JP4676543B2 - 光ファイバユニット及び光ファイバ心線の配線方法 - Google Patents

光ファイバユニット及び光ファイバ心線の配線方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバユニット及び光ファイバ心線の配線方法に関する。
集合住宅において、光ケーブルを布設する際、既に電話線等のケーブルが布設された管路に新たに光ケーブルを挿通する方法が用いられている。集合住宅によっては管路があらかじめ布設されていない場合もあり、その場合、光ケーブルをその都度布設し、宅内まで引き込む方法が用いられている。
また、オフィスビルや戸数の多い集合住宅にドロップケーブルを配線する場合に、多数のドロップケーブルを1つにまとめた集合ドロップケーブルを用いることもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−125914号公報
しかし、必要になった場合にその都度新規に光ケーブルを布設する場合には、布設時間が多くかかるという課題がある。また、束になった状態の光ケーブルが剥き出しになったり、光ケーブルの一部が垂れ下がったりするなど美観的にも問題があった。
また、支持線に光ケーブルを撚り合わせ、結束バンドで固定しているような集合ドロップケーブルでは、ケーブルの中間でケーブルを必要長取り出すことが困難であった。
本発明の課題は、光ケーブルを容易に布設することができ、かつ美感を損なうことがない光ファイバユニット及び光ケーブルの配線方法を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、光ファイバ心線を外被で被覆してなる一本または複数本の内部ケーブルと、前記内部ケーブルを収容する管状の被覆材と、前記内部ケーブルとともに前記被覆材の内部に収容される引き込み線とからなり、集合住宅の同一フロアに略環状に設けられる光ファイバユニットであって、前記被覆材の管路に対する前記内部ケーブル及び前記引込み線の占積率が50%以下であり、前記被覆材には波付け加工が施されており、前記内部ケーブルは、前記光ファイバ心線と、該光ファイバ心線の片側または両側に離間して配置されたテンションメンバと、前記光ファイバ心線と前記テンションメンバとを一体的に被覆する外被と、を有する光ファイバケーブルであり、前記内部ケーブル同士の動摩擦係数が0.5以下であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光ファイバユニットを用いた光ファイバ心線の配線方法であって、集合住宅の同一フロアに前記光ファイバユニット略環状に配設し、次に、前記開口部の近傍において前記被覆材に内部まで通じる穴を形成し、次に、前記穴から前記内部ケーブルを引き出し、その後、引き出した前記内部ケーブルから前記光ファイバ心線を取り出して前記開口部から各住戸内の設備に接続することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の光ファイバユニットを用いた光ファイバ心線の配線方法であって、集合住宅の同一フロアに前記光ファイバユニット略環状に配設し、次に、前記開口部の近傍において前記被覆材に内部まで通じる穴を形成し、次に、前記被覆材の一端から新たな内部ケーブルを挿入し、次に、前記穴から前記新たな内部ケーブルを引き出し、その後、引き出した前記内部ケーブルから前記光ファイバ心線を取り出して前記開口部から各住戸内の設備に接続することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の光ファイバ心線の配線方法であって、曲げ直径60mmで180度曲げるための荷重が45g以上103gである曲げ剛性の内部ケーブルを前記被覆材の一端から挿入することを特徴とする。
本発明によれば、容易に光ケーブル布設することができ、かつ美感を損なうことがない光ファイバユニット及び光ケーブルの配線方法を提供することができる。
本発明に用いる光ファイバユニット1を示す斜視図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 光ファイバユニット1を布設した集合住宅100の正面図である。 本発明に用いる光ファイバユニット1を示す断面図である。 本発明に用いる光ファイバユニット1を示す断面図である。 内部ケーブル10同士の動摩擦係数を測定する方法を示す概略図である。 引き抜き力を測定する方法を示す概略図である。 ケーブル剛性を測定する方法を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明に用いる光ファイバユニット1を示す斜視図であり、図2は図1のII−II矢視断面図であり、図3は図2のIII−III矢視断面図である。光ファイバユニット1は、複数の内部ケーブル10と、被覆材20とから概略構成される。
内部ケーブル10は、断面形状が角のとれた略長方形状であり、中央に配置された光ファイバ心線11と、光ファイバ心線11に対して両側に離間して配置された2本のテンションメンバ12と、これらを一括被覆する外被15とから概略構成される。
テンションメンバ12は1本とし、光ファイバ心線の片側に配置してもよい。
光ファイバ心線11は、石英等からなるガラスファイバを紫外線硬化樹脂等で被覆してなる。
テンションメンバ12は、内部ケーブル10に作用する張力を負担する。テンションメンバ12には、例えば鋼線や、繊維強化プラスチック(FRP)等を用いることができる。
光ファイバ心線11及びテンションメンバ12を被覆する外被15としては、例えばノンハロゲンの難燃ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂を用いることができる。外被15には、内部の光ファイバ心線11の取り出しを容易とするためのノッチ16が設けられている。なお、複数本の内部ケーブル10を識別するために、外被15には着色が施されているか、あるいは数字等の識別用の記号が印字されている。
被覆材20は可撓性の管状であり、複数の内部ケーブル10を内部に収容する。被覆材20には、例えばポリプロピレン、ナイロン等を用いることができ、波付け加工等を施すことによりさらに可撓性を付与することができる。このような被覆材20としては、例えば電線ケーブル用の可撓管を用いることができる。なお、図1〜3においては、被覆材20は略円筒形であるが、断面矩形の筒形状としてもよい。
図1に示すように、工具により被覆材20に内部まで通じる穴21を形成することで、被覆材20の内部の内部ケーブル20を取り出すことができる。
複数の内部ケーブル10は被覆材20の内部で長さ方向に移動可能に収容されるため、外被同士が接触したときの動摩擦係数が小さいことが好ましい。動摩擦係数が0.5以下であれば、内部ケーブル10を取り出すときに必要な引き抜き力を小さく抑えることができる。なお、外被15の動摩擦係数は、ケーブルの取り扱い性を考慮すれば小さいほど好ましい。
また、内部ケーブル10の引き抜きを容易とするために、光ファイバユニット1の被覆材の管路に対する内部ケーブル10の占積率が50%以下であることが好ましい。ここで、占積率は、被覆材20の管路断面積に対する内部ケーブル10の断面積の割合であり、1本の内部ケーブル10の断面積に、被覆材20の内部に収容される内部ケーブル10の本数をかけ、被覆材20の管路の断面積で除した値である。なお、被覆材20に波付け加工等が施されている場合は、被覆材20の管路の断面積は、最も断面積が小さくなる箇所における断面積とする。
図4は光ファイバユニット1を布設した集合住宅100の正面図である。図4に示すように、集合住宅100には、一端に集合住宅100の外部から引き込まれたケーブル102に接続されたキャビネット101が設けられている。光ファイバユニット1は、キャビネット101に両端が取り付けられ、集合住宅100の同フロアの各住戸の開口部110、120の近傍(図4では上部)を通ってキャビネット101が設けられたのと反対側の端部の住戸の開口部130の近傍まで配設され、さらにキャビネット101まで戻るように略環状に配設されている。なお、キャビネット101において、被覆材20の内部の内部ケーブル10の一端は、集合住宅100の外部から引き込まれたケーブル102と接続されている。内部ケーブル10の他端は他の光ケーブル等には接続されていない。
ここで、図4の中央の住戸の宅内まで内部ケーブル10を配線する方法について説明する。まず、住戸の開口部120の近傍において、被覆材20に工具により図1と同様の穴21を形成する。次に、複数の内部ケーブル10のうち、開口部120から宅内に引き込むものを穴21から引き出す。このとき、内部ケーブル10は一端のみがケーブル102と接続されており、光ファイバユニット1が環状に設けられているため、開口部120から住戸内の設備までの距離に対して充分な長さの内部ケーブル10を穴21から引き出すことができる。
その後、引き出した内部ケーブル10の外被15を剥がして光ファイバ心線11を取り出し、住戸内の設備に接続する。
このように、光ファイバユニット1の中間部で被覆材20の穴21から内部ケーブル10を容易に引き出して各住戸に布設することができるので、布設時間を短縮することができる。
また、光ファイバユニット1を環状に設けることで、配各住戸内に布設するのに充分な長さの内部ケーブル10を確保するとともに、ケーブル102と接続されていない側の端部もキャビネット101内に収めることができるので、美感を損なうことがない。
なお、図5に示すように、被覆材20の内部に、内部ケーブル10とともに1本または複数本の引き込み線30を収納しておけば、光ファイバユニット1を施工した後でも、被覆材20の内部に内部ケーブル10をさらに挿入することが容易である。
この場合には、まず、環状に設けられた被覆材20の一端において、引き込み線30の一端を新たに挿入する内部ケーブル10の一端に固定する。次いで、被覆材20の他端において、引き込み線30を引き出すことで、被覆材20の内部に新たな内部ケーブル10が挿入される。
また、被覆材20の他端ではなく、新たな内部ケーブル10を接続する住戸の開口部近傍において被覆材20に穴21を形成し、新たな内部ケーブル10に接続した引き込み線30を穴21から引き出すことで、穴21から新たな内部ケーブル10を引き出してもよい。
また、充分な剛性を有する内部ケーブル10を、被覆材20の一端から内部に押し込むことで被覆材20の内部に内部ケーブル10をさらに挿入してもよい。この場合は、引き込み線30は不要である。新たな内部ケーブル10を押し込む場合には、新たな内部ケーブル10の剛性は45g以上であることが好ましい。たとえば、テンションメンバ12に鋼線を用いた内部ケーブル10であれば、剛性は充分である。なお、内部ケーブル10の剛性は、製造性やケーブルの取り扱い性を考慮すれば130g以下が好ましい。
また、引き込み線30を用いる場合、内部ケーブル10を内部に押し込む場合のいずれにおいても光ファイバユニット1の最終的な占積率が50%以下になるようにしておけば、新たな内部ケーブル10を容易に挿入することができる。
このように、新たな内部ケーブル10を被覆材に挿入して布設することで、束になった状態の光ケーブルが剥き出しになることがなく、美観が損なわれることがない。
(実施例)
以下に、実施例により本発明に係る光ファイバユニットをより具体的に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図6に示す光ファイバユニット1を用いて、内部ケーブル10の引き抜き試験、および押し込み試験を行った。
図6に示す光ファイバユニット1は、管状の被覆材20内に内部ケーブル10を12本収容する。
内部ケーブル10は断面形状が角のとれた略長方形状であり、断面の長辺寸法は2.0mm、短辺寸法は1.6mmである。また、中央に直径0.25mmの光ファイバ心線11が配置され、光ファイバ心線11に対して本体部2の長尺方向の両方向に離間してそれぞれテンションメンバ12が配置されている。テンションメンバ12は、直径0.5mmの繊維強化プラスチック(FRP)からなる。光ファイバ心線11、およびテンションメンバ12を被覆する外被15は、熱可塑性樹脂であるノンハロゲンの難燃ポリオレフィンからなる。外被15には識別のためそれぞれ異なる色の着色が施されている。外被15には、表面の光ファイバ心線11に最も近い部分から光ファイバ心線11に向かって、ノッチ16が設けられている。
また、被覆材20はポリエチレンからなり、波付け加工が施されている。内径は10mmであり、内部ケーブル10の占積率は49%となる。
次に、内部ケーブル10の引き抜き試験、および押し込み試験について、具体的に説明する。
<引き抜き試験>
図6に示す光ファイバユニット1を用いて、内部ケーブル10同士の動摩擦係数を変えて、被覆材20から内部の内部ケーブル10を引き抜く際の力を測定し、内部ケーブル10を引き抜くことが可能か否かを判定した。
なお、動摩擦係数は、外被15を形成する材料に添加する、例えば、高分子シリコンや脂肪酸アミド系滑剤、具体的には、エルカ酸アミドあるいはオレイン酸アミド等の滑剤の添加量を変えればよく、これらを多く添加することで、外被15の動摩擦係数を小さくすることができる。
〔動摩擦係数〕
図7により、内部ケーブル10同士の動摩擦係数を測定する方法を説明する。図7は内部ケーブル10同士の動摩擦係数を測定する方法を示す概略図である。
具体的には、ベース50上に、150mm長のケーブル10A、10Aを2本隣接して並行に並べ、この上に摩擦係数を測定する試料である300mm長のケーブル10Bを俵積みする。この試料用(測定サンプル)であるケーブル10B上に、前述したのと同様の150mm長のケーブル10A、10Aを図7のようにさらに俵積みする。ここでは、ケーブル10A、10Bとして本発明に係る内部ケーブル10と同じ設計のものを使用する。
その後、ベース50上に垂直に立設させた複数本のスライドガイド51によってガイドしながら上下にスライドする押さえ板52をベース50と平行に載せる。
次に、抑え板52上に錘53を載せ、一定の荷重19.6Nを矢印方向に加える。この状態でロードセルを用いて試料用のケーブル10Bを手前方向に500mm/minの速度で引き抜く。
このとき、摩擦力(引抜力)Fとして、動き初めのピーク摩擦力を過ぎて最低点を示した点より60mmの位置での値を採用し、摩擦係数μ=F/19.6Nを求める。試料数nはn=3とし、ケーブル10A、10Bは、試験が1回(n=1)完了する毎に交換した。
なお、試験環境は、温度23±2℃、湿度50±10%とした。
〔引き抜き力〕
図6に示す28mの光ファイバユニット1を、図8に示すように、一端から1m、2m、3mの箇所で、曲げ半径R=60mmで90°に曲げて配置し、12本の内部ケーブル10のうち1本を他端から引き抜く際の力(N)を測定した。
〔引き抜き可否〕
外被15を損傷することなく内部ケーブル10を引き抜けた場合を○、外被15に損傷が認められた場合もしくは内部ケーブル10を引き抜くことができなかった場合を×とした。
結果を表1に示す。
Figure 0004676543
動摩擦係数が0.5以下であれば、引き抜き力が11N以下に抑えられ、外被15を損傷することなく引き抜けた。一方、動摩擦係数が0.9の場合には、引き抜き力が15Nとなり、外被15を損傷することなく内部ケーブル10を引き抜くことができなかった。
<押し込み試験>
図6に示す光ファイバユニット1において内部ケーブルを11本とした光ファイバユニット1を用意し、内部ケーブル10のケーブル剛性を変えて、被覆材20の内部にさらに新たな内部ケーブル10を押し込むことが可能か否かを判定した。
なお、ケーブル剛性は、テンションメンバ12の材質や外径を変えることで調整することができる。ここでは、テンションメンバ12として、剛性20g品:外径0.5mmアラミド繊維FRP、剛性45g品:外径0.4mm亜鉛メッキ鋼線、剛性103g品:外径0.5mm亜鉛メッキ鋼線を用いた。
〔ケーブル剛性〕
図9に示す電子天秤60の天板61上に、曲げたケーブル10Bを載置し、ケーブル10Bの上に押さえ板62を載せ、押さえ板62を天板61の60mm上方に天板61と平行に配置することにより、ケーブル10Bの曲げ直径を60mmで180度に曲げた状態としたときの電子天秤60に作用する荷重(曲げ剛性)を測定した。このときケーブル10Bは本発明に係る内部ケーブル10と同じ設計のものを使用する。
〔ケーブル挿通可否〕
図6に示す28mの光ファイバユニット1を、図8に示すように、一端から1m、2m、3mの箇所で、曲げ半径60mmで90°に曲げて配置し、さらに新たな内部ケーブル10を1本他端から押し込むことができるか否かを判定した。
新たな内部ケーブル10が外被15を損傷することなく光ファイバユニット1の反対側の端部まで到達した場合を○、外被15に損傷が認められた場合もしくは新たな内部ケーブル10が光ファイバユニット1の反対側の端部まで到達しなかった場合を×とした。
結果を表2に示す。
Figure 0004676543
新たな内部ケーブル10の剛性が45g、103gの場合には、外被15を損傷することなく光ファイバユニット1の反対側の端部まで押し込むことができた。一方、新たな内部ケーブル10の剛性が20gの場合には、新たな内部ケーブル10が光ファイバユニット1の反対側の端部まで到達しなかった。
1 光ファイバユニット
10 内部ケーブル
10A、10B ケーブル
11 光ファイバ心線
12 テンションメンバ
15 外被
16 ノッチ
20 被覆材
30 引き込み線
50 ベース
51 スライドガイド
52 押さえ板
53 錘
60 電子天秤
61 天板
62 押さえ板
100 集合住宅
101 キャビネット
110、120、130 開口部

Claims (4)

  1. 光ファイバ心線を外被で被覆してなる一本または複数本の内部ケーブルと、
    前記内部ケーブルを収容する管状の被覆材と、
    前記内部ケーブルとともに前記被覆材の内部に収容される引き込み線とからなり、
    集合住宅の同一フロアに略環状に設けられる光ファイバユニットであって、
    前記被覆材の管路に対する前記内部ケーブル及び前記引込み線の占積率が50%以下であり、
    前記被覆材には波付け加工が施されており、
    前記内部ケーブルは、前記光ファイバ心線と、該光ファイバ心線の片側または両側に離間して配置されたテンションメンバと、前記光ファイバ心線と前記テンションメンバとを一体的に被覆する外被と、を有する光ファイバケーブルであり、
    前記内部ケーブル同士の動摩擦係数が0.5以下であることを特徴とする光ファイバユニット。
  2. 請求項1に記載の光ファイバユニットを用いた光ファイバ心線の配線方法であって、
    集合住宅の同一フロアに前記光ファイバユニット略環状に配設し、
    前記光ファイバユニットの前記被覆材に穴を形成し、
    前記穴から前記内部ケーブルを引き出し、
    引き出した前記内部ケーブルを前記集合住宅の各住戸内に布設することを特徴とする光ファイバケーブルの配線方法。
  3. 請求項1に記載の光ファイバユニットを用いた光ファイバ心線の配線方法であって、
    集合住宅の同一フロアに前記光ファイバユニット略環状に配設し、
    前記光ファイバユニットの前記被覆材に穴を形成し、
    前記被覆材の一端から新たな内部ケーブルを挿入し、
    前記穴から前記新たな内部ケーブルを引き出し、
    引き出した前記内部ケーブルを前記集合住宅の各住戸内に布設することを特徴とする光ファイバケーブルの配線方法。
  4. 曲げ直径60mmで180度曲げるための荷重が45g以上103gである曲げ剛性の内部ケーブルを前記被覆材の一端から挿入することを特徴とする請求項3に記載のケーブル配線方法。
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