2014505617A (ja) 座席の折り畳み式背もたれ用ロック装置
JP6144512B2 (ja) 車両ドアロック装置
JP5998282B2 (ja) 車両シート用ロック解除ユニット及び車両シート
JP5411640B2 (ja) シートバックの固定装置
JP4882306B2 (ja) エンジンフードロック装置
KR101613018B1 (ko) 차량용 후드래치
KR101062549B1 (ko) 차량용 시트
JP2004036311A (ja) リッドロック装置
JP5580088B2 (ja) 横跳ね上げシートのロック機構
JP6135281B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP6251011B2 (ja) ドアラッチ装置
JP2021138337A (ja) 車両用ステップ装置
JP4881754B2 (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JP2018159174A (ja) 車両ドアロック装置
KR101282387B1 (ko) 리어시트의 시트백 폴딩 잠금 장치
KR102286446B1 (ko) 차량 시트용 폴딩 레버 장치
KR100876189B1 (ko) 자동차용 도어 래치
KR200415314Y1 (ko) 자동차의 헤드레스트 폴딩장치
JP6568661B2 (ja) 車両用トノカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5411640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees