JP4686705B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、前記入賞部材に、その旋回中心を中心とした本体側面の点対称位置に第一入賞口と第二入賞口とを設けるとともに、前記入賞部材の上方に、前記第一入賞口或いは前記第二入賞口のいずれか一方に遊技球が入賞するまで前記入賞部材上で遊技球を保持するための保持手段を隣設したことを特徴とする。
また、検出手段を、遊技球が通過可能な通過孔を有し、該通過孔を遊技球が通過する際、遊技球の通過及びその通過方向を検出するものとする一方、入賞部材に、通過孔と連通し、通過孔における遊技球の通過方向が夫々異なる少なくとも二以上の入賞口を設けたため、入賞口の違いを検出手段における遊技球の通過方向で検出することができる非常に合理的な構成となる。したがって、部品点数やコストの削減を図ることができる。さらに、検出手段、ひいては入賞部材のコンパクト化をも図ることができ、遊技領域の設計自由度を向上することができる。
さらに、入賞部材を、入賞口の位置が変化するように旋回させるため、遊技者は位置が変化する入賞口への遊技球の入賞を求められ、入賞口の位置が変化しない従来の遊技機では提供し得ない遊技を遊技者に提供することができる。
加えて、請求項2の発明によれば、入賞部材の上方に、第一入賞口或いは第二入賞口のいずれか一方に遊技球が入賞するまで入賞部材上で遊技球を保持するための保持手段を隣設したため、入賞口へ遊技球を入賞させる難度をより易しくすることができる。したがって、入賞口の位置を変化させているにもかかわらず、遊技球が入賞口に全く入賞しないといった不快感を遊技者に与えることがない。
(1)実施例1のパチンコ機の構造
(2)実施例1のパチンコ機の制御機構
(3)実施例1のパチンコ機の動作内容
(4)実施例1のパチンコ機の効果
(5)実施例2のパチンコ機の構造
(6)実施例2のパチンコ機の制御機構
(7)実施例2のパチンコ機の動作内容
(8)実施例2のパチンコ機の効果
(9)本発明の変更例の説明
まず、本発明に係るパチンコ機の一実施例であるパチンコ機1について説明する。図1は、パチンコ機1の前面を示した説明図である。
パチンコ機1の前面の中央よりやや上方には遊技盤5が設置されており、該遊技盤5には略円形の遊技領域2が設けられている。そして、遊技領域2の略中央には図柄表示部3を有する図柄表示装置4が設けられている。また、遊技領域2には、上記部材の他に、サイドランプや電飾ランプ、図示しない風車や多数の障害釘等が設けられている。一方、遊技盤5の下方には、遊技球を発射装置46(図4に示す)へと供給するための供給皿17、供給皿17から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿18、遊技領域2内へと遊技球を打ち込むための発射ハンドル19等が設置されている。
加えて、旋回入賞装置21の下方には、扉部材を開閉可能に備える大入賞装置7が設けられている。
旋回入賞装置21は、円板状に形成された回転体(本体)24の側面の対向位置に、第一入賞口22と第二入賞口23とを設けたものである。第一入賞口22と第二入賞口23とは、回転体24内に形成される遊技球通路26にて連通した状態となっている。また、遊技球通路26の略中央には、後述の如くして遊技球の通過及びその通過方向を検出する遊技球検出スイッチ(検出手段)25が設けられている。尚、遊技球検出スイッチ25は旋回入賞装置21とともに旋回する。
スイッチ34は、舌状に形成された金属製の揺動部材35と、突起形成された2つの接点36、36とを有している。また、揺動部材35及び接点36、36には、スイッチ34の動作信号を送出する信号線38a〜38cが接続されている。そして、該信号線38a〜38cを介して、スイッチ34は後述する主制御基板41と接続されている。
尚、揺動部材35は、図示しない弾性部材により常時起立姿勢を保持するように付勢されている。
パチンコ機1の中央よりやや下側には、パチンコ機1の作動内容を制御する主制御基板41を収納したメイン制御装置42が設置されている。また、メイン制御装置42の上方には、図柄表示装置4における表示内容を制御するための図柄制御基板43が内蔵されている。さらに、図柄制御基板43の下方には、図柄制御基板43を制御するためのサブ統合基板44が設置されている。さらにまた、図柄表示装置4の右側(パチンコ機1の後面側から見て)には、賞品球等を払い出すための遊技球払出装置45が設置されている。尚、46は、発射ハンドル19の回動操作に伴って、遊技球を遊技領域2内へと打ち込む発射装置である。
図5は、パチンコ機1の制御機構を示したブロック図である。
主制御基板41は、ROMやRAM等の記憶手段とCPUとを内蔵したメインMPU(Micro Processing Unit)50、インターフェイス51、タイマ52等を有しており、インターフェイス51を介して遊技球検出スイッチ25内に設けられたスイッチ34、旋回入賞装置21を旋回させるための駆動装置30、遊技球払出装置45、大入賞装置7への遊技球の入賞を検出する入賞検出装置65、大入賞装置7を作動させるための作動装置66等と接続されている。また、主制御基板41は、サブ統合基板44を介して図柄制御基板43と接続されている。
各ループカウンタは、電源投入時から所定の規則に従って所定の数値の間をごく短時間(1割込2.000ms)のうちに1ずつ加算しながらループカウントする(最大値の次には最小値に戻る)ものであり、特にaカウンタ及びbカウンタは、0〜700(701通り)の間をループカウントするようになっている。
尚、各MPUは全てROMやRAM等の記憶手段とCPUとを内蔵したものである。
上記各ループカウンタも、電源投入時から所定の規則に従って所定の数値の間をごく短時間(1割込2.000ms)のうちに1ずつ加算しながらループカウントする(最大値の次には最小値に戻る)ものである。
以下、パチンコ機1の動作内容について説明する。遊技者によって発射ハンドル19が回動操作されると、発射装置46によって、遊技球が遊技領域2内へと打ち込まれる。打ち込まれた遊技球が旋回中の旋回入賞装置21上へと落下すると、第一入賞口22或いは第二入賞口23が上向きに開口する旋回位置となるまで遊技釘14、14間で保持される。
尚、遊技球検出スイッチ25を通過した遊技球は、塞止バー27によってその流下を塞き止められるとともに、遊技球排出孔28を通って遊技球排出通路29へと導かれ、遊技盤5の後面側へと排出される。
そして、主制御基板41は、旋回入賞装置21への遊技球の入賞を検知すると、そのタイミングでメインMPU50内のa〜fカウンタ及びpカウンタにおいて夫々ループカウントしている数値の中から1つの数値を取得する(乱数を取得する)。尚、a〜fカウンタ及びpカウンタによる数値の取得を「抽選」という。しかる後、メインMPU50に各カウンタが取得したそれらの数値を一時的に記憶する。
尚、メインMPU50は、サブ統合基板44へと「一次コマンド」を送信した後、新たに「抽選」に係る処理を行う際には、その新たな内容(取得数値等)を前回の内容に上書きする態様で更新して処理する。
尚、統合MPU55は、主制御基板41からの新たな「一次コマンド」を受信すると、その内容を上書き更新して新たな処理を行う。
尚、「特別図柄」の変動中、あるいは後述する「大当たり状態」生起中に遊技球が旋回入賞装置21に入賞した場合には、後に「特別図柄」を変動させる「始動記憶」として所定の個数(たとえば、4個)記憶され、その個数だけメモリーランプ16、16・・が点灯する。
実施例1に係るパチンコ機1は、第一入賞口22及び第二入賞口23を有する旋回入賞装置21を備えており、上述の如く、遊技球が第一入賞口22から入賞した場合と、第二入賞口23から入賞した場合とで「大当たり状態」の生起確率を異ならせている。そこで、遊技者は、より有利な入賞口(実施例1では第二入賞口23)へと遊技球を入賞させようとする。その際、旋回入賞装置21が遊技盤5上で旋回しているため、その旋回状態に応じて発射ハンドル19を操作しなければならない。このように、実施例1に係るパチンコ機1は、普通電動役物等が遊技盤上に固着設置されているような従来のパチンコ機にはない遊技を遊技者に提供することができる。
さらに、入賞口の数だけ入賞部材を設ける構成と比べると、遊技領域2における入賞部材の設置スペースが縮減される。したがって、遊技領域2の設計自由度を高めることができ、遊技球の流下態様に変化の富んだ遊技性及びデザイン性の高いパチンコ機を提供することができる。
次に、まず、本発明に係るパチンコ機の別の実施例であるパチンコ機1’について説明する。図6は、パチンコ機1’の前面を示した説明図である。尚、パチンコ機1と同じ構成については、同じ符号を付している。
パチンコ機1’は、パチンコ機1同様、前面の中央よりやや上方には遊技盤5が設置されたものであって、遊技領域2には、図柄表示装置4とともに遊技球が通過可能な左ゲート(通過部材)8、右ゲート(通過部材)9、及び上部に設けられた可動部材によって開成・閉成可能なチューリップ形状の普通電動役物6が設置されている。尚、図柄表示装置4の上部には、遊技球の左ゲート8、右ゲート9の通過を契機として変動する普通図柄を表示するための普通図柄表示部13が備えられている。
図7は、パチンコ機1’の制御機構を示したブロック図である。
主制御基板41’は、メインMPU50’、インターフェイス51’等を有しており、インターフェイス51’を介して左ゲート8及び右ゲート9内にそれぞれ設けられた各遊技球検出スイッチ25’、左ゲート8及び右ゲート9をそれぞれ旋回させるための各駆動装置30’、遊技球払出装置45、普通電動役物6や大入賞装置7等の各入賞装置に設けられている入賞検出装置65、普通電動役物6や大入賞装置7等の可動式入賞装置を作動させるための各作動装置66等と接続されている。また、主制御基板41’は、サブ統合基板44を介して図柄制御基板43と接続されている。
各ループカウンタも、電源投入時から所定の規則に従って所定の数値の間をごく短時間のうちに1ずつ加算しながらループカウントするものであり、特にa1カウンタ及びa2カウンタは、0〜100(101通り)の間をループカウントするようになっている。
以下、パチンコ機1’の動作内容について説明する。遊技者によって発射ハンドル19が回動操作されると、発射装置46によって、遊技球が遊技領域2内へと打ち込まれる。遊技領域2内へと打ち込まれた遊技球が、旋回中の左ゲート8又は右ゲート9を通過した場合には、普通図柄表示部13に表示された「普通図柄」が変動を開始する。また、遊技球が左ゲート8又は右ゲート9を通過したタイミングで、a1カウンタ及びa2カウンタがループカウントしている数値の中から1つの数値を取得する(乱数を取得する)。
実施例2に係るパチンコ機1’は、左ゲート8及び右ゲート9が遊技盤5上で旋回しており、上述の如く、遊技球の通過方向が正方向である場合と、逆方向である場合とで「当たり」となる確率を異ならせている。そこで、遊技者は、より有利な方向から左ゲート8及び右ゲート9(実施例2では逆方向)に遊技球を通過させようとする。したがって、実施例2に係るパチンコ機1’は、普通図柄を変動させる契機となり得る左ゲート8や右ゲート9が遊技盤上に固着設置されているような従来のパチンコ機にはない遊技を遊技者に提供することができる。
本発明に係る遊技機の構成は、上記実施例の態様に何ら限定されるものではなく、入賞部材、通過部材、遊技球検出スイッチ、図柄表示装置、主制御基板、サブ統合基板、図柄制御基板、大入賞装置、及び普通電動役物等の形状や構成、設置位置等を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
さらに、旋回入賞装置へと入賞した遊技球を遊技盤後面側へと導く構成も上記実施例の形態に限定されることはなく、適宜変更設計可能である。
加えて、上記実施例ではスイッチの構成として、弾性部材により常に起立姿勢を保持される揺動部材を採用しているが、揺動部材自体に弾性を備え、揺動部材の長さを調節することにより、弾性部材を用いずとも常に起立姿勢を保持可能とすることもできる。
Claims (2)
- 遊技盤の前面に形成された遊技球を打ち込み可能な遊技領域に、遊技球が入賞可能な入賞口及び該入賞口への遊技球の入賞を検出する検出手段を備える入賞部材が設けられており、前記入賞部材において遊技球の入賞を検出すると遊技に係る所定の制御を行う遊技機であって、
前記入賞部材の内部に前記検出手段を設け、当該検出手段を、遊技球が通過可能な通過孔を有し、該通過孔を遊技球が通過する際、遊技球の通過及びその通過方向を検出可能なものとする一方、前記入賞部材に、前記通過孔と連通し、前記通過孔における遊技球の通過方向が夫々異なる少なくとも二以上の前記入賞口を設けるとともに、前記入賞部材を、前記入賞口の位置が変化するように前後方向を軸として旋回可能に設けており、、
前記検出手段によって、各前記入賞口への遊技球の入賞を前記入賞口毎に識別して検出可能とし、各前記入賞口毎に前記遊技に係る制御を設定する一方、
各前記入賞口と前記通過孔との間に、付勢手段によって前記入賞口側へ付勢されて起立しているとともに前記入賞口から前記通過孔へと向かう方向へのみ傾倒可能な塞止バーを夫々設ける一方、該塞止バーと前記通過孔との間で前記塞止バーと隣接する位置に、遊技球を前記入賞部材外へ排出するための遊技球排出孔を設け、更に、前記遊技盤における前記入賞部材の旋回に伴う前記遊技球排出孔の旋回軌道上に、遊技球を前記遊技盤の後面側へ排出するための遊技球排出通路を開設しており、
遊技球は、前記入賞口へ入賞すると、前記塞止バーを傾倒させて前記通過孔側へ進み、前記通過孔を通過した後に、他の前記塞止バーによって当該塞止バーと前記通過孔との間で塞き止められ、前記入賞部材の旋回に伴い、遊技球を塞き止めている前記塞止バーに隣接する前記遊技球排出孔が前記遊技球排出通路の前方となる所定の旋回位置に位置すると、前記遊技球排出孔及び前記遊技球排出通路を介して前記遊技盤の後面側へ排出されることを特徴とする遊技機。 - 前記入賞部材に、その旋回中心を中心とした本体側面の点対称位置に第一入賞口と第二入賞口とを設けるとともに、前記入賞部材の上方に、前記第一入賞口或いは前記第二入賞口のいずれか一方に遊技球が入賞するまで前記入賞部材上で遊技球を保持するための保持手段を隣設したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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