JPH07170317A - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH07170317A
JPH07170317A JP31523593A JP31523593A JPH07170317A JP H07170317 A JPH07170317 A JP H07170317A JP 31523593 A JP31523593 A JP 31523593A JP 31523593 A JP31523593 A JP 31523593A JP H07170317 A JPH07170317 A JP H07170317A
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JP
Japan
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telephone
operation surface
angle
angle adjusting
adjusting means
Prior art date
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Pending
Application number
JP31523593A
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English (en)
Inventor
Tadaaki Yanagi
忠明 柳
Atsushi Inoue
淳 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要時は操作面が使い勝手の良い角度に自動
的に調整され、通常はスマートな状態に保持しておくこ
とのできる電話機を得ること。 【構成】 電話機は、下ケース3及び操作面4を有し下
ケース3に回動可能に軸止された上ケース2と、通話時
に送受話をおこなうハンドセット6と、下ケース3内に
収納され上ケース2を回動させて操作面4の角度を調整
する角度調整手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機に係り、さらに
詳しくは、角度調整手段を備えた据置き、壁掛け兼用の
電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は実開昭60ー1071号公報に
開示された据置き、壁掛け兼用の電話機の据置き状態を
示す斜視図である。図に示すように、電話機本体30は
上ケース31と下ケース32とからなり、上ケース31
のボタン操作面33にはダイヤルボタン34が配設され
ている。そして、ボタン操作面33は手前に傾斜して形
成され、ダイヤルボタン34の操作が容易になるように
してある。なお、電話機本体30には通話時に送受話を
おこなうハンドセット35が載置されている。また、こ
の電話機を壁に掛ける場合は、図14に示すように電話
機本体30の背面に取付けた台形状の壁掛けホルダー3
6により壁18に装着されており、壁掛け用ホルダー3
6はボタン操作面33が下向きになって使いにくくなら
ないように所定の上向きの角度が設けられている。。
【0003】上記のように構成した電話機が据置き状態
にあるときには、電話機自体に角度を付けて使いやすく
しているため、構造的に厚く大きくなり、デザイン上か
らスマートとはいえず無理な形状となっている。また、
壁掛け時には、台形状の壁掛け用ホルダー36を介して
壁18に取り付けなければならないので、電話機全体が
大きくなってしまい、また、壁掛け用ホルダー36によ
って角度調整をおこなうため、一度角度調整をおこなう
と、そのままの角度で固定されてしまい、融通性に欠け
るなどの問題がある。
【0004】図15は実開昭64ー51347号公報に
開示された電話機の据置き状態を示す斜視図である。こ
の電話機はハンドセット35の受台部30aと電話機本
体30が各々独立のユニットで構成され、回転連結部3
7によって並列状に係止連結されている。ハンドセット
35の受台部30aは回転連結部37を支点として自在
に回動され、ハンドセット35の受台部30aを電話機
本体30に対して所望の角度にセットすることができ
る。上記のように構成した電話機では、ハンドセット3
5の受台部30a自体が回動するため融通性があるが、
キースイッチ部33の傾斜自体は変化せず、据え置き時
と壁掛け時のいずれの場合にもキースイッチを使用し易
くするためには、やはり図14に示したような壁掛け用
ホルダーを使用せざるをえず、電話機全体が構造的に大
きくなる。
【0005】図16は実開昭61ー107251号公報
に開示された卓上壁掛兼用電話機の据置き状態を示す側
面図である。図に示すように、前下がり傾斜で全体がほ
ぼ楔状を呈する電話機本体30を上下に分割して、上部
本体31と下部本体32の後部をヒンジ機構38を介し
て組み合わせる。そして、上部本体31上にはハンドセ
ット35を載置する。上記のように構成した卓上壁掛兼
用電話機は、図17に示すように上部本体31と下部本
体32をヒンジ38により開閉させ、ボタン操作面33
を有する上部本体31の傾斜を調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図16、図17(実開
昭61ー107251号公報)に開示した卓上壁掛兼用
電話機は、図13〜図15で示した従来例と異なり、電
話機本体自体で角度調整ができるため、比較的コンパク
トになるが、その都度手動によって角度を調整しなけれ
ばならないという煩わしさがある。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、必要時、すなわち操作時のみ使い
勝手の良い角度に自動的に角度調整され、通常はデザイ
ン上、スマートな状態に保持しておくことのできる角度
調整手段を備えた電話機を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電話機
は、次にように構成したものである。 (1) 下ケース及び操作面を有し側壁のほぼ中央部が
下ケースに回動可能に軸止された上ケースと、通話時に
送受話をおこなうハンドセットと、下ケース内に収納さ
れ上ケースを回動させて操作面の角度を自動的に調整す
る角度調整手段とを備えたものである。
【0009】(2) 下ケース及び操作面を有し側壁の
ほぼ中央部が下ケースに回動可能に軸止された上ケース
と、通話時に送受話をおこなうハンドセットと、下ケー
ス内に収納され上ケースを回動させて操作面の角度を自
動的に調整する角度調整手段と、角度調整手段を正逆方
向に作動させる切替手段を備えたものである。
【0010】(3) 上記(2)の電話機において、下
ケース内においてシャフトに固定され四隅が上ケースに
当接する枠状のフレームと、シャフトを回動する駆動部
とによって角度調整手段段を構成したものである。
【0011】(4) 上記(3)の電話機において、切
替手段の動作を切替える壁掛け用ホルダーを電話機の背
面に装着したものである。。
【0012】(5) 上記(3)の電話機において、電
話機のハンドセットの近傍に設置され、人体が近付くと
これを検知して角度調整手段の駆動部を作動させる検出
センサを備えたものである。
【0013】(6) 上記(3)の電話機において、着
信するとこれを検知して角度調整手段の駆動部を作動さ
せる着信検出部を備えたものである。
【0014】(7) 上記(3)の電話機において、角
度調整手段の電源回路に電源スイッチを設け、操作面に
電源スイッチを操作する押しボタンを設けたものであ
る。
【0015】(8) 上記(3)の電話機において、角
度調整手段の作動方向を反転させるための切替スイッチ
を設け、操作面に切替スイッチを操作する押しボタンを
設けたものである。
【0016】(9) 上記(2)の電話機において、下
ケース内に上下に摺動可能に設けられ、かつ上ケースに
連結されたラックと、ラックを駆動する駆動部とによっ
て角度調整手段を構成したものである。
【0017】(10) 上記(9)の電話機において、
切替手段の動作を切替える壁掛け用ホルダーを電話機の
背面に装着したものである。
【0018】(11) 上記(9)の電話機において、
電話機のハンドセットの近傍に設置され、人体が近付く
とこれを検知して角度調整手段の駆動部を作動させる検
出センサを備えたものである
【0019】(12) 上記(9)の電話機において、
着信するとこれを検知して角度調整手段の駆動部を作動
させる着信検出部を備えたものである。
【0020】(13) 上記(9)の電話機において、
角度調整手段の電源回路に電源スイッチを設け、操作面
に電源スイッチを操作する押しボタンを設けたものであ
る。
【0021】(14) 上記(9)の電話機において、
角度調整手段の作動方向を反転させるための切替スイッ
チを設け、操作面に切替スイッチを操作する押しボタン
を設けたものである。
【0022】
【作用】(1) 角度調整手段を作動させると、下ケー
スと平行に保持された上ケースが回動してその操作面
を、電話機が据置き状態のときは下部を降下させて傾斜
させ(以下、俯角という)、壁掛け状態のときは下ケー
スと平行に保持された上ケースの下部を上昇させて傾斜
させ(以下仰角という)、それぞれ上ケースの角度を調
整する。
【0023】(2) 電話機が据置き状態のときは、使
用時は角度調整手段を例えば正方向に作動させ、上ケー
スを回動させてその操作面を俯角に保持し、使用が終っ
たときは切替手段により角度調整手段を逆方向に作動さ
せて上ケースの操作面をほぼ水平にする。また、電話機
が壁掛け状態のときは、使用時は角度調整手段を逆方向
に作動させ、上ケースを回動させてその操作面を仰角に
保持し、使用が終わったときは切替手段によって角度調
整手段を正方向に作動させて上ケースの操作面をほぼ垂
直にする。
【0024】(3) 電話機が据置き状態のときは、使
用時は駆動部を例えば正方向に回転させてシャフトを回
動し、シャフトに固定されたアームを回動させ、これに
当接する上ケースを回動させてその操作面を俯角に保持
し、使用が終ったときは切換手段により駆動部を逆方向
に作動させて上ケースの操作面をほぼ水平にする。ま
た、電話機が壁掛け状態のときは、使用時は駆動部を逆
方向に回転させてシャフトを回動し、シャフトに固定さ
れたアームを回動させ、これに当接する上ケースを回動
させて操作面を仰角に保持し、使用が終ったときは切替
手段により駆動部を正方向に回転させて上ケースの操作
面をほぼ垂直にする。
【0025】(4) 電話機を壁に掛ける場合、電話機
の背面に壁掛け用ホルダーを装着すると、角度調整手段
の駆動部の作動方向が自動的に反転する。
【0026】(5) 送信又は着信のためハンドセット
に手を近付けると、検出センサがこれを検知して角度調
整手段の駆動部を自動的に作動させ、上ケースの操作面
を、電話機が据置きの場合は俯角に、壁掛けの場合は仰
角に調整する。使用が終わってハンドセットを戻すと検
出センサが手を検知して角度調整手段の駆動部を自動的
に作動させ、上ケースの操作面を元の状態に戻す。
【0027】(6) 着信検出部が着信を検知すると、
角度調整手段の駆動部を自動的に作動させ、上ケースの
操作面を、電話機が据置きの場合は俯角に、壁掛けの場
合は仰角に調整する。通話が終わると着信検出部がこれ
を検知して角度調整手段の駆動部を自動的に作動させ、
上ケースの操作面を元の状態に戻す。
【0028】(7) 押しボタンで電源スイッチを操作
してONーOFFすることにより、角度調整手段の駆動
部への通電及び遮断を確実におこなう。
【0029】(8) 押しボタンで切替スイッチを操作
して角度調整手段の駆動部の作動方向を確実に反転さ
せ、また、必要に応じてそのままの状態を保持する。
【0030】(9) 電話機が据置き状態のときは、使
用時は駆動部を例えば正方向に駆動してラックを上昇ま
たは下降させ、ラックに連結された上ケースを回動させ
てその操作面を俯角に保持し、使用が終ったときは切替
手段により駆動部を逆方向に作動させて上ケースの操作
面をほぼ水平にする。また、電話機が壁掛け状態のとき
は、使用時は駆動部を逆方向に駆動してラックを上昇又
は下降させ、ラックに連結された上ケースを回動させて
その操作面を仰角に保持し、使用が終ったときは切替手
段により駆動部を正方向に回転させて上ケースの操作面
をほぼ垂直にする。
【0031】(10) 電話機を壁に掛ける場合、電話
機の背面に壁掛け用ホルダーを装着すると、角度調整手
段の駆動部の作動方向が自動的に反転する。
【0032】(11) 送信又は着信のためハンドセッ
トに手を近付けると、検出センサがこれを検知して角度
調整手段の駆動部を自動的に作動させ、上ケースの操作
面をラックによって、電話機が据置きの場合は俯角に、
壁掛けの場合は仰角に調整する。使用が終わってハンド
セットを戻すと検出センサが手を検知して角度調整手段
の駆動部を自動的に作動させ、上ケースの操作面をラッ
クによって元の状態に戻す。
【0033】(12) 着信検出部が着信を検知する
と、角度調整手段の駆動部を自動的に作動させ、上ケー
スの操作面をラックによって、電話機が据置きの場合は
俯角に、壁掛けの場合は仰角に調整する。通話が終わる
と着信検出部がこれを検知して角度調整手段の駆動部を
自動的に作動させ、上ケースの操作面をラックによって
元の状態に戻す。
【0034】(13) 押しボタンで電源スイッチを操
作してONーOFFすることにより、角度調整手段の駆
動部への通電及び遮断を確実におこなう。
【0035】(14) 押しボタンで切替スイッチを操
作して角度調整手段の駆動部の作動方向を確実に反転さ
せ、また、必要に応じてそのままの状態を保持する。
【0036】
【実施例】実施例1 図1は本発明の第1の実施例の斜視図、図2はその下ケ
ースの斜視図である。両図において、1は電話機の本体
で、上面がほぼ平坦でダイヤルボタン5が配設された操
作面4等が設けられた上ケース2と、この上ケース2に
回動可能に装着された下ケース3とからなっている。6
は通話時に送受話をおこなうハンドセットで、電話機本
体1上に載置されている。
【0037】7は下ケース3の両側壁のほぼ中央部に、
両端部が両側壁から僅かに突出して回転可能に支持され
たシャフトで、歯車8が固定されている。9は下ケース
3内に位置し、そのほぼ中央部がシャフト7に固定され
た枠状のアームで、その四隅には等しい高さの支持柱1
0a,10b,10c,10dが立設されている。そし
て、上ケース2の両側壁に設けた穴2aを、下ケース3
の両側壁から突出したシャフト7の端部に嵌合して回動
自在に装着すると、アーム9の支持柱10a〜10dが
上ケース2の内面に当接する。11は電源スイッチ(図
示せず)を介して電源に接続されたモータのごとき駆動
装置で、その出力歯車12はシャフト7に固定された歯
車8と噛合っている。
【0038】図3は本発明の動作を示すブロック図で、
電話機本体1内に収容されたCPU13には電源14か
ら常時通電されており、ダイヤルボタン5とハンドセッ
ト6との間で情報交換をおこなう。また、駆動装置11
には電源14から電源スイッチ15、極性を切替える切
替スイッチ16を介して駆動電圧が印加されるが、この
電源スイッチ15は常時はOFFされており、CPU1
3の指令によりONーOFFし、又は直接ONーOFF
する。また、切替スイッチ16はCPU13の指令、又
は後述の壁掛け用ホルダ17の着脱により切換えられ、
回転駆動装置11に加えられる電圧の極性を反転させ
る。このように、本実施例においては、シャフト7、こ
れに固定された歯車8、出力歯車12を含む駆動装置1
1、支持柱10a〜10dを有するアーム9、電源スイ
ッチ15及び切替スイッチ16により、角度調整手段を
構成する。
【0039】次に、上記のように構成した第1の実施例
の作用を説明する。電話機を据置き状態で使用するとき
は、図1に示すように机上等に載置する。このとき、上
ケース2と下ケース3とはほぼ平行に保持されており、
この状態で電源スイッチイ15をONして駆動装置11
に通電する。これにより駆動装置11が作動し、図2に
示すように、出力歯車12、歯車8を介してシャフト7
を矢印a方向に回動させる。このため、シャフト7に固
定されたアーム9がシャフト7を中心に回動して支持柱
10c,10dが上昇し、支持柱10a,10bが下降
する。この結果、支持柱10a〜10dが当接する上ケ
ース2はシャフト7を軸に回動し、図4に示すように、
A側が矢印c方向に上昇し、B側が矢印d方向に下降し
て操作面4の角度が調整され、この状態で電話機が使用
される。なお、上ケース2の角度調整が終わると、電源
スイッチ15はCPUの指令によりOFFされる。
【0040】通話が終わったときは、CPU13の指令
により切替スイッチ16により駆動装置11に加わる電
圧の極性を反転させ、電源スイッチ15をONして駆動
装置11を先と反対方向に回転させ、上ケース2のB側
を上昇、A側を下降させて下ケース3と平行状態に戻
す。上ケース2が元の状態に戻ると電源スイッチ15は
OFFされ、切替スイッチ16は切替えられる。
【0041】また、電話機を壁掛け状態で使用するとき
は、壁掛けに際して、図5に示すような薄い平板状の壁
掛け用ホルダー17を電話機本体1の背面に装着する。
これにより、切替スイッチ16が切替えられて駆動装置
11に加えられる電圧の極性が反転する。この状態で電
話機を壁18に装着し、電源スイッチ15をONして通
電すると、駆動装置11が据置き状態の場合と反対方向
に回転し、シャフト7に固定されたアーム9の支持柱1
0a,10bが上昇し、10c,10dが下降して、図
6に示すように、上ケース2のB側が矢印e方向に移動
し、A側が矢印f方向に移動して操作面4の角度が調整
される。通話が終わったときは、据置き路の場合と同様
に、再び元に状態に戻される。なお、据置き時及び壁掛
け時のいずれの場合においても、通話後に元の状態に戻
すことなく、操作面4を傾斜したままにしておいてもよ
い。
【0042】なお、上記の実施例において、上ケース2
の側壁のほぼ中央部が下ケース3に回動自在に軸止さ
れ、この結果、電話機の厚みが薄くなっているが、その
理由は次の通りである。即ち、もし上ケースとしたケー
スとの端部を回動可能に軸止すると、下ケースを固定し
た場合、上ケースはこの端部側を上方へ移動できないの
で、反対側の端部の上下動により角度調整をしなければ
ならない。すると、下ケースの回動軸側は所定幅だけ上
方へせりだした状態にしなければ回動軸側が反対側より
せりだした状態とならない。しかも、この反対側をせり
だした状態にするには、前記せりだした回動軸側よりも
さらに上方へ移動させなければならない。一方、本実施
例のように上ケース2の中央にて軸止すると、上ケース
2は両端が上下動するので、上ケース2と下ケース3と
を合わせた厚みは最小で下ケース3から中央の軸すなわ
ちシャフト7までの距離で済み、しかも、下ケース3の
端部をせりだす必要がないので、上記の場合に比べ薄く
なる。また、角度調整時の上ケース2の移動幅も小さい
ので、電話機使用時においてもスマートである。
【0043】実施例2 図7は本発明の第2の実施例の斜視図である。19は電
話機本体1の操作面4上において、ハンドセット6の近
傍に配設され、人体が近付くとその接近を検出する例え
ば赤外線センサの如き検出センサで、図8に示すよう
に、その出力信号はCPU13に加えられる。
【0044】上記のように構成した第2の実施例の作用
を、まず、電話機を据置き状態にした場合について説明
する。電話機が不使用状態にあるときは、図1で示した
ように、上ケース2と下ケース3とは平行状態にある。
いま、電話機を使用するためにハンドセット6に手を近
付けると、検出センサ19がこれを検知してその出力信
号をCPU13に加え、CPU13からの指令により電
源スイッチ15がONする。これにより駆動装置11が
作動し、上ケース2はシャフト7を軸にして回動し、操
作面4の角度が調整される。
【0045】通話が終わってハンドセット6を電話機に
戻すと、検出センサ19が手を検知してその出力信号を
CPU13に加え、CPU13の指令により切替スイッ
チ16を切替えて駆動装置11を反対方向に回転させ、
上ケース2を反対方向に回動させて下ケース3と平行状
態にし、電源スイッチ15をOFFして、切替スイッチ
16を切替える。
【0046】次に、電話機が壁掛け状態にある場合の作
用を説明する。電話機が不使用状態にあるときは、上ケ
ース2と下ケース3は図5に示すように平行状態にあ
り、切替スイッチ16は壁掛け用ホルダ17の装着によ
り切替えられている。いま、電話機のハンドセット6に
手を近付けると、前述のように検出センサ19がこれを
検知し、駆動装置11が据え置きの場合と反対方向に回
転し、上ケース2はシャフト7を軸に図6に示した場合
と同様に回動され、操作面4の角度調整がおこなわれ
る。
【0047】ハンドセット6を電話機に戻すと、検出セ
ンサ19が手を検知して駆動装置11が先と反対方向に
回転し、上ケース2はシャフト7を軸に反対方向に回動
して下ケース3と平行状態になる。
【0048】実施例3 図9は本発明の第3の実施例の動作を示すブロック図で
ある。本実施例においては、電話機に着信を検出する着
信検出部20が設けられており、着信検出部20の出力
信号はCPU13に加えられる。上記のように構成した
第3の実施例においては、電話機が据置き状態にあると
きは、上ケース2と下ケース3は平行状態にある。い
ま、着信検出部20が着信を検知すると、電源スイッチ
15がONして駆動装置11が自動的に作動し、図7で
説明した場合と同様に、上ケース2のA側は上昇し、B
側は下降して操作面4の角度を調整する。電話機の使用
後は上ケース2は先と反対方向に回動して下ケース3と
平行になる。
【0049】壁掛け状態にある場合は、壁掛け用ホルダ
ー17の装着により切替スイッチ16は切替えられてい
るので、上ケース2は据置きの場合と反対方向に回動
し、操作面4の角度を調整する。なお、本実施例におい
ては、操作面4は着信時のみ角度が調整され、発信時に
は角度調整されないので、第2の実施例あるいは後述の
手動による角度調整手段(第4の実施例)を併用しても
よい。
【0050】実施例4 図10は本発明の第4の実施例を示す斜視図、図11は
その動作を説明するためのブロック図である。21は電
話機本体1の操作面4に設けられた電源ボタンで、その
操作信号はCPU13に加えられる。なお、電源ボタン
21により直接電源スイッチ15を操作するようにして
もよい。22は同じく操作面4に設けられた切替ボタン
で、切替スイッチ16を操作し、駆動装置11に加えら
れる電圧の極性を反転させる。
【0051】本実施例は、手動により電話機の操作面4
の角度を調整するようにしたもので、電話機を据置き状
態で使用するときは、電源ボタン21を押して駆動装置
11に通電し、上ケース2を回動させて操作面4の角度
を調整する。角度調整が終ったときは電源ボタン21を
押して駆動装置11への通電をOFFする。通電が終っ
たときは、そのままの状態にしておいてもよく、あるい
は切替ボタン22を操作して切替スイッチ16を切替え
たのち電源ボタン21を押して駆動m装置11に通電
し、上ケース2を反対方向に回動させて元の状態に戻し
てもよい。
【0052】また、電話機を壁掛け状態で使用するとき
は、壁掛けホルダ17の装着により切替スイッチ16は
切替えられているので、電源ボタン21を押せば上ケー
ス2は据置きの場合と反対方向に回動し、図6の状態に
なる。元の状態に戻すときは切替ボタン22を押して切
替スイッチ16を切替えたのち、電源ボタン21を押し
て駆動装置11に通電し、上ケース2を先と反対方向に
回動させる。
【0053】実施例5 図12は本発明の第5の実施例の分解斜視図である。前
述の各実施例では、シャフト7、アーム9、駆動装置1
1、切替スイッチ16等により角度調整手段を構成した
場合を示したが、本実施例においては、下ケース3のA
側またはB側の内壁にガイド25を設け、このガイド2
5に上下に摺動可能にラック23を取り付け、このラッ
ク23に駆動装置11の出力歯車12を噛み合わせると
共に、上ケース2の内壁にラック23に設けた係合部2
4に係合する係合突起26を設けたものである。なお、
下ケース3の両側壁のほぼ中央部には支持軸27が設け
てあり、上ケース2は側壁に設けた穴をこの支持軸27
に嵌合して下ケース2に回動可能に装着される。
【0054】上記のように構成した本実施例において
は、上ケース2は下ケース3の支持軸27に回動可能に
装着され、その係合突起26はラック23の係合部24
に係合している。いま、駆動装置11に通電すると、そ
の出力歯車12は通電の極性に応じて正逆方向に回転
し、ラック23をガイド25に沿って上昇または下降さ
せる。これにより、ラック23に連結された上ケース2
のA側は、支持軸27を中心に上昇または下降し、角度
が調整される。なお、図には1個のラック23を設けた
場合を示したが、内壁に2個のラックを並設し、1個の
駆動装置11により駆動するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、次のような効果を得ることができる。 (1) 操作面を有する上ケースの側壁のほぼ中央部が
下ケースに回動自在に軸止され、角度調整手段により自
動的に上ケースを回動させ、電話機を据置き状態にした
ときは、使用の際自動的に操作面の上部を上昇させ下部
を下降させて傾斜させ、また電話機を壁掛け状態にした
ときは、操作面の下部を前方に移動させて傾斜させるよ
うにしたので、電話機の厚みが薄くてすみ特に不使用時
にはデザイン的にスマートな状態が保持され、使用時に
はその都度手動によって角度を調整することなく自動的
に角度調整できそのため無駄な労力を排除でき、また操
作面が傾斜しているのでダイヤルボタンの操作が容易で
あり、使い勝手のよい電話機を得ることができる。
【0056】(2) 操作面を有する上ケースの側壁の
ほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、角度調整
手段により自動的に上ケースを回動させ、電話機を据置
き状態にしたときは、使用の際自動的に操作面の上部を
上昇させ下部を下降させて傾斜させ、また電話機を壁掛
け状態にしたときは、操作面の下部を前方に移動させて
傾斜させるようにしたので、電話機の厚みが薄くてすみ
特に不使用時にはデザイン的にスマートな状態で保持さ
れ、使用時にはその都度手動によって角度を調整するこ
となく自動的に角度調整できそのため無駄な労力を排除
でき、また操作面が傾斜しているのでダイヤルボタンの
操作が容易であり、さらに使い勝手のよい電話機を得る
ことができる。さらに、ケースの操作面の角度を調整す
る角度調整手段を正逆方向に切り替える切替手段を設け
たので、電話機の使用に対して使用が終わったときに切
替手段を切り替えて角度調整手段を反対方向に作動させ
ることによりケースの操作面を自動的に元の状態に戻す
ことができ、便利である。
【0057】(3) 操作面を有する上ケースの側壁の
ほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケース
内においてシャフトに固定され四隅が上ケースに当接す
る枠状のフレームとシャフトを回動する駆動部とによっ
て構成した角度調整手段により自動的に上ケースを回動
させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際自動
的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜さ
せ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の下
部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電話
機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的にス
マートな状態で保持され、使用時にはその都度手動によ
って角度を調整することなく自動的にシャフトの正逆方
向の回動だけで角度調整できるので簡易な素材で無駄な
労力を排除でき、また操作面が傾斜しているのでダイヤ
ルボタンの操作が容易であり、さらに使い勝手のよい電
話機を得ることができる。さらに、ケースの操作面の角
度を調整する角度調整手段を正逆方向に切り替える切替
手段を設けたので、電話機の使用に対して使用が終わっ
たときに切替手段を切り替えて角度調整手段を反対方向
に作動させることによりケースの操作面を自動的に元の
状態に戻すことができ、便利である。
【0058】(4) 操作面を有する上ケースの側壁の
ほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケース
内においてシャフトに固定され四隅が上ケースに当接す
る枠状のフレームとシャフトを回動する駆動部とによっ
て構成した角度調整手段により自動的に上ケースを回動
させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際自動
的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜さ
せ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の下
部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電話
機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的にス
マートな状態で保持され、使用時にはその都度手動によ
って角度を調整することなく自動的にシャフトの正逆方
向の回動だけで角度調整できるので簡易な素材で無駄な
労力を排除でき、また操作面が傾斜しているのでダイヤ
ルボタンの操作が容易であり、さらに使い勝手のよい電
話機を得ることができる。さらに、ケースの操作面の角
度を調整する角度調整手段を正逆方向に切り替える切替
手段を設けたので、電話機の使用に対して使用が終わっ
たときに切替手段を切り替えて角度調整手段を反対方向
に作動させることによりケースの操作面を自動的に元の
状態に戻すことができ、便利である。さらに、上ケース
の操作面の角度を調整する角度調整手段の正逆方向の動
作を切り替える切替手段の動作を反転させる壁掛け用ホ
ルダーを電話機の背面に装着したので、電話機を壁に掛
ける場合は作動方向が自動的に反転して操作が容易で使
い勝手が良いのみならず、壁掛け用ホルダーを使用する
ことで電話機の壁への取り付けが容易となり、結局、壁
掛け用ホルダーが本来の壁掛け機能と切替手段の切り替
え動作を行うという機能を合せ持ち、経済的かつ便利で
ある。
【0059】(5) 操作面を有する上ケースの側壁の
ほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケース
内においてシャフトに固定され四隅が上ケースに当接す
る枠状のフレームとシャフトを回動する駆動部とによっ
て構成した角度調整手段により自動的に上ケースを回動
させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際自動
的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜さ
せ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の下
部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電話
機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的にス
マートな状態で保持され、使用時にはその都度手動によ
って角度を調整することなく自動的にシャフトの正逆方
向の回動だけで角度調整できるので簡易な素材で無駄な
労力を排除でき、また操作面が傾斜しているのでダイヤ
ルボタンの操作が容易であり、さらに使い勝手のよい電
話機を得ることができる。さらに、ケースの操作面の角
度を調整する角度調整手段を正逆方向に切り替える切替
手段を設けたので、電話機の使用に対して使用が終わっ
たときに切替手段を切り替えて角度調整手段を反対方向
に作動させることによりケースの操作面を自動的に元の
状態に戻すことができ、便利である。さらに、電話機の
ハンドセットの近傍に検出センサを設置して、送信又は
着信のため人体が近付くとこれを検知して角度調整手段
の駆動部を自動的に作動させて上ケースを回動させて操
作面を傾斜させ、使用が終わってハンドセットを戻すと
切替手段により角度調整手段の駆動部を自動的に反対方
向に作動させて、ケースの操作面を元の状態に戻すよう
にしたため、操作時には操作面が使い勝手の良い角度に
容易かつ自動的に調整され、通常はデザイン的にスマー
トに見せることができ、周囲の美観を損なわない。
【0060】(6) 操作面を有する上ケースの側壁の
ほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケース
内においてシャフトに固定され四隅が上ケースに当接す
る枠状のフレームとシャフトを回動する駆動部とによっ
て構成した角度調整手段により自動的に上ケースを回動
させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際自動
的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜さ
せ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の下
部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電話
機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的にス
マートな状態で保持され、使用時にはその都度手動によ
って角度を調整することなく自動的にシャフトの正逆方
向の回動だけで角度調整できるので簡易な素材で無駄な
労力を排除でき、また操作面が傾斜しているのでダイヤ
ルボタンの操作が容易であり、さらに使い勝手のよい電
話機を得ることができる。さらに、ケースの操作面の角
度を調整する角度調整手段を正逆方向に切り替える切替
手段を設けたので、電話機の使用に対して使用が終わっ
たときに切替手段を切り替えて角度調整手段を反対方向
に作動させることによりケースの操作面を自動的に元の
状態に戻すことができ、便利である。さらに、着信検出
部を設けて、着信するとこれを検知して角度調整手段の
駆動部を自動的に作動させて上ケースを回動させて操作
面を傾斜させ、通話が終わると着信検出部がこれを検知
して切替手段により角度調整手段の駆動部を自動的に反
対方向に作動させて、ケースの操作面を元の状態に戻す
ようにしたため、通話時に操作面が使い勝手の良い角度
に容易かつ自動的に調整され、着信の視覚的アピールに
もなる。また、通常はデザイン的にスマートに見せるこ
とができ、周囲の美観を損なわない。
【0061】(7) 操作面を有する上ケースの側壁の
ほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケース
内においてシャフトに固定され四隅が上ケースに当接す
る枠状のフレームとシャフトを回動する駆動部とによっ
て構成した角度調整手段により自動的に上ケースを回動
させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際自動
的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜さ
せ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の下
部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電話
機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的にス
マートな状態で保持され、使用時にはその都度手動によ
って角度を調整することなく自動的にシャフトの正逆方
向の回動だけで角度調整できるので簡易な素材で無駄な
労力を排除でき、また操作面が傾斜しているのでダイヤ
ルボタンの操作が容易であり、さらに使い勝手のよい電
話機を得ることができる。さらに、ケースの操作面の角
度を調整する角度調整手段を正逆方向に切り替える切替
手段を設けたので、電話機の使用に対して使用が終わっ
たときに切替手段を切り替えて角度調整手段を反対方向
に作動させることによりケースの操作面を自動的に元の
状態に戻すことができ、便利である。さらに、角度調整
手段の電源回路に電源スイッチを設けて、操作面に電源
スイッチを操作する押しボタンを設け、押しボタンで電
源スイッチをONーOFFして自動的に角度調整手段が
作動するようにしたので、角度調整手段の駆動部への通
電及び遮断を確実におこなうことができる。
【0062】(8) 操作面を有する上ケースの側壁の
ほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケース
内においてシャフトに固定され四隅が上ケースに当接す
る枠状のフレームとシャフトを回動する駆動部とによっ
て構成した角度調整手段により自動的に上ケースを回動
させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際自動
的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜さ
せ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の下
部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電話
機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的にス
マートな状態で保持され、使用時にはその都度手動によ
って角度を調整することなく自動的にシャフトの正逆方
向の回動だけで角度調整できるので簡易な素材で無駄な
労力を排除でき、また操作面が傾斜しているのでダイヤ
ルボタンの操作が容易であり、さらに使い勝手のよい電
話機を得ることができる。さらに、ケースの操作面の角
度を調整する角度調整手段を正逆方向に切り替える切替
手段を設けたので、電話機の使用に対して使用が終わっ
たときに切替手段を切り替えて角度調整手段を反対方向
に作動させることによりケースの操作面を自動的に元の
状態に戻すことができ、便利である。さらに、角度調整
手段の作動方向を反転させるための切替えスイッチを設
け、操作面に切替えスイッチを操作する押しボタンを設
け、押しボタンで切替スイッチを操作するようにしたの
で、角度調整手段の駆動部の作動方向を確実に反転させ
ることができ、また、必要に応じてそのままの状態を保
持することもできる。
【0063】(9) 操作面を有する上ケースの側壁の
ほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケース
内に上下に摺動可能に設けられかつ上ケースに連結され
たラックとラックを駆動する駆動部とによって構成した
角度調整手段を設けてこれにより自動的に上ケースを回
動させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際自
動的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜さ
せ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の下
部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電話
機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的にス
マートな状態で保持され、使用時にはその都度手動によ
って角度を調整することなく自動的にラックの上下方向
の駆動だけでしかもアームの支持柱のように4か所で上
ケースを支えず1か所のみの上下動のみで角度調整でき
るので、簡易な素材で済むと共に無駄な労力を排除で
き、また操作面が傾斜しているのでダイヤルボタンの操
作が容易であり、さらに使い勝手のよい電話機を得るこ
とができる。そのうえ、ケースの操作面の角度を調整す
る角度調整手段を正逆方向に切り替える切替手段を設け
たので、電話機の使用に対して使用が終わったときに反
対方向に作動させることによりケースの操作面を自動的
に元の状態に戻すことができ、便利である。
【0064】(10) 操作面を有する上ケースの側壁
のほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケー
ス内に上下に摺動可能に設けられかつ上ケースに連結さ
れたラックとラックを駆動する駆動部とによって構成し
た角度調整手段を設けてこれにより自動的に上ケースを
回動させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際
自動的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜
させ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の
下部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電
話機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的に
スマートな状態で保持され、使用時にはその都度手動に
よって角度を調整することなく自動的にラックの上下方
向の駆動だけでしかもアームの支持柱のように4か所で
上ケースを支えず1か所のみの上下動のみで角度調整で
きるので、簡易な素材で済むと共に無駄な労力を排除で
き、また操作面が傾斜しているのでダイヤルボタンの操
作が容易であり、さらに使い勝手のよい電話機を得るこ
とができる。そのうえ、ケースの操作面の角度を調整す
る角度調整手段を正逆方向に切り替える切替手段を設け
たので、電話機の使用に対して使用が終わったときに反
対方向に作動させることによりケースの操作面を自動的
に元の状態に戻すことができ、便利である。さらに、上
ケースの操作面の角度を調整する角度調整手段の正逆方
向の動作を切り替える切替手段の動作を反転させる壁掛
け用ホルダーを電話機の背面に装着したので、電話機を
壁に掛ける場合は作動方向が自動的に反転して操作が容
易で使い勝手が良いのみならず、壁掛け用ホルダーを使
用することで電話機の壁への取り付けが容易となり、結
局、壁掛け用ホルダーが本来の壁掛け機能と切替手段の
切り替え動作を行うという機能を合せ持ち、経済的かつ
便利である。
【0065】(11) 操作面を有する上ケースの側壁
のほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケー
ス内に上下に摺動可能に設けられかつ上ケースに連結さ
れたラックとラックを駆動する駆動部とによって構成し
た角度調整手段を設けてこれにより自動的に上ケースを
回動させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際
自動的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜
させ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の
下部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電
話機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的に
スマートな状態で保持され、使用時にはその都度手動に
よって角度を調整することなく自動的にラックの上下方
向の駆動だけでしかもアームの支持柱のように4か所で
上ケースを支えず1か所のみの上下動のみで角度調整で
きるので、簡易な素材で済むと共に無駄な労力を排除で
き、また操作面が傾斜しているのでダイヤルボタンの操
作が容易であり、さらに使い勝手のよい電話機を得るこ
とができる。そのうえ、ケースの操作面の角度を調整す
る角度調整手段を正逆方向に切り替える切替手段を設け
たので、電話機の使用に対して使用が終わったときに反
対方向に作動させることによりケースの操作面を自動的
に元の状態に戻すことができ、便利である。さらに、電
話機のハンドセットの近傍に検出センサを設置して、送
信又は着信のため人体が近付くとこれを検知して角度調
整手段の駆動部を自動的に作動させて上ケースを回動さ
せて操作面を傾斜させ、使用が終わってハンドセットを
戻すと切替手段により角度調整手段の駆動部を自動的に
反対方向に作動させて、ケースの操作面を元の状態に戻
すようにしたため、操作時には操作面が使い勝手の良い
角度に容易かつ自動的に調整され、通常はデザイン的に
スマートに見せることができ、周囲の美観を損なわな
い。
【0066】(12) 操作面を有する上ケースの側壁
のほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケー
ス内に上下に摺動可能に設けられかつ上ケースに連結さ
れたラックとラックを駆動する駆動部とによって構成し
た角度調整手段を設けてこれにより自動的に上ケースを
回動させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際
自動的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜
させ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の
下部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電
話機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的に
スマートな状態で保持され、使用時にはその都度手動に
よって角度を調整することなく自動的にラックの上下方
向の駆動だけでしかもアームの支持柱のように4か所で
上ケースを支えず1か所のみの上下動のみで角度調整で
きるので、簡易な素材で済むと共に無駄な労力を排除で
き、また操作面が傾斜しているのでダイヤルボタンの操
作が容易であり、さらに使い勝手のよい電話機を得るこ
とができる。そのうえ、ケースの操作面の角度を調整す
る角度調整手段を正逆方向に切り替える切替手段を設け
たので、電話機の使用に対して使用が終わったときに反
対方向に作動させることによりケースの操作面を自動的
に元の状態に戻すことができ、便利である。さらに、着
信検出部を設けて、着信するとこれを検知して角度調整
手段の駆動部を自動的に作動させて上ケースを回動させ
て操作面を傾斜させ、通話が終わると着信検出部がこれ
を検知して切替手段により角度調整手段の駆動部を自動
的に反対方向に作動させて、ケースの操作面を元の状態
に戻すようにしたため、通話時に操作面が使い勝手の良
い角度に容易かつ自動的に調整され、着信の視覚的アピ
ールにもなる。また、通常はデザイン的にスマートに見
せることができ、周囲の美観を損なわない。
【0067】(13) 操作面を有する上ケースの側壁
のほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケー
ス内に上下に摺動可能に設けられかつ上ケースに連結さ
れたラックとラックを駆動する駆動部とによって構成し
た角度調整手段を設けてこれにより自動的に上ケースを
回動させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際
自動的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜
させ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の
下部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電
話機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的に
スマートな状態で保持され、使用時にはその都度手動に
よって角度を調整することなく自動的にラックの上下方
向の駆動だけでしかもアームの支持柱のように4か所で
上ケースを支えず1か所のみの上下動のみで角度調整で
きるので、簡易な素材で済むと共に無駄な労力を排除で
き、また操作面が傾斜しているのでダイヤルボタンの操
作が容易であり、さらに使い勝手のよい電話機を得るこ
とができる。そのうえ、ケースの操作面の角度を調整す
る角度調整手段を正逆方向に切り替える切替手段を設け
たので、電話機の使用に対して使用が終わったときに反
対方向に作動させることによりケースの操作面を自動的
に元の状態に戻すことができ、便利である。さらに、角
度調整手段の電源回路に電源スイッチを設けて、操作面
に電源スイッチを操作する押しボタンを設け、押しボタ
ンで電源スイッチをONーOFFするようにしたので、
角度調整手段の駆動部への通電及び遮断を確実におこな
うことができる。
【0068】(14) 操作面を有する上ケースの側壁
のほぼ中央部が下ケースに回動自在に軸止され、下ケー
ス内に上下に摺動可能に設けられかつ上ケースに連結さ
れたラックとラックを駆動する駆動部とによって構成し
た角度調整手段を設けてこれにより自動的に上ケースを
回動させ、電話機を据置き状態にしたときは、使用の際
自動的に操作面の上部を上昇させ下部を下降させて傾斜
させ、また電話機を壁掛け状態にしたときは、操作面の
下部を前方に移動させて傾斜させるようにしたので、電
話機の厚みが薄くてすみ特に不使用時にはデザイン的に
スマートな状態で保持され、使用時にはその都度手動に
よって角度を調整することなく自動的にラックの上下方
向の駆動だけでしかもアームの支持柱のように4か所で
上ケースを支えず1か所のみの上下動のみで角度調整で
きるので、簡易な素材で済むと共に無駄な労力を排除で
き、また操作面が傾斜しているのでダイヤルボタンの操
作が容易であり、さらに使い勝手のよい電話機を得るこ
とができる。そのうえ、ケースの操作面の角度を調整す
る角度調整手段を正逆方向に切り替える切替手段を設け
たので、電話機の使用に対して使用が終わったときに反
対方向に作動させることによりケースの操作面を自動的
に元の状態に戻すことができ、便利である。さらに、角
度調整手段の作動方向を反転させるための切替えスイッ
チを設け、操作面に切替えスイッチを操作する押しボタ
ンを設け、押しボタンで切替スイッチを操作するように
したので、角度調整手段の駆動部の作動方向を確実に反
転させることができ、また、必要に応じてそのままの状
態を保持することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】図1の下ケースの斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図6】本発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例の斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施例の動作を示すブロック図
である。
【図9】本発明の第3の実施例の動作を示すブロック図
である。
【図10】本発明の第4の実施例の斜視図である。
【図11】本発明の第4の実施例の動作を示すブロック
図である。
【図12】本発明の第5の実施例の斜視図である。
【図13】従来の電話機の据置き状態の一例を示す斜視
図である。
【図14】従来の電話機の壁掛け状態の一例を示す側面
図である。
【図15】従来の他の電話機の据置き状態の一例を示す
斜視図である。
【図16】従来の別の電話機の据置き状態の一例を示す
側面図である。
【図17】従来の別の電話機の壁掛け状態の一例を示す
側面図である。
【符号の説明】
2 上ケース 3 下ケース 4 操作面 6 ハンドセット 7 シャフト 9 アーム 11 駆動装置 15 電源スイッチ 16 切替スイッチ 17 壁掛け用ホルダー 19 検出センサ 20 着信検出部 21 電源ボタン 22 切替ボタン 23 ラック

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下ケース及び操作面を有し側壁のほぼ中
    央部が前記下ケースに回動可能に軸止された上ケース
    と、 通話時に送受話をおこなうハンドセットと、 前記下ケース内に収納され前記上ケースを回動させて前
    記操作面の角度を自動的に調整する角度調整手段とを備
    えたことを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 下ケース及び操作面を有し側壁のほぼ中
    央部が前記下ケースに回動可能に軸止された上ケース
    と、 通話時に送受話をおこなうハンドセットと、 前記下ケース内に収納され前記上ケースを回動させて前
    記操作面の角度を自動的に調整する角度調整手段と、 該角度調整手段を正逆方向に作動させる切替手段を備え
    たことを特徴とする電話機。
  3. 【請求項3】 下ケース内においてシャフトに固定され
    四隅が上ケースに当接する枠状のフレームと、前記シャ
    フトを回動する駆動部とによって角度調整手段段を構成
    したことを特徴とする請求項2記載の電話機。
  4. 【請求項4】 切替手段の動作を切替える壁掛け用ホル
    ダーを電話機の背面に装着したことを特徴とする請求項
    3記載の電話機。
  5. 【請求項5】 電話機のハンドセットの近傍に設置さ
    れ、人体が近付くとこれを検知して角度調整手段の駆動
    部を作動させる検出センサを備えたことを特徴とする請
    求項3記載の電話機。
  6. 【請求項6】 着信するとこれを検知して角度調整手段
    の駆動部を作動させる着信検出部を備えたことを特徴と
    する請求項3記載の電話機。
  7. 【請求項7】 角度調整手段の電源回路に電源スイッチ
    を設け、操作面に前記電源スイッチを操作する押しボタ
    ンを設けたことを特徴とする請求項3記載の電話機。
  8. 【請求項8】 角度調整手段の作動方向を反転させるた
    めの切替スイッチを設け、操作面に前記切替スイッチを
    操作する押しボタンを設けたことを特徴とする請求項3
    記載の電話機。
  9. 【請求項9】 下ケース内に上下に摺動可能に設けら
    れ、かつ上ケースに連結されたラックと、該ラックを駆
    動する駆動部とによって角度調整手段を構成したことを
    特徴とする請求項2記載の電話機。
  10. 【請求項10】 切替手段の動作を切替える壁掛け用ホ
    ルダーを電話機の背面に装着したことを特徴とする請求
    項9記載の電話機。
  11. 【請求項11】 電話機のハンドセットの近傍に設置さ
    れ、人体が近付くとこれを検知して角度調整手段の駆動
    部を作動させる検出センサを備えたことを特徴とする請
    求項9記載の電話機。
  12. 【請求項12】 着信するとこれを検知して角度調整手
    段の駆動部を作動させる着信検出部を備えたことを特徴
    とする請求項9記載の電話機。
  13. 【請求項13】 角度調整手段の電源回路に電源スイッ
    チを設け、操作面に前記電源スイッチを操作する押しボ
    タンを設けたことを特徴とする請求項9記載の電話機。
  14. 【請求項14】 角度調整手段の作動方向を反転させる
    ための切替スイッチを設け、操作面に前記切替スイッチ
    を操作する押しボタンを設けたことを特徴とする請求項
    9記載の電話機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325169A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Nakayo Telecommun Inc センサ機能付き内線電話機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325169A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Nakayo Telecommun Inc センサ機能付き内線電話機

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