JP4905875B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の通信装置が互いに通信を行う通信システムにおいて用いられる通信装置及び通信方法に関する。
近年、携帯電話等の通信端末による通信の態様が多様化しており、回線交換による従来の音声通話に加え、IP(Internet Protocol)網を利用したパケット通信など新たな態様の通信が行われている。例えば、通信端末間でリアルタイムに文字をやりとりすることで会話を行う「チャットメール」がある(特許文献1参照)。チャットメールは、予め登録しておいたメンバー間でグループを形成し、このグループ内でリアルタイムに文字などのデータ通信を行う「グループ通信」と呼ばれる通信態様の1つである。
最近注目を集めているグループ通信の1つに、PoC(Push to Talk over Cellular)と呼ばれるものがある。PoCは、グループを形成する複数の通信端末同士がリアルタイム通信を行うことを可能にする技術である。PoCでは、送信側となる1つの通信端末から受信側となる複数の通信端末へ一斉にデータを送信することができる。
PoCでは、グループ通信を開始しようとする通信端末保持者が他の通信端末にグループ通信開始通知を送信し、通信開始通知を受信した通信端末は、通信開始通知に含まれる送信元の通信端末保持者情報及び通信開始通知を送信した数を表示し、通信端末保持者にこれを判断材料としてグループ通信に参加するか否かを判断させている。
特開2003−174520号公報
上述したように、先行する関連技術におけるPoCにおいては、グループ通信開始通知からは、通信開始通知の送信元の情報(名前、電話番号、Emailアドレス等)及び通信開始通知の送信数(参加予定メンバーの数)の情報しか得ることが出来ないため、例えば、通信開始通知を受信したユーザが、グループ通信に参加してから、グループ通信の参加者の中に話したくない相手がいることに気づく、といった事態を防ぐことができない、という不利益がある。
本発明は上述した不利益を解消するために、グループ通信の参加或いは不参加を決定する前にグループ通信に参加するメンバーを知ることが出来る通信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、第1の発明の通信装置は、少なくとも1つの通信装置とサーバを介してグループ通信を行う通信装置であって、前記少なくとも1つの通信装置のアドレス情報及び当該アドレス情報にそれぞれ対応付けられた、当該アドレス情報に含まれる名前とは異なる、前記グループ通信に用いるグループ通信用名称を記憶する記憶部と、前記アドレス情報の内の少なくとも1つが前記グループ通信のメンバーのアドレス情報として指定された状態で、グループ通信開始の入力が検出されると、前記指定されたアドレス情報に対応付けられたグループ通信用名称を少なくとも含むメンバーリストを作成するリスト作成部と、前記グループ通信を開始する旨の通知であるグループ通信開始通知と共に前記メンバーリストを前記指定されたアドレス情報の通信装置宛に送信する通信部と、前記通信部によって他の通信装置から前記グループ通信開始通知及び前記メンバーリストを受信すると、前記グループ通信開始通知を受信した旨の表示に加えて前記メンバーリストを表示する表示部と、前記メンバーリストが表示されてから、前記グループ通信に参加する旨の入力がされると当該グループ通信に参加する旨を前記他の通信装置宛に送信させ、前記グループ通信に参加しない旨の入力がされると当該グループ通信に参加する旨を前記他の通信装置宛に送信させない制御部と、を有する。
好適には、前記グループ通信用名称は、前記アドレス情報を含まない。
好適には、前記通信開始通知には、前記サーバのアドレス及びログインに必要な情報を含み、前記制御部は、前記アドレスを用いて前記サーバと接続するよう前記通信部を制御し、前記ログインに必要な情報を用いてログインする。
第2の発明の通信方法は、複数の通信装置がサーバを介してグループ通信を行う通信方法であって、前記複数の通信装置の内、少なくとも1つの通信装置のアドレス情報及び当該アドレス情報にそれぞれ対応付けられた、当該アドレス情報に含まれる名前とは異なる、前記グループ通信に用いるグループ通信用名称を記憶する第1の工程と、前記複数の通信装置の内の一の通信装置が、前記アドレス情報の内の少なくとも1つが前記グループ通信のメンバーとして指定された状態で、グループ通信開始の入力が検出されると、前記指定されたアドレス情報に対応付けられたグループ通信用名称を少なくとも含むメンバーリストを作成する第2の工程と、前記一の通信装置が、前記グループ通信を開始する旨の通知であるグループ通信開始通知と共に前記メンバーリストを前記指定されたアドレス情報の通信装置宛に送信する第3の工程と、前記複数の通信装置の内、前記一の通信装置以外の通信装置である他の通信装置が、前記一の通信装置から前記グループ通信開始通知及び前記メンバーリストを受信すると、前記グループ通信開始通知を受信した旨の表示に加えて前記メンバーリストを表示する第4の工程と、前記他の通信装置が、前記第4の工程において前記メンバーリストが表示されてから、前記グループ通信に参加する旨の入力がされると当該グループ通信に参加する旨を前記一の通信装置宛に送信し、前記グループ通信に参加しない旨の入力がされると当該グループ通信に参加する旨を前記一の通信装置宛に送信しない第5の工程と、を含む。
本発明によれば、グループ通信の参加或いは不参加を決定する前にグループ通信に参加するメンバーを知ることが出来る通信装置及び通信方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の通信システムの構成の一例を示す図である。
本発明に係る通信システムは、例えば図1に示すように、3以上の通信端末(100−1、100−2、100−3…)と、通信サーバ装置200とを有する。
通信端末100−i(iは自然数を示す)は、例えば携帯電話機等の無線通信端末であり、基地局(300−1、300−2、300−3…)を介して通信網300に接続される。また、通信端末100−iは、通信網300に接続される通信サーバ装置200の制御にしたがってデータ通信を行う。本実施形態では、一例として、PoC(Push to Talk over Cellular)によるグループ通信を行うものとする。
このデータ通信において伝送されるデータには、例えば通話の音声や、画像、文字等のデータが含まれる。
本通信システムでは、3以上の通信端末(100−1、100−2、100−3…)のうち通信サーバ装置200によって送信を許可された1の通信端末が他の複数の通信端末へデータを送信することが可能である。データ送信を希望する通信端末100−iは、通信サーバ装置200に対して通信許可の要求を送信する。
また、通信端末100−iは、後述するように、通信サーバ装置200から提供される各種の情報を表示可能な表示部をそれぞれ有している。通信端末100−iが通信サーバ装置200に対して上述した通信許可を通知すると、通信システム内において現在通信許可を待っている通信端末に関する情報が通信サーバ装置200から通信端末100−iに送信される。通信端末100−iは、通信サーバ装置200からの情報を受信して表示部に表示する。
通信サーバ装置200は、3以上の通信端末(100−1、100−2、100−3…)によるPoCのグループ通信を管理する装置である。
通信サーバ装置200は、1の通信端末からPoCによるグループ通話の開始通知を受けると、その通知に応じて相手方の通信端末を呼び出し、通信セッションを確立する。
通信セッションの確立後、通信サーバ装置200は、1の通信端末から複数の通信端末へ送信されるデータを中継する。すなわち、送信側の通信端末から受信側の通信端末に宛てて送信されるデータを一旦受信し、これを受信側の通信端末へ転送する。
また、通信サーバ装置200は、各通信端末100−iの送信許可要求を受信し、各端末の送信許可要求を受け取った順にリスト化し、現在送信を行っている端末の送信が終わるたびにリスト上で次の端末の送信を順次許可する。
次に、本実施形態の通信端末100−iについて説明する。
図2は、通信端末100−iの構成の一例を示す図である。
通信端末100−iは、例えば図2に示すように、アンテナ1と、通信部2と、キー入力部3と、音声処理部4と、表示部5と、記憶部6と、制御部7とを有する。
通信部2は、通信網300の基地局(300−1、300−2…)との間の無線通信に関する処理を行う。例えば、後述する制御部7から供給される送信データに所定の変調処理を施して無線信号に変換し、アンテナ1から送出する。また、アンテナ1において受信される基地局からの無線信号に所定の復調処理を施して受信データに変換し、制御部7に出力する。
通信端末100−iは、この通信部2を介して通信網300に接続された通信サーバ装置200や他の端末と通信を行う。
キー入力部3は、通信端末にユーザの指示を入力するための装置である。例えば数字キー、文字キー、矢印キー、決定キーなど、各種の機能を持ったキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容を電気信号に変換して制御部7に出力する。
また、キー入力部3には、PoCにおいて送信と受信を切り替えるためのキー(送信キー)が設けられている。ユーザがこの送信キーを操作すると、通信サーバ装置200に対する送信許可要求が通信部2から送信される。
送信キーが押下されると、通信サーバ装置にて、他の通信端末が発言中であるかどうかを判断し、発言中の通信端末が無ければ、当該送信キーを押下した通信端末に対して発言権を与える。なお、送信キーが押圧されている間、この発言権は継続して与えられて送信状態になり、マイクにて入力された音声は通信サーバ装置を介して他の通信端末に同時に送出される。しかし、送信キーを開放する(送信キーの押下をやめる)と、発言権はなくなり、入力された音声は送信されなくなり、代わりに通信サーバ装置を介して他の通信端末による発言を受信してスピーカに出力する状態になる。
音声処理部4は、スピーカやマイクロフォンにおいて入出力される音声信号を処理する。すなわち、マイクロフォンから入力される音声信号に増幅、アナログ−デジタル変換、符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部7に出力する。また、制御部7から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部5は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネル等の表示デバイスを用いて構成されており、制御部7から供給されるデータに応じた情報を表示する。例えば、発信時における発信先の電話番号や、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、待ち受け画面、日付、時刻、バッテリ残量等を表示する。
また、表示部5は、後述するメンバーリストを含むPoCによるグループ通信の開始通知を受信した場合には、後述する制御部7の表示制御部72の制御に基づき、メンバーリストを表示し、グループ通信中には、通信サーバ装置200から送られてくる各種の情報や通知を表示する。例えば、グループ通信に参加している通信端末の一覧や、送信許可を待っている通信端末の情報、1つの通信端末から他の端末へ発せられる要求やメッセージ、この要求やメッセージ等に対する別の通信端末の応答等を表示する。
記憶部6は、制御部7の処理で利用される各種のデータや、制御部7の処理結果のデータを記憶する。例えば、制御部7のコンピュータ・プログラムや、その処理に用いる定数データ、処理過程で一時的に保持する必要がある変数データ、電話番号やメールアドレス等の発呼やメール送信といったネットワークサービス上の識別IDであるアドレス情報を相手先ごとに複数まとめたアドレス帳を記憶する。
また、本実施形態では、記憶部6は、図3に示すように、アドレス帳に、PoCによるグループ通話時に使用するニックネーム(通信用名称)をアドレス情報に関連付けて記憶する。
なお、アドレス帳には、電話番号、メールアドレス、名前が予め登録してあり、この名前とはまた別に、グループ通信用のニックネームが追加される形になる。
制御部7は、通信端末の全体的な動作にかかわる種々の処理を行う。
例えばグループ通信に関する処理として、PoCにおける所定のプロトコルに従った音声通話やデータ通信が適切に行われるように、音声処理部4における音声の入出力、キー入力部3からの文字データの入力、表示部5における情報の表示、通信部2におけるデータの送受信等を制御する。
また、制御部7は、例えば、記憶部6に格納されたプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)に基づいて処理を実行するコンピュータを有しており、プログラムに従って上述した処理を実行する。
更に、制御部7は、PoCの処理に関する処理ブロックとして、通信制御部71と、表示制御部72と、リスト作成部73とを有する。
通信制御部71は、ユーザがグループ通話を開始させたい場合に、通信部2に通信開始通知を通信サーバ装置200に対して送信させる。
ここで、通信開始通知とは、グループ通信やグループ通信を制御するためのサイトが設けられたことの通知であり、サイトの通信網300上のアドレスや、当該サイトにログインするためのログインID等、グループ通信参加のために必要な各種パラメータを含み、先の管理テーブルに記載されたメンバーのアドレス情報等に基づいて送信する。
また、通信制御部71は、PoCのグループ通信が始まった後、通信部2からデータを送信する処理を行う。例えば、キー入力部3においてPoCの送信キーが押されると、通信サーバ装置200に対する送信許可の要求を通信部2から送信する。
また、通信制御部71は、PoCのグループ通信が始まった後、通信部2においてデータを受信する処理を行う。例えば、上述した送信許可の要求を通信部2から送信した後、通信サーバ装置200から送信される送信予約リスト情報(通信システム内で送信許可を待つ通信端末に関する情報等)を通信部2において受信する。
表示制御部72は、表示部5における情報の表示に係わる制御を行う。例えば、PoCによるグループ通信が始まった後、通信サーバ装置200から受信した通信開始通知に含まれる後述するメンバーリストや、通信開始通知を送信した端末のアドレス情報及びニックネーム等を表示部5に表示させる。
リスト作成部73は、ユーザがグループ通信を開始させる操作が行われ、キー入力部3等を介してグループ通話に参加させたい相手を選択されると、選択された相手のニックネームを記憶部6から呼び出し、これを列挙したメンバーリストを作成する。
ここで、メンバーリストは図4に示すように、アドレス情報等は含まず、ニックネームのみを含む。何故なら、メンバーリストを送信した送信先の相手があるニックネームを有する人物のアドレス情報を知らなかった場合に、メンバーリストにアドレス情報が含まれていると、そのニックネームを有する人物の個人情報を漏らしてしまうことになるからである。
次に、図1に示す通信システムにおける、図3に示すメンバー同士のグループ通信開始時の処理について説明する。
例えば通信端末100−1のユーザAが、キー入力部3の操作によりPoCのアプリケーションソフトウェア(以下、PoCアプリと略称する)を起動することにより、グループ通信のための処理が開始される。
ここで、ユーザAはPoCアプリ上にて、アドレス帳を参照し、キー入力部3等を介して、グループ通信を行いたい相手(通信参加メンバー)として通信端末100−2(ユーザB)、100−3(ユーザC)、100−4(ユーザD)、100−5(ユーザE)の電話番号等の識別情報(アドレス情報)を指定する。
この際、制御部7のリスト作成部73は、図4に示すような、通信参加メンバーを列挙したメンバーリストを作成する。
次に制御部7の通信制御部71は、PoCアプリの処理ルーチンに従い、通信部2に基地局300−1を介してインターネット等の通信網300上のサーバである通信サーバ装置200を呼び出して接続させるよう制御し、まずはグループ通信の開始通知及びメンバーリストの送信を含む通信を、自らの電話番号等のアドレス情報を連絡した上で開始する。
通信サーバ装置200は、通信開始端末である通信端末100−1からPoCによるグループ通信の開始通知を受けて通信端末100−1との通信が開始されると、通信端末100−1に通信参加メンバーのアドレス情報についても要求し、送信させてこれを受信する。このメンバーに関してのアドレス情報と通信開始端末100−1のアドレス情報とから、通信サーバ装置200は参加状態リストとしてグループ通信に関する管理テーブルを作成すると共に、通信端末ぞれぞれの互いのデータの送受信や発言権の付与等といったグループ通信を制御するためのサイトを通信サーバ装置200上に設ける。なお、上述したグループ通信制御のためのサイトは、通信サーバ装置200以外のサーバ上に設けられてもよい。
通信開始端末100−1の記憶部6にも管理テーブルが記憶されると、通信サーバ装置200はグループ通信のメンバー全員に通信開始通知及びメンバーリストを送信する。
その後、通信サーバ装置200は、通信開始通知及びメンバーリストを送信したメンバーからの応答を監視し、これらメンバーからの応答があれば、その都度通信開始端末100−1に通知し、その応答内容により(参加フラグの有無等により)記憶部6内及び通信サーバ装置200の有する参加状況リストの参加状況を参加(IN)または不参加(OUT)に設定する。
なお、この通信開始通知に関しては、通信サーバ装置200から他のメンバーの通信端末100−2、100−3、100−4、100−5に対して送信してもよいが、通信開始端末100−1から各メンバーのアドレス宛に送信してもよい。また、メンバーからの応答や、グループ通信での発言等は通信サーバ装置200を経由して管理され、通信開始端末100−1に届けられる。
次にグループ通信を開始した後の通信端末の処理(通常のPoC処理)を説明する。
一の通信端末、例えば通信端末100−3の所有者がキー入力部3にある送信キー(Talkキー)を押すと、この通信端末100−3から通信サーバ装置200に対し発言要求が行われる。通信サーバ装置200は他に送信キーを押圧しているメンバーがいれば、拒否信号を通信端末100−3に送信する。通信端末100−3は、拒否信号を受信して、例えばエラー音等を鳴動させ、ユーザに発言不可を通知する。他に送信キーを押しているメンバーがいなければ通信端末100−3の発言を許可し、通信端末100−3からのデータを受信し、この受信したデータを他の参加メンバー全てに対して送信する。このような発言の制御を行うことでグループ通信は行われる。
なお、上述したグループ通信の通信開始通知に対する各メンバーからの参加許可や不参加といった応答の受信は、上述したようなグループ通信中においても適宜受付可能であり、受信した場合はその都度、通信開始端末100−1は管理テーブルのログイン状況を書き換える。
次に、通信開始通知を受信した場合の通信端末100−iの動作例について説明する。
図5は、通信端末100−iの通信開始通知受信時の動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST1:
通信部2は、自端末宛ての呼び出しを通信網300から受信し、この呼び出しが通信サーバ装置200(を介した通信開始端末100−1)からのPoC通信の通信開始通知であった場合はST2に進み、その他の呼び出し(音声通話やメールの着信等)であった場合は従来どおりであるため省略する。
なお、通信サーバ装置200経由で他の通信端末装置から通信開始通知が送付される本実施形態のようなシステムの場合は、受信した呼び出しの送付元を参照したり、受信した呼び出しの内容に通信サーバ装置200へのログインに用いるパラメータが記載されているか否かを判断したり、等の多様な手法により本発明で言う通信開始通知なのか、通常の回線交換による音声通話目的の着信なのか、メール受信なのかを判断すればよい。
ステップST2:
制御部7は、ステップST1において通信部2が受信した通信開始通知に応じて、記憶部6に記憶されたPoCアプリを読み出して起動し、PoC関連の処理を開始する。
ステップST3:
制御部7は、ステップST1において通信部2が受信した通信開始通知にメンバーリストが付随しているか否かを判断し、メンバーリストがあった場合はステップST4へ、無かった場合はステップST5へ進む。
ステップST4:
制御部7は、通信開始通知と共に受信したメンバーリストを基に、図6に示すようなメンバーのニックネーム一覧付き通信開始通知受信通知画面を表示部5に表示させる。
図6は、一例として、ユーザDが受信するメンバーのニックネーム一覧付きの通信開始通知受信通知画面を示す図である。
図6に示すように、メンバーリスト付きの通信開始通知受信通知画面は、メンバーリストを基に表示制御部72が作成した、参加予定メンバーのニックネームの一覧を含む、グループ通話の通信開始通知の受信をユーザに通知する画面である。また、同時に、制御部7は、図示しない音声通知部や振動通知部等により、音声や振動によって通信開始通知を受信したことをユーザに通知してもよい。
ステップST5:
制御部7は、通信開始通知受信通知画面を表示部5に表示させる。このステップにおける通信開始通知受信通知画面は図6に示す参加予定メンバーのニックネームの一覧付き通信開始通知受信通知画面と異なり、メンバーリストがなくグループ通話の通信開始通知を受信したことのみをユーザに通知する画面である(図示しない)。また、同時に、制御部7は、図示しない音声通知部や振動通知部等により、音声や振動によって通信開始通知を受信したことをユーザに通知してもよい。
ステップST6:
制御部7は、ユーザがグループ通信に参加するか否かをキー入力部3等によるユーザの入力を通して判断し、参加すると判断した場合はステップST7へ、参加しないと判断した場合はステップST9へ進む。
ステップST7:
制御部7の通信制御部71は、通信部2に通信開始通知の送信元の通信端末へ参加通知(通信開始通知)を送信させる。
ステップST8:
制御部7は、記憶部6から読み出したPoCアプリに通常のPoC通信処理を行わせる。通常のPoC通話処理については上述したとおりであるので、ここでは省略する。
ステップST9:
制御部7の通信制御部71は、通信部2に通信開始通知の送信元の通信端末へ不参加通知(通信拒否通知)を送信させ、通信サーバ装置200との通信を切断する。
ステップST10:
制御部7は、PoCアプリを終了させ、通常の待ち受け状態に戻る。
以上のように、通信開始通知及びメンバーリストを受信した通信端末100−iでは、表示制御部72が参加予定メンバーのニックネームの一覧を含む通信開始通知受信通知画面を表示部5に表示するため、これを見たユーザは、参加するか否かを決定する際に参加予定メンバーを確認でき、グループ通話を開始してから話したくない人がいることに気づく、といった自体を避けることが出来る。
以上説明したように、本実施形態の通信端末100−iによれば、グループ通話を開始するユーザが通信開始通知を参加者に送信する際に、リスト作成部73がグループ通話に招待する相手を列挙したメンバーリストを作成し、通信制御部71が通信開始通知と共にメンバーリストを通信部2に送信させることにより、通信開始通知と共にメンバーリストを受信したユーザは、表示制御部72がメンバーリストを基に参加予定メンバーのニックネームの一覧を含む通信開始通知受信通知画面を表示部5に表示させるのを見てから、参加するか否かを決定することができる。
また、本実施形態の通信端末100−iによれば、メンバーリストには電話番号やEmailアドレス等、アドレス情報は含まれていないので、メンバーリスト内に含まれる人物のアドレス情報を知らないユーザがメンバーリストを受信しても、メンバーリスト内の人物のアドレス情報が漏れる恐れはない。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、PoCによるグループ通信に本発明を適用する例を説明しているが、本発明はこれには限定されず、1対多のデータ通信を行う他の種々のグループ通信にも適用可能である。
上述した実施形態の通信端末100−iの制御部7の処理は、全てをコンピュータによってプログラムに基づいて実行してもよいし、その少なくとも一部をハードウェアで実行してもよい。
本発明の通信端末は携帯電話機に限定されない。例えば、PDA(personal digital assistants)や携帯型ゲーム機等、通信機能を有する端末装置に広く本発明は適用可能である。
図1は、本実施形態の通信システムの構成の一例を示す図である 図2は、通信端末100−iの構成の一例を示す図である。 図3は、アドレス帳にニックネームを関連付けた例を示す図である。 図4は、通信参加メンバーを列挙したメンバーリストを示す図である。 図5は、他の通信端末からの通信開始通知を受信した場合の通信端末100−iの動作例を示すフローチャートである。 図6は、ユーザDが受信するメンバーのニックネーム一覧付きの通信開始通知受信通知画面の一例を示す図である。
符号の説明
1…アンテナ、2…通信部、3…キー入力部、4…音声処理部、5…表示部、6…記憶部、7…制御部、71…通信制御部、72…表示制御部、73…リスト作成部、100…通信端末、200…通信サーバ装置、300…通信網

Claims (4)

  1. 少なくとも1つの通信装置とサーバを介してグループ通信を行う通信装置であって、
    前記少なくとも1つの通信装置のアドレス情報及び当該アドレス情報にそれぞれ対応付けられた、当該アドレス情報に含まれる名前とは異なる、前記グループ通信に用いるグループ通信用名称を記憶する記憶部と、
    前記アドレス情報の内の少なくとも1つが前記グループ通信のメンバーのアドレス情報として指定された状態で、グループ通信開始の入力が検出されると、前記指定されたアドレス情報に対応付けられたグループ通信用名称を少なくとも含むメンバーリストを作成するリスト作成部と、
    前記グループ通信を開始する旨の通知であるグループ通信開始通知と共に前記メンバーリストを前記指定されたアドレス情報の通信装置宛に送信する通信部と、
    前記通信部によって他の通信装置から前記グループ通信開始通知及び前記メンバーリストを受信すると、前記グループ通信開始通知を受信した旨の表示に加えて前記メンバーリストを表示する表示部と、
    前記メンバーリストが表示されてから、前記グループ通信に参加する旨の入力がされると当該グループ通信に参加する旨を前記他の通信装置宛に送信させ、前記グループ通信に参加しない旨の入力がされると当該グループ通信に参加する旨を前記他の通信装置宛に送信させない制御部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記グループ通信用名称は、前記アドレス情報を含まない
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信開始通知には、前記サーバのアドレス及びログインに必要な情報を含み、
    前記制御部は、前記アドレスを用いて前記サーバと接続するよう前記通信部を制御し、前記ログインに必要な情報を用いてログインする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 複数の通信装置がサーバを介してグループ通信を行う通信方法であって、
    前記複数の通信装置の内、少なくとも1つの通信装置のアドレス情報及び当該アドレス情報にそれぞれ対応付けられた、当該アドレス情報に含まれる名前とは異なる、前記グループ通信に用いるグループ通信用名称を記憶する第1の工程と、
    前記複数の通信装置の内の一の通信装置が、前記アドレス情報の内の少なくとも1つが前記グループ通信のメンバーとして指定された状態で、グループ通信開始の入力が検出されると、前記指定されたアドレス情報に対応付けられたグループ通信用名称を少なくとも含むメンバーリストを作成する第2の工程と、
    前記一の通信装置が、前記グループ通信を開始する旨の通知であるグループ通信開始通知と共に前記メンバーリストを前記指定されたアドレス情報の通信装置宛に送信する第3の工程と、
    前記複数の通信装置の内、前記一の通信装置以外の通信装置である他の通信装置が、前記一の通信装置から前記グループ通信開始通知及び前記メンバーリストを受信すると、前記グループ通信開始通知を受信した旨の表示に加えて前記メンバーリストを表示する第4の工程と、
    前記他の通信装置が、前記第4の工程において前記メンバーリストが表示されてから、前記グループ通信に参加する旨の入力がされると当該グループ通信に参加する旨を前記一の通信装置宛に送信し、前記グループ通信に参加しない旨の入力がされると当該グループ通信に参加する旨を前記一の通信装置宛に送信しない第5の工程と、
    を含むことを特徴とする通信方法。
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