JP4693100B2 - 扉施錠装置 - Google Patents

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本発明は、キャビネットの扉をハンドル操作により上下方向にスライドするロッド棒を用いてロックする扉施錠装置に関するものである。
従来の扉施錠装置は、扉内側面の上部・下部に固着したロッド棒支持金具に支持させたロッド棒を、扉面に取り付けたハンドルの操作により上下動させ、ロッド棒の先端をキャビネット本体の上部・下部の枠に係合させて扉を閉じた状態に保持させる構造のものが一般的であった。このような鎖錠装置のロッド棒支持金具は、ロッド棒の外径に対して余裕を持たせた開口孔部を設けた金属板により構成されており、扉とキャビネット本体との間に設けられたパッキンを圧縮しつつロッド棒をスライドできるようになっている。
しかし、鎖錠動作の初期においてはパッキンの厚み分だけロッド棒の先端がキャビネット本体の上部・下部の枠に対して手前側にあるため、鎖錠時にロッド棒の先端がキャビネット本体の上部・下部の枠に当たってしまい、スムーズに係合しにくいという問題があった。
このため、特許文献1のようにロッド棒の先端を傾斜させ、鎖錠動作において、ハンドルを操作するとロッド棒の先端がキャビネット本体の枠よりキャビネット内側から扉方向に近づく動作をするものであれば、スムーズな係合ができる。なお、扉を開いた状態では、ロッド棒の垂直部がロッド棒支持金具の開口孔部に位置しており、鎖錠動作中はロッド棒の傾斜部が開口孔部に位置し、扉を閉じた状態ではロッド棒の傾斜部よりハンドルに近い側の垂直部が開口孔部に位置している。このような扉鎖錠装置のロッド棒支持金具の開口孔部は、鎖錠棒の傾斜部分が通過することが可能な大きさが必要であり、その大きさは鎖錠棒の直径に対してかなり大きいものである。
このため、キャビネットの扉を閉じた状態では、ロッド棒の先端がキャビネット本体の上部・下部の枠及び扉と係合しているため、ロッド棒が水平方向に動くことはない。しかし扉を開いた状態では、ロッド棒の先端はロッド棒支持金具のロッド棒の外径に対して余裕を持たせた開口孔部によって支持されているのみであるから、水平方向に動き得る。このため、開口孔部の内面とロッド棒とが当たってガタガタと騒音を発するという問題があった。
そこで、ロッド棒支持金具の開口孔部の全周に樹脂部材を取り付け、騒音をなくする方法もあるが、鎖錠時には、パッキン圧縮の反力によりロッド棒が扉から離れる方向に押し付けられるので、樹脂部材のうち扉の反対側部分が割れるおそれがあった。
特開2002−159107号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、扉を開いた状態においてもロッド棒が騒音を発することがなく、しかもパッキンの厚みによる引っ掛かりなしにロッド棒の先端をキャビネット本体の上部・下部の枠に係合させることができる扉施錠装置を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の扉施錠装置は、扉内側面の上部・下部に固着したロッド棒支持金具の開口孔部に支持させたロッド棒を、扉面に取り付けたハンドルの操作により上下動させて施錠する扉施錠装置において、ロッド棒先端部のうち、施錠状態においてロッド棒支持金具と係合する部分を垂直部とし、非施錠状態においてロッド棒支持金具と係合する部分を扉方向への傾斜部とすることにより、非施錠状態におけるロッド棒と前記の開口孔部との間のクリアランスを小さくし、かつ、ロッド棒支持金具の開口孔部の、施錠状態においてロッド棒と接触しない扉側部分に、樹脂部材を設けたことを特徴とするものである。
本発明に係る扉施錠装置は、ロッド棒先端部のうち、施錠状態においてロッド棒支持金具と係合する部分を垂直部とし、非施錠状態においてロッド棒支持金具と係合する部分を扉方向への傾斜部とすることにより、非施錠状態におけるロッド棒と前記の開口孔部との間のクリアランスを小さくしたものであるので、扉を開いた非施錠状態においてもロッド棒がロッド棒支持金具と当たって騒音を発することがなく、施錠時にはロッド棒の先端は扉の方向に近づきながらスライドするため、パッキンの厚みによる引っ掛かりなしに動き、扉をキャビネットに締め付ける効果を得ることができるものである。
さらに、ロッド棒支持金具の開口孔部に取り付けられた樹脂部材を、施錠状態においてロッド棒と接触しない扉側部分に配置することにより、施錠状態においては樹脂部材が割れることがなく、非施錠状態においては樹脂部材がロッド棒と接触して確実に騒音を防止することができるものである。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1において1はキャビネットの扉であり、扉内側面の上部・下部にはそれぞれロッド棒支持金具2が固着されている。3はロッド棒であり、その先端部は図4、図5に示すようにロッド棒支持金具2の開口孔部4を貫通して支持されている。またその基部は扉面に取り付けたハンドルの操作により回転されるリンク5の端部に枢着されている。このためハンドル操作によりリンク5を回転させるとロッド棒3は上下方向にスライドし、その先端は図4に示すようにキャビネット本体の枠6の内面に係合し、扉1を開かないように施錠することができる。なおロッド棒3の先端にはローラ9を設けておくことが好ましい。以上の構成は従来と同様である。
しかし本発明では、ロッド棒3の先端部を屈曲させ、図4のように施錠状態においてロッド棒支持金具2と係合する部分を垂直部7とし、図5のように非施錠状態においてロッド棒支持金具2と係合する部分を扉方向への傾斜部8としてある。このため、図5の非施錠状態においてはロッド棒3とロッド棒支持金具2の開口孔部4との間のクリアランスが小さくなり、ガタツキを抑制して騒音を減らすことができる。
また、図5の状態からハンドルを操作してロッド棒3を進出させるときには、傾斜部8がロッド棒支持金具2にガイドされるので、ロッド棒3の先端は扉1の方向に近づきながらスライドする。このため垂直にスライドしていた従来のロッド棒ではパッキンの厚みによる引っ掛かりが生じた場合にも、本発明ではロッド棒3は引っ掛かりなしに動き、扉1をキャビネットに締め付ける効果を得ることができる。
図2に示すようにロッド棒支持金具2の開口孔部4に樹脂部材10が取り付けられている。樹脂部材10は例えばポリエチレンからなり、普通硬度〜軟質硬度のものが好ましい。この実施形態では、図4、図5に示すように中央に水平スリットが入った断面コ字状の樹脂部材10が、ロッド棒支持金具2を挟み込むように取り付けてある。
樹脂部材10は施錠状態においてロッド棒3と接触しない扉側の部分に配置する。図3の平面図に示すように、この実施形態では直角状のスリットを持つ4角形の樹脂部材10をロッド棒支持金具2の角部11に嵌めこみ、開口孔部4の扉側を斜めに封鎖している。しかし樹脂部材10の形状及び取付方法は実施形態に限定されるものではなく、各種の変形が可能であることはいうまでもない。
このような樹脂部材10は図4に示す施錠状態においてはロッド棒3と接触せず、ロッド棒3はロッド棒支持金具2と直接接触し、メタルタッチによる強固な施錠が可能であるとともに、ロッド棒3から受ける力によって樹脂部材10が割れることもない。しかも図5に示す非施錠状態においては樹脂部材10がロッド棒3と接触するため、騒音発生をより確実に防止することができる。
なお、施錠状態において、ロッド棒3のロッド棒支持金具2と係合する部分を傾斜部とすると、ロッド棒3とロッド棒支持金具2が押し合った場合、ロッド棒3にハンドルを戻す向きに力が加わり、開錠してしまう恐れがある。したがって、施錠状態において、ロッド棒3のロッド棒支持金具2と係合する部分は垂直部とし、ロッド棒3とロッド棒支持金具2が押し合っても、ロッド棒3にハンドルを戻す向きに力が加わることがないものとしている。
以上に説明したように本発明によれば、扉を開いた非施錠状態においてロッド棒3とロッド棒支持金具2の開口孔部4との間のクリアランスが小さくなるので、ロッド棒3が開口孔部4内でがたつかず騒音を軽減できる。さらに、樹脂部材10がロッド棒3と接触することにより、騒音発生をより確実に防止することができる。しかもロッド棒3の先端は扉1の方向に近づきながらスライドするため、パッキンの厚みによる引っ掛かりなしに動き、扉1をキャビネットに締め付ける効果を得ることができる。
扉を内側から見た斜視図である。 実施形態の要部斜視図である。 実施形態の要部平面図である。 実施形態の施錠状態を示す要部断面図である。 実施形態の非施錠状態を示す要部断面図である。
1 扉
2 ロッド棒支持金具
3 ロッド棒
4 開口孔部
5 リンク
6 キャビネット本体の枠
7 垂直部
8 傾斜部
9 ローラ
10 樹脂部材
11 ロッド棒支持金具2の角部

Claims (1)

  1. 扉内側面の上部・下部に固着したロッド棒支持金具の開口孔部に支持させたロッド棒を、扉面に取り付けたハンドルの操作により上下動させて施錠する扉施錠装置において、ロッド棒先端部のうち、施錠状態においてロッド棒支持金具と係合する部分を垂直部とし、非施錠状態においてロッド棒支持金具と係合する部分を扉方向への傾斜部とすることにより、非施錠状態におけるロッド棒と前記の開口孔部との間のクリアランスを小さくし、かつ、ロッド棒支持金具の開口孔部の、施錠状態においてロッド棒と接触しない扉側部分に、樹脂部材を設けたことを特徴とする扉施錠装置。
JP2005139271A 2005-05-12 2005-05-12 扉施錠装置 Active JP4693100B2 (ja)

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JPS5821647U (ja) * 1981-08-04 1983-02-10 三和シヤツタ−工業株式会社 シヤツタ−の錠装置

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