JP4689358B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4689358B2 JP4689358B2 JP2005168279A JP2005168279A JP4689358B2 JP 4689358 B2 JP4689358 B2 JP 4689358B2 JP 2005168279 A JP2005168279 A JP 2005168279A JP 2005168279 A JP2005168279 A JP 2005168279A JP 4689358 B2 JP4689358 B2 JP 4689358B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- negative ion
- forming apparatus
- discharge tray
- ion generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
感光体1上の帯電面にレーザ書き込みユニット6から、図示しないPCより受け取った作像情報を元に光変調されたレーザビームLが照射される。これによって感光体1上に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置7によってトナー像として可視像化される。
一方、給紙部8から搬送ローラ9により転写材Pが搬送される。その転写材Pが矢印Aで示すように、感光体1と転写ベルト3との間に送り込まれ、転写ベルト3に担持されて搬送される。
転写ベルト3を挟んで、感光体1に対向する位置には転写ローラ10が配置され、その転写ローラ10に対し、感光体1上のトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加され、これによって感光体1上のトナー像が転写材P上に転写される。転写材Pに転写されず、感光体1上に残された転写残トナーは、クリーニング装置11によって除去される。
次に定着手段について説明する。定着ローラ12と加圧ローラ13は、それぞれ図示していない駆動装置によって回転駆動される。定着ローラ12内に加熱源としてヒータ14が配置され、定着ローラ12表面には温度検知手段としてサーミスタ15が配置されている。
このサーミスタ15により、定着ローラ12表面の温度を検知し、図示していない温度制御回路によってヒータ14をオン、オフ制御し、定着ローラ12の表面温度をトナー像の定着に適した所定の範囲に維持する。未定着トナー画像は、加熱された定着ローラ12及び加圧ローラ13で形成された定着ニップにより転写材P上に定着されて、排紙トレー16上に搬送・排出される。
感光体1、現像装置7、転写ローラ10、定着手段は、画像形成部を構成しており、これらは制御手段(CPU)によって制御される。
この場合、排紙トレー16上に排出された転写材P(排出紙)同士の摩擦帯電や搬送ローラ9による摩擦帯電、熱定着後の高温状態や排紙トレー16周辺の樹脂の帯電等の要因により、最終的に排紙トレー16上の転写材Pの電位的が0になっていることは保証されない。そのため、排出紙が帯電していた場合、ユーザが取り出す際に紙同士の貼り付きや静電気による違和感や不快感を受けることになる。
特許文献1には、イオン風により排出紙の除電を行う画像形成装置が提案されている。
また、特許文献2では、固体高分子電解膜を用いて排出紙を加湿することが可能な画像形成装置が提案されている。
また、特許文献3では、外枠カバーの内部にマイナスイオン発生装置を配置し、外枠カバーの外部にマイナスイオンを送風して散布する画像形成装置が提案されている。
また、特開2004−163483公報では、固体高分子電解膜を用いて排出紙を加湿することが可能な画像形成装置が提案されている。この場合、加湿により排出紙の抵抗が低下するため除電の効果もある。しかし、レーザプリンタや複写機では、熱定着時に紙の離型性を確保するために定着オイルとしてシリコーンオイルが用いられている機種も有り、その場合、排出紙はシリコーンオイルを吸収しているため加湿されず、従って除電の効果もない。
また、特開2004−233618公報記載の技術は、マイナスイオンにより、エアコンディショナーのように画像形成装置周辺の作業環境を良好に保つことを目的としているが、排出紙にマイナスイオンが散布されることにより除電することは可能である。しかしながら、供給されるマイナスイオン量を調節する手段が無いため、排出紙の種類(OHPシートや紙厚等)や周辺環境(気温や湿度等)にフレキシブルに対応することができず、完全に排出紙を除電することができない。
そこで、本発明は、排紙トレー上に排出された排出紙を効率よく除電することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記マイナスイオン発生装置の近傍に設けられた送風装置と、前記電位センサの出力に応じて前記マイナスイオン発生装置を制御する制御手段と、前記排紙トレーの近傍に設けられた人感センサと、を備え、前記制御手段は、前記人感センサの反応に応じて前記マイナスイオン発生装置を作動させた状態で前記送風装置の停止のみ、あるいは、送風装置の風力を弱めることのみを行うことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記マイナスイオン発生装置は、トルマリンもしくは電気石もしくは松鉱石をマイナスイオン発生源として用いることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1、又は2において、前記マイナスイオン発生装置は、光源からの光を前記マイナスイオン発生源に照射することによりマイナスイオンを発生することを特徴とする。
請求項4の本発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の画像形成装置において、前記人感センサは、前記排紙トレーを囲む位置に一つもしくは複数設けられていることを特徴とする。
また、マイナスイオン装置を光源により駆動しているため、定着装置などの熱を利用する場合等に比べ、迅速かつ省エネルギでマイナスイオン装置を制御することができる。
また、マイナスイオン発生装置により発生したマイナスイオンを、送風ファン等の送風装置により排紙トレー周辺及び排紙上へ吹き付けることで、更に短期間で排紙トレー周辺及び排出紙を除電することができる。
図1は本発明を実施する画像形成装置の参考例を示す構成図である。
本画像形成装置は、排紙トレー16の上方に排出面に対向するようにトルマリン板(マイナスイオン発生源)21と電位センサ22を配置し、トルマリン板21の上方に点光源23及び送風ファン24を配置している。これらはケーシングCによって内包、或いは支持されている。これらはマイナスイオン発生装置を構成している。
この本画像形成装置の特徴的な構成は、転写材に画像形成を施す画像形成部と、画像形成部から排出された転写材を積載する排紙トレー16と、を備えた画像形成装置において、排紙トレーの排出面に対向するようにマイナスイオン発生源21と電位センサ22が設けられており、電位センサ22の出力に応じてマイナスイオン発生装置を制御する制御手段を備えた点にある。マイナスイオン発生装置は、光源23からの光をマイナスイオン発生源21に照射することによりマイナスイオンを発生する。
図2はこの画像形成装置の動作フローチャートである。排紙トレー16上の排出紙及び排紙トレー16周辺の電位を電位センサ22により計測し、その計測結果に応じて図示しない制御装置によって点光源23の点灯を制御する。具体的には、排紙トレー16上の排出紙及び排紙トレー16周辺の電位が0以上であれば(S1でY)、点光源23を点灯する(S2)。そうでなければ(S1でN)、点光源23を消灯する(S3)。
点光源23が点灯するとトルマリン板21からマイナスイオンが発生し、マイナスイオンが送風ファン24により排紙トレー16周辺及び排出された転写材Pに運ばれることにより、転写材Pは除電される。
ここでマイナスイオン発生源21としてトルマリン板を用いたが、トルマリン板の代わりに、同様にマイナスイオンを発生させる物質として知られている電気石または松鉱石を用いてもよい。
図5は本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作フローチャートである。人間が排出紙(転写材)Pを排紙トレー16より取り出そうとして手Qを排紙トレー16へ伸ばしたのを人感センサ25が検知した場合(S1でY)、図に記載しない制御装置によって送風ファン24を停止する(S2)。あるいは送風ファンの風力を弱くする。これによって排出紙Pの取り出しが容易になる。
人感センサ25としては、赤外線や超音波を用いたものが一般的であるが、排出された転写材Pを取ろうとする人間の手が検知できるセンサなら何でも良い。また、人感センサ25は排紙トレーを囲うように一つもしくは複数設けられていても良い。
21 トルマリン板(マイナスイオン発生源)
22 電位センサ
23 点光源(光源)
24 送風ファン(送風装置)
25 人感センサ
Claims (4)
- 転写材に画像形成を施す画像形成部と、画像形成部から排出された転写材を積載する排紙トレーと、を備えた画像形成装置において、
前記排紙トレーの排出面に対向するように配置されたマイナスイオン発生装置及び電位センサと、
前記マイナスイオン発生装置の近傍に設けられた送風装置と、
前記電位センサの出力に応じて前記マイナスイオン発生装置を制御する制御手段と、
前記排紙トレーの近傍に設けられた人感センサと、を備え、
前記制御手段は、前記人感センサの反応に応じて前記マイナスイオン発生装置を作動させた状態で前記送風装置の停止のみ、あるいは、送風装置の風力を弱めることのみを行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記マイナスイオン発生装置は、トルマリンもしくは電気石もしくは松鉱石をマイナスイオン発生源として用いることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記マイナスイオン発生装置は、光源からの光を前記マイナスイオン発生源に照射することによりマイナスイオンを発生することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記人感センサは、前記排紙トレーを囲む位置に一つもしくは複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005168279A JP4689358B2 (ja) | 2005-06-08 | 2005-06-08 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005168279A JP4689358B2 (ja) | 2005-06-08 | 2005-06-08 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006343491A JP2006343491A (ja) | 2006-12-21 |
JP4689358B2 true JP4689358B2 (ja) | 2011-05-25 |
Family
ID=37640510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005168279A Expired - Fee Related JP4689358B2 (ja) | 2005-06-08 | 2005-06-08 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4689358B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4813573B2 (ja) | 2009-01-19 | 2011-11-09 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP4757319B2 (ja) * | 2009-02-09 | 2011-08-24 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP4758487B2 (ja) * | 2009-02-10 | 2011-08-31 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5096402B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2012-12-12 | シャープ株式会社 | イオン発生装置を備えた画像形成装置 |
JP5241617B2 (ja) * | 2009-06-05 | 2013-07-17 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及びイオン発生装置 |
JP5198362B2 (ja) * | 2009-06-08 | 2013-05-15 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及びその節電方法 |
US8391741B2 (en) * | 2009-07-21 | 2013-03-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming system |
JP2011027761A (ja) * | 2009-07-21 | 2011-02-10 | Sharp Corp | 画像形成システム |
JP4979745B2 (ja) * | 2009-07-23 | 2012-07-18 | シャープ株式会社 | 画像形成システム |
US8885183B2 (en) * | 2009-07-22 | 2014-11-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming system with an air cleaner that displays an operating state of the image forming apparatus |
JP5253338B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2013-07-31 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5306956B2 (ja) * | 2009-10-05 | 2013-10-02 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5404348B2 (ja) * | 2009-12-02 | 2014-01-29 | シャープ株式会社 | 空気清浄機とこれを用いる画像形成装置 |
JP2012223990A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | プリンター |
JP6593026B2 (ja) * | 2015-08-21 | 2019-10-23 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61243745A (ja) * | 1985-04-23 | 1986-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 用紙収納装置の静電気除去装置 |
JPH08305229A (ja) * | 1995-05-10 | 1996-11-22 | Fujitsu Isotec Ltd | 光学的消色装置 |
JPH10105291A (ja) * | 1996-09-26 | 1998-04-24 | Minolta Co Ltd | 節電方法 |
JPH10207150A (ja) * | 1997-01-17 | 1998-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2002226070A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-14 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置及びそれを使用した画像形成装置 |
JP2005055515A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2005
- 2005-06-08 JP JP2005168279A patent/JP4689358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61243745A (ja) * | 1985-04-23 | 1986-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 用紙収納装置の静電気除去装置 |
JPH08305229A (ja) * | 1995-05-10 | 1996-11-22 | Fujitsu Isotec Ltd | 光学的消色装置 |
JPH10105291A (ja) * | 1996-09-26 | 1998-04-24 | Minolta Co Ltd | 節電方法 |
JPH10207150A (ja) * | 1997-01-17 | 1998-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2002226070A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-14 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置及びそれを使用した画像形成装置 |
JP2005055515A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006343491A (ja) | 2006-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4689358B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US6810220B2 (en) | Control for a fixing device in an image forming apparatus | |
JP5668736B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN105467803B (zh) | 成像设备 | |
JP5686784B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008298831A (ja) | 定着装置、および画像形成装置 | |
CN106919033B (zh) | 图像形成装置 | |
US6192213B1 (en) | Double-side printing apparatus | |
JP7476723B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022124727A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5873791B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012068582A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5814479B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5239486B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4123147B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5730272B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016167035A (ja) | 除湿装置及び画像形成装置 | |
JP5047316B2 (ja) | 原稿搬送装置および画像形成装置 | |
JP4886484B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20190163122A1 (en) | Image forming apparatus capable of preventing fine particles from flowing out of apparatus, image forming method | |
JP2006058581A (ja) | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP5879393B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10186900A (ja) | 画像記録装置 | |
JP5802802B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5130880B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080520 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080521 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101005 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110208 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |