JP4693155B2 - センサ機能付き内線電話機 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、ボタン電話システムの内線電話機として、異常を検知するセンサ(例えば人感センサ)を内蔵した内線電話機に関する。
従来この種の装置は、ボタン電話システムの主装置と複数の内線電話機からなる簡易セキュリティ機能付きボタン電話システムがあり、外部センサ機器を接続するセンサ機器接続手段と、センサ機器異常検出時に自動発信して呼出先応答後の異常を通知するガイダンスを送出する異常時発呼手段を備えている(特許文献1参照)。
センサ機器としては、例えば人を感知する人感センサがあるが、この人感センサは焦電センサにフレネルレンズを装着して指向性を持たせているため、検知エリアに方向性があり見通しも必要とするため(特許文献2参照)、天井や壁に取付けるが一般的である。
特開2004−328059号公報 特開平6−337228号公報
センサ機器を天井や壁に取り付ける場合、その配線工事が大掛かりであり、また手が届きにくい天井などに設置されたセンサ機器の感度調整,保守は、天井からセンサ機器を外して実施する必要があり、手間と時間がかかる等の工事性および保守性が悪いという欠点があった。さらに設置した後にその設置位置を変更する場合、再度大掛かりな工事が必要になるという欠点があった。
また、従来の天井などに設置された外部センサ機器は、センサ出力信号に同期して、センサ動作状態表示を行なうため発光ダイオードの発光表示を行なっているが、天井などに設置されるため使用者自身が確認することは難しい。またセンサの動作確認をするためには主装置のセンサ情報検出を有効にし、各種セキュリティモードに移行させ、外線通報などを行なえば確認可能であるが時間と手間がかかる。
本発明は上記欠点を解決するために、ボタン電話システムの内線電話機にセンサを取付けることにより工事性と保守性を大幅に改善することを目的とする。
ただし、人感センサのような指向性を有するセンサを内線電話機に取付けた場合、その検知エリアが狭い点を改善する必要がある。例えば天井に設置された外部センサ機器が水平方向180度、垂直方向180度の指向性を持つセンサ素子を使用していた場合、センサ裏面は天井なので検知する必要がなく、よってセンサ表面全ての方向が検知エリアとなるのに対し、内線電話機に同じ指向性を持つセンサ素子を内線電話機の前面に取付けた場合、後方向に検知エリアが無く、検知エリアが狭くなってしまうという問題がある。
上記課題を解決するために、本発明は、ボタン電話システムの主装置に接続される内線電話機であって、角度調整が可能な画像表示画面パネルと、異常を検知する複数のセンサと、前記複数のセンサの信号を処理するセンサ信号処理手段と、前記センサ信号処理手段で処理された信号を出力するセンサ情報出力手段を具備し、前記複数のセンサのうち少なくとも1つは異常検知能力に指向性を有するセンサであると共に、前記指向性を有するセンサは前記角度調整が可能な画像表示画面パネルの所定の部位に回転自在に装着され、前記複数のセンサのうち少なくとも1つが異常を検知した場合に異常を通知する情報を前記主装置または前記主装置以外の前記内線電話機と繋がる機器へ出力することを特徴とする。
また本発明は、上記記載のセンサ機能付き内線電話機において、前記内線電話機はセンサ動作状態表示部を備え、前記内線電話機単体で各センサの動作状態を視覚的に判別可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、ボタン電話システムの内線電話機にセンサを取付けるので、センサ機器を天井や壁に取り付ける従来の場合に比べ、電話配線を流用出来る等、工事性が大幅に改善され経済的であると共に、センサ感度の調整や定期メンテナンス等の保守性に優れる。
また、人感センサのような指向性を有するセンサの場合でも、複数のセンサ素子を取付けるので、互いに異なる方向に向けることにより、その検知エリアを拡大可能である。
逆に、複数のセンサ素子を互いに同方向に向け取付け、2つのセンサが両方とも検知したときに主装置に対して、検知情報を送るようにすることで、センサの検知精度を向上させることも可能である。
さらに、複数のセンサ素子を互いに異なる方向へ向け取付けた場合でも、同方向へ向け取付けた場合でも、片方のセンサが故障した場合にもう片方のセンサで異常を感知でき、信頼性を向上させることができる。
センサを内線電話機に取付けることで、使用者自身が電話機を任意の場所に設置でき、移動できるため、センサの検知エリアを任意に設定できる。
センサを内線電話機の可動部(例えば画像表示画面パネル)へ取付けることにより、その画像表示画面パネルの角度を可変することで、センサの検知エリアの角度調整を行なうことができる。
センサ機能付き内線電話機は各センサの動作状態表示手段および感度調整手段を備えており、しかも内線電話機は使用者のすぐ近くに設置されるため、従来の天井に取付けられている外部センサ機器では困難であった動作確認および感度調整を、容易に実行できる利点がある。
外線からのプッシュ信号など感度調整のリモート操作が可能であり、屋外や出先からでもセンサの感度調整が可能である。またセンサ動作状態表示手段により、主装置の各種セキュリティモードを操作することなく、使用者は容易に動作確認を行なうことができる。
以下、本発明によるセンサ機能付き内線電話機の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施例であり、センサ機能付き内線電話機20を、センサ機器接続手段13を有するボタン電話主装置10aに接続している。センサ機能付き内線電話機20は複数の(図1では2つ)センサ回路部30a,30bを内蔵しており、センサ素子34aまたは34bからの信号はセンサ信号処理手段32a,32bを介して、センサ情報出力処理手段23に入力し、その出力信号はボタン電話主装置10aのセンサ機器接続手段13に入力する。
センサ機器接続手段13はOPEN検出またはSHORT検出の切替が可能で、センサ情報出力処理手段23もOPEN出力またはSHORT出力の切替が可能とすることで、OPEN検出の場合はセンサ情報出力処理手段23からセンサ機器接続手段13への接続において、複数の内線電話機を直列接続、SHORT検出の場合は、複数の内線電話機を並列接続しても検出可能であり、センサ機能付き内線電話機20の接続台数を増やすことができる。またOPEN検出の場合、センサ機能付き内線電話機20が非接続状態になった場合も検出するものとする。
センサ機能付き内線電話機20には内線電話機回路部21があり、ボタン電話主装置10aの内線電話機インターフェース部11とT1、T2、T3、T4端子により2芯で接続されている。またセンサ電源部22は、内線電話機回路部21からの電源供給を受け作成する。第1センサ回路部30aにはセンサ素子34aがあり、その出力はアナログ信号であり、センサ信号処理手段32aに送られる。その信号の電圧レベルを監視するセンサ信号処理手段32aにて、あらかじめ設定してある電圧レベルを越えたか否かで、検知か非検知かの判断を行い、検知の場合にセンサ情報出力処理手段23にセンサ出力が送られる。ここまでは第2センサ回路部30bも同じ構成である。
センサ信号処理手段32a及び32bからセンサ出力がセンサ情報出力処理手段23に送られると、主装置10aに対して、2つのセンサ出力の論理和または論理積がセンサ情報出力となり、その接点情報を主装置10aのセンサ機器接続手段13に送られる。その接点情報を検出し、センサ検知情報処理手段12にセンサ情報を送る。このセンサ検知情報処理手段12において、各種サービスを行なう処理をする。例えば、ルームモニタ、外線に対して通報、音声による威嚇などである。
なお、T1、T2とT3、T4の端子間を接続する内線電話としての2芯と、T7、T8とT5a、T6aを接続するセンサケーブルとしての2芯を、一つの4芯ケーブルで接続することも可能である。
ここで、複数のセンサ素子34a,34bは人感センサ等の指向性を有するセンサ素子であり、内線電話機20に取付けた後でも、そのセンサ素子の向きを可変できるよう、ユニバーサルジョイント等の可動取付け構造としている。
図1において、第1の有指向性センサ素子34aと第2の有指向性センサ素子34bを異なる方向に向けた場合について説明する。第1または第2の有指向性センサがセンサ出力をセンサ信号処理手段32a及び32bを介してセンサ情報出力処理手段23に対して送ったとき、センサ情報出力処理手段23は、どちらか一方でもセンサ出力が送られて来たら主装置10aのセンサ機器接続手段13に対しセンサ情報出力を送るようにするため、論理和をとりセンサ情報出力する。これによりセンサ検知エリアを広げることができる。
図1において、第1の有指向性センサ素子34aと第2の有指向性センサ素子34bを同方向に向けた場合について説明する。第1または第2の有指向性センサがセンサ出力をセンサ信号処理手段32a及び32bを介してセンサ情報出力処理手段23に対して送ったとき、センサ情報出力処理手段23は、両方のセンサ出力が送られて来たときだけ、主装置10aのセンサ機器接続手段13に対しセンサ情報出力を送るようにするため、論理積をとりセンサ情報出力する。これによりセンサ検知精度を上げることができる。
図1において、第1の有指向性センサ素子34aと第2の有指向性センサ素子34bを同方向に向けても異なる方向に向けても、第1、第2センサ回路部30a及び30bはそれぞれ独立しているため、どちらかの回路またはセンサ素子が故障していたとしても、もう一方が動作可能なため、信頼性が向上する。
図1において、センサ動作状態表示手段31aは、センサ信号処理手段32aに接続され、センサ出力と同期して、センサの動作状態を表示するものであり、例えば発光ダイオードを発光させるものである。また第2センサ回路部30bについても同じであるが、発光ダイオードの発光色を色分けてしてあり、どちらのセンサが検知したかを視覚的に判断できる。また、センサ感度調整手段33aは、センサ信号処理手段32aに接続され、その監視する電圧レベルを調整するものである。また第2センサ回路部30bについても同じである。
図2は本発明の第2の実施例であり、センサ機能付き内線電話機20のセンサ情報出力を外部セキュリティ機器40に接続した場合である。
センサ情報出力を無電圧半導体接点とすることで、汎用の外部セキュリティ機器にも接続可能であり、ボタン電話主装置10bはセンサ機器接続手段13の無い汎用のボタン電話主装置でもよい。なお、センサ機能付き内線電話機20の内部構成,動作は図1と同じである。
ここでいう外部セキュリティ機器とは、センサの信号を入力とするものであり、例えば、監視カメラ、ドアロック機器、警報機器などである。内線電話機20のセンサ情報出力処理手段23のT7及びT8端子を外部セキュリティ機器40のセンサ機器接続手段42のT5b及びT6b端子に接続する。センサ機器接続手段42で検出されるセンサ検知情報は、センサ検知情報処理手段41に送られ、各種セキュリティサービスを行なう処理をする。
図3は本発明の第3の実施例であり、ボタン電話主装置10cにセンサ機能付き内線電話機20と外部センサ機器60を接続した場合である。これにより、ボタン電話主装置10c内のセンサ検知情報処理手段12と外部センサ機器60が連携し、より強固なセキュリティシステムを構築できる。なお、センサ機能付き内線電話機20の内部構成,動作は図1と同じである。
図3において、ボタン電話主装置10cのセンサ機器接続手段13は、複数の接続端子T5a、T6a及びT5c、T6cを備え、それぞれ個別に検出を行うものである。これによりセンサ機能付き内線電話機を複数台接続することも可能であるが、図3のように外部センサ機器60と併用して接続することも可能となる。外部センサ機器60は、センサ機能付き内線電話機と同じくセンサ素子65、センサ信号処理手段63、センサ感度調整手段64、センサ動作状態表示手段62、センサ接点情報出力手段61を備え、センサ接点情報出力手段61のT11及びT12端子とボタン電話主装置10のセンサ機器接続手段13のT5a及びT6a端子と接続される。またセンサ電源部66のT15及びT16端子は、センサ電源供給部14のT13及びT14端子と接続される。センサ機能付き内線電話機20は、図1と同じくT1、T2、T7、T8端子で主装置10と接続される。このときセンサ機器接続手段13は、2系統のセンサ検知信号を個別に処理し、どちらのセンサが検知してもセンサ検知情報処理手段12に検知情報を出力するものである。
図4はセンサ機能付き内線電話機の動作フローを示す図である。センサ監視モードが開始され、第1センサが異常を検知すると、センサから出力されたアナログ信号が設定検知レベル範囲の場合に検知とし(S101)、センサ出力に同期して第1センサ動作状態表示を行ない(S103)、第1センサ信号を出力する(S104)。またステップS101において、設定検知レベル範囲外の場合は非検知とし、検知動作に戻る(S102)。第2センサについても同じ動作をする。第1センサ信号出力(S104)と第2センサ信号出力(S204)の論理和または論理積をとり(S105)、主装置10a,10cまたは外部センサ機器40へセンサ接点情報出力を送信する(S106)。この信号を主装置または外部センサ機器が受信すると(S107)、センサ接点情報が検出時間範囲継続した場合に検知とし(S108)、各種セキュリティモードに移行する(S110)。もしセンサ接点情報が検出時間範囲継続されなかった場合には待機状態となる(S109)。
次に各実施例において、センサ感度を外線からのプッシュ信号によりリモート操作で調整する場合について説明する。主装置10が外線からのプッシュ信号によるセンサ感度調整のリモート操作信号を検出すると、内線電話機インターフェース部11を介して、内線電話機回路部21にその信号を送る。そこから第1、第2リモート感度調整手段24及び25はリモート感度調整信号を取り出し、センサ信号処理手段32a及び32bに個別に送り、センサからのアナログ信号の電圧監視レベルを調整することで、個別に感度調整を行なう。またプッシュ信号の種類により、あらかじめ設定してある感度の段階から1つを選択できるものとする。例えば、ダイヤル1の場合はレベル1(最小)やダイヤル9の場合はレベル9(最大)のような設定である。
図5は外線からのプッシュ信号によるリモート操作でセンサ感度調整する場合の動作フロー図である。まず外線に着信があり、ナンバー・ディスプレー等の発信者番号を受信する機能の利用時は、発信者番号を受信する(S301)。この発信者番号は特定発信者の電話番号からの照合を行ない(S302)、一致の場合、ボタン電話主装置10は自動応答し(S303)、一次応答信号を外線に送出する(S304)。一次応答信号を聴取した発信者がセンサ感度調整特番をダイヤルすると、ボタン電話主装置10はプッシュ信号を受信し(S305)、あらかじめ記憶されているセンサ感度調整特番との照合を行なう(S306)。一致していない場合は、他の特番と一致しているか照合する(S601)。該当する特番があれば、各種特番動作を行ない(S602)、最終的に一致する特番がない場合は、発信者に対し、話中音を送出する(S309)。
ステップS306において、センサ感度調整特番の照合結果が一致であった場合、続けてプッシュ信号を受信し(S307)、受信したパスワードとあらかじめ記憶してあるパスワードの照合を行ない(S308)、一致しない場合は発信者に対し、話中音を送出する(S309)。
ステップS308において、パスワードが一致であった場合は、続けてプッシュ信号を受信し(S310)、受信した内線番号に対して、センサ感度調整可能内線かどうかの照合を行ない(S311)、一致しない場合は発信者に対し、話中音を送出する(S309)。
ステップS311において、センサ感度調整可能内線の場合、続けてプッシュ信号を受信し(S312)、受信したその内線電話のセンサ取付け位置を示すセンサ番号と、あらかじめ記憶してあるセンサ番号の照合を行い(S313)、一致しない場合は発信者に対し、話中音を送出する(S309)。
ステップS313において、センサ番号が一致した場合、続けてプッシュ信号を受信し(S314)、受信した感度調整レベル番号と、あらかじめ記憶してある感度調整レベル番号の照合を行い(S315)、一致しない場合は発信者に対し、話中音を送出する(S309)。
ステップS315において、感度調整レベル番号が一致した場合、ボタン電話主装置10のセンサ検知処理手段12は、内線電話機インターフェース部11及び内線電話機回路部21を介し、リモート感度調整手段24または25に対し、センサ感度調整制御データを送信する(S316)。ここで受信した感度調整レベル信号に対応する感度調整信号をセンサ信号処理手段32aまたは32bに個別に送信し、センサ感度を調整する。センサ感度調整終了後(S317)、発信者に対する外線を終話し(S318)、センサ検知処理手段12は、内線電話機インターフェース部11を介し、内線電話機回路部21に対して、待機時電話機制御データを送り(S319)、内線電話機20は待機状態となる(S320)。
このようにセンサ感度調整のリモート操作を行う人が特定されている場合は、あらかじめボタン電話主装置10に携帯電話機等の電話番号を記憶しておくことにより、外出先から上記携帯電話機を利用して、センサ感度調整を行うことができる。また一般的なプッシュ信号を利用しているため、外線で使用する電話機の選択の幅を広げることができる。
ここまでは発信者番号を受信し、あらかじめボタン電話主装置10に発信者番号が登録済の場合であったが、ステップ302で発信者番号を受信できなかった場合や受信できても登録済でなかった場合は着信外線が留守番モードかを判定する(S401)。留守番モードの場合は、ボタン電話主装置10は自動応答し(S402)、応答メッセージを外線に対し送出する(S403)。このとき発信者はプッシュ信号送出操作を行い、受信したリモート移行特番(S404)とあらかじめ記憶してあるリモート特番の照合を行い(S405)、一致しない場合は留守番モード動作となり(S406)、一致した場合は、発信者に対し、一次応答信号を送出する(S304)。
また留守番モードの判断(S401)で、留守番モードでない場合は、DID設定外線かを判断し(S501)、DID設定外線でない場合は各種着信動作となり(S502)、DID設定外線の場合には、ボタン電話主装置10は自動応答し(S503)、発信者に対し、一次応答信号を送出する(S304)。
なお、ボタン電話主装置10の設定として、内線電話機側が一定時間応答しない場合にDIDと同等になる外線がある場合は、この外線もDID外線として定義する。
このように、外出時に留守番モードに設定されている外線またはDID設定外線がある場合は、一般的なプッシュ信号を送出できる電話機であればサブアドレスを用いずに内線番号を指定することができ、発信する電話機を特に選ばずに、外出先からボタン電話主装置10に接続される内線電話機20のセンサ感度調整を行うことができる。
以上は外線からのリモート操作について説明したが、主装置10に接続される他の内線電話機をボタン操作することで主装置10のデータ設定モードに移行し、感度調整用のデータを設定することにより、主装置10から内線電話機インターフェース部11、内線電話機回路部21を介し、第1、第2リモート感度調整手段24及び25に対し、感度調整制御信号を送る。この信号でセンサ感度調整を行うことも可能である。
さらに、センサ感度調整手段33a及び33bに接続端子を個別に設け、外部スイッチ機器などの外部調整機器を接続することで、内線電話機20から離れた位置からでもセンサ感度調整可能である。
図6はセンサ機能付き内線電話機20を正面から見た場合の外観を示す図である。センサ機能付き内線電話機本体70に画像表示画面パネル74と、画像表示画面パネル74とセンサパネル73が実装されている。センサパネル73にはセンサ71,72が前方向または後方向に取り付けられている。
図7は図6のセンサ機能付き内線電話機20を横から見た場合の外観を示す。画像表示画面パネル74は内線電話機本体70との接続点K1を固定点とし、前方向と後方向に可変するものである。これは画面の角度を調整するものであるが、センサ71及び72の検知方向の角度を調整する手段として使用できる。また電話機スタンド75は内線電話機本体70との接続点K2を固定点とし、前方向と後方向に可変するものである。これは内線電話機の高さを調整するものであるが、センサ71及び72の検知方向の角度を調整する手段として使用できる。センサパネル73は画像表示画面パネル74との接続点K3を固定点とし、180℃回転し、センサ検知方向を可変するものである。使用者はこの3つの手段を組み合わせて、検知エリアを任意の方向に可変できる。
ところで、人感センサは一般に焦電センサ素子80にフレネルレンズ81を取付け、検知エリアに指向性をつけ、この検知エリアを人が横切ることにより人の存在を検知する。図8は、センサにフレネルレンズを取付けたセンサ素子34a及び34bの検知エリアを示しており、(A)図は水平方向の指向性、(B)図は垂直方向の指向性を示す図である。水平方向にはH1、H2、H3、H4、H5の5つの検知エリアが存在する。垂直方向にはV1、V2、V3の3つの検知エリアが存在し、合計15個の検知エリアが存在するもので、その検知距離は例えば5m程度である。例えば、人感センサの場合、H1のエリアからH2のエリアに人間が動作したとき、その動作を検知するようエリアが分けられている。本発明ではこのような指向性を有するセンサ素子を複数、内線電話機に取付けるものである。
以上、各実施例において、内線電話機にセンサを2個取付けた場合を例に説明したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、2個以上のセンサを搭載し、さらに検知エリアの拡大、センサ信頼性の向上を図ることも可能である。
また複数のセンサ素子は、同じ種類または同じ指向性のセンサ素子でなくてもよい。例えば、赤外線センサ、超音波センサ、紫外線センサなど検知原理や指向性の異なるセンサ素子を組みあわて、多様な特性を実現することも可能である。
本発明の第1の実施例のボタン電話システム構成図 本発明の第2の実施例のボタン電話システムと外部セキュリティ機器の構成図 本発明の第3の実施例のボタン電話システムと外部センサ機器の構成図 本発明のボタン電話システムの動作フローチャート 本発明のリモート操作によるセンサ感度調整の動作フローチャート 本発明のセンサ機能付き内線電話機の正面から見た外観図 本発明のセンサ機能付き内線電話機の横面から見た外観図 本発明のセンサ機能付き内線電話機に使用するセンサ及び指向性を示す図
符号の説明
10a、10b、10c(代表して10と標記することもある)・・・ボタン電話主装置
11・・・内線電話機インターフェース部
12・・・センサ検知情報処理手段
13・・・センサ機器接続手段
14・・・センサ電源供給部
20・・・センサ機能付き内線電話機
21・・・内線電話機回路部
22・・・センサ電源部
23・・・センサ情報出力処理手段
24・・・第1リモート感度調整手段
25・・・第2リモート感度調整手段
30a・・・第1センサ回路部
30b・・・第2センサ回路部
31a、31b・・・センサ動作状態表示手段
32a、32b・・・センサ信号処理手段
33a、33b・・・センサ感度調整手段
34a、34b・・・センサ素子
40・・・外部セキュリティ機器
41・・・外部セキュリティ機器のセンサ検知情報処理手段
42・・・外部セキュリティ機器のセンサ機器接続手段
43・・・外部セキュリティ機器のセンサ電源供給部
60・・・外部センサ機器
61・・・外部センサ機器のセンサ接点情報出力手段
62・・・外部センサ機器のセンサ動作状態表示手段
63・・・外部センサ機器のセンサ信号処理手段
64・・・外部センサ機器のセンサ感度調整手段
65・・・外部センサ機器のセンサ素子
66・・・外部センサ機器のセンサ電源部
70・・・本発明のセンサ機能付き内線電話機本体
71、72・・・センサ
73・・・センサパネル
74・・・画像表示画面パネル
75・・・電話機スタンド
80・・・センサ素子
81・・・フレネルレンズ
T1、T2・・・内線電話機インターフェース部接続端子
T3、T4・・・内線電話機回路部接続端子
T5a、T6a、T5c、T6c・・・センサ機器接続手段の接続端子
T5b、T6b・・・外部セキュリティ機器のセンサ機器接続手段の接続端子
T7、T8・・・センサ情報出力処理手段の接続端子
T9、T10・・・外部セキュリティ機器のセンサ電源供給部接続端子
T11、T12・・・外部センサ機器のセンサ接点情報出力手段の接続端子
T13、T14・・・センサ電源供給部の接続端子
T15、T16・・・外部センサ機器のセンサ電源部接続端子
K1・・・内線電話機本体と画像表示画面パネルの接続固定点
K2・・・内線電話機本体と電話機スタンドの接続固定点
K3・・・画像表示画面パネルとセンサパネルの接続固定点
H1、H2、H3、H4、H5・・・焦電センサの水平方向の検知エリア
V1、V2、V3・・・焦電センサの垂直方向の検知エリア

Claims (2)

  1. ボタン電話システムの主装置に接続される内線電話機であって、角度調整が可能な画像表示画面パネルと、異常を検知する複数のセンサと、前記複数のセンサの信号を処理するセンサ信号処理手段と、前記センサ信号処理手段で処理された信号を出力するセンサ情報出力手段を具備し、前記複数のセンサのうち少なくとも1つは異常検知能力に指向性を有するセンサであると共に、前記指向性を有するセンサは前記角度調整が可能な画像表示画面パネルの所定の部位に回転自在に装着され、前記複数のセンサのうち少なくとも1つが異常を検知した場合に異常を通知する情報を前記主装置または前記主装置以外の前記内線電話機と繋がる機器へ出力することを特徴とするセンサ機能付き内線電話機。
  2. 請求項1において、前記内線電話機はセンサ動作状態表示部を備え、前記内線電話機単体で各センサの動作状態を視覚的に判別可能としたことを特徴とするセンサ機能付き内線電話機。
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