JP3016874U - 精子採取器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 男性の自慰行為は、男性にとって極く自然の
生理の営みであるが、本考案は、円滑且つ衛生的にこれ
を行うための器具を提供する。 【構成】 弾辱材質の円筒体１の長手方向中心に有底の
ペニス挿入穴２を穿設し、その挿入穴２の開口部は花弁
型切開溝３を以て構成し、前記弾辱材質の円筒体１の天
端面１ａを除く全体を該円筒体１と伸縮率が略等しい合
成樹脂製袋４で包被して成る処理具本体Ａに、ゼリ−６
を密封した包袋Ｂを添付したことを特徴とする自慰処理
具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、男性の自慰行為を円滑且つ衛生的に補助する自慰処理具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

これまでにペニス挿入穴を設けた弾辱材質をカップ容器に詰め入れ、ゼリ−を 添えて成る精子採取器なるものが提供されている（実開平５−３５１１０）。 ところがこの器具には、ペニスに圧迫を加える手作業がカップ容器の外側から なされるため思うようにいかないこと、局部に当てずらいこと、携帯に不便なこ と、などの難点があるため、何度か使われると敬遠される向きがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、従来のかかる実情に鑑みてなされたもので、上記各難点を克服し、 円滑且つ衛生的に使用でき、携帯にも便利な自慰処理具を提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記目的を達成するため、弾辱材質の円筒体１の長手方向中心に有 底のペニス挿入穴２を穿設し、その挿入穴２の開口部は切開溝３を以て構成しす る。 そして、前記弾辱材質の円筒体１の天端面１ａを除く全体を、該円筒体１と伸 縮率が略等しい合成樹脂製袋４で包被して処理具本体Ａを構成する。合成樹脂製 袋４の材質として塩化ビニ−ルが望ましい。 そしてさらに、この処理具本体Ａに相当量のゼリ−６を密封した包袋Ｂを添付 して自慰処理具を完成する。 また、上記構成において、切開溝３が花弁型を成す自慰処理具である。 さらにまた、上記各構成において、合成樹脂製袋（４）と円筒体（１）とが、 接着剤を介して班点状に繋がっている請求項１乃至３のうちいずれか一項記載の 自慰処理具。

【０００５】

【考案の作用並びに効果】

これを使用するには、図１、図２の状態で、ゼリ−６を密封した包袋Ｂを開封 して、円筒体１の切開溝３からにペニス挿入穴２へゼリ−６を注ぎ込み穴２内を 湿潤させる。そして円筒体１を握り、その天端面１ａ側から局部に当てがうよう にして、切開溝３よりペニスを押入れる。切開溝３を押入ることでペニス特に亀 頭部に特別な快感刺激が得られる。 そうして、合成樹脂製袋４の外側から円筒体１に適当な圧迫を加えると、ペニ スは柔軟に圧迫され、ゼリ−６の潤滑作用により心地よくそしてやや鈍い刺激が 得られ、膣挿入感を持続的に楽しむことができる。この際、手指の動作の加減で 射精を自在にコントロ−ルすることができる。 円筒体１は全体が合成樹脂製袋４で包被して成るから、浸潤させてあるゼリ− ６の発散を防止するとともに圧迫による外部への漏出もない。使用後はそのまま 廃棄すれば衛生的である。 図３に示すように圧縮状態にしてケ−スに格納できるから携帯に至便である。

【０００６】

【実施例】

ウレタンフォ−ムの円筒体１の長手方向中心に有底のペニス挿入穴２を穿設し 、その挿入穴２の開口部は花弁型切開溝３を以て構成する。実際の製作にあって は、上記加工を施した半円筒型を合体させて円筒体１を構成することが製作上容 易であろう。 そして、前記円筒体１の天端面１ａを除く全体を、該円筒体１と伸縮率が略等 しい塩化ビニ−ル製袋４で包被して、両者の接触面の所々を接着剤を介して班点 状に繋げて処理具本体Ａを構成する。 そしてさらに、この処理具本体Ａに相当量のゼリ−６を密封した包袋Ｂを添付 して本考案の自慰処理具を完成する。

【提出日】平成７年４月５日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、男性の自慰行為を円滑且つ衛生的に補助する精子採取器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

これまでにペニス挿入穴を設けた弾辱材質をカップ容器に詰め入れ、ゼリーを 添えて成る精子採取器なるものが提供されている（実開平５−３５１１０）。 ところがこの器具には、ペニスに圧迫を加える手作業がカップ容器の外側から なされるため思うようにいかないこと、局部に当てずらいこと、携帯に不便なこ と、などの難点があるため、何度か使われると敬遠される向きがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、従来のかかる実情に鑑みてなされたもので、上記各難点を克服し、 円滑且つ衛生的に使用でき、携帯にも便利な精子採取器を提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記目的を達成するため、弾辱材質の円筒体１の長手方向中心に有 底のペニス挿入穴２を穿設し、その挿入穴２の開口部は切開溝３を以て構成しす る。 そして、前記弾辱材質の円筒体１の天端面１ａを除く全体を、該円筒体１と伸 縮率が略等しい合成樹脂製袋４で包被して処理具本体Ａを構成する。合成樹脂製 袋４の材質として塩化ビニールが望ましい。 そしてさらに、この処理具本体Ａに相当量のゼリー６を密封した包袋Ｂを添付 して自慰処理具を完成する。 また、上記構成において、切開溝３が花弁型を成す精子採取器である。 さらにまた、上記各構成において、合成樹脂製袋４と円筒体１とが、接着剤を 介して班点状に繋がっているものである。

【０００５】

【考案の作用並びに効果】

これを使用するには、図１、図２の状態で、ゼリー６を密封した包袋Ｂを開封 して、円筒体１の切開溝３からにペニス挿入穴２へゼリー６を注ぎ込み穴２内を 湿潤させる。そして円筒体１を握り、その天端面１ａ側から局部に当てがうよう にして、切開溝３よりペニスを押入れる。切開溝３を押入ることでペニス特に亀 頭部に特別な快感刺激が得られる。 そうして、合成樹脂製袋４の外側から円筒体１に適当な圧迫を加えると、ペニ スは柔軟に圧迫され、ゼリー６の潤滑作用により心地よくそしてやや鈍い刺激が 得られ、膣挿入感を持続的に楽しむことができる。この際、手指の動作の加減で 射精を自在にコントロールすることができる。 円筒体１は全体が合成樹脂製袋４で包被して成るから、浸潤させてあるゼリー ６の発散を防止するとともに圧迫による外部への漏出もない。使用後はそのまま 廃棄すれば衛生的である。 図３に示すように圧縮状態にしてケースに格納できるから携帯に至便である。

【０００６】

【実施例】

ウレタンフォームの円筒体１の長手方向中心に有底のペニス挿入穴２を穿設し 、その挿入穴２の開口部は花弁型切開溝３を以て構成する。実際の製作にあって は、上記加工を施した半円筒型を合体させて円筒体１を構成することが製作上容 易であろう。 そして、前記円筒体１の天端面１ａを除く全体を、該円筒体１と伸縮率が略等 しい塩化ビニール製袋４で包被して、両者の接触面の所々を接着剤を介して班点 状に繋げて処理具本体Ａを構成する。 そしてさらに、この処理具本体Ａに相当量のゼリー６を密封した包袋Ｂを添付 して本考案の精子採取器を完成する。

【図面の簡単な説明】

【図１】斜視図

【図２】縦断側面図

【図３】ケ−スに収納した状態の斜視図

【符号の説明】

１ 弾辱材質の円筒体 １ａ 円筒体の天端面 ２ ペニス挿入穴 ３ 花弁型切開溝 ４ 合成樹脂製袋 ６ ゼリ−

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成７年４月５日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 精子採取器

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】斜視図

【図２】縦断側面図

【図３】ケースに収納した状態の斜視図

【符号の説明】 １ 弾辱材質の円筒体 １ａ 円筒体の天端面 ２ ペニス挿入穴 ３ 花弁型切開溝 ４ 合成樹脂製袋 ６ ゼリー

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 弾辱材質の円筒体（１）の長手方向中心
   に有底のペニス挿入穴（２）を穿設し、その挿入穴
   （２）の開口部は切開溝（３）を以て構成し、前記弾辱
   材質の円筒体（１）の天端面（１ａ）を除く全体を該円
   筒体（１）と伸縮率が略等しい合成樹脂製袋（４）で包
   被して成る処理具本体Ａに、ゼリ−（６）を密封した包
   袋Ｂを添付したことを特徴とする自慰処理具。
2. 【請求項２】 切開溝（３）が花弁型を成す請求項１の
   自慰処理具。
3. 【請求項３】 合成樹脂製袋（４）の材質が塩化ビニ−
   ルである請求項１又は２記載の自慰処理具。
4. 【請求項４】 合成樹脂製袋（４）と円筒体（１）と
   が、接着剤を介して班点状に繋がっている請求項１乃至
   ３のうちいずれか一項記載の自慰処理具。