JP2016063470A - 通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの特別な操作を必要とせずに発信時に適切な通信形態を設定する。【解決手段】通信装置を接続する通信回線(NT)を経由して、端末(3)と通信する通信端末装置は、通信回線を経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な通信部(30)と、発信者の属性を表す情報を記憶するためのメモリ(12)とを備える。端末(3)への発信時に、属性を表す情報を、通信装置へ送信し、送信された当該属性に基づく通信形態を示す通知を、通信装置から受信し、当該通知が示す通信形態を、通信部に実施可能に設定する。【選択図】図1

Description

この発明は通信端末装置に関し、特に、複数の通信形態を取り得る通信端末装置に関する。
現在、携帯端末装置は、電話による通信の他、メールやインターネット接続等の機能を備えたものが多い。また、今後はVoLTE(Voice Over LTE(Long Term Evolution))等のデータパケットでの音声通話サービスが開始される。現状、携帯端末装置を使用して会話をする場合、音声通話では、通話を発信する発呼者と通話を着信する着呼者が音声によって会話をする。また、携帯端末装置ではメールやチャット等を利用して、音声通話でなく文字を入力して会話をすることも可能である。
このように携帯端末による通信形態の多様性がある一方で、非特許文献1のアンケート結果は、ホームページまたは雑誌などの問い合わせに電話番号しかない場合があるため、聴覚障害がある人には問い合わせる手段がないことを示している。
このような課題に対して、特許文献1(特開2007−96486号公報)では、着呼時に、音声通信を受けること無しに、発呼側へのリアルタイムの返信や発呼者の表示用メッセージの確認を行える携帯電話端末が提案されている。
特開2007−96486号公報
水野 映子、"対面・非対面窓口の障害者等にとっての不便さ"、Life Design Report [online]、2010年、株式会社第一生命経済研究所、[平成26年6月27日検索]、インターネット(URL:http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/report/rp1001a.pdf)
特許文献1では、発呼を受けたときに、着呼側利用者の操作に基づいて音声モードまたは文字会話モードのいずれかを選択することができる。しかし、モードの選択には利用者の操作が必要であるから、利便性を改善することが望まれていた。
それゆえに、本発明の目的は、ユーザの特別な操作を必要とせずに発信時に適切な通信形態を設定することが可能な通信端末装置を提供することである。
この発明のある局面に従う通信端末装置は、通信装置を接続する通信回線を経由して、端末と通信する通信端末装置であって、通信回線を経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な通信部と、発信者の属性を表す情報を記憶するためのメモリと、端末への発信時に、メモリに記憶された属性を表す情報を、通信装置へ送信する属性送信部と、属性送信部によって送信された属性に基づく通信形態を示す通知を、通信装置から受信し、当該通知が示す通信形態を、通信部に実施可能に設定するための設定部と、を備える。
好ましくは、通信端末装置は、回線を経由して発信先の候補となる候補端末と通信可能であって、属性送信部により送信される属性が予め定められた属性であるとき、通信装置から、発信先を端末から候補端末に変更するための通知を受信する。
好ましくは、通信端末装置は、さらに、発信者の識別情報を記憶するための識別メモリと、通信回線とは異なる通信経路を介して、外部装置と通信するための外部通信部と、を備え、外部通信部を介して外部装置から受信するユーザ識別情報と、識別メモリの識別情報との比較に基づき、発信を許可するか否かを決定する。
好ましくは、属性送信部は、メモリに記憶された属性を表す情報を、発信先の端末を識別するためのあて先情報に含めて送信する。
この発明のさらに他の局面に従うと、複数の端末と、通信回線を経由して複数の端末と通信する通信装置とを備える通信システムが提供される。通信システムにおいて、複数の端末は、発信端末と、発信端末と通信回線を経由して通信する着信端末とを含む。
発信端末は、発信者の属性を表す情報を記憶するためのメモリと、メモリの属性を通信回線に送信する属性送信部と、通信回線を経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な通信部と、複数の通信形態のうち、通信装置から受信する通知に従う通信形態を、通信部に実施可能に設定するための設定部と、を備える。
通信装置は、発信端末から受信される属性に基づき、通信部において実施されるべき通信形態を決定するための形態決定部と、形態決定部により決定された通信形態の通知を、発信端末および着信端末へ送信するための通知部と、を備える。
本発明によると、ユーザの特別な操作を必要とせずに発信時に適切な通信形態を設定することが可能となる。
実施の形態1に係る通信システムの概略構成図である。 実施の形態1に係るパケットの一例を示す図である。 実施の形態1に係る通信形態を決定するためのテーブルTBを示す図である。 実施の形態1に係る機能構成図である。 実施の形態1に係る通信回線の接続手順を示すシーケンス図である。 実施の形態2に係る機能構成図である。 実施の形態2に係る通信回線の接続手順を示すシーケンス図である。 実施の形態3に係るシステム構成の一例を示す図である。 実施の形態3に係る処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照し詳細に説明する。なお、同一の構成要素には各図において同一の符号を付し、詳細な説明は繰返さない。
各実施の形態では、端末のメモリに予め記憶された発信者の属性は、端末からの発信時にメモリから読出されて送信される。端末間の通信は、発信時に送信された発信者の属性に基づき設定された通信モードに従い実施される。
ここで発信者の「属性」とは、発信者が有する身体障害(聴覚障害、視覚障害等)を表すが、これに限定されない。また、「通信モード」は、「通信形態」の一実施例である。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に係る通信システムの概略構成図である。図1を参照して、通信システムは、複数の端末1,3および4と、通信回線NTを経由して複数の端末1,3および4と通信するIMS(Information Management System)サーバ2とを備える。通信回線NTは、たとえば、LTE/EPC(Long Term Evolution/Evolved Packet Core)のプロトコルおよび通信制御手順が適用される通信回線である。端末1,3,4は、移動体端末および固定端末のいずれであってもよい。
端末1,3,4は「端末」または「通信端末装置」の一実施例である。また、IMSサーバ2は、端末間の通信を中継する機能を有した「通信装置」の一実施例である。
端末1は、情報入出力部20、通信回線NTを経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な通信部30、および情報入出力部20と通信部30を制御するための制御部10を備える。情報入出力部20は、映像を撮影するためのカメラ21、映像を表示するためのディスプレイ22、音声を入力するためのマイク23、および音声を出力するためのスピーカ24を含む。
通信部30は、画像コーデック部31、音声を符号化および復号化するための音声コーデック部32、多重/分離部33、および多重/分離部33と通信回線NTの入出力を制御する通信インターフェイス部34を含む。通信インターフェイス部34は、アンテナ35を介して通信回線NTから信号を受信して復調した後に、多重/分離部33と音声コーデック部32に出力する。また、多重/分離部33または音声コーデック部32から出力される画像または音声を入力し、変調した後にアンテナ35を介して通信回線NTへ送信する。
画像コーデック部31は、カメラ21から出力される映像(動画、静止画)を符号化し多重/分離部33へ出力するとともに、受信映像を復号化してディスプレイ22に出力する。音声コーデック部32は、マイク23から出力される音声を符号化し多重/分離部33または通信インターフェイス部34に出力するとともに、受信音声を復号化してスピーカ24に出力する。多重/分離部33は、画像コーデック部31により符号化された音声または画像のデータを送信のために多重化する処理部を有する。また、通信インターフェイス部34からの受信信号、すなわち多重化された信号のうちから音声または画像の信号を分離し、分離後の画像を画像コーデック部31に出力するとともに、分離後の音声を音声コーデック部32に出力する処理部を有する。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)11、データおよびプログラムを格納するためのメモリ12、および情報入出力部20と通信部30との間で制御信号等を入出力するための入出力インターフェイス13を有する。また、制御部10には、ユーザ操作を受付けるためのキー・スイッチ14が接続される。
端末3と端末4は、端末1と同様の機能構成を有するので、簡単に説明する。端末3は、情報入出力部120、通信回線NTを経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な通信部130、および情報入出力部120と通信部130を制御するための制御部110を備える。情報入出力部120は、映像を撮影するためのカメラ121、映像を表示するためのディスプレイ122、音声を入力するためのマイク123、および音声を出力するためのスピーカ124を含む。
通信部130は、画像コーデック部131、音声コーデック部132、多重/分離部133、および多重/分離部133と通信回線NTの入出力を制御する通信インターフェイス部134を含む。通信インターフェイス部134は、アンテナ135を介して通信回線NTから信号を受信して、多重/分離部133と音声コーデック部132に出力する。また、多重/分離部133または音声コーデック部132から出力される画像または音声を入力し、アンテナ135を介して通信回線NTへ送信する。
制御部110は、CPU111、データおよびプログラムを格納するためのメモリ112、および情報入出力部120と通信部130との間で制御信号等を入出力するための入出力インターフェイス113を有する。また、制御部10は、ユーザ操作を受付けるためのキー・スイッチ114が接続される。
端末4は、情報入出力部220、通信回線NTを経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な通信部230、および情報入出力部220と通信部230を制御するための制御部210を備える。情報入出力部220は、映像を撮影するためのカメラ221、映像を表示するためのディスプレイ222、音声を入力するためのマイク223、および音声を出力するためのスピーカ224を含む。
通信部230は、画像コーデック部231、音声コーデック部232、多重/分離部233、および多重/分離部233と通信回線NTの入出力を制御する通信インターフェイス部234を含む。通信インターフェイス部234は、アンテナ235を介して通信回線NTから信号を受信して、多重/分離部233と音声コーデック部232に出力する。また、多重/分離部233または音声コーデック部232から出力される画像または音声を入力し、アンテナ235を介して通信回線NTへ送信する。
制御部210は、CPU211、データおよびプログラムを格納するためのメモリ212、および情報入出力部220と通信部230との間で制御信号等を入出力するための入出力インターフェイス213を有する。また、制御部10は、ユーザ操作を受付けるためのキー・スイッチ214が接続される。
IMSサーバ2は、CPU215、データおよびプログラムを格納するためのメモリ225、および通信回線NTと送受信するための通信インターフェイス部235を有する。
このように、各端末の通信部30,130および230のそれぞれは、通信回線NTを経由して通信相手の端末との間で実施可能な通信モードとして、映像を送受信するための映像通信モードと、音声を送受信するための音声通信モードとを含む。ここでは、映像通信モードでは、多重化処理によってテレビ電話などのように映像と音声を同時に送受信することができる。また、音声通信モードにより、多重/分離部33,133および233の処理を経ないで(スルーして)音声のみを送受信する通話も実現することができる。
また、通信部30,130および230のそれぞれが実施可能な通信モードには、さらに、文字変換モードが含まれる。文字変換モードはよく知られた機能であるから簡単に説明する。文字変換モードは、マイク23,123,223から取得された音声情報を文字情報に変換して送信するための機能と、受信した文字情報を音声情報に変換してスピーカ24,124,224へ出力するための機能とを有する。これにより、発信者が発話してマイクから音声情報を入力した場合には、文字変換モードにより、発信先(着信側)の端末において文字情報を表示させることができる。また、発信側の端末が、応答として、着信側の端末から文字情報を受信した場合には、受信された文字情報を、通信部の文字変換モードによって音声情報に変換されてスピーカなどを介して出力される。
図2は、実施の形態1に係るパケットの一例を示す図である。通信回線NTを経由して通信するために、実施の形態ではパケットが用いられる。図2を参照して、パケットは、ヘッダ部HEおよびデータ部DBを含む。ヘッダ部HEには、パケットの発信元の端末を識別するための発信元情報(アドレスまたは電話番号など)と、発信先の端末を識別するためのあて先情報(アドレスまたは電話番号など)とが格納される。なお、発信元情報またはあて先情報は、端末のメモリ12,112,212に予め格納されている、またはキー・スイッチ14,114,214から入力される。
データ部DBには、送信するべき音声、映像、文字情報などのデータが格納される。また、データ部DBには、後述する各種の通知、応答(要求を含む)、INVITE信号などが格納される。通知には、実施するべき通信モードを示す情報が含まれる。
図2のパケットは、送信時は、端末1,3,4の通信インターフェイス部34,134,234により生成されて通信回線NTへ送信される。また、通信インターフェイス部34,134,234は、通信回線NTからの受信パケットからデータ部DBの内容を抽出し、抽出した内容を多重/分離部34,134,234に出力する、または音声コーデック部32に出力する。
図3は、実施の形態1に係る通信形態を決定するためのテーブルTBを示す図である。本実施の形態では、通信時にユーザ(障害者)を支援するために、端末のメモリ12,122,212または図示しないSIMカード(Subscriber Identity Module Card)に、発信者の有する障害の種類などを識別する識別情報が予め格納される。識別情報は、障害者番号を含んでもよい。図3のテーブルTBは、index(数値=1,2,3、…)のそれぞれに対応して、識別情報と、通信モードの種類が予め格納される。通信モードの種類は、対応する識別情報によって示される種類の障害を有した発信者が、端末を用いて通信する場合に、適した通信モードを示す。図3によれば、聴覚障害者の場合には、Video Call(映像通信モード)を示し、視覚障害に場合には、文字変換モードを示す。なお、indexは、「属性を表す情報」の一実施例である。
実施の形態1では、説明を簡単にするために、ユーザは、多重の障害を有しておらず、聴覚障害および視覚障害のいずれか一方を有する。
図4は、実施の形態1に係る機能構成図である。ここでは、端末1から端末3へ発信する場合を説明する。図4(A)を参照して、IMSサーバ2のCPU215は、端末1からの発信時に、発信端末または発信先(着信側)端末において実施されるべき通信モードを決定するための形態決定部21A、形態決定部21Aにより決定された通信モードを端末1,3,4に通知するための通知部21B、および発信先の端末を当初の端末3から端末4に切替えるための発信先設定部21Cを含む。
図4(B)を参照して、発信元の端末1のCPU11は、通信部30において実施されるべき通信形態を実施可能に設定するための設定部50、および発信時にメモリ12から読出した発信者の障害者情報を送信する属性送信部51を含む。
図4(C)と(D)を参照して、着信側の端末3,4のCPU111,211は、通信部130,230において実施されるべき通信形態を実施可能に設定するための設定部60,61をそれぞれ含む。
図4(A)の各部は、メモリ225に予めプログラムとして格納され、図4(B)の各部はメモリ12に予めプログラムとして格納され、図4(C)の各部はメモリ112に予めプログラムとして格納され、図4(D)の各部はメモリ212に予めプログラムとして格納される。各CPUは、対応のメモリからプログラムを読出し実行する。これにより、各部の機能が実現される。ここでは、各部はプログラムで実現されるとしたが、プログラムと回路の組合せにより実現されてもよい。
図5は、実施の形態1に係る通信回線の接続手順を示すシーケンス図である。図5の端末1,3,4における処理、およびIMSサーバ2における処理は、プログラムとして予め各端末のメモリに格納される。各端末のCPUが、メモリからプログラムを読出し、実行することにより、図5の通信シーケンスが実現される。
図5では、端末1の発信者は「聴覚障害」を有し、端末1から端末3へ電話かける場合が示される。また、端末3は、健常者のための窓口端末であり、端末4は、「聴覚障害」に対応可能な窓口端末であると想定する。例えば、端末4の窓口担当者は、手話対応が可能である。なお、ここでは、端末4は、通信回線NTを介して端末1が発信する場合に、本来の発信先である端末3とは異なる端末であって、発信先の「候補端末」の一実施例である。
まず、端末1の通信部30は、通信モードとして、予め通話モード(Audio Call)に設定されている。端末1から、端末3(第1端末3ともいう)へ発信(発呼ともいう)すると(ステップS1)、属性送信部51によりINVITE信号のパケットが送信される(ステップS3)。このINVITE信号のパケットのヘッダ部HEには発着端末の識別子(電話番号等)が格納され、データ部DBには、属性送信部51によってメモリ12から読出された障害者情報、および発信元の端末1のコーデック能力情報が格納される。なお、障害者情報は、ヘッダ部HEのあて先情報(より特定的には、電話番号)に付加される。したがって、ステップS3では、障害者情報を有したあて先情報のパケットが送信される。
IMSサーバ2は、端末1から受信するINVITE信号から上記の付加された情報を取得し、取得した情報から、当該INVITE信号に障害者情報が含まれるか否かを判定する(ステップS5、S7)。例えば、あて先情報(電話番号等)の予め定められたビット値がセットされているか否かに基づき、障害者情報が含まれるか否かを判定する。障害者情報は、含まれていないと判定されると(ステップS7でNO)、通話のための通常のINVITE処理が実施される(ステップS9)。この通話のためのINVITE処理はよく知られた方法を適用することができるので、説明は繰返さない。
一方、障害者情報が含まれていると判定される場合(ステップS7でYES)、形態決定部21Aは、取得された当該障害者情報に基づき、メモリ225に予め格納されたテーブルTB(図3参照)を検索する。検索により、障害者情報(この場合、“聴覚障害”)に対応した通信モード(=Video Call)を読出す。これにより、障害者情報に適した通信モード(Video Callモード)が決定されて、CPU215は、端末1からのAudio Call発信を、決定されたモードのVideo Call発信に切替えることを決定する(ステップS11)。
また、IMSサーバ2の発信先設定部21Cは、端末1から受信した障害者情報が予め定められた障害(この場合、「聴覚障害」)を示すことに応じて、発信先の端末を、当初の第1端末3から候補端末である端末4(以下、第2端末4という)に切替える(ステップS13)。そして、発信先設定部21Cは、端末1から受信したINVITE信号を、第2端末4へ切替えて送信する(ステップS15)。第2端末4に送信されるINVITE信号を示すパケットは、データ部DBの端末1からのAudio Call発信の情報はVideo Call発信の情報に切替えられ、且つヘッダ部HEのあて先情報は第2端末4の電話番号を示すように切替えられる。
その後、CPU215は通信回線NTにベアラを作成する処理を実施する。このベアラ作成処理において、通知部21Bは、発信元の端末1へ、形態決定部21Aにより決定された通信モード(Video Call)を通知する(ステップS19)。これにより、端末1へ、通信回線NTを介した通信モードとして、Audio Callから切替えられたVideo Callが、すなわち決定された通信モードが通知される。また、通知部21Bは、端末1へ、発信先を第2端末4に切替(変更)した旨の通知を送信する。
端末1のCPU11は、受信した当該通知に基づき、以降の通信において送信されるパケットのヘッダ部HEのあて先情報を第1端末3から第2端末4に変更するように、通信部30を制御する。
また、端末1の設定部50は、通知部21Bから受信した通知に基づき、通信部30に、Video Callのモード(映像通信モード)を実施可能なように設定する。具体的には、設定部50は画像コーデック部31および多重/分離部33を起動させる。
また、第2端末4は、INVITE信号(ステップS15)に対する応答を端末1へ送信する(ステップS21)。端末1は、端末4から受信した応答内容に従い、画像コーデック部31によるコーデック(符号化または復号化の方式)を決定する(ステップS23)。端末1は、決定したコーデック第2を端末4へ通知し、第2端末4から応答を受信する(ステップS25)。
その後は、第2端末4では、Video Callのためのユーザ呼出(着信音など)が開始されることにより、着呼が報知される(ステップS27)。呼出しに応答して、第2端末4のユーザが応答の操作をすると(ステップS29)、端末1と第2端末4との間でセッションが確立し、以降は、Video Callに従う映像通信モードが実施される(ステップS31)。ステップS31における通信は、よく知られた処理であるから、説明は繰返さない。
第2端末4の設定部61は、映像通信モードを実施可能なように通信部230を設定する。具体的には、設定部61は画像コーデック部231および多重/分離部233を起動させる。これにより、端末1の聴覚障害を有したユーザは、第2端末4の障害対応窓口との間で、手話映像による通信を行うことができる。
なお、端末1は、発信時のあて先情報の電話番号に、図3のテーブルTBに示す対応のindexの値を付加することにより、障害者情報をIMSサーバ2に通知するようにしてもよい。
このように、図5の通信シーケンスによれば、発信時に端末1は障害者情報を送信することにより、端末3の電話番号宛てに発信したとしても、IMSサーバ2によって自動的に発信先は、障害者対応窓口の第2端末4に切替えられる。したがって、ユーザの特別な操作を必要とせずに、発信者の属性(障害)に対応した適切な通信モードを設定することができる。
[実施の形態1の変形例]
実施の形態1の変形例を説明する。上述した実施の形態1では、発信端末1から送信された障害者情報が予め定められた障害(「聴覚障害」)を示すとき、発信先を当初の第1端末3から第2端末4に切替えたが、切替を省略してもよい。
つまり、端末3の窓口で手話対応が可能な場合には、上記の発信先の切替を省略することができる。具体的には、上記のステップS19において、通知部21Bは、形態決定部21Aにより決定された通信形態(Video Call)の通知を、発信元の端末1と発信先(着信側)の端末3との両者へ送信する。これにより、通信回線NTを介した通信モードとして、Video Callが決定されたことが、端末3へ通知される。
端末3の設定部60は、IMSサーバ2からの通知に応答して、映像通信モードを実施可能なように通信部130を設定する。具体的には、設定部60は画像コーデック部131および多重/分離部133を起動させる。これにより、端末1の聴覚障害を有したユーザは、端末3のユーザとの間で、手話映像による通信を行うことができる。
[実施の形態2]
実施の形態2として、実施の形態1の変形例が示される。実施の形態1では、IMSサーバ2において障害者情報に基づく通信モードの決定を実施したが、本実施の形態2のように、IMSサーバ2に代替して、発信先(着信側)の端末3において、障害者情報に基づいた通信モードの決定を実施してもよい。
図6は、実施の形態2に係る機能構成図である。ここでも、端末1から端末3へ発信される場合を説明する。図6(A)を参照して、IMSサーバ2のCPU215は、端末3で決定された通信モードと発信端末1の通信モードとが異なるか否かを確認するための形態確認部40および、発信先の端末を第1端末3から第2端末4に切替えるための発信先設定部41を含む。
図6(B)を参照して、着信側の端末3のCPU111は、発信端末または着信端末において実施されるべき通信モードを決定するための形態決定部44、形態決定部44により決定された通信形態の通知を端末1へ送信するための送信部45、および実施されるべき通信形態を通信部130に実施可能に設定するための着信側設定部46を含む。
図6(A)の各部は、予めプログラムとしてメモリ225に格納されて、CPU215によりメモリ225から読出されて実行されることで、各部の機能が実現される。また、図6(B)の各部は、予めプログラムとしてメモリ122に格納されて、CPU111によりメモリ122から読出されて実行されることで、各部の機能が実現される。ここでは、図6の各部はプログラムで実現されるとしたが、プログラムと回路の組合せにより実現されてもよい。
図7は、実施の形態2に係る通信回線の接続手順を示すシーケンス図である。図7では、端末1の発信者の障害者情報は「聴覚障害」であり、IMSサーバ2を接続する通信回線NTを経由して、端末3へ電話かける場合を説明する。ここでは、端末1の通信部は、予め通話モード(Audio Call)に設定されている。
まず、端末1から、端末3(第1端末3ともいう)へ発信(発呼ともいう)すると(ステップS1)、端末1からINVITE信号のパケットが送信される(ステップS3)。このINVITE信号のパケットのあて先情報の識別子(端末3の電話番号等)には、メモリ12から読出された障害者情報が、実施の形態1と同様に付加される。また、データ部DBには発信元の端末1のコーデック能力情報が格納される。
着呼側の端末3は、端末1から受信するINVITE信号から上記の付加された情報を取得し、取得した情報から、当該INVITE信号に障害者情報が含まれるか否かを、実施の形態1と同様に判定する(ステップS5a、S7a)。障害者情報は、含まれていないと判定されると(ステップS7aでNO)、端末3から、その旨の応答がIMSサーバ2へ送信されて、以降は端末1と端末3との間で、通常の通話処理が実施される。この処理は、公知であるから説明は繰返さない。
一方、障害者情報は含まれていると判定された場合(ステップS7aでYES)、形態決定部44は、上述の取得された障害者情報に基づき、メモリ112に予め格納されたテーブルTBを検索する。検索により、当該障害者情報(この場合、“聴覚障害”)に対応した通信モード(=Video Call)を読出す。これにより、障害者情報に適した通信モードが決定されて、CPU111は、端末1からのAudio Call発信を、Video Call発信に切替えることを決定する(ステップS11a)。
また、送信部45は、端末1から受信した障害者情報が予め定められた障害(「聴覚障害」)を示すことに応じて、発信先の端末を、当初の第1端末3から第2端末4に切替えるために、発信先変更要求をIMSサーバ2に送信する(ステップS12)。
ステップS12で、送信部45により送信される応答は、例えば、183 Session progres応答のパケットであって、そのデータ部DBには、上記の決定された通信モードと、通信モード切替の通知と、発信先変更要求とが含まれる。送信部45が送信する応答内容は、IMSサーバ2を経由して、後述するように発信元の端末1に送信される(後述のステップS13dを参照)。
なお、ここでは、形態決定部44が決定した通信モードと発信先変更要求の両方を183 Session progres応答に含めたが、それぞれを別のメッセージとして送信してもよい。
IMSサーバ2は、第1端末3から183 Session progress応答を受信した時、通信モードを確認する。具体的には、形態確認部40は、現在の通信モード(Audio Call)の情報を端末1から受信(取得)し、取得した達末1の通信モードと、第1端末3から受信した応答内容が示す決定された通信モード(Video Call)とを比較する(ステップS13a)。
比較の結果、両モードは異なると判定された時(ステップS13bでYES)、CPU215は、通信回線NTによる通信を、着信側の第1端末3の通信モード(Video Call)に変更して、変更後の通信モードに従い端末1と接続処理を行う(ステップS13c)。このとき、IMSサーバ2は、第1端末3から受信した決定された通信モード(Video Call)を、端末1に通知する(ステップS13d)。
また、確認の結果、両方の通信モードが同じであると判定された時(ステップS13bでNO)、CPU215は、第1端末3からの応答に変更要求が含まれていたか否かを判定する(ステップS13e)。含まれていない場合には、以降の発信先変更の処理は実施されない(ステップS13eでNO)。
一方、変更要求が含まれていたと判定されると(ステップS13eでYES)、発信先設定部41は、端末1の発信先を、当初の第1端末3から第2端末4に変更するために、ステップS15〜ステップS31の処理が、図5と同様に実施されて、手話映像を通信するために、Video Callモードの通信が行われる。
なお、ステップS25〜S29において、発信先の変更がない場合には、端末1と第1端末3との間で、Audio Callによる通話による通信モードが実施される。
このように、端末1が端末3へ発信動作をしたとき、端末3は端末1から受信するパケットのあて先情報(電話番号)が有する障害者情報に基づき、実施されるべき通信モードを決定することができる。
なお、実施の形態2でも、あて先情報の電話番号に障害者情報が付加されていた場合には、発信先を当初の第1端末2から第2端末4に切替えたが、上述した実施の形態と同様に切替を省略してもよい。
つまり、端末3の窓口で手話対応が可能な場合には、上記のステップS12において、変更要求を送信しない。したがって、端末3では、着信側設定部46は、形態決定部44により決定された通信モードを、すなわち映像通信モードを実施可能なように通信部130に設定する。これにより、端末1の聴覚障害を有したユーザは、端末3のユーザとの間で、手話映像による通信を行うことができる。
[実施の形態3]
実施の形態3では、障害者情報を付加した発信(障害者情報を有したINVITE信号の送信)を許可するか否かを決定する機能を有した端末1Aが示される。実施の形態3についても、上記に述べた実施の形態1,2の機能・通信シーケンスを適用することができるので、それらの説明は繰返さない。
図8は、本実施の形態3に係るシステム構成の一例を示す図である。図8では、端末1Aと、端末1Aのユーザが所有の障害サポート装置7が模式的に示される。障害サポート装置7には、聴覚障害の場合は補聴器、視覚障害の場合は白杖等が含まれる。
障害サポート装置7は、端末1Aと無線通信するためのアンテナ74を接続する通信部73、通信部73の通信動作を制御するための制御部71、制御のためのプログラムおよびデータなどを記憶するためのメモリ72を有する。メモリ72には、ユーザに割当てられた障害者番号721等のユーザ識別情報が格納される。
障害サポート装置7と端末1Aとの通信は、通信回線NTとは異なるBluetooth(登録商標)などの無線通信経路を経由して実施される。
端末1Aは、図1に示した端末1の構成に追加して、障害サポート装置7と無線通信するための通信部30Aを備える。図8の端末1Aの他の構成は、図1に示す端末1の構成と同様であり、説明は繰返さない。なお、端末1Aのメモリ12には、予め端末1のユーザに割当られた障害者番号12A等の識別情報が格納される。
図9は、実施の形態3に係る処理のフローチャートである。図9を参照して、端末1Aは、電源ONされると、通信部30Aを介してビーコン信号を送信する。これにより、周辺の障害サポート装置7に一斉問合せによるサーチが実施される(ステップS41)。障害サポート装置7の制御部71は、通信部73から問合せ信号を受信したときは、メモリ72の障害者番号721を含む応答を送信する。
CPU11は、周辺に存在する障害サポート装置7から応答を受信すると、受信した応答内容に含まれる障害者番号721と、端末1Aのメモリ12に格納された障害者番号12Aとを比較(マッチング)する(ステップS43)。
マッチング結果に基づき、一致と判定された場合は、CPU11は、通信部30を、INVITE信号の送信(発信)を許可するように制御し、不一致と判定された場合は、CPU11は、通信部30を、INVITE信号の送信を禁止するように制御する(ステップS45)。
このような実施の形態3によれば、第3者が端末1Aを操作して、通信する事態を回避することができる。つまり、一般に、障害者が携帯電話を使用する場合は、通信料金が割引される。したがって、ユーザが端末1Aを紛失した場合に、実施の形態3によれば、第3者が端末1Aまたは端末1AのSIMカードを使用して通信しようとしても、上述した障害者番号の照合処理により、端末1からの発信を禁止することができる。
上述の各実施の形態に従う通信端末装置は、通信装置を接続する通信回線を経由して、端末と通信する通信端末装置であって、端末は、通信回線を経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な通信部を備える。通信端末装置は、端末からの発信時に、当該端末から送信される発信者の属性を表す情報に基づき、複数の通信形態のうちから、通信部により実施されるべき通信形態を決定する形態決定部と、形態決定部により決定された通信形態の通知を、通信装置を介して端末に送信する送信部と、を備える。
好ましくは、通信端末装置は、さらに、通信回線を経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な着信通信部と、形態決定部により決定された通信形態を、着信通信部に実施可能に設定するための着信側設定部と、を備える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,3,4 端末、2 IMSサーバ、7 障害サポート装置、21A,44 形態決定部、21B 通知部、21C,41 発信先設定部、40 形態確認部、45 送信部、46 着信側設定部、50,60,61 設定部、51 属性送信部、12A,721 障害者番号。

Claims (5)

  1. 通信装置を接続する通信回線を経由して、端末と通信する通信端末装置であって、
    前記通信回線を経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な通信部と、
    発信者の属性を表す情報を記憶するためのメモリと、
    前記端末への発信時に、前記メモリに記憶された属性を表す情報を、前記通信装置へ送信する属性送信部と、
    前記属性送信部によって送信された前記属性に基づく通信形態を示す通知を、前記通信装置から受信し、当該通知が示す通信形態を、前記通信部に実施可能に設定するための設定部と、を備える、通信端末装置。
  2. 前記通信端末装置は、前記回線を経由して発信先の候補となる候補端末と通信可能であって、
    前記属性送信部により送信される属性が予め定められた属性であるとき、前記通信装置から、発信先を前記端末から前記候補端末に変更するための通知を受信する、請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記通信端末装置は、さらに、
    発信者の識別情報を記憶するための識別メモリと、
    前記通信回線とは異なる通信経路を介して、外部装置と通信するための外部通信部と、を備え、
    前記外部通信部を介して前記外部装置から受信するユーザ識別情報と、前記識別メモリの識別情報との比較に基づき、発信を許可するか否かを決定する、を備える、請求項1または2に記載の通信端末装置。
  4. 属性送信部は、前記メモリに記憶された属性を表す情報を、発信先の前記端末を識別するためのあて先情報に含めて送信する、請求項1から3のいずれか1項に記載の通信端末装置。
  5. 複数の端末と、通信回線を経由して前記複数の端末と通信する通信装置とを備える通信システムであって、
    前記複数の端末は、発信端末と、前記発信端末と前記通信回線を経由して通信する着信端末とを含み、
    前記発信端末は、
    発信者の属性を表す情報を記憶するためのメモリと、
    前記メモリの属性を前記通信回線に送信する属性送信部と
    前記通信回線を経由した通話を含む複数の通信形態を実施可能な通信部と、
    前記複数の通信形態のうち、前記通信装置から受信する通知に従う通信形態を、前記通信部に実施可能に設定するための設定部と、を備え、
    前記通信装置は、
    前記発信端末から受信される前記属性に基づき、前記通信部において実施されるべき通信形態を決定するための形態決定部と、
    前記形態決定部により決定された通信形態の通知を、前記発信端末および前記着信端末へ送信するための通知部と、を備える、通信システム。
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