JP4697868B2 - 自動車用内装部品 - Google Patents

自動車用内装部品 Download PDF

Info

Publication number
JP4697868B2
JP4697868B2 JP2005235847A JP2005235847A JP4697868B2 JP 4697868 B2 JP4697868 B2 JP 4697868B2 JP 2005235847 A JP2005235847 A JP 2005235847A JP 2005235847 A JP2005235847 A JP 2005235847A JP 4697868 B2 JP4697868 B2 JP 4697868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
rib
door trim
molding
foamed resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005235847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007050558A (ja
Inventor
正彦 原
樹史 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP2005235847A priority Critical patent/JP4697868B2/ja
Publication of JP2007050558A publication Critical patent/JP2007050558A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4697868B2 publication Critical patent/JP4697868B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、ルーフトリム、リヤサイドトリム等の自動車用内装部品に係り、軽量でかつ外観意匠性、製品剛性を向上させた自動車用内装部品に関する。
例えば、自動車用内装部品の構成について、ドアトリムを例示して図17,図18を基に説明する。ドアトリム1は、保形性及び車体パネルへの取付剛性を備え、製品面のほぼ全体にいきわたっている樹脂芯材2の表面に、表面外観に優れた表皮3を積層一体化して構成されている。上記樹脂芯材2としては、タルクを混入したポリプロピレン系樹脂を素材としており、また、表皮3は、それ自体保形性を備えておらず、塩ビシート等の合成樹脂シートの裏面にポリエチレンフォーム等のクッション材が積層された積層シート材料が使用され、最近では、環境面やリサイクル面を考慮して、サーモプラスチックオレフィン(以下TPOという)シート等のエラストマーシートの裏面にポリエチレンフォーム等のクッション材が積層された積層シート材料が多用される傾向にある。
次に、上記ドアトリム1の成形方法における従来例について図19を基に説明する。まず、ドアトリム1を成形する成形金型4は、所定ストローク上下動可能な成形上型5と、成形上型5と対をなす固定側の成形下型6と、成形下型6と接続される射出機7とから大略構成されている。そして、成形上下型5,6を型締めした際、ドアトリム1の製品形状を形造るために成形上型5にはキャビティ部5aが形成され、成形下型6にはコア部6aが設けられている。上記、成形上型5を所定ストローク上下動作させるために、昇降シリンダ5bが連結され、成形下型6には射出機7からの溶融樹脂の通路となるマニホールド6b、ゲート6cが設けられている。また、上下動作する成形上型5は、適正姿勢を維持させるために、成形下型6の4隅部にガイドポスト6dが設けられ、このガイドポスト6dに対応して成形上型5にはガイドブッシュ5cが設けられている。
従って、成形上下型5,6が型開き状態にある時、表皮3を金型内にセットし、その後、成形上下型5,6を型締めした後、両金型間の製品キャビティ内に射出機7からマニホールド6b、ゲート6cを通じて溶融樹脂Mを射出充填することにより、樹脂芯材2を所要の曲面形状に成形するとともに、樹脂芯材2の表面に表皮3を一体成形している(例えば、特許文献1参照。)。尚、図19では、説明の便宜上、コア部6aの型面にオープン状態で溶融樹脂Mが供給されているが、溶融樹脂Mは成形上下型5,6の型締め後にキャビティ内に射出充填されても良い。
特開平10−138268号公報 (第2頁、図3、図4)
しかしながら、従来のドアトリム1においては、樹脂芯材2の投影面積が大きいため、材料コストが高く、かつ製品が重量化するという問題点が指摘されている。また、樹脂芯材2の投影面積が大きいことから、成形時における射出圧を高く設定せざるを得ず、高い射出圧に耐え得る金型構造が必要となり、金型の作製費用も嵩み、しかも、大量の溶融樹脂を冷却固化させるため、成形サイクルが長期化し、生産性を低下させる大きな要因となっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ドアトリム等の自動車用内装部品に係り、特に、軽量化を促進でき、コストダウンを図れ、かつ外観品質、並びに製品剛性を向上させた自動車用内装部品を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意研究の結果、従来から表皮として使用していた発泡樹脂シートに保形性を付与することで、芯材としての機能をもたせ、より以上に剛性が必要な箇所、すなわち製品の周縁部分やパネル、あるいは部品取付箇所並びに荷重がかかる部位には、剛性に優れた樹脂リブを配置することで、従来の投影面積の広い樹脂芯材に比べ軽量で、かつコストが廉価な積層構造体を提供するとともに、樹脂リブを成形するために成形金型に設けられる溝部内に発泡樹脂シートが落ち込むことがないように溝部形状を工夫することにより、発泡樹脂シートの成形不良を回避できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
上記課題を解決するために、本発明は、所望の曲面形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材と、この発泡樹脂基材の裏面に一体化される樹脂リブとから構成され、上記発泡樹脂基材は、加熱軟化処理された発泡樹脂シートが成形上下型内で絞り成形されるとともに、成形下型の溝部内に溶融樹脂を射出充填することにより、発泡樹脂基材の裏面に樹脂リブを一体化してなる積層構造体を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品において、前記積層構造体の意匠面凸部対応箇所には、R部対応樹脂リブが形成され、R部対応樹脂リブ以外の樹脂リブのリブ幅、リブ深さに比べ、上記R部対応樹脂リブのリブ幅を狭く、リブ深さを浅く設定することで、発泡樹脂シートの絞り成形時において溝部内への落ち込みを回避したことを特徴とする。
ここで、自動車用内装部品の用途としては、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、ルーフトリム、リヤサイドトリム等に適用できる。内装部品の全体構造に本発明構造を適用することもできるとともに、自動車用内装部品の一部、例えば、ドアトリムアッパーとドアトリムロアからなる上下2分割体のドアトリムにおけるドアトリムアッパーに本発明構造を適用することもできる。更に、本発明に使用する発泡樹脂基材は、発泡樹脂シートを加熱軟化処理した後、成形金型内で所望の曲面形状に成形することで、リブ等の補強材がなくても、成形後、型から脱型しても形状を保持する程度の剛性(保形性)を有している。
上記発泡樹脂シートとしては、熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した素材を使用する。尚、熱可塑性樹脂は、1種類の熱可塑性樹脂でも2種類以上の熱可塑性樹脂からなっても良い。好ましくは、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。また、発泡剤としては、アゾ化合物、スルホヒドラジド化合物、ニトロソ化合物、アジド化合物等の有機発泡剤、あるいは重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤の使用が可能である。上記発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に成形して得た発泡樹脂基材は、製品の重量と強度とのバランスを考慮した場合、2〜10倍の発泡倍率が好ましい。その時の発泡樹脂基材のセル径は、0.1μm〜2.0mmの範囲であることが好ましく、厚みは0.5〜30mm、好ましくは1〜10mmのものが良い。
一方、補強機能をもつ樹脂リブとして使用する熱可塑性樹脂材料は、広範な熱可塑性樹脂から適宜選択することができる。通常好ましく使用できるものとして、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。また、これら熱可塑性樹脂中に各種充填剤を混入しても良い。使用できる充填剤としては、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子などがある。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤、低収縮剤等の各種の添加剤が配合されても良い。
上記樹脂リブは、一般にリブ幅が3mm程度、リブ深さが10mm前後に設定されているが、積層構造体の製品面形状に意匠面凸部が設けられている場合には、この意匠面凸部の形状出しを精度良く行なうために、意匠面凸部に対応する部位には、R部対応樹脂リブが形成されている。そして、このR部対応樹脂リブのリブ幅並びにリブ深さは、一般部の樹脂リブに比べ、リブ幅が狭く、かつリブ深さが浅く設定されている。例えば、リブ幅は2.0〜2.5mm程度、リブ深さは3〜5mm程度に設定されているのが好ましい。
更に、外観意匠性を高めるために、発泡樹脂基材の表面に加飾材を積層一体化しても良い。この加飾材としては、TPOシート、サーモプラスチックウレタン(TPU)シート、塩ビシート等の合成樹脂シート、あるいは織布、不織布、編布等の布地シート、または合成樹脂フィルム、発泡体、網状物等の単体シートの形態で使用するか、または、合成樹脂シートや布地シートの裏面にポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム、ポリウレタンフォーム等のクッション層を裏打ちした積層シート材料の形態で使用することもできる。これら加飾材を構成する材料は特に限定されないが、織布、不織布、編布等、通気性を有する素材を使用したほうが、発泡樹脂基材の吸音性能を生かす上で好ましい。
次いで、使用する成形金型は、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材と、この発泡樹脂基材の裏面に一体化される樹脂リブとからなる積層構造体を成形する成形金型であって、前記成形金型は、相互に型締め、型開き可能な成形上型並びに成形下型と、成形下型に連結され、樹脂リブの素材である溶融樹脂を供給する射出機とから構成されている。
ここで、成形金型は、上下動可能な成形上型と、成形上型の下方側に位置する固定側である成形下型と、成形下型に連結される射出機とから構成されている。そして、射出機から供給される溶融樹脂は、成形下型に設けられたマニホールド、ゲート等の樹脂通路を通じて成形下型の型面上に形成されている溝部に供給される。
また、成形金型の型締めにより、発泡樹脂シートは、成形金型の型面形状に沿って賦形されるが、その際、成形工程の前工程で、ヒーター等により加熱軟化処理が行なわれ、加熱軟化状態の発泡樹脂シートが成形金型内にセットされる。そして、成形金型による発泡樹脂シートの成形工程には、発泡樹脂シートの冷却工程も含まれており、この発泡樹脂シートの冷却工程としては、成形金型の型締めにより冷却する他に、発泡樹脂シートを強制的に冷却するようにしても良い。例えば、発泡樹脂基材と成形下型の型面との間に所定クリアランスを設けて熱の解放を行なっても良く、また、発泡樹脂基材の裏面側から冷却用エア等の冷媒を吹き付けることにより、発泡樹脂基材を有効に冷却することもできる。この場合、エアブローは、型締め状態で行なっても良く、また、成形上型を上昇させて、発泡樹脂基材と成形下型との間にクリアランスを設け、このクリアランス内にエアブローするようにしても良い。
そして、特に、積層構造体の意匠面凸部における発泡樹脂基材の裏面に、リブ幅が狭く、かつリブ深さの浅いR部対応樹脂リブを一体化する場合には、成形下型の溝部の形状として、前記R部対応樹脂リブを形成するために、成形下型に開設されているR部対応溝部は、一般の溝部の溝幅よりも狭く、かつ一般の溝部の溝深さよりも浅く設定されている。例えば、溝幅が2.0〜2.5mmで、かつ溝深さが3〜5mmの範囲内が好ましい。
従って、本発明によれば、従来の投影面積の広い樹脂芯材に比べ、樹脂リブだけを成形すれば良いため、射出圧力を従来に比べ低く設定することができ、かつ成形上型の負荷が少なくて済むとともに、材料費を節約することができる。更に、積層構造体の意匠面凸部における発泡樹脂基材の裏面には、R部対応樹脂リブが形成されており、このR部対応樹脂リブのリブ幅が狭く、かつリブ深さが浅く設定されているため、発泡樹脂シートが溝部内に落ち込むことがなく、良好な成形が可能となる。従って、コーナー部や稜線等の意匠面凸部においても、樹脂リブの設定が可能となることから、製品剛性を高めることができるとともに、外観性能を高めることができる。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品によれば、自動車用内装部品の全体、あるいは一部に採用される積層構造体は、軽量で、かつ保形性を有する発泡樹脂基材と、その裏面側に一体化される樹脂リブとから構成されているため、軽量で、低コストであり、しかも高い剛性を備えた内装部品を提供できるという効果を有する。更に、積層構造体の意匠面凸部における発泡樹脂基材の裏面には、R部対応樹脂リブが形成されており、このR部対応樹脂リブのリブ幅が狭く、かつリブ深さが浅く設定されていることで、発泡樹脂シートが溝部内に落ち込むことを可及的に防止するというものであるから、意匠面凸部に凹み等の外観不良が生じることがなく、外観性能を良好に維持できるとともに、かつ意匠面凸部の直下に樹脂リブを配置する構造を可能としたため、製品剛性を強固に維持できるという効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品の好適な実施例について、自動車用ドアトリムを例示して説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例の内容は、本発明の一例を単に示すものに過ぎない。
図1乃至図16は本発明の一実施例を示すもので、図1はツートンタイプの自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同自動車用ドアトリムの構成を示す断面図、図3は同自動車用ドアトリムにおけるドアトリムアッパーの樹脂リブとドアトリムロアを示す正面図、図4乃至図6は同自動車用ドアトリムにおけるドアトリムアッパーの要部構成を示す各断面図、図7乃至図10は同自動車用ドアトリムの製造方法に使用する成形金型をそれぞれ示し、図7は成形金型の全体図、図8乃至図10は成形金型におけるドアトリムアッパー形成部分を示す各断面図である。更に、図11乃至図15は同自動車用ドアトリムの製造方法の各工程を示し、図11は発泡樹脂シートの予熱工程、図12は発泡樹脂シートの成形金型へのセット工程、図13乃至図15はドアトリムの成形工程をそれぞれ示す各説明図、図16は本発明の変形例を示す要部断面図である。
まず、図1乃至図6に基づいて、本発明に係る自動車用内装部品の構成を適用したツートンタイプの自動車用ドアトリム10の構成について説明する。ツートンタイプの自動車用ドアトリム10は、積層構造体からなるドアトリムアッパー20と、樹脂単体品からなるドアトリムロア30との上下2分割体から構成されている。そして、ドアトリム10に装着される機能部品としては、ドアトリムアッパー20にインサイドハンドルエスカッション11、パワーウインドウスイッチエスカッション12が取り付けられている。ドアトリムロア30には、ドアポケット用開口13が開設され、その背面側には、図2に示すように、ポケットバックカバー(樹脂成形体から構成されている)14が取り付けられており、ドアトリムロア30のフロント側にスピーカグリル15がドアトリムロア30と一体、あるいは別体に設けられている。
ところで、本発明に係る自動車用ドアトリム10は、積層構造体からなるドアトリムアッパー20の構造に特徴があり、製品の軽量化が図られているとともに、良好な表面外観と強固な製品剛性が確保されている。すなわち、ドアトリムアッパー20は、図2に示すように、所望の曲面形状に成形され、保形性を有する発泡樹脂基材21と、この発泡樹脂基材21の裏面側に一体化される樹脂リブ22と、発泡樹脂基材21の表面側に積層一体化される加飾機能をもつ加飾材23とから大略構成されている。尚、図中符号16は車体パネルを示す。
上記発泡樹脂基材21は、保形性を備えるように、発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に熱成形、例えば、所望の型面を有する成形金型でコールドプレス成形して、形状が付与される。上記発泡樹脂シートは、汎用の熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した構成であり、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用でき、発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等の有機発泡剤や重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤が使用できる。この実施形態では、ポリプロピレン系樹脂に発泡剤として重炭酸ナトリウムを適宜添加した発泡樹脂シートを使用している。また、この発泡樹脂基材21の発泡倍率は、2〜10倍に設定され、厚みは0.5〜30mm、特に好ましくは1〜10mmの範囲に設定されている。
次いで、樹脂リブ22は、図3に示すように、縦横方向、あるいは斜め方向等に延びる格子状パターンに設定されている。そして、この樹脂リブ22は、汎用の合成樹脂成形体からなり、通常好ましく使用できる合成樹脂として、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等から適宜選択されて良く、本実施形態では、環境面、リサイクル面を考慮してポリプロピレン系樹脂が使用されている。また、この樹脂リブ22には、上記熱可塑性樹脂中に適宜フィラー、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維や、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子等の充填剤が混入されていても良い。
このように、図1乃至図3に示すドアトリム10は、積層構造体からなるドアトリムアッパー20と、合成樹脂単体品であるドアトリムロア30とから構成され、外観上のアクセント効果により、優れた外観意匠性を備えている。更にドアトリムアッパー20は、保形性を有する発泡樹脂基材21と、発泡樹脂基材21の裏面に積層一体化される樹脂リブ22とから構成されているため、従来のように製品の全面に亘り占有していた樹脂芯材を廃止でき、かつ軽量な発泡樹脂基材21を使用する一方、樹脂リブ22は骨状であり、荷重が加わる部位、例えば、クリップ取付座、ウエストフランジ、アームレスト部上面等を除いた部位は、肉抜き構造となっている関係で、製品の重量について、従来例に比し40%以上の軽量化を図ることができるとともに、樹脂材料も大幅に節約でき、コストダウンにも貢献できる。
更に、発泡樹脂基材21は、多孔質構造であるため、ドアトリムアッパー20は、吸音性能に優れ、車室内外の騒音を低減することができる。また、発泡樹脂基材21の表面に所望ならば加飾材を積層一体化しても良い。その場合は、車室内騒音を対象とした吸音性能を高めるために、発泡樹脂基材21の表面に積層一体化される加飾材は、織布、不織布、編布等の通気性を備えたシート材料が好ましい。尚、加飾材は、織布、不織布、編布等の通気性シート以外にも塩ビシートやTPOシート等の合成樹脂シート(TPOシートを使用すればリサイクルが可能)、合成樹脂フィルム、発泡体、網状体等を使用することができる。尚、廉価構成として、加飾材を省略し、発泡樹脂基材21の表面に塗装や印刷処理を施すようにしても良い。
更に、ドアトリムアッパー20においては、発泡樹脂基材21が所望の曲面形状に成形されているが、特に、アームレストのコーナー部等のシャープなハイライト線を形成するのが外観上好ましく、これらハイライト線等を以下意匠面凸部20aという。そして、意匠面凸部20aに対応する部位は、図4に示すように、R部対応樹脂リブ22aが形成されている。そして、図5に示すように、一般部の樹脂リブ22のリブ幅a1が3mm、リブ深さb1が10mmであるのに対して、図6に示すように、意匠面凸部20aに対応するR部対応樹脂リブ22aは、リブ幅a2が2.0〜2.5mmに、また、リブ深さb2が3〜5mmに設定されている。そして、このように、R部対応樹脂リブ22aを設定することで、後述するように、発泡樹脂基材21を所望の曲面形状に成形する際、意匠面凸部20aにおいて、発泡樹脂基材21が成形金型の溝部内に落ち込むことを回避でき、成形不良になるのを可及的に防止できることが特徴である。
次に、上述したドアトリム10の製造方法について以下に説明する。まず、図7乃至図10に基づいて、成形金型40の構成について説明する。図7において、ドアトリム10の成形に使用する成形金型40は、所定ストローク上下動可能な成形上型41と、成形上型41と対をなす固定側の成形下型42と、成形下型42に接続される2基の射出機43a,43bとから大略構成されている。
更に詳しくは、成形上型41は、製品形状に合致したキャビティ部411が形成されており、成形上型41の上面に連結された昇降シリンダ412により所定ストローク上下駆動される。また、成形上型41の4隅部には、ガイド機構となるガイドブッシュ413が設けられている。
一方、成形下型42には、成形上型41のキャビティ部411に対応するコア部421が設けられている。また、このコア部421の型面に溶融樹脂を供給するために、マニホールド422a,422b、ゲート423a,423bが設けられており、このマニホールド422a,422b、ゲート423a,423bの樹脂通路を経て射出機43a,43bから供給される溶融樹脂M1,M2がコア部421の上面に供給される。尚、樹脂リブ22を形成するために、コア部421上面に溶融樹脂M1が供給される溝部424が穿設される一方、ドアトリムロア30を形成するために、成形上下型41,42間に所定クリアランスのキャビティ425が設定されている。また、成形下型42の4隅部には、ガイド機構となるガイドポスト426が突設され、このガイドポスト426は、成形上下型41,42が型締めされる際、ガイドブッシュ413内に案内されることで成形上型41のプレス姿勢を適正に維持できる。
更に、図8乃至図10に示すように、ドアトリムアッパー20が対応する部位の成形下型42には、交差状の樹脂リブ22に対応する溝部424が設けられているが、この溝部424についても、一般の樹脂リブ22と、R部対応樹脂リブ22aとを差別化するために、一般の溝部424の溝幅w1よりも溝幅w2を狭く、かつ一般の溝部424の溝深さd1よりも溝深さd2を浅く設定したR部対応溝部424aが設定されている。また、図示はしないが、成形下型42には、エアブロー機構が付設されていても良い。エアブロー機構としては、圧空ブロワとこれと接続するエアブロー管が成形下型42の空気室に連通しており、エアブロー管に設けられている開閉バルブの開閉操作により、成形下型42の空気室内に冷媒としての冷却用エアが供給され、成形下型42の型面に形成されているエアブロー孔を通じて、キャビティ内に冷却用エアが吹き付けられる。この冷媒としては、冷却用エアの他に液体窒素、液体空気、二酸化炭素等を使用することもできる。
次いで、参考までに、上述した構成のドアトリム10の製造方法について、簡単に図11乃至図15に基づいて説明する。まず、図11に示すように、ヒーター装置50により発泡樹脂シートSを所定温度に加熱軟化させる発泡樹脂シートSの予熱工程が採用されている。この実施例では、発泡樹脂シートSとして、ポリプロピレン製発泡シート(住化プラステック製、商品名:スミセラー発泡PPシート、発泡倍率=3倍、厚み3mm)が使用されている。そして、図12に示すように、加熱軟化処理した発泡樹脂シートSをドアトリムアッパー20対応箇所における成形上型41のキャビティ部411と成形下型42のコア部421で画成されるキャビティの上半部分にセットする。尚、発泡樹脂シートSの一方面には加飾材23が予めラミネートされている。
上記発泡樹脂シートSをセットした後、図13に示すように、成形上型41の昇降シリンダ412が動作して、成形上型41が所定ストローク下降して、成形上下型41,42が型締めされ、発泡樹脂シートSがキャビティ形状に沿って賦形される。この時、図示するように、特にドアトリムアッパー20における意匠面凸部20aに対応する箇所においては、発泡樹脂シートSにテンションが加わり、溝部424に押し込む傾向があるものの、特に、意匠面凸部20aに対応する部位のR部対応溝部424aの溝幅w2が狭く、かつ溝深さd2が浅く設定されているため、意匠面凸部20aにおける発泡樹脂シートSがR部対応溝部424a内に落ち込むことがなく、ハイライト線等の意匠面凸部20aはシャープな形状に成形することができる。そして、従来では、意匠面凸部20aにおいては、発泡樹脂シートSの落ち込みにより、樹脂リブを設定することが造形上困難であったが、本発明においては、R部対応溝部424aの形状を工夫することで、意匠面凸部20aの直下位置についてもR部対応樹脂リブ22aを形成できるため、製品剛性を強化することができる。
次に、発泡樹脂シートSから発泡樹脂基材21を所望の曲面形状に成形した後、図14,図15に示すように、第1の射出機43aからマニホールド422a、ゲート423aを通じてドアトリムアッパー20における樹脂リブ22を形成するために、溶融樹脂M1が成形下型42の溝部424、R部対応溝部424a内に射出充填される。更に、ドアトリムロア30を成形するために、第2の射出機43bからマニホールド422b、ゲート423bを通じてキャビティ425内に溶融樹脂M2が射出充填され、ドアトリムロア30が所要形状に成形される。尚、この溶融樹脂M1,M2としては、住友ノーブレンBUE81E6(住友化学工業製ポリプロピレン、メルトインデックス=80g/10分)でタルク等のフィラーが適宜割り合いで混入されている樹脂材料を使用している。従って、第1の射出機43aから溶融樹脂M1を溝部424、R部対応溝部424a内に射出充填する一方、第2の射出機43bから溶融樹脂M2をキャビティ425内に射出充填することにより、ドアトリムアッパー20における樹脂リブ22を所要形状に成形するとともに、これと一体にドアトリムロア30が一体成形される。
図16は本発明の変形例を示すものであり、ドアトリムアッパー20における段部Aが意匠面凸部20aに該当する。従って、樹脂リブ22においても、段部Aの対応箇所には、R部対応樹脂リブ22aが形成され、このR部対応樹脂リブ22aのリブ幅が狭く、かつリブ深さが浅く設定されている。よって、発泡樹脂基材21の成形時、発泡樹脂シートSが溝部424内に落ち込むことがなく、段部Aの形状出しを精度良く行なうことができる。
このように、本発明に係る自動車用ドアトリム10は、特に、ドアトリムアッパー20の構成として、発泡樹脂基材21と、裏面に一体化される樹脂リブ22とから構成することで、軽量化を促進するとともに、特に、ドアトリムアッパー20のアームレストにおけるコーナー縁に沿うハイライト線等、意匠面凸部20aについては、成形下型42に設ける溝部424の形状にR部対応溝部424aを設定することで、意匠面凸部20aにおいて精度の良い形状出しを可能とし、かつ意匠面凸部20aにR部対応樹脂リブ22aを設定することで剛性を強化することができ、外観性能並びに製品剛性を向上させることができるという利点を備えている。
以上説明した実施例は、ツートンタイプの自動車用ドアトリム10におけるドアトリムアッパー20に本発明構造を適用したが、一体型のドアトリム、あるいはドアトリム以外の内装部品、例えば、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、ルーフトリム、リヤサイドトリム等、内装トリム全般に本発明構造を適用することができる。
本発明に係る自動車用内装部品の一実施例であるドアトリムを示す正面図である。 図1中II−II線断面図である。 図1に示すドアトリムにおけるドアトリムアッパーの樹脂リブとドアトリムロアとを示す正面図である。 図1に示すドアトリムにおけるドアトリムアッパーの要部構成を示す断面図である。 図4中V −V 線断面図である。 図4中VI−VI線断面図である。 図1に示すドアトリムを成形する際に使用する成形金型の全体構成を示す説明図である。 図5に示す成形金型におけるドアトリムアッパーの意匠面凸部を成形する部位を示す要部断面図である。 図8中IX−IX線断面図である。 図8中X −X 線断面図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における発泡樹脂シートの予熱工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における発泡樹脂シートの型内セット工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における発泡樹脂基材の成形工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法におけるドアトリムアッパーの樹脂リブの成形工程及びドアトリムロアの成形工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法におけるドアトリムアッパーの成形工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムにおけるドアトリムアッパーの変形例を示す断面図である。 従来のドアトリムを示す正面図である。 図17中XVIII −XVIII 線断面図である。 従来のドアトリムを成形する際に使用する成形金型の構成を示す説明図である。
符号の説明
10 ツートンタイプの自動車用ドアトリム
20 ドアトリムアッパー
20a 意匠面凸部
21 発泡樹脂基材
22 樹脂リブ
22a R部対応樹脂リブ
23 加飾材
30 ドアトリムロア
40 成形金型
41 成形上型
42 成形下型
424 溝部
424a R部対応溝部
43a,43b 射出機
M1,M2 溶融樹脂
S 発泡樹脂シート
a1,a2 リブ幅
b1,b2 リブ深さ
w1,w2 溝幅
d1,d2 溝深さ
A 段部

Claims (2)

  1. 所望の曲面形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材(21)と、この発泡樹脂基材(21)の裏面に一体化される樹脂リブ(22)とから構成され、上記発泡樹脂基材(21)は、加熱軟化処理された発泡樹脂シート(S)が成形上下型(41,42)内で絞り成形されるとともに、成形下型(42)の溝部(424)内に溶融樹脂(M1)を射出充填することにより、発泡樹脂基材(21)の裏面に樹脂リブ(22)を一体化してなる積層構造体(20)を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品(10)において、
    前記積層構造体(20)の意匠面凸部(20a)対応箇所には、R部対応樹脂リブ(22a)が形成され、R部対応樹脂リブ(22a)以外の樹脂リブ(22)のリブ幅(a1)、リブ深さ(b1)に比べ、上記R部対応樹脂リブ(22a)のリブ幅(a2)を狭く、リブ深さ(b2)を浅く設定することで、発泡樹脂シート(S)の絞り成形時において溝部(424)内への落ち込みを回避したことを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 前記積層構造体(20)の意匠面凸部(20a)対応箇所に設けられるR部対応樹脂リブ(22a)のリブ幅(a2)が2.0〜2.5mmで、リブ深さ(b2)が3〜5mmの範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
JP2005235847A 2005-08-16 2005-08-16 自動車用内装部品 Expired - Fee Related JP4697868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005235847A JP4697868B2 (ja) 2005-08-16 2005-08-16 自動車用内装部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005235847A JP4697868B2 (ja) 2005-08-16 2005-08-16 自動車用内装部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007050558A JP2007050558A (ja) 2007-03-01
JP4697868B2 true JP4697868B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=37915335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005235847A Expired - Fee Related JP4697868B2 (ja) 2005-08-16 2005-08-16 自動車用内装部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4697868B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007203502A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Sumitomo Chemical Co Ltd 熱可塑性樹脂製成形品およびその製造方法
ITPD20090389A1 (it) * 2009-12-22 2011-06-23 Orv Spa Cappelliera per autoveicoli e metodo di produzione di tale cappelliera
JP5829112B2 (ja) * 2011-12-13 2015-12-09 林テレンプ株式会社 車両用成形内装材、及び、その製造方法
JP2014008801A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Ts Tech Co Ltd 車両用ドアライニング

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0554098U (ja) * 1991-12-20 1993-07-20 西川化成株式会社 車両用内装品
JPH0885342A (ja) * 1994-09-20 1996-04-02 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JPH1024776A (ja) * 1996-07-08 1998-01-27 Nissan Motor Co Ltd 自動車用内装部品
JPH1024775A (ja) * 1996-07-08 1998-01-27 Nissan Motor Co Ltd 自動車用内装部品
JP2002036401A (ja) * 2000-07-19 2002-02-05 Araco Corp 表装材
JP2004181757A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品及びその製造方法
JP2004230917A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JP2004314889A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0554098U (ja) * 1991-12-20 1993-07-20 西川化成株式会社 車両用内装品
JPH0885342A (ja) * 1994-09-20 1996-04-02 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JPH1024776A (ja) * 1996-07-08 1998-01-27 Nissan Motor Co Ltd 自動車用内装部品
JPH1024775A (ja) * 1996-07-08 1998-01-27 Nissan Motor Co Ltd 自動車用内装部品
JP2002036401A (ja) * 2000-07-19 2002-02-05 Araco Corp 表装材
JP2004181757A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品及びその製造方法
JP2004230917A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JP2004314889A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007050558A (ja) 2007-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4815285B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法並びに成形金型
JP4247893B2 (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法
JP4697868B2 (ja) 自動車用内装部品
JP2004231030A (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法並びに成形金型
JP2009154428A (ja) 自動車用内装部品並びにその製造方法
JP4618722B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法
JP4135917B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法並びに成形金型
JP2008055848A (ja) 自動車用内装部品並びにその製造方法
JP2009255470A (ja) 自動車用内装部品
JP3963448B2 (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法
JP4218794B2 (ja) 自動車用内装部品
JP2008080885A (ja) 自動車用内装部品
JP3976138B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法
JP2008006620A (ja) 自動車用内装部品並びにその製造方法
JP2007030620A (ja) 自動車用内装部品
JP2008155574A (ja) 自動車用内装部品並びにその製造方法
JP3963268B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法
JP4208236B2 (ja) 自動車用内装部品
JP4097073B2 (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法
JP4780661B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法並びに成形金型
JP2007015290A (ja) 積層構造体並びにその成形方法
JP2006159872A (ja) 自動車用内装部品
JP2006123207A (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法
JP2008173894A (ja) 自動車用内装部品並びにその製造方法
JP2005112245A (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4697868

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees