JP4690173B2 - 法面保護工造成用型枠 - Google Patents

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Description

この発明は、オープンカット工法などにより造成した高速道路や各種施設などに面する傾斜した法面或いは崩壊のおそれのある急傾斜地などの法面保護工の造成の際に用いる型枠に関する。
法面保護工の造成の際に使用する型枠は、金網製の左右一対の帯状型枠と、この両帯状型枠間で前後に所定の間隔を存して配置すると共に、両端を帯状型枠に回動自在に連結した連結材とで構成されている。
そして、上記の連結材は、帯状型枠に両端を回動自在に取付けた上部連結線と、内端側に下向きに屈曲した位置決線を有し、かつ帯状型枠に外端を回動自在に取付けた下部張出線と、上部連結線の端部と下部張出線とを連結する吊線とからなる(特許文献1)。
実公平5−19382号公報
ところで、特許文献1の構造によると、上部連結線に容易に撓むことはないが、作業者がある程度曲げ力を加えたときに変形する適度の剛性と加撓性を有する線材を用いて、両帯状型枠の下縁側を離反方向に押し開く(下面の開口幅を広げる)ことができるようにすることにある。
この押し開く要因は、施工面の構築線上に前もって設置してある鉄筋籠に上方から上記両帯状型枠の押し開いた法枠用型枠を落し込み、落し込みにともない鉄筋籠の上部主筋に対する位置決線の衝突を回避し、落し込み後に押し開きを解除して、鉄筋籠の下部主筋に位置決線を係合関係にする。
この係合関係の要因は、法枠用型枠に吹き付け或いは流し込んだモルタルやコンクリートの固結材によって両帯状型枠の下縁側が開く(押し広がるのを)のを防止する。
しかしながら、両帯状型枠の押し開き量が小さいと、上部主筋に位置決線が引っかかって法枠用型枠を落し込むことができないと共に、かりに片方の位置決線と片方の上部主筋との引っかかりを回避して落し込む際、もう片方の位置決線ともう片方の上部主筋とが引っかかってスムーズな落し込みができず、特に長尺な法枠用型枠を二人或いは二人以上の作業者によって取り扱うので、呼吸が合わないとスムーズな落し込みができない。
また、上述の帯状型枠の押し開きは、位置決線が上部主筋を通過し終ると解除し、そして両位置決線を両下部主筋の上方に戻したのち、両下部主筋に両位置決線を引っかけて係合関係にするので、作業性が悪く、非能率的であった。
そこで、この発明は、極めてスムーズに型枠を落し込んで、固結材の吹き付けや流し込みにともなう両側板の広がり(外方への逃げ)を防止することができる法面保護工造成用型枠を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、横棒と、この横棒の両端から連なって下方に向くと共に、対向間隔が下方に向う程小さくなる縦棒と、この両縦棒の上部と下部とから上記横棒の延長線方向にそれぞれ突出する取付棒とで連結枠を形成し、左右一対の側板間に所定の間隔を存して上記連結枠を配置して、上記両側板に上記上下の取付棒の端を回動自在に取付けた構成を採用する。
以上のように、この発明の法面保護工造成用型枠によれば、施工面の構築線上に設置してある予め製作ずみの鉄筋籠に上方から型枠を落し込む際、両側板と共に両縦棒の下部を外方への引っ張りにより開きながら、両縦棒の下端が鉄筋籠の左右の上部主筋の外側を通過したのち、両側板及び縦棒の開きを解除しながら落し込むことで、横棒と縦棒との内側コーナーに左右の上部主筋が納まり、又縦棒と取付棒とのコーナーに左右の下部主筋が納まる。
このため、鉄筋籠の主筋に型枠の連結枠が引っかかることなく型枠の落し込み作業が極めてスムーズになり、作業性が容易になって大幅な能率のアップになる。
また、型枠内の固結材による両側板の外方への広がりを、縦棒と取付棒とのコーナーに納まる下部主筋により防止することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施形態では、図1及び図4に示すように、横棒1と、この横棒1の両端から連なって下方に向くと共に、対向間隔が下方に向う程小さくなる縦棒2、2と、この両縦棒2、2の上部及び下部から横棒1の延長線方向に突出する取付棒3とで連結枠4を形成する。
上記上下の取付棒3の突出端は、鉛直線上に合致させてあり、縦棒2、2の傾斜(対向間隔が下方に向う程小さくしてあるために傾斜している)にともない、上部の取付棒3に対し下部の取付棒3を長くする。
そして、横棒1と縦棒2との内側コーナーに図2に示す工場や現場で予め製作ずみの鉄筋籠11の上部主筋12の納まる位置と、縦棒2と下部取付棒3とのコーナーに鉄筋籠11の下筋13の納まる位置とが鉛直線上にあるようにする。
なお、連結枠4を形成する横棒1は、容易に撓むことはないが、作業者がある程度曲げ力を加えたときに変形する適度の剛性と加撓性を有している。
そして、各取付棒3は、縦棒2、2に対し溶接により固着して設ける。
また、左右一対の側板5、5間に所定の間隔(側板5の長手方向の前後に)を存して連結枠4を配置すると共に、側板5に各取付棒3の突出端を回動自在に(例えば取付棒3の突出端の屈曲により設けた環状部に側板5を形成する線を貫通させる)取付ける。
上記の回動自在な取付けの目的は、周知のように格納や輸送などに際し折り畳んだ嵩低くするためである。
なお、側板5は、金網やメタルラスなどを使用する。
図中14は、フープ筋である。
上記のように構成すると、施工面21の構築線上に鉄筋籠11を設置したのち、作業者によって型枠Aを持ち上げると共に、作業者によって側板5、5を外方に引っ張りながら、側板5と共に両縦棒2の下部を開く。
この開き度合いは、図3に示すように上部両主筋12の外側に縦棒2の下端が位置するようにする。
この状態を維持しながら型枠Aを降下させながら、縦棒2の下端が上部主筋12を通過し終ると、側板5の開きを解除して、施工面21上に型枠Aを落し込む。
すると、横棒1と縦棒2との内コーナーに上部主筋12、12が、縦棒2と取付棒3との下コーナーに下部主筋13が自動的に納まる。
図中Bは吹き付け或いは流し込んだモルタルやコンクリートの固結材である。
この発明の実施形態の型枠を示す斜視図 使用する鉄筋籠の斜視図 型枠の落し込みを示す正面図 型枠を落し込んだ正面図
符号の説明
A 型枠
1 横棒
2 縦棒
3 取付棒
4 連結枠
5 側板
11 鉄筋籠
12 上部主筋
13 下部主筋

Claims (1)

  1. 横棒と、この横棒の両端から連なって下方に向くと共に、対向間隔が下方に向う程小さくなる縦棒と、この両縦棒の上部と下部とから上記横棒の延長線方向にそれぞれ突出する取付棒とで連結枠を形成し、左右一対の側板間に所定の間隔を存して上記連結枠を配置して、上記両側板に上記上下の取付棒の端を回動自在に取付けたことを特徴とする法面保護工造成用型枠。
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