JP4685583B2 - 半導体チップの実装方法および回路基板 - Google Patents

半導体チップの実装方法および回路基板 Download PDF

Info

Publication number
JP4685583B2
JP4685583B2 JP2005296483A JP2005296483A JP4685583B2 JP 4685583 B2 JP4685583 B2 JP 4685583B2 JP 2005296483 A JP2005296483 A JP 2005296483A JP 2005296483 A JP2005296483 A JP 2005296483A JP 4685583 B2 JP4685583 B2 JP 4685583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonding pattern
pattern
semiconductor chip
bonding
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005296483A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007109714A (ja
Inventor
貴由 松村
健二 小八重
則夫 海沼
公保 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005296483A priority Critical patent/JP4685583B2/ja
Priority to US11/356,176 priority patent/US7712650B2/en
Publication of JP2007109714A publication Critical patent/JP2007109714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4685583B2 publication Critical patent/JP4685583B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/562Protection against mechanical damage
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/81Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a bump connector
    • H01L2224/812Applying energy for connecting
    • H01L2224/81201Compression bonding
    • H01L2224/81205Ultrasonic bonding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/81Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a bump connector
    • H01L2224/818Bonding techniques
    • H01L2224/81801Soldering or alloying

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Description

本発明は半導体チップの実装方法および回路基板に関し、より詳細には、超音波振動を利用してフリップチップ接続により半導体チップを実装する方法および半導体チップが実装される回路基板に関する。
半導体チップをフリップチップ接続により回路基板に実装する際に、半導体チップに超音波振動を印加して実装する方法が行われている。この超音波振動を利用して半導体チップを実装する際に、超音波の印加方向と回路基板に形成されている実装用の配線パターン(接合パターン)との配置によって、接合部分の接合強度に差が生じるという問題が知られている。
図6は、回路基板10に半導体チップ20をフリップチップ接続する状態を平面方向から見た状態を示すもので、矢印の方向が超音波の振動方向である。
図7(a)は、図6において、超音波振動の振動方向(矢印方向)とパターンの長手方向が平行になる接合パターン12(図6のA部分の接合パターン)を断面方向からみた状態、図7(b)は、半導体チップ20の振動方向とパターンの長手方向が交差する接合パターン12(図6のB部分の接合パターン)を断面方向から見た状態を示す。
図7(a)に示すように、超音波振動の振動方向とパターンの長手方向が平行となる配置にある接合パターン12の場合は、超音波振動が印加されても接合パターン12は励振されにくく、したがってフリップチップ接続する際にバンプ22と接合パターン12との間で所要の摩擦力が得られて、バンプ22と接合パターン12との接合強度が高くなる。一方、図7(b)に示すように、超音波振動の振動方向とパターンの長手方向が直交する配置にある接合パターン12の場合には、超音波振動に接合パターン12が追随して動きやすくなるため、バンプ22と接合パターン12との接合強度は低くなる。
このように、超音波振動を利用して半導体チップを実装する際に、超音波振動の振動方向と長手方向が直交する配置にある接合パターンについて、バンプとの接合強度が低下する問題を解決する方法として、接合パターンから超音波振動が印加される方向にダミーのパターンを延設する方法(特許文献1参照)、バンプが接合される接合部を挟む配置にビアホールを形成したり、接合部の下にフィルドビアを形成したりする方法(特許文献2参照)が提案されている。
特開2004−311637号公報 特開2002−94241号公報
上述した接合パターンから超音波振動が印加される方向に突起パターンを延設する方法は、接合パターンとその下地層との接合強度を高め、超音波振動を印加した際に接合パターンを励振されにくくすることによって、バンプと接合パターンとの接合強度を高めようとする方法である。しかしながら、接合パターンのバンプが接合される位置に合わせて単に、突起パターンを配置する方法では、超音波振動を印加して半導体チップを実装しようとする際に、接合パターンが超音波振動によって共振してしまうような場合を考慮すると有効な方法とは言い難い。
また、接合パターンに対してビアホールを形成する位置を調節する方法は、回路基板の構成を複雑にすることと、ビアホールを所定位置に形成するために製品の設計が制約されるという問題がある。
本発明は、これらの課題を解決すべくなされたものであり、超音波振動を利用して半導体チップを実装する際に、半導体チップと接合パターンとを十分な接合強度をもって確実に接続することができ、回路基板の設計上も複雑な構成を要しない半導体チップの実装方法および該回路基板を提供することを目的とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、半導体チップに超音波振動を作用させ、フリップチップ接続により半導体チップを回路基板に実装する半導体チップの実装方法において、前記回路基板として、前記半導体チップのバンプが接合される接合パターンに、前記半導体チップにより印加される超音波振動によって前記接合パターンが共振する際の、振動の腹の位置に合わせて突起パターンを設ける工程を備え、前記突起パターンを、前記接合パターンの長手方向における前記半導体チップのバンプ接続の一端部を除き、前記接合パターンの長手方向の他端部において該接合パターンの側面から側方に延出させて設けることを特徴とする。
また、前記接合パターンは、前記超音波振動の振動方向に対して長手方向が直交する配置に設けられ、前記突起パターンは、前記接合パターンの幅方向の両側方に延出して設けられることを特徴とする。
また、前記接合パターンは、第1の接合パターンとして前記超音波振動の振動方向に対して長手方向が直交する配置に設けられ、前記第1の接合パターンに隣接して配設される第2の接合パターンには、前記第2の接合パターンの長手方向の両端を除く中央部における振動の腹の位置に合わせて第2の突起パターンが該第2の接合パターンの側面から側方に延出させて設けられ、前記第1の接合パターンと干渉しないことを特徴とする。
また、前記接合パターンの他端部は、前記半導体チップの搭載領域よりも外側に配設されることを特徴とする。
開示の回路基板は、半導体チップがフリップチップ接続により実装される回路基板であって、基板本体と、前記基板本体の一面上に、前記半導体チップのバンプ位置に対応して設けられている接合パターンと、前記接合パターンに延出しており、前記半導体チップにより印加される超音波振動によって前記接合パターンが共振する際の振動の腹の位置に合わせて設けられている突起パターンと、を備え、前記突起パターンは、前記接合パターンの長手方向における前記半導体チップのバンプ接続の一端部を除き、前記接合パターンの長手方向の他端部において該接合パターンの側面から側方に延出させて設けられていることを特徴とする。
また、前記突起パターンは、前記接合パターンの幅方向の両側方に延出して設けられていることを特徴とする。
また、前記接合パターンを第1の接合パターンとしたときに、前記接合パターンに隣接して配設される第2の接合パターンをさらに備え、前記第1および第2の接合パターンは、超音波振動の振動方向に対して長手方向が直交する配置に設けられており、前記第2の接合パターンには、前記第2の接合パターンの長手方向の両端を除く中央部における振動の腹の位置に合わせて第2の突起パターンが該第2の接合パターンの側面から側方に延出させて設けられ、前記第1の接合パターンと干渉しないことを特徴とする。
また、前記接合パターンの他端部は、前記半導体チップの搭載領域よりも外側に配設されていることを特徴とする。
本発明に係る半導体チップの実装方法は、半導体チップから印加される超音波振動によって、回路基板に形成される接合パターンが共振する状態を想定し、接合パターンに突起パターンを設けること、接合パターンの振動の節の位置を接合部とすること、接合パターンが共振しないようにその長さを設定するといった方法により、半導体チップと接合パターンとの接合強度を向上させるものであり、回路基板に形成する接合パターン等の構成を複雑にすることなく、半導体チップと回路基板との接合強度を向上させることを可能にする。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜3は、本発明に係る半導体チップの実装方法についての第1の実施の形態を示す。図1は、回路基板に形成された一つの接合パターン12を例として、接合パターン12の長手方向に直交する向きを振動方向とする超音波振動が接合パターン12に印加された状態を示す。図示例の接合パターン12は、図6に従来例として示した回路基板10におけるB部分の接合パターン12と同様に、平面形状が細長の長方形状に形成されたものである。
接合パターン12に、その長手方向に直交する向きを振動方向とする超音波振動を印加して接合パターン12が共振状態になると、接合パターン12の長手方向の両端は必然的に振動の腹となる。図1は、接合パターン12の長さが1波長分に等しい場合で、接合パターン12の両端と中央に1つずつ振動の腹(C点)が生じた場合を示す。
このように、接合パターン12の長手方向に直交する向きを振動方向とする超音波振動を接合パターン12に作用させて接合パターン12が共振状態になるのは、接合パターン12の長さLがλ/2の整数倍(λが波長)になるときである。
半導体チップを超音波振動を利用してフリップチップ接続する際に、回路基板に設けられた接合パターンが共振状態になるということは、半導体チップに設けられたバンプの動きに追随して接合パターンが振動することを意味する。この場合に、接合パターンを端面側から見ると、接合パターンは左右に傾くようにして往復動する。半導体チップに超音波振動を印加した際に接合パターンが共振してしまうと、バンプと接合パターンとの相対的な変位が小さくなり、半導体チップに作用させた超音波振動が、バンプと接合パターンとを相互に摩擦して接合する接合力として有効に作用せず、バンプと接合パターンとの接合強度が低下する。
したがって、バンプと接合パターンとの接合強度を高めるには、半導体チップに超音波振動を作用させた際に、接合パターンが共振状態にならないようにすることが必要となる。図2は、接合パターン12に共振抑止用の突起パターン12a、12bを設けた例を示す。図2(a)は、接合パターン12の長手方向の一端に突起パターン12aを設けた例、図2(b)は、接合パターン12の長手方向の中央に突起パターン12bを設けた例である。
これらの突起パターン12a、12bは、いずれも接合パターン12が共振する際の振動の腹の位置に合わせて接合パターン12の側面から側方に延出させて形成している。これは、接合パターン12に超音波振動が作用して共振状態となる場合に、振動の腹の位置に突起パターン12a、12bを設けることで、もっとも効果的に接合パターン12の共振を抑制できるからである。
突起パターン12a、12bは接合パターン12が振動の腹の部分で振動することを抑制することを目的とするものであり、図示例では接合パターン12の側方に矩形状に延出する形態に形成した例を示すが、突起パターン12a、12bの形態は矩形状のものに限るものではない。また、突起パターン12a、12bの大きさも適宜設定することができる。
また、接合パターン12の長手方向の端部に共振抑制用の突起パターン12aを設ける場合は、接合パターン12の両端のいずれか一方に設けてもよいし、両端の双方に設けてもよい。また、図2(c)に示すように、接合パターン12の長手方向の端部と接合パターン12の長手方向の中央位置の双方に設けてもよい。
図3は、突起パターン12a、12bを設けた接合パターン12が形成された回路基板10に超音波振動を利用して半導体チップ20を実装する状態を示す。
突起パターン12a、12bが設けられる接合パターン12は、その長手方向が、半導体チップ20に作用させる超音波振動の振動方向に対して直交する配置にあるもの(図のB側のもの)である。図示例では、接合パターン12の一つ置きに、長手方向の端部に突起パターン12aを設けた接合パターン12と、長手方向の中央部に突起パターン12bを設けた接合パターン12を配置し、隣接する接合パターン12の突起パターン12a、12bが干渉しない配置としている。
図3に示すように、突起パターン12a、12bを設けた接合パターン12が形成された回路基板10に、図のような振動方法の超音波振動を半導体チップ20に印加して半導体チップ20をフリップチップ接続する方法によれば、超音波振動の振動方向と長手方向が直交する接合パターン12が励振されることが抑制され、これらの接合パターン12とバンプ22との接合強度を低下させることなく実装することが可能となる。また、超音波振動の振動方向と長手方向が平行となる接合パターン12については、バンプ22と所要の接合強度が得られるから、半導体チップ20のバンプ22の全体が回路基板10に形成された接合パターン12に確実に接続される。
本実施形態では、接合パターン12に超音波振動を作用させた際に、図1に示すような共振が生じるとして説明したが、接合パターン12に超音波振動を作用させて接合パターン12が共振する場合の共振状態の態様は、半導体チップに印加する超音波振動の周波数や接合パターン12の形状によってまちまちとなる。また、接合パターン12には引き回し用の配線パターンや層間接続用のビアが接続されるから、これらの影響によっても共振状態の態様は変化する。何れの場合においても、半導体チップ20に作用させる超音波振動によって接合パターン12が共振状態となる振動の腹の位置に位置合わせして突起パターン12a、12bを設けることは常に有効であり、共振抑止用の突起パターン12a、12bを設けることによって、半導体チップ20を実装する際における接合パターン12の共振を抑制し、半導体チップ20のバンプ22と接合パターン12との接合強度を向上させることが可能である。
(第2の実施の形態)
図4、5は、本発明に係る半導体チップの実装方法についての第2の実施の形態を示す。
図4(a)は、接合パターン12に超音波振動を印加して、接合パターン12が共振状態となった状態を示す。図のD点は、接合パターン12が共振した状態で節となる位置を示す。なお、図示例は、接合パターン12の長さLが共振波長の1波長分に相当する場合である。
本実施形態の半導体チップの実装方法においては、半導体チップ20に超音波振動を印加して回路基板10にフリップチップ接続によって実装する際に、半導体チップ20に設けられたバンプ22の接合位置を、接合パターン12が共振状態となったときの節の位置(D点)に位置合わせして実装することを特徴とする。すなわち、図4(a)に示す共振状態を例に説明すると、図4(b)、(c)に示す、接合パターン12における節の位置にバンプ22a、22bを位置合わせするようにして実装する。
図5は、半導体チップ20に超音波振動を印加して回路基板10に半導体チップ20をフリップチップ接続する際に、超音波振動の振動方向とパターンの長手方向とが直交する接合パターン12については、バンプ22aの接合位置を、接合パターン12の共振時における振動の節の位置に設定して実装している様子を示す。
このように、半導体チップ20に超音波振動を印加して実装する際に、超音波振動が加わることにより、励振されて共振状態となる接合パターン12については、共振状態における節の位置にバンプ22aを位置させて接合することにより、バンプ22aの接合位置において接合パターン12がバンプ22aに追随することがなく、接合パターン12とバンプ22aとの接合強度を向上させて実装することが可能となる。
なお、本実施形態の場合も、半導体チップ20に超音波振動を作用させて半導体チップ20を回路基板10に実装する際には、半導体チップ20に印加する超音波振動の周波数や接合パターン12の形状によって接合パターン12にはさまざまな共振状態が生じ得る。実際上は、回路基板10に搭載する半導体チップ20に作用させる超音波振動、半導体チップ20に形成されたバンプ22の平面配置等にしたがって、回路基板10に形成する接合パターン12の形状を設計し、接合パターン12が共振状態になった場合における振動の節の位置にバンプ22が位置するようにして半導体チップ20を実装する。
(第3の実施の形態)
本発明に係る半導体チップの実装方法についての第3の実施の形態は、半導体チップ20に超音波振動を印加させて半導体チップ20を回路基板10に実装する際に、超音波振動によっては接合パターン12が共振しない状態となるように接合パターン12の長さ、パターン幅、パターン高さを設定して実装することを特徴とする。
たとえば、接合パターン12の形態を、図1に示すような平面形状で長方形とし、接合パターン12の長手方向に直交する向きに超音波振動を印加させた際に接合パターン12が共振したとすると、接合パターン12の長さLを、(λ/2)×(n+1/2)として接合パターン12が共振することを抑制して実装する。なお、nは整数、λは共振周波数における波長である。
接合パターン12は、所定のパターン幅およびパターン高さを有するから、接合パターン12に超音波振動を作用させた際に、パターン幅方向とパターン高さ方向にも接合パターン12が共振状態となる可能性がある。したがって、接合パターン12のパターン幅(W)およびパターン高さ(H)方向について、印加した超音波振動によって共振した際における波長をλWおよびλHとすると、接合パターン12のパターン幅方向については、W=(λW/2)×(n+1/2)とし、パターン高さ方向については、H=(λH/2)×(n+1/2)となるように設定すればよい。
このように接合パターン12の長さ(L)、パターン幅(W)、およびパターン高さ(H)を設定することによって、半導体チップに超音波振動を印加させた際に接合パターン12がパターンの長さ方向、および幅方向、および高さ方向で共振することが抑止され、超音波振動を作用させた際の半導体チップのバンプと接合パターンとの相対的変位を確実に確保することができ、バンプと接合パターンとの接合強度を向上させることが可能となる。
なお、上述した各実施形態においては、半導体チップ20を回路基板10にフリップチップ接続によって実装する方法として、バンプ22が形成された半導体チップ20を回路基板10に設けた接合パターン12に接続する方法として説明したが、回路基板10の接合パターン12にバンプを設けておき、接合パターン12のバンプを半導体チップの電極に接合する方法によって半導体チップを実装する場合にも、まったく同様に適用することが可能である。
超音波振動の作用により共振状態になった接合パターンにおける腹の位置を示す説明図である。 接合パターンに突起パターンを設けた例を示す説明図である。 回路基板に半導体チップを実装する第1の実施の形態を示す説明図である。 超音波振動の作用により共振状態になった接合パターンにおける節の位置を示す説明図である。 回路基板に半導体チップを実装する第2の実施の形態を示す説明図である。 半導体チップに超音波振動を印加して半導体チップを回路基板に実装する状態を示す説明図である。 超音波振動を印加して半導体チップを回路基板に実装する際の接合パターンの状態を示す説明図である。
符号の説明
10 回路基板
12 接合パターン
12a、12b 突起パターン
20 半導体チップ
22、22a、22b バンプ

Claims (8)

  1. 半導体チップに超音波振動を作用させ、フリップチップ接続により半導体チップを回路基板に実装する半導体チップの実装方法において、
    前記回路基板として、前記半導体チップのバンプが接合される接合パターンに、前記半導体チップにより印加される超音波振動によって前記接合パターンが共振する際の、振動の腹の位置に合わせて突起パターンを設ける工程を備え、
    前記突起パターンを、前記接合パターンの長手方向における前記半導体チップのバンプ接続の一端部を除き、前記接合パターンの長手方向の他端部において該接合パターンの側面から側方に延出させて設けることを特徴とする半導体チップの実装方法。
  2. 前記接合パターンは、前記超音波振動の振動方向に対して長手方向が直交する配置に設けられ、
    前記突起パターンは、前記接合パターンの幅方向の両側方に延出して設けられることを特徴とする請求項1記載の半導体チップの実装方法。
  3. 前記接合パターンは、第1の接合パターンとして前記超音波振動の振動方向に対して長手方向が直交する配置に設けられ、前記第1の接合パターンに隣接して配設される第2の接合パターンには、前記第2の接合パターンの長手方向の両端を除く中央部における振動の腹の位置に合わせて第2の突起パターンが該第2の接合パターンの側面から側方に延出させて設けられ、前記第1の接合パターンと干渉しないことを特徴とする請求項1または2記載の半導体チップの実装方法。
  4. 前記接合パターンの他端部は、前記半導体チップの搭載領域よりも外側に配設されることを特徴とする請求項1または2記載の半導体チップの実装方法。
  5. 半導体チップがフリップチップ接続により実装される回路基板であって、
    基板本体と、
    前記基板本体の一面上に、前記半導体チップのバンプ位置に対応して設けられている接合パターンと、
    前記接合パターンに延出しており、前記半導体チップにより印加される超音波振動によって前記接合パターンが共振する際の振動の腹の位置に合わせて設けられている突起パターンと、を備え、
    前記突起パターンは、前記接合パターンの長手方向における前記半導体チップのバンプ接続の一端部を除き、前記接合パターンの長手方向の他端部において該接合パターンの側面から側方に延出させて設けられていることを特徴とする回路基板。
  6. 前記突起パターンは、前記接合パターンの幅方向の両側方に延出して設けられていることを特徴とする請求項5記載の回路基板。
  7. 前記接合パターンを第1の接合パターンとしたときに、前記接合パターンに隣接して配設される第2の接合パターンをさらに備え、
    前記第1および第2の接合パターンは、超音波振動の振動方向に対して長手方向が直交する配置に設けられており、
    前記第2の接合パターンには、前記第2の接合パターンの長手方向の両端を除く中央部における振動の腹の位置に合わせて第2の突起パターンが該第2の接合パターンの側面から側方に延出させて設けられ、前記第1の接合パターンと干渉しないことを特徴とする請求項5または6記載の回路基板。
  8. 前記接合パターンの他端部は、前記半導体チップの搭載領域よりも外側に配設されていることを特徴とする請求項5または6記載の回路基板。
JP2005296483A 2005-10-11 2005-10-11 半導体チップの実装方法および回路基板 Expired - Fee Related JP4685583B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005296483A JP4685583B2 (ja) 2005-10-11 2005-10-11 半導体チップの実装方法および回路基板
US11/356,176 US7712650B2 (en) 2005-10-11 2006-02-17 Method of mounting a semiconductor chip

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005296483A JP4685583B2 (ja) 2005-10-11 2005-10-11 半導体チップの実装方法および回路基板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007109714A JP2007109714A (ja) 2007-04-26
JP4685583B2 true JP4685583B2 (ja) 2011-05-18

Family

ID=37910280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005296483A Expired - Fee Related JP4685583B2 (ja) 2005-10-11 2005-10-11 半導体チップの実装方法および回路基板

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7712650B2 (ja)
JP (1) JP4685583B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5308135B2 (ja) * 2008-12-04 2013-10-09 ルネサスエレクトロニクス株式会社 Rfid用インレットの製造方法
JP2011165692A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Toyota Motor Corp 超音波接合方法および装置、並びに超音波接合による被接合部材
WO2017132027A1 (en) * 2016-01-26 2017-08-03 Orthodyne Electronics Corporation Wedge bonding tools, wedge bonding systems, and related methods

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002184812A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Murata Mfg Co Ltd 電子部品装置
JP2003100803A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002094241A (ja) 2000-09-18 2002-03-29 Nippon Avionics Co Ltd ビルドアッププリント配線板
JP2004311637A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Sharp Corp 超音波フリップチップ接合用回路基板およびそれを用いた半導体装置の製造方法
JP4423165B2 (ja) * 2004-10-29 2010-03-03 富士通株式会社 電子部品の超音波実装方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002184812A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Murata Mfg Co Ltd 電子部品装置
JP2003100803A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007109714A (ja) 2007-04-26
US20070080190A1 (en) 2007-04-12
US7712650B2 (en) 2010-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11462506B2 (en) Ultrasonic transducer systems including tuned resonators, equipment including such systems, and methods of providing the same
JP4583190B2 (ja) 共振器、超音波接合ヘッド及び超音波接合装置
US20090051252A1 (en) Piezoelectric Resonator Plate And Piezolectric Resonator Device
JP2005102138A (ja) 音叉型圧電振動片および音叉型圧電振動片の実装方法
JP2005197491A (ja) 半導体装置
JP2007214942A (ja) 圧電振動片の製造方法、及び圧電振動片並びに圧電デバイス
JP4161267B2 (ja) 弾性表面波装置
JP4738996B2 (ja) 半導体装置
JP4685583B2 (ja) 半導体チップの実装方法および回路基板
JP5565158B2 (ja) 振動片、振動子、発振器、および電子機器
WO2018003283A1 (ja) 弾性波装置及び電子部品
JP2010119128A (ja) 音叉型圧電振動片
JP6649747B2 (ja) 圧電振動片および圧電振動子
JP6598618B2 (ja) 音叉型圧電片、音叉型振動素子及び音叉型振動デバイス
JP2006093636A (ja) 半導体チップの接合方法および接合装置
JP2010062362A (ja) 半導体装置とその製造方法
JP4294339B2 (ja) 水晶振動子
JP4491321B2 (ja) 超音波実装方法およびこれに用いる超音波実装装置
JP2009272795A (ja) 圧電振動素子、圧電デバイス、及びその製造方法
JP4893814B2 (ja) 半導体チップの接合方法および接合装置
US9799819B2 (en) Elastic wave device
JP4214470B2 (ja) Saw発振器
JP7461810B2 (ja) 圧電デバイス
JP4259396B2 (ja) 部品接合装置および部品接合ツール
JP4395043B2 (ja) 半導体チップの接合方法、半導体チップおよび基板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees