JP5635889B2 - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システム及び通信方法に関する。
通信端末の機能の多様化により、1人のユーザが複数の通信端末を所有することが想定される。例えば、1人のユーザが音声通話用に携帯電話を使い、データ通信用にスマートフォンを使うというような場合が考えられる。
ISDNのような通信システムでは、同時に2台の電話機を交換機に接続できる(例えば、特許文献1参照)。しかし、移動通信システムの場合には、着信側ユーザは、複数の通信端末が同じ発信側ユーザによって所有されていることを認識できない。
特開2001-024739号公報
上記のように、発信側ユーザが複数の通信端末を所有する場合、着信側ユーザは、これらの複数の通信端末が同じユーザによって所有されているかを認識できない。また、着信側ユーザが複数の通信端末を所有する場合も、発信側ユーザは、これらの複数の通信端末が同じユーザによって所有されているかを認識できない。
このような1人のユーザによる複数の通信端末の同時使用は、1台の通信端末でホームページを見ながら別の通信端末で音声通話する場合、1台の通信端末でオンラインゲームをしながら別の通信端末で音声通話する場合等のように、各種の利用形態が考えられる。
また、携帯端末の操作がわからないユーザ(被アシスト者)に対し、教える側のユーザ(アシスト者)が、携帯端末から相手の携帯端末に対して操作手順をガイドするというアシスト機能においても、画面を確認するための端末と音声通話するための端末との使い分けを可能にすることが望まれる。
本発明は、複数の通信端末が同じユーザによって所有されていることを担保することにより、同じユーザによる複数の通信端末を用いた同時接続を可能にすることを目的とする。
本発明の通信システムは、
交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信システムであって、
前記第1通信端末は、
所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得する認証部と、
前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信する送信部と、
を有し、
前記交換機は、
認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを保持する端末識別情報保持部と、
前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断する判断部と、
を有し、
前記認証部は、前記第2通信端末と認証鍵を交換した場合に認証フラグを設定し、
前記送信部は、認証結果として認証フラグを送信し、
前記端末識別情報保持部は、認証フラグを受信した場合に、前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを対応付けて保持し、
前記判断部は、前記第2通信端末と前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末が前記第3通信端末と通信中であり、且つ、前記端末識別情報保持部において前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とが対応付けられている場合に、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信を許可することを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、
交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信システムであって、
前記第1通信端末は、
所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得する認証部と、
前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信する送信部と、
を有し、
前記交換機は、
認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを保持する端末識別情報保持部と、
前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断する判断部と、
を有し、
前記交換機は、前記第2通信端末と前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報を前記第3通信端末に通知する通知部を更に有することを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、
交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信システムであって、
前記第1通信端末は、
所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得する認証部と、
前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信する送信部と、
を有し、
前記交換機は、
認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを保持する端末識別情報保持部と、
前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断する判断部と、
を有し、
前記第1通信端末は、
バッテリの残量を管理するバッテリ残量管理部と、
バッテリの残量が閾値未満になった場合、前記交換機に対して通信切断要求を送信する通信切断要求部と、
を更に有し、
前記交換機は、前記第1通信端末から通信切断要求を受信した場合、前記第1通信端末との通信を切断し、前記第2通信端末と前記第3通信端末とを接続する接続管理部を更に有することを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、
交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信システムであって、
前記第1通信端末は、
所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得する認証部と、
前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信する送信部と、
を有し、
前記交換機は、
認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを保持する端末識別情報保持部と、
前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断する判断部と、
を有し、
前記第2通信端末は、
バッテリの残量を管理するバッテリ残量管理部と、
バッテリの残量が閾値未満になった場合、前記交換機に対して通信切断要求を送信する通信切断要求部と、
を更に有し、
前記交換機は、前記第2通信端末から通信切断要求を受信した場合、前記第2通信端末との通信を切断し、前記第1通信端末と前記第3通信端末とを接続する接続管理部を更に有することを特徴とする。
本発明の通信方法は、
交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信方法であって、
前記第1通信端末が、所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得するステップと、
前記第1通信端末が、前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信するステップと、
前記交換機が、認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを保持するステップと、
前記交換機が、前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断するステップと、
を有し、
前記取得するステップは、前記第2通信端末と認証鍵を交換した場合に認証フラグを設定し、
前記送信するステップは、認証結果として認証フラグを送信し、
前記保持するステップは、認証フラグを受信した場合に、前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを対応付けて前記端末識別情報保持部に保持し、
前記判断するステップは、前記第2通信端末と前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末が前記第3通信端末と通信中であり、且つ、前記端末識別情報保持部において前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とが対応付けられている場合に、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信を許可することを特徴とする。
また、本発明の通信方法は、
交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信方法であって、
前記第1通信端末が、所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得するステップと、
前記第1通信端末が、前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信するステップと、
前記交換機が、認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを端末識別情報保持部に保持するステップと、
前記交換機が、前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断するステップと、
を有し、
前記交換機が、前記第2通信端末と前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報を前記第3通信端末に通知するステップを更に有することを特徴とする。
また、本発明の通信方法は、
交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信方法であって、
前記第1通信端末が、所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得するステップと、
前記第1通信端末が、前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信するステップと、
前記交換機が、認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを端末識別情報保持部に保持するステップと、
前記交換機が、前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断するステップと、
を有し、
前記第1通信端末が、バッテリの残量を管理するステップと、
前記第1通信端末が、バッテリの残量が閾値未満になった場合、前記交換機に対して通信切断要求を送信するステップと、
前記交換機が、前記第1通信端末から通信切断要求を受信した場合、前記第1通信端末との通信を切断し、前記第2通信端末と前記第3通信端末とを接続するステップと、
を更に有することを特徴とする。
また、本発明の通信方法は、
交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信方法であって、
前記第1通信端末が、所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得するステップと、
前記第1通信端末が、前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信するステップと、
前記交換機が、認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを端末識別情報保持部に保持するステップと、
前記交換機が、前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断するステップと、
を有し、
前記第2通信端末が、バッテリの残量を管理するステップと、
前記第2通信端末が、バッテリの残量が閾値未満になった場合、前記交換機に対して通信切断要求を送信するステップと、
前記交換機が、前記第2通信端末から通信切断要求を受信した場合、前記第2通信端末との通信を切断し、前記第1通信端末と前記第3通信端末とを接続するステップと、
を更に有することを特徴とする。
本発明の実施例によれば、複数の通信端末が同じユーザによって所有されていることを担保することにより、同じユーザによる複数の通信端末を用いた同時接続が可能になる。
本発明の実施例に係る通信システムの概略図 本発明の実施例に係る通信端末でのバッテリ切れによる接続切り替えを示す図 本発明の実施例に係る通信端末のブロック図 本発明の実施例に係る交換機のブロック図 本発明の実施例に係る通信方法のシーケンス図 バッテリ切れのため、図5に示す通信方法により確立された接続を切り替える方法のシーケンス図 バッテリ切れのため、図5に示す通信方法により確立された接続を切り替える方法のシーケンス図
本発明の実施例では、交換機を介して、1人のユーザが所有する第1通信端末及び第2通信端末と、他のユーザが所有する第3通信端末との間の通信を可能にする通信システムについて説明する。第1通信端末は、所定の距離内での通信端末間の通信プロトコル(例えば、Bluetooth)を用いて第2通信端末を認証し、第2通信端末の端末識別情報を取得する。第1通信端末は、第3通信端末との接続の際に、第1通信端末の端末識別情報と、第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを交換機に送信する。
交換機は、認証結果に基づいて、第1通信端末から受信した第1通信端末の端末識別情報と第2通信端末の端末識別情報とを保持する。第2通信端末と第3通信端末との間の通信の可否は、保持された情報に基づいて判断される。例えば、認証が実施された後に、第1通信端末が第3通信端末と通信中であり、且つ、第1通信端末の端末識別情報と第2通信端末の端末識別情報とが対応付けられて保持されている場合に、第2通信端末と第3通信端末との間の通信が許可される。
また、本発明の実施例では、第1通信端末のバッテリ切れの際に、第2通信端末に接続を切り替えること、或いは、第2通信端末のバッテリ切れの際に、第1通信端末に接続を切り替えることについても説明する。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の実施例に係る通信システムの概略図である。ここでは、1人のユーザにより所有される通信端末(UE−B)20が、他のユーザにより所有される通信端末(UE−C)30に接続している間に、通信端末(UE−B)20と同じユーザにより所有される通信端末(UE−A)10が通信端末(UE−C)30に接続する場合について説明する。
まず、UE−A10とUE−B20とが同じユーザにより所有されていることを担保するため、UE−A10とUE−B20との間で認証が実施される。例えば、交換機を介さないBluetooth、無線LAN又は赤外線通信のような所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて、UE−A10とUE−B20との間で認証鍵が交換される。この認証により、UE−A10とUE−B20とが所定の距離内に存在しており、認証鍵の交換によって同じユーザにより所有されていることが担保される。また、認証鍵の交換の際に、UE−A10及びUE−B20の端末識別情報(例えば、電話番号、製造番号等)が交換される。なお、認証は、通信の前に実施されてもよく、音声通話又はパケット通信の接続要求時に実施されてもよい。
UE−B20がUE−C30に音声通話を開始する際に、UE−B20は、接続先のUE−C30の電話番号と共に、認証鍵が交換されていることを示す認証フラグと、UE−B20の端末識別情報と、UE−A10の端末識別情報とを回線交換機40に送信する。回線交換機40は、認証フラグを受信した場合、UE−B20とUE−A10とが同じユーザにより所有されていると判断し、端末情報記憶部60に、UE−B20の端末識別情報とUE−A10の端末識別情報とを対応付けて記憶する。回線交換機40は、認証フラグを受信しない場合、端末情報記憶部60に、UE−B20の端末識別情報とUE−A10の端末識別情報とを対応付けては記憶しない。なお、認証フラグを受信しない場合、UE−B20とUE−A10とが認証されていないという情報が端末情報記憶部60に記憶されてもよい。
次に、UE−A10がUE−C30にパケット通信を開始する際に、UE−A10は、接続先のUE−C30の電話番号と共に、認証鍵が交換されていることを示す認証フラグと、UE−A10の端末識別情報と、UE−B20の端末識別情報とをパケット交換機50に送信する。パケット交換機50は、認証フラグを受信した場合、UE−A10とUE−B20とが同じユーザにより所有されていると判断し、端末情報記憶部60に、UE−A10の端末識別情報とUE−B20の端末識別情報とを対応付けて記憶する。ここでは、この対応付けは既に回線交換機40により実施されている。パケット交換機50は、UE−C30の電話番号により、UE−C30がUE−B20と通信中であり、また、端末情報記憶部60から、UE−B20の端末識別情報とUE−A10の端末識別情報とが認証済として記憶されていることを認識できる。この場合、パケット交換機50は、UE−A10からUE−C30への通信を許可する。パケット交換機50は、UE−A10とUE−B20とが同じユーザにより所有されていることを示すため、UE−A10からUE−C30への接続要求時に、UE−A10の端末識別情報の代わりに、UE−B20の端末識別情報をUE−C30に通知してもよい。
このように、UE−A10及びUE−B20からUE−C30への同時接続が可能になる。なお、UE−A10がパケット通信を開始した後に、UE−B20が音声通話を開始する場合にも、上記と同様の手順によって、同時接続が可能になる。また、同じユーザが3台以上の通信端末を所有する場合にも、上記と同様の手順によって、同時接続が可能になる。
上記の説明では、複数の通信端末(UE−A、UE−B)を所有するユーザが発信側ユーザである場合について説明したが、本発明は、複数の通信端末(UE−A、UE−B)を所有するユーザが着信側ユーザである場合にも適用可能である。
この場合、UE−C30がUE−B20に音声通話を開始する際に、UE−C30は、接続先のUE−B20の電話番号と共に、UE−C30の端末識別情報を回線交換機40に送信する。UE−B20は、UE−C30からの音声通話接続要求の応答時に、認証鍵が交換されていることを示す認証フラグと、UE−B20の端末識別情報と、UE−A10の端末識別情報とを回線交換機40に送信する。回線交換機40は、認証フラグを受信した場合、UE−B20とUE−A10とが同じユーザにより所有されていると判断し、端末情報記憶部60に、UE−B20の端末識別情報とUE−A10の端末識別情報とを対応付けて記憶する。回線交換機40は、認証フラグを受信しない場合、端末情報記憶部60に、UE−B20の端末識別情報とUE−A10の端末識別情報とを対応付けては記憶しない。なお、認証フラグを受信しない場合、UE−A10とUE−B20とが認証されていないという情報が端末情報記憶部60に記憶されてもよい。
次に、UE−C30がUE−A10にパケット通信を開始する際に、UE−C30は、接続先のUE−A10の電話番号と共に、UE−C30の端末識別情報をパケット交換機50に送信する。UE−B20への接続時と同様に、UE−C30からのパケット通信接続要求の応答時に、UE−A10は、認証鍵が交換されていることを示す認証フラグと、UE−A10の端末識別情報と、UE−B20の端末識別情報とをパケット交換機50に送信する。パケット交換機50は、認証フラグを受信した場合、UE−A10とUE−B20とが同じユーザにより所有されていると判断し、端末情報記憶部60に、UE−A10の端末識別情報とUE−B20の端末識別情報とを対応付けて記憶する。ここでは、この対応付けは既に回線交換機40により実施されている。パケット交換機50は、UE−A10の電話番号により、UE−A10がUE−C30と通信中であり、また、端末情報記憶部60から、UE−B20の端末識別情報とUE−A10の端末識別情報とが認証済として記憶されていることを認識できる。従って、パケット交換機50は、UE−C30からUE−A10への通信を許可する。
図1では、UE−B20とUE−C30との間では回線交換機を介して通信されており、UE−A10とUE−C30との間ではパケット交換機を介して通信されているが、UE−B20とUE−C30との間でパケット交換機を介して通信され、UE−A10とUE−30との間で回線交換機を介して通信される場合も同様である。
更に、UE−B20とUE−C30との間でパケット交換機を介して通信され、UE−A10とUE−30との間でパケット交換機を介して通信される場合も同様である。
典型的には、UE−A10及びUE−B20は、UE−C30と同様に、音声通話及びデータ通信との双方に対応する通信端末である。従って、図2に示すように、UE−B20のバッテリ切れの際には、UE−A10に接続を切り替えることで、通信が継続できる。
例えば、UE−B20のバッテリの残量が閾値未満になった場合、UE−B20は、回線交換機40に対して通信切断要求を送信する。回線交換機40は、UE−B20との回線を切断し、端末情報記憶部60を参照して、UE−B20の端末識別情報とUE−A10の端末識別情報とが認証済として記憶されているかを判別する。UE−B20の端末識別情報とUE−A10の端末識別情報とが認証済として記憶されている場合、回線交換機40は、UE−A10に接続を切り替える。
同様に、UE−A10のバッテリ切れの際には、UE−B20に接続を切り替えることで、通信が継続できる。
図3は、本発明の実施例に係る通信端末UE−A10及びUE−B20のブロック図である。UE−A10及びUE−B20の構成は同じであるため、以下ではUE−A10について説明する。
通信端末10は、Bluetooth通信部101と、認証鍵交換部103と、認証端末情報保持部105と、バッテリ残量管理部107と、通信切断要求部109と、通信部111とを有する。
Bluetooth通信部101は、Bluetoothにより、所定の距離内の通信端末と通信する。ここでは、Bluetoothを例にして説明するが、Bluetoothの代わりに、無線LAN又は赤外線通信のような通信端末間の通信プロトコルが用いられてもよい。
認証鍵交換部103は、Bluetooth通信部101を介して、所定の距離内の通信端末と認証鍵を交換する。認証鍵の交換は、一方の通信端末で設定された認証鍵を他方の通信端末に登録することにより実施されてもよい。また、一方の通信端末で設定された認証鍵を他方の通信端末に登録し、且つ、他方の通信端末で設定された認証鍵を一方の通信端末に登録することにより実施されてもよい。
認証端末情報保持部105は、認証が実施された通信端末の端末識別情報を保持する。端末識別情報は、電話番号、製造番号等のように、通信端末を一意に識別する情報である。
バッテリ残量管理部107は、バッテリの残量を管理する。
通信切断要求部109は、バッテリの残量が閾値未満になった場合、接続中の回線交換機又はパケット交換機に対して通信切断要求を送信する。これにより、接続中の回線交換機又はパケット交換機に対して、認証された通信端末20との再接続を促す。また、通信端末10がパケット交換機に接続している場合には、認証された通信端末20にパケット通信を引き継ぐため、Bluetooth通信部101を介して、認証された通信端末20に対してパケット通信用アプリケーションの起動を要求してもよい。
通信部111は、回線交換機又はパケット交換機を介して接続先通信端末と通信する。通信部111は、接続先通信端末と接続する際に、接続先通信端末の電話番号と共に、認証フラグと、自通信端末の端末識別情報と、認証端末情報保持部101に保持された認証済の端末識別情報とを交換機に送信する。
図4は、本発明の実施例に係る交換機40のブロック図である。なお、パケット交換機50も同様に構成される。図4では、端末情報記憶部60が交換機40の外部に存在するが、端末情報記憶部60は、交換機40に含まれてもよい。
交換機40は、通信部401と、端末識別情報取得部403と、接続判断部405と、接続管理部407とを有する。
通信部401は、通信端末間に対して音声又はパケットを通信する。通信部401は、接続先通信端末に対して、発信元通信端末の識別情報を通知してもよい。上記のように、複数の通信端末(UE−A10、UE−B20)が認証されており、一方の通信端末(UE−B20)が通信中である場合、通信部401は、他方の通信端末(UE−A10)からの接続要求時に、接続要求をしている通信端末(UE−A10)の端末識別情報の代わりに、通信中の通信端末(UE−B20)の端末識別情報を接続先通信端末(UE−C30)に通知してもよい。
端末識別情報取得部403は、通信端末から認証フラグと認証した複数の通信端末(UE−A10、UE−B20)の端末識別情報とを受信した場合、端末情報記憶部60に、認証した複数の通信端末の端末識別情報を対応付けて記憶する。
接続判断部405は、認証フラグに基づいて、接続要求をしている通信端末から接続先通信端末への通信の可否を判断する。具体的には、通信端末(UE−A10)から接続先通信端末(UE−C30)への接続要求時に、接続先通信端末(UE−C30)の電話番号により、接続先通信端末(UE−C30)が通信している通信端末(UE−B20)を確認する。接続判断部405は、端末情報記憶部60を参照することにより、通信端末(UE−A10、UE−B20)の端末識別情報が認証済として記憶されていることを認識する。この場合、接続判断部405は、接続要求をしている通信端末(UE−A10)から接続先通信端末(UE−C30)への通信を許可する。認証済として記憶されていない場合、接続要求をしている通信端末(UE−A10)から接続先通信端末(UE−C30)への通信を許可しない。
接続管理部407は、通信端末から通信切断要求を受信した場合、端末情報記憶部60を参照することにより、認証された通信端末を判別し、認証された通信端末に接続を切り替える。
端末情報記憶部60は、上記のように、認証された通信端末を対応付けて記憶する。また、端末情報記憶部60は、ユーザの情報を記憶してもよい。端末情報記憶部60は、例えば、電話番号、製造番号、契約者名、契約者住所、在圏情報等を記憶してもよい。このようなユーザの情報は、端末情報記憶部60とは別のユーザ情報記憶部(図示せず)に記憶されてもよい。
<通信方法の手順>
図5は、本発明の実施例に係る通信方法のシーケンス図である。ここでは、UE−B20がUE−C30に対して音声通話を開始した後に、UE−A10がUE−C30に対してパケット通信を開始する場合について説明する。
まず、UE−A10とUE−B20との間で認証を実施するため、UE−B20がUE−A10に対して認証を要求する(S101)。この認証要求は、UE−A10からUE−B20に対して実施されてもよい。認証要求に応じて、Bluetoothのような通信プロトコルを用いて、UE−A10とUE−B20との間で認証鍵が交換される(S103)。認証鍵の交換の際に、UE−A10及びUE−B20の端末識別情報(例えば、電話番号、製造番号等)が交換される。
UE−B20がUE−C30に音声通話を開始する際に、UE−B20は、音声通話接続要求を回線交換機40に送信する(S105)。この音声通話接続要求には、接続先のUE−C30の電話番号と共に、認証鍵が交換されていることを示す認証フラグと、UE−B20の端末識別情報と、UE−A10の端末識別情報とが含まれる。回線交換機40は、認証フラグを受信した場合、端末情報記憶部60に、発信元通信端末の情報(UE−B20の端末識別情報、UE−A10の端末識別情報)を登録する。また、回線交換機40は、接続先の回線交換機を把握するため、UE−C30の在圏情報を要求する(S107)。なお、発信元通信端末の情報の登録及びUE−C30の在圏情報の要求には、認証フラグと、UE−B20の端末識別情報と、UE−A10の端末識別情報と、UE−C30の電話番号とが用いられる。そして、回線交換機40は、UE−C30の在圏情報を端末情報記憶部60から取得する(S109)。UE−C30への接続にあたり、発信元であるUE−B20の端末識別情報が用いられ、UE−A10の端末識別情報は用いられない。
回線交換機40は、接続先の回線交換機に音声通話接続要求を送信する(S111)この音声通話接続要求には、UE−B20の端末識別情報と、UE−C30の在圏情報とが含まれる。更に、接続先の回線交換機は、UE−C30に音声通話接続要求を送信する(S113)。この音声通話接続要求には、UE−B20の端末識別情報が含まれる。UE−C30が音声通話接続要求に応答すると、UE−C30は、回線交換機を介してUE−B20に音声通話接続応答を送信する(S115、S117、S119)。これにより、UE−B20と回線交換機40との間にベアラ(U−Plane)が設定され、回線交換機40と接続先の回線交換機との間にベアラ(U−Plane)が設定され、接続先の回線交換機とUE−C30との間にベアラ(U−Plane)が設定され、音声通話が可能になる(S121)。このように、ベアラは、回線交換機で終端される。
次に、UE−A10がパケット通信を開始するため、UE−A10はパケット通信用アプリケーションを起動し(S123)、パケット通信接続要求をパケット交換機50に送信する(S125)。このパケット通信接続要求には、接続先のUE−C30の電話番号と共に、認証鍵が交換されていることを示す認証フラグと、UE−A10の端末識別情報と、UE−B20の端末識別情報とが含まれる。パケット交換機50は、認証フラグを受信した場合、端末情報記憶部60に、発信元通信端末の情報(UE−A10の端末識別情報、UE−B20の端末識別情報)を登録する。ここでは、この登録は既に実施されており、UE−B20がUE−C30と音声通話中であることがわかる。また、パケット交換機50は、接続先のパケット交換機を把握するため、UE−C30の在圏情報を要求する(S127)。なお、発信元通信端末の情報の登録及びUE−C30の在圏情報の要求には、認証フラグと、UE−A10の端末識別情報と、UE−B20の端末識別情報と、UE−C30の電話番号とが用いられる。そして、パケット交換機50は、UE−C30の在圏情報を端末情報記憶部60から取得する(S129)。UE−C30への接続にあたり、音声通話中であるUE−B20の端末識別情報が用いられる。
パケット交換機50は、接続先のパケット交換機にパケット通信接続要求を送信する(S131)この音声通話接続要求には、UE−B20の端末識別情報と、UE−C30の在圏情報とが含まれる。更に、接続先のパケット交換機は、UE−C30にパケット通信接続要求を送信する(S135)。このパケット通信接続要求には、UE−B20の端末識別情報が含まれる。従って、UE−C30のユーザは、同じユーザからのパケット通信接続要求であると認識できる。UE−C30がパケット通信接続要求に応答すると、UE−C30は、パケット交換機を介してUE−A10にパケット通信接続応答を送信する(S137、S139、S141)。これにより、UE−A10とパケット交換機50との間にベアラ(U−Plane)が設定され、パケット交換機50と接続先のパケット交換機との間にベアラ(U−Plane)が設定され、接続先のパケット交換機とUE−C30との間にベアラ(U−Plane)が設定され、パケット通信が可能になる(S143)。このように、ベアラは、パケット交換機で終端される。
なお、ステップS135のパケット通信接続要求に対して、UE−C30でパケット通信用アプリケーションが起動されてもよい。特にアシスト機能のように一方の端末から他方の端末への遠隔制御が可能なアプリケーションの場合には、音声通話中の発信元通信端末からのパケット通信接続要求に対してのみ、アプリケーションが起動されてもよい。その他の通信端末からのパケット通信接続要求は、拒否してもよい。
図5では、音声通話を開始した後にパケット通信を開始する場合に相当するが、図1を参照して説明したとおり、本発明は、パケット通信を開始した後に音声通話を開始する場合にも適用可能である。また、図5では、UE−A10及びUE−B20が発信側ユーザである場合に相当するが、図1を参照して説明した通り、本発明は、UE−A10及びUE−B20を所有するユーザが着信側ユーザである場合にも適用可能である。
図6は、UE−B20のバッテリ切れのため、図5に示す通信方法により確立された接続を切り替える方法のシーケンス図である。
UE−B20とUE−C30との間で音声通話中に、UE−B20は、バッテリの残量が閾値未満であるか否かを検出する(S201)。UE−B20のバッテリの残量が閾値未満になった場合、UE−B20は、通信の切断を要求するための音声通話セッション開放要求を回線交換機40に送信する(S203)。回線交換機40は、認証済としてUE−B20と対応付けて記憶されている接続切り替え可能な通信端末の情報を要求し(S205)、UE−B20と対応付けて記録されているUE−A10の端末識別情報を端末情報記憶部60から取得する(S207)。回線交換機40は、UE−B20とのベアラを開放し、音声通話セッション開放応答をUE−B20に送信する(S209)。この場合、回線交換機40と接続先の回線交換機との間のベアラ、及び接続先の回線交換機とUE−C30との間のベアラは開放されない。
回線交換機40は、UE−A10に音声通話接続要求を送信し(S211)、UE−A10が音声通話接続要求に応答すると、UE−A10は、回線交換機40に音声通話接続応答を送信する(S213)。これにより、UE−A10と回線交換機40との間にベアラ(U−Plane)が設定され、回線交換機40とUE−C30との間の開放されていないベアラと接続される。そして、音声通話が再開される(S215)。
図7は、UE−A10のバッテリ切れのため、図5に示す通信方法により確立された接続を切り替える方法のシーケンス図である。
UE−A10とUE−C30との間でパケット通信中に、UE−A10は、バッテリの残量が閾値未満であるか否かを検出する(S301)。UE−A10のバッテリの残量が閾値未満になった場合、UE−B20にパケット通信を引き継ぐため、Bluetooth通信部等により、UE−B20に対してパケット通信用アプリケーションの起動を要求する(S303)。UE−B20は、アプリケーションを起動し(S305)、アプリケーションの起動が終了した場合にアプリケーション起動応答をUE−A10に送信する(S307)。
UE−A10は、通信の切断を要求するためのパケット通信セッション開放要求をパケット交換機50に送信する(S309)。パケット交換機50は、認証済としてUE−A10と対応付けて記憶されている接続切り替え可能な通信端末の情報を要求し(S311)、UE−A10と対応付けて記録されているUE−B20の端末識別情報を端末情報記憶部60から取得する(S313)。パケット交換機50は、UE−A10とのベアラを開放し、パケット通信セッション開放応答をUE−A10に送信する(S315)。この場合、パケット交換機50と接続先のパケット交換機との間のベアラ、及び接続先のパケット交換機とUE−C30との間のベアラは開放されない。
パケット交換機50は、UE−B20にパケット通信接続要求を送信し(S317)、UE−B20がパケット通信接続要求に応答すると、UE−B20は、パケット交換機50にパケット通信接続応答を送信する(S319)。これにより、UE−B20とパケット交換機50との間にベアラ(U−Plane)が設定され、パケット交換機50とUE−C30との間の開放されていないベアラと接続される。そして、パケット通信が再開される(S321)。
図6及び図7では、UE−A10及びUE−B20が発信側ユーザである場合に相当するが、同様の手順により、本発明は、UE−A10及びUE−B20を所有するユーザが着信側ユーザである場合にも適用可能である。
更に、UE−B20とUE−C30との間で回線交換機ではなくパケット交換機を介して通信される場合も、同様に接続切り替えが実現できる。例えば、VoIP(Voice over Internet Protocol)の場合、音声もパケット交換機を介して通信される。この場合、通信端末がマルチパケットベアラに対応した端末であれば、同様の接続切り替えが実現できる。
<実施例の効果>
上記のように、本発明の実施例によれば、複数の通信端末が同じユーザによって所有されていることを担保することにより、同じユーザによる複数の通信端末を用いた同時接続が可能になる。
本発明の実施例では、Bluetoothのような通信プロトコルを用いて、認証鍵が交換される。従って、複数の通信端末が互いに近くに存在し、且つ、認証されているという条件を満たす場合に、同じユーザによる同時接続とみなされる。このような認証により、端末識別情報を偽装した「なりすまし」を回避できる。
なお、2台目の接続時に1台目の端末情報を接続先通信端末に通知することにより、着信側ユーザは、同じユーザからの接続要求であることを認識できる。
また、一方の通信端末のバッテリ切れの際でも、他方の通信端末に接続を切り替えて、通信を継続できる。
説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明しているが、本発明の装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。また、各機能部が必要に応じて組み合わせて使用されてもよい。
説明の便宜上、本発明の実施例に係る方法は処理の流れを示すフローチャート及びシーケンス図を用いて説明しているが、本発明の方法は、実施例に示す順序と異なる順序で実施されてもよい。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々の変更・応用が可能である。
10、20、30 通信端末
101、201 Bluetooth通信部
103、203 認証鍵交換部
105、205 認証端末情報保持部
107、207 バッテリ残量管理部
109、209 通信切断要求部
111、211 通信部
40、50 交換機
401 通信部
403 端末識別情報取得部
405 接続判断部
407 接続管理部
60 端末情報記憶部

Claims (9)

  1. 交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信システムであって、
    前記第1通信端末は、
    所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得する認証部と、
    前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信する送信部と、
    を有し、
    前記交換機は、
    認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを保持する端末識別情報保持部と、
    前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断する判断部と、
    を有し、
    前記認証部は、前記第2通信端末と認証鍵を交換した場合に認証フラグを設定し、
    前記送信部は、認証結果として認証フラグを送信し、
    前記端末識別情報保持部は、認証フラグを受信した場合に、前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを対応付けて保持し、
    前記判断部は、前記第2通信端末と前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末が前記第3通信端末と通信中であり、且つ、前記端末識別情報保持部において前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とが対応付けられている場合に、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信を許可する通信システム。
  2. 交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信システムであって、
    前記第1通信端末は、
    所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得する認証部と、
    前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信する送信部と、
    を有し、
    前記交換機は、
    認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを保持する端末識別情報保持部と、
    前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断する判断部と、
    を有し、
    前記交換機は、前記第2通信端末と前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報を前記第3通信端末に通知する通知部を更に有す通信システム。
  3. 交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信システムであって、
    前記第1通信端末は、
    所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得する認証部と、
    前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信する送信部と、
    を有し、
    前記交換機は、
    認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを保持する端末識別情報保持部と、
    前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断する判断部と、
    を有し、
    前記第1通信端末は、
    バッテリの残量を管理するバッテリ残量管理部と、
    バッテリの残量が閾値未満になった場合、前記交換機に対して通信切断要求を送信する通信切断要求部と、
    を更に有し、
    前記交換機は、前記第1通信端末から通信切断要求を受信した場合、前記第1通信端末との通信を切断し、前記第2通信端末と前記第3通信端末とを接続する接続管理部を更に有す通信システム。
  4. 交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信システムであって、
    前記第1通信端末は、
    所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得する認証部と、
    前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信する送信部と、
    を有し、
    前記交換機は、
    認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを保持する端末識別情報保持部と、
    前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断する判断部と、
    を有し、
    前記第2通信端末は、
    バッテリの残量を管理するバッテリ残量管理部と、
    バッテリの残量が閾値未満になった場合、前記交換機に対して通信切断要求を送信する通信切断要求部と、
    を更に有し、
    前記交換機は、前記第2通信端末から通信切断要求を受信した場合、前記第2通信端末との通信を切断し、前記第1通信端末と前記第3通信端末とを接続する接続管理部を更に有す通信システム。
  5. 前記第1通信端末は、回線交換網を介して前記第3通信端末と通信する端末であり、前記第2通信端末は、パケット交換網を介して前記第3通信端末と通信する端末であり、
    前記通信切断要求部は、前記交換機に対してパケット通信の切断要求を送信すると共に、前記第1通信端末に対してパケット通信用アプリケーションの起動を要求する、請求項に記載の通信システム。
  6. 交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信方法であって、
    前記第1通信端末が、所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得するステップと、
    前記第1通信端末が、前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信するステップと、
    前記交換機が、認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを端末識別情報保持部に保持するステップと、
    前記交換機が、前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断するステップと、
    を有し、
    前記取得するステップは、前記第2通信端末と認証鍵を交換した場合に認証フラグを設定し、
    前記送信するステップは、認証結果として認証フラグを送信し、
    前記保持するステップは、認証フラグを受信した場合に、前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを対応付けて前記端末識別情報保持部に保持し、
    前記判断するステップは、前記第2通信端末と前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末が前記第3通信端末と通信中であり、且つ、前記端末識別情報保持部において前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とが対応付けられている場合に、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信を許可する通信方法。
  7. 交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信方法であって、
    前記第1通信端末が、所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得するステップと、
    前記第1通信端末が、前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信するステップと、
    前記交換機が、認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを端末識別情報保持部に保持するステップと、
    前記交換機が、前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断するステップと、
    を有し、
    前記交換機が、前記第2通信端末と前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報を前記第3通信端末に通知するステップを更に有する通信方法。
  8. 交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信方法であって、
    前記第1通信端末が、所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得するステップと、
    前記第1通信端末が、前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信するステップと、
    前記交換機が、認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを端末識別情報保持部に保持するステップと、
    前記交換機が、前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断するステップと、
    を有し、
    前記第1通信端末が、バッテリの残量を管理するステップと、
    前記第1通信端末が、バッテリの残量が閾値未満になった場合、前記交換機に対して通信切断要求を送信するステップと、
    前記交換機が、前記第1通信端末から通信切断要求を受信した場合、前記第1通信端末との通信を切断し、前記第2通信端末と前記第3通信端末とを接続するステップと、
    を更に有する通信方法。
  9. 交換機を介して、第1通信端末及び第2通信端末と、第3通信端末との間の通信を可能にする通信方法であって、
    前記第1通信端末が、所定の距離内での通信端末間の通信プロトコルを用いて前記第2通信端末を認証し、前記第2通信端末の端末識別情報を取得するステップと、
    前記第1通信端末が、前記第3通信端末との接続の際に、前記第1通信端末の端末識別情報と、前記第2通信端末の端末識別情報と、認証結果とを前記交換機に送信するステップと、
    前記交換機が、認証結果に基づいて、前記第1通信端末から受信した前記第1通信端末の端末識別情報と前記第2通信端末の端末識別情報とを端末識別情報保持部に保持するステップと、
    前記交換機が、前記端末識別情報保持部に保持された情報に基づいて、前記第2通信端末と前記第3通信端末との間の通信の可否を判断するステップと、
    を有し、
    前記第2通信端末が、バッテリの残量を管理するステップと、
    前記第2通信端末が、バッテリの残量が閾値未満になった場合、前記交換機に対して通信切断要求を送信するステップと、
    前記交換機が、前記第2通信端末から通信切断要求を受信した場合、前記第2通信端末との通信を切断し、前記第1通信端末と前記第3通信端末とを接続するステップと、
    を更に有する通信方法。
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