JP4685265B2 - 感光性組成物、感光性平版印刷版および平版印刷版の作成方法 - Google Patents

感光性組成物、感光性平版印刷版および平版印刷版の作成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ等により直接書き込みするのに好適であり、保存安定性に優れた感光性組成物、感光性平版印刷版および平版印刷版の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年におけるレーザの発展はめざましく、特に波長760nm〜1200nmの赤外線を放射する固体レーザおよび半導体レーザは、高出力かつ小型のものが開発され、それらは容易に入手することができる。これらのレーザはコンピュータ等のデジタルデータから直接製版する際の記録光源として非常に有用である。
赤外線レーザにより記録可能な従来の感光性組成物としては、ノボラック樹脂等のフェノール性水酸基を有し、アルカリ性化合物に可溶なアルカリ可溶性樹脂と、光を吸収して発熱する赤外線吸収剤とを含むものが例示される。この感光性組成物では、赤外線露光した際に露光部は赤外線吸収剤によって発熱し、感光性組成物のアルカリ可溶性が高くなり、アルカリ化合物の溶液によって現像することができる。このような感光性組成物は、ポジ型感光性組成物である。
【0003】
特開平11−119419号公報には、環状酸無水物を含有するポジ型感光性組成物について開示されている。また、特開2000−177261号公報では、下記化学式(1)の環状酸無水物を含有するポジ型感光性組成物を支持体上に塗布してなる感光層を有する平版印刷版原版について開示されている。この環状酸無水物は、カルボン酸無水物のカルボニル基と共役する結合を有するため、カルボニル基の安定性が向上する。そのため、保存経時における分解速度が遅くなり、適当な速度で分解して徐々に酸を発生するので、感光層内において常に現像性が一定の水準に維持され、アルカリ現像処理液に対する溶解性を長期間維持することができる。
【0004】
【化1】
Figure 0004685265
【0005】
式中、R1、R2は、それぞれ独立に水素原子、置換基を有してもよい炭素数1〜12のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、アリール基、カルボニル基、カルボキシ基、カルボン酸エステル基を表す。R1、R2は互いに連結して環構造を形成してもよい。
【0006】
また、特開2000−066394号公報では、下記化学式(2)のフェノール性化合物を含有するポジ型平版印刷版用材料について開示されている。フェノール性化合物は、アルカリ可溶性樹脂中に分散して、アルカリ可溶性樹脂中の解離性水素と強く相互作用し、膜密度を向上させる。そのため、塗膜における膜質が水や熱などの外的要因に対して強くなり、高温高湿下での保存安定性が向上する。
【0007】
【化2】
Figure 0004685265
【化3】
Figure 0004685265
【0008】
式中、Ar1 は、置換基を有してもよい芳香族炭化水素環を表す。nは1〜3の整数を表し、Pは1〜4の整数を表す。Xは2価の連結基を表し、YはY1 の群より選ばれる少なくとも1つの部分構造を有する2価ないし4価の連結基、または末端が水素原子である末端基を表し、ZはYが末端基である場合には存在せず、Yが連結基である場合には、P価の連結基または末端基を表す。
【0009】
また、特開平2000−3031号公報では、下記化学式(3)のケトン類および下記化学式(4)のグリコールエーテル類から選ばれる少なくとも一方を有する溶剤を含有する感光性組成物について開示されている。このような、溶剤を含有することにより、溶剤と赤外線吸収剤およびアルカリ可溶性樹脂がある一定の比率で含有されて、保存性が向上するとされている。
【0010】
【化4】
Figure 0004685265
【0011】
化学式(3)中、R1、R2は水素原子または炭化水素基であって、該炭化水素基は合計炭素数が4以上である。R1とR2は環を形成しない。また、化学式(4)におけるRは炭素数3以上の炭化水素基である。
【0012】
また、特開平11−291652号公報では、還元電位−1.2V(標準カロメル電極基準)以上の酸化剤を含有するポジ型画像形成材料について開示されており、この画像形成材料は保存安定性が良好であるとされている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平11−119419号公報および特開2000−177261号公報は環状酸無水物によって保存安定性を向上させるので、水が存在する雰囲気における保存安定性のみが改善されただけである。
また、特開2000−066394号公報では、平版印刷版材料の膜が高密度であるため、外的要因に対しては影響を受けにくいが、樹脂の自然劣化などの内的要因に対しては影響を受けてしまう。
特開2000−3031号公報では、特定の溶剤が積極的に保存安定性を向上させているのではない。
また、特開平11−291652号公報では、酸化剤が積極的に保存安定性を向上させているのではなく、酸化剤が保存安定性を低下させないということである。
【0014】
したがって、上述した感光性組成物は、保存安定性が未だ十分に満足するものではなく、長期保存した場合、特に高温高湿条件下において、現像性が低下するという問題を有していた。
また、従来の感光性組成物は、耐刷性を向上させるため、現像処理後、バーニングオーブンにより加熱処理をすることがある。このバーニング処理において、非画像部に汚れが発生しやすいという問題があったが、上述した公開特許公報のいずれにおいても解決手段が記載されていない。
本発明は、上記事情を鑑みて行われたものであり、コンピュータ等のデジタルデータに基づいて、赤外線を放射する固体レーザおよび半導体レーザ等により直接書き込むことが可能であり、かつ保存安定性およびバーニング汚れ耐性に優れた感光性組成物、感光性平版印刷版および平版印刷版の作成方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の感光性組成物は、アルカリ可溶性樹脂、赤外線吸収剤、および酸化防止剤を含有するものである。
また、本発明の感光性組成物では、前記酸化防止剤が、亜リン酸エステル系化合物であることが好ましい。
また、本発明の感光性組成物では、前記酸化防止剤が、メルカプトイミダゾール系化合物であることが好ましい。
また、本発明の感光性組成物では、環状酸無水物をさらに含有することが好ましい。
また、本発明の感光性平版印刷版は、上述した感光性組成物からなる感光層が、支持体上に形成されているものである。
また、本発明の平版印刷版の作成方法は、上記感光性平版印刷版の感光層を、波長700nm以上の活性光線によって画像露光した後、露光した部分をアルカリ性現像液で溶解して除去することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明におけるアルカリ可溶性樹脂は、アルカリ性化合物の溶液に溶解する樹脂である。このようなアルカリ可溶性樹脂は、ノボラック樹脂、ポリビニルフェノール系樹脂、カルボキシル基、フェノール性水酸基、スルホン酸基、スルホンアミド基、活性イミノ基等のアルカリ可溶性基を有する共重合体等が挙げられる。これらのうち、ノボラック樹脂またはポリビニルフェノール系樹脂が好ましい。
ノボラック樹脂としては、フェノール、m−クレゾール、o−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノール、3,5−キシレノール、レゾルシン、ピロガロール、ビスフェノール、ビスフェノール−A、トリスフェノール、o−エチルフェノール、m−エチルフェノール、p−エチルフェノール、プロピルフェノール、n−ブチルフェノール、t−ブチルフェノール、t−ブチルフェノール、1−ナフトール、2−ナフトール等の芳香族炭化水素類の少なくとも1種を酸性触媒下、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ベンズアルデヒド、フルフラール等のアルデヒド類、および、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類から選ばれた少なくとも1種のアルデヒド類またはケトン類とを重縮合させたものが挙げられる。
ホルムアルデヒドおよびアセトアルデヒドの代わりに、それぞれパラホルムアルデヒドおよびパラアルデヒドを使用してもよい。
【0017】
ノボラック樹脂の芳香族炭化水素類としては、より好ましくは、フェノール、m−クレゾール、o−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノール、3,5−キシレノール、レゾルシンから選ばれる少なくとも1種のフェノール類をホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒドなどのアルデヒド類の中から選ばれる少なくとも1種と重縮合したノボラック樹脂が挙げられる。
中でも、m−クレゾール:p−クレゾール:2,5−キシレノール:3,5−キシレノール:レゾルシンの混合割合がモル比で40〜100:0〜50:0〜20:0〜20:0〜20のフェノール類とアルデヒド類との重縮合物であるノボラック樹脂が好ましい。または、フェノール、m−クレゾール、p−クレゾールの混合物割合がモル比で、フェノール:m−クレゾール:p−クレゾールの混合割合がモル比で70〜100:0〜30:0〜20:0〜20のフェノール類とアルデヒド類との重縮合物であるノボラック樹脂が好ましい。または、フェノール:m−クレゾール、p−クレゾールの混合割合がモル比で10〜100:0〜60:0〜40のフェノール類とアルデヒド類との重縮合物であるノボラック樹脂が好ましい。
【0018】
ノボラック樹脂のゲルパーミエーションクロマトグラフィ測定によるポリスチレン換算重量平均分子量は、好ましくは500〜30000である。500未満であると、未露光部の耐現像液性が低下する場合があり、30000を超えると露光部の現像性が低下する場合がある。
【0019】
ポリビニルフェノール系樹脂としては、ヒドロキシスチレン類の単独または2種以上の重合体が挙げられる。ヒドロキシスチレン類としては、例えば、o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシスチレン、2−(o−ヒドロキシフェニル)プロピレン、2−(m−ヒドロキシフェニル)プロピレン、2−(p−ヒドロキシフェニル)プロピレン等が挙げられる。
ヒドロキシスチレン類は芳香環に塩素、臭素、ヨウ素、フッ素などのハロゲンあるいはC1〜C4のアルキル置換基を有していてもよい。
ポリビニルフェノール系樹脂は、通常、ヒドロキシスチレン類を単独または2種以上ラジカル重合またはカチオン重合して合成される。このようなポリビニルフェノール系樹脂は、一部水素添加が行われていてもよい。また、t−ブトキシカルボニル基、ピラニル基、フラニル基などでポリビニルフェノール類の一部のOH基を保護した樹脂でもよい。
【0020】
ポリビニルフェノール系樹脂の中でも、ポリビニルフェノール樹脂が好ましい。このポリビニルフェノールの芳香環にはC1〜C4のアルキル置換基を有していてもよいが、置換基を有さないポリビニルフェノールが特に好ましい。
ポリビニルフェノール樹脂の重量平均分子量は、1000〜100,000であることが好ましい。重量平均分子量が1000未満であると、十分な塗膜を形成させることができない場合があり、100,000を超えると露光部分のアルカリ現像液に対する溶解性が小さくなり、パターンが得られない傾向にある。
【0021】
赤外線吸収剤は、波長700nm以上、好ましくは750〜1200nmの赤外域に光吸収域があり、この範囲の波長の光を吸収して熱を発生させるものである。具体的には、この波長域の光を吸収し熱を発生する種々の色素を用いることができ、例えば、シアニン色素、スクアリリウム色素、ポリメチン色素、ジチオベンジルニッケル錯体、ピリリウム色素等が挙げられる。
シアニン色素の内、インドール型シアニン(インドシアニン)またはチアゾール型シアニン(チオシアニン)系色素が特に好ましい。
これら赤外線吸収剤の含有量は、0.01〜50重量%であることが好ましく、0.1〜20重量%がより好ましい。0.01重量%未満であると、赤外線に対する感度が低くなり、50重量%を超えると、成膜性が悪化し、耐摩耗性が低下する。
これらの赤外線吸収剤は一般に、アルカリ可溶性樹脂を含む感光性組成物のアルカリ性水溶液への溶解性も実質的に低下させる作用を有し、未露光部のアルカリ性現像液に対する耐性を有する。
【0022】
また、アルカリ可溶性樹脂を含む感光性組成物のアルカリ性水溶液への溶解性を実質的に低下させる作用を有するその他の化合物を併用することもできる。
このような化合物としては、例えば、オニウム塩、芳香族スルホン化合物、芳香族スルホン酸エステル化合物、リン酸エステル化合物、芳香族カルボン酸エステル化合物、芳香族ジスルホン化合物、芳香族ケトン化合物、芳香族アルデヒド化合物、芳香族エーテル化合物、o−キノンジアジド化合物等が挙げられる。
【0023】
酸化防止剤は、アルカリ可溶性樹脂および赤外線吸収剤の酸化を防止するものであれば特に制限されず、リン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤等が例示される。
リン系酸化防止剤の中でも、亜リン酸エステル系化合物が好ましい。ここで、亜リン酸エステルとは、亜リン酸の水素が炭化水素基で置換された化合物のことである。このような亜リン酸エステル系化合物としては、例えば、亜リン酸トリフェニル、亜リン酸ジフェニルイソデシル、亜リン酸フェニルイソデシル、亜リン酸トリエチル、亜リン酸トリ−n−プロピル、亜リン酸トリメチル等が挙げられる。
亜リン酸エステルの含有量は、0.5〜20重量%であることが好ましく、1〜10重量%がより好ましい。0.5重量%未満であると、保存安定性が向上しない場合があり、20重量%を超えると、現像液に対する溶解抑制効果が強くなりすぎて露光部(非画像部)の現像性が低下する。
【0024】
また、硫黄系酸化防止剤の中でも、メルカプトイミダゾール系化合物が好ましい。ここで、メルカプトイミダゾール系化合物とは、下記化学式(5)に示したものであり、イミダゾールの2位の炭素に結合した水素がメルカプト基で置換された化合物である。また、メルカプトイミダゾールの4位およびまたは5位の炭素に結合した水素が炭化水素基で置換されていてもよい。
【0025】
【化5】
Figure 0004685265
【0026】
化学式(5)中、R1、R2は水素原子または炭化水素基である。R1とR2は環を形成してもよい。
【0027】
このようなメルカプトイミダゾール系化合物としては、例えば、2−メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプトメチルベンズイミダゾール等が挙げられる。
メルカプトイミダゾール系化合物の含有量は、0.5〜20重量%であることが好ましく、1〜10重量%がより好ましい。0.5重量%未満であると、保存安定性が向上しない場合があり、20重量%を超えると、現像液に対する溶解促進効果が強くなりすぎて未露光部(画像部)の耐現像液性が低下する。
【0028】
また、アミン系酸化防止剤の中でもヒンダードアミン系化合物が好ましい。このようなヒンダードアミン系化合物としては、例えば、サノールLS−770、サノールLS−765、サノールLS−622LD、キマソープ944(以上、三共株式会社製)、CYASORB UV−3346(以上、サンケミカル株式会社製)、ノックラック224、ノックラックCD、Uvasil299−299LM(以上、大内新興化学工業社製)、MARK LA−63、MARK RKLA−68(以上、旭電化工業社製)、TINUVIN144、TINUVIN123、TINUVIN312(以上、チバ・スペシャリティーケミカル社製)、その他、ヒンダードアミン構造を有するオリゴマータイプおよびポリマータイプの化合物等を使用できる。
ヒンダードアミン系化合物の含有量は、0.5〜20重量%であることが好ましい。0.5重量%未満であると、保存安定性が向上しない場合があり、20重量%を超えると、現像液に対する溶解抑制効果が強くなりすぎて露光部(非画像部)の現像性が低下する。
【0029】
また、フェノール系酸化防止剤の中でも、ヒンダードフェノール系化合物が好ましい。ヒンダードフェノール系化合物としては、例えば、ヨシノックスBHT(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール)、トミノックスTT(テトラキス−[メチレン−3−(3,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン)、ヨシノックスSR、ヨシノックスBB、ヨシノックス2246G、ヨシノックス425、ヨシノックス250、ヨシノックス930、トミノックスSS、トミノックス917、GSY−314(以上、吉富ファインケミカル社製)IRGANOX245(チバ・スペシャリティーケミカル社製)、2,6−ブチル−4−ノニルフェノール等が挙げられる。
ヒンダードフェノール系化合物の含有量は、0.5〜20重量%であることが好ましい。0.5重量%未満であると、保存安定性が向上しない場合があり、20重量%を超えると、現像液に対する溶解抑制効果が強くなりすぎて露光部(非画像部)の現像性が低下する。
【0030】
本発明の感光性組成物は、環状酸無水物が含まれることが好ましい。このような環状酸無水物としては、無水フタル酸、3,4,5,6−テトラヒドロ無水フタル酸、テトラクロロ無水フタル酸、3−ヒドロキシ無水フタル酸、3−メチル無水フタル酸、3−フェニル無水フタル酸、無水トリメット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、フェニル無水マレイン酸、ジメチル無水マレイン酸、ジクロロ無水マレイン酸等が挙げられる。
これら環状酸無水物の中でも、一分子中に酸無水物を2つ以上有する化合物、例えば、ピロメリット酸二無水物、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物が好ましい。また、スチレン−無水マレイン酸共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体等の高分子化合物でもよい。
環状酸無水物の含有量は、0.5〜20重量%であることが好ましく、1〜10重量%がより好ましい。0.5重量%未満であると、保存安定性が向上しない場合があり、20重量%を超えると、未露光部(画像部)の耐現像液性が低下する場合がある。
【0031】
また、本発明の感光性組成物は、酸により架橋する化合物および熱により酸を発生する化合物を含んでもよい。この場合、露光することによって露光部が架橋するため、非露光部のアルカリ可溶性樹脂が現像液に溶解し、感光性組成物はネガ型となる。
【0032】
なお、本発明の感光性組成物は、必要に応じて特定の機能を有する添加剤を含んでいてもよい。添加剤としては、例えば、染料、顔料、界面活性剤、現像改良剤、密着性改良剤、感度改良剤等が挙げられる。
【0033】
上述した成分を含む感光性組成物は、一般的に溶媒に溶解して用いられる。溶媒には、上述した成分を十分に溶解し、良好な塗膜が形成できるものであれば制限されない。このような溶媒として、例えば、セロソルブ系溶媒、プロピレングリコール系溶媒、エステル系溶媒、アルコール系溶媒、ケトン系溶媒、ジメチルホルムアミドまたはジメチルアセトアミドまたはN−メチルピロリドンなどの高極性溶媒が挙げられる。
溶媒の量は、感光性組成物総量に対して2〜30倍であることが好ましく、2倍未満であると、感光性組成物が十分に溶解しない場合があり、30倍を超えると、乾燥性が悪化し、良好な塗膜が得られない場合がある。
【0034】
上述した感光性組成物にあっては、アルカリ可溶性樹脂、赤外線吸収剤、および酸化防止剤を含有するので、アルカリ可溶性樹脂および赤外線吸収剤の酸化を防止して、感光性組成物の保存安定性を向上させることができる。また、酸化防止剤により、現像処理後に加熱処理してもアルカリ可溶性樹脂および赤外線吸収剤は酸化劣化しないので、非画像部に汚れが生じず、バーニング汚れ耐性が優れている。
また、本発明の感光性組成物では、前記酸化防止剤が、亜リン酸エステル系化合物であることにより、アルカリ可溶性樹脂および赤外線吸収剤の酸化防止効果がさらに高いので、感光性組成物の保存安定性およびバーニング汚れ耐性がさらに向上する。
また、本発明の感光性組成物では、前記酸化防止剤が、メルカプトイミダゾール系化合物であることにより、アルカリ可溶性樹脂および赤外線吸収剤の酸化防止効果がさらに高いので、感光性組成物の保存安定性およびバーニング汚れ耐性がさらに向上する。
【0035】
また、本発明の感光性組成物では、環状酸無水物をさらに含有することにより、水が存在する雰囲気下においては、水と酸無水物とが反応してカルボン酸が発生する。このカルボン酸がアルカリ溶解性を向上させるので、雰囲気中にアルカリ化合物が存在する場合の保存安定性がさらに向上する。
【0036】
次に、本発明の平版印刷版について説明する。この平版印刷版は、上述した感光性組成物からなる感光層が支持体上に形成されたものである。
支持体としては、感光性組成物を塗布することができれば特に制限されず、紙、樹脂がラミネートされた紙、金属板、プラスチックフィルムなどを用いることができる。
上述の金属板としては、アルミニウム、亜鉛、銅等が例示される。
また、上述のプラスチックフィルムとしては、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、硝酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタール等が例示される。
【0037】
本発明に用いられる支持体は、砂目立て処理、陽極酸化処理および必要に応じて封孔処理等の表面処理が施されているアルミニウム板を用いることが好ましい。
砂目立て処理の方法としては、例えば、機械的方法、電解エッチングによる方法等が挙げられる。機械的方法としては、例えばボール研磨法、ブラシ研磨法、液体ホーニング研磨法、バフ研磨法等が挙げられる。また、電解エッチングによる方法としては、リン酸、硫酸、塩酸、硝酸等の無機酸を単独または2種以上混合した浴を用いて行われる。砂目立て処理の後、必要に応じてアルカリまたは酸の水溶液によってデスマット処理を行い中和して水洗する。
【0038】
陽極酸化処理は、電解液として、硫酸、クロム酸、シュウ酸、リン酸、マロン酸等を単独または2種以上含む溶液を用い、アルミニウム板を陽極として電解して行われる。
封孔処理は、例えば、沸騰水処理、水蒸気処理、ケイ酸ソーダ処理、重クロム酸塩水溶液処理等が挙げられる。
【0039】
感光性組成物からなる感光層を支持体上に形成させる方法は、感光性組成物を塗布し、乾燥させる方法が一般的であるが、感光性組成物が感光層を形成することができれば制限されない。
感光性組成物を支持体上に塗布する方法としては、例えば、回転塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗布、エアーナイフ塗布、ロール塗布、ブレード塗布、カーテン塗布等が挙げられる。
【0040】
このような感光性平版印刷版は、その感光層を波長700nm以上の活性光線によって画像露光することが好ましい。また、波長760nm〜1200nmの赤外線によって画像露光することがさらに好ましい。光源としては、半導体レーザ、He−Neレーザ、YAGレーザ、炭酸ガスレーザ等が挙げられる。
【0041】
また、露光後に現像するためのアルカリ性現像液としてはアルカリ水溶液が好ましく用いられる。アルカリ水溶液に用いられるアルカリ性化合物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム、第二リン酸ナトリウム、第三リン酸ナトリウム等のアルカリ金属塩の水溶液が挙げられる。
また、現像液には、必要に応じて、アニオン系界面活性剤、両性界面活性剤やアルコール等の有機溶剤を添加することができる。
現像処理された平版印刷版は水洗水、界面活性剤等を含有するリンス液、アラビアガムや澱粉誘導体を含む不感脂化液で後処理される。なお、後処理では、これらの処理を種々組み合わせて行うことができる。
以上のようにして作成された平版印刷版は、耐刷性向上のためバーニング処理して使用されることがある。
【0042】
上述した感光性平版印刷版にあっては、感光性組成物からなる感光層が支持体上に形成されており、この感光性組成物が酸化防止剤を含有し、保存安定性およびバーニング汚れ耐性に優れているので、結果的に、感光性平版印刷版の保存安定性およびバーニング汚れ耐性も優れている。
【0043】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて、さらに詳細に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例によって制限されるものではない。
まず、厚さ0.24mmのアルミニウム板を水酸化ナトリウム水溶液にて脱脂し、これを20%塩酸浴中で電解研磨処理して中心線平均粗さ(Ra)0.5μmの砂目板を得た。次いで、20%硫酸浴中、電流密度2A/dm2 で陽極酸化処理して、2.7g/m2 の酸化皮膜を形成し、水洗乾燥し、アルミニウム支持体を得た。
【0044】
次いで、感光性組成物を調製した。この感光性組成物の成分には、アルカリ可溶性樹脂として、m,p−クレゾールノボラック(m/p比=6/4、重量平均分子量=5000)を用い、赤外線吸収剤として、下記化学式(6)のシアニン染料Aまたは下記化学式(7)のシアニン染料Bを用いた。また、酸化防止剤には、メルカプトイミダゾール系化合物として、2−メチルチオベンズイミダゾール、2−メルカプトベンズイミダゾールを用い、亜リン酸エステル系化合物として、亜リン酸トリフェニル、亜リン酸トリエチル、ヒンダードアミン系化合物として、TINUVIN144を用いた。また、溶剤には、1−メトキシ−2−プロパノールおよびメタノールを用い、環状酸無水物として、ピロメリット酸二無水物を用い、顔料として、クリスタルバイオレットを用いた。
【0045】
上述したアルミニウム支持体上に、表1に示す配合で調製された感光性組成物を、ロールコータを用いて塗布し、100℃、2分間乾燥し、感光性を形成させて、平版印刷版を得た。この時の乾燥塗膜量は2.0g/m2 であった。
【0046】
【表1】
Figure 0004685265
【0047】
【化6】
Figure 0004685265
【0048】
得られた平版印刷版を常温にて作成後から3日間保存した後、露光器(Trendsetter、Creo社製)を用いて、露光(レーザパワー:10W、回転数:140rpm)し、自動現像機(PK−910、コダックポリクロームグラフィックス社製)および現像液(PD1、1:7希釈、コダックポリクロームグラフィックス社製)を用いて30℃で25秒間現像処理を行った。現像処理後の平版印刷版の画像形成性を目視にて評価した。評価結果を表2に示す。
【0049】
【表2】
Figure 0004685265
【0050】
さらに、平版印刷版のバーニング汚れ耐性を評価するために、現像処理後、バーニング整面液(UT−2、コダックポリクロームグラフィックス社製)を塗布し、バーニングオーブン(SPBO−I、光陽化学社製)を用いて、250℃、5分でバーニング処理を行った。その後、水洗し、ガム(PF−2、1:1希釈、コダックポリクロームグラフィックス社製)を塗布後、印刷インキ(ナチュラリス、大日本インキ化学工業社製)でインキングし、水洗した後、非画像部の汚れ耐性を目視にて評価した。評価結果を表2に示す。
【0051】
また、同様に作成した平版印刷版を長期間保存性を評価するため、包装した状態で、40℃、80%RHの雰囲気下に48時間保存し、露光器(Trendsetter、Creo社製)を用いて、露光(レーザパワー:10W、回転数:140rpm)し、自動現像機(PK−910、コダックポリクロームグラフィックス社製)および現像液(PD1、1:7希釈、コダックポリクロームグラフィックス社製)を用いて30℃で25秒間現像処理を行った。強制経時後の平版印刷版の画像形成性を目視にて評価した。評価結果を表2に示す。
【0052】
常温保存された実施例1〜3、参考例1〜3、比較例1および2はいずれも画像形成可能であった。また、強制経時後については、酸化防止剤を含む感光性組成物が用いられた実施例1〜3および参考例1〜3の平版印刷版と、酸化防止剤を含まず、環状酸無水物を含む感光性組成物が用いられた比較例2の平版印刷版は、画像形成性が良好であった。特に実施例が良好であった。
一方、酸化防止剤を含まない感光性組成物が用いられた比較例1の平版印刷版は、強制経時後の現像性が劣り、露光部分の溶解性が不足し、残膜が残る現像不良となった。
バーニング後の汚れ耐性に関しては、実施例1〜3および参考例1〜3の平版印刷版はバーニング処理後のインキングにおいて、非画像部の汚れの発生がなく、良好であった。一方、比較例1および2の平版印刷版はバーニング処理後のインキングにおいて、非画像部にインキが付着し、汚れが発生した。
【0053】
【発明の効果】
上述した感光性組成物は、アルカリ可溶性樹脂と、赤外線吸収剤と、酸化防止剤とを含有するものなので、保存安定性およびバーニング汚れ耐性が優れている。
本発明の感光性組成物では、前記酸化防止剤が、亜リン酸エステル系化合物であると、保存安定性およびバーニング汚れ耐性がさらに優れている。
本発明の感光性組成物では、前記酸化防止剤が、メルカプトイミダゾール系化合物であると、保存安定性およびバーニング汚れ耐性がさらに優れている。
本発明の感光性組成物では、環状酸無水物をさらに含有すると、水分が存在する雰囲気でも保存安定性が優れている。
また、本発明の感光性平版印刷版は、上述した感光性組成物からなる感光層が、支持体上に形成されているものなので、保存安定性およびバーニング汚れ耐性に優れた感光性平版印刷版を提供できる。
また、本発明の平版印刷版の作成方法では、容易に版は、上述した感光性組成物からなる感光層が、支持体上に形成されているものなので、保存安定性およびバーニング汚れ耐性に優れた感光性平版印刷版を作成できる。

Claims (3)

  1. アルカリ可溶性樹脂、赤外線吸収剤、および亜リン酸エステル系化合物である酸化防止剤を含有することを特徴とする感光性組成物。
  2. 請求項1に記載の感光性組成物からなる感光層が、支持体上に形成されていることを特徴とする感光性平版印刷版。
  3. 請求項2に記載の感光性平版印刷版の感光層を、波長700nm以上の活性光線によって画像露光した後、露光した部分をアルカリ性現像液で溶解して除去することを特徴とする平版印刷版の作成方法。
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