JP4691398B2 - 射精促進装置 - Google Patents
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Description
例えば、実用新案登録第3076627号には、円筒状の容器本体内に、内部に深い凹部空間を有するゲル状の合成樹脂製(スチレン系熱可塑性エラストマー)の内装材を設け、当該内装材の内側には凹部空間へ突出した複数の小突起及び、襞状部を設けると共に、上記内装材の周囲を覆う状態に、ウレタン樹脂からなる外装材を設けた精子採取器が提案されている。
この射精促進装置(精子採取装置)は、上下端面が平坦な円筒状の容器本体の一端を開口し、この開口から容器内部に、内装材の周囲を覆うように外装材を組み付けた組付け体を挿入し、容器開口側に位置する内装材の挿入口を円盤状のスポンジ蓋によって塞いでから、該容器開口をキャップによって封止している。スポンジ蓋の中央部には十字状の切り込みを設けておき、この切り込みを内装材の挿入口と連通させることによって、スポンジ蓋を経由して内装材内部にペニスを挿入できるようにしている。
特に、容器本体の外形が全長に亘って均一径の円筒体であるため、人間の握力によって内径方向へ圧縮して弾性変形させることが容易でないため、容器本体を掌によって把持してペニスを容器本体内(内装材の凹部空間内)に挿入して摺擦を行いつつ採取作業を実施する際に、容器本体を握力によって加圧変形させることによってペニスに加わる圧力を調整することが困難であった。
また、内装材の凹部空間はその挿入口以外は密閉されているため、該挿入口からペニスを挿入した際に、内装材内壁とペニスとの間に空間が形成され、両者間の密着度が低下し易くなる。特に、最も敏感なペニス先端と凹部空間の奥部との間に空気が溜まりやすいため、如何に強く摺擦作業を繰り返したとしても溜まった空気を抜気することができず、射精のための十分な刺激が発生しないという問題を生じていた。仮に、容器本体を強く握って抜気を試みたとしても、全長に亘って同径(即ち円筒形)の容器本体内壁と内部の内装材との間には2cm近くの距離があるため、十分、且つ適度な圧力を加えることができず、ペニスに苦痛を与えることなく抜気することは不可能であった。
また、内装材を構成するエラストマーは高価であるため、内装材の肉厚を薄くして材料費を低減することがトータルのコストダウンに有効ではあるが、内装材の肉厚を薄くするとペニスの挿入時、及び摺擦操作中に内装材が挫屈し易くなり、使用不能に陥ることがある。
また、エラストマーから成る内装材の凹部空間内壁とペニスとの潤滑性を高めるために凹部空間内には潤滑液(ローション)が適量充填されるが、この採取装置を運搬したり、保管、陳列する場合に円筒状容器本体のキャップ側を下向きにして立設しておくと、内装材の挿入口側が常時下向きになるため、挿入口、スポンジ蓋の切り込みを経由して多量の潤滑液が容器本体の開口側、キャップの内部に溜まった状態にある。この状態でキャップを外すと、潤滑液が容器開口から外部にあふれ出て容器外面に垂れたり、手や衣服に付着して不快感を催したり、実使用時に内装材の凹部空所内の潤滑液量が不足するという事態をもたらす。
このような不具合に対処するため、上記の如き構成の採取装置にあっては、容器本体の開口部とは反対側の底部を下向きにして容器を立設して保管、陳列する必要があるが、そのように開口部を上向きにして立設すると、潤滑液が内装材の凹部空所の内底部(奥部)のみに溜まった状態となるため、使用に際して凹部空所の入口(挿入口)、及び内壁の潤滑液が乾いた状態となり、ペニス挿入に対する障害となったり、ペニスと凹部空所内壁との摩擦抵抗の過剰な増大によって内装材を挫屈、変形させたり、ペニスを損傷させる原因となる。
また、従来、使用時に容器本体の開口部周縁がペニスの基部や、ペニス周辺の皮膚に繰り返し当接するため、これらの部位を痛めたり、不快感を与えるという不具合があった。
特に、容器本体の外形、径寸法に予め変化を付与することによって、外部からの加圧によって変形が容易な箇所を設け、当該変形容易箇所を使用者の握力によって弾性変形させることによって、内部のペニスに加わる圧力を調整して刺激を変化させることを他の目的としている。
更に、容器内のゲル状樹脂製コア部材内部にペニスを圧入した際にペニス先端とコア部材内奥部との間に空気が溜まることによって、その後の摺擦操作においてペニス先端とコア部材内壁との間の摺擦が不十分となって、勃起、射精のために必要な刺激が得られなくなるという不具合を解消するために、ペニス挿入時、及び摺擦時に遅滞なく抜気できるようにすることを他の目的としている。
更に、容器が全長に亘って同径の円筒形であるために、外装材の内部に配置された内装材がペニスの挿入時、摺擦時に、挫屈、変形し易くなり、挫屈を起こすと正常な使用が困難となるという不具合を解消することを他の目的としている。
更に、未使用状態にある採取装置を保管、陳列する際に、コア部材内部に充填されている潤滑液(ローション)がコア部材入口側に溜まるように、容器の開口側を下向きにして立設した場合においても、キャップ開放時にコア部材の挿入口から潤滑液が漏れ出すことがない射精促進装置を提供することを他の目的としている。
更に、使用時に容器本体の開口部周縁がペニスの基部や、ペニス周辺の皮膚に繰り返し当接することによる当接部位へのダメージや、不快感を与えるという不具合を無くすることを他の目的としている。
請求項2の発明は、請求項1において、前記コア部材の挿入空所の内径は、前記容器本体の中間部に設けた前記小径部に対応する部分が他の部位の内径よりも狭くなっていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1、又は2において、非円筒形の前記容器本体の外径は、前記開口部側端部よりも奥側端部の方が小径となっていることを特徴とする。
請求項4の発明は、長手方向一端面が開口した非円筒状の容器本体と、該容器本体の開口部に着脱して開閉するキャップと、から成る容器と、前記容器本体内に収容され、長手方向一端面の挿入口から内部に延びる挿入空所を有したゲル状樹脂製のコア部材と、前記コア部材と前記容器本体内壁との間に介在するスポンジ層と、を備えた射精促進装置において、非円筒状の前記容器の外形は、前記開口側端面が円形の平坦面であり、長手方向中間部に向けて側面幅が漸減して扁平化し、奥側端部の側面幅が最小となっており、前記コア部材は、その外周面に突出したリブを備え、前記スポンジ層は、前記リブを挟み込んで前記コア部材の挫屈を防止する挟圧部を備えていることを特徴とする。
請求項5の発明は、前記コア部材の先端部の適所に逆止弁として機能する抜気用の切り込み線を形成したことを特徴とする。
また、外部からの加圧によって変形が容易な箇所を設け、当該変形容易箇所を使用者の握力によって弾性変形できるようにしたので、内部のペニスに加わる圧力を調整して刺激を変化させることができる。また、コア部材内部に溜まりやすい空気を除去し易くなる。
また、コア部材先端部に逆止弁として機能する切り込み線を設けることにより、コア部材内部に溜まりやすい空気を、ペニス挿入時、及び摺擦時に遅滞なく抜気することが可能となる。
更に、容器の中間部が小径となっており、内部のコア部材が容器内部で移動、変形することを防止できるので、コア部材の挫屈を防止できる。
更に、未使用状態にある採取装置を保管、陳列する際に、コア部材内部に充填されている潤滑液(ローション)がコア部材入口側に溜まるように、容器の開口側を下向きにして立設することができるので、キャップ開放時にそのままペニスをスムーズに挿入することが可能となるばかりでなく、コア部材の挿入口から潤滑液が漏れ出すことがなくなる。
更に、使用時に容器本体の開口部周縁がペニスの基部や、ペニス周辺の皮膚に繰り返し当接することによる当接部位へのダメージや、不快感を与えるという不具合を無くすることができる。
図1(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る射精促進装置の外観斜視図、図2(a)及び(b)は当該射精促進装置の正面図、及び底面図、図3は縦断面図、図4(a)及び(b)は各構成要素の分解斜視図、及びコア部材の外観斜視図、図5は図3のA−A断面図である。
この射精促進装置1は、長手方向一端面が開口した非円筒状の容器本体3、及び容器本体3の開口部4に着脱してこれを開閉するキャップ5から成る容器2と、容器本体3内に収容され、長手方向一端面の挿入口11から内部に延びる挿入空所12を有したゲル状樹脂製のコア部材10と、コア部材10と容器本体内壁との間に介在するスポンジ層20と、を備えている。
更に、この射精促進装置1は、容器本体内底面に配置されるスポンジ部材(底部スポンジ層)30と、コア部材の挿入口11に添設されてこれを閉止する蓋板35と、コア部材10の挿入側端面に添設されると共に外周面にて容器本体内壁と密着することによりコア部材10の位置決め固定等の役割を果たすスポンジ蓋40と、を備えている。
容器本体3は、所要肉厚の樹脂材料から構成されており、長手方向両端部の外径よりも中間部3Mの外径が小さい非円筒体であると共に、同様の樹脂材料から成るキャップ5の上面5aは平坦な面上への定置に適した平坦面であり、開口部4と反対側の容器本体3の端部3aは定置に適さない円弧状面(球面)である。従って、キャップ5により閉止した容器本体3は、キャップ5の上面5aを下向きにして平坦な面上に立設させることが可能である。一方、容器本体の他端部3aを平坦な面上に安定して立設させることは困難であるので、未使用状態において潤滑液が挿入空所12の奥部に溜まって、入口側の潤滑液が枯渇するという不具合がなくなる。
コア部材10は、エラストマーのような粘性を有したゲル状の樹脂、或いはゲル状のゴム等から構成された袋状体であり、その挿入側端面には大径のフランジ13を備えると共に、小径の挿入口11の内部には挿入口よりも大径の挿入空所12が連通して形成されている。挿入空所12内には任意の配置にて突起、襞等が形成されている。挿入空所12内には潤滑液としてのローション等を適量予め充填しておく。
コア部材の挿入空所12の内径は、容器本体3の長手方向中間部に設けた小径部3Mに対応する部分12Mが他の部位の内径よりも狭くなっている。このため、ペニスを挿入口11から挿入空所12内に圧入した際は勿論、摺擦作業時にペニス先端がこの狭幅部を繰り返し通過することとなり、ペニスに対する圧力が変化し、その結果与える刺激を変化、増大させることができる。また、コア部材10の長手方向中間部が容器本体の小径部3Mにより常時押圧されているので、コア部材の保形力が高まり、ペニス圧入時、摺擦時のコア部材の挫屈が防止される。
更に、コア部材10の外周面には軸方向へ延びる板状のリブ14を一体的に形成する。リブ14は、周方向へ延びるリブであってもよい。
コア部材10の挿入口11に、挿入口11周縁のコア部材端面と密着して挿入口を開閉自在に閉止する蓋板35を配置して閉止することにより、挿入空所12内に充填された潤滑液が漏出しないようにしている。従って、キャップ5側を下向きにして容器2を立設させたとしても挿入口から潤滑液が漏出せずに、挿入空所12の挿入口側を十分に潤滑させた状態に保持することができる。また、蓋板35の存在により内部の潤滑液の乾燥による減少が防止される。スポンジ蓋40に潤滑液を含ませることによってもコア部材内部の乾燥が防止される。蓋板35はコア部材10の材質と同じゲル状樹脂から成るため、コア部材の挿入側端面に密着して挿入口11を密閉することができる一方で、ペニスを挿入する場合にはペニス先端によって挿入口内部に押し込まれて、その後の摺擦操作に対する障害となることがない。
コア部材のフランジ13面に添設するスポンジ蓋40には、ペニス挿入用の切り込み線41を形成しておくが、蓋板35を用いて挿入口11を外側から閉止する場合には、スポンジ蓋40の中心部に予め蓋板35を嵌合させる穴42を形成しておいてもよい。このようにすれば、スポンジ蓋40の内側面をフランジ13面に密着させることができ、スポンジ蓋によるコア部材の位置決め、固定力が高まる。また、蓋板35を固定する力が高まる。
更に、穴42内にスポンジ(ウレタンフォーム)から成る嵌合部材をはめ込んで穴42を蓋しておき、ペニス挿入時にこれを挿入空所内に押し込むようにしてもよい。この場合には、ペニス先端と挿入凹所内壁との間で嵌合部材が転動し、イレギュラーな刺激を与えることが可能となる。
また、コア部材10の挿入口側端面と、キャップ5との間に切り込み線41を有したスポンジ蓋40を介在させる場合、図3にも示すようにスポンジ蓋の一部を容器本体開口部端縁よりも外側に所定量(例えば、3mm〜5mm)突出させる。このように構成することにより、使用時に容器本体の開口部周縁がペニスの基部や、ペニス周辺の皮膚に繰り返し当接することによる当接部位へのダメージや、不快感を与えるという不具合を無くすることができる。
リブ14の本数が3個以上の場合には挟圧部21の個数もそれに応じて増大する。また、リブ14の形成方向が周方向、その他の方向である場合にも同様に挟圧部の形成方向を変更する。
スポンジ層20の肉厚をコア部材10の長手方向に沿って異ならせたり、周方向に異ならせたり、更にスポンジ層20の内面に突部を設ける等の工夫により、コア部材10に対する周面からの圧力を変化させて、ペニスに対する刺激を変化、増大させることが可能となる。
図3の断面図では、スポンジ層20をコア部材10の先端部にまで延在させることによってこれを被覆しているが、図4の例ではスポンジ層20によるカバー範囲をコア部材10の先端部を除いた部位に極限すると共に、コア部材の先端部に対しては別部材のスポンジ部材(底部スポンジ層)30を添設させるように構成している。
何れの例においても、コア部材先端部と容器本体内底面との間に弾性的に収縮するスポンジ材料が配置されているので、ペニス長の大小に対応することが可能となる。即ち、ペニス長が標準より短い場合にはコア部材先端側に位置するスポンジがコア部材先端を受けてコア部材先端形状のつぶれ変形を防止してペニス先端に対する摺擦力を維持する一方で、ペニス長が標準よりも長い場合にはコア部材先端側に位置するスポンジがペニス先端によって圧縮されて変形してコア部材先端とペニス先端との摺擦力を十分に維持することができる。
即ち、図6(a)(b)及び(c)は本発明の第2の実施形態に係る射精促進装置の構成を示す正面図、側面図、及び斜視図であり、図7はこの射精促進装置の縦断面図であり、図8は構成要素の分解斜視図である。
この実施形態に係る射精促進装置1が、前記第1の実施形態に係る射精促進装置と最も異なる点は、容器の形状にある。何れの実施形態の容器も非円筒状である点では共通しているが、本実施形態に係る容器は長手方向一端面の形状が円形である一方で、他端側へ向かうほど側面形状の幅が漸減してゆき、他端部の幅が最小となるように構成されている点が異なっている。
即ち、この射精促進装置1は、長手方向一端面が円形に開口した非円筒状の容器本体3、及び容器本体3の開口部4に着脱してこれを開閉するキャップ5から成る容器2と、容器本体3内に収容され、長手方向一端面の挿入口11から内部に延びる挿入空所12を有したゲル状樹脂製のコア部材10と、コア部材10と容器本体内壁との間に介在するスポンジ層20と、を備えている。
更に、射精促進装置1は、容器本体内底面に配置されるスポンジ部材(底部スポンジ層)30と、コア部材の挿入口11に添設されてこれを閉止する蓋板35と、コア部材10の挿入側端面に添設されると共に外周面に容器本体内的と密着することによりコア部材10の位置決め固定等の役割を果たすスポンジ蓋40と、を備えている。
この容器本体3の最大の特徴は、中間部3M、及び奥部3Rの幅が狭くなっており、しかも弾性変形が容易に構成されているため、容器本体を片手により把持しながらペニスの摺擦動作を実施する際に指により奥部3Rを好みの負荷にて加圧することが可能となる点である。このため、好みの刺激、圧迫感を任意のタイミングで付与することが可能となるばかりでなく、コア部材内壁とペニスとの間に空気が入っていたとしても指先でもみながら往復動させるので自然に空気を抜気させることができる。或いは、ペニスをコア部材内に挿入する以前に奥部3Rを指により圧迫しておくことによって空気が入り込む(残留する)余地を無くしてから挿入することが可能となる。
更に、ペニスに対する容器本体3の位置関係を90度回動させるだけで、ペニス先端(亀頭部)に対する奥部3Rの狭幅部が当接する位置を変化させることができる点も特徴的である。即ち、単なる円筒形の容器本体である場合と異なり、先端部がテーパー状に減幅しているため、装置全体の回転方向角度を変化させることにより、奥部3Rの幅狭部内壁がペニス先端を刺激する位置を変化させて、摺擦操作におけるバリエーションを確保することができる。
このタイプの射精促進装置は、老人、身障者等のように強い性的刺激に耐えられない使用者にとって、自分に適した任意の適度な刺激を作り出すことを可能とするのでその有用性が高いものとなる。つまり、刺激の強弱を調整して本人に適した満足感を得ることが可能となる。
更に、奥部3Rが弾性変形容易であることを利用して、コア部材内への射出後に奥部3Rを圧迫しながら精液を絞り出してコア部材の内奥部に溜めつつペニスを抜き取ることができ、清潔となる。
コア部材10は、第1の実施形態と同様にエラストマーのような粘性を有したゲル状の樹脂、或いはゲル状のゴム等から構成された袋状体であり、その挿入側端面には大径のフランジ13を備えると共に、小径の挿入口11の内部には挿入口よりも大径の挿入空所12が連通して形成されている。挿入空所12内には任意の配置にて突起、襞等が形成されている。挿入空所12内には潤滑液としてのローション等を適量予め充填しておく。
コア部材の挿入空所12の内径は、容器本体3の長手方向中間部に設けた小径部3Mに対応する部分12Mを他の部位の内径よりも狭くすることにより、第1の実施形態の場合と同様に、摺擦動作時のペニスに対する圧力を変化させ、その結果与える刺激を変化、増大させることができる。また、コア部材10の長手方向中間部が容器本体の小径部3Mにより常時押圧されているので、コア部材の保形力が高まり、ペニス圧入時、摺擦時のコア部材の挫屈が防止される点も同様である。
更に、コア部材10の外周面には軸方向へ延びる板状のリブ14を一体的に形成する。リブ14は、周方向へ延びるリブであってもよい。
コア部材10の先端部適所に、必要に応じて逆止弁として機能する抜気用の短い切り込み線15を切り込み形成しておく点も第1の実施形態の場合と同様である。
更に、穴42内にスポンジ(ウレタンフォーム)から成る嵌合部材をはめ込んで穴42を蓋しておき、ペニス挿入時にこれを挿入空所内に押し込むようにしてもよい。この場合には、ペニス先端と挿入凹所内壁との間で嵌合部材が転動し、イレギュラーな刺激を与えることが可能となる。
次に、スポンジ層20の構成は第1の実施形態と同様であり、コア部材外周に形成したリブ14を挟み込んでコア部材の挫屈を防止するための挟圧部21を備えている。
Claims (5)
- 長手方向一端面が開口した非円筒状の容器本体と、該容器本体の開口部に着脱して開閉するキャップと、から成る容器と、
前記容器本体内に収容され、長手方向一端面の挿入口から内部に延びる挿入空所を有したゲル状樹脂製のコア部材と、
前記コア部材と前記容器本体内壁との間に介在するスポンジ層と、
を備えた射精促進装置において、
前記容器本体は、長手方向両端部の外径よりも中間部の外径が小さい非円筒体であると共に、前記キャップの上面は定置に適した平坦面であり、前記開口部と反対側の容器本体端部は定置に適さない円弧状面であり、
前記コア部材は、その外周面に突出したリブを備え、
前記スポンジ層は、前記リブを挟み込んで前記コア部材の挫屈を防止する挟圧部を備えていることを特徴とする射精促進装置。 - 前記コア部材の挿入空所の内径は、前記容器本体の中間部に設けた前記小径部に対応する部分が他の部位の内径よりも狭くなっていることを特徴とする請求項1に記載の射精促進装置。
- 非円筒形の前記容器本体の外径は、前記開口部側端部よりも奥側端部の方が小径となっていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の射精促進装置。
- 長手方向一端面が開口した非円筒状の容器本体と、該容器本体の開口部に着脱して開閉するキャップと、から成る容器と、
前記容器本体内に収容され、長手方向一端面の挿入口から内部に延びる挿入空所を有したゲル状樹脂製のコア部材と、
前記コア部材と前記容器本体内壁との間に介在するスポンジ層と、
を備えた射精促進装置において、
非円筒状の前記容器の外形は、前記開口側端面が円形の平坦面であり、長手方向中間部に向けて側面幅が漸減して扁平化し、奥側端部の側面幅が最小となっており、
前記コア部材は、その外周面に突出したリブを備え、
前記スポンジ層は、前記リブを挟み込んで前記コア部材の挫屈を防止する挟圧部を備えていることを特徴とする射精促進装置。 - 前記コア部材の先端部の適所に逆止弁として機能する抜気用の切り込み線を形成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の射精促進装置。
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