JP4690139B2 - 電源ボックスのバスバー構造 - Google Patents

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この発明は電源ボックスのバスバー構造に係り、特に、バスバーに電装品を仮組みした状態で組み付けする電源ボックスのバスバー構造に関するものである。
電源ボックスは、発熱するため、比較的換気のよい所、例えば、エンジンルーム内や電池の搭載スペース周辺に配設される。一方、漏電の可能性から水気を嫌ってインストルメントパネルの内部空間に配設されることもある。
また、電源ボックスは、シール性の確保や電源ボックスのケーシングの成形容易性から、ケーシング同士、例えば、本体及び蓋の合わせ面を平坦に形成し、また、搭載後の整備性が必要であることから、その面に沿ってヒューズやリレー等の電装品を並べて設けている。
特許第3480814号公報 特許第3489718号公報 特開2003−153414号公報 実公平6−34694号公報
ところで、従来の電源ボックスにおいて、車両各部の自動化、電子制御化が進むのに伴い、電装品は増加の一途となり、限られた搭載スペースでは、そのような平坦状に配設する電源ボックスを車体の開口部に対して大きく占有面積を採ることは避けたい。
そこで、電源ボックスを電線の配索に沿って長い扁平形状とするなどして、他の艤装品のためのスペースを確保したコンパクトなものとしている。これは、板状金属のバスバーの配設を簡素化し、数も少なくする上で好ましい。
しかし、過度に長くなれば、やはり搭載可能な車両が限定されてしまうため、やはり、できるだけコンパクト化する更なる工夫が必要である。
そして、従来の電源ボックスでは、電源をフューズ、スローブローフューズ等に分配するとき、金属バスバーを使用している。
車両仕様用件で電流センサを使用する場合、電流センサ内部にバスバーを貫通させなければならず、これにより従来の一体型バスバーではバスバーの複雑化、大型化が生じるという不都合がある。
この対策として、現在の方策では、バスバーを分割して対応している。
つまり、図12に示す如く、電流センサ114を設けるとともに、この電流センサ114に貫通させた状態で取り付けるバスバー116を設ける。このとき、バスバー116は、電源ボックス102側に取り付けられる2個の第1、第2電源バスバー部152−1、152−2と、前記電流センサ114を貫通し、第1、第2電源バスバー部152−1、152−2を連絡する貫通バスバー部154とからなる。
そして、貫通バスバー部154の両端には、図12に示す如く、第1、第2電源バスバー部152−1、152−2を夫々取り付けるための孔部状の第1、第2ねじ締め部156−1、156−2を設け、締付用ねじ158により、図12及び図13に示す如く、貫通バスバー部154の両端を前記電源ボックス102の上方から第1、第2電源バスバー部152−1、152−2に取り付けている。
このとき、バスバー116を分割して貫通バスバー部154の両端と第1、第2電源バスバー部152−1、152−2とを電気的に接続するために、ねじ締め部を新たに1箇所以上設定する必要があり、電源ボックスが大型化してしまうという不都合がある。
また、電流センサの貫通バスバー部は、平坦な板状の金属片となるため、ねじ締め作業前に容易にバスバーが抜けることがあり、作業性が悪いという不都合がある。
参考までに、前記電流センサに関して記載すると、電流センサは、図14に示す如く、バスバーを電流Iが流れ、その電流Iが流れることにより発生する磁界にて電流値を検出するものである。
更に、前記バスバーにおいては、バスバーの延設方向と、バスバー同士の接続構造と、電装品の配設を考慮して、更なる収容効率の向上を図る必要がある。
また、上述した電源ボックス及びバスバーの製造時等の組付性にも配慮する必要がある。このとき、電源ボックスをアッセンブリする際には、ヒューズやリレー等の電装品とともに、電流センサを組み付ける作業を容易とするものである。
更に、各種電装品と隣接する端子が平置き状態であったため、母線が広い面積で露出していて、メンテナンスを適切な状態で行わないと、ショートする恐れがあった(メンテナンスの基本として、バッテリ端子を外すなど電気回路を開放して作業を行うので、基本を守れば、ショートを起こす可能性は非常に低い)。
この発明の目的は、バスバーに電装品を仮組みした状態での取り扱いを容易とするとともに、端子の占有面積を小さくし、しかも同面積でも他の電装品の並ぶ設置面積を増大し、スペース効率を向上し得る電源ボックスのバスバー構造を実現するにある。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、各種電装品を略面状に並べて収容し、電流センサと、この電流センサに貫通させた状態で取り付けるバスバーを有する電源ボックスにおいて、前記バスバーをバスバーの貫通部の近傍に前記電流センサを仮支持可能な折り曲げ部を前記電流センサの端面に沿って形成するとともに、これら貫通部と折り曲げ部を挟んだバスバー両端の夫々の端子を夫々接続する母線への接続方向が夫々折り曲げ部と交差しかつ互いに交差する方向とし、前記バスバーの折り曲げ部に対して貫通部と同じ側の端子を前記各種電装品の並びと略並行に取り付ける一方、バスバーの折り曲げ部に対して貫通部とは反対側の端子を電源ボックスの側壁面の内側に対向させて設け、前記バスバーの折り曲げ部に対向しかつ前記電流センサと反対側の空間に少なくとも前記各種電装品の一部を近接させて収容し、母線のうちバスバーの折り曲げ部に対して貫通部とは反対側の端子に接続する母線をバスバーとして電源ボックスの側面から締結可能とし、前記バスバーを電源ボックスの一側面に沿って配設し、バスバーの両端子のうち、一方を電源ボックスの蓋側から、他方を電源ボックスの一側面に表出する側から締結して結線するとともに、電源ボックスの蓋に延出部を設けてこの延出部により一側面に表出する締結部を閉塞することを特徴とする。
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、電流センサにバスバーを貫通させた仮組み状態での取り扱いが容易になるとともに、電装品の並びから一方の端子の占有面積が極狭小となり、占有面積が小さくなり、しかも、同面積でも、他の電装品の並ぶ設置面積が増大し、スペース効率を向上し得る。
上述の如く発明したことにより、貫通部と折り曲げ部を挟んだバスバー両端の夫々の端子を、夫々接続する母線への接続方向が夫々折り曲げ部と交差しかつ互いに交差する方向とし、電流センサにバスバーを貫通させた仮組み状態での取り扱いを容易とするとともに、電装品の並びから一方の端子の占有面積が極狭小とし、占有面積が小さくし、しかも、同面積でも、他の電装品の並ぶ設置面積を増大させ、スペース効率を向上している。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図11はこの発明の実施例を示すものである。図2〜図9において、2は電源ボックスである。
この電源ボックス2は、発熱するため、比較的換気のよい所であり、かつ漏電の可能性から水気を嫌って、図2に示す如く、エンジンルーム4内の周辺部位、例えば、後部である車室側に配設される。
そして、前記電源ボックス2は、図5〜図9に示す如く、ベースブロック6と、このベースブロック6の上部に取り付けられるロアカバーである本体8と、この本体8の上部に取り付けられるアッパカバーである蓋10とからなる。
また、前記電源ボックス2は、図5に示す如く、ヒューズやリレー等の各種電装品12を略面状に並べて収容し、電流センサ14と、この電流センサ14に貫通させた状態で取り付けるバスバー16を有している。
ここで、前記電源ボックス2の回路図について追記すると、図10に示す如く、前記電流センサ14に対して、多数、例えば15本の第1〜第15電線18−1〜18−15が並列状態に設けられる。
そして、第1電線18−1はアンチスキッド・ブレーキ・システム(「ABS」ともいう。)用として機能し、第2電線18−2はP/S用として機能し、第3電線18−3は4輪駆動(「4WD」ともいう。)用として機能し、第4電線18−4は第2ランプ(「LAMP2」ともいう。)用として機能し、第5電線18−5は第1ランプ(「LAMP1」ともいう。)用として機能し、第6電線18−6はRDTR用として機能し、第7電線18−7はイグニション(「IGN」ともいう。)用として機能し、第8電線18−8はFR BLW用として機能し、第9電線18−9は第2イグニション(「IGN2」ともいう。)用として機能し、第10電線18−10はCPRSR用として機能し、第11電線18−11はH/L−L用として機能し、第12電線18−12はH/L−R用として機能し、第13電線18−13はフューエル・インジェクション(「FI」ともいう。)用として機能し、第14電線18−14はリヤ・ドア(「RR DOOR」ともいう。)用として機能し、第15電線18−15はスタート(「ST」ともいう。)用として機能する。
このとき、第6電線18−6の途中にRDTR用リレー12−1を配設し、第8電線18−8の途中にFR BLW用リレー12−2を配設し、第10電線18−10の途中にCPRSR用リレー12−3を配設し、第13電線18−13の途中にFI用メインリレー12−4を配設するとともに、この第13電線18−13の途中を分岐させた第16電線18−16の途中にF/P用リレー12−5を配設し、第15電線18−15の途中にST用リレー12−6を配設する。
前記バスバー16を、バスバー16の貫通部20の近傍に電流センサ14を仮支持可能な折り曲げ部22を形成するとともに、これら貫通部20と折り曲げ部22を挟んだバスバー16両端の夫々の端子である第1、第2端子24−1、24−2を、夫々接続する母線M1、M2への接続方向が夫々折り曲げ部22と交差しかつ互いに交差する方向に構成する。
詳述すれば、図1及び図11に示す如く、前記バスバー16は、ほぼ一様な断面積を有する板状部材からなり、水平状態かつ水平方向に延び、前記電流センサ14を貫通する貫通部20と、この貫通部20の近傍にて下方向に垂直状態に折曲された後、この垂直状態を維持しつつ、垂直軸を基点として側部を外側方向に折曲し、電流センサ14の端面と面一あるいは少々突出した状態とした折り曲げ部22と、この折り曲げ部22の貫通部20と同じ側の面部に形成される電流センサ仮支持面26と、前記電装品12に接続するバスバー16と共締めする際の相対位置を合わせるために後述するバスバー16の他端16bに形成したテーパ部28とを有している。
そして、前記貫通部20と同じ側のバスバー16の一端16aに対して、前記折り曲げ部22と同じ側のバスバー16の他端16bの部材幅を大きく形成し、前記バスバー16の一端16aに端子である第1端子24−1として機能させるべく第1孔部30−1を設けるとともに、前記バスバー16の他端16bに端子である第2端子24−2として機能させるべく第2孔部30−2を設ける。
このとき、前記バスバー16の一端16a側は水平状態にあり、母線M1が水平状態にあるため、バスバー16の一端16a側の母線M1は垂直状態にある前記折り曲げ部22と交差する。
また、前記バスバー16の他端16bは垂直状態にあるが、図1及び図11から明らかなように、バスバー16の他端16bと折り曲げ部22とは直交する状態にあり、前記バスバー16の他端16bの母線M2は前記折り曲げ部22と交差する。
更に、前記バスバー16の一端16a側は水平状態にあるとともに、前記バスバー16の他端16bは垂直状態にあるため、前記バスバー16の両端16a、16bも交差する。
更にまた、前記バスバー16の折り曲げ部22に対して貫通部20と同じ側の端子である第1端子24−1を、各種電装品12の並びと略並行に取り付ける一方、バスバー16の折り曲げ部22に対して貫通部20とは反対側の端子である第2端子24−2を、電源ボックス2の側壁面2fの内側に対向させて設け、母線M1、M2のうち、バスバー16の折り曲げ部22に対して貫通部20とは反対側の端子である第2端子24−2に接続する母線M2をバスバー16とし、電源ボックス2の側面から締結可能とする。
また、前記バスバー16を電源ボックス2の一側面に沿って配設し、バスバー16の両端子24−1、24−2のうち、一方である第1端子24−1を電源ボックス2の蓋10側である上方から、他方である第2端子24−2を電源ボックス2の一側面たる側壁面2fに表出する側から締結して結線するとともに、電源ボックス2の蓋10に延出部32を設けてこの延出部32により一側面に表出する締結部34を閉塞する構成とする。
つまり、前記電源ボックス2は、図5〜図9に示す如く、側壁面2fに外側方向に突出する延出部32を形成し、図4に示す如く、この延出部32の下部に凹部36を形成し、この凹部36に前記締結部34を形成するものである。
そして、前記電源ボックス2には、図3及び図5に示す如く、絶縁する前記電流センサ14を保持するための保持枠38と、この保持枠38に形成され、前記電流センサ14を係止する係止爪40とが形成されている。このとき、前記電流センサ14の外形、特に、上面と2つの側面との3面は、他の電装品12の並びとほぼ面一状態となる。
また、前記電源ボックス2には、図5に示す如く、他の電装品12をほぼ直線状に並べて繋ぐための第2、第3バスバー42、44が併設される。
更に、前記電源ボックス2には、その側面の夫々、ほぼ全ての面に配線が配索され、内部で接続されるものである。
なお、符号46は、前記第1端子24−1に接続される電源用第1ハーネス、48は第1、第2端子24−1、24−2を電源用第1ハーネス46とともに前記電源ボックス2に締め付ける締付ねじである。
次に作用を説明する。
先ず、前記電源ボックス2を、図2に示す如く、エンジンルーム4内の周辺部位、例えば、後部である車室側に、車幅方向に指向するように配設する。このとき、前記電源ボックス2の第1〜第15電線18−1〜18−15の配索方向と、電源ボックス2の長手方向と、前記バスバー16の配設方向とを一致させるようにする。
次に、前記前記電流センサ14及びバスバー16の組付時には、図1に示す如く、電流センサ14にバスバー16の貫通部20を貫通させ、折り曲げ部22の電流センサ仮支持面26に電流センサ14を接触させて仮支持を行う。
そして、前記電源ボックス2へ電装品12及び前記電流センサ14、バスバー16を取り付ける際には、図3及び図4に示す如く、電源ボックス2の保持枠38内に前記電流センサ14を保持させ、保持枠38に形成される係止爪40により電流センサ14を係止する。
この電流センサ14を係止した後に、前記バスバー16の第1端子24−1を電源用第1ハーネス46とともに、締付ねじ48によって前記電源ボックス2に締め付ける。同様に、第2端子24−2側も締め付ける。
前記電源ボックス2へ前記電流センサ14、バスバー16を取り付けることにより、バスバー16の折り曲げ部22に対向し、電流センサ14と反対側の空間に前記電装品12を近接させて収容する。
このとき、電装品12は、図5に示す如く、ほぼ平面状に並べて配設し、その上方から差し込むなどして取り付ける。そして、その平面及び前記蓋10は、前記電源ボックス2の上面ないし上部に位置する。
これにより、前記バスバー16を、バスバー16の貫通部20の近傍に電流センサ14を仮支持可能な折り曲げ部22を形成するとともに、これら貫通部20と折り曲げ部22を挟んだバスバー16両端の夫々の端子である第1、第2端子24−1、24−2を、夫々接続する母線M1、M2への接続方向が夫々折り曲げ部22と交差しかつ互いに交差する方向としたことによって、電流センサ14にバスバー16を貫通させた仮組み状態での取り扱いが容易になるとともに、電装品12の並びから一方の端子、つまり折り曲げ部22に対して貫通部20とは反対側の端子である第2端子24−2の占有面積が極狭小となり、占有面積が小さくなり、しかも、同面積でも、他の電装品の並ぶ設置面積が増大し、スペース効率を向上し得る。
また、前記バスバー16の折り曲げ部22に対して貫通部20と同じ側の端子である第1端子24−1を、各種電装品12の並びと略並行に取り付ける一方、バスバー16の折り曲げ部22に対して貫通部20とは反対側の端子である第2端子24−2を、電源ボックス2の側壁面2fの内側に対向させて設け、母線M1、M2のうち、バスバー16の折り曲げ部22に対して貫通部20とは反対側の端子である第2端子24−2に接続する母線M2をバスバー16とし、電源ボックス2の側面から締結可能としたことにより、電源ボックス2の電装品12が並ぶ中央付近にて、端子、つまり折り曲げ部22に対して貫通部20とは反対側の端子である第2端子24−2の占有面積が極狭小となり、スペース効率を向上し得るとともに、第2端子24−2の面積を大きく確保することができ、そして、締結時に、干渉し難いので、電装品12への接続による傷付きの可能性を少なくし、また、治具の作業スペースも確保し易いものである。また、二つの端子の締結方向が互いに異なることで、振動に対して強く固定することができる。
更に、前記バスバー16を電源ボックス2の一側面に沿って配設し、バスバー16の両端子24−1、24−2のうち、一方である第1端子24−1を電源ボックス2の蓋10側である上方から、他方である第2端子24−2を電源ボックス2の一側面たる側壁面2fに表出する側から締結して結線するとともに、電源ボックス2の蓋10に延出部32を設けてこの延出部32により一側面に表出する締結部34を閉塞したことにより、組付方向が異なる2つの面に振り分けられるいずれの端子も単一の蓋10で閉塞可能となり、実用上有利であるとともに、バスバー16及び電流センサ14を取り去った電源回路を構成しても、ケースである電源ボックス2を共用することができる。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例においては、バスバーの両端子が、電源ボックスに対して逆の配置となっても良いものである。
すなわち、貫通側(電源センサと同じ側)の端子を、電源ボックスの側壁に対向させ、折り曲げ部側(電流センサと反対側)と端子を、電装品の並び側とすることも可能である。この場合、電流センサは実施例と比べて横倒しになる。バスバーの端子がボックスの中央寄りになるので、端子接続で締結する必要からスペース効率で若干劣る。各種電装品の並びを含めて、配置を検討し直せば、やはり従来の平置き構造よりコンパクトとなる。また、端子が露出し難いメリットも残る。
この発明の実施例を示すバスバーと電流センサとの組付後の斜視図である。 車両のエンジンルーム内に配置した電源ボックスの概略斜視図である。 電源ボックスへ電装品及び電流センサ、バスバーを取り付ける際の斜視図である。 電源ボックスへ電装品及び電流センサ、バスバーを取り付けた後の斜視図である。 蓋を取り除いた電源ボックスの平面図である。 電源ボックスの正面図である。 電源ボックスの底面図である。 電源ボックスの蓋の正面図である。 電源ボックスの蓋の底面図である。 電源ボックスの回路図である。 バスバーを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は背面図、(e)は左側面図、(f)は右側面図である。 この発明の従来技術を示すバスバーと電流センサとの組付時の斜視図である。 電装品及びバスバー、電流センサを組み付けた状態の電源ボックスの概略平面図である。 電流センサの検出原理を示す概略説明図である。
符号の説明
2 電源ボックス
2f 側壁面
4 エンジンルーム
6 ベースブロック
8 本体
10 蓋
12 電装品
14 電流センサ
16 バスバー
16a 一端
16b 他端
18−1〜18−15 第1〜第15電線
18−16 第16電線
20 貫通部
22 折り曲げ部
24−1、24−2 第1、第2端子
26 電流センサ仮支持面
28 テーパ部
30−1 第1孔部
30−2 第2孔部
32 延出部
34 締結部
36 凹部
38 保持枠
40 係止爪
42 第2バスバー
44 第3バスバー
46 電源用第1ハーネス
48 締付ねじ

Claims (1)

  1. 各種電装品を略面状に並べて収容し、電流センサと、この電流センサに貫通させた状態で取り付けるバスバーを有する電源ボックスにおいて、前記バスバーをバスバーの貫通部の近傍に前記電流センサを仮支持可能な折り曲げ部を前記電流センサの端面に沿って形成するとともに、これら貫通部と折り曲げ部を挟んだバスバー両端の夫々の端子を夫々接続する母線への接続方向が夫々折り曲げ部と交差しかつ互いに交差する方向とし、前記バスバーの折り曲げ部に対して貫通部と同じ側の端子を前記各種電装品の並びと略並行に取り付ける一方、バスバーの折り曲げ部に対して貫通部とは反対側の端子を電源ボックスの側壁面の内側に対向させて設け、前記バスバーの折り曲げ部に対向しかつ前記電流センサと反対側の空間に少なくとも前記各種電装品の一部を近接させて収容し、母線のうちバスバーの折り曲げ部に対して貫通部とは反対側の端子に接続する母線をバスバーとして電源ボックスの側面から締結可能とし、前記バスバーを電源ボックスの一側面に沿って配設し、バスバーの両端子のうち、一方を電源ボックスの蓋側から、他方を電源ボックスの一側面に表出する側から締結して結線するとともに、電源ボックスの蓋に延出部を設けてこの延出部により一側面に表出する締結部を閉塞することを特徴とする電源ボックスのバスバー構造。
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