JP3076183U - 精液採取器 - Google Patents

精液採取器

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JP3076183U
JP3076183U JP2000006500U JP2000006500U JP3076183U JP 3076183 U JP3076183 U JP 3076183U JP 2000006500 U JP2000006500 U JP 2000006500U JP 2000006500 U JP2000006500 U JP 2000006500U JP 3076183 U JP3076183 U JP 3076183U
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JP
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sponge body
cylindrical
outer shell
disc
insertion hole
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JP2000006500U
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English (en)
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三夫 伊藤
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三夫 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 持ち歩くことができて、素早く効果的に精液
を採取することかができる精液採取器を提供する。 【解決手段】 上端に鍔4を備え且つ陰茎を没入可能な
挿通孔3aを有し、その挿通孔3a表面に凹凸6を配し
た高柔軟樹脂製の円筒体3を、中央縦に筒孔5cを設け
た肉厚筒状スポンジ体5内に装填し、そのスポンジ体5
の下端部5bには円板形スポンジ体7を当ててその開口
部を塞ぐ。その円板形スポンジ体7を含むスポンジ体5
の下部全体を外側から空気孔12群を設けた樹脂シート
11で包み、そのスポンジ体5全体を円筒形外殻体1内
に装填する。そして、円筒体3の上端部に潤滑ゼリー状
物10を配してその上から中央部に切れ目9を入れた円
板形スポンジ体8を外殻体1内に充填されるように被
せ、その外殻体1の上端口1aにキャップ2を被着す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、精液を採取するための器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、施設介護の現場においては、介護される人の性的処理が大きな問題とな っている。 たとえ病気や事故などで身体の自由が奪われても人間が生きている限り性的処 理は避けられない重要な問題である。 人間はだれでもが生きる喜びとしての性的な欲求を充足させることを施設とい う檻の中でも妨害抑圧されるものではない。 現在の老人、病人、身障者の介護において、医学者、福祉関係などからは真剣 に考えられた具体的な方法が全く示されていない。
【0003】 そして、これまでは見てはいけないものとして、プライバシー保護の下に隠さ れてきた。 しかしこの処理を否定したり抑制することは、身体の不自由な人に対して人間 性を否定することにもなり、またハンディを抱えて生きている人の生活意欲を喪 失させることにもなりかねない。 さらに、捌け口を失った欲求は、ともすると、人間関係のトラブルに発展し得 ることが専門家の各種会合の場で報告されている。
【0004】 この対応については、実際の介護現場では看護者の配慮に任されており、例え ば性的ビデオを見させるなどの工夫がなされている。 しかし、その性的処理は、本人周囲の者からすれば気づかれないように、また できるだけ早くなされることが求められ、また本人の羞恥心からも短時間ででき るような方法が求められていた。 そして、その処理具についても、簡単に隠すことのできる程度に小さいものが あれば周囲の人に気づかれずに処理できるのではないかとの要望があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、周囲に目立たないようにポケッ トなどに入れて持ち歩くことができ、素早く効果的に精液を採取することかがで きる精液採取器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、上端に鍔4を備え且つ陰茎を没入可能 な挿通孔3aを有し、その挿通孔3a表面に凹凸6を配した高柔軟樹脂製の円筒 体3を、中央縦にその円筒体3が挿入可能な大きさの筒孔5cを設けた肉厚筒状 スポンジ体5内に装填し、そのスポンジ体5の下端部5bには円板形スポンジ体 7を当ててその開口部を塞ぐ。
【0007】 そして、その円板形スポンジ体7を含む前記スポンジ体5の下部全体を外側か ら空気孔12群を設けた樹脂シート11で包み、その辺縁部11aを前記スポン ジ体5の外周面に接着材13で付着する。
【0008】 また、そのスポンジ体5全体を円筒形外殻体1内にその上下両端部5a、5b がその外殻体1の上下両端口1a、1bから陥没状態になるように装填する。
【0009】 そして、前記円筒体3の上端部に潤滑ゼリー状物10を配してその上から中央 部に切れ目9を入れた円板形スポンジ体8を外殻体1内に充填されるように被せ 、その外殻体1の上端口1aにキャップ2を被着して成る精液採取器である。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の精液採取器の実施の形態を図の実施例に基づいて以下説明する。 本考案は、図1及び図2に示すように、上端に鍔4を備え且つ陰茎を没入可能 な挿通孔3aを有し、その挿通孔3a表面に凹凸6を配した高柔軟樹脂製の円筒 体3を、中央縦にその円筒体3が挿入可能な大きさの筒孔5cを設けた発泡ウレ タンなどの柔らかな発泡樹脂製の肉厚筒状スポンジ体5内に装填し、そのスポン ジ体5の下端部5bには発泡樹脂製の円板形スポンジ体7を当ててその開口部を 塞ぐ。 前記円筒体3の高柔軟樹脂材としては、セプトンと流動パラフィンを原料とし た高柔軟性を有する樹脂材から形成されたものが使用できる。
【0011】 そして、その円板形スポンジ体7を含む前記スポンジ体5の下部全体を外側か ら空気孔12群を設けたビニール製の樹脂シート11で包み、その辺縁部11a を前記スポンジ体5の外周面に接着材13で点付け付着する。
【0012】 また、腰の強いボール紙製の円筒形外殻体1内にスポンジ体5の上下両端部5 a、5bがその外殻体1の上下両端口1a、1bから陥没状態になるように装填 する。
【0013】 そして、前記円筒体3の上端部に潤滑ゼリー状物10を配してその上から中央 部に十字形の切れ目9を入れた発泡樹脂製の円板形スポンジ体8を外殻体1内に 充填されるように被せ、その外殻体1の上端口1aにキャップ2を被着する。
【0014】
【考案の作用並びに効果】
本考案は以上のようであり、コンパクトなのでポケットなどに入れて周囲に気 づかれずに持ち歩くことができる。 そして、使用に際しては、キャップ2を外し、陰茎が円板形スポンジ体8の切 れ目9を開き潤滑ゼリー状物10により滑らかに円筒体3内に挿入できる。その 際その円筒体3が高柔軟性を有するで奥まで滑らかに挿入できる。 そして、円筒体3の筒内にある凹凸6が強い刺激となって、射精を早める。そ して、素早く効果的に精液を採取することができるようになった。 また、陰茎の往復運動による円筒体3の筒内の減圧及び加圧の変化を樹脂シー ト11の空気孔12群が空気の通過によって弱めることでよりスムーズに往復運 動を行うことが可能となる。
【0015】 即ち、本発明の精液採取器により素早く効果的に性処理できるので本人及び周 囲の人の抵抗感が減少し、そして、器具で性的な処理をするものではあるが、た とえ精神的なものは充分とはいえなくても、生理的には精液が採取されれば動物 的な性欲は開放されものであり、そのことによって得られる精神的安定は本人に とっては生活上極めて大切なことであり、またそのことによって周囲の人の安心 感が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図。
【図2】本考案の縦断側面図。
【符号の説明】
1 円筒形外殻体 1a 外殻体の上端口 1b 外殻体の下端口 2 キャップ 3 円筒体 3a 円筒体の挿通孔 4 鍔 5 スポンジ体 5a スポンジ体の上端部 5b スポンジ体の下端部 5c スポンジ体の筒孔 6 凹凸 7 円板形スポンジ体 8 円板形スポンジ体 9 切れ目 10 ゼリー状物 11 樹脂シート 11a 樹脂シートの辺縁部 12 空気孔 13 接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に鍔(4)を備え且つ陰茎を没入可
    能な挿通孔(3a)を有し、その挿通孔(3a)表面に
    凹凸(6)を配した高柔軟樹脂製の円筒体(3)を、中
    央縦にその円筒体(3)が挿入可能な大きさの筒孔(5
    c)を設けた肉厚筒状スポンジ体(5)内に装填し、そ
    のスポンジ体(5)の下端部(5b)には円板形スポン
    ジ体(7)を当ててその開口部を塞ぎ、その円板形スポ
    ンジ体(7)を含む前記スポンジ体(5)の下部全体を
    外側から空気孔(12)群を設けた樹脂シート(11)
    で包み、その辺縁部(11a)を前記スポンジ体(5)
    の外周面に接着材(13)で付着し、そのスポンジ体
    (5)全体を円筒形外殻体(1)内にその上下両端(5
    a)、(5b)がその外殻体(1)の上下両端口(1
    a)、(1b)から陥没状態になるように装填し、前記
    円筒体(3)の上端部に潤滑ゼリー状物(10)を配し
    てその上から中央部に切れ目(9)を入れた円板形スポ
    ンジ体(8)を外殻体(1)内に充填されるように被
    せ、その外殻体(1)の上端口(1a)にキャップ
    (2)を被着して成る精液採取器。
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