JP3987996B2 - 引き戸のローラーラッチ機構 - Google Patents

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Description

引戸が閉じきるのを助ける金具に関する。
開き扉では扉を自閉させる為の金具にドアクローザがある。
開き扉を閉扉状態に繋止させるには錠のラッチボルトがある。
開き扉ではラッチボルトを設けないと風圧で扉が勝手に開いてしまう。
開き扉を開閉する為の力は、丁番軸を軸に回転させる為に弱い力で済むが、引戸を開閉させる為にはそれに比べると大きい力を要する。
引戸を自閉させる為の引戸クローザも存在するが、あまり使われていない。
引戸を閉扉位置に繋止させる為の鎌状をした金具も有るが、それには戸を閉じる力は無い。
他に引戸を閉じる方法として、戸車が載るレールの戸先側が下になるように勾配をつけたものがあるが、勾配を急にすると閉扉力は大きくなるが開扉にあたって大きい力が必要となる。
また、マグネットを使って戸を閉扉状態に繋止させる方法があるが、これは戸を閉じる為に引き寄せるストロークは小さく、開扉時は重くなる。
引戸を閉じる金具や繋止する金具、施錠する金具は多くの種類が見られるが、引戸が閉じきるのを助ける金具はあまり見られない。
引戸は、戸を閉じた時に戸先が枠に当った時の反発で戻り、少し開いてしまう事がよくある。引戸が閉じきるのを助ける事は、この反発の防止も併せて解決しなければならない。
従来の多くの技術は、引戸に設けると引戸の開扉が重くなる問題がある。
特開2003−314136
引戸に於いて戸が閉じきるのを助け、戸を閉じた時の反発で戸が勝手に開くのを防止し、引戸を閉じた状態で繋止する金具で、引戸を開ける時に重くならず、閉じる時と同じ強さで戸を開く事のできる金具を作る事が課題である。
引戸は閉じた状態で強い風に当っても風圧で開く事はない。
その為に開き扉に比べて閉扉位置での繋止力は小さくて良い。
その事を前提にして課題を満たすローラーラッチ機構を考えた。
請求項1記載のローラーラッチ機構を図1、2に基づいて説明する。
引戸の戸先上部(12)に、ローラーバネ(5)でローラーシャフト(6)の先に取り付けたローラー(4)を上方に押し上げ、ローラーを下方に引っ張って引っ込める為の連結シャフト(7)を設けたローラーケース(3)を取り付ける。上枠にはローラーを受けるローラーガイド(1)を取り付け、ローラーガイドの戸先側で、戸が閉じきる近くから閉じきるまでの間の、ローラーが接する部分にテーパー角度(2)を設ける。
テーパー角度の向きは、ローラーが戸先側に移動する方向とする。
図2Aが引戸が閉じきった状態を示す。戸が閉じきる間近にローラー(4)がローラーガイド(1)のテーパー角度(2)のついた位置に来ると、ローラーバネ(5)とテーパー角度(2)の効果でローラー(4)を戸先側へ移動させる力が生ずる。
それが引戸を閉じきるのを助ける力となる。
引戸を勢いよく閉じると戸は戸先枠と反発して戻り、少し開いてしまう事がよくある。そのような場合でもローラーバネ(5)とテーパー角度(2)の効果で、再度自動的に戸を閉じきる事ができる。
従来の考え方では、この引戸を開けようとするとローラーバネとテーパー角度が仇となり、重くなるのが普通であった。本発明の機構が戸を開ける時に重くならない仕組みを図2Bに基づいて説明する。
ローラーケースの下方で、操作し易い高さに取り付けた取手カムケース(8)に組み付けた取手(9)を、引戸を開ける方向に引くか回す事で、取手カム(13)が連結シャフト(7)を下方に引っ張り、連結シャフトで連結したローラーを下方に引っ張り、ローラーを下方に引っ込める事でローラーはローラーガイドに接しなくなる。
ローラーがローラーガイドに接しない事で、戸を開ける時のローラーガイドの抵抗は何も無く、軽い力で戸を開ける事ができる。
請求項1記載の機構では、取手を操作せずに戸を強く開けると戸は開いてしまう。戸を強く開けても戸が開かず、取手を操作しないと戸が開かなくしたのが請求項2記載の機構である。
請求項2記載の機構を図3に基づいて説明する。
ローラーガイド(1)の、戸が閉じきった時にローラー(4)が接する部分を受け穴(18)とする事で、受け穴に入ったローラーは戸を開けようとしても受け穴から出られず、強い力で戸を閉じた状態で繋止する。
引戸を閉じる時、戸先が戸先枠に反発して戻り、少し開いてしまう事がある。
その為に引戸を閉じる時は、閉じ終えても1〜2秒程度閉じ続け、戸の反発が消えてから戸から手を離す事が多い。
戸先の反発に対応する為に、戸車のレールの戸先側を下げたものや、戸先が閉じた時にマグネットで押さえる方法がある。
しかし、これらの方法では引戸を開ける時にその仕組み分重くなる。
本発明のローラーラッチ機構を引戸に利用する事で、引戸を閉じた時の反発を防止できるだけでなく、引戸を閉じきるのを助ける事もできる。
また、閉じている引戸を開く時もローラーラッチ機構は何ら抵抗とならず、軽い力で戸を開ける事ができる。
発明のローラーラッチ機構は、引戸の全ストロークを自閉させるものではない。
引戸を施錠するものでもない。
引戸が閉じきるのを助ける事と、閉じた時に戸が枠に反発して開いてしまうのを防止するものである。そして閉じた戸を繋止するものである。
そのような機構を持ちながら、引戸を開ける時の抵抗とならず、引戸を軽い力で開ける為の道具である。
発明の引戸のローラーラッチ機構は、引戸クローザや引戸錠の他に戸に設けるもので、それらと合わせて使用するものである。
ローラーラッチ機構を持つ引戸は閉じ易く、開け易い引戸となる。
取手から手を離すとローラーは上方に突き出るが、ローラーガイドのテーパー角度の無い位置では引戸の開閉にほとんど抵抗とならず、戸を閉じる時に、閉じきる近くから自動的に戸が閉じる方向に力を発生させる。
請求項1記載のローラーラッチ機構を設けた引戸の戸先斜視図である。 A.図1のAA断面で、引戸を閉じきる仕組みを示す。 B.取手を引き、ローラーを引っ込めた状態を示す。 請求項2記載の機構で、受け穴に入ったローラーが引戸を強力に繋止する状態を示す。
符号の説明
1 ローラーガイド
2 テーパー角度
3 ローラーケース
4 ローラー
5 ローラーバネ
6 ローラーシャフト
7 連結シャフト
8 取手カムケース
9 取手
10 取手軸
11 取手化粧座
12 戸先上部
13 取手カム
14 戸先枠
15 戸先
16 引戸
17 引戸上端位置
18 受け穴

Claims (2)

  1. 引戸の戸先上部に、ローラーバネ(5)で常時上方に押し上がるローラー(4)を設けたローラーケース(3)を取り付け、上枠にローラーの通るローラーガイド(1)を取り付け、ローラーガイドの戸先側で、戸が閉じきる間近から戸が閉じきるまでの間に、ローラーを戸先側に移動させる為のテーパー角度(2)を、ローラーが接する部分に設け、引戸を閉じる時に戸が閉じきるのを助けると同時に、引き戸が閉じた時の反発で戸が開くのを防止する機構であって、引戸を開くときは、連結シャフト(7)を介して下方の操作し易い位置に取り付けた取手(9)を引くか回す事で、ローラーが引っ込んでローラーケースに納まり、ローラーがローラーガイドに接しなくなる事で、引戸を開ける時に重くならない事を特徴とする引戸のローラーラッチ機構。
  2. ローラーガイド(1)の、引戸が閉じきった時点でローラー(4)が接する部分に受け穴(18)を設ける事で、引戸を閉じた時の戸の繋止力を高めた請求項1記載のローラーラッチ機構。
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