JP4702791B2 - 蓋付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器体に蓋体をロック状態で嵌合でき、又そのロックを容易に解除して蓋体を取外し可能に形成した蓋付き容器に関する。
容器体口頸部外面を上方小径のテーパ面とすると共に該口頸部の下端外面に凹溝を穿設しておき、又キャップ頂壁の外周から垂下させた外周壁を容器体肩部外周上面へ載置させると共に頂壁中央部を閉口して該開口周縁の左右両側部から垂下させた係合板下端内面の爪を上記凹溝へ嵌合させ、更に上記開口内へ、頂板の左右両側から弾性脚板を垂下させた押釦を、それ等弾性脚板下端を上記テーパ面上へ載置し、かつ弾性脚板外面を上記係合板内面へ摺動自在に当接させ、該押釦押下げによりテーパ面に沿って弾性脚板が下部を拡開させ乍ら下降することで、該弾性脚板が係合板下部を押拡げて上記係合板下端の爪を凹溝から外し、よって容器体からキャップを取外し可能に形成した蓋付き容器が知られている(特許文献1)。
実開昭58−41344号公報。
本発明は、比較的大径の口部を有する容器体に、ロック機構付き蓋体を着脱容易に嵌合できるよう設けたものである。
第1の手段として、 口頸部3外面に第1係合突条4を有する容器体1と、該容器体の口部を開閉自在に密閉する蓋体11とからなり、
蓋体11は、釦孔14を穿設した上板13外周部から、上記第1係合突条4下面へ係合させた第2係合突条18を有する係合筒15を垂下する上部材12と、
上記口頸部上面へ下板23外周部下面を載置し、上記係合筒15内へ嵌合させた下部材22と、
押釦32の下部外面から腿状部33先端へ脛状部34を、該脛状部先端に足35をそれぞれ付設した脚を突出する弾性操作部材31とを、
押釦32は釦孔14から上方突出させると共に、脚を上下両板間へ、腿状部33を外方へ傾斜させ、脛状部の基部を下板23へ枢着させてほぼ水平とし、足35は起立させて設け、
上記押釦32押下げによる枢着部を中心とする脛状部34の回動で足先端の爪先部が上部材12を押上げ、該上昇で第2係合突条18が第1係合突条4から離脱可能に形成した。
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記係合筒15下部へほぼ等間隔に下端面開口の複数割溝17を縦設し、それ等各割溝間の筒壁部分を弾性変形可能に形成した。
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に上記第2係合突条18よりも上方の係合筒15の下部内面へ、下部材22の抜出し防止用突子19を付設した。
第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を有する上記押釦32の下部外面と腿状部33基端とを伸縮変形可能な肉薄ヒンジ37で連結した。
請求項1記載のようにすることで、容器体口頸部に対する蓋体嵌合と同時に該蓋体をロックし、又蓋体の押釦押下げと同時に、上記ロックを解除して容易に蓋体を取り外しでき、その蓋体の開閉蓋が容易である。
請求項2のようにすることで、蓋体の開閉を更に容易にできる。
請求項3のようにすることで、蓋体の上部材12に対する下部材22の組付けが容易となる。
請求項4のようにすることで、押釦32を押下げ下降させても、肉薄ヒンジ37だけが弾性圧縮されることで、腿状部33は、下外方への傾斜状態から水平状態に変位してもピン36枢着位置から肉薄ヒンジ37までの長さを等しく保つことが出来て弾性湾曲することはなく、よって上記押釦押下げにより腿状部が弾性湾曲した場合のように、押釦押下げ解放と同時に腿状部が弾性復元して押釦32を上方押上げすることがない。従って押釦が上板上方へ突出する否かを見るだけで蓋体がロック状態にあるか、否かを容易に見分けることが出来る。
以下図面について説明すると、1は容器体で、その周壁2上面はほぼ水平として該周壁上面内周から口頸部3を起立し、該口頸部の上下方向中間部外面には、上面を下外方へ傾斜させ、かつ下面をほぼ水平とした第1係合突条4を周設させ、周壁2の外面は下部小径のテーパ状としている。
11は蓋体で、該蓋体は上部材と下部材と弾性操作部材とで形成している。
上部材12は、上板13中央部に釦孔14を穿設し、又外周を外向きフランジ13aとし、該外向きフランジ内方の上板部分外周から係合筒15を垂下し、該係合筒の下部を弾性変形筒部16として、該筒部は肉薄かつほぼ等間隔に下端面開口の複数割溝17を縦設し、又これ等各割溝間の筒壁部分の下部内面に第2係合突条18を、又弾性変形筒部よりも上方の係合筒部分下端内面に後述下部材抜出し防止用の突子19を周設させている。係合筒15はその上部内へ後述下部材を嵌合させ、又係合筒下部を既述口頸部3外面へ嵌合させて第2係合突条18を第1係合突条4下面へ係合させたもので、又突子19は図1が示すように第1係合突条4の上方口頸部部分外面へ嵌合できるよう設けている。既述外向きフランジ13aは必要により付設すればよく、図示例ではその外周下面から短筒20を垂下し、該短筒へ、下内方へ湾曲して垂下する外周壁21上部を嵌合させ、外周壁下端を、容器体周壁2の上端外周部へ近接させている。
上板13と外向きフランジ13aとの各上面は、図示のように凹状の湾曲面に形成して外向きフランジ13a外周上面を釦孔14の上端面と同一平面状に位置させている。
下部材22は、容器体口頸部3の上端面上へ下板23外周部を、直接ないしパッキング24を介して載置し、かつその外周からは短筒25を起立し、該短筒を既述係合筒15の上部内面へ上下動可能に嵌合させており、下板23で口頸部上面が囲成する容器体口部上面を閉塞させている。又その下板半径の中間部よりも外周寄り部分からは、後述弾性操作部材の脛状部の基部枢着用のピン孔付き軸受板26を周方向へ小間隙をおいて一対宛適当数立設させている。
31は弾性操作部材で、図3が示すように押釦32の下部外面からほぼ等間隔に、かつ放射状に複数の脚を外方へ突出している。その各脚は腿状部33先端から脛状部34をかつ該脛状部先端から足35を突出し、該足はその先端の爪先部を起立させている。又腿状部33は図1が示すように下外方へ突出させ、脛状部34は水平としており、脛状部の基部の左右両面からはピン36を突出させている。
弾性操作部材31は、図1が示すように押釦32を釦孔14から上方へ突出させ、又足35外面を下部材22の短筒25内面へ近接させ、上記ピン36を下板23から起立させた一対の軸受板26が有する各ピン孔内へ回動可能に嵌合させる。
該弾性操作部材は、図2が示すように押釦32押下げにより腿状部33下面が下板23上面へ接したとき、脛状部34および足35は上記枢着部を中心とする回動により上方へ移動し、このとき足35先端が形成する爪先部が上板13を上方へ突上げすることで第2係合突条18は第1係合突条4を乗越えて上方へ移動するよう設けている。
開蓋の際は図2が示す状態から蓋体11を持上げればよく、すると上板13から垂設した係合筒15の下部内面へ付設した下部材抜出し防止用突子19が下部材22をパッキング24と共に引上げて開蓋する。
閉蓋の際は、図2のように押釦32下降状態のまま、係合筒15下部を口頸部3の上部外面へ嵌合させ、該状態から蓋体11を押下げればよく、すると係合筒の第2係合突条18の下内面が口頸部外面の第1係合突条4の上外面へ圧接することで係合筒15下部は拡開し、第2係合突条18が第1係合突条4を乗越えすると同時に係合筒下部は弾性復元して第1係合突条4下面へ第2係合突条18が係合する。
又上記のように係合面下部を口頸部の上部外面へ嵌合させたとき、口頸部3の上端面は図2のように下部材22の外周部下面へ接し、該状態からの蓋体押下げにより口頸部上端面が下部材22を押上げ、すると上板13外周部が弾性操作部材の足の爪先を押下げることとなり、よって脚がピン36を中心として回動することで押釦32を図1のように押上げることとなる。
上記のように押釦32に対して脚をピン36を中心として回動させるためには、押釦の周壁と腿状部33との連結部に肉薄ヒンジ37を設けることが望ましく、このようにすることで、図1のように押釦32が上昇し、かつ腿状部33が傾斜する状態から、図2のように押釦32が押下げられ、腿状部33が水平状態となったときにその肉薄ヒンジは圧縮し、腿状部33は上記傾斜状態にあっても、又水平状態にあっても同一長さを保ち、肉薄ヒンジ37が押釦32押下げ時に圧縮するよう設けるとよい。
本発明容器の半断面図である。 蓋体のロックを解除した状態で示す半断面図である。 容器主要部材の斜視図である。
符号の説明
1 容器体 3 口頸部
11 蓋体 12 上部材
13 上板 13a外向きフランジ
14 釦孔 15 係合筒
16 弾性変形筒部 17 割溝
18 第2係合突条 19 突子
22 下部材 23 下板
26 軸受板 31 弾性操作部材
32 押釦 33 腿状部
34 脛状部 35 足
36 ピン 37 肉薄ヒンジ

Claims (4)

  1. 口頸部3外面に第1係合突条4を有する容器体1と、該容器体の口部を開閉自在に密閉する蓋体11とからなり、
    蓋体11は、釦孔14を穿設した上板13外周部から、上記第1係合突条4下面へ係合させた第2係合突条18を有する係合筒15を垂下する上部材12と、
    上記口頸部上面へ下板23外周部下面を載置し、上記係合筒15内へ嵌合させた下部材22と、
    押釦32の下部外面から腿状部33先端へ脛状部34を、該脛状部先端に足35をそれぞれ付設した脚を突出する弾性操作部材31とを、
    押釦32は釦孔14から上方突出させると共に、脚を上下両板間へ、腿状部33を外方へ傾斜させ、脛状部の基部を下板23へ枢着させてほぼ水平とし、足35は起立させて設け、
    上記押釦32押下げによる枢着部を中心とする脛状部34の回動で足先端の爪先部が上部材12を押上げ、該上昇で第2係合突条18が第1係合突条4から離脱可能に形成した
    ことを特徴とする蓋付き容器。
  2. 上記係合筒15下部へほぼ等間隔に下端面開口の複数割溝17を縦設し、それ等各割溝間の筒壁部分を弾性変形可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の蓋付き容器。
  3. 上記第2係合突条18よりも上方の係合筒15の下部内面へ、下部材22の抜出し防止用突子19を付設した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の蓋付き容器。
  4. 上記押釦32の下部外面と腿状部33基端とを伸縮変形可能な肉薄ヒンジ37で連結したことを特徴とする、請求項1、2又は3記載の蓋付き容器。
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