JP4693641B2 - 通信システム、無線通信端末及び表示制御方法 - Google Patents

通信システム、無線通信端末及び表示制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、1の無線通信端末に複数の無線通信端末との間で同時に通話を実行させることができる通信システム、その通信システムで用いられる無線通信端末及び表示制御方法に関する。
近年、携帯電話システムでは、1の無線通信端末(携帯電話機など)が、従来のトランシーバーのように複数の無線通信端末と同時に通話を行うグループ通話機能を提供する音声通話サービスの1つとして、PTT(push-to-talk)サービスが提供されている(例えば、特許文献1参照)。PTTサービスでは、グループ通話に参加している複数の無線通信端末のうちの1の端末のユーザーが端末のボタンを押しながら発話すると、当該グループ通話に参加している他の無線通信端末に向けて当該発話に係る音声データが送信される。
ところで、SIP(Session Initiation Protocol)を用いたPTTサービスでは、既にグループ通話に参加している複数の無線通信端末の識別情報(以下、電話番号、IPアドレス又はユーザー名等のメンバー識別情報)を、これからグループ通話に参加する相手先端末に表示するサービスも行われている。
具体的には、先ず、既にグループ通話に参加している複数の無線通信端末(例えば、無線通信端末#A,#B,#C)のうちの何れかの端末(発信端末)が、グループ通話に参加していない相手先端末を呼び出すための呼出要求(INVITE Request)をSIPサーバーに送信する。
SIPサーバーは、発信端末から受信した呼出要求(INVITE Request)に基づいて、相手先端末宛の呼出要求(INVITE Request)を生成する。SIPサーバーは、相手先端末からの要求により相手先端末の位置登録をする等のログイン処理が完了した後に、生成した呼出要求(INVITE Request)を相手先端末に送信する。
これにより、相手先端末は、SIPサーバーから受信した呼出要求(INVITE Request)に含まれているメンバー識別情報(例えば、無線通信端末#A,#B,#Cの電話番号、ユーザー名など)を表示している。
特表2005−535156号公報
しかしながら、上記相手先端末は、SIPサーバーに対するログイン処理を完了しなければ、SIPサーバーからの呼出要求(INVITE Request)を受信することができないため、当該ログイン処理を実行する分、SIPサーバーからの呼出要求(INVITE Request)に含まれているメンバー識別情報を迅速に取得することができない。
また、相手先端末は、常時、SIPサーバーと通信可能な状態であるとは限らないため、SIPサーバーに対するログイン処理を完了することができない場合がある。この場合には、相手先端末は、SIPサーバーからの呼出要求(INVITE Request)を受信するまでには相当の時間を要することとなり、当該呼出要求(INVITE Request)に含まれているメンバー識別情報を益々迅速に取得することができない。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、相手先端末がSIPサーバーに対するログイン処理を実行していない場合であっても、当該相手先端末がメンバー識別情報を迅速に取得することができる通信システム、無線通信端末及び表示制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、グループ通話を可能にする通信システムであって、前記通信システムは、呼制御サーバー(例えば、SIPサーバー100)とメッセージ送信サーバー(例えば、SMSサーバー200)とを備え、前記呼制御サーバーは、グループ通話メンバーを呼び出すための第1呼出要求を受信する呼出要求受信部(例えば、呼出要求受信部103)と、受信された前記第1呼出要求に基づいて、前記第1呼出要求に対応する前記グループ通話メンバーを呼び出すための第2呼出要求を生成する呼出要求生成部(例えば、呼出要求生成部107)と、生成された前記第2呼出要求を前記グループ通話メンバーに送信するに先立て、前記第1呼出要求を受信したことを示す呼出要求受信情報を送信する呼出要求送信部(例えば、呼出要求送信部109)とを備え、前記メッセージ送信サーバーは、前記呼制御サーバーから送信された前記呼出要求受信情報を受信する情報受信部(例えば、情報受信部201)と、受信された前記呼出要求受信情報に基づいて、前記グループ通話を実行するアプリケーションを起動させる起動メッセージに前記グループ通話のメンバー識別情報を含めて前記グループ通話メンバーに送信する起動メッセージ送信部(例えば、起動メッセージ送信部203)とを備えることを要旨とする。
かかる特徴によれば、起動メッセージがメンバー識別情報を含むため、無線通信端末は、呼制御サーバーに対するログイン処理を実行しない場合であっても、当該ログイン処理の前に受信する起動メッセージによりメンバー識別情報を迅速に取得することができる。
本発明の第2の特徴は、着信を拒否する着信拒否の識別情報を記憶する記憶部と、メッセージ送信サーバーからグループ通話用システムへのログイン処理を起動させる起動メッセージを受信する受信部と、受信された前記起動メッセージに含まれている識別情報が前記着信拒否の識別情報に含まれている場合には、前記起動メッセージに前記着信拒否の識別情報が含まれることを表示する表示部とを備えることを要旨とする。
かかる特徴によれば、無線通信端末は、起動メッセージに着信拒否の識別情報が含まれている場合には、起動メッセージに着信拒否の識別情報が含まれることを表示する。これにより、無線通信端末のユーザーは、グループ通話に自己にとって拒否したいユーザーが含まれていることを認識することができ、発信端末からの呼び出しに対して応答するか否かの判断を適切にすることができる。
本発明の第3の特徴は、前記起動メッセージに前記着信拒否の識別情報が含まれている場合には、前記グループ通話用システムへの前記ログイン処理を起動させないように制御する制御部を備えることを要旨とする。
かかる特徴によれば、無線通信端末は、起動メッセージを受信してから、グループ通話に拒否対象者が含まれることとなった場合には、グループ通話用システムへの不必要なログイン処理を実行しないようにすることができる。
本発明の第4の特徴は、グループ通話を開始するための起動メッセージであり、且つグループ通話用システムへのログイン処理を起動させる該起動メッセージに含まれている前記グループ通話のメンバー識別情報と、前記グループ通話システムへの前記ログイン処理後に通知された前記グループ通話のメンバー識別情報とに基づいて、前記ログイン処理後に通知された前記メンバー識別情報と前記起動メッセージに含まれている前記メンバー識別情報とに差異がある場合には、その旨を表示することを要旨とする。
かかる特徴によれば、無線通信端末は、起動メッセージを受信してから、ログイン処理後にグループ通信システムから識別情報を受信するまでに、グループ通話の対象となっている無線通信端末の数に変化が生じた場合には、上記その旨を表示することができる。
これにより、無線通信端末のユーザーは、グループ通話の対象となっている無線通信端末の数に変化が生じたことを把握した上で、グループ通話に参加するか否か判断することができ、所望するユーザーとより適切に会話をすることができる。
本発明の特徴によれば、無線通信端末がSIPサーバーに対するログイン処理を実行していない場合であっても、当該無線通信端末がメンバー識別情報を迅速に取得することができる。
[第1実施形態]
(通信システム)
図1及び図4を参照しながら、本実施形態に係る通信システムの構成について説明する。
図1に示すように、通信システムは、SIPサーバー100と、SMS(Short Message Service)サーバー200とを備えている。また、本実施形態に係る無線通信端末300A乃至300Cは、無線パケットネットワーク400a及び回線交換ネットワーク400bを介して、SIPサーバー100及びSMSサーバー200に接続可能に構成されている。
SIPサーバー100は、1の無線通信端末(例えば、無線通信端末#A)が複数の無線通信端末(例えば、無線通信端末#B,#C)と同時に行う通話であるグループ通話に参加していない無線通信端末(例えば、無線通信端末#D;相手先端末)のログイン処理を完了した後に、当該無線通信端末(相手先端末)を呼び出す呼制御サーバーである。なお、当該相手先端末は、グループ通話メンバーを構成する。
図2に示すように、SIPサーバー100は、ログイン処理部101と、呼出要求受信部103と、メンバー情報管理部105と、呼出要求生成部107と、呼出要求送信部109とを備えている。
ログイン処理部101は、無線通信端末300からの要求により、当該無線通信端末の位置登録(IPアドレス,電話番号,又はユーザーIDなどの登録)を行うなどのログイン処理を実行する。
呼出要求受信部103は、グループ通話に参加していない無線通信端末(例えば、無線通信端末#D;相手先端末)を呼び出すための第1呼出要求(INVITE Request;後述する図6に示すS201参照)を受信する。
メンバー情報管理部105は、ログイン処理が完了している無線通信端末の識別情報を管理する。当該識別情報には、無線通信端末の電話番号、IPアドレス、又はユーザー名などが含まれている。
呼出要求生成部107は、受信された第1呼出要求に基づいて、第1呼出要求に対応する無線通信端末(例えば、無線通信端末#D;相手先端末)宛の第2呼出要求(INVITE Request;後述する図6に示すS211参照)を生成する。
呼出要求送信部109は、生成された第2呼出要求を無線通信端末(例えば、無線通信端末#D;相手先端末)に送信するに先立て、第1呼出要求を受信したことを示す呼出要求受信情報をSMSサーバー200に送信する。
本実施形態における呼出要求受信情報は、グループ通話のメンバー識別情報を含んでいる。メンバー識別情報は、未グループ通話端末又はグループ通話端末の識別情報である。ここで、未グループ通話端末は、未だグループ通話に参加していないが、発信端末に呼び出されている無線通信端末(相手先端末)及び第1呼出要求の発信元の発信端末により構成されている。グループ通話端末は、発信端末及び発信端末とのグループ通話に参加している無線通信端末により構成されている。
SIPサーバー100は、第1呼出要求(INVITE Request)の宛先の無線通信端末(相手先端末)からの要求により、当該無線通信端末(相手先端末)のログイン処理が完了したときに、SIPサーバー100による第1呼出要求(INVITE Request)の受信時においてグループ通話の対象になっているグループ通話端末又は未グループ通話の識別情報(メンバー識別情報)と、当該第1呼出要求(INVITE Request)の受信時の後から第2呼出要求の送信時までにおいてグループ通話の対象になっているグループ通話端末又は未グループ通話の識別情報(メンバー識別情報)とが異なる場合には、当該未グループ通話端末又はグループ通話端末の数に変化が生じたことを示す変化情報を含む当該第2呼出要求(INVITE Request)を無線通信端末(例えば、無線通信端末#D;相手先端末)に送信する。
当該変化情報には、SIPサーバー100による第1呼出要求の受信時の後から第2呼出要求の送信時までのメンバー識別情報(例えば、無線通信端末#A,#Bの識別情報)を示す情報が含まれる。
又は、変化情報には、SIPサーバー100による第1呼出要求の受信時のメンバー識別情報(例えば、無線通信端末#A,#B,#Cの識別情報)のうち、SIPサーバー100による第1呼出要求の受信時よりも後のメンバー識別情報(例えば、無線通信端末#A,#Bの識別情報)を除く無線通信端末の識別情報(例えば、無線通信端末#Cの識別情報)を示す情報が含まれる。
SMSサーバー200は、メッセージサービス(ショートメッセージサービス)を提供する。なお、SMSサーバー200は、メッセージ送信サーバーを構成する。
図3に示すように、SMSサーバー200は、情報受信部201と、起動メッセージ送信部203とを備えている。
情報受信部201は、SIPサーバー100から送信された呼出要求受信情報を受信する。
起動メッセージ送信部203は、受信された呼出要求受信情報に基づいて起動メッセージを無線通信端末(例えば、無線通信端末#D;相手先端末)に送信する。当該起動メッセージは、グループ通話を実行するアプリケーションを起動させるメッセージである。又は、起動メッセージは、SIPサーバー100(グループ通話用システム)へのログイン処理を起動させるメッセージである。
本実施形態における起動メッセージは、呼出要求受信情報に含まれているメンバー識別情報と同一のメンバー識別情報を含んでいる。
無線通信端末300A乃至300Cのそれぞれは、SIP手順に従ってグループ通話に参加することができる。無線通信端末300A乃至300Cの構成は基本的に同一である。このため、以下では無線通信端末300A乃至300Cを無線通信端末300と表記して、無線通信端末300A乃至300Cの構成について説明する。
図4に示すように、無線通信端末300は、通信処理部301と、スピーカー302と、マイクロホン303と、カメラ304と、情報表示部305と、音声変調/復調部306と、画像変調/復調部307と、記憶部308とを備えている。
通信処理部301は、SIP手順に従って、グループ通話開始後にグループ通話中の無線通信端末がグループ通話に参加していない無線通信端末(相手先端末)を呼び出すための第1呼出要求(INVITE Request)を当該無線通信端末(相手先端末)宛に送信する。
通信処理部301若しくは制御部309は、SIP手順に従って、SIPサーバー100に対するログイン処理を実行する。
通信処理部301は、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに含まれている識別情報と、SIPサーバー100から受信した第2呼出要求(INVITE Request)に含まれている変化情報とに基づいて、未グループ通話端末又は前記グループ通話端末の数に変化が生じたことを示す不一致情報を情報表示部305に表示する。当該不一致情報には、グループ通話から抜けた無線通信端末の識別情報、又はその数などが含まれている。
例えば、通信処理部301は、受信した起動メッセージに含まれているメンバー識別情報と、SIPサーバー100(グループ通話システム)へのログイン処理後に通知されたメンバー識別情報(変化情報)とに基づいて、ログイン処理後に通知されたメンバー識別情報と起動メッセージに含まれているメンバー識別情報とに差異がある場合には、その旨を不一致情報として表示する。
なお、通信処理部301は、SIP手順に従って、グループ通話中以外の無線通信端末がグループ通話に参加していない無線通信端末(相手先端末)を呼び出すための第1呼出要求(INVITE Request)を当該無線通信端末(相手先端末)宛に送信してもよい。
スピーカー302は、音(音声、楽曲など)を出力する。マイクロホン303は、無線通信端末300の周辺の音を取得する。カメラ304は、被写体に対応する画像データを生成する。
情報表示部305は、文字、画像、後述するメンバー識別情報などの情報を表示する。音声変調/復調部306は、受信されたパケットに含まれている音声データをデコードしたり、マイクロホン303等により取得された音データをエンコードする。
画像変調/復調部307は、受信されたパケットに含まれている画像データをデコードしたり、カメラ304等により生成された画像データをエンコードする。記憶部308は、受信されたメンバー識別情報などを記憶する。
(通信方法)
本実施形態に係る通信方法について説明する。先ず、グループ通話に参加していない無線通信端末#A、無線通信端末#B及び無線通信端末#Cのうちの無線通信端末#A(発信端末)が、無線通信端末#B(相手先端末)及び無線通信端末#C(相手先端末)宛の第1呼出要求(INVITE Request)を送信した場合の本実施形態に係る通信方法について図5を参照しながら説明する。以下に示す未グループ通話端末(これからグループ通話を開始する端末)は、無線通信端末#A、無線通信端末#B及び無線通信端末#Cにより構成されるものとして説明する。
図5に示すように、S101において、無線通信端末#Aは、無線通信端末#B及び無線通信端末#C宛の第1呼出要求(INVITE Request(B,C))をSIPサーバー100に送信する。
当該第1呼出要求(INVITE Request(B,C))には、未グループ通話端末の識別情報であるメンバー識別情報が含まれている。ここではメンバー識別情報には、第1呼出要求(INVITE Request(B,C))の発信元の無線通信端末#Aの識別情報と、第1呼出要求(INVITE Request(B,C))の宛先の無線通信端末#B及び無線通信端末#Cの識別情報とが含まれている。
S103において、SIPサーバー100は、無線通信端末#Aから受信した第1呼出要求(INVITE Request(B,C))に基づいて、無線通信端末#Aから無線通信端末#B及び無線通信端末#C宛の第1呼出要求(INVITE Request(B,C))を受信したことを示す呼出要求受信情報をSMSサーバー200に送信する。
当該呼出要求受信情報には、第1呼出要求(INVITE Request(B,C))に含まれているメンバー識別情報と同様のメンバー識別情報が含まれる。
S105において、SMSサーバー200は、SIPサーバー100から受信した呼出要求受信情報に基づいて、グループ通話を実行するアプリケーションを起動させる起動メッセージを無線通信端末#Bに送信する。
当該起動メッセージには、呼出要求受信情報に含まれているメンバー識別情報と同様のメンバー識別情報が含まれている。
S107において、無線通信端末#Bは、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに基づいて、グループ通話を実行するアプリケーションを起動させるとともに、当該起動メッセージにおけるメンバー識別情報に含まれている識別情報(例えば、無線通信端末#A,無線通信端末#Cの識別情報)を表示する。
なお、無線通信端末#Bは、設定されている電話帳を参照し、メンバー識別情報に含まれている識別情報に対応するユーザー情報(無線通信端末#A,無線通信端末#Cのユーザー名など)を表示してもよい。
S109において、SMSサーバー200は、上記S105の処理と同様に、SIPサーバー100から受信した呼出要求受信情報に基づいて、グループ通話を実行するアプリケーションを起動させる起動メッセージを無線通信端末#Cに送信する。
当該起動メッセージには、呼出要求受信情報に含まれているメンバー識別情報と同様のメンバー識別情報が含まれている。
S111において、無線通信端末#Cは、上記S107の処理と同様に、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに基づいて、グループ通話を実行するアプリケーションを起動させるとともに、当該起動メッセージにおけるメンバー識別情報に含まれている識別情報(例えば、無線通信端末#A,無線通信端末#Bの識別情報)を表示する。
S113において、無線通信端末#Bは、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに基づいて、SIPサーバー100に対するログイン処理を実行する。
S115において、無線通信端末#Cは、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに基づいて、SIPサーバー100に対するログイン処理を実行する。
S117において、SIPサーバー100は、S113のログイン処理が完了した後に、無線通信端末#Aから受信した第1呼出要求(INVITE Request(B,C))に基づいて、当該第1呼出要求(INVITE Request(B,C))に対応する無線通信端末#B宛の第2呼出要求(INVITE Request(A))を生成し、生成した第2呼出要求(INVITE Request(A))を無線通信端末#Bに送信する。
S119において、SIPサーバー100は、S115のログイン処理が完了した後に、無線通信端末#Aから受信した第1呼出要求(INVITE Request(B,C))に基づいて、当該第1呼出要求(INVITE Request(B,C))に対応する無線通信端末#C宛の第2呼出要求(INVITE Request(A))を生成し、生成した第2呼出要求(INVITE Request(A))を無線通信端末#Cに送信する。
S121において、SIPサーバー100は、無線通信端末#B,無線通信端末#C宛の第2呼出要求(INVITE Request(B,C))に対する処理を実行していることを示す処理中情報(100 Trying)を無線通信端末#Aに送信する。
S123において、無線通信端末#Bは、無線通信端末#Bのユーザーを呼出中であることを示す呼出中情報(180 Ringing)をSIPサーバー100に送信する。
S125において、SIPサーバー100は、無線通信端末#Bから受信した呼出中情報(180 Ringing)を無線通信端末#Aに転送する。
S127において、無線通信端末#Cは、無線通信端末#Cのユーザーを呼出中であることを示す呼出中情報(180 Ringing)をSIPサーバー100に送信する。
S129において、SIPサーバー100は、無線通信端末#Cから受信した呼出中情報(180 Ringing)を無線通信端末#Aに転送する。
S141において、無線通信端末#Bは、無線通信端末#Bのユーザーが応答操作を所定期間内に行った場合には、第2呼出要求(INVITE Request(A))に対する応答が成功したことを示す呼出成功情報(200 OK)をSIPサーバー100に送信する。なお、所定期間は、無線通信端末#Bに備えられているタイマー等によって管理される。
S143において、SIPサーバー100は、無線通信端末#Bから受信した呼出成功情報(200 OK)を無線通信端末#Aに転送する。
S145において、無線通信端末#Aは、受信した呼出成功情報(200 OK)を受信したことを示すACKをSIPサーバー100に送信する。
S147において、SIPサーバー100は、無線通信端末#Aから受信したACKを無線通信端末#Bに転送する。
S149において、無線通信端末#Bは、SIPサーバー100から受信したACKに基づいて、無線通信端末#Aとの間でセッションを確立する。そして、無線通信端末#Cも、上記S141乃至S149の応答処理Aと同様の処理を実行する。これにより、無線通信端末#A乃至#Cの相互間でセッションが確立されて、無線通信端末#A乃至#Cのグループ通話が開始される。
一方、無線通信端末#B及び無線通信端末#Cが後述するS151乃至S157の未応答処理Bを実行した場合には、無線通信端末#A乃至#Cのグループ通話は開始されない。具体的には以下の通りである。
S151において無線通信端末#Bは、無線通信端末#Bのユーザーが所定期間内に応答操作を行わない場合には、第2呼出要求(INVITE Request(A))に対する応答が失敗したことを示す呼出失敗情報(4xx)をSIPサーバー100に送信する。
S153において、SIPサーバー100は、無線通信端末#Bから受信した呼出失敗情報(4xx)を無線通信端末#Aに転送する。
S155において、無線通信端末#Aは、呼出失敗情報(4xx)を受信したことを示すACKをSIPサーバー100に送信する。
S157において、SIPサーバー100は、無線通信端末#Aから受信したACKを無線通信端末#Bに転送する。
なお、無線通信端末#Cも、無線通信端末#Aと同様に、無線通信端末#Cのユーザーが所定期間内に応答操作を行わない場合には、上記S151乃至S157の応答処理Bを実行する。
なお、図5に示す通信方法については、無線通信端末#A、無線通信端末#B及び無線通信端末#Cを用いて説明しているが、これらの無線通信端末に限定されることはなく、4つ以上の無線通信端末を用いることによっても同様の処理を実現することができるのは勿論のことである。
次に、既にグループ通話(図6中の「グループ通話中」参照)に参加している無線通信端末#A乃至#Cのうちの無線通信端末#A(発信端末)が、グループ通話に参加していない無線通信端末#D(相手先端末)宛の第1呼出要求を送信した場合の本実施形態に係る通信方法について図6乃至図10を参照しながら説明する。
図6に示すように、S201において、無線通信端末#Aは、無線通信端末#D宛の第1呼出要求(INVITE Request(D))をSIPサーバー100に送信する。
S203において、SIPサーバー100は、無線通信端末#Aから受信した第1呼出要求(INVITE Request(D))に基づいて、無線通信端末#Aから無線通信端末#D宛の第1呼出要求(INVITE Request(D))を受信したことを示す呼出要求受信情報をSMSサーバー200に送信する。
ここで、S203においてSIPサーバー100は、第1呼出要求(INVITE Request)の発信元の無線通信端末#A(発信端末)と、無線通信端末#Aとのグループ通話に参加している無線通信端末#B,#Cとにより構成されるグループ通話端末の識別情報をメンバー識別情報として管理している場合を考える。
この場合には、SIPサーバー100は、S203の処理で管理しているメンバー識別情報(無線通信端末#A乃至#Cの識別情報)を呼出要求受信情報に含めて、当該呼出要求受信情報をSMSサーバー200に送信する。
一方、S203においてSIPサーバー100は、第1呼出要求(INVITE Request)の発信元の無線通信端末#A(発信端末)と、無線通信端末#Aとのグループ通話に参加している無線通信端末#B,#Cとにより構成されるグループ通話端末の識別情報をメンバー識別情報として管理していない場合を考える。
この場合には、SIPサーバー100は、無線通信端末#Aから受信した第1呼出要求(INVITE Request(D))に含まれているメンバー識別情報(無線通信端末#A乃至#C;図7に示すM参照)と同様のメンバー識別情報を呼出要求受信情報に含めて、当該呼出要求受信情報をSMSサーバー200に送信してもよい。
例えば、無線通信端末#Aは、グループ通話に参加している無線通信端末#B,#Cの識別情報を既に取得している場合には、無線通信端末#A,#B,#Cの識別情報からなるメンバー識別情報を第1呼出要求(INVITE Request(D))に含めて、当該第1呼出要求(INVITE Request(D))をSIPサーバー100に送信する。
そして、SIPサーバー100は、無線通信端末#Aから受信した第1呼出要求(INVITE Request(D))に含まれているメンバー識別情報(無線通信端末#A,#B,#C)と同様のメンバー識別情報を呼出要求受信情報に含めて、当該呼出要求受信情報をSMSサーバー200に送信する。
一方、無線通信端末#Aは、無線通信端末#Aとのグループ通話に参加している無線通信端末#B,#Cの識別情報を取得していない場合には、当該無線通信端末#B,#Cの識別情報を無線通信端末#B,#Cから取得する。そして、無線通信端末#Aは、無線通信端末#A乃至#Cの識別情報からなるメンバー識別情報を第1呼出要求(INVITE Request(D))に含めて、当該第1呼出要求(INVITE Request(D))をSIPサーバー100に送信する。
S205において、SMSサーバー200は、SIPサーバー100から受信した呼出要求受信情報に基づいて、グループ通話を実行するアプリケーションを起動させる起動メッセージを無線通信端末#Dに送信する。
当該起動メッセージには、呼出要求受信情報に含まれているメンバー識別情報と同様のメンバー識別情報が含まれている。
S207において、無線通信端末#Dは、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに基づいて、グループ通話を実行するアプリケーションを起動させるとともに、当該起動メッセージに含まれているメンバー識別情報(無線通信端末#A,#B,#Cの識別情報)を表示する。
なお、図8及び図9に示すように、無線通信端末#Dは、設定されている電話帳を参照し、メンバー識別情報に対応するユーザー情報(無線通信端末#A,無線通信端末#B,無線通信端末#Cのユーザー名、電話番号など)を表示してもよい。
S209において、無線通信端末#Dは、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに基づいて、SIPサーバー100に対するログイン処理を実行する。
S211において、SIPサーバー100は、S209のログイン処理が完了した後に、無線通信端末#Aから受信した第1呼出要求(INVITE Request(D))に基づいて、当該第1呼出要求(INVITE Request(D))に対応する無線通信端末#D宛の第2呼出要求(INVITE Request(A))を生成する。
また、SIPサーバー100は、S209のログイン処理が完了したときに、SIPサーバー100による第1呼出要求(INVITE Request(D))の受信時においてグループ通話の対象になっている未グループ通話端末(呼出を受けているが、グループ通話を開始していない端末を含む)又はグループ通話端末の識別情報(メンバー識別情報)と、当該第1呼出要求(INVITE Request(D))の受信時の後から第2呼出要求(INVITE Request(A))の送信時までにおいて未グループ通話端末又はグループ通話端末の識別情報(メンバー識別情報)とが異なる場合には、当該未グループ通話端末又はグループ通話端末の数に変化が生じたことを示す変化情報を含む当該第2呼出要求(INVITE Request(A))を生成する。
例えば、S201の時点ではグループ通話に無線通信端末#A,無線通信端末#B,無線通信端末#Cが参加していたが、その後、S201aにおいて無線通信端末#Cがグループ通話の参加を中断することを示すBYE情報をSIPサーバー100に送信した場合を考える。
この場合には、無線通信端末#Cがグループ通話から抜けることとなり、SIPサーバー100は、S201の時点のメンバー識別情報とS211の時点のメンバー識別情報とが異なるため、S211の時点のメンバー識別情報(無線通信端末#A,無線通信端末#Bの識別情報)、又はS201の時点のメンバー識別情報とS211の時点のメンバー識別情報との差分の識別情報(無線通信端末#Cの識別情報)を変化情報として生成し、生成した変化情報を含む第2呼出要求(INVITE Request(A))を生成する。
また、SIPサーバー100は、生成した第2呼出要求(INVITE Request(A))を無線通信端末#Dに送信する。
S213において、無線通信端末#Dは、SIPサーバー100から受信した第2呼出要求(INVITE Request(A))に基づいて、当該第2呼出要求(INVITE Request(A))に含まれている変化情報と、起動メッセージに含まれているメンバー識別情報とに基づいて、グループ通話端末の数に変化が生じたことを示す不一致情報を表示する。
これにより、無線通信端末#Dのユーザーは、未グループ通話端末又はグループ通話端末のユーザーに変化が生じたことを把握した上で、グループ通話に参加するか否か判断することができ、所望するユーザーとより適切に会話をすることができる。
例えば、起動メッセージに含まれているメンバー識別情報が、無線通信端末#A,無線通信端末#B,無線通信端末#Cの識別情報を含み、第2呼出要求(INVITE Request(A))に含まれている変化情報が、S211の時点のメンバー識別情報である無線通信端末#A,無線通信端末#Bの識別情報、又はS201の時点のメンバー識別情報とS211の時点のメンバー識別情報との差分の識別情報(無線通信端末#Cの識別情報)を含む場合を考える。
この場合には、無線通信端末#Dは、S201の時点のメンバー識別情報に対してS211の時点のメンバー識別情報には無線通信端末#Cの識別情報が含まれないこととなるため、無線通信端末#CのユーザーCが抜けた旨などの不一致情報を表示する(図10参照)。
S215乃至S223の処理は、図5に示すS121乃至S157の処理(但し、S127及びS129の処理を除く)と同一である。
かかる特徴によれば、起動メッセージがメンバー識別情報を含むため、無線通信端末300は、呼制御サーバーに対するログイン処理を実行しない場合であっても、当該ログイン処理の前に受信する起動メッセージによりメンバー識別情報を迅速に取得することができる。
なお、図6に示す通信方法については、無線通信端末#A、無線通信端末#B、無線通信端末#C及び無線通信端末#Dを用いて説明しているが、これらの無線通信端末に限定されることはなく、5つ以上の無線通信端末を用いることによっても同様の処理を実現することができるのは勿論のことである。
なお、図6に示すS213の変更情報表示処理は、図5の通信方法において実行されてもよいのは勿論のことである。
例えば、図5の通信方法においてSIPサーバー100は、S113又はS115のログイン処理が完了したときに、SIPサーバー100による第1呼出要求の受信時のメンバー識別情報と、当該第1呼出要求の受信時の後から第2呼出要求の送信時までのメンバー識別情報とが異なる場合には、当該未グループ通話端末又はグループ通話端末の数に変化が生じたことを示す変化情報を含む当該第2呼出要求を生成する。S117又はS119においてSIPサーバー100は、生成した第2呼出要求を無線通信端末(無線通信端末#B又は#C;相手先端末)に送信する。
そして、無線通信端末(無線通信端末#B又は#C;相手先端末)は、S117又はS119でSIPサーバー100から受信した第2呼出要求(INVITE Request(A))に基づいて、当該第2呼出要求(INVITE Request(A))に含まれている変化情報と、起動メッセージに含まれているメンバー識別情報とに基づいて、未グループ通話端末の数に変化が生じたことを示す不一致情報を表示する。
[第2実施形態]
第2実施形態では、無線通信端末300は、起動メッセージに含まれている各識別情報の中に、着信を拒否する着信拒否の識別情報が含まれている場合には、起動メッセージに着信拒否の識別情報が含まれていることを表示するという点で第1実施形態とは相違する。以下では、上記第1実施形態に係る通信システム及び通信方法との相違点について主に説明する。
本実施形態に係る無線通信端末300の記憶部308は、着信を拒否する着信拒否の識別情報を含む拒否リスト情報を記憶する。
通信処理部301は、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに含まれている識別情報が拒否リスト情報に含まれている場合には、起動メッセージに着信拒否の識別情報が含まれていることを示す拒否端末情報を情報表示部305に表示する。
例えば、通信処理部301は、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに含まれている各識別情報の中に、着信拒否の識別情報として、無線通信端末300によって通話が拒否される拒否無線通信端末の識別情報が含まれている場合には、拒否端末情報を情報表示部305に表示する。
制御部309は、受信した起動メッセージに含まれている識別情報が拒否リスト情報に含まれている場合には、SIPサーバー100へのログイン処理を起動させないように制御する。例えば、制御部309は、SIPサーバー100へのログイン処理の起動を中止する。
次に、本実施形態に係る情報表示処理2について図11乃至図14を参照しながら説明する。なお、図5及び図6に示す情報表示処理1(S107,S111,S207)が、図11及び図12に示す情報表示処理2に置き換えられるため、図11及び図12に示す情報表示処理2以外の処理についての説明は図5及び図6の処理と同様である。
図11に示すように、S301において、無線通信端末300(相手先端末)は、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに含まれているメンバー識別情報に基づいて、当該メンバー識別情報に含まれている発信端末の識別情報が、拒否リスト情報に含まれているか否か判定する。また、無線通信端末300は、この判定がYESである場合にはS307の処理に移り、NOである場合にはS303の処理に移る。
S303において、無線通信端末300は、発信端末の識別情報以外のメンバー識別情報と拒否リスト情報とを照合する。
S304において、無線通信端末300は、メンバー識別情報のうちの拒否リスト情報に含まれている識別情報とそれ以外の識別情報とを区別して表示する。
例えば、発信端末の識別情報が「ユーザーA」であり、発信端末の識別情報以外のメンバー識別情報が「ユーザーB,ユーザーC」であり、拒否リスト情報が「ユーザーB」を含む場合を考える。
この場合には、図13に示すように、無線通信端末300は、「ユーザーB」が拒否リスト情報に含まれているため、「ユーザーB」及び“×印(拒否端末情報)”を表示する。また、無線通信端末300は、「ユーザーA,ユーザーC」が拒否リスト情報に含まれていないため、「ユーザーA,ユーザーC」及び“○印”を表示する。
また、S307において、発信端末の識別情報「ユーザーA」が拒否リスト情報に含まれている場合には、無線通信端末300は、メンバー識別情報の表示画面であるグループ通話着信画面を表示せず、SIPサーバー100へのログイン処理も実行しない。そして、無線通信端末300は、発信端末の識別情報やメンバー識別情報に基づいて着信履歴を更新する。
かかる特徴によれば、無線通信端末300は、受信した起動メッセージに含まれている識別情報が拒否リスト情報に含まれている場合には、上記拒否端末情報を表示する。このため、無線通信端末300のユーザーは、表示された拒否端末情報を参照することにより、グループ通話に自己にとって拒否したいユーザーが含まれていることを認識することができ、発信端末からの呼び出しに対して応答するか否かの判断を適切にすることができる。
図11に示す情報表示処理2では、無線通信端末300は、メンバー識別情報に含まれている「発信端末の識別情報」が、拒否リスト情報に含まれている場合には、そもそもグループ通話着信画面を表示していないが、これに限定されずに、以下に示す変更を加えてもよい。
具体的には、無線通信端末300は、メンバー識別情報に含まれている識別情報の「全て」が、拒否リスト情報に含まれている場合にのみ、グループ通話着信画面を表示せず、且つSIPサーバー100へのログイン処理を実行しなくてもよい。以下、図12を参照しながら詳細に説明する。但し、図12に示すS401乃至S405までの処理は、上記図11に示すS301乃至S305までの処理と同一であるため、ここでの説明は省略する。
図12に示すように、S407において、無線通信端末300は、発信端末の識別情報以外のメンバー識別情報と拒否リスト情報とを照合する。
S409において、無線通信端末300は、メンバー識別情報に含まれている識別情報の全てが、拒否リスト情報に含まれているか否か判定する。また、無線通信端末300は、この判定がYESである場合にはS411の処理に移り、NOである場合にはS405の処理に移る。
S411において、無線通信端末300は、メンバー識別情報に含まれている識別情報の全てが、拒否リスト情報に含まれているため、グループ通話着信画面を表示せず、且つSIPサーバー100へのログイン処理を実行せずに発信端末の識別情報やメンバー識別情報に基づいて着信履歴を更新する。
なお、図14に示すように、S405では、無線通信端末300は、メンバー識別情報のうちの拒否リスト情報に含まれている識別情報(図中の×印の箇所を参照)と、メンバー識別情報のうちの拒否リスト情報に含まれていない識別情報(図中の○印の箇所を参照)とを区別して表示する。
かかる特徴によれば、無線通信端末300は、SMSサーバー200から起動メッセージを受信してから、グループ通話に拒否対象者が含まれることとなった場合には、SIPサーバー100への不必要なログイン処理を実行しないようにすることもできる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態では、通信プロトコルとしてSIPを用いる場合について説明したが、本発明は、かかる場合に限定されることはなく、第1実施形態及び第2実施形態の動作を実現することができる他の通信プロトコルがあれば、当該他の通信プロトコルを用いた場合にも適用可能である。
また、図11に示す情報表示処理2及び図12に示す情報表示処理3では、SMSサーバー200から受信した起動メッセージに含まれている識別情報が用いられているが、これに限定される分けではなく、SIPサーバー100から受信した第2呼出要求に含まれいる識別情報が用いられてもよい。この場合には、ログイン処理に代わって、SIPサーバー100と無線通信端末との間の通信路を切断する切断処理が実行される。
以上、本発明の一例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各部の具体的構成等は、適宜設計変更可能である。また、各実施形態の構成及び各変更例の構成もそれぞれ組み合わせることが可能である。また、各実施形態及び各変更例の作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、各実施形態及び各変更例に記載されたものに限定されるものではない。
第1実施形態に係る通信システムの概略構成図である。 第1実施形態に係るSIPサーバーの内部構成図である。 第1実施形態に係るSMSサーバーの内部構成図である。 第1実施形態に係る無線通信端末の内部構成図である。 第1実施形態に係る通信方法を示すフロー図である。 第1実施形態に係る通信方法を示すフロー図である。 第1実施形態に係るメンバー識別情報の内容を示す図である。 第1実施形態に係るグループ通話着信画面の内容を示す図である。 第1実施形態に係るグループ通話着信画面の内容を示す図である。 第1実施形態に係るグループ通話着信画面の内容を示す図である。 第2実施形態に係る情報表示処理を示すフロー図である。 変更例に係る情報表示処理を示すフロー図である。 変更例に係るグループ通話着信画面の内容を示す図である。 変更例に係るグループ通話着信画面の内容を示す図である。
符号の説明
100…SIPサーバー、101…ログイン処理部、103…呼出要求受信部、105…メンバー情報管理部、107…呼出要求生成部、109…呼出要求送信部、200…SMSサーバー、201…情報受信部、203…起動メッセージ送信部、300…無線通信端末、301…通信処理部、302…スピーカー、303…マイクロホン、304…カメラ、305…情報表示部、306…音声変調/復調部、307…画像変調/復調部、308…記憶部、400…無線パケットネットワーク

Claims (4)

  1. グループ通話を可能にする通信システムであって、
    前記通信システムは、呼制御サーバーとメッセージ送信サーバーとを備え、
    前記呼制御サーバーは、
    グループ通話メンバーを呼び出すための第1呼出要求を受信する呼出要求受信部と、
    受信された前記第1呼出要求に基づいて、前記第1呼出要求に対応する前記グループ通話メンバーを呼び出すための第2呼出要求を生成する呼出要求生成部と、
    生成された前記第2呼出要求を前記グループ通話メンバーに送信するに先立て、前記第1呼出要求を受信したことを示す呼出要求受信情報を送信する呼出要求送信部とを備え、
    前記メッセージ送信サーバーは、
    前記呼制御サーバーから送信された前記呼出要求受信情報を受信する情報受信部と、
    受信された前記呼出要求受信情報に基づいて、前記グループ通話を実行するアプリケーションを起動させる起動メッセージに前記グループ通話のメンバー識別情報を含めて前記グループ通話メンバーに送信する起動メッセージ送信部とを備えることを特徴とする通信システム。
  2. 着信を拒否する着信拒否の識別情報を記憶する記憶部と、
    メッセージ送信サーバーからグループ通話用システムへのログイン処理を起動させる起動メッセージを受信する受信部と、
    受信された前記起動メッセージに含まれている識別情報が前記着信拒否の識別情報に含まれている場合には、前記起動メッセージに前記着信拒否の識別情報が含まれることを表示する表示部と
    を備えることを特徴とする無線通信端末。
  3. 前記起動メッセージに前記着信拒否の識別情報が含まれている場合には、前記グループ通話用システムへの前記ログイン処理を起動させないように制御する制御部を備えることを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  4. グループ通話を開始するための起動メッセージであり、且つグループ通話用システムへのログイン処理を起動させる該起動メッセージに含まれている前記グループ通話のメンバー識別情報と、前記グループ通話システムへの前記ログイン処理後に通知された前記グループ通話のメンバー識別情報とに基づいて、前記ログイン処理後に通知された前記メンバー識別情報と前記起動メッセージに含まれている前記メンバー識別情報とに差異がある場合には、その旨を表示することを特徴とする表示制御方法。


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