JP4695744B2 - ズームレンズ及びそれを用いた投影装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを用いた投影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4695744B2
JP4695744B2 JP2000168196A JP2000168196A JP4695744B2 JP 4695744 B2 JP4695744 B2 JP 4695744B2 JP 2000168196 A JP2000168196 A JP 2000168196A JP 2000168196 A JP2000168196 A JP 2000168196A JP 4695744 B2 JP4695744 B2 JP 4695744B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens group
lens
zoom
wide
angle end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000168196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001350096A5 (ja
JP2001350096A (ja
Inventor
博喜 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000168196A priority Critical patent/JP4695744B2/ja
Publication of JP2001350096A publication Critical patent/JP2001350096A/ja
Publication of JP2001350096A5 publication Critical patent/JP2001350096A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4695744B2 publication Critical patent/JP4695744B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lenses (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ズームレンズ及びそれを用いた投影装置に関し、例えば表示体の画像を固定した有限距離にて、該画像をスクリーンに拡大投射するプロジェクション装置に好適なものであり、特に表示体に各色光毎に複数の液晶等を用い、各色光を色合成した後に、1本の投射レンズを介してスクリーン上に高精細な画像投射を行うのに好適な簡易な構成で小型なテレセントリック性能を有したズームレンズ及びそれを用いた投影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
負の屈折力のレンズ群が先行するネガティブリード型のズームレンズは比較的広画角化が容易で、かつ近接撮影距離での性能が維持できる等の特長を有しているが、反面、変倍の為の移動量が増大し、又高変倍化が難しく、又倍率色収差の変動が大きい等の欠点を有している。
【0003】
これらの欠点を改善し、レンズ系全体の小型化及び高変倍化を図ったズームレンズが例えば特公昭49−23912号公報、特開昭53−34539号公報、特開昭57−163213号公報、特開昭58−4113号公報、特開昭63−241511号公報、そして特開平2−201310号公報等で提案されている。
【0004】
これらの各公報ではズームレンズを物体側より順に負、正、負、そして正の屈折力のレンズ群の全体として4つのレンズ群より構成し、このうち所定のレンズ群を適切に移動させて変倍を行っている。
【0005】
多くのレンズ群を有するズームレンズとして特開昭54−17019号公報がある。この公報で開示されている発明は所謂オプティカルコンペンセーションをしているもので特に第2レンズ群、第4レンズ群を同じ動きにしているものである。
【0006】
このオプティカルコンペンセーション構成をすると制約が厳しく変倍比の割に大型化しやすい。又この構成では射出瞳が短くなる傾向があった。
【0007】
液晶プロジェクション用のズームレンズとして、本出願人は特願平9−272245号において、負、正、正、正の屈折力の4つのレンズ群より成る4群タイプのテレセントリックなズームレンズを提案している。そこでは、各レンズ群の働きは広角端から望遠端への変倍に関して第1〜3レンズ群は大きな共役(物体)側へ、又第4レンズ群は小さな共役(像面)側に移動することを特徴としており、XGAパネルに対応する歪曲・色収差を良好に補正したテレセントリックなズームレンズを提案している。
【0008】
又、本出願人は特開平11―190821号公報で距離の長い共役点側より順に負の屈折力の第1群、正の屈折力の第2群、負の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、そして正の屈折力の第5群を有し、該第2群と第4群を距離の長い共役点側へ移動させて広角端から望遠端への変倍を行い、距離の短い共役点側が略テレセントリックとなっているズームレンズを提案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
光学系で表示画像をスクリーンに拡大投射する際、特に液晶表示体を複数の色光ごとに分けて用い、各色光を合成して1本の投射レンズにて投射する場合、以下の条件を満足することが必要となる。
【0010】
(ア−1)液晶の配光特性、又は複数の色光を合成する時の色合成ダイクロイックミラーの角度依存の影響を排除する為に、パネル側の瞳(射出瞳)が遠方にある所謂テレセントリック光学系であること。
【0011】
(ア−2)表示体と投射レンズの間に介在する色合成素子のスペースを確保する為に、長いバックフォーカスを必要とする。
【0012】
(ア−3)通常、表示画像をスクリーン上に上方に投射する為に、投射レンズの光軸に対し、表示体はその中心位置がシフトした状態で用いられ、結果として前玉付近は使用する有効領域が光軸対称ではなく、上方に偏り、前玉径が大きくなるので改善手段が必要である。
【0013】
一般に長いバックフォーカスを有するには、レンズ系全体をスクリーン側に負の屈折力のレンズ群を、投影像原画側に正の屈折力のレンズ群を配置した、所謂レトロ型にする必要がある。
【0014】
しかしながらレトロ型にするとレンズ系が非対称となってくるために諸収差の発生が多くなり、良好なる光学性能を得るのが難しくなってくる。又レンズ枚数が増加し、レンズ系全体が複雑化及び大型化してくるという問題点が生じてくる。
【0015】
又、投影レンズのテレセントリック性を良くしようとすると、レンズ系全体が大型化してくるという問題が生じてくる。又、軸外光束の入射高が高くなり、高次の収差が多く発生してくるという問題点が生じてくる。
【0016】
又、一般に構成レンズ群の数が少ないと変倍のための可動レンズ群が制限され所望の倍率を得るために各群の移動量が大きくなってくる。又それに伴い、敏感度が高くなり、微少の製作誤差・がたつきがあっただけで投射像が著しく劣化することが多くなってくる。
【0017】
本発明は、各レンズ群の敏感度を低減化し、明るく、小型化、高変倍化を狙い、更に歪曲の小さいプロジェクターに好適なズームレンズ及びそれを用いた投影装置の提供を目的とする。
【0018】
この他本発明は、全体として6つのレンズ群より成り、又レンズ型としてネガティブリード型を採用し、各レンズ群を適切に構成することにより、レンズ系全体の小型化を図りつつ、変倍範囲全体にわたりテレセントリック条件を良好に維持し、画面全体にわたり良好なる光学性能を有した液晶プロジェクター用に好適なズームレンズ及びそれを用いた投影装置の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明のズームレンズは、距離の長い方の共役点を第1共役点、距離の短い方の共役点を第2共役点としたとき、該第1共役点側から順に、
負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正又は負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群より構成され、
広角端のズーム位置から望遠端のズーム位置への変倍に際して、前記第1、第6レンズ群は固定であり、前記第2レンズ群と、前記第4レンズ群は、第1共役点側に移動し、前記第3レンズ群が移動し、前記第5レンズ群は第2共役点側へ移動し、
前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端と望遠端の焦点距離をfw,ft、広角端において第2共役点から射出瞳までの距離をtkとするとき、
0.9<f2/f4<1.6
1<|f1|/fw<2
|tk|/fw>4.0
【数3】
を満足することを特徴としている。
【0020】
請求項2の発明は請求項1の発明において、広角端のズーム位置から望遠端のズーム位置への変倍に際して、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が広くなり、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が狭くなり
前記第3レンズ群は、広角端に比べ望遠端のズーム位置において第1共役点側に位置するように移動することを特徴としている。
【0021】
請求項3の発明は請求項1又は2の発明において、広角端のズーム位置から望遠端のズーム位置への変倍に際して前記第iレンズ群の移動量をMiとしたとき
0.3<M4/M2< 1.5
−8.0<M4/M5<−0.5
を満足することを特徴としている。
【0022】
請求項4の発明は請求項1から3のいずれか1項の発明において、前記第iレンズ群の広角端と望遠端での結像倍率を各々βiw,βit、全系の広角端と望遠端のズーム位置での焦点距離を各々fw,ftとし、
Zi=βit/βiw
Z =ft/fw
としたとき
0.8<Z4/Z<3
を満足することを特徴としている。
【0023】
請求項5の発明は請求項1から4のいずれか1項の発明において、前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端と望遠端での焦点距離をfw,ftとしたとき
0.4<|f1/f2|<1.2
【数1】
を満足することを特徴としている。
【0024】
請求項6の発明は請求項1から5のいずれか1項の発明において、前記第iレンズ群の焦点距離をfi、バックフォーカスをbfとしたとき
0.5<bf/f6<1.5
0.9|f1|/bf<2.2
を満足することを特徴としている。
【0025】
請求項7の発明は請求項1から6のいずれか1項の発明において、前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端の焦点距離をfwとしたとき
0.8<f6/fw<1.3
を満足することを特徴としている。
【0026】
請求項8の発明は請求項1から7のいずれか1項の発明において、前記第1レンズ群は1以上の負レンズを有し、このうち1つの負レンズの材質のアッベ数をν1、該1以上の負レンズの材質のアッベ数の平均値をν1nとしたとき
ν1 >65
ν1n>70
を満足することを特徴としている。
【0027】
請求項9の発明の投影装置は、請求項1からのいずれか1項のズームレンズを用いて投影像原画をスクリーン面上に投影していることを特徴としている。
【0038】
【発明の実施の形態】
図1,図2,図3は本発明の数値実施例1のレンズ断面図,広角端の収差図、望遠端の収差図である。
【0039】
図4,図5,図6は本発明の数値実施例2のレンズ断面図,広角端の収差図、望遠端の収差図である。
【0040】
図7,図8,図9は本発明の数値実施例3のレンズ断面図,広角端の収差図、望遠端の収差図である。
【0041】
図10,図11,図12は本発明の数値実施例4のレンズ断面図,広角端の収差図、望遠端の収差図である。
【0042】
図13,図14,図15は本発明の数値実施例5のレンズ断面図,広角端の収差図、望遠端の収差図である。
【0043】
図16,図17,図18は本発明の数値実施例6のレンズ断面図,広角端の収差図、望遠端の収差図である。
【0044】
図19,図20,図21は本発明の数値実施例7のレンズ断面図,広角端の収差図、望遠端の収差図である。
【0045】
レンズ断面図において、PLはズームレンズである。L1は負の屈折力の第1群(第1レンズ群)、L2は正の屈折力の第2群(第2レンズ群)、L3は正又は負の屈折力の第3群(第3レンズ群)、L4は正の屈折力の第4群(第4レンズ群)、L5は負の屈折力の第5群(第5レンズ群)、L6は正の屈折力の第6群(第6レンズ群)である。
【0046】
Sはスクリーン面(投影面)、LCDは液晶パネル(液晶表示素子)等の原画像(被投影面)である。スクリーン面Sと原画像LCDとは共役関係にあり、一般にはスクリーン面Sは距離の長い方の共役点(第1共役点)に、原画像LCDは距離の短い方の共役点(第2共役点)に相当している。
【0047】
GBは色合成プリズムや偏光フィルター、そしてカラーフィルター等のガラスブロックである。
【0048】
ズームレンズPLは接続部材(不図示)を介して液晶ビデオプロジェクター本体に装着されている。ガラスブロックGB以降の液晶表示素子LCD側はプロジェクター本体に含まれている。
【0049】
本実施形態では広角端から望遠端への変倍(ズーミング)に際して矢印のように第2群L2及び第4群L4を第1共役点側(スクリーンS側)へ第5群L5を第2共役点(パネル)側LCDへ,第3群を矢印の如く第2共役点側に凸状の軌跡を有しつつ移動させている。
【0050】
本実施形態のズームレンズPLは表示面の画像を、スクリーンに拡大投射する略テレセントリックなレンズ系より成っている。
【0051】
本実施形態では第1群を光軸上移動させてフォーカスを行なっている。尚、フォーカスは第1群と第2群を同時に、又は第3群又は第5群又は全体を移動させて行なっても良い。又、表示パネルを移動させて行なっても良い。
【0052】
本発銘の投影装置は、LCDの原画をズームレンズPLを用いて投影像原画をスクリーン面上に投影している。
【0053】
(尚、以下の説明は、プロジェクターとしての使い方とは逆の縮小系として展開している。しかしながら光学的には光線は可逆的であるために、評価している場所が違うだけで問題はない)
カラー液晶プロジェクションTV用の投射レンズとして用いる大口径のレンズ系には、ダイクロイックミラー等を配置する必要上から長いバックフォーカスが必要である。
【0054】
本発明では非常に短い投射距離を達成するために投射レンズ全系の屈折力を強くし、さらに大口径化により発生する収差を前述の如く各レンズ群及びレンズ構成を特定することによって高度に補正している。
【0055】
尚、本発明において更に所定の変倍比を確保しつつ全変倍範囲にわたり収差変動が少なく、画面全体にわたり高い光学性能を得るには次の条件のうち、少なくとも1つを満足させるのが良い。
【0056】
(イ−1)広角端のズーム位置から望遠端のズーム位置への変倍に際して、前記第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が広くなり、前記第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が狭くなり前記第3レンズ群は、広角端より望遠端のズーム位置の方が第1共役点側にあることである。
【0057】
これによれば所定の変倍比を効果的に得ることができる。この時、第4レンズ群の変倍分担が最も大きいことが好ましい。又第2レンズ群は広角端から望遠端に変移するのに際し減倍すること、又最も移動量が大きいのは第2レンズ群、あるいは第4レンズ群であることが好ましい。
【0058】
(イ−2)第6レンズ群は変倍中固定であることである。
【0059】
このように、第6レンズ群がズーミング中固定であることとズーミング中の瞳の変動を抑えるのに望ましい。
【0060】
(イ−3)第1レンズ群は変倍中固定であることである。
【0061】
第1レンズ群がズーミング中固定であると、全系の小型化に有効であり、ズーミングによるレンズのFnoの変化が少なく有効である。
【0062】
(イ−4)広角端から望遠端への変倍に際して前記第iレンズ群の移動量をMiとしたとき
0.3<M4/M2< 1.5 ‥‥‥(1)
−8.0<M4/M5<−0.5 ‥‥‥(2)
を満足することである。
【0063】
ここで、第2共役点側への移動を正、逆の方向を負としている。
【0064】
ここで、条件式(1)の上限値を越えると全系が大型化し、又下限値を越えると所望の変倍比が得にくくなる。
【0065】
条件式(2)の下限値を越えると全系が大型化し、上限値を越えると所望の変倍比を確保しにくく適当でない。
【0066】
(イ−5)前記第iレンズ群の広角端と望遠端での結像倍率を各々βiw,βit、全系の広角端と望遠端での焦点距離を各々fw,ftとし、
Zi=βit/βiw
Z =ft/fw
としたとき
0.8<Z4/Z<3 ‥‥‥(3)
を満足することである。
【0067】
条件式(3)は変倍群となる第4レンズ群の変倍の比を適切に規定するものである。第4レンズ群は変倍に際し増倍しているが、その他のレンズ群と変倍のバランスをとるとこの範囲にあるのが全系の変倍分担上適切である。
【0068】
(イ−6)前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端と望遠端での焦点距離をfw,ftとしたとき
0.4<|f1/f2|<1.2 ‥‥‥(4)
【0069】
【数5】
【0070】
を満足することである。
【0071】
条件式(4)は前玉径と歪曲に絡む第1レンズ群と第2レンズ群の関係を適切に規定したものである。
【0072】
条件式(4)の下限値を逸脱すると第1レンズ群で決まる前玉径が大きくなり、また広角端での歪曲収差が大きくなり適当でない。また上限値を逸脱すると所望の画角(特に広角側)が難しくなり全系が大型化し適当でない。
【0073】
条件式(5)は第2レンズ群のパワーを適切にするもので下限値を越えると像面が補正過剰となり適当でない。また上限値を越えると所望の変倍比を得るために第2レンズ群の移動量を大きくする必要があり全系が大型化し適当でない。
【0074】
条件式(6)は主変倍群の第4レンズ群のパワーを適切にするもので下限値を越えると像面が補正過剰となり適当でない。また上限値を越えると所望の変倍比を得るために第2レンズ群の移動量を大きくする必要があり全系が大型化し適当でない。
【0075】
(イ−7)前記第iレンズ群の焦点距離をfiとしたとき
0.9<f2/f4<1.6 ‥‥‥(7)
を満足することである。
【0076】
条件式(7)は変倍に寄与するレンズ群の屈折力配置を適切にするものである。上限値を逸脱すると主変倍群の第4レンズ群の屈折力が強くなり像面湾曲が大きくなりがちとなる。また下限値を逸脱すると主変倍群の第4レンズ群の屈折力が弱くなり所望の変倍比を得にくくなる。
【0077】
(イ−8)前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端の焦点距離をfwとしたとき
1<|f1|/fw<2 ‥‥‥(8)
を満足することである。
【0078】
条件式(8)の上限値を逸脱すると広角端の歪曲が、下限値を越えると望遠端の歪曲を適正にできなくなる。
【0079】
(イ−9)前記第iレンズ群の焦点距離をfi、バックフォーカスをbfとしたとき
0.5<bf/f6<1.5 ‥‥‥(9)
0.9|f1|/bf<2.2 ‥‥(10)
を満足することである。
【0080】
ここでbfは第6レンズ群から表示体(LCD)までのダイクロプリズム等の光学ブロックを除いた空気換算長のことである。
【0081】
条件式(9)は全系を適切に略テレセントリックにするために必要な式である。上限値を越えると大型化し、下限値を越えると歪曲が発生する。
【0082】
条件式(10)は歪曲を適切にとりながら射出瞳を長くし略テレセントリックにするための条件である。
【0083】
ここで言っている略テレセントリック及びテレセントリックというのは上述したように液晶の配光特性、または複数の色光を合成する時の色合成ダイクロイックミラーの角度依存の影響を排除する為に、射出瞳が遠方にあることを示す。
【0084】
(イ−10)広角端において第2共役点から射出瞳までの距離をtk、全系の広角端での焦点距離をfwとするとき
|tk|/fw>4.0 ‥‥‥(11)
を満足することである。
【0085】
広角端での表示パネルから(縮小側から)射出瞳までの距離tkを適切に設定し、良好なるテレセントリック性を得ている。
【0086】
本発明において更に望ましくは条件式(11)の数値が以下の範囲に入っていることが望ましい。
【0087】
|tk|/fw>8.0 ‥‥‥(11a)
(イ−11)前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端の焦点距離をfwとしたとき
0.8<f6/fw<1.3 ‥‥‥(12)
を満足することである。
【0088】
条件式(12)は最適にテレセントリック系にしつつ、レンズからパネルまでの距離を最適にするためのものである。
【0089】
条件式(12)の下限値を越えると最適なテレセントリック性を満足できず、上限値を超えると全系が大型化してくるので適当でない。
【0090】
(イ−12)前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端と望遠端の焦点距離をfw,ftとしたとき
【0091】
【数6】
【0092】
を満足することである。
【0093】
条件式(13)〜(16)は各レンズ群のパワー配置を適切にしつつ、各レンズ群の移動量を適切にして、レンズ系全体の小型化を図る為のものである。条件式(13)〜(16)のいずれの条件を外れても、レンズ系全体の小型化を図りつつ、所定の変倍比を確保するのが難しくなってくる。
【0094】
(イ−13)前記第1レンズ群は1以上の負レンズを有し、このうち1つの負レンズの材質のアッベ数をν1、該1以上の負レンズの材質のアッベ数の平均値をν1nとしたとき
ν1 >65 ‥‥‥(17)
ν1n>70 ‥‥‥(18)
を満足することである。
【0095】
条件式(17)は特にズーミングにおける倍率色収差を低減しつつ、変動も抑えるために第1レンズ群の負レンズにアッベ数ν1を設定したものである。
【0096】
本発明では第3レンズ群は収斂系でも発散系でもよいが、好ましくは発散系(負の屈折力)の方が好ましい。
【0097】
条件式(18)は色収差とそのズーミングによる変動を小さくするためのものである。
【0098】
(イ−14)第6レンズ群は、表示体に最も近く、比較的強い正の屈折力を与えることにより、テレセントリックな系を実現している。この為最もスクリーン側に強い凸面を向けた正レンズを少なくとも1枚配置するのが良い。これによれば軸外像面湾曲の補正と構成の簡易化の両立を達成することが容易となる。
【0099】
前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、前記第4レンズ群、第5レンズ群を移動して変倍することが良い。これによれば各レンズ群の移動量を減らしつつ、各レンズ群の位置ずれ、倒れ等による性能敏感度を低く分散して、高変倍率なズームレンズを達成することができる。又、レンズ全長を短縮すると共に、入射瞳位置から前玉までの距離を短くし、軸外斜光束で決まる前玉径の小型化を図ることが容易となる。
【0100】
(イ−15)前記第1レンズ群は、負の屈折力を有し、色合成素子のスペースのために、長いバックフォーカスを確保している。特にバックフォーカスを長くするために、第1レンズ群中にスクリーン側に凸面を有するメニスカス状の負レンズを配置するのが良い。さらに各レンズ群の屈折力を適切に配置し、前記第1レンズ群をズーミング中、固定とすることが良く、これによれば上記軸外斜光束の位置の変動をへらし、構成の簡易化と共に全長一定なレンズ系が達成できる。また広角端での歪曲の低減のために第1レンズ群の最も物体側には凸レンズを配置するのが良く、これによれば最も軸外光束を通る位置での歪曲収差を良好に行なうことができる。
【0101】
(イ−16)広角端のズーム位置に対し、望遠端のズーム位置には、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔は減少し、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔は増大し、
前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔は増大し、
前記第5レンズ群と前記第6レンズ群の間隔は減少することが各群の変倍分担を適当に分散させ、所望の変倍比を得るのに好ましい。
【0102】
この際、第4レンズ群は変倍に際して増倍しているのが好ましい。
【0103】
次に各図の数値実施例の構成について説明する。
【0104】
図1の数値実施例1では広角端から望遠端へのズーミングにおいて、第1レンズ群と第6レンズ群が固定で第2レンズ群と第4レンズ群がスクリーン側(第2共役点側)へ移動すると共に第3レンズ群は望遠端近傍にて変曲点をもってパネル側(第2共役点側)へ凸の軌跡で移動するものである(略完全往復)|M2|>|M4|である。
【0105】
第2レンズ群は減倍、第3レンズ群、第4レンズ群は増倍の構成となっている。
【0106】
図4の数値実施例2では数値実施例1と同様広角端から望遠端へのズーミングで、第1レンズ群と第6レンズ群が固定で第2レンズ群と第4レンズ群がスクリーン側へ移動すると共に第3レンズ群もパネル側に凸の軌跡をもちつつスクリーン側に移動する|M2|>|M3|>|M4|である。
【0107】
第2レンズ群は減倍、第3レンズ群、第4レンズ群は増倍している。
【0108】
図7の数値実施例3と図10の数値実施例4はいずれも数値実施例2と同様の構成である。
【0109】
図13の数値実施例5では数値実施例1と同様広角端から望遠端へのズーミングで、第1レンズ群と第6レンズ群が固定で第2レンズ群と第4レンズ群がスクリーン側へ移動すると共に第3レンズ群もスクリーン側に移動する。|M2|>|M4|>|M3|である。第2レンズ群、第3レンズ群は減倍、第4レンズ群は増倍している。
【0110】
図16の数値実施例6では広角端から望遠端へのズーミングで、第1レンズ群と第6レンズ群が固定で第2レンズ群と第4レンズ群がスクリーン側へ移動するとともに第3レンズ群もスクリーン側に移動する。|M4|>|M2|>|M3|である。第2レンズ群は減倍、第3レンズ群、第4レンズ群は増倍している。
【0111】
図19の数値実施例7では広角端から望遠端へのズーミングで、第1レンズ群と第6レンズ群が固定で第2レンズ群と第4レンズ群がスクリーン側へ移動するとともに第3レンズ群もスクリーン側に移動する。|M4|>|M2|>|M3|である。第2レンズ群は減倍、第3レンズ群、第4レンズ群は増倍している。最も変倍比が大きな実施例である。
【0112】
以下に本発明の実施例を記載する。
【0113】
数値実施例においてRiはスクリーン側より順に第i番目の面の曲率半径、Diはスクリーン側より順に第i番目の光学部材及び空気間隔、Niとνiはそれぞれスクリーン側より順に第i番目の光学部材の材質の屈折率とアッベ数である。
【0114】
又、数値実施例において最後の2つの面は色分解プリズムやフィルター等のガラスブロックを示す。
【0115】
又、前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表−1に示す。
【0116】
【外1】
【0117】
【外2】
【0118】
【外3】
【0119】
【外4】
【0120】
【外5】
【0121】
【外6】
【0122】
【外7】
【0123】
【表1】
【0124】
【発明の効果】
本発明によれば各レンズ群の敏感度を低減化し、明るく、小型化、高変倍化を狙い、更に歪曲の小さいプロジェクターに好適なズームレンズ及びそれを用いた投影装置を達成することができる。
【0125】
この他本発明によれば、全体として6つのレンズ群より成り、又レンズ型としてネガティブリード型を採用し、各レンズ群を適切に構成することにより、レンズ系全体の小型化を図りつつ、変倍範囲全体にわたりテレセントリック条件を良好に維持し、画面全体にわたり良好なる光学性能を有した液晶プロジェクター用に好適なズームレンズ及びそれを用いた投影装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】 本発明の数値実施例1の広角端の収差図
【図3】 本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図4】 本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図5】 本発明の数値実施例2の広角端の収差図
【図6】 本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図7】 本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図8】 本発明の数値実施例3の広角端の収差図
【図9】 本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図10】 本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図11】 本発明の数値実施例4の広角端の収差図
【図12】 本発明の数値実施例4の望遠端の収差図
【図13】 本発明の数値実施例5のレンズ断面図
【図14】 本発明の数値実施例5の広角端の収差図
【図15】 本発明の数値実施例5の望遠端の収差図
【図16】 本発明の数値実施例6のレンズ断面図
【図17】 本発明の数値実施例6の広角端の収差図
【図18】 本発明の数値実施例6の望遠端の収差図
【図19】 本発明の数値実施例7のレンズ断面図
【図20】 本発明の数値実施例7の広角端の収差図
【図21】 本発明の数値実施例7の望遠端の収差図
【符号の説明】
L1 第1群
L2 第2群
L3 第3群
L4 第4群
L5 第5群
GB ガラスブロック
IP 像面(LCD)
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面

Claims (9)

  1. 距離の長い方の共役点を第1共役点、距離の短い方の共役点を第2共役点としたとき、該第1共役点側から順に、
    負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正又は負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群より構成され、
    広角端のズーム位置から望遠端のズーム位置への変倍に際して、前記第1、第6レンズ群は固定であり、前記第2レンズ群と、前記第4レンズ群は、第1共役点側に移動し、前記第3レンズ群が移動し、前記第5レンズ群は第2共役点側へ移動し、
    前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端と望遠端の焦点距離をfw,ft、広角端において第2共役点から射出瞳までの距離をtkとするとき、
    0.9<f2/f4<1.6
    1<|f1|/fw<2
    |tk|/fw>4.0
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 広角端のズーム位置から望遠端のズーム位置への変倍に際して、
    前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が広くなり、
    前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が狭くなり
    前記第3レンズ群は、広角端に比べ望遠端のズーム位置において第1共役点側に位置するように移動することを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 広角端のズーム位置から望遠端のズーム位置への変倍に際して前記第iレンズ群の移動量をMiとしたとき
    0.3<M4/M2< 1.5
    −8.0<M4/M5<−0.5
    を満足することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 前記第iレンズ群の広角端と望遠端での結像倍率を各々βiw,βit、全系の広角端と望遠端のズーム位置での焦点距離を各々fw,ftとし、
    Zi=βit/βiw
    Z =ft/fw
    としたとき
    0.8<Z4/Z<3
    を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項のズームレンズ。
  5. 前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端と望遠端での焦点距離をfw,ftとしたとき
    0.4<|f1/f2|<1.2
    を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項のズームレンズ。
  6. 前記第iレンズ群の焦点距離をfi、バックフォーカスをbfとしたとき
    0.5<bf/f6<1.5
    0.9|f1|/bf<2.2
    を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項のズームレンズ。
  7. 前記第iレンズ群の焦点距離をfi、全系の広角端の焦点距離をfwとしたとき
    0.8<f6/fw<1.3
    を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項のズームレンズ。
  8. 前記第1レンズ群は1以上の負レンズを有し、このうち1つの負レンズの材質のアッベ数をν1、該1以上の負レンズの材質のアッベ数の平均値をν1nとしたとき
    ν1 >65
    ν1n>70
    を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項のズームレンズ。
  9. 請求項1からのいずれか1項のズームレンズを用いて投影像原画をスクリーン面上に投影していることを特徴とする投影装置。
JP2000168196A 2000-06-05 2000-06-05 ズームレンズ及びそれを用いた投影装置 Expired - Fee Related JP4695744B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000168196A JP4695744B2 (ja) 2000-06-05 2000-06-05 ズームレンズ及びそれを用いた投影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000168196A JP4695744B2 (ja) 2000-06-05 2000-06-05 ズームレンズ及びそれを用いた投影装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001350096A JP2001350096A (ja) 2001-12-21
JP2001350096A5 JP2001350096A5 (ja) 2010-07-08
JP4695744B2 true JP4695744B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=18671238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000168196A Expired - Fee Related JP4695744B2 (ja) 2000-06-05 2000-06-05 ズームレンズ及びそれを用いた投影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4695744B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6801367B2 (en) 2002-06-12 2004-10-05 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Zoom lens and projection display device which uses same
JP4551676B2 (ja) * 2004-03-10 2010-09-29 キヤノン株式会社 ズームレンズ、画像表示装置、撮像装置
JP4703996B2 (ja) 2004-09-24 2011-06-15 富士フイルム株式会社 ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置
JP4932290B2 (ja) * 2006-03-22 2012-05-16 富士フイルム株式会社 投影用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP4919392B2 (ja) 2006-05-10 2012-04-18 富士フイルム株式会社 投影用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP5069146B2 (ja) * 2008-02-29 2012-11-07 富士フイルム株式会社 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP4845993B2 (ja) * 2009-04-22 2011-12-28 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する光学機器
JP5345890B2 (ja) * 2009-04-28 2013-11-20 富士フイルム株式会社 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
US8503102B2 (en) 2011-04-19 2013-08-06 Panavision International, L.P. Wide angle zoom lens
CN203786378U (zh) 2011-10-26 2014-08-20 富士胶片株式会社 投影用变焦透镜和投影型显示装置
JP5803840B2 (ja) * 2012-08-09 2015-11-04 コニカミノルタ株式会社 変倍機能を有する投影レンズ及びプロジェクター
KR101504029B1 (ko) * 2013-09-25 2015-03-18 삼성전기주식회사 렌즈 모듈
JP6252192B2 (ja) * 2014-01-17 2017-12-27 セイコーエプソン株式会社 投射光学系及び投射型画像表示装置
JP6253437B2 (ja) * 2014-02-14 2017-12-27 キヤノン株式会社 結像光学系及びそれを有する画像投射装置
JP6588794B2 (ja) * 2015-10-20 2019-10-09 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
CN106019542B (zh) * 2016-06-27 2018-08-03 中国科学院西安光学精密机械研究所 宽波段多用途连续变焦光学系统
CN107121767B (zh) * 2017-06-27 2022-11-08 湖北久之洋信息科技有限公司 用于dlp工程投影机的高分辨率投影镜头
CN114545713B (zh) * 2021-12-31 2024-06-11 歌尔光学科技有限公司 一种投影光学系统以及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001350096A (ja) 2001-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7113347B2 (en) Zoom lens and optical apparatus having the same
JP4695744B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いた投影装置
US6633436B2 (en) Optical system, projection optical system, image projection apparatus having it, and image pickup apparatus
JP5535542B2 (ja) 投射用ズームレンズおよび投射型表示装置
US20110002044A1 (en) Zoom lens and image projection apparatus including the same
US7564632B2 (en) Projection zoom lens
JP4217437B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP5275899B2 (ja) 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP4920983B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
US7227693B2 (en) Zoom lens and projection display device using the zoom lens
JP2011100079A (ja) 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP4573937B2 (ja) 光学系およびそれを有する光学機器、画像投影装置、撮像装置
JP2007304268A (ja) ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP2008158159A (ja) ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP4188595B2 (ja) 投射用ズームレンズ
JP4599071B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP6469284B1 (ja) 投射レンズ及びこれを用いた投射型表示装置
JPH0239011A (ja) 非球面ズームレンズ
JP4006073B2 (ja) ズームレンズ
US6768595B2 (en) Five-group zoom lens and projection display device including it
JP2001337275A (ja) ズームレンズ及びそれを用いた投影装置
JP2004061681A (ja) ズームレンズ及びそれを有する光学機器
JP4579375B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いた投影装置
JP2004070306A (ja) ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置
JP2005309061A (ja) バックフォーカスの長いテレセントリック望遠ズームレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070601

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110228

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4695744

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees