JP4932290B2 - 投影用ズームレンズおよび投写型表示装置 - Google Patents
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Description
上述した多くの要求をある程度満たすものとしては、下記特許文献1、2に記載されたものが知られている。
変倍時において、前記6つのレンズ群のうち少なくとも4つのレンズ群を移動するように構成されてなり、
下記条件式(1)、(2)を共に満足することを特徴とするものである。
0.20<|M4|/f4<1.00 (2)
ただし、
Mi:第iレンズ群の広角端から望遠端までのズーム移動量
fi:第iレンズ群の焦点距離
νd>55 (3)
ただし、
νd:d線に対するアッベ数
Nd>1.70 (4)
ただし、
Nd:d線に対する屈折率
νd>40 (5)
ただし、
νd:d線に対するアッベ数
また、上記第5レンズ群G5は、正の屈折力を有するように構成することも可能である。
0.10<|M3|/f3<0.50 (1)
0.20<|M4|/f4<1.00 (2)
νd>55 (3)
Nd>1.70 (4)
νd>40 (5)
ただし、
Mi:第iレンズ群の広角端から望遠端までのズーム移動量
fi:第iレンズ群の焦点距離
νd:d線に対するアッベ数
Nd:d線に対する屈折率
上記条件式(1)は、第3レンズ群G3の、広角端から望遠端までのズーム移動量を規定するものであり、また上記条件式(2)は、第4レンズ群G4の、広角端から望遠端までのズーム移動量を規定するものであり、これら2つの条件式を満足することによって、高い変倍比を確保することが可能となる。なお、このような趣旨から、条件式(2)に替えて下記条件式(2´)を満足することが、より好ましい。
0.25<|M4|/f4<0.80 (2´)
νd>60 (3´)
Nd>1.75 (4´)
<実施例1>
実施例1に係る投影用ズームレンズの概略構成を図1に示す。この投影用ズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1、各々正の屈折力を有する第2レンズ群G2〜第4レンズ群G4、負の屈折力を有する第5レンズ群G5、正の屈折力を有する第6レンズ群G6を備えてなる。
また、図2は、実施例1の投影用ズームレンズにおける、変倍時のレンズ移動軌跡を示すものである。
これらの収差図から明らかなように、実施例1の投影用ズームレンズによれば、各収差、特に軸上色収差、倍率色収差およびディストーションを極めて良好に補正することができる。
実施例2に係る投影用ズームレンズの概略構成を図3に示す。本実施例において、実施例1と重複する説明については省略する。
実施例2に係る投影用ズームレンズのレンズ構成は、実施例1のものと略同様である。
また、図4は、実施例2の投影用ズームレンズにおける、変倍時のレンズ移動軌跡を示すものである。
これらの収差図から明らかなように、実施例2の投影用ズームレンズによれば、各収差、特に軸上色収差、倍率色収差およびディストーションを極めて良好に補正することができ、る。
実施例3に係る投影用ズームレンズの概略構成を図5に示す。本実施例において、実施例1と重複する説明については省略する。
実施例3に係る投影用ズームレンズのレンズ構成は、実施例1のものと比較すると略同様とされているが、第5レンズ群G5中の接合レンズを構成する第11レンズL11と第12レンズL12の接合面が平面とされている点で相違している。
また、図6は、実施例2の投影用ズームレンズにおける、変倍時のレンズ移動軌跡を示すものである。
これらの収差図から明らかなように、実施例3の投影用ズームレンズによれば、各収差、特に軸上色収差、倍率色収差およびディストーションを極めて良好に補正することができ、る。
G1〜G6 レンズ群
X 光軸
1、103 DMD
2 カバーガラス(フィルタ部)
101 光源
102 ロッドインテグレータ
104 投影用ズームレンズ
105 スクリーン
106 カラーホイール
107 TIRプリズム
Claims (6)
- 拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、正または負の屈折力を有する第5レンズ群、および正の屈折力を有する第6レンズ群を配設してなり、
変倍時において、前記6つのレンズ群のうち少なくとも4つのレンズ群を移動するように構成されてなり、
下記条件式(1)、(2)を共に満足するとともに、
前記第5レンズ群が、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けたメニスカスレンズ、拡大側に凹面を向けた負レンズおよび縮小側に凸面を向けた正レンズを接合してなる接合レンズ、ならびに正レンズ、から構成されてなり、
前記第4レンズ群に含まれる正レンズが、以下の条件式(3)を満たす硝材からなることを特徴とする投影用ズームレンズ。
0.10<|M3|/f3<0.50 (1)
0.20<|M4|/f4<1.00 (2)
νd>55 (3)
ただし、
Mi:第iレンズ群の広角端から望遠端までのズーム移動量
fi:第iレンズ群の焦点距離
νd:d線に対するアッベ数 - 広角端から望遠端への変倍時において、全ての変倍時移動レンズ群が縮小側から拡大側へ移動するように構成されてなることを特徴とする請求項1記載の投影用ズームレンズ。
- 前記第2レンズ群が、正の単レンズよりなるとともに、以下の条件式(4)を満たす硝材からなることを特徴とする請求項1または2記載の投影用ズームレンズ。
Nd>1.70 (4)
ただし、
Nd:d線に対する屈折率 - 前記単レンズが、以下の条件式(5)を満たす硝材からなることを特徴とする請求項3記載の投影用ズームレンズ。
νd>40 (5)
ただし、
νd:d線に対するアッベ数 - 前記第1レンズ群と前記第6レンズ群が変倍時に固定とされていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項記載の投影用ズームレンズ。
- 光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、請求項1〜5のうちいずれか1項記載の投影用ズームレンズとを備え、前記光源からの光束を前記ライトバルブで光変調し、前記投影用ズームレンズによりスクリーンに投写することを特徴とする投写型表示装置。
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