JP4698131B2 - 簡易計量器付きスタンディングパウチ容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂のフィルム又は薄肉形成壁等にて構成されたパウチ容器に関するものであり、該容器そのものを本容器として使用するとともに容器内の内容物を所望の量だけ正確に注出しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、詰め替え用の内容物を収容する容器としては、パウチ容器や容器本体を減容可能とする薄肉ブローボトルが広く使用されている(例えば特許文献1参照)が、このなかでも、とくにパウチ容器は、省資源化をより一層図る観点から詰め替え用の容器としてではなくそれそのものを本容器として使用できることが望まれる傾向にあり、容器の底部を幅広にして自立できるように工夫されたスタンディング型の容器も見受けられるようになってきている。
【0003】
【特許文献1】
特許第3327176号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、パウチ容器は、容器自体がフィルムで構成されているため容器の胴体部分には張りがなく、これを本容器として使用するには難があり、また、液体洗剤や柔軟剤あるいは調味料を内容物とする場合には、所定量だけ正確に内容物を注出する計量機能が要求されるところ、このようなパウチ容器は今のところ提案されていない。
【0005】
本発明の課題は、容器の厚肉化を伴うことなく胴体部分に張りをもたせるとともに、内容物を正確な計量のもとに注出できる新規なスタンディングパウチ容器を提案するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フィルム又は薄肉形成壁によって取り囲まれた内部空間を有し該内部空間と外界とが注出口によってつながると共に前記内部空間の底部を幅広として容器自体を起立させるスタンディングパウチ容器であって、
前記内部空間を形成するフィルム又は薄肉形成壁に、容器の注出口の下方から当該注出口に向けて開口する袋部を設け、この袋部に、容器内の内容物を一旦収容してその計量を行う薄肉カップ状の簡易計量器を挿入、配置してなることを特徴とする簡易計量器付きスタンディングパウチ容器であり、フィルム又は薄肉形成壁は透明若しくは半透明の合成樹脂からなるものが有利に適合する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
【0008】
図1(a)(b)は、本発明に従うスタンディングパウチ容器の実施の形態を示したものであり、(a)は正面図、(b)は側面を示した図である。
【0009】
図における1はパウチ容器を構成する透明の合成樹脂を例としたフィルムである。このフィルム1は内容物を収容するための内部空間を区画形成するものであり、その底部は幅広になっていて容器自体を起立させることができるようになっている。
【0010】
また、2はフィルム1に接着固定され内部空間と外界とをつなぐ注出口、3は容器の内部空間を区画形成するフィルム1の側壁部分で注出口2に向けて開口するように設けられた袋部、4は袋部3に挿入、配置された薄肉カップ状の簡易計量器、そして5はフィルム1の外観輪郭を形成するシール部である。
【0011】
かかる構成になる容器は袋部3に配置された計量器4が部分的ではあるがフィルム1に張りをもたせることとなり、容器を把持しやすくするとともに外観の見栄えを改善するのに寄与し、さらに、注出口2を閉栓した状態で容器を傾け、計量器4に内容物を流し込んで計量したのち開栓して図2の如く計量器4内の内容物を注出するだけで適用の内容物の取り出しが可能になる。
【0012】
計量器4は、インジェクション成形やブロー成形あるいはシート成形によって製作されてものが使用でき、図3に示すようにフィルム1の上端を開放した状態で袋部3に計量器4を挿入、配置しその後に注出口2を設置してフィルム1の上端開放部分にシール部5を成形して密閉する。
【0013】
パウチ容器の内部空間を区画形成するフィルム1は透明あるいは半透明になる合成樹脂を使用して単層で構成することができるが、バリア層を含む積層構造(多層構造)とすることもできるもので内容物の種類に応じて種々の変更が可能である。
【0014】
注出口2に配されるキャップは、リキャップできるタイプであれば、ねじキャプやヒンジキャップが使用できる。
【0015】
図4(a)(b)は本発明に従うスタンディングパウチ容器の他の実施の形態を示したものであり、(a)は側面図、(b)は外観斜視図である。
【0016】
この実施の形態で示した容器は、壁部分をブロー成形にて形成した薄肉成形壁6としたもの(本発明に特有の構成については上掲図1に示した容器と同一)であり、ブロー成形にて容器を構成する結果として内容物充填後のシール部5は上方のみとなっており、薄肉形成壁6はフィルム1を用いた容器と同様、単層あるいはバリア層等を含む積層構成を採用することが可能である。
【0017】
また、この実施の形態では、注出口2は容器の側方に突出するように一体成形したものを例として示してあるが、上掲図1に示した容器と同様に注出口2にねじあるいはアンダーカット部位を形成し、ヒンジキャップやねじキャップを取り付けて使用することもでき、さらには、注出口2の向きも側方のみならず上方あるいは斜め上方等あらゆる方向が適宜に選択することが可能であり図示のものには限定されない。
【0018】
計量器4については、その側面に印刷やラベルにより直接計量目盛りを形成しておくことが肝要であり、袋部3に挿入するのみの構造としておくことで、容器の使用後にフィルム1又は薄肉成形壁6を開封して該計量器4を取り外して分別回収が可能になる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、計量器の内部配置により胴体部分に張りをもたせることができるので把持しやすいだけでなく容器の見栄えを改善するのに有用であり、しかも、内容物を所望の量だけ正確に注出できるので使い勝手がよい。
【0020】
また、本発明によれば、容器を開封して計量器を取り外すことができるので種類の異なる部材毎の分別回収が可能となる。
【0021】
本容器として使用できるので省資源を図るのに有用なだけでなく、正確に計量して内容物を注出することができるのでパウチ容器の適用範囲がより一層広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従うパウチ容器の実施の形態を示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面を断面で示した図である。
【図2】 図1に示したパウチ容器の注出要領の説明図である。
【図3】 図1に示したパウチ容器の製造要領を示した図である。
【図4】 本発明に従うパウチ容器の他の実施の形態を示した図であり、(a)は側面図、(b)は外観の斜視図を示した図である。
【符号の説明】
1 フィルム
2 注出口
3 袋部
4 計量器
5 シール部
6 薄肉形成壁

Claims (2)

  1. フィルム又は薄肉成形壁によって取り囲まれた内部空間を有し該内部空間と外界とが注出口によってつながると共に前記内部空間の底部を幅広として容器自体を起立させるスタンディングパウチ容器であって、
    前記内部空間を形成するフィルム又は薄肉形成壁の側壁に、容器の注出口の下方から当該注出口に向けて開口する袋部を設け、この袋部に、容器内の内容物を一旦収容してその計量を行う薄肉カップ状の簡易計量器を挿入、配置してなることを特徴とする簡易計量器付きスタンディングパウチ容器。
  2. フィルム又は薄肉形成壁が透明若しくは半透明の合成樹脂からなる請求項1記載のスタンディングパウチ容器。
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