JP3189206B2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JP3189206B2 JP3189206B2 JP23189096A JP23189096A JP3189206B2 JP 3189206 B2 JP3189206 B2 JP 3189206B2 JP 23189096 A JP23189096 A JP 23189096A JP 23189096 A JP23189096 A JP 23189096A JP 3189206 B2 JP3189206 B2 JP 3189206B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャンクションブ
ロックやコネクタブロックを下ケースのボルト台座に案
内させて重ね合わせ、該ボルト台座でヒュージブルリン
クの接続とジャンクションブロック等の固定とを同時に
行わせた電気接続箱に関するものである。
ロックやコネクタブロックを下ケースのボルト台座に案
内させて重ね合わせ、該ボルト台座でヒュージブルリン
クの接続とジャンクションブロック等の固定とを同時に
行わせた電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7〜図8は、実開平5−43717号
公報に記載された従来の電気接続箱を示すものである。
この電気接続箱91は、図7の如く合成樹脂製のケース
92と、該ケース92内に組み付けられるジャンクショ
ンブロック(J/B)93及びヒュージブルリンクブロ
ック(FL/B)94とで構成される。
公報に記載された従来の電気接続箱を示すものである。
この電気接続箱91は、図7の如く合成樹脂製のケース
92と、該ケース92内に組み付けられるジャンクショ
ンブロック(J/B)93及びヒュージブルリンクブロ
ック(FL/B)94とで構成される。
【0003】該ケース92内には、先端にボルト95を
有する支柱96が立設され、J/B93には、該ボルト
95に対する挿通孔97を有する矩形状の薄肉の台座9
8が形成されている。また、FL/B94には、ボルト
95に対する挿通孔99を有し、該台座98に対向する
矩形状の固定板100が側端部から水平に突出形成され
ている。
有する支柱96が立設され、J/B93には、該ボルト
95に対する挿通孔97を有する矩形状の薄肉の台座9
8が形成されている。また、FL/B94には、ボルト
95に対する挿通孔99を有し、該台座98に対向する
矩形状の固定板100が側端部から水平に突出形成され
ている。
【0004】J/B93にはリレーやヒューズ等が装着
され、FL/B94には図8の如く電源線用のヒュージ
ブルリンク(FL)101等が装着される。該FL10
1は端子部102をボルト103で電源線104に締め
付けて接続される。
され、FL/B94には図8の如く電源線用のヒュージ
ブルリンク(FL)101等が装着される。該FL10
1は端子部102をボルト103で電源線104に締め
付けて接続される。
【0005】そして、J/B91の台座98のボルト孔
97に支柱96のボルト95を挿入させ、FL/B94
の固定板100を台座98上に重ねて、ボルト孔97,
99にボルト95を挿入させ、ナット105で締め付け
ることにより、J/B93とFL/B94とがケース9
2内で並列に固定される。
97に支柱96のボルト95を挿入させ、FL/B94
の固定板100を台座98上に重ねて、ボルト孔97,
99にボルト95を挿入させ、ナット105で締め付け
ることにより、J/B93とFL/B94とがケース9
2内で並列に固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、J/B93とFL/B94とが並
列に組み付けられるために電気接続箱91が横方向に肥
大化するという問題があった。また、薄板の台座98と
固定板100とでJ/B93とFL/B94とがボルト
95に支持されるために、取付強度が弱いという懸念が
あった。また、メンテナンス等でヒュージブルリンク1
01を交換等する際に、一々ボルト103(図8)を外
して電源線104を取り外したり、ナット105(図
7)を外してFL/B94を取り外したりしなければな
らず、狭いエンジンルーム等での作業が困難であった。
来の構造にあっては、J/B93とFL/B94とが並
列に組み付けられるために電気接続箱91が横方向に肥
大化するという問題があった。また、薄板の台座98と
固定板100とでJ/B93とFL/B94とがボルト
95に支持されるために、取付強度が弱いという懸念が
あった。また、メンテナンス等でヒュージブルリンク1
01を交換等する際に、一々ボルト103(図8)を外
して電源線104を取り外したり、ナット105(図
7)を外してFL/B94を取り外したりしなければな
らず、狭いエンジンルーム等での作業が困難であった。
【0007】本発明は、上記した点に鑑み、J/BとF
L/B等の他のブロックを組み付けた際の肥大化を防止
し、且つJ/Bと他のブロックとをしっかりと固定で
き、しかもヒュージブルリンク交換時等における作業性
を向上させ得る電気接続箱を提供することを目的とす
る。
L/B等の他のブロックを組み付けた際の肥大化を防止
し、且つJ/Bと他のブロックとをしっかりと固定で
き、しかもヒュージブルリンク交換時等における作業性
を向上させ得る電気接続箱を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ヒュージブルリンクをバスバーに接続さ
せるJ/B本体と、該J/B本体に接合するJ/B底カ
バーと、該J/B本体の底部に嵌合する下ケースとを備
え、該下ケースに柱状の第一ねじ台座が立設され、該第
一ねじ台座の先端に該バスバーがねじ固定される電気接
続箱において、該J/B底カバーと該J/B本体とに、
該第一ねじ台座に対する第一ガイド孔が設けられ、該J
/B本体側の第一ガイド孔は周壁で囲まれて縦長に構成
され、該J/B底カバーと該J/B本体との該第一ガイ
ド孔に該第一ねじ台座が同心に挿入されることを特徴と
する。前記J/B底カバーに柱状の第二ねじ台座を立設
し、前記J/B本体に、該第二ねじ台座に対する第二ガ
イド孔を設け、該第二ガイド孔に挿入した第二ねじ台座
に前記ヒュージブルリンクと該バスバーとを接合して固
定する構造も有効である。また、前記J/B本体内に進
入可能なコネクタ部を有するコネクタブロックを前記下
ケースとJ/B底カバーとの間に配設し、該コネクタブ
ロックに、前記第一ねじ台座に対する第一ガイド孔を設
けた構造も有効である。
に、本発明は、ヒュージブルリンクをバスバーに接続さ
せるJ/B本体と、該J/B本体に接合するJ/B底カ
バーと、該J/B本体の底部に嵌合する下ケースとを備
え、該下ケースに柱状の第一ねじ台座が立設され、該第
一ねじ台座の先端に該バスバーがねじ固定される電気接
続箱において、該J/B底カバーと該J/B本体とに、
該第一ねじ台座に対する第一ガイド孔が設けられ、該J
/B本体側の第一ガイド孔は周壁で囲まれて縦長に構成
され、該J/B底カバーと該J/B本体との該第一ガイ
ド孔に該第一ねじ台座が同心に挿入されることを特徴と
する。前記J/B底カバーに柱状の第二ねじ台座を立設
し、前記J/B本体に、該第二ねじ台座に対する第二ガ
イド孔を設け、該第二ガイド孔に挿入した第二ねじ台座
に前記ヒュージブルリンクと該バスバーとを接合して固
定する構造も有効である。また、前記J/B本体内に進
入可能なコネクタ部を有するコネクタブロックを前記下
ケースとJ/B底カバーとの間に配設し、該コネクタブ
ロックに、前記第一ねじ台座に対する第一ガイド孔を設
けた構造も有効である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の一例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る電気接続箱の一
実施例を示すものである。この電気接続箱1は、ヒュー
ジブルリンク(FL)2,3やヒューズ4やリレー79
等を装着するジャンクションブロック本体(J/B本
体)5と、該J/B本体5の底部に装着されるJ/B底
カバー6と、該J/B底カバー6を経てJ/B本体5に
合体するコネクタブロック(ないしリレーブロック)8
と、該コネクタブロック8を収容してJ/B本体5の下
部側に嵌合する下ケース9とで構成される。
を詳細に説明する。図1は本発明に係る電気接続箱の一
実施例を示すものである。この電気接続箱1は、ヒュー
ジブルリンク(FL)2,3やヒューズ4やリレー79
等を装着するジャンクションブロック本体(J/B本
体)5と、該J/B本体5の底部に装着されるJ/B底
カバー6と、該J/B底カバー6を経てJ/B本体5に
合体するコネクタブロック(ないしリレーブロック)8
と、該コネクタブロック8を収容してJ/B本体5の下
部側に嵌合する下ケース9とで構成される。
【0010】J/B本体5とJ/B底カバー6とでジャ
ンクションブロック(J/B)7が構成される。そして
コネクタブロック8、J/B7の順で下ケース9に重ね
合わされて一体化する。
ンクションブロック(J/B)7が構成される。そして
コネクタブロック8、J/B7の順で下ケース9に重ね
合わされて一体化する。
【0011】該下ケース9は合成樹脂で形成され、底壁
10と前後左右の側壁11〜14と上部開口15とを有
する。該底壁10には、コネクタブロック8とJ/B底
カバー6とJ/B本体5とを位置決め且つ案内する矩形
柱状のボルト台座(第一ねじ台座)16が突設されてい
る。該ボルト台座16の先端面17の中央には、J/B
本体5側の電源用ヒュージブルリンク(電源用FL)2
をバスバー19に接続し、且つコネクタブロック8とJ
/B底カバー6とJ/B本体5とを強固に固定するため
の一本のボルト(ねじ部材)18が立設されている。
10と前後左右の側壁11〜14と上部開口15とを有
する。該底壁10には、コネクタブロック8とJ/B底
カバー6とJ/B本体5とを位置決め且つ案内する矩形
柱状のボルト台座(第一ねじ台座)16が突設されてい
る。該ボルト台座16の先端面17の中央には、J/B
本体5側の電源用ヒュージブルリンク(電源用FL)2
をバスバー19に接続し、且つコネクタブロック8とJ
/B底カバー6とJ/B本体5とを強固に固定するため
の一本のボルト(ねじ部材)18が立設されている。
【0012】また、該下カバー9の左右の側壁11,1
2には、コネクタブロック8とJ/B本体5とを案内し
且つ係止させるための横断面略L字状の各一対のガイド
レール20と、一対のガイドレール20の上部中央に位
置する係止突起21とが形成されている。図1において
ガイドレール20及び係止突起21は手前側の側壁12
の内側にも形成されている。この側壁12の外側には、
図示しない車両ボディパネル等に対する固定用のブラケ
ット22が形成されている。また、後側の側壁14に
は、コネクタブロック8のワイヤハーネス23を挿通す
るための開口24が形成されている。
2には、コネクタブロック8とJ/B本体5とを案内し
且つ係止させるための横断面略L字状の各一対のガイド
レール20と、一対のガイドレール20の上部中央に位
置する係止突起21とが形成されている。図1において
ガイドレール20及び係止突起21は手前側の側壁12
の内側にも形成されている。この側壁12の外側には、
図示しない車両ボディパネル等に対する固定用のブラケ
ット22が形成されている。また、後側の側壁14に
は、コネクタブロック8のワイヤハーネス23を挿通す
るための開口24が形成されている。
【0013】該コネクタブロック8は合成樹脂製の基板
部26と、該基板部26に立設された各種コネクタ部2
7〜31とを備える。該基板部26に、下ケース9のボ
ルト台座16に対する矩形状のガイド孔(第一ガイド
孔)33が形成されている。該ガイド孔33はボルト台
座16よりも若干幅広に形成されている。該基板部26
の左右端部には、下ケース9のガイドレール20に対す
るスライド係合部34が各一対設けられている。該スラ
イド係合部34は中央の支柱35と、該支柱35の両側
に突出した一対の突条36とで構成される。
部26と、該基板部26に立設された各種コネクタ部2
7〜31とを備える。該基板部26に、下ケース9のボ
ルト台座16に対する矩形状のガイド孔(第一ガイド
孔)33が形成されている。該ガイド孔33はボルト台
座16よりも若干幅広に形成されている。該基板部26
の左右端部には、下ケース9のガイドレール20に対す
るスライド係合部34が各一対設けられている。該スラ
イド係合部34は中央の支柱35と、該支柱35の両側
に突出した一対の突条36とで構成される。
【0014】該コネクタ部27はJ/B本体5側のコネ
クタ部37と合体して各コネクタを構成する。該コネク
タ(27,37)にはリレー79が接続される。また、
コネクタ部30はJ/B本体側のヒュージブルリンク
(FL)3と接続し、コネクタ部31はヒューズ4と接
続する。また、コネクタ部28,29はJ/B底カバー
6側のコネクタケース38,39で被覆される。これら
のコネクタ接続構造については別件で提案する。
クタ部37と合体して各コネクタを構成する。該コネク
タ(27,37)にはリレー79が接続される。また、
コネクタ部30はJ/B本体側のヒュージブルリンク
(FL)3と接続し、コネクタ部31はヒューズ4と接
続する。また、コネクタ部28,29はJ/B底カバー
6側のコネクタケース38,39で被覆される。これら
のコネクタ接続構造については別件で提案する。
【0015】各コネクタ部27〜31内の図示しない端
子に接続した電線40はワイヤハーネス23として束ね
られて基板部26の下側から後方に導出される。該ワイ
ヤハーネス23には、J/B本体5側の電源用FL2に
対する接続用の電源線41が一緒に束ねられている。該
電源線41の先端には板状端子42が圧着接続されてい
る。該端子42は、前記ボルト18に対する挿通孔43
を有している。
子に接続した電線40はワイヤハーネス23として束ね
られて基板部26の下側から後方に導出される。該ワイ
ヤハーネス23には、J/B本体5側の電源用FL2に
対する接続用の電源線41が一緒に束ねられている。該
電源線41の先端には板状端子42が圧着接続されてい
る。該端子42は、前記ボルト18に対する挿通孔43
を有している。
【0016】コネクタブロック8にはJ/B底カバー6
が接合する。該J/B底カバー6は合成樹脂で形成さ
れ、J/B本体5の下側を塞ぐ基板部45と、該基板部
45と一体に形成された前記コネクタケース38,39
と、該基板部45に立設された矩形柱状の一対のナット
台座(第二ねじ台座)46,47とで構成される。
が接合する。該J/B底カバー6は合成樹脂で形成さ
れ、J/B本体5の下側を塞ぐ基板部45と、該基板部
45と一体に形成された前記コネクタケース38,39
と、該基板部45に立設された矩形柱状の一対のナット
台座(第二ねじ台座)46,47とで構成される。
【0017】該基板部45には、下ケース9のボルト台
座16に対する矩形状のガイド孔(第二ガイド孔)48
と、コネクタブロック8の各コネクタ部27〜31に対
する各種形状の挿通孔49〜51とが形成されている。
前記一対のナット台座46,47は並列に配置され、一
方のナット台座46はガイド孔48に隣接し、他方のナ
ット台座47はガイド孔48から離間して位置してい
る。各ナット台座46,47の先端部には金属ナット
(ねじ部材)52,53が埋め込まれて固定されてい
る。該ナット52,53は台座46,47の先端面(上
面)54,55に露出している。該基板部45の周囲に
は枠部56が形成され、該枠部56に、J/B本体5の
底部内に係合する係止突起57が設けられている。
座16に対する矩形状のガイド孔(第二ガイド孔)48
と、コネクタブロック8の各コネクタ部27〜31に対
する各種形状の挿通孔49〜51とが形成されている。
前記一対のナット台座46,47は並列に配置され、一
方のナット台座46はガイド孔48に隣接し、他方のナ
ット台座47はガイド孔48から離間して位置してい
る。各ナット台座46,47の先端部には金属ナット
(ねじ部材)52,53が埋め込まれて固定されてい
る。該ナット52,53は台座46,47の先端面(上
面)54,55に露出している。該基板部45の周囲に
は枠部56が形成され、該枠部56に、J/B本体5の
底部内に係合する係止突起57が設けられている。
【0018】該J/B本体5は合成樹脂で略矩形箱状に
形成され、内側に、下ケース9のボルト台座16に対す
る高さ方向の矩形筒状のガイド孔(第一ガイド孔)59
と、J/B底カバー6の一対のナット台座46,47に
対する一対の矩形筒状のガイド孔(第二ガイド孔)6
0,61とを並列に有している。各ガイド孔59〜61
は四方を周壁62で囲まれて構成される。該周壁62の
一部はJ/B本体5の左右の側壁63と後壁64で構成
される。中央のガイド孔60の周壁(内壁)62には、
バスバー19に対する係止突起65が形成されている。
形成され、内側に、下ケース9のボルト台座16に対す
る高さ方向の矩形筒状のガイド孔(第一ガイド孔)59
と、J/B底カバー6の一対のナット台座46,47に
対する一対の矩形筒状のガイド孔(第二ガイド孔)6
0,61とを並列に有している。各ガイド孔59〜61
は四方を周壁62で囲まれて構成される。該周壁62の
一部はJ/B本体5の左右の側壁63と後壁64で構成
される。中央のガイド孔60の周壁(内壁)62には、
バスバー19に対する係止突起65が形成されている。
【0019】また、J/B本体5の左右の側壁63の下
部には、下ケース9のガイドレール20に対する横断面
略L字状の各一対のスライド係合部66と、一対のスラ
イド係合部66の間に位置する可撓係止アーム67とが
設けられている。該可撓係止アーム67は、下ケース9
側の係止突起21に対する係合突起68を有している。
部には、下ケース9のガイドレール20に対する横断面
略L字状の各一対のスライド係合部66と、一対のスラ
イド係合部66の間に位置する可撓係止アーム67とが
設けられている。該可撓係止アーム67は、下ケース9
側の係止突起21に対する係合突起68を有している。
【0020】前記バスバー19は長方形状に形成され、
下ケース9のボルト18に対する挿通孔69と、J/B
底カバー6の一方のナット52に対するボルト挿通孔7
0とを有している。該バスバー19の先端方は下向きに
折り曲げられ、この折曲部71に、J/B本体側の係止
突起65に対する係合孔72が形成されている。
下ケース9のボルト18に対する挿通孔69と、J/B
底カバー6の一方のナット52に対するボルト挿通孔7
0とを有している。該バスバー19の先端方は下向きに
折り曲げられ、この折曲部71に、J/B本体側の係止
突起65に対する係合孔72が形成されている。
【0021】該ボルト挿通孔70上に電源用FL2の水
平な一方の端子73の孔部75が位置し、該端子73は
バスバー19を介して小ボルト77で中央のガイド孔6
0内のナット52に締付接続される。該電源用FL2の
水平な他方の端子74は外寄りのガイド孔61上に位置
し、J/B本体5内の図示しないバスバー等の出力回路
を挟んで小ボルト78で他方のナット53に固定され
る。
平な一方の端子73の孔部75が位置し、該端子73は
バスバー19を介して小ボルト77で中央のガイド孔6
0内のナット52に締付接続される。該電源用FL2の
水平な他方の端子74は外寄りのガイド孔61上に位置
し、J/B本体5内の図示しないバスバー等の出力回路
を挟んで小ボルト78で他方のナット53に固定され
る。
【0022】図2〜図6は上記電気接続箱1を組み立て
る状態を示すものである。先ず、図2の如く下ケース9
のボルト台座16をコネクタブロック8のガイド孔33
に挿入させる。これにより、図1でコネクタブロック8
が下ケース9に簡単確実に位置決め装着される。コネク
タブロック8のスライド係合部34は下ケース9のガイ
ドレール20の下半分にスライド係合し、コネクタブロ
ック8は下ケース9の底部寄りに位置する。
る状態を示すものである。先ず、図2の如く下ケース9
のボルト台座16をコネクタブロック8のガイド孔33
に挿入させる。これにより、図1でコネクタブロック8
が下ケース9に簡単確実に位置決め装着される。コネク
タブロック8のスライド係合部34は下ケース9のガイ
ドレール20の下半分にスライド係合し、コネクタブロ
ック8は下ケース9の底部寄りに位置する。
【0023】ボルト台座16は図2の如く中空に形成さ
れ、ボルト台座16の先端部に例えばボルト18の頭部
80をモールド成形により固定させている。図3にボル
ト台座16とコネクタブロック8の係合状態の上面図を
示す如く、ボルト台座16はコネクタブロック8のガイ
ド孔33に若干の隙間を存して係合している。これはJ
/B底カバー6やJ/B本体5についても同様である。
図3のA−A断面が図2のボルト台座16の断面に相当
する。
れ、ボルト台座16の先端部に例えばボルト18の頭部
80をモールド成形により固定させている。図3にボル
ト台座16とコネクタブロック8の係合状態の上面図を
示す如く、ボルト台座16はコネクタブロック8のガイ
ド孔33に若干の隙間を存して係合している。これはJ
/B底カバー6やJ/B本体5についても同様である。
図3のA−A断面が図2のボルト台座16の断面に相当
する。
【0024】図2の組立方法ではJ/B本体5にJ/B
底カバー6を装着し、下ケース9にコネクタブロック8
を装着し、次いでJ/B7(J/B本体5+J/B底カ
バー6)を下ケース9に装着する。J/B底カバー6の
枠部56がJ/B本体5の底側の段部81に当接し、ナ
ット台座46の先端面(上面)54がガイド孔60の上
部開口すなわちガイド孔周壁62の上端面62aと同一
高さに位置する。
底カバー6を装着し、下ケース9にコネクタブロック8
を装着し、次いでJ/B7(J/B本体5+J/B底カ
バー6)を下ケース9に装着する。J/B底カバー6の
枠部56がJ/B本体5の底側の段部81に当接し、ナ
ット台座46の先端面(上面)54がガイド孔60の上
部開口すなわちガイド孔周壁62の上端面62aと同一
高さに位置する。
【0025】バスバー19は、ガイド孔59上からナッ
ト52上にかけて配索され、図4にも示す如く、ボルト
孔69,70がガイド孔59の中央及びナット52のね
じ孔上に同心に位置する。図2の如くバスバー19の折
曲部71の係合孔72はガイド孔60内の係止突起65
に係合する。ガイド孔59にボルト台座16が挿入され
る。図2のJ/B7の断面は図4のA′−A′断面に相
当する。
ト52上にかけて配索され、図4にも示す如く、ボルト
孔69,70がガイド孔59の中央及びナット52のね
じ孔上に同心に位置する。図2の如くバスバー19の折
曲部71の係合孔72はガイド孔60内の係止突起65
に係合する。ガイド孔59にボルト台座16が挿入され
る。図2のJ/B7の断面は図4のA′−A′断面に相
当する。
【0026】図5,図6はボルト台座16をJ/B下カ
バー8及びJ/B本体5の各ガイド孔48,59に挿入
した状態、すなわち下ケース9+コネクタブロック8を
J/B7に合体した(重ね合わせた)状態を示すもので
ある。ボルト18はバスバー19のボルト孔69を通っ
て上方に突出する。ボルト台座16の先端面(上面)1
7はガイド孔59の上部開口すなわちガイド孔周壁62
の上端面62aと同一高さに位置し、バスバー19が周
壁62の上端面62aとボルト台座16の先端面17に
接して位置する。コネクタブロック8の基板部26(図
1)はJ/B底カバー6にほぼ接して位置する。
バー8及びJ/B本体5の各ガイド孔48,59に挿入
した状態、すなわち下ケース9+コネクタブロック8を
J/B7に合体した(重ね合わせた)状態を示すもので
ある。ボルト18はバスバー19のボルト孔69を通っ
て上方に突出する。ボルト台座16の先端面(上面)1
7はガイド孔59の上部開口すなわちガイド孔周壁62
の上端面62aと同一高さに位置し、バスバー19が周
壁62の上端面62aとボルト台座16の先端面17に
接して位置する。コネクタブロック8の基板部26(図
1)はJ/B底カバー6にほぼ接して位置する。
【0027】図1におけるJ/B本体5のスライド係合
部66は下ケース9のガイドレール20の上半部にスラ
イド係合し、可撓係止アーム67の係合突起68が下ケ
ース9の係止突起21に乗り越えて係合する。下ケース
9のボルト台座16にコネクタブロック8とJ/B底カ
バー6とJ/B本体5の各ガイド孔33,48,59を
挿通させることで、電気接続箱1の組立がスムーズに簡
単且つ確実に行われる。また、J/B底カバー6のナッ
ト台座46,47をJ/B本体5のガイド孔60,61
に挿入させることで、J/B7の組立がスムーズに行わ
れる。
部66は下ケース9のガイドレール20の上半部にスラ
イド係合し、可撓係止アーム67の係合突起68が下ケ
ース9の係止突起21に乗り越えて係合する。下ケース
9のボルト台座16にコネクタブロック8とJ/B底カ
バー6とJ/B本体5の各ガイド孔33,48,59を
挿通させることで、電気接続箱1の組立がスムーズに簡
単且つ確実に行われる。また、J/B底カバー6のナッ
ト台座46,47をJ/B本体5のガイド孔60,61
に挿入させることで、J/B7の組立がスムーズに行わ
れる。
【0028】そして、図1の如く電源用FL2の一方の
端子73をバスバー19と共にボルト77でナット52
に締め付け、他方の端子74を図示しない出力回路を介
してボルト78でナット53に締め付け、ボルト台座1
6のボルト18に電源線41の端子42を装着してナッ
ト83で締め付けることにより、電源用FL2と電源線
41とが接続されると同時に、下ケース9とコネクタブ
ロック8とJ/B底カバー6とJ/B本体5とが該ボル
ト18とナット83の結合でしっかりと固定され、一体
化する。また、メンテナンス等において電源用FL2を
交換する際に、電源線41の締付ナット83を外すこと
なく、FL側のボルト77,78を外すことで容易に脱
着作業を行うことができる。
端子73をバスバー19と共にボルト77でナット52
に締め付け、他方の端子74を図示しない出力回路を介
してボルト78でナット53に締め付け、ボルト台座1
6のボルト18に電源線41の端子42を装着してナッ
ト83で締め付けることにより、電源用FL2と電源線
41とが接続されると同時に、下ケース9とコネクタブ
ロック8とJ/B底カバー6とJ/B本体5とが該ボル
ト18とナット83の結合でしっかりと固定され、一体
化する。また、メンテナンス等において電源用FL2を
交換する際に、電源線41の締付ナット83を外すこと
なく、FL側のボルト77,78を外すことで容易に脱
着作業を行うことができる。
【0029】なお、下ケース9のボルト台座16をナッ
ト台座(第一ねじ台座)として、バスバー19側のナッ
ト83をボルトとしたり、あるいはJ/B底カバー6の
ナット台座46,47をボルト台座(第二ねじ台座)と
して、FL2側の小ボルト77,78を小ナットとする
ことも可能である。
ト台座(第一ねじ台座)として、バスバー19側のナッ
ト83をボルトとしたり、あるいはJ/B底カバー6の
ナット台座46,47をボルト台座(第二ねじ台座)と
して、FL2側の小ボルト77,78を小ナットとする
ことも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、下ケー
スの第一ねじ台座をコネクタブロックとJ/B底カバー
とJ/B本体の各第一ガイド孔に挿通させることで、コ
ネクタブロックと下ケースとJ/B底カバーとJ/B本
体とが位置決めされ、且つ重ね合わせ方向にスムーズに
案内されるから、組立作業性が向上する。また、下ケー
スとコネクタブロックとJ/B底カバーとJ/B本体と
が重ね合わせ方向に接合して電気接続箱を構成するか
ら、電気接続箱の横方向への肥大化が防止され、取付側
の省スペース化が図られる。
スの第一ねじ台座をコネクタブロックとJ/B底カバー
とJ/B本体の各第一ガイド孔に挿通させることで、コ
ネクタブロックと下ケースとJ/B底カバーとJ/B本
体とが位置決めされ、且つ重ね合わせ方向にスムーズに
案内されるから、組立作業性が向上する。また、下ケー
スとコネクタブロックとJ/B底カバーとJ/B本体と
が重ね合わせ方向に接合して電気接続箱を構成するか
ら、電気接続箱の横方向への肥大化が防止され、取付側
の省スペース化が図られる。
【0031】また、ヒュージブルリンクに接続したバス
バーを例えば電源線と共に第一ねじ台座にねじ固定する
ことで、ヒュージブルリンクの電気的接続と同時に、下
ケースとコネクタブロックとJ/B底カバーとJ/B本
体との固定が行われるから、それによっても組立作業性
が向上する。また、第一ねじ台座にコネクタブロックと
J/B底カバーとJ/B本体とが各第一ガイド孔で嵌合
した状態でねじ固定されるから、固定強度が増し、特に
コネクタブロックとJ/B本体との間の電気的接続、例
えばコネクタ部とヒューズとの電気的接続がガタや緩み
等なく確実に行われる。
バーを例えば電源線と共に第一ねじ台座にねじ固定する
ことで、ヒュージブルリンクの電気的接続と同時に、下
ケースとコネクタブロックとJ/B底カバーとJ/B本
体との固定が行われるから、それによっても組立作業性
が向上する。また、第一ねじ台座にコネクタブロックと
J/B底カバーとJ/B本体とが各第一ガイド孔で嵌合
した状態でねじ固定されるから、固定強度が増し、特に
コネクタブロックとJ/B本体との間の電気的接続、例
えばコネクタ部とヒューズとの電気的接続がガタや緩み
等なく確実に行われる。
【0032】また、J/B底カバーの第二ねじ台座をJ
/B本体に挿入することでJ/B底カバーとJ/B本体
とが相互に位置決め案内され、J/Bの組立作業性が向
上する。また、ヒュージブルリンクがバスバーを介して
第二ねじ台座に固定されるから、前記第一ねじ台座側の
電源線を外すことなく、ヒュージブルリンクの交換を容
易に行うことができ、メンテナンス作業性が向上する。
/B本体に挿入することでJ/B底カバーとJ/B本体
とが相互に位置決め案内され、J/Bの組立作業性が向
上する。また、ヒュージブルリンクがバスバーを介して
第二ねじ台座に固定されるから、前記第一ねじ台座側の
電源線を外すことなく、ヒュージブルリンクの交換を容
易に行うことができ、メンテナンス作業性が向上する。
【図1】本発明に係る電気接続箱の一実施例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】J/Bに下ケースのボルト台座を挿入させる状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図3】ボルト台座を示す上方視平面図である。
【図4】J/B上のバスバーを示す上方視平面図であ
る。
る。
【図5】J/Bに下ケースのボルト台座を挿入させた状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図6】同じくボルト台座を挿入させた状態を示す上方
視平面図である。
視平面図である。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
【図8】同じくFLの接続状態を示す縦断面図である。
1 電気接続箱 2 ヒュージブルリンク 5 J/B本体 6 J/B底カバー 8 コネクタブロック 9 下ケース 16 ボルト台座(第一ねじ台座) 19 バスバー 27〜31 コネクタ部 33,48,59 ガイド孔(第一ガイド孔) 46,47 ナット台座(第二ねじ台座) 60,61 ガイド孔(第二ガイド孔)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16
Claims (3)
- 【請求項1】 ヒュージブルリンクをバスバーに接続さ
せるJ/B本体と、該J/B本体に接合するJ/B底カ
バーと、該J/B本体の底部に嵌合する下ケースとを備
え、該下ケースに柱状の第一ねじ台座が立設され、該第
一ねじ台座の先端に該バスバーがねじ固定される電気接
続箱において、 該 J/B底カバーと該J/B本体とに、該第一ねじ台座
に対する第一ガイド孔が設けられ、該J/B本体側の第
一ガイド孔は周壁で囲まれて縦長に構成され、該J/B
底カバーと該J/B本体との該第一ガイド孔に該第一ね
じ台座が同心に挿入されることを特徴とする電気接続
箱。 - 【請求項2】 前記J/B底カバーに柱状の第二ねじ台
座を立設し、前記J/B本体に、該第二ねじ台座に対す
る第二ガイド孔を設け、該第二ガイド孔に挿入した第二
ねじ台座に前記ヒュージブルリンクと該バスバーとを接
合して固定することを特徴とする請求項1記載の電気接
続箱。 - 【請求項3】 前記J/B本体内に進入可能なコネクタ
部を有するコネクタブロックを前記下ケースとJ/B底
カバーとの間に配設し、該コネクタブロックに、前記第
一ねじ台座に対する第一ガイド孔を設けたことを特徴と
する請求項1又は2記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23189096A JP3189206B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23189096A JP3189206B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1080039A JPH1080039A (ja) | 1998-03-24 |
JP3189206B2 true JP3189206B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=16930644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23189096A Expired - Fee Related JP3189206B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3189206B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006107965A (ja) | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Yazaki Corp | ヒューズブロック |
JP5294084B2 (ja) | 2009-10-28 | 2013-09-18 | 住友電装株式会社 | スタッドボルト組立体及びスタッドボルト組立体を備えた電気接続箱 |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP23189096A patent/JP3189206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1080039A (ja) | 1998-03-24 |
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