JP4682604B2 - 光源装置及びそれを備えたプロジェクタ - Google Patents

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この発明は、光源装置及びそれを備えたプロジェクタに関する。
画像表示素子の表示画像を投影するプロジェクタは、プロジェクタケース内に、入射光の出射を制御して画像を表示する画像表示素子と、前記画像表示素子の表示画像を外部の投影面に投影する投影レンズと、光源装置と、前記光源装置からの投射光を前記画像表示素子に入射させる光源側光学系とを設けた構成となっている。
このプロジェクタは、スクリーン等の外部の投影面に充分な明るさの画像を投影するために、前記光源装置から高強度の光を出射させ、前記画像表示素子の表示輝度を高くすることが望まれる。
高強度の光を出射する光源装置としては、従来、光源ランプと前記光源ランプからの放射光を集光方向に反射して一方向に出射するリフレクタとからなる複数の光源部を備え、これらの光源部からの出射光を、プリズム等の光合成部材により、各光源部からの出射光の光束の断面が互いに重なった1つの光に合成して投射するようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2000―171901号公報
しかし、複数の光源部からの出射光をプリズム等の光合成手段により1つの光に合成して投射する従来の光源装置は、前記複数の光源部からリフレクタにより集光されて出射した高強度の光がそれぞれ前記光合成手段に入射するため、その光による前記光合成手段の異常過熱を発生するという問題をもっている。
この発明は、複数の光源部からの出射光を、光合成手段に異常過熱を生じさせること無く合成して投射することができる光源装置を提供するとともに、前記光源装置を備えたプロジェクタを提供することを目的としたものである。
請求項1に記載の発明に係る光源装置は、光源ランプと前記光源ランプからの放射光を集光方向に反射して一方向に出射するリフレクタとからなる複数の光源部を備え、前記複数の光源部のうち、1つの光源部は、その出射方向を所定の方向に向けた状態で配置され、他の光源部は、その出射方向を前記1つの光源部からの出射光の光路に対して交差する方向に向けた状態で配置され、前記1つの光源部からの出射光の光路の外側に、前記他の光源部からの出射光をその光束の断面が前記1つの光源部からの出射光の断面に重なる方向に向けて反射するミラーが配置されており、前記ミラーは、その反射面を常に一定の方向に向けた状態で回転し、前記他の光源部は、その出射光を前記ミラーの回転中心からずれた部分に入射させ、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光とが重なった合成光を投射することを特徴とするものである。
請求項2の発明に係る光源装置は、請求項1に記載の発明であって、前記合成光が投射される側に、一端と他端に入射端面と出射端面を有し、前記入射端面から入射した光の強度分布を均一化して前記出射端面から出射する導光ロッドが配置されており、前記1つの光源部は、その出射方向を前記導光ロッドの入射端面に向けて配置され、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光を前記導光ロッドの入射端面に入射させるように配置されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明に係る光源装置は、請求項2に記載の発明であって、前記1つの光源部と、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光をそれぞれ、前記導光ロッドの入射端面の中心部に入射させるように配置されていることを特徴とするものである。
請求項4の発明に係る光源装置は、請求項3に記載の発明であって、前記1つの光源部と、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記1つの光源部からの出射光の光軸と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光の光軸とをそれぞれ、前記導光ロッドの軸線に対して同じ角度で交差させて配置されていることを特徴とするものである。
請求項5の発明に係る光源装置は、請求項2に記載の発明であって、前記1つの光源部と、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光をそれぞれ、前記導光ロッドの入射端面の互いに異なる部分に入射させるように配置されていることを特徴とするものである。
請求項6の発明に係る光源装置は、請求項5に記載の発明であって、前記1つの光源部と、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記1つの光源部からの出射光の光軸と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光の光軸とをそれぞれ、前記導光ロッドの軸線と平行にして配置されていることを特徴とするものである。
請求項7の発明に係るプロジェクタは、プロジェクタケース内に、入射光の出射を制御して画像を表示する画像表示素子と、前記画像表示素子の表示画像を外部の投影面に投影する投影レンズと、光源ランプと前記光源ランプからの放射光を集光方向に反射して一方向に出射するリフレクタとからなる複数の光源部を備え、前記複数の光源部のうち、1つの光源部は、その出射方向を所定の方向に向けた状態で配置され、他の光源部は、その出射方向を前記1つの光源部からの出射光の光路に対して交差する方向に向けた状態で配置され、前記1つの光源部からの出射光の光路の外側に、前記他の光源部からの出射光をその光束の断面が前記1つの光源部からの出射光の断面に重なる方向に向けて反射するミラーが配置されており、前記ミラーは、その反射面を常に一定の方向に向けた状態で回転し、前記他の光源部は、その出射光を前記ミラーの回転中心からずれた部分に入射させ、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光とが重なった合成光を投射する光源装置と、前記光源装置からの投射光を前記画像表示素子に入射させる光源側光学系と、を設けたことを特徴とするものである。
請求項8の発明に係るプロジェクタは、請求項7に記載の発明であって、前記光源装置は、前記合成光が投射される側に配置され、一端と他端に入射端面と出射端面を有し、前記入射端面から入射した光の強度分布を均一化して前記出射端面から出射する導光ロッドを備えており、前記光源装置の前記1つの光源部は、その出射方向を前記導光ロッドの入射端面に向けて配置され、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光を前記導光ロッドの入射端面に入射させるように配置されていることを特徴とするものである。
請求項9の発明に係るプロジェクタは、請求項6又は7に記載の発明であって、前記画像表示素子は、その表示面から入射した光を反射して前記表示面から出射する反射型表示素子であり、前記光源装置は、前記反射型表示素子から出射して前記投影レンズに入射する画像光の光路の側方に、前記合成光の投射方向を前記画像光の光路に向けて配置されるとともに、前記光源装置と前記反射型表示素子との間に、前記画像光の光路を挟んで前記光源装置の配置側とは反対側に配置された反射板を有し、前記光源装置からの投射光を前記反射板により反射して前記反射型表示素子にその表示面から入射させる光源側光学系が設けられていることを特徴とするものである。
この発明の光源装置は、光源ランプと前記光源ランプからの放射光を集光方向に反射して一方向に出射するリフレクタとからなる複数の光源部のうち、1つの光源部を、その出射方向を所定の方向に向けて配置し、他の光源部を、その出射方向を前記1つの光源部からの出射光の光路に対して交差するに向けて配置するとともに、前記1つの光源部からの出射光の光路の外側に、前記他の光源部に対応させて、その光源部からの出射光をその光束の断面が前記1つの光源部からの出射光の断面に重なる方向に向けて反射するミラーを配置し、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光とが重なった合成光を投射するようにしたものであるため、前記複数の光源部からの出射光を1つの光に合成するための光合成手段である前記ミラーの加熱は、前記複数の光源部からの出射光のうち、前記ミラーにより反射される前記他の光源部からの出射光だけであり、したがって、前記複数の光源部からの出射光を、前記ミラーに異常過熱を生じさせること無く合成して投射することができる。
そのため、この光源装置は、前記ミラーが熱により変形して光の反射方向が変化することは無く、したがって、常に安定した光合成を行ない、一定強度の合成光を投射することができる。
この光源装置においては、前記他の光源部からの出射光を反射する前記ミラーを、その反射面を常に一定の方向に向けて回転する回転ミラーとし、前記他の光源部を、その出射方向を前記ミラーの回転中心からずれた部分に向けて配置するのが好ましく、このようにすることにより、前記ミラーの昇温をより低くし、長時間にわたって高強度の合成光を一定強度で投射することができる。
また、この光源装置は、その合成光の投射側に、一端と他端に入射端面と出射端面を有し、前記入射端面から入射した光の強度分布を均一化して前記出射端面から出射する導光ロッドを配置し、前記複数の光源部のうち、1つの光源部を、その出射方向を前記導光ロッドの入射端面に向けて配置し、他の光源部及びミラーを、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光を前記導光ロッドの入射端面に入射させるように配置した構成とするのが望ましく、このようにすることにより、前記導光ロッドの出射端面から均一な強度分布の合成光を投射することができる。
その場合、前記1つの光源部と、前記他の光源部及びミラーは、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光をそれぞれ、前記導光ロッドの入射端面の中心部に入射させるように配置するのが好ましく、このようにすることにより、前記導光ロッドを細くし、その配置スペースを小さくすることができる。
また、前記1つの光源部と、前記他の光源部及びミラーは、前記1つの光源部からの出射光の光軸と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光の光軸とをそれぞれ、前記導光ロッドの軸線に対して同じ角度で交差させて配置するのが好ましく、このようにすることにより、前記導光ロッドの出射端面から、強度分布が均一で、しかも前記導光ロッドの軸線を中心としてその周囲に均一な角度で広がる指向性の良い合成光を投射することができる。
さらに、前記合成光の投射側に前記導光ロッドを配置する場合、前記1つの光源部と、前記他の光源部及びミラーは、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光をそれぞれ、導光ロッドの入射端面の互いに異なる部分に入射させるように配置してもよく、このようにしても、前記導光ロッドの出射端面から均一な強度分布の合成光を投射することができる。
その場合は、前記1つの光源部と、前記他の光源部及びミラーを、前記1つの光源部からの出射光の光軸と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光の光軸とをそれぞれ、前記導光ロッドの軸線と平行にして配置するのが好ましく、このようにすることにより、強度分布が均一で、しかも前記導光ロッドの軸線を中心としてその周囲に均一な角度で広がる指向性の良い合成光を投射することができる。
この発明のプロジェクタは、プロジェクタケース内に、入射光の出射を制御して画像を表示する画像表示素子と、前記画像表示素子の表示画像を外部の投影面に投影する投影レンズと、複数の光源部からの出射光の合成光を投射する前記光源装置と、前記光源装置からの投射光を前記画像表示素子に入射させる光源側光学系とを設けたものであり、前記光源装置が上述したように、複数の光源部のうちの1つの光源部からの出射光と、他の光源部から出射してミラーにより反射された光とが重なった高強度の合成光を一定強度で投射するため、前記画像表示素子に、高輝度でしかも明るさのふらつきが無い画像を表示させ、外部の投影面に高品質の画像を投影することができる。
このプロジェクタにおいて、前記光源装置の前記他の光源部からの出射光を反射するミラーは、その反射面を常に一定の方向に向けて回転する回転ミラーであり、前記他の光源部は、その出射方向を、前記ミラーの回転中心からずれた部分に向けて配置されているのが好ましく、このようにすることにより、前記ミラーの昇温をより低くし、前記光源装置から長時間にわたって高強度の合成光を一定強度で投射することができるため、プロジェクタの連続使用時間を長くすることができる。
また、このプロジェクタにおいて、前記光源装置は、その合成光の投射側に配置され、一端と他端に入射端面と出射端面を有し、前記入射端面から入射した光の強度分布を均一化して前記出射端面から出射する導光ロッドを備えており、前記光源装置の複数の光源部のうち、1つの光源部は、その出射方向を前記導光ロッドの入射端面に向けて配置され、他の光源部及びミラーは、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光を前記導光ロッドの入射端面に入射させるように配置されているのが望ましく、このようにすることにより、前記光源装置から均一な強度分布の合成光を投射させることができるため、前記画像表示素子に輝度むらの無い画像を表示させ、外部の投影面により高品質の画像を投影することができる。
さらに、このプロジェクタは、前記画像表示素子を、その表示面から入射した光を反射して前記表示面から出射する反射型表示素子とし、前記光源装置を、前記反射型表示素子から出射して投影レンズに入射する画像光の光路の側方に、合成光の投射方向を前記画像光の光路に向けて配置するとともに、前記光源装置と前記反射型表示素子との間に、前記画像光の光路を挟んで前記光源装置の配置側とは反対側に配置された反射板を有し、前記光源装置からの投射光を前記反射板により反射して前記反射型表示素子にその表示面から入射させる光源側光学系を設けた構成とするのが望ましく、このような構成とすることにより、プロジェクタを小型化することができる。
(第1の実施形態)
図1〜図3はこの発明の第1の実施例を示しており、図1はプロジェクタのプロジェクタケースを破断した平面図、図2は前記プロジェクタの光源装置の構成図、図3は前記光源装置の回転ミラーの正面図である。
まず、図1に示したプロジェクについて説明すると、このプロジェクタは、プロジェクタケース1内に、入射光の出射を制御して画像を表示する画像表示素子9と、前記画像表示素子9の表示画像を図示しない外部の投影面に投影する投影レンズ10と、前記画像表示素子9に入射させる光を投射する光源装置11と、前記光源装置11からの投射光を前記画像表示素子9に入射させる光源側光学系21とを設けたものであり、前記投影レンズ10は、プロジェクタケース1の前面の一端側に設けられた投影窓2に対向させて配置され、その後方に画像表示素子9が配置されている。
前記画像表示素子9は、その表示面から入射した光を反射して前記表示面から出射する反射型表示素子であり、この実施例では、複数のマイクロミラー(図示せず)が行方向及び列方向にマトリックス状に配列した表示エリアを有し、正面方向に対して一方の方向に傾いた入射方向から所定の入射角で入射した光の反射方向を、前記複数のマイクロミラーの傾き方向の切換えにより制御して画像を表示するマイクロミラー表示素子を用いている。以下、この反射型画像表示素子9をマイクロミラー表示素子という。
そして、前記光源装置11は、前記マイクロミラー表示素子9から出射して前記投影レンズ10に入射する画像光の光路の側方に、この光源装置11からの光の投射方向を前記画像光の光路に向けて配置されており、この光源装置11と前記マイクロミラー表示素子9との間に、前記画像光の光路を挟んで前記光源装置11の配置側とは反対側に配置された反射板23を有し、前記光源装置11からの投射光を前記反射板23により反射して前記マイクロミラー表示素子9にその表示面から入射させる光源側光学系21が設けられている。
なお、前記光源側光学系21は、前記光源装置11からの投射光を平行光に補正して前記反射板23に入射させるコンデンサレンズ22を備えており、このコンデンサレンズ22は、前記画像光の光路と前記光源装置11との間に配置されている。
また、前記プロジェクタケース1には、前記光源装置11の配置側の側面に、ケース1を空冷するための吸気部3と排気部4が設けられており、前記プロジェクタケース1に、前記吸気部3と排気部4にそれぞれ対応させて吸気ファン5と排気ファン6が配置されている。
さらに、前記プロジェクタケース1には、電源ユニット7と、前記マイクロミラー表示素子9の表示駆動回路及び前記光源装置11の駆動回路等を備えた制御回路基板8が配置されている。
次に、前記プロジェクタの光源装置11について説明すると、この光源装置11は、図2に示したように、超高圧水銀ランプ等の光源ランプ13と前記光源ランプ13からの放射光を集光方向に反射して一方向に出射するリフレクタ14とからなる2つの光源部12A,12Bを備え、前記2つの光源部12A,12Bのうち、1つの光源部(以下、第1の光源部という)12Aを、その出射方向を所定の方向に向けて配置し、他の光源部(以下、第2の光源部という)12Bを、その出射方向を前記第1の光源部12Aからの出射光の光路に対して斜めに交差するに向けて配置するとともに、前記第1の光源部12Aからの出射光の光路の外側に、前記第2の光源部12Bに対応させて、その光源部12Bからの出射光をその光束の断面が前記第1の光源部12Aからの出射光の断面に重なる方向に向けて反射するミラー15を配置したものであり、前記第1の光源部12Aからの出射光と、前記第2の光源部12Bから出射して前記ミラー15により反射された光とが重なった合成光を投射する。
なお、この実施例では、前記第2の光源部12Bを、前記第1の光源部12Aの一側の近傍に配置し、前記ミラー15を、前記第1の光源部12Aからの出射光の光路を挟んで前記第2の光源部12Bの配置側とは反対側に配置している。
前記第2の光源部12Bからの出射光を反射するミラー15は、その反射面を常に一定の方向に向けて回転する円板状の回転ミラーであり、その中心を、所定位置に配置されたミラー駆動モータ16の回転軸17に固定され、前記モータ16により一定速度で回転駆動される。
そして、前記第2の光源部12Bは、その出射光を前記回転ミラー15の回転中心からずれた部分、つまり図3に仮想線(二点差線)で示した部分aに入射させるように配置されている。
また、この光源装置11は、前記合成光の投射側に配置され、一端と他端に入射端面19と出射端面20を有し、前記入射端面19から入射した光の強度分布を均一化して前記出射端面20から出射する導光ロッド18を備えている。
この導光ロッド18は、前記マイクロミラー表示素子9の表示エリアに対応する断面形状を有する角棒体または角筒体からなっており、その一端の入射端面19から入射した光をロッド外周面と外気(空気)との界面またはロッド外周面に形成された反射膜により反射して屈折させながら導き、強度分布を均一化した光を他端の出射端面20から出射する。
そして、この光源装置11では、前記2つの光源部12A,12Bのうち、第1の光源部12Aを、その出射方向を導光ロッド18の入射端面19に向けて、この第1の光源部12Aからの出射光を直接前記導光ロッド18の入射端面19に入射させるように配置し、第2の光源部12B及び回転ミラー15を、第2の光源部12Bから出射して回転ミラー15により反射された光を前記導光ロッド18の入射端面19に入射させるように配置している。
さらに、この光源装置11では、前記第1と第2の光源部12A,12Bのリフレクタ14の反射面の曲率を、第1の光源部12Aからの出射光と、第2の光源部12Bから出射して回転ミラー15により反射された光がそれぞれ前記導光ロッド18の入射端面19に集光するように設定し、前記第1の光源部12Aと、第2の光源部12B及び回転ミラー15を、第1の光源部12Aからの出射光と、第2の光源部12Bから出射して回転ミラー15により反射された光をそれぞれ、前記導光ロッド18の入射端面19の中心部に入射させるようにするとともに、第1の光源部12Aからの出射光の光軸Oと、第2の光源部12Bから出射して回転ミラー15により反射された光の光軸Oとをそれぞれ、前記導光ロッド18の軸線Oに対して同じ角度で交差させて配置している。
この光源装置11は、光源ランプ13と前記光源ランプ13からの放射光を集光方向に反射して一方向に出射するリフレクタ14とからなる2つの光源部12A,12Bのうち、第1の光源部12Aを、その出射方向を所定の方向に向けて配置し、第2の光源部12Bを、その出射方向を前記第1の光源部12Aからの出射光の光路に対して交差するに向けて配置するとともに、前記第1の光源部12Bからの出射光の光路の外側に、前記第2の光源部12Bに対応させて、その光源部12Bからの出射光をその光束の断面が前記第1の光源部12Aからの出射光の断面に重なる方向に向けて反射するミラー15を配置し、前記第1の光源部12Aからの出射光と、前記第2の光源部12Bから出射して前記ミラー15により反射された光とが重なった合成光を投射するようにしたものであるため、前記2つの光源部12A,12Bからの出射光を1つの光に合成するための光合成手段である前記ミラー15の加熱は、前記2つの光源部12A,12Bからの出射光のうち、前記ミラー15により反射される前記第2の光源部12Aからの出射光だけであり、したがって、前記2つの光源部12A,12Bからの出射光を、前記ミラー15に異常過熱を生じさせること無く合成して投射することができる。
そのため、この光源装置11は、前記ミラー15が熱により変形して光の反射方向が変化することは無く、したがって、常に安定した光合成を行ない、一定強度の合成光を投射することができる。
しかも、この光源装置11においては、前記ミラー15を、その反射面を常に一定の方向に向けて回転する回転ミラーとし、前記第2の光源部12Bを、その出射方向を前記ミラー15の回転中心からずれた部分に向けて配置しているため、前記ミラー15の昇温をより低くし、長時間にわたって高強度の合成光を一定強度で投射することができる。
すなわち、前記第2の光源部12Bからの出射光は、常に同じ方向から回転ミラー15に入射するが、その光の入射部分a(図3参照)が前記回転ミラー15の回転中心からずれているため、前記第2の光源部12Bからの出射光による回転ミラー15の加熱箇所が、前記回転ミラー15の回転にともなってミラー周方向に連続的に変化する。
そのため、前記回転ミラー15の各部は、前記第2の光源部12Bからの出射光が入射する位置を通るときに光により加熱され、前記光の入射位置を通過して再び前記入射位置にくるまでの間に放熱することになり、したがって、このミラー15の加熱がより低く抑制される。
また、この光源装置11は、その合成光の投射側に、一端と他端に入射端面19と出射端面20を有し、前記入射端面19から入射した光の強度分布を均一化して前記出射端面20から出射する導光ロッド18を配置し、前記2つの光源部12a,12bのうち、第1の光源部12Aを、その出射方向を前記導光ロッド18の入射端面19に向けて配置し、第2の光源部12B及びミラー15を、前記第2の光源部12Bから出射して前記ミラー15により反射された光を前記導光ロッド18の入射端面19に入射させるように配置した構成としているため、前記導光ロッド18の出射端面20から均一な強度分布の合成光を投射することができる。
さらに、この光源装置11は、前記第1の光源部12Aと、前記第2の光源部12B及びミラー15を、第1の光源部12Aからの出射光と、第2の光源部12Bから出射して前記ミラー15により反射された光をそれぞれ、前記導光ロッド18の入射端面19の中心部に入射させるように配置しているため、前記導光ロッド18を細くし、その配置スペースを小さくすることができる。
また、この光源装置11は、前記第1の光源部12Aと、前記第2の光源部12B及びミラー15を、第1の光源部12Aからの出射光の光軸Oと、第2の光源部12Bから出射して前記ミラー15により反射された光の光軸Oとをそれぞれ、前記導光ロッド18の軸線Oに対して同じ角度で交差させて配置しているため、前記導光ロッド18の出射端面20から、強度分布が均一で、しかも前記導光ロッド18の軸線Oを中心としてその周囲に均一な角度で広がる指向性の良い合成光を投射することができる。
そして、図1に示したプロジェクタは、プロジェクタケース1内に、入射光の出射を制御して画像を表示する画像表示素子9と、前記画像表示素子9の表示画像を外部の投影面に投影する投影レンズ10と、2つの光源部12A,12Bからの出射光の合成光を投射する前記光源装置11と、前記光源装置11からの投射光を前記画像表示素子9に入射させる光源側光学系21とを設けたものであり、前記光源装置11が上述したように、2つの光源部12A,12Bのうちの第1の光源部11Aからの出射光と、第2の光源部12Bから出射してミラー15により反射された光とが重なった高強度の合成光を一定強度で投射するため、前記画像表示素子9に、高輝度でしかも明るさのふらつきが無い画像を表示させ、外部の投影面に高品質の画像を投影することができる。
このプロジェクタにおいて、前記光源装置11の第2の光源部12Bからの出射光を反射するミラー15は、その反射面を常に一定の方向に向けて回転する回転ミラーであり、前記第2の光源部12Bは、その出射方向を、前記ミラー15の回転中心からずれた部分に向けて配置されているため、上述したように、前記ミラー15の昇温をより低くし、前記光源装置11から長時間にわたって高強度の合成光を一定強度で投射することができ、したがって、プロジェクタの連続使用時間を長くすることができる。
また、このプロジェクタにおいて、前記光源装置11は、その合成光の投射側に配置され、一端と他端に入射端面19と出射端面20を有し、前記入射端面19から入射した光の強度分布を均一化して前記出射端面20から出射する導光ロッド18を備えており、前記光源装置11の2つの光源部12A,12Bのうち、第1の光源部12Aは、その出射方向を前記導光ロッド18の入射端面19に向けて配置され、第2の光源部12B及びミラー15は、前記第2の光源部12Bから出射して前記ミラー15により反射された光を前記導光ロッド18の入射端面19に入射させるように配置されているため、上述したように、前記光源装置11から均一な強度分布の合成光を投射させることができ、したがって、前記画像表示素子9に輝度むらの無い画像を表示させ、外部の投影面により高品質の画像を投影することができる。
さらに、このプロジェクタは、前記画像表示素子9を、その表示面から入射した光を反射して前記表示面から出射するマイクロミラー表示素子とし、前記光源装置11を、前記マイクロミラー表示素子9から出射して投影レンズ10に入射する画像光の光路の側方に、合成光の投射方向を前記画像光の光路に向けて配置するとともに、前記光源装置11とマイクロミラー表示素子9との間に、前記画像光の光路を挟んで前記光源装置11の配置側とは反対側に配置された反射板23を有し、前記光源装置11からの投射光を前記反射板23により反射してマイクロミラー表示素子9にその表示面から入射させる光源側光学系21を設けた構成としているため、透過型の画像表示素子を用い、その後側(投影レンズの配置側とは反対側)に光源装置を配置したものに比べて、プロジェクタを小型化することができる。
なお、このプロジェクタでは、図1に示したように、前記光源装置11の合成光投射側に、扇形状の赤、緑、青の3色のカラーフィルタを周方向に交互に並べて設けた円板状の回転板からなり、モータ25により高速で回転駆動されるカラーホィール24を備えさせ、前記光源装置11からの投射光を前記カラーホィール24により赤、緑、青の3色の単位色に順次着色してマイクロミラー表示素子9に入射させるとともに、前記マイクロミラー表示素子9の各画素に、前記赤、緑、青の3色の単位色光の入射期間に対応させて赤、緑、青の3色の単位色画像データを順次書込むことにより、前記マイクロミラー表示素子9に赤、緑、青の3色の単位色画像を順次表示させ、その単位色画像を順次外部の投影面に投影して赤、緑、青の3色の単位色画像が重なって見えるフルカラー画像を投影面に表示するようにしている。
なお、この実施例では、前記カラーホィール24を光源装置11の導光ロッド18の入射端面19に対向させて配置しているが、このカラーホィール24は、前記導光ロッド18の出射端面20に対向させて配置してもよい。
また、前記カラーホィール24は、光源装置11の合成光投射側に限らず、前記光源装置11からの投射光をマイクロミラー表示素子9に入射させる光源側光学系21または前記マイクロミラー表示素子9から出射して投影レンズ10に入射する画像光の光路に配置してもよい。
(第2の実施形態)
図4はこの発明の第2の実施例を示す光源装置の構成図である。なお、この実施例の光源装置11aにおいて、上述した第1の実施例の光源装置11に対応するものには図に同符号を付し、同一のものについてはその説明を省略する。
この光源装置11aは、第1の光源部12Aと、第2の光源部12B及びミラー15を、前記第1の光源部12Aからの出射光と、前記第2の光源部12Bから出射して回転ミラーにより反射された光をそれぞれ、導光ロッド18の入射端面19の互いに異なる部分に入射させるように配置したものであり、この実施例では、第1の光源部12Aを、その出射方向を導光ロッド18の入射端面19に向けて配置するとともに、第2の光源部12Bを、その出射方向を前記第1の光源部12Aからの出射光の光路に対して略直角に交差するに向けて配置し、前記第1の光源部12Aからの出射光の光路と第2の光源部12Bとの間に、前記第2の光源部12Bからの出射光をその光束の断面の一部が、図4に仮想線(二点鎖線)で示したように導光ロッド18の配置部内において前記第1の光源部12Aからの出射光の断面の一部に重なる方向に向けて反射する回転ミラー15を配置している。
さらに、この実施例の光源装置11aでは、前記第1と第2の光源部12A,12Bのリフレクタ14の反射面の曲率を、第1の光源部12Aからの出射光と、第2の光源部12Bから出射して回転ミラー15により反射された光がそれぞれ前記導光ロッド18の入射端面19に集光するように設定し、前記第1の光源部12Aと、第2の光源部12B及び回転ミラー15を、第1の光源部12Aからの出射光と、第2の光源部12Bから出射して回転ミラー15により反射された光をそれぞれ、前記導光ロッド18の入射端面19の中心部から一方の方向とその反対方向とに略等距離ずれた部分に入射させるようにするとともに、第1の光源部12Aからの出射光の光軸Oと、第2の光源部12Bから出射して回転ミラー15により反射された光の光軸Oとをそれぞれ、前記導光ロッド18の軸線Oと平行(完全平行に限らず、実質的に平行でもよい)にして配置している。
この光源装置11aは、第1の光源部12Aと、第2の光源部12B及び回転ミラー15を、前記第1の光源部12Aからの出射光と、前記第2の光源部12Bから出射して前記回転ミラーにより反射された光をそれぞれ、前記導光ロッド18の入射端面19の互いに異なる部分に入射させるように配置したものであるが、このようにしても、前記導光ロッド18の出射端面20から均一な強度分布の合成光を投射することができる。
そして、この光源装置11aは、前記第1の光源部12Aと、前記第2の光源部12B及び回転ミラー15を、第1の光源部12Aからの出射光の光軸Oと、第2の光源部12Bから出射して回転ミラー15により反射された光の光軸Oとをそれぞれ、前記導光ロッド18の軸線Oと平行にして配置しているため、強度分布が均一で、しかも前記導光ロッド18の軸線Oを中心としてその周囲に均一な角度で広がる指向性の良い合成光を投射することができる。
(他の実施形態)
なお、上述した第1及び第2の実施例の光源装置11,11aは、第1と第2の2つの光源部12A,12Bを備えたものであるが、光源ランプと前記光源ランプからの放射光を集光方向に反射して一方向に出射するリフレクタとからなる3つ以上の複数の光源部を備え、前記複数の光源部のうち、1つの光源部を、その出射方向を所定の方向に向けて配置し、他の光源部を、その出射方向を前記1つの光源部からの出射光の光路に対して交差するに向けて配置するとともに、前記1つの光源部からの出射光の光路の外側に、前記他の光源部に対応させて、その光源部からの出射光をその光束の断面が前記1つの光源部からの出射光の断面に重なる方向に向けて反射するミラーを配置してもよく、その場合も、前記1つの光源部と、他の光源部及びその光源部に対応する前記ミラーとを、それぞれの出射光の光路に干渉しないように配置することにより、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光とが重なった合成光を投射することができる。
また、上述した実施例のプロジェクタは、入射光の出射を制御して画像を表示する画像表示素子としてマイクロミラー表示素子9を用いたものであるが、前記画像表示素子は反射型液晶表示素子でもよく、その場合は、前記液晶表示素子にその各画素にそれぞれ対応する赤,緑,青のカラーフィルタを設け、光源装置11,11aからの投射光を赤、緑、青の3色の単位色に順次着色するカラーホィール24を省略してもよい。
さらに、前記第1及び第2の実施例のプロジェクタは、表示面から入射した光を反射して前記表示面から出射する反射型液晶表示素子を備えたものであるが、前記画像表示素子を透過型液晶表示素子とし、その後側に前記光源装置11,11aを配置してもよい。
また、この発明の光源装置は、プロジェクタに限らず、他の光学機器等にも利用することができる。
この発明の第1の実施例を示すプロジェクタのプロジェクタケースを破断した平面図。 前記プロジェクタの光源装置の構成図。 前記光源装置の回転ミラーの正面図。 この発明の第2の実施例を示す光源装置の構成図。
符号の説明
1…プロジェクタケース、9…マイクロミラー表示素子(反射型表示素子)、10…投影レンズ、11,11a…光源装置、12A,12B…光源部、13…光源ランプ、14…リフレクタ、18…回転ミラー、18…導光ロッド。

Claims (9)

  1. 光源ランプと前記光源ランプからの放射光を集光方向に反射して一方向に出射するリフレクタとからなる複数の光源部を備え、
    前記複数の光源部のうち、1つの光源部は、その出射方向を所定の方向に向けた状態で配置され、他の光源部、その出射方向を前記1つの光源部からの出射光の光路に対して交差する方向に向けた状態で配置され、前記1つの光源部からの出射光の光路の外側に、前記他の光源部からの出射光をその光束の断面が前記1つの光源部からの出射光の断面に重なる方向に向けて反射するミラー配置されており、
    前記ミラーは、その反射面を常に一定の方向に向けた状態で回転し、前記他の光源部は、その出射光を前記ミラーの回転中心からずれた部分に入射させ、
    前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光とが重なった合成光を投射することを特徴とする光源装置。
  2. 前記合成光が投射される側に、一端と他端に入射端面と出射端面を有し、前記入射端面から入射した光の強度分布を均一化して前記出射端面から出射する導光ロッドが配置されており、
    前記1つの光源部は、その出射方向を前記導光ロッドの入射端面に向けて配置され、
    前記他の光源部及び前記ミラーは、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光を前記導光ロッドの入射端面に入射させるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記1つの光源部と、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光をそれぞれ、前記導光ロッドの入射端面の中心部に入射させるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記1つの光源部と、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記1つの光源部からの出射光の光軸と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光の光軸とをそれぞれ、前記導光ロッドの軸線に対して同じ角度で交差させて配置されていることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記1つの光源部と、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光をそれぞれ、前記導光ロッドの入射端面の互いに異なる部分に入射させるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  6. 前記1つの光源部と、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記1つの光源部からの出射光の光軸と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光の光軸とをそれぞれ、前記導光ロッドの軸線と平行にして配置されていることを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  7. プロジェクタケース内に、
    入射光の出射を制御して画像を表示する画像表示素子と、
    前記画像表示素子の表示画像を外部の投影面に投影する投影レンズと、
    光源ランプと前記光源ランプからの放射光を集光方向に反射して一方向に出射するリフレクタとからなる複数の光源部を備え、前記複数の光源部のうち、1つの光源部は、その出射方向を所定の方向に向けた状態で配置され、他の光源部は、その出射方向を前記1つの光源部からの出射光の光路に対して交差する方向に向けた状態で配置され、前記1つの光源部からの出射光の光路の外側に、前記他の光源部からの出射光をその光束の断面が前記1つの光源部からの出射光の断面に重なる方向に向けて反射するミラーが配置されており、前記ミラーは、その反射面を常に一定の方向に向けた状態で回転し、前記他の光源部は、その出射光を前記ミラーの回転中心からずれた部分に入射させ、前記1つの光源部からの出射光と、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光とが重なった合成光を投射する光源装置と、
    前記光源装置からの投射光を前記画像表示素子に入射させる光源側光学系と、を設けたことを特徴とするプロジェクタ。
  8. 前記光源装置は、前記合成光が投射される側に配置され、一端と他端に入射端面と出射端面を有し、前記入射端面から入射した光の強度分布を均一化して前記出射端面から出射する導光ロッドを備えており、前記光源装置の前記1つの光源部は、その出射方向を前記導光ロッドの入射端面に向けて配置され、前記他の光源部及び前記ミラーは、前記他の光源部から出射して前記ミラーにより反射された光を前記導光ロッドの入射端面に入射させるように配置されていることを特徴とする請求項7に記載のプロジェクタ。
  9. 前記画像表示素子は、その表示面から入射した光を反射して前記表示面から出射する反射型表示素子であり、前記光源装置は、前記反射型表示素子から出射して前記投影レンズに入射する画像光の光路の側方に、前記合成光の投射方向を前記画像光の光路に向けて配置されるとともに、前記光源装置と前記反射型表示素子との間に、前記画像光の光路を挟んで前記光源装置の配置側とは反対側に配置された反射板を有し、前記光源装置からの投射光を前記反射板により反射して前記反射型表示素子にその表示面から入射させる光源側光学系が設けられていることを特徴とする請求項7又は8に記載のプロジェクタ。
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