JP3008591U - 保存剤付加工食品入り容器用ラベルおよび保存剤付加工食品入り容器用ラベルと容器との組合せ - Google Patents

保存剤付加工食品入り容器用ラベルおよび保存剤付加工食品入り容器用ラベルと容器との組合せ

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JP3008591U
JP3008591U JP1994009518U JP951894U JP3008591U JP 3008591 U JP3008591 U JP 3008591U JP 1994009518 U JP1994009518 U JP 1994009518U JP 951894 U JP951894 U JP 951894U JP 3008591 U JP3008591 U JP 3008591U
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JP
Japan
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container
preservative
processed food
label
food
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JP1994009518U
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Inventor
啓司 矢辺
真市 佐藤
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フジフーズ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保存剤を容器の中に投入しないで、ラベルの
表示機能と食品に対する保存機能とを持たせることを目
的とする。 【構成】 保存剤付加工食品入り容器用ラベルは、表面
に加工食品に関連する内容を表示する表示部を設けると
ともに、内部に保存剤を有し、かつ裏面に接着部を設け
た構造である。また、保存剤付加工食品入り容器用ラベ
ルと容器との組合せは、所定の位置に少なくとも1個の
孔を穿設した保存物を収容しうる容器と、この容器の孔
に対応する部分に貼着しうる保存剤付加工食品入り容器
用ラベルとより構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、保存剤付加工食品入り容器用ラベルおよび保存剤付加工食品入り容 器用ラベルと容器との組合せに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばスーパーマーケットなどにおいて販売されている惣菜、弁当、調 理パンなどの日配商品は、保存期間が限られており、工場で生産されてから35 時間から48時間以内で食されることが条件で商品化されている。そして、この ような食品を少しでも日持ちさせるために、保存剤を食品と一緒に容器の中に投 入するようなことも試みられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、生産時保存剤を容器の中に食品と一緒に投入されるための手間がか かり、また食品に関連する内容を表示するラベルを容器の外側に別途貼着させる ための手間がかかり、製造上厄介であった。また、前記保存剤は、食品と一緒に 容器の中に投入されているため、不快感を与えることとなり、保存剤を間違って 食品と一緒に食べてしまう虞もあった。
【0004】 本考案は、上述したような事情に鑑み、生産時保存剤を容器の中に食品と一緒 に投入させることなく、ラベルと保存剤とを一体にした保存剤付加工食品入り容 器用ラベルを容器の外側から貼着させることにより、製造が簡単となり、コスト を低廉とした保存剤付加工食品入り容器用ラベルおよび保存剤付加工食品入り容 器用ラベルと容器との組合せを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベルは、上記課題を解決することを目 的とし、表面に加工食品に関連する内容を表示する表示部を設けるとともに、内 部に保存剤を有し、かつ裏面に接着部を設けたことを特徴とするものである。
【0006】 また、所定の位置に少なくとも1個の孔を穿設した保存物を収容しうる容器や 包装材と、この容器の孔に対応する部分に貼着しうる前記保存剤付加工食品入り 容器用ラベルとより構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベルと容器との組合せによれば、ラベ ルの表面に加工食品に関連する内容を表示する表示部を設けるとともに、内部に 保存剤を有し、かつ裏面に接着部を設けた保存剤付加工食品入り容器用ラベルを 容器や包装材に穿設した複数個のパンチング孔に対応して付着させている。
【0008】
【実施例】
図1は本考案による保存剤付加工食品入り容器用ラベルの一実施例を示す断面 図である。図2は本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベルと容器との組合せ の一実施例を示す斜視図であり、図3は同側面図である。
【0009】 図1において、10は本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベルで、次のよ うに構成されている。11はその表面11aに加工食品に関連する内容を表示す る表示部を設けるとともに、内部11bに保存剤11cを有し、かつ裏面11d に接着部12を設けたラベルである。なお、前記保存剤11cは、例えばエージ レス(登録商標)のごとき脱酸素剤を用いるが、その他目的を達し得るものであ れば適宜のものでよく、また前記ラベル10内に一体に含浸、混入あるいは塗着 されたものなど如何なる形態のものでもよい。さらに前記接着部12はラベル1 0自体が接着力を有するもの、あるいは周知の合成樹脂系、その他適宜の接着剤 をラベル10に全面状、分割状、点状、格子状、斜線状など適宜に塗布したもの でよい。
【0010】 図2および図3において、13は惣菜、弁当、調理パンなどの保存物を収容し た後、上蓋13aと下蓋13bとを互いに周縁部を密着させて構成した容器であ る。この容器の上蓋13aの適宜所定位置には、複数個のパンチング孔14(略 4〜5mm/φ)が穿設されている。
【0011】 前記保存剤付加工食品入り容器用ラベル10は、前記容器13のパンチング孔 14に対応する部分に貼着してある。このパンチング孔14に対応する部分は、 前記保存剤付加工食品入り容器用ラベル10の外形より狭い範囲である。15は この保存剤付加工食品入り容器用ラベル10と容器13との上からシュリンク包 装あるいは熱シール包装を行う例えばガスバリヤー性の高いフイルムからなる包 装材である。
【0012】 このように、本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベル10は、ラベル11 の表面11aに加工食品に関連する内容を表示する表示部を設けるとともに、内 部11bに保存剤11cを有し、かつ裏面に接着部12を設けたものであるから 、表示機能が得られるとともに、容器13に穿設した複数個のパンチング孔14 に対応して前記ラベル10の接着部12を接着させると、前記保存剤11cによ り例えば惣菜、弁当、調理パンなどの保存物の保存期間は、7〜14日間または それ以上日持ちさせることができる。
【0013】 また、本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベル10を所要位置に接着させ た容器13を、電子レンジで加熱させる際、レンジアップする前に図6に示すよ うに保存剤付加工食品入り容器用ラベル10のコーナー部分を少し開けることに より、一部のパンチング孔14が露出するため、この一部のパンチング孔14が 容器内の空気孔となるので、容器内の空気膨張や耐熱限界温度などによる容器の 変形や破裂を防止することができる。
【0014】 図4乃至図5は本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベルと容器との組合せ の他の実施例を示す斜視図である。
【0015】 図4に示すものは、所定の位置に複数個の孔14を穿設した例えばガスバリヤ ー性の高いフイルムからなる包装材15によって例えば調理パンなどの保存物を 包装し、この包装材15の孔14に対応する部分に、前記保存剤付加工食品入り 容器用ラベル10を貼着したものである。
【0016】 図5に示すものは、所定の位置に複数個の孔14を穿設した袋状の容器13に 保存物を収容し、この袋状の容器13の孔14に対応する部分に、前記保存剤付 加工食品入り容器用ラベル10を貼着したものである。
【0017】 なお、本考案の実施例では、保存剤として脱酸素剤を使用した場合であるが、 これに限らず、前記容器に収容される収容物に応じて脱臭剤や除湿剤や乾燥剤な どでもよいこと勿論である。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベルは、表面に 食品に関連する内容を表示する表示部を設けるとともに、内部に保存剤を有し、 あるいは裏面に保存剤を混入もしくは塗着した接着部を設けたものであり、また 保存剤付加工食品入り容器用ラベルと容器との組合せは、所定の位置に少なくと も1個の孔を穿設した保存物を収容しうる容器と、この容器の孔に対応する部分 に貼着しうる前記保存剤付加工食品入り容器用ラベルとより構成したものである から、生産時保存剤を容器の中に食品と一緒に投入させることなく、ラベルと保 存剤とを一体にした保存剤付加工食品入り容器用ラベルを容器の外側から前記孔 に対応する部分に貼着させることにより、製造が簡単となり、コストを低廉とす ることができ、保存剤は食品に直接触れるようなことがないため、不快感を与え ることがなく、また保存剤を間違って食品と一緒に食べてしまう虞も生じない等 の効果を有する。
【0019】 また、本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベルを所要位置に付着させた容 器を、電子レンジで加熱させる際、保存剤付加工食品入り容器用ラベルのコーナ ー部分を少しまたは必要に応じ大きく開けることにより、容器の変形や破裂を防 止することができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による保存剤付加工食品入り容器用ラベ
ルの一実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベルと
容器との組合せの一実施例を示す斜視図である。
【図3】同側面図である。
【図4】本考案の保存剤付加工食品入り容器用ラベルと
容器との組合せの他の実施例を示す斜視図である。
【図5】同斜視図である。
【図6】本考案の効果を説明するための説明斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 保存剤付加工食品入り容器用ラベル 11 ラベル 11a 表面 11b 内部 11c 保存剤 11d 裏面 12 接着部 13 容器 13a 上蓋 13b 下蓋 14 パンチング孔 15 包装材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に加工食品に関連する内容を表示す
    る表示部を設けるとともに、内部に保存剤を有し、かつ
    裏面に接着部を設けたことを特徴とする保存剤付加工食
    品入り容器用ラベル。
  2. 【請求項2】 所定の位置に少なくとも1個の孔を穿設
    した保存物を収容しうる容器と、この容器の孔に対応す
    る部分に貼着しうる請求項1記載の保存剤付加工食品入
    り容器用ラベルとより構成したことを特徴とする保存剤
    付加工食品入り容器用ラベルと容器との組合せ。
JP1994009518U 1994-06-30 1994-06-30 保存剤付加工食品入り容器用ラベルおよび保存剤付加工食品入り容器用ラベルと容器との組合せ Expired - Lifetime JP3008591U (ja)

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JP3008591U true JP3008591U (ja) 1995-03-20

Family

ID=43144409

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JP1994009518U Expired - Lifetime JP3008591U (ja) 1994-06-30 1994-06-30 保存剤付加工食品入り容器用ラベルおよび保存剤付加工食品入り容器用ラベルと容器との組合せ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005059869A1 (ja) * 2003-12-18 2005-06-30 Asahi Kasei Life & Living Corporation 接着ラベル

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