JP4685198B1 - 包装用プレート、注射器保持容器及び容器兼用注射器の製造方法 - Google Patents

包装用プレート、注射器保持容器及び容器兼用注射器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成でもって、容器兼用注射器の製造に適した状態で注射器本体を確実に支持することが可能な包装用プレートを提供する。
【解決手段】複数の注射器本体10を配列状態で支持する包装用プレート80を、注射器本体10が挿入される平面視矩形状をなす支持孔部が複数配列形成され、これら支持孔部内部の四隅に注射器本体10のフランジ部が載置される張り出し部が形成された第一プレート81と、該第一プレート81の上面に積層固定され、各前記支持孔部に対応する箇所に貫通孔がそれぞれ形成された第二プレート86とから構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装用プレート、注射器保持容器及び容器兼用注射器の製造方法に関するものである。
従来より、注射用医薬品(以下、薬液と称する)を収容する容器としての機能と患者に薬液を投与する注射器との機能を有する容器兼用注射器が知られている。この容器兼用注射器は、滅菌した注射器本体の中に予め薬液が充填されているため、使用時に包装から取り出して即座に患者に薬液を投与することができる。
そのため、多忙な医師、看護師の投与準備作業の軽減、怪我や事故の防止、医薬品の誤用防止、院内感染の防止、薬剤の飛散防止等多くの利点を有していることから、医療機関からも高い評価を受け、その使用範囲は急速に拡大しつつある。
上記医療分野でのニーズの高まりに応じて、注射器本体を大量かつ衛生的に生産した後、包装して流通させ、納入された製薬会社では煩雑な処理を必要とせずに、効率良く薬液の充填が行われるシステムの開発が望まれている。
このような医療機関、製薬会社の要望を満足させるために考案されたものが、ネスト・タブ包装システムである。このシステムにおいては、注射器本体を注射器メーカーが製造した後、洗浄してネスト(包装用プレート)上に複数整列させ、これら注射器本体をネストごとプラスチック製のタブ(注射器保持容器)内に収容する。その後、容器の上部に滅菌可能な蓋材を熱密着させ、容器内部の注射器本体を蒸気やガスで滅菌した状態で製薬メーカーに納入する。
そして、製薬メーカーではタブの周囲を過酸化水素や電子線等によって殺菌した後、充填装置内に入れて蓋材を取り除き、整列された複数の注射器本体一列ごとに一度に薬液を充填する。薬液が充填された注射器本体は、次のポジションで同じように一列ごとに注射器本体内にステンレス製のスリーブが挿入され、そのスリーブを介してストッパーが挿入されて注射器本体内の薬液は密封される。
このシステムの採用によって、製薬会社は注射器本体の洗浄、シリコーン塗布、滅菌等の面倒な作業をする必要がなく、一度に多数の注射器本体への充填、密封をすることができる。したがって、生産効率の大幅な向上、設備投資の減少という大きなメリットを得ることができる。
なお、上記ネストとしては、例えば特許文献1に示すものが提案されている。このネストにおいては、注射器本体のフランジを一対の爪部が固定することで、当該注射器本体を安定的に支持することができるように構成されている。
特許第4444122号公報
ところで、上記のネスト・タブ包装システムにおいては、以下のような問題があった。
即ち、タブ内においては複数の注射器本体がネストに支持された状態にあるが、流通過程におけるタブの取り扱いによっては、注射器本体がネストの上方に飛び出して整列できなくなるという危険性があった。
また、製薬会社の充填装置内で注射器本体内にストッパーをセットするために一列ずつ自動的に金属製スリーブを挿入する際、ネストにおける注射器本体が正常位置から少しでも外れていると、ストッパーの挿入を終えたスリーブが注射器本体内から抜け出る際に注射器本体の側面に接触して注射器本体を上部に引き上げてしまうことがあった。これにより、充填作業時の機械的なトラブルが発生してしまうという危険性があった。
また、スリーブの上下動の際のみならず、薬液の充填作業中に機械の振動等によって注射器本体が浮き上がり、フランジ部がネストから抜け出てしまい正常な位置に戻らなかった場合にも機械的なトラブルが発生する危険性があった。
さらに、上記特許文献に記載のネストでは、一対の爪部によってフランジ部を固定する構成のため、ネスト自体の形状が複雑となってしまう他、爪部の耐久性上好ましくないという問題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、簡易な構成でもって、容器兼用注射器の製造に適した状態で注射器本体を確実に支持することが可能な包装用プレート、注射器保持容器、並びに、包装用プレートを用いた容器兼用注射器の製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、この発明は以下の手段を提案している。
即ち、本発明に係る包装用プレートは、複数の注射器本体を配列状態で支持する包装用プレートであって、前記注射器が挿入される平面視矩形状をなす支持孔部が複数配列形成され、これら支持孔部内部に前記注射器本体のフランジ部が載置される張り出し部が形成された第一プレートと、前記第一プレートの上面に積層固定され、各前記支持孔部に対応する箇所に、前記フランジ部が挿通不能とされた貫通孔がそれぞれ形成された第二プレートとを備えることを特徴とする。
このような特徴の包装用プレートにおいては、第一プレートの支持孔部内部の張り出し部上にフランジ部が載置された状態で、該第一プレート上に第二プレートが積層固定される。これにより、張り出し部と第二プレートとの間の空間にフランジ部が脱出不能に存在することになるため、フランジ部の上方への移動は第二プレートに阻止される、したがって、搬送中やスリーブによる薬液の充填作業中に、注射器本体が支持孔部から不用意に抜け出てしまうことを防止できる。
また、第二プレート自体がフランジ部を押さえ込む構成ではないため、フランジ部は張り出し部上において第一プレートの面方向に自由に移動可能となる。これにより、注射器本体の中心軸が正常位置からずれた場合であっても、容易に正常位置に復帰させることができ、即ち、薬液充填作業の際の機械的な位置決め精度を向上させることができる。
さらに、第二プレートにおける第一プレートの支持孔部に対応する箇所には、それぞれ貫通孔が形成されているため、当該貫通孔を介して注射器本体内に薬液等を導入することができ、容器兼用注射器の製造を円滑に行うことが可能となる。
さらに、本発明に係る包装用プレートは、前記第一プレートと前記第二プレートとの少なくとも一方に、他方に向かって突出する凸部が形成され、前記他方に、前記凸部が挿脱可能に係合する係合孔部が形成されていることが好ましい。
このような特徴の包装用プレートによれば、第一プレートと第二プレートとが凸部及び係合孔部によって着脱可能に積層固定されるため、注射器本体を支持する際の第一プレートへの第二プレートの積層固定や、注射器本体を取り出す際の第一プレートから第二プレートの取り外しを容易に行うことができる。
また、本発明に係る注射器保持容器は、上端が開口する箱状をなして、前記包装用プレートを支持可能な支持部を有するとともに、上端開口が蓋材によって閉塞される容器本体とを備えることを特徴とする。
これにより、複数の注射器本体を支持した状態で、これら注射器本体を滅菌状態で保管、搬送することができる。
さらに、本発明に係る容器兼用注射器の製造方法は、上記包装用プレートを用いた容器兼用注射器の製造方法であって、前記第一プレートの支持孔部に前記注射器本体を挿入して該注射器本体のフランジ部を張り出し部上に載置させ、さらに、前記第一プレート上に前記第二プレートを積層固定した状態で、前記第二プレートの貫通孔を介して前記注射器本体内に薬液及びストッパーを導入することを特徴とする。
このような特徴の容器兼用注射器の製造方法によれば、第二プレートに貫通孔が形成されているため、当該貫通孔を介して注射器本体内に薬液及びストッパーを容易に導入することができる。また、上記包装用プレートを用いて注射器本体内への薬液等の導入を行うことにより、注射器本体の中心が正常位置からずれてしまった場合であっても、該注射器本体を正常位置に容易に復帰させることができる。
本発明の包装用プレート及び注射器保持容器によれば、支持孔部及び張り出し部を有する第一プレートと貫通孔を有する第二プレートとを備えているため、簡易な構成でもって容器兼用注射器の製造に適した状態で注射器本体を確実に支持することが可能となる。
また、本発明の容器兼用注射器の製造方法によれば、上記包装用プレートを備えているため、注射器本体を確実に支持しながら、貫通孔を介して薬液等を注射器本体に導入することができ、容器兼用注射器を容易に製造することが可能となる。
本発明の実施形態に係る注射器保持容器の縦断面図である。 容器兼用注射器の縦断面図である。 注射器本体の縦断面図である。 実施形態に係る包装用プレートの第一プレートの(a)平面図、(b)側面図である。 第一プレートの凸部の(a)平面図、(b)縦断面図である。 実施形態に係る包装用プレートの第二プレートの(a)平面図、(b)側面図である。 第一プレートに注射器本体が支持された状態を示す平面図である。 (a)は図7の部分拡大図、(b)は張り出し部の変形例を説明する平面図である。 第一プレートに注射器本体を支持し、さらに第一プレート上に第二プレートを積層固定した状態を示す平面図である。 図9の部分拡大図である。 注射器本体から容器兼用注射器までの製造方法を説明する図である。 注射器本体から容器兼用注射器までの製造方法を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の包装用プレート80は、容器兼用注射器1(図2参照)を製造するための注射器本体10を複数同時に支持するために用いられる。注射器本体10は包装用プレート80に支持された状態で容器兼用注射器1にとって最も重要で難度の高い薬液充填・密封工程を効率よく、しかも安全で確実に実施することができる。
まず、容器兼用注射器1の構成について説明する。
容器兼用注射器1は、薬液Mを収容する容器としての機能と薬液Mを投与する機能との二つを備えたものであって、図2に示すように、外筒20と、筒先(筒先)30と、フロントストッパー40と、エンドストッパー50と、フィンガーグリップ60と、プランジャーロッド70とを備えている。
外筒20は、透明なガラスから成形されており、中心軸線Oに沿って延びる略円筒形状をなしている。
筒先30は、適度な剛性を備えた透明な合成樹脂から成形されており、中心軸線Oを中心とした外形多段円柱状をなしている。この筒先30は、円筒形状をなす基端部31と、該基端部31の先端側に一段縮径するように結合された円筒部32と、該円筒部32のさらに先端側に円筒部32よりも小径に形成されたルアー先33とを備えている。
基端部31の内側には、筒先30の後端側に開口する嵌着孔34が形成されており、該嵌着孔34の前方側、即ち、円筒部32の内側には、有底穴状のバイパスチャンバー35が形成されている。このバイパスチャンバー35の底部に当たる箇所は、フロントストッパー40の先端が当接する前端面35aとされている。この前端面35aは、前方側に向かうに従って漸次縮径する円錐面状に形成されている。
また、ルアー先33の内部には、中心軸線Oに沿って貫通された導入孔33aが形成されており、この導入孔33aは、一端側がルアー先33の先端に開口するとともに他端側がバイパスチャンバー35における前端面35a中央に開口している。この導入孔33aの一端側、即ち、先端側には、中心軸線Oに沿って先端側に延びる注射針(図示省略)が連通状態にして取り付けられる。
嵌着孔34は、外筒20に筒先30を取り付けるために形成された孔であって、その内径は外筒20の外径と略同一に形成されている。この嵌着孔34を外筒20先端に外嵌させることによって、筒先30が外筒20の先端側に取り付けられるようになっている。
上記バイパスチャンバー35は、その内径が嵌着孔34よりも一段小径とされた有底穴であって、その内周壁にはバイパス溝36が形成されている。このバイパス溝36は直線溝36aと環状溝36bとから構成されている。
直線溝36aは、バイパスチャンバー35の内壁面において中心軸線Oと平行に延びるように周方向に等間隔を空けて複数が形成されており、これら直線溝36aの先端側は、バイパスチャンバー35の内壁面から前端面35aに延びてルアー先33の内部に形成された導入孔33aにそれぞれ接続されている。
また、環状溝36bは、中心軸線Oを中心として周方向に延在する円環状の溝であって、バイパスチャンバー35の内壁面における該バイパスチャンバー35と嵌着孔34との境界付近に形成されている。この環状溝36bは、上記複数の直線溝36aそれぞれの後端に接続されており、これにより各直線溝36aは環状溝36bを介して接続されている。
フロントストッパー40及びエンドストッパー50は、それぞれ薬液に対して耐食性を備える医療用ゴムから成形されており、外筒20の内径より僅かに大きな外径を有する中心軸線Oを中心とした略円柱形状をなしている。
フロントストッパー40は、外筒20内の先端側に嵌入されており、エンドストッパー50は、外筒20の後端側に嵌入されている。そして、外筒20内においてフロントストッパー40とエンドストッパー50とに挟み込まれるようにして薬液Mが封止されている。
フィンガーグリップ60は、嵌着部61と、フランジ部62とを備えている。
嵌着部61は、中心軸線Oを中心とした略円筒形状をなしており、その内周側が上記外筒20の後端が嵌め込まれる嵌着孔61aとされている。この嵌着孔61aが外筒20の先端に外嵌することによって、フィンガーグリップ60が外筒20に対して強固に固定一体化される。
フランジ部62は、嵌着部61の後端から中心軸線Oを中心とした直径方向に張り出しており、中心軸線O方向矢視において略矩形状をなしている。このフランジ部62は、容器兼用注射器1の使用時に医療従事者の指を支持することにより、該医療従事者の容器兼用注射器1の取り扱いを容易にする役割を有している。
プランジャーロッド70は、フィンガーグリップ60を挿通するようにして外筒20の後端側から該外筒20内に挿入されており、先端がエンドストッパー50に接続されている。
このような容器兼用注射器1を使用するに当たっては、医療従事者がプランジャーロッド70を外筒20内に押し込む。すると、エンドストッパー50、薬液M及びフロントストッパー40が前進し、該フロントストッパー40がバイパスチャンバー35に移入した時点で薬液Mの封止が解除され、即ち、薬液Mがバイパス溝36を介してルアー先33の導入孔33aに導入可能となる。これによって、プランジャーロッド70をさらに押し込むことで、図示しない注射針を介して薬液Mを患者に投与することができる。
この容器兼用注射器1は、例えば図3に示す注射器本体10の段階までは、注射器メーカーにて製造される。注射器本体10は、外筒20と、該外筒20の先端に嵌着された筒先30、外筒20の後端に嵌着されたフィンガーグリップ60とから構成されている。そして、このような注射器本体10は、図1に示すように包装用プレート80に複数が支持され、さらに該包装用プレート80を含む注射器保持容器90内に収容された状態で製剤メーカーに搬送され、当該製剤メーカーにて薬液Mの充填作業が行われる。
次に、上記のような注射器本体10を製剤メーカーまでの流通過程において収容・保持するための注射器保持容器90の構成について説明する。
図1に示すように、注射器保持容器90は、容器本体91と、蓋材95と、上記包装用プレート80とを備えている。
容器本体91は、上方が開口する矩形箱状をなす部材であって、例えばプラスチック等の合成樹脂によって成形されている。この容器本体91の4つの側壁の上部は、容器本体91の外方に向かって一段拡径している。これによって、容器本体91の内周全域にわたって、上方を向く平坦面状をなす支持部91aが形成されている。
蓋材95は、容器本体91の上部開口を閉塞する部材であって、蒸気や滅菌ガスのみを透過させることが可能な材料から構成されている。この蓋材95は、容器本体91の開口外周にヒートシール等を介して溶着されている。これによって、蓋材95内の滅菌性が担保されている。
包装用プレート80は、図1に示すように、第一プレート81及び第二プレート86の二つの部材から構成されている。
第一プレート81は、図4及び図8(a)に示すように、例えばプラスチック等の材料からなる平面視矩形の井桁状をなすプレートであって、水平方向に向かって延在する複数の第一板材81aと、当該第一板材81aと直交する水平方向に向かって延びる複数の第二板材81bとが、井桁状に配列されることにより形成されている。これにより、第一板材81a、第二板材81bによって囲まれた複数の矩形状の空間が格子状に配列されている。
第一板材81a、第二板材81bによって囲まれた矩形状の空間は、それぞれ上下方向に連通し平面視矩形状をなす支持孔部82とされている。即ち、支持孔部82は、互いに隣り合う一対の第一板材81a、及び、互いに隣り合う一対の第二板材81bによって画成されており、これら第一板材81a、第二板材81bの水平方向を向く側面を内壁面としている。
なお、この支持孔部82の平面視長手方向の寸法は、注射器本体10のフランジ部62を中心軸線O方向から見た際の長手方向の寸法よりも大きく形成されており、また、支持孔部82の平面視短手方向の寸法は、フランジ部62の中心軸線O方向から見た際の短手方向の寸法よりも大きく形成されている。
また、平面視矩形状をなす支持孔部82内部の四隅には、内壁面から支持孔部82中心に向かって延在する張り出し部83がそれぞれ形成されている。各支持孔部82における四つの張り出し部83は、これら四つの張り出し部83の間にフィンガーグリップ60の嵌着部61が挿通可能となるように形成されている。即ち、4つの張り出し部83は、これらの間に嵌着部61を上下方向に挿通可能としつつ、上面にフランジ部62が載置可能となる構成をなしている。
さらに、4つの張り出し部83は、これらの間に嵌着部61が挿通した状態において、当該嵌着部61との間にクリアランスが形成される。これにより、フランジ部62が張り出し部83上に載置された状態においては、該フランジ部62は支持孔部82の形成領域の範囲内で第一プレート81の面方向に移動可能とされている。
なお、張り出し部83の形状は、図4に示された形状には限定されず、支持孔部82の空間をフィンガーグリップ60の嵌着部61が挿通可能とされ、さらにこの挿通状態において嵌着部61の周囲にクリアランスが形成されれば、図8(b)に示すようであってもよい。即ち、支持孔部82の平面視短辺を構成する内壁面から一対の張り出し部83が延在する構成であってもよい。
また、第一プレート81の外周側上面には、上方に向かって突出する凸部84が複数形成されている。この凸部84には、詳しくは図5に示すように、その平面視中央に上方からに下方に向かって延びる孔部84aが形成されており、当該孔部84aを中心とした平面視十字状をなすスリットが上方から下方にわたって形成されている。凸部84の上部には、上方に向かって縮径するテーパ面84bが形成されており、凸部84の下部には、外周面が一段縮径するようにして形成されたくびれ部84cが形成されている。
第二プレート86は、図6及び図10に示すように、第一プレート81と同様、例えばプラスチック等の材料からなる平面視矩形の井桁状をなすプレートであって、水平方向に向かって延在する複数の第一板材86aと、当該第一板材86aと直交する水平方向に向かって延びる複数の第二板材86bとが、井桁状に配列されることにより形成されている。これにより、第一板材86a、第二板材86bによって囲まれた矩形状の空間が複数配列するように画成されている。
即ち、第二プレート86の矩形状の空間は、隣り合う一対の第一板材86a、及び、互いに隣り合う一対の第二板材86bによって画成されており、これら第一板材86a、第二板材86bの水平方向を向く側面を内壁面として上下方向に連通状態とされている。なお、第二プレート86のこれら矩形状の空間は、それぞれ第一プレート81の支持孔部82に一対一の関係で対応するように配列されている。
そして、当該内壁面には、上記第二プレート86の矩形状の空間の中心に向かって内周面の全周から張り出す周板部87が形成されており、当該周板部87の内側に、矩形状をなす貫通孔88が形成されている。この貫通孔88の平面視長手方向の寸法は、注射器本体10のフランジ部62を中心軸線O方向から見た際の長手方向の寸法よりも小さく形成されており、また、貫通孔88の平面視短手方向の寸法は、フランジ部62の中心軸線O方向から見た際の短手方向の寸法よりも小さく形成されている。
また、第二プレート86の外周側における前記第一プレート81の凸部84に対応する箇所には、上下方向に貫通して凸部84が挿入可能とされた係合孔部89が形成されている。
このような包装用プレート80によって注射器本体10を支持する際には、まず第一プレート81を単独で水平状態に配置する。そして、注射器本体10の先端側、即ち、筒先30側を第一プレートの上方から各支持孔部82に対して挿入する。この際、筒先30、外筒20及びフィンガーグリップ60の嵌着部61が支持孔部82を通過する一方、フィンガーグリップ60のフランジ部62が4つの張り出し部83に当接する。なお、この際、フランジ部62と支持孔部82の長手方向及び短手方向はそれぞれ一致した状態とされる。
これによって、図7及び図8(a)に示すように、各支持孔部82の張り出し部83にそれぞれ注射器本体10のフランジ部62が載置された状態となり、複数の注射器本体10が支持孔部82の形成箇所に応じて配列状態で支持される。そして、注射器本体10の中心軸線Oと支持孔部82の中心が一致した状態(以下、正常位置と称する)では、各フランジ部62はその長手方向及び短手方向においてそれぞれ支持孔部82の内壁面との間にクリアランスを形成している。これによって、フランジ部62は、張り出し部83の上面に沿って、即ち、第一プレート81の面方向に沿って、該クリアランスの範囲で移動可能とされる。
続いて、上記のように第一プレート81に複数の注射器本体10を支持した状態で、図9及び図10に示すように、第一プレート81上に第二プレート86を積層させ、第一プレート81の凸部84を第二プレート86の係合孔部89に挿入する。
この際、凸部84のテーパ面84bが係合孔部89の内周面から押圧されることにより該凸部84の上部が縮径する。このように縮径することで、凸部84の上部が係合孔部89を通過可能となる。そして、凸部84の上部が係合孔部89を抜け出た際に、該凸部84のくびれ部84cが係合孔部89に嵌合した状態となることで、凸部84と係合孔部89とが互いに係合する。このように凸部84と係合孔部89とが係合することにより、第一プレート81と第二プレート86とが一体に固定される。
この際、第一プレート81の各支持孔部82の上方には、第二プレート86の周板部87及び貫通孔88が一対一の関係で配置される。
ここで、各貫通孔88の長手方向及び短手方向の寸法がフランジ部62の長手方向及び短手方向の寸法よりも小さく形成されているため、フランジ部62が貫通孔88を通過することはできない。これによって、注射器本体10が包装用プレート80に脱出不能に支持される。
このように包装用プレート80に支持された複数の注射器本体10は、包装用プレート80ごと容器本体91内に収納される。この際、図1に示すように、包装用プレート80の外周部が容器本体91の支持部91aに載置されることで、包装用プレート80が水平状態に配置される。その後、容器本体91の開口外周に蓋材95が例えばヒートシール等を介して溶着されることで、容器本体91内が密閉された注射器保持容器90が完成する。これにより、複数の注射器本体10を支持した状態で、これら注射器本体10を滅菌状態で保管、搬送することができる。
このように内部に注射器本体10を保持した注射器保持容器90は、この状態で製薬メーカーに納品され、製薬メーカーのクリーンルームやクリーンブース内に搬入される。ここで、容器本体91の蓋材95が剥がされ、注射器本体10は包装用プレート80ごと容器本体91から取り出されて充填機にセットされる。
図11(a)に示すように包装用プレート80に支持された注射器本体10には、図11(b)に示すように、上方から薄肉筒状をなす金属製スリーブ100が挿入される。この金属製スリーブ100は、第二プレート86の貫通孔88を介して注射器本体10内に挿入される。
そして、図11(b)及び(c)に示すように、挿入された金属製スリーブ100の内側を通してフロントストッパー40が外筒20内に導入される。スリーブ100の内部を収縮させられながら押し通されたフロントストッパー40は、押し棒102に押されたまま停止し、スリーブ100だけが後退することにより、フロントストッパー40だけがスリーブ100から押し出されて外筒20内に残される。その後、図12(a)(b)に示すように、外筒20内に挿入されたフロントストッパー40上にノズル101を介して薬液Mが導入される。このノズル101も上記スリーブ100同様、貫通孔88を介して注射器本体10内に挿入される。
次いで、金属製スリーブ100が貫通孔88を介して再び外筒20内に挿入されることで、図12(c)(d)に示すように、当該金属製スリーブ100及び押し棒102を介してエンドストッパー50が外筒20内に導入される。このようにして、外筒20内においてフロントストッパー40及びエンドストッパー50に挟み込まれるようにして薬液Mが封止される。
このように外筒20内に二度にわたってスリーブ100が挿入され、その内部をフロントストッパー40、エンドストッパー50が収縮されながら押し込まれて外筒20内に押し出されて留置される。したがって、スリーブ100の外径は外筒20及びフィンガーグリップ60の内径よりも細くしなければならないが、フロントストッパー50及びエンドストッパー50を容易に通過させるためにはできるだけ大径に設計されなければならない。
1列10本並べられた外筒20に、上記のように設計されたスリーブ100を10本一度に機械的に挿入、引き出すためには、どうしてもフィンガーグリップ60の内面に接触するものが出ることは避けられないと考えられている。特に、スリーブ100を外筒から引き出す際に接触すると、スリーブ100が外筒20を包装用プレート80の上に引き上げてしまうことが考えられた。
従来の包装用プレートの場合、外筒20を保持する力が弱いためにそのような危険性が高いことが指摘されていた。しかし、本実施形態によれば、第一プレート81にセットされた注射器本体10の全てが、フィンガーグリップ60を第二プレート86によって強固に押さえられているために、多少の接触があっても第一プレート81から抜け出る心配がない。
上記のように、注射器本体10への薬液Mの充填作業が終了した後は、注射器本体10が包装用プレート80に支持された状態で容器本体91内に再び収納され、次工程へと搬送される。
この次工程において、注射器本体10を包装用プレート80から取り外す場合には、第一プレート81と第二プレート86との隙間に両側から板部材を挿入する。この板部材は、第一プレート81と第二プレート86との隙間よりも先端が薄く、後端側に向かうに従って厚みが大きくなるように構成されていることが好ましい。
これにより、第一プレート81の凸部84が第二プレート86の係合孔部89から外れ、第一プレート81と第二プレート86とが分離され、注射器本体10を包装用プレート80から取り外し可能な状態となる。
その後、第一プレート81の下部から配列された注射器本体10のピッチに合わせて、筒先30が挿入可能な穴を設けた角棒を上昇させる。この際、筒先30を当該穴に入れた状態でさらに上昇させることによって、注射器本体10のフランジ部62を支持孔部82から脱出させる。なお、第一プレート81の上部に脱出したフランジ部62を利用して、注射器本体10は一本ずつでも一列ずつでも第一プレート81から取り出すことができる。これにより、一本ずつ、あるいは一列ずつ次工程に搬送し、充填済み注射器本体10の検査、ラベル貼り等を行った後、プランジャーロッド70をエンドストッパー50にねじ込んで接続することによって、容器兼用注射器1が完成する。
以上説明したように、本実施形態の包装用プレート80においては、注射器本体10のフランジ部62が張り出し部83に載置された状態で、第一プレート81上に第二プレート86が積層固定された構成とされている。これにより、張り出し部83と第二プレート86との間の空間にフランジ部62が脱出不能に存在することになるため、フランジ部62の上方への移動は第二プレート86に阻止される、したがって、搬送中やスリーブ100による薬液Mの充填作業中に、注射器本体10が支持孔部82から不用意に抜け出てしまうことを防止できる。
また、第二プレート86自体がフランジ部62を押さえ込む構成ではないため、フランジ部62は張り出し部83上において第一プレート81の面方向に自由に移動可能となる。これにより、注射器本体10の中心軸が正常位置からずれた場合であっても、容易に正常位置に復帰させることができ、即ち、薬液充填作業の際の機械的な位置決め精度を向上させることができる。
さらに、第二プレート86における第一プレート81の支持孔部82に対応する箇所には、それぞれ貫通孔88が形成されているため、当該貫通孔88を介して注射器本体10内に薬液等を導入することができ、容器兼用注射器1の製造を円滑に行うことが可能となる。
また、第一プレート81と第二プレート86とが互いに着脱可能な凸部84及び係合孔部89によって固定されているため、注射器本体10を支持する際の第一プレート81への第二プレート86の積層固定や、注射器本体10を取り出す際の第一プレート81から第二プレート86の取り外しを取り出しを容易に行うことができる。
また、上記包装用プレート80を用いた注射器本体10内に薬液M等の充填作業においては、第二プレート86に貫通孔88が形成されているため、当該貫通孔88を介して注射器本体10内に薬液M等を容易に導入することができる。さらに、注射器本体10が包装用プレート80に支持された状態でフランジ部62が支持孔部82内を移動可能とされているため、注射器本体の中心が正常位置からずれてしまった場合であっても、該注射器本体10を機械的に正常位置に容易に復帰させることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない限り、これらに限定されることはなく、多少の設計変更等も可能である。
例えば、実施形態においては、凸部84が第一プレート81に形成され、係合孔部89が第二プレート86に形成されていたが、凸部84を第二プレート86に形成し、係合孔部89を第一プレート81に形成してもよい。
1…容器兼用注射器,10…注射器本体,20…外筒,30…筒先,40…フロントストッパー,50…エンドストッパー,60…フィンガーグリップ,61…嵌着部,61a…嵌着孔,62…フランジ部,70…プランジャーロッド,80…包装用プレート,81…第一プレート,81a…第一板材,81b…第二板材,82…支持孔部,83…張り出し部,84…凸部,84a…孔部,84b…テーパ面,84c…くびれ部,86…第二プレート,86a…第一板材,86b…第二板材,87…周板部,88…貫通孔,89…係合孔部,90…注射器保持容器,91…容器本体,91a…支持部95…蓋材

Claims (4)

  1. 複数の注射器本体を配列状態で支持する包装用プレートであって、
    前記注射器本体が挿入される平面視矩形状をなす支持孔部が複数配列形成され、これら支持孔部内部に前記注射器本体のフランジ部が載置される張り出し部が形成された第一プレートと、
    前記第一プレートの上面に積層固定され、各前記支持孔部に対応する箇所に、前記フランジ部が挿通不能とされた貫通孔がそれぞれ形成された第二プレートとを備えることを特徴とする包装用プレート。
  2. 前記第一プレートと前記第二プレートとの少なくとも一方に、他方に向かって突出する凸部が形成され、
    前記他方に、前記凸部が挿脱可能に係合する係合孔部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装用プレート。
  3. 請求項1又は2に記載の包装用プレートと、
    上端が開口する箱状をなして、前記包装用プレートを支持可能な支持部を有するとともに、上端開口が蓋材によって閉塞される容器本体とを備えることを特徴とする注射器保持容器。
  4. 請求項1又は2に記載の包装用プレートを用いた容器兼用注射器の製造方法であって、
    前記第一プレートの支持孔部に前記注射器本体を挿入して該注射器本体のフランジ部を張り出し部上に載置させ、さらに、前記第一プレート上に前記第二プレートを積層固定した状態で、前記第二プレートの貫通孔を介して前記注射器本体内に薬液及びストッパーを導入することを特徴とする容器兼用注射器の製造方法。
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