JPH0689U

JPH0689U - 包装稲荷寿司

Info

Publication number: JPH0689U
Application number: JP046073U
Authority: JP
Inventors: 喜作鈴木
Original assignee: 鈴茂器工株式会社
Priority date: 1992-06-09
Filing date: 1992-06-09
Publication date: 1994-01-11

Abstract

(57)【要約】【目的】稲荷寿司の煮汁でフイルムを汚さないように
すると共に、高級感があり、しかも衛生的な包装を施し
た包装稲荷寿司を提供する。【構成】稲荷寿司１を食材から成る煮汁受け２に載置
し、該稲荷寿司１を煮汁受け２ごと一個々々透明なプラ
スチックフイルムで包装する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、透明なプラスチックフイルムで包装した包装稲荷寿司に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、稲荷寿司は、平たいプラスチック製容器に多数まとめて詰められ、その上面をラップフイルムでカバ−することで販売されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、多数の稲荷寿司を１つの容器に詰めれば、互いに接触することで形崩れをおこし、美感を損ねる、流れ落ちた煮汁により容器全体を汚染する、雑菌などの侵入を防ぐことができず非衛生的である、などの問題点があった。

【０００４】本考案は、上記従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたもので、煮汁のドリップを防止し得ると共に、稲荷寿司を一個々々透明なプラスチックフイルムを用いて清潔包装できるようにした包装稲荷寿司を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案に係る包装稲荷寿司は、稲荷寿司を食材から成る煮汁受けに載置すると共に、その全体を透明なプラスチックフイルムで包装したことを特徴とする。

【０００６】

【作用】

稲荷寿司は食材からなる煮汁受けに載置されているので、ドリップした煮汁は、当該煮汁受けに溜まり、包装フイルムを汚染することはない。

【０００７】稲荷寿司は煮汁受けごと透明なプラスチックフイルムにより個包装されているので、美感に優れると共に、雑菌などの侵入を防ぐことができて衛生状態も良い。

【０００８】

【実施例】

以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明する。図面において、１は稲荷寿司、２はその煮汁受けであって、最中の皮などに使われるウエハ−ス、その他のシ−ト状の食材を、稲荷寿司１のドリップした煮汁が外側へこぼれないように皿状に曲成することによって構成される。

【０００９】３は稲荷寿司１を一個々々煮汁受け２ごと密封状態に角折り包装した透明なプラスチックフイルムであって、煮汁受け２の下面でシ−ル３ａしてある。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は以上の通り構成されたものであるから、稲荷寿司１からドリップした煮汁は煮汁受け２に溜まり、包装用の透明プラスチックフイルム３を汚染することがない。また、透明なプラスチックフイルム３を通して稲荷寿司１が視認できるため、高級感があって商品価値が従来品と比べて一段と向上すると共に、衛生的である。さらに、煮汁受け２は食材で構成されているため、フイルムの開封後、稲荷寿司１は当該煮汁受け２ごと食することができるので、プラスチック製の受皿などを利用した場合と比べて、無駄が全くない上に、食味も向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る包装稲荷寿司の斜視図である。

【図２】図１の断面図である。

【符号の説明】

１稲荷寿司２煮汁受け３透明プラスチックフイルム

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】稲荷寿司を食材から成る煮汁受けに載置
すると共に、その全体を透明なプラスチックフイルムで
包装したことを特徴とする包装稲荷寿司。