JP4688047B2 - 握り飯用収納容器 - Google Patents

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この発明は、一個の縦/横比が大きい握り飯(例えば、巻き寿司、稲荷寿司、太鼓型おにぎり等の縦長のもの)を収容するための握り飯用収納容器に関するものである。
近年、コンビニエンスストアー等において、握り寿司や稲荷寿司をパックに収容してあるものが陳列棚に置かれているのを見かけるが、これらは弁当にかえて食するものであるから、空腹感を抑える程度の個数を1パック内に収容しているものがほとんどである(例えば、特許文献1。)。
しかしながら、人によっては1パック内の全ての寿司を食べきることができないことから、食べ残したものを全て廃棄しなければならなかった。また、それほど空腹感はないが少しだけ寿司を食べたいこともある。したがって、顧客の間では自分が望む量のみを購入できるように所謂一個売りして欲しいという願望があった。
一方、販売店の立場からすると、フィルムで包装した握り飯を単に陳列棚に倒した状態で置くのでは見栄えが良くない上、一定の占有面積に対する陳列数が少なくなってしまうことから、顧客からの願望をそのまま受け入れることができないというジレンマがあった。
特開2001−171770号
そこでこの発明では、一個売りした場合でも陳列状態の見栄えが良く且つ一定の占有面積に対して多くの個数を陳列できる握り飯用収納容器を提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明の握り飯の収納容器は、縦長の握り飯をほぼ直立姿勢で挿入支持させる有底筒状の容器本体と、前記容器本体から突出する握り飯部分を包皮するカバーとを具備し、前記容器本体とカバーとは密封状態になっており、前記容器本体に対してカバー全体又は一部を引き離すことにより開封可能であり、前記容器本体は弾性合成樹脂により、カバーは筒状の樹脂製シート材により、それぞれ構成されており、カバーは容器本体の外周面に融着されていると共に、容器本体からの切り離しを可能にする切り取りラインが形成されている。
(請求項記載の発明)
この発明の握り飯の収納容器は、上記請求項1記載の発明に関し、容器本体の底面には凹凸が形成されている。
(請求項記載の発明)
この発明の握り飯の収納容器は、上記請求項1記載の発明に関し、容器本体の底面には吸液シートが配置されている。
この発明の握り飯用収納容器では、一個売りした場合でも陳列状態の見栄えが良く且つ一定の占有面積に対して多くの個数を陳列できる。
以下にこの発明の握り飯用収納容器を実施するための最良の形態としての実施例について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施例1の握り飯用収納容器Yと稲荷寿司Sとの分解斜視図、図2は前記握り飯用収納容器Y内に稲荷寿司Sを収納した状態を示す断面図、図3は握り飯用収納容器Yを構成する容器本体1とカバー2とを示す拡大断面図を示している。
(この握り飯用収納容器Yの構成について)
この握り飯用収納容器Yは、基本的には図1や図2に示すように、稲荷寿司S(縦長の握り飯に対応する)をほぼ直立姿勢で挿入支持させる有底筒状の容器本体1と、前記容器本体1から上方に突出する稲荷寿司S部分を包皮するカバー2とを具備し、前記容器本体1とカバー2とは密封状態になっており、前記容器本体1に対してカバー2を引き離すことにより開封できるようになっている。
以下に、上記容器本体1、カバー2の構成について説明する。
(容器本体1の構成について)
容器本体1は、ポリエチレン層とナイロン層から成る2層構造の樹脂材により構成されており、図1や図2に示すように、底面から上部開放端に向かって徐々に拡径していく円筒状に形成されている。そして、この容器本体1の底面は、図2に示すように、中央部分が外周部から膨れ上がった状態(凹凸をつけた状態)となっており、その上面には底面形状に倣う態様で吸液シート3を配置させてある。
ここで、この容器本体1は、図2に示すように、稲荷寿司Sが縦長方向に半分程度挿入できる高さに設定してあり、また、底部に近い最小内径部は稲荷寿司Sが僅かに間隙を持って位置させ得る程度の寸法に設定してある。具体的には、上部の直径:約44mm、底部の直径:約40mm、高さ:約40mmである。
(カバー2の構成について)
カバー2は、ポリエチレン樹脂により構成された筒状シートにより形成されており、その直径は容器本体1の上部の直径よりも僅かに大きく設定してある。なお、このカバー2では、上端部20は水密状態に熱融着により閉じてある。
ここで、このカバー2は、図2に示すように、下端から一定域を上記容器本体1に水密状態に全周を熱融着してあり、この状態において上記容器本体1から突出する稲荷寿司S部分を余裕を持って収納できる程度の長さに設定してある。上記筒状シートは具体的には、長さ:約60mm、直径:約44mm、厚み:約5μmである。
また、このカバー2は、容器本体1に融着される部分よりも少し上域に、厚みを薄くして成る切り取りライン21が全周形成されている。
なお、このカバー2は、液漏れ対策を考慮した場合、図4に示すように二層構造とし、外面シート2a側と内面シート2b側に千鳥の態様で薄肉部22を形成した切り取りライン21を構成させることが好ましい。
この握り飯用収納容器Yは、以下の(1) 〜(6) に示すように、従来の収納容器にはない優れた機能を有している。
(1) 図2に示すように、カバー2の上端部20は熱融着により閉じてあり、カバー2の下端から一定域を上記容器本体1に水密状態に全周を熱融着してあるので、稲荷寿司Sからの味液等が外部に漏れるようなことはない。
(2) 稲荷寿司Sを食する際には容器本体1を片手で摘まみ、他方の手でカバー2を引っ張ると、切り取りライン21でカバー2が切断される。つまり、容易に開封できる。実際に稲荷寿司Sを食する場合は、容器本体1を手で摘んだ状態でそのままの状態で食することができるので、手を汚すことがない。
(3) 縦長の稲荷寿司Sを直立姿勢で陳列棚に置くことができるので、一定の占有面積に対して多くの個数を陳列できることになる。
(4) 吸液シート3の存在により、稲荷寿司Sは適度な水分率で保たれることになる。
(5) 縦長の稲荷寿司Sを直立姿勢で陳列棚に置くことができるので、見栄え良く陳列することができる。
(6) カバー2等に可愛いイラスト等を印刷しておくことにより、商品としての付加価値を高めることができる。
図5はこの発明の実施例2の握り飯用収納容器Yと稲荷寿司Sとの分解斜視図、図6は前記握り飯用収納容器Y内に稲荷寿司Sを収納した状態を示す断面図、図7は握り飯用収納容器Yを構成する容器本体1とカバー2との接合部を示す拡大断面図を示している。
(この握り飯用収納容器Yの構成について)
この握り飯用収納容器Yは、基本的には図5や図6に示すように、稲荷寿司S(縦長の握り飯に対応する)をほぼ直立姿勢で挿入支持させる有底筒状の容器本体1と、前記容器本体1から上方に突出する稲荷寿司S部分を包皮する有天板筒状のカバー2とを具備し、前記容器本体1に設けたフランジ13とカバー2に設けたフランジ23を介して開閉されるようにしてある。
ここで、この握り飯用収納容器Yでは、図6や図7に示すように、前記フランジ13にはその上面全周域に凹部14が、フランジ14にはその下面全周域に凸部24が、それぞれ形成されており、凹部14に凸部24が嵌め込まれることにより、容器本体1とカバー2とが密封状態となるようにしてある。図7に示した符号25はリップを示しており、このリップを指で摘むことにより比較的容易に容器本体1からカバー2を取り外すことができるようになっている。
なお、この握り飯用収納容器Y内の空間と稲荷寿司Sの占有空間との関係については上記実施例1とほぼ同等にすればよい。
(この握り飯用収納容器Yの優れた点について)
この握り飯用収納容器Yは、以下の(1) 〜(5) に示すように、従来の収納容器にはない優れた機能を有している。
(1) 図7に示すように、容器本体1とカバー2とは凹部14に凸部24が嵌め込まれることにより密封状態となるようにしてあるから、稲荷寿司Sからの味液等が外部に漏れるようなことはない。
(2) 稲荷寿司Sを食する際には容器本体1を片手で摘まみ、他方の手でリップ25を引き上げるだけでカバー2を開くことができる。実際に稲荷寿司Sを食する場合は、容器本体1を手で摘んだ状態でそのままの状態で食することができるので、手を汚すことがない。
(3)縦長の稲荷寿司Sを直立姿勢で陳列棚に置くことができるので、一定の占有面積に対して多くの個数を陳列できることになる。
(4) 縦長の稲荷寿司Sを直立姿勢で陳列棚に置くことができるので、見栄え良く陳列することができる。
(5) カバー2等に可愛いイラスト等を印刷しておくことにより、商品としての付加価値を高めることができる。
(他の実施の形態等について)
この発明における握り飯とは、巻き寿司、稲荷寿司、太鼓型おにぎり等の縦長のものを示すものであり、この握り飯用収納容器Yは前記握り飯に採用できる。
(参考形態)
図8に示すものは、一端側を融着して閉じた円筒状のポリエチレン樹脂シート内に稲荷寿司Sを入れ、その後に他端側を融着して閉じて成る稲荷寿司用の容器9であり、胴部の中央部に開封用帯ひもを設けてある。このような稲荷寿司Sが収容された容器9を多数略直立姿勢で立てて陳列する場合、図8に示すように当該容器9の下端部から胴にかけた部分を挿入できる孔hを多数有した陳列ケースKを使用すればよい。
なお、前記容器9は完全に外部と遮断された密封状態となっているが、当該容器9内には揚げからの汁を吸収するための吸液シートを収容していることが好ましい。
この発明の実施例1の握り飯用収納容器と稲荷寿司との分解斜視図。 前記握り飯用収納容器内に稲荷寿司を収納した状態を示す断面図。 前記握り飯用収納容器を構成する容器本体とカバーとを示す拡大断面図。 前記カバーの他の形態を示す断面図。 この発明の実施例2の握り飯用収納容器と稲荷寿司との分解斜視図。 前記握り飯用収納容器内に稲荷寿司を収納した状態を示す断面図。 前記握り飯用収納容器を構成する容器本体とカバーとの接合部を示す拡大断面図を示している。 参考的に示した稲荷寿司収納用の容器及びこれを立てた状態で陳列する陳列ケースを示している説明図。
符号の説明
Y 握り飯用収納容器
S 稲荷寿司
1 容器本体
2 カバー
3 吸液シート

Claims (3)

  1. 縦長の握り飯をほぼ直立姿勢で挿入支持させる有底筒状の容器本体と、前記容器本体から突出する握り飯部分を包皮するカバーとを具備し、前記容器本体とカバーとは密封状態になっており、前記容器本体に対してカバー全体又は一部を引き離すことにより開封可能であり、前記容器本体は弾性合成樹脂により、カバーは筒状の樹脂製シート材により、それぞれ構成されており、カバーは容器本体の外周面に融着されていると共に、容器本体からの切り離しを可能にする切り取りラインが形成されていることを特徴とする握り飯の収納容器。
  2. 容器本体の底面には凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1記載の握り飯の収納容器。
  3. 容器本体の底面には吸液シートが配置されていることを特徴とする請求項1記載の握り飯の収納容器。
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