JP4691142B2 - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の失火検出装置に関し、特に機関回転速度を示す回転速度パラメータに基づいて失火の有無を判定するものに関する。
特許文献1には、回転速度パラメータに基づいて失火判定を行う失火検出装置が示されている。この装置では、判定の対象となる気筒のピストンが上死点近傍に位置するときに検出される基準回転速度パラメータと、所定クランク角度(6度)毎に検出される回転速度パラメータとの偏差を積算して算出される積算値が判定パラメータとして使用され、判定パラメータと判定閾値との比較結果から失火の有無が判定される。
特開2007−198368号公報
特許文献1に示された装置では、例えば機関の加速時あるいは減速時における回転速度パラメータの増減を相殺するために、機関の1運転サイクルの期間における回転速度パラメータの変化量に応じたフィルタ処理(720度フィルタ処理)が検出回転速度パラメータについて行われる。この720度フィルタ処理によれば、TDC周期(機関の何れかの気筒のピストンが圧縮上死点に位置するタイミングの周期、例えば6気筒機関ではクランク角度120度に相当する)に比べて十分に長い期間における回転速度パラメータの変化を相殺することができる。
しかしながら、気筒間で燃焼トルクに差異が発生し易い運転状態(例えば機関の冷間始動直後の運転状態)では、720度フィルタ処理後の回転速度パラメータに基づいて判定パラメータを算出すると、突発的に発生する不整燃焼(失火はしていないが筒内圧が十分に高くならず、したがって発生トルクが小さくなる燃焼状態)と、失火とを区別して判定することができないという課題があった。
図8(a)は、上記不整燃焼と、失火とがランダムに発生している状態において、従来の手法で算出された判定パラメータMFPARAMの推移を示す図であり、黒丸が失火したときの値を示し、白丸が不整燃焼が発生したときの値を示す。この図から、従来の手法では、失火と不整燃焼とを区別して判定することが困難であることが確認できる。
不整燃焼の場合には、排気中の炭化水素量の増加は少量であるが、失火の場合には炭化水素量が大幅に増加するため、両者を区別して判定することは重要である。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、不整燃焼と区別して失火を正確に検出することができる内燃機関の失火検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項に記載の発明は、内燃機関の回転速度を示す回転速度パラメータ(OMG)を検出する回転速度パラメータ検出手段を備え、検出される回転速度パラメータ(OMG)に基づいて前記機関の失火を検出する内燃機関の失火検出装置において、所定クランク角度(Dθ)毎に検出される前記回転速度パラメータ(OMG)のクランク角度720度の間における平均変化量(DELTAOMGTDCA/4π)及び前記機関の可動部品の慣性力に起因する慣性速度変化成分(OMGI)を算出し、該平均変化量及び慣性速度変化成分に応じて前記回転速度パラメータ(OMG)を前記所定クランク角度(Dθ)毎に補正することにより、第1補正回転速度パラメータ(OMGMA)を算出する第1補正手段と、前記慣性速度変化成分(OMGI)を算出し、該慣性速度変化成分に応じて前記回転速度パラメータ(OMG)を前記所定クランク角度(Dθ)毎に補正することにより、第2補正回転速度パラメータ(OMGMC)を算出する第2補正手段と、失火判定の対象となる気筒のピストンが圧縮上死点近傍にあるときに検出される前記回転速度パラメータに対応する第1補正回転速度パラメータ(OMGMATDC)と、前記第1補正回転速度パラメータ(OMGMA)との偏差(OMGREFA)に応じて第1相対速度パラメータ(OMGREFA,OMGREFMA)を前記所定クランク角度(Dθ)毎に算出する第1相対速度パラメータ算出手段と、失火判定の対象となる気筒のピストンが圧縮上死点近傍にあるときに検出される前記回転速度パラメータに対応する第2補正回転速度パラメータ(OMGMCTDC)と、前記第2補正回転速度パラメータ(OMGMC)との偏差(OMGREFC)に応じて第2相対速度パラメータ(OMGREFC,OMGREFMC)を前記所定クランク角度(Dθ)毎に算出する第2相対速度パラメータ算出手段と、前記第1相対速度パラメータ(OMGREFA,OMGREFMA)をクランク角度720/N(Nは前記機関の気筒数)度の期間に亘って積算することにより第1判定パラメータ(MFPARAMA)を算出する第1判定パラメータ算出手段と、前記第2相対速度パラメータ(OMGREFC,OMGREMC)をクランク角度720/N度の期間に亘って積算することにより第2判定パラメータ(MFPARAMC)を算出する第2判定パラメータ算出手段と、前記機関が所定運転状態(FCSTA=1)にあるとき前記第2判定パラメータ(MFPARAMC)に基づいて失火判定を行い、前記機関が前記所定運転状態以外の運転状態にあるとき前記第1判定パラメータ(MFPARAMA)に基づいて失火判定を行う判定手段とを備え、前記所定運転状態は、前記機関の冷間始動直後における暖機アイドル運転状態であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、機関回転速度を示す回転速度パラメータのクランク角度720度の期間における平均変化量及び慣性速度変化成分に応じて、回転速度パラメータを所定クランク角度毎に補正することにより、第1補正回転速度パラメータが算出され、慣性速度変化成分に応じて回転速度パラメータを所定クランク角度毎に補正することにより、第2補正回転速度パラメータが算出される。失火判定の対象となる気筒のピストンが圧縮上死点近傍にあるときに検出される回転速度パラメータに対応する第1補正回転速度パラメータ及び第2補正回転速度パラメータと、第1補正回転速度パラメータ及び第2補正回転速度パラメータとの偏差に応じて、第1相対速度パラメータ及び第2相対速度パラメータが所定クランク角度毎に算出され、第1相対速度パラメータをクランク角度720/N度の期間に亘って積算することにより第1判定パラメータが算出され、第2相対速度パラメータをクランク角度720/N度の期間に亘って積算することにより第2判定パラメータが算出される。機関が冷間始動直後における暖機アイドル運転状態にあるとき第2判定パラメータに基づいて失火判定が行われ、機関が暖機アイドル運転状態以外の運転状態にあるとき第1判定パラメータに基づいて失火判定が行われる。回転速度パラメータの平均変化量に応じた補正が行われていない第2補正回転速度パラメータは、突発的に不整燃焼が発生した気筒以外の気筒については、その不整燃焼の影響を受けないため、第2判定パラメータを用いることにより、不整燃焼が発生し易い暖機アイドル運転状態において不整燃焼と区別して失火を正確に判定することができる。また暖機アイドル運転状態以外の運転状態では、クランク角度720度の期間における平均変化量に応じて補正された第1補正回転速度パラメータに基づく第1判定パラメータを用いて判定を行うことにより、例えば機関の過渡運転状態においても正確な失火判定を行うことができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、例えば6気筒を有し、吸気管2及び排気管5を備えている。吸気管2にはスロットル弁3が設けられている。また排気管5には排気の浄化を行う触媒コンバータ6が設けられている。
燃料噴射弁4はエンジン1とスロットル弁3との間かつ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続されていると共に電子制御ユニット(以下「ECU」という)20に電気的に接続されてECU20からの制御信号により燃料噴射弁4の開弁時間が制御される。
スロットル弁3の直ぐ下流には吸気管2内の吸気圧PBAを検出する吸気圧センサ11が設けられており、その検出信号はECU20に供給される。
ECU20には、エンジン1のクランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ12が接続されており、クランク軸の回転角度に応じた信号がECU20に供給される。クランク角度位置センサ12は、エンジン1の特定の気筒の所定クランク角度位置でパルス(以下「CYLパルス」という)を出力する気筒判別センサ、各気筒の吸入行程開始時の上死点(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位置で(6気筒エンジンではクランク角120度毎に)TDCパルスを出力するTDCセンサ及びTDCパルスより短い一定クランク角周期(例えば6度周期)で1パルス(以下「CRKパルス」という)を発生するCRKセンサから成り、CYLパルス、TDCパルス及びCRKパルスがECU20に供給される。これらのパルスは、燃料噴射時期、点火時期等の各種タイミング制御、エンジン回転数(エンジン回転速度)NEの検出に使用される。またECU20は、CRKパルスの発生時間間隔(以下「時間パラメータ」という)CRMEに基づいて、エンジン1における失火の検出を行う。
CRKセンサは、クランク軸に固定され、外周部に一定角度間隔で歯が形成されたパルスホイールと、該パルスホイールに対向して配置されたピックアップコイルとを備える。パルスホイールの回転によりピックアップコイルに交流信号が発生し、その交流信号がCRKパルスに変換されて出力される。
ECU20は、各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理ユニット(以下「CPU」という)、CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路、燃料噴射弁4などに制御信号を供給する出力回路等から構成される。ECU20のCPUは、以下に説明する失火検出を実行する。
本実施形態における失火判定手法の基本的な構成は、上述した特許文献1に記載されたものと同一のものであり、本実施形態は、失火判定を行うための判定パラメータを2つの手法で算出し(第1及び第2判定パラメータMFPARAMA,MFPARAMB)、エンジンの運転状態に応じて2つの判定パラメータの一方を適宜選択し、または双方を用いて失火判定を行うようにしたものである。
図2及び図3は、CRKセンサにより検出される時間パラメータCRMEに基づいて失火判定を行う処理のフローチャートである。この処理は、ECU20のCPUでTDCパルスに同期して実行される。なお、クランク角度6度毎に発生するCRKパルスの発生時間間隔である時間パラメータCRME(i)は、クランク角度1440度分のデータ(i=0〜240)が、記憶回路内のバッファメモリに格納されている。また、点火順の気筒識別番号をk(=1〜6)とし、1TDC期間内のデータ数をNTDC(本実施形態ではNTDC=20)とすると、本処理の1回の実行で、インデクスパラメータiが(k−1)NTDCから(kNTDC−1)までの演算、または{(k−1)NTDC+120}から{(kNTDC−1)+120}までの演算が行われる。例えば今回の処理が1番目の気筒(k=1)に対応する演算を行うときは、インデクスパラメータiは0から19までの値、または120から139までの値をとり、今回の処理が3番目の気筒(k=3)に対応する演算を行うときは、インデクスパラメータiは40から59までの値、または160から179までの値をとる。
ステップS11では、下記式(1)により、時間パラメータCRME(i)を回転速度OMG(i)[rad/s]に変換する。
OMG(i)=Dθ/CRME(i) (1)
ここで、Dθは、時間パラメータCRMEを計測する角度間隔であり、本実施形態では、π/30[rad]である。
ステップS12では、対象気筒のピストンが圧縮上死点にあるときの回転速度を、上死点回転速度OMGTDCとする。具体的には、上死点回転速度OMGTDCは、OMG{(k-1)NTDC}またはOMG{(k-1)NTDC+120}に設定される。
ステップS13では、クランク角度720度の期間における回転速度OMG(i)の変化量(以下「第1変化量」という)DELTAOMGTDCAを下記式(2)により算出する。第1変化量DELTAOMGTDCAは、図4に示すようにクランク角1440度分のデータの中心に位置する720度の期間における速度変化量として算出される。
DELTAOMGTDCA=OMG(180)−OMG(60) (2)
ステップS14では、クランク角度1440度の期間における回転速度OMG(i)の変化量(以下「第2変化量」という)DELTAOMGTDCBを下記式(3)により算出する(図4参照)。
DELTAOMGTDCB=OMG(240)−OMG(0) (3)
ステップS15では、上死点回転速度OMGTDCを下記式(4)に適用し、慣性力回転速度OMGI(i)を算出する。慣性力回転速度OMGI(i)は、エンジン1が回転することにより必然的に発生する速度変化成分を示すパラメータであり、エンジン1の往復運動部品(ピストン及びコンロッド)の質量、コンロッドの長さ、クランク半径、及びクランクプーリ、トルクコンバータ、ロックアップクラッチなどのエンジン1の負荷側の回転部品の慣性モーメントIに応じて算出される。式(4)のKは所定の値に設定される定数であり、慣性モーメントIはエンジンの仕様にしたがって予め算出される。FCR(i)は、外乱の影響を排除するための燃焼相関関数であり、本実施形態では、下記式(5)で与えられる。なお、慣性力回転速度OMGI(i)の詳細な算出手法は、特許文献1に示されている。
OMGI(i)=K×OMGTDC×(−2)×FCR(i)/3I (4)
FCR(i)={1−cos(N・Dθ・i/2)}/2 (5)
ステップS16では、下記式(6)により720度フィルタ処理を実行するとともに、慣性力回転速度OMGI(i)の影響を相殺し、第1補正回転速度OMGMA(i)を算出する。720度フィルタ処理は、1サイクルの期間における線形変化分をキャンセルし、比較的周期の短い変動を抽出する処理である。720度フィルタ処理は、エンジン1の負荷側からエンジン1に加わるトルク(エンジン1により駆動される車両のタイヤや補機から加わるトルク、あるいはエンジン1の摺動部品の摩擦によるトルクなど)に起因する回転変動成分を除くために行うものである。なお、インデクスパラメータiが120以上であるときは、下記式(6a)により、第1補正回転速度OMGMA(i)を算出する。
OMGMA(i)=OMG(i)−DELTAOMGTDCA×Dθ×i/4π
−OMGI(i) (6)
OMGMA(i)=OMG(i)
−DELTAOMGTDCA×Dθ×(i−120)/4π
−OMGI(i) (6a)
ステップS17では、下記式(7)により1440度フィルタ処理を実行するとともに、慣性力回転速度OMGI(i)の影響を相殺し、第2補正回転速度OMGMB(i)を算出する。第2補正回転速度OMGMB(i)は、後述するようにエンジン1の冷間始動直後の暖機アイドル運転状態における失火判定に適用される。
OMGMB(i)=OMG(i)−DELTAOMGTDCB×Dθ×i/8π
−OMGI(i) (7)
ステップS18では、下記式(8)により、第1相対回転速度OMGREFA(i)を算出する。
OMGREFA(i)=OMGMA(i)−OMGMATDC (8)
ここで、OMGMATDCは第1基準回転速度であり、判定対象の気筒のピストンが圧縮上死点(燃焼行程が開始される上死点)にあるときの第1補正回転速度に相当する。
ステップS19では、下記式(9)により、第2相対回転速度OMGREFB(i)を算出する。
OMGREFB(i)=OMGMB(i)−OMGMBTDC (9)
ここで、OMGMBTDCは第2基準回転速度であり、判定対象の気筒のピストンが圧縮上死点(燃焼行程が開始される上死点)にあるときの第2補正回転速度に相当する。
ステップS20では、ステップS18で算出した第1相対回転速度OMGREFMA(i)及び燃焼相関関数FCR(i)(式(5))を下記式(10)に適用し、第1修正相対回転速度OMGREFMA(i)を算出する。
OMGREFMA(i)=OMGREFA(i)×FCR(i) (10)
ステップS21では、ステップS19で算出した第2相対回転速度OMGREFMB(i)及び燃焼相関関数FCR(i)を下記式(11)に適用し、第2修正相対回転速度OMGREFMB(i)を算出する。
OMGREFMB(i)=OMGREFB(i)×FCR(i) (11)
ステップS22では、下記式(12)または式(12a)に第1修正相対回転速度OMGREFMA(i)を適用し、第1判定パラメータMFPARAMA(k)を算出する。式(12)及び式(12a)により、失火判定対象気筒の燃焼行程中に検出された回転速度OMG(i)に対応する第1修正相対回転速度OMGREFMA(i)を積算する演算が行われる。式(12a)は、インデクスパラメータiが120以上の値をとるときに使用される。
Figure 0004691142
ステップS23では、下記式(13)または式(13a)に第2修正相対回転速度OMGREFMB(i)を適用し、第2判定パラメータMFPARAMB(k)を算出する。式(13)及び式(13a)により、失火判定対象気筒の燃焼行程中に検出された回転速度OMG(i)に対応する第2修正相対回転速度OMGREFMB(i)を積算する演算が行われる。式(13a)は、インデクスパラメータiが120以上の値をとるときに使用される。
Figure 0004691142
続くステップS31(図3)では、第1判定パラメータMFPARAMA(k)が第1判定閾値MFJUDA(例えば「0」)より大きいか否かを判別する。この答が肯定(YES)であるときは、正常燃焼が行われたと判定し、失火フラグFMF(k)を「0」に設定する(ステップS35)。一方、第1判定パラメータMFPARAMA(k)≦MFJUDAであるときは、暖機運転フラグFCSTAが「1」であるか否かを判別する(ステップS32)。暖機運転フラグFCSTAは、エンジン1が冷間始動直後における暖機アイドル運転状態にあるとき「1」に設定される。
ステップS32でFCSTA=0であってエンジン1が暖機アイドル運転状態にないときは、気筒識別番号kに対応する気筒(本実施形態では、k=1,2,3,4,5,及び6が、それぞれ#1気筒、#5気筒、#3気筒、#6気筒、#2気筒、及び#4気筒に対応する)で失火が発生したと判定し、失火フラグFMF(k)を「1」に設定する(ステップS34)。
ステップS32でFCSTA=1であってエンジン1が暖機アイドル運転状態にあるときは、第2判定パラメータMFPARAMB(k)が第2判定閾値MFJUDBより大きいか否かを判別する(ステップS33)。第2判定閾値MFJUDBは、第1判定閾値MFJUDAより小さな値に設定される。ステップS33の答が肯定(YES)であるときは正常燃焼または不整燃焼が行われたと判定し、前記ステップS35に進む。一方、MFPARAMB(k)≦MFJUDBであるときは、気筒識別番号kに対応する気筒で失火が発生したとき判定し、前記ステップS34に進む。
ステップS36では、気筒識別番号kが気筒数Nと等しいか否かを判別し、その答が否定(NO)であるときは、気筒識別番号kを「1」だけインクリメントする(ステップS38)。またk=Nであるときは、気筒識別番号kを「1」に戻す(ステップS37)。
以上のように図3及び図4の処理によれば、従来の720度フィルタ処理により第1補正回転速度OMGMA(i)が算出されるとととに、1440度フィルタ処理により第2補正回転速度OMGMB(i)が算出され、第1補正回転速度OMGMA(i)と第1基準回転速度OMGMATDCとの差として第1相対回転速度OMGREFA(i)が算出されるとともに、第2補正回転速度OMGMB(i)と第2準回転速度OMGMBTDCとの差として第2相対回転速度OMGREFB(i)が算出される。さらに第1及び第2相対回転速度OMGREFA(i),OMGREFB(i)に燃焼相関関数FCRを乗算することにより、第1及び第2修正相対回転速度OMGREFMA(i),OMGREFMB(i)が算出され、第1及び第2修正相対回転速度OMGREFMA(i),OMGREFMB(i)を燃焼行程の期間全体について積算することにより、第1及び第2判定パラメータMFPARAMA(k),MFPARAMB(k)が算出される。
そして第1判定パラメータMFPARAMA(k)により失火発生の可能性が高いと判定され、かつエンジン1が冷間始動直後における暖機アイドル運転状態にあるときは、第2判定パラメータMFPARAMB(k)により失火判定が行われる。クランク角720度の期間より長いクランク角1440度の期間における第2変化量DELTAOMGTDCBを用いて算出される平均変化量(DELTAOMGTDCB/8π)は、突発的な不整燃焼の影響を受けにくくなるため、第2補正回転速度OMGMB(i)は、突発的に不整燃焼が発生した気筒以外の気筒については、その不整燃焼の影響を受け難くなる。したがって、第2判定パラメータMFPARAMBを用いることにより、不整燃焼が発生し易い暖機アイドル運転状態において不整燃焼と区別して失火を正確に判定することができる。また暖機アイドル運転状態以外の運転状態では、通常のクランク角720度の期間における第1変化量DELTAOMGTDCAを用いて算出される平均変化量(DELTAOMGTDCA/4π)に応じて補正された第1補正回転速度OMGMA(i)に基づく第1判定パラメータMFPARAMAを用いて判定を行うことにより、例えばエンジン1の過渡運転状態においても正確な失火判定を行うことができる。
また本実施形態では、第2所定期間(請求項1)をクランク角1440度に対応する期間とし、1440度の期間における回転速度の変化量を平均化することにより得られる平均変化量(DELTAOMGTDCB/8π)を用いて、第2補正回転速度OMGB(i)を算出するようにしたが、第2所定期間を1440度より長い期間としてもよい。ただし、720度の整数倍の期間とすることが望ましい。
図5(a)は、図8(a)と同様の運転状態で1440度フィルタ処理を行って算出された第2判定パラメータMFPARAMBの推移を示し、黒丸が失火が発生したときの値を示し、白丸が不整燃焼が発生したときの値を示す。失火が発生したときの値が、不整燃焼が発生したときの値を上回る場合がまだ多少あるが、図8(a)に示す判定パラメータMFPARAMよりかなり改善されることが確認できる。
図5(b)は、第2所定期間をさらに長くして2880度とした場合の第2判定パラメータMFPARAMB’の推移を示す。この図から明らかなように、第2所定期間を長くすることにより、失火と不整燃焼とをより正確に判別することが可能となる。
本実施形態では、クランク角度位置センサ12及びECU20が回転速度パラメータ検出手段を構成し、ECU20が、第1補正手段、第2補正手段、第1相対速度パラメータ算出手段、第2相対速度パラメータ、第1判定パラメータ算出手段、第2判定パラメータ算出手段、及び判定手段を構成する。具体的には、図2のステップS13及びS16が第1補正手段に相当し、ステップS14及びS17が第2補正手段に相当し、ステップS18が第1相対速度パラメータ算出手段に相当し、ステップS19が第2相対速度パラメータ算出手段に相当し、ステップS22及びS23がそれぞれ第1判定パラメータ算出手段及び第2判定パラメータ算出手段に相当し、図3のステップS31〜S35が判定手段に相当する。
[第2の実施形態]
本実施形態は、エンジン1の暖機アイドル運転状態ではエンジン回転数NEが大きく変化しない点に着目し、第2補正回転速度OMGMB(i)の代えて、検出された回転速度OMG(i)について慣性力回転速度OMGIの影響を相殺する補正のみを行った第3補正回転速度OMGMC(i)を使用するようにしたものである。以下に説明する点以外は第1の実施形態と同一である。
図6及び図7は、本実施形態における失火判定処理のフローチャートである。この処理は、図2のステップS14を削除するとともに、ステップS17,S19,S23及び図3のステップS33を、それぞれステップS17a,S19a,S23a及びステップS33aに変更したものである。
なお、本実施形態では時間パラメータCRME(i)のクランク角720度分のデータ(i=0〜120)がバッファメモリに格納される。したがって、図6及び図7の処理では、インデクスパラメータiは、「0」から「120」までの値をとり、本処理の1回の実行で、インデクスパラメータiが(k−1)NTDCから(kNTDC−1)までの演算が行われる。
ステップS17aでは、下記式(7a)により、慣性力回転速度OMGI(i)の影響を相殺し、第3補正回転速度OMGMC(i)を算出する。第3補正回転速度OMGMC(i)は、エンジン1の冷間始動直後の暖機アイドル運転状態における失火判定に適用される。
OMGMC(i)=OMG(i)−OMGI(i) (7a)
ステップS19aでは、下記式(9a)により、第3相対回転速度OMGREFC(i)を算出する。
OMGREFC(i)=OMGMC(i)−OMGMCTDC (9a)
ここで、OMGMCTDCは第3基準回転速度であり、判定対象の気筒のピストンが圧縮上死点(燃焼行程が開始される上死点)にあるときの第3補正回転速度に相当する。
ステップS21aでは、ステップS19aで算出した第3相対回転速度OMGREFMC(i)及び燃焼相関関数FCR(i)を下記式(11a)に適用し、第3修正相対回転速度OMGREFMC(i)を算出する。
OMGREFMC(i)=OMGREFC(i)×FCR(i) (11a)
ステップS23aでは、下記式(13b)に第3修正相対回転速度OMGREFMC(i)を適用し、第3判定パラメータMFPARAMC(k)を算出する。式(13b)により、失火判定対象気筒の燃焼行程中に検出された回転速度OMG(i)に対応する第3修正相対回転速度OMGREFMC(i)を積算する演算が行われる。
Figure 0004691142
ステップS33aでは、第3判定パラメータMFPARAMC(k)が第3判定閾値MFJUDCより大きいか否かを判別し、この答が肯定(YES)であるときは正常燃焼または不整燃焼が行われたと判定し、ステップS35に進む。一方、MFPARAMC(k)≦MFJUDCであるときは、気筒識別番号kに対応する気筒で失火が発生したとき判定し、ステップS34に進む。なお、第3判定閾値MFJUDCは、第1判定閾値MFJUDAより小さな値に設定される。
本実施形態では、720度フィルタ処理を行わっていない第3補正回転速度OMGMC(i)を用いて第3判定パラメータMFPARAMC(k)が算出され、第3判定パラメータMFPARAMC(k)により失火判定が行われる。第3補正回転速度OMGMC(i)は、突発的に不整燃焼が発生した気筒以外の気筒については、その不整燃焼の影響を受けないため、第3判定パラメータMFPARAMC(k)を用いることにより、不整燃焼が発生し易い暖機アイドル運転状態において不整燃焼と区別して失火を正確に判定することができる。また暖機アイドル運転状態以外の運転状態では、通常の720度フィルタ処理を行った第1補正回転速度OMGMA(i)を用いて算出される第1判定パラメータMFPARAMA(k)により判定が行われるので、例えばエンジン1の過渡運転状態においても正確な失火判定を行うことができる。
図8(b)は、同図(a)に示す判定結果と同様に不整燃焼と失火とがランダムに発生している状態における第3判定パラメータMFPARAMCの推移を示す図であり、判定閾値を適切に設定することにより、不整燃焼(白丸)と失火(黒丸)とを区別して判定可能であることが確認できる。
本実施形態では、図6のステップS13及びS16が第1補正手段に相当し、ステップS17aが第2補正手段に相当し、ステップS18及びS19aがそれぞれ第1相対速度パラメータ算出手段及び第2相対速度パラメータ算出手段に相当し、ステップS22及びS23aがそれぞれ第1判定パラメータ算出手段及び第2判定パラメータ算出手段に相当し、図3のステップS31,S32,S33a,S34,及びS35が判定手段に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、時間パラメータCRMEを回転速度OMGに変換して失火判定を行うようにしたが、特許文献1に示されるように時間パラメータCRMEそのものを回転速度パラメータとして用いて失火判定を行うようにしてもよい。
また上述した実施形態では、エンジン1の冷間始動直後の暖機アイドル運転状態において、第2判定パラメータMFPARAMBあるいは第3判定パラメータMFPARAMCを用いた判定を行うようにしたが、エンジン1のアイドル運転状態において空燃比を理論空燃比よりリーン側に設定するリーンバーン運転を行っている運転状態で、第2判定パラメータMFPARAMBあるいは第3判定パラメータMFPARAMCを用いた判定を行うようにしてもよい。
また図3に示す処理は、図9に示すように変形してもよい。図9においては、先ず暖機運転フラグFCSTAが「1」であるか否かを判別し、FCSTA=0であるときは、第1判定パラメータMFPARAMA(k)による判定を行い(ステップS31)、FCSTA=1であるときは、第2判定パラメータMFPARAMB(k)による判定を行う(ステップS33)。なお、第2の実施形態の図7の処理も同様に変形することが可能である。
また上述した実施形態では、相対回転速度OMGREFA,OMGREFB,OMGREFCを燃焼相関関数FCRにより修正した修正相対回転速度OMGREFMA,OMGREFMB,OMGREFMCを積算して判定パラメータMFPARAMA,MFPARAMB,MFPARAMCを算出したが、燃焼相関関数FCRによる修正を行っていない相対回転速度OMGREFA,OMGREFB,OMGREFCを積算して判定パラメータMFPARAMA,MFPARAMB,MFPARAMCを算出するようにしてもよい。その場合には、慣性力回転速度OMGI(i)を算出する式(4)のFCR(i)を一定値(例えば「1」)に設定する。
また上述した実施形態では、相対回転速度OMGREFA,OMGREFB,OMGREFCの算出の基準となる基準回転速度は、各気筒の圧縮上死点における回転速度に対応する補正回転速度OMGMATDC,OMGMBTDC,OMGMCTDCを用いたが、サンプリングタイミングが圧縮上死点に正確に一致している必要はなく、圧縮上死点の近傍(例えば±7.5度の範囲内)であればよい。ここで、7.5度は、回転速度パラメータのサンプリング周期が15度の場合に対応するものであり、一般的にはサンプリング周期をθSPLとすると、±θSPL/2の範囲内でサンプリングされた回転速度パラメータを用いることができる。
また上述した実施形態では、6気筒エンジンに本願発明を適用した例を示したが、本願発明は気筒数に拘わらず適用可能である。また、本願発明は、燃料を燃焼室内に直接噴射するガソリンエンジン、あるいはディーゼルエンジンの失火判定にも適用可能である。さらに本願発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの失火判定にも適用が可能である。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 失火判定を行う処理(第1の実施形態)のフローチャートである。 失火判定を行う処理(第1の実施形態)のフローチャートである。 図2及び図3の処理を説明するためのタイムチャートである。 第1の実施形態における改善効果を説明するためのタイムチャートである。 失火判定を行う処理(第2の実施形態)のフローチャートである。 失火判定を行う処理(第2の実施形態)のフローチャートである。 従来の手法の問題点及び第2の実施形態の改善効果を説明するためのタイムチャートである。 図3に示す処理の変形例のフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
12 クランク角度位置センサ(回転速度パラメータ検出手段)
20 電子制御ユニット(回転速度パラメータ検出手段、第1補正手段、第2補正手段、第1相対速度パラメータ算出手段、第2相対速度パラメータ、第1判定パラメータ算出手段、第2判定パラメータ算出手段、判定手段)

Claims (1)

  1. 内燃機関の回転速度を示す回転速度パラメータを検出する回転速度パラメータ検出手段を備え、検出される回転速度パラメータに基づいて前記機関の失火を検出する内燃機関の失火検出装置において、
    所定クランク角度毎に検出される前記回転速度パラメータのクランク角度720度の期間における平均変化量及び前記機関の可動部品の慣性力に起因する慣性速度変化成分を算出し、該平均変化量及び慣性速度変化成分に応じて前記回転速度パラメータを前記所定クランク角度毎に補正することにより、第1補正回転速度パラメータを算出する第1補正手段と、
    記慣性速度変化成分を算出し、該慣性速度変化成分に応じて前記回転速度パラメータを前記所定クランク角度毎に補正することにより、第2補正回転速度パラメータを算出する第2補正手段と、
    失火判定の対象となる気筒のピストンが圧縮上死点近傍にあるときに検出される前記回転速度パラメータに対応する第1補正回転速度パラメータと、前記第1補正回転速度パラメータとの偏差に応じて第1相対速度パラメータを前記所定クランク角度毎に算出する第1相対速度パラメータ算出手段と、
    失火判定の対象となる気筒のピストンが圧縮上死点近傍にあるときに検出される前記回転速度パラメータに対応する第2補正回転速度パラメータと、前記第2補正回転速度パラメータとの偏差に応じて第2相対速度パラメータを前記所定クランク角度毎に算出する第2相対速度パラメータ算出手段と、
    前記第1相対速度パラメータをクランク角度720/N(Nは前記機関の気筒数)度の期間に亘って積算することにより第1判定パラメータを算出する第1判定パラメータ算出手段と、
    前記第2相対速度パラメータをクランク角度720/N度の期間に亘って積算することにより第2判定パラメータを算出する第2判定パラメータ算出手段と、
    前記機関が所定運転状態にあるとき前記第2判定パラメータに基づいて失火判定を行い、前記機関が前記所定運転状態以外の運転状態にあるとき前記第1判定パラメータに基づいて失火判定を行う判定手段とを備え
    前記所定運転状態は、前記機関の冷間始動直後における暖機アイドル運転状態であることを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
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