JP4676188B2 - ハンガー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネクタイ、ハンカチ、ネクタイ、ベルト等の吊り下げ物を吊り下げることができる吊り下げ具を用いたハンガー装置に関する。
下記特許文献1に示すような吊り下げ具がある。この吊り下げ具は、先端側に開閉自在な挟み口を有する2個の洗濯バサミ型クリップの後端側を連結手段で連結し、各挟み口が互いに反対側を向くように形成されている。この特許文献1では、物干しハンガーに吊り下げられた洗濯物の下端を洗濯バサミ型クリップの一方の挟み口で挟み、他方の挟み口で更なる洗濯物を吊り下げることが記載されている。
しかしながら、この特許文献1の吊り下げ具は、2個の洗濯バサミ型クリップを連結手段で連結するものであるから、部品点数が多く、製造組立が面倒である。
また、特許文献1の吊り下げ具は、2個の洗濯バサミ型クリップを、具体的には樹脂等で紐又は帯状に形成された連結手段で連結したものである。この連結手段は、各クリップのスプリングに巻かれることによって、各クリップを連結している。したがって、この吊り下げ具は、一方のクリップに対して他方のクリップが自由に移動することができる。このため、この吊り下げ具は、一方のクリップで洗濯物等の小物の端部に挟み込んだ状態で更に他方のクリップで新たな洗濯物等の小物を挟み込むとき、一方のクリップに対して他方のクリップの位置が定まらず、洗濯物等の小物を吊す作業がやりづらい。更に、この吊り下げ具は、収納ケースに複数収納されているとき、連結手段の部分で他の吊り下げ具の連結手段と絡まりやすく、収納ケースより1個の吊り下げ具を取り出しにくい。
更に、特許文献1には、吊り下げ具を用いて小物に更なる小物を吊り下げることが記載されているが、場合によっては、ハンガーに対して更なるハンガーを吊り下げ、空間を効率的に使用して小物を吊り下げたいことがある。物干し場、クロゼットといった空間は、限られた、すなわち狭い場所が多いからである。しかしながら、このような考え方は、引用文献1には示唆されていない。
実開平5−9484号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、部品点数の削減を図ることで容易に製造組立することができると共に吊り下げ作業を容易に行うことができる吊り下げ具を用いて、より多くの小物を吊り下げることが可能なハンガー装置を提供することを目的とする。
本発明に係るハンガー装置は、複数の板状のハンガー部材と、これらハンガー部材を並べた状態で連結する複数の吊り下げ具とを備える。ハンガー装置は、ハンガー部材が、主面にネクタイ、ハンカチ、ネクタイ、ベルト等の吊り下げ物を吊り下げる吊り下げ部が設けられると共に、相対する上辺部と下辺部及び相対する左側辺部と右側辺部の対象位置にそれぞれ所定の開口幅を有する凹部を形成すると共にそれぞれの開口端を横断するように被挟み込み部が設けられてなる各辺部において少なくとも一対の連結部が形成される。ハンガー装置は、吊り下げ具が、ハンガー部材の凹部の開口幅よりも小幅の矩形体に形成された本体部材と、本体部材の長手方向の相対する端部に先端部が近接離間するように本体部材に回動可能に取り付けられる一対の回動部材と、回動部材のそれぞれを回動部材の先端部が本体部材の端部に当接するように付勢する付勢部材とからなる。
本発明に係るハンガー装置は、複数のハンガー部材が、上辺部と下辺部或いは左側辺部と右側辺部を突き合わせて並べられる。ハンガー装置は、吊り下げ具が、それぞれの一方の端部を一方の回動部材の先端部が本体部材の端部に付勢部材により回動付勢されることによって一方のハンガー部材に設けられた連結部を挟み込む。ハンガー装置は、吊り下げ具が、この状態で他方の端部を他方の回動部材の先端部が本体部材の端部に付勢部材により回動付勢されることによって相対する他方のハンガー部材に設けられた連結部を挟み込む。ハンガー装置は、相対して並べられたハンガー部材が、相対する上辺部と下辺部或いは左側辺部と右側辺部の連結部の間を吊り下げ具により連結されることにより、組み合わされる。
本発明に係るハンガー装置によれば、複数の板状のハンガー部材を吊り下げ具を用いて簡易な操作により組み合わせることが可能であり、しかも上下方向ばかりでなく横方向にも組み合わせが可能である。ハンガー装置によれば、各ハンガー部材の吊り下げ部に吊り下げ物を吊り下げることでより多くの吊り下げ物を吊り下げることが可能であり、また各ハンガー部材間において設置場所等の空間形状に応じて連結部分で自由に曲がることができ、使い勝手もよい。
以下、本発明を適用した吊り下げ具について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明係るハンガー装置20に用いられる吊り下げ具1は、略矩形の本体部材2と、この本体部材2の各端部に設けられる回動部材3,4とを備え、付勢部材5,6によって回動部材3,4の先端部が本体部材2の各端部に近接するように付勢され、各端部に挟み部7,8が設けられてなる。
本体部材2は、モールド成型により略矩形に形成されてなり、相対する先端部に、挟み部7,8を構成する凹部7a,8aが形成されている。回動部材3,4は、本体部材2と略同じ幅で本体部材2より短く形成され、一方の先端部に、本体部材2の凹部7a,8aと対をなし挟み部7,8を構成する凹部7b,8bが設けられている。また、回動部材3,4の凹部7b,8bと反対側は、挟み部7,8を開く際のユーザが押圧する押圧部3a,4aとなる。
回動部材3,4は、回動支点部9,10によって、本体部材2に対して回動可能に取り付けられている。回動支点部9,10は、具体的に、本体部材2の中程に設けられた軸孔に回動部材3,4の中程に設けられた支軸9a,10aを係合させることによって構成されている。
本体部材2と回動部材3,4の内側には、捻りコイルバネ等でなる付勢部材5,6が配設される。付勢部材5,6は、一端部5a,6aが本体部材2の内面に係止され、他端部5b,6bが回動部材3,4の内面に係止されることによって、回動部材3,4の先端部を体部材2の端部に近接する図1中矢印A方向に付勢する。挟み部7,8は、本体部材2の各端部に対して回動部材3,4の先端部が近接されたとき、本体部材2の凹部7a,8aと連続する先端面と回動部材3,4の凹部7b,8bと連続する先端面とで突き合わせ部11,12を構成すると共に、この突き合わせ部11,12の内側に連続して略円形の挿通孔13,14を形成する。
突き合わせ部11,12を構成する本体部材2の凹部7a,8aと連続する先端面及び回動部材3,4の凹部7b,8bと連続する先端面には、マグネット11a,11b,12a,12bが設けられている。マグネット11a,11b,12a,12bは、例えばシート状であり、接着剤等によって本体部材2の凹部7a,8aと連続する先端面及び回動部材3,4の凹部7b,8bと連続する先端面に貼り合わされている。なお、マグネット11a,11b,12a,12bは、本体部2の端部及び回動部材3,4の先端部に内蔵するようにしても良い。マグネット11a,11b,12a,12bは、本体部2の端部と回動部材3,4の先端部とを磁気吸引することによって、付勢部材5,6により付与される付勢力を補助し、挟み部7,8における挟み力をより強くすることができる。また、吊り下げ物が磁気吸引可能であるときには、マグネット11a,11b,12a,12bによって、吊り下げ物が挟み部7,8の方向に磁気吸引されることになり、吊り下げ物の吊り下げ作業をより簡単に行うことができる。
なお、マグネットは、本体部材2の凹部7a,8aと連続する先端面、回動部材3,4の凹部7b,8bと連続する先端面の何れか一方に設けるようにしても良い。この場合、他方の面には、マグネットにより磁気吸引される金属板等の板材を貼り合わせれば、同様な効果を得ることができる。また、この他方の面に磁気吸引可能な板材を設けない場合であっても、一方にマグネットを設けることによって、吊り下げ物を磁気吸引することができる。
また、突き合わせ部11,12を構成する本体部材2の凹部7a,8aと連続する先端面及び回動部材3,4の凹部7b,8bと連続する先端面は、線接触ではなく、面接触で吊り下げ物を挟み込むことができるように形成されている。例えば、互いに突き合わされる面は、幅寸法と幅方向と直交する長さ方向の寸法が略同じ程度となるようにして、広い面積を有するように構成され、全体形状が略矩形、略半円形等をなすように形成されている。これら互いに突き合わされる少なくとも一方の面には、細かな凹凸を設け、吊り下げ物を落下しにくくしても良い。挟み部7,8は、面接触で吊り下げ物を挟み込むことができるようにすることで、例えばネクタイ、ハンカチ、ベルト等の布を直接吊り下げたときにも、吊り下げ物に挟み込んだ跡が残らないようにすることができる。
以上のような吊り下げ具1は、回動部材3,4の押圧部3a,4aを押圧することによって、付勢部材5,6の付勢力に抗して回動部材3,4を回動支点部9,10を中心に図1中反矢印A方向に回動させ、挟み部7,8を開くことができる。回動部材3,4は、押圧部3a,4aからユーザが手を離すことによって、付勢部材5,6の付勢力によって回動支点部9,10を中心に図1中矢印A方向に回動し、挟み部7,8を閉じることができる。
この吊り下げ具1は、本体部材2に対して2つの回動部材3,4が取り付けられてなるものであるから、部品点数の削減を図り、容易に組み立てることができる。また、この吊り下げ具1は、上述した特許文献1のように、一方の挟み部7でハンガー部材に吊り下げられた靴下、ハンカチ等の小物の先端部を挟み、他方の挟み部8で更なる小物の洗濯物を吊り下げることができる。靴下、ハンカチ等は、挟み部7,8で面接触により挟み込まれることから、挟み込み跡が残ることを防止することができる。また、一方の挟み部7と他方の挟み部8は、2つの回動部材3,4が1つの本体部材2に設けられていることで、常に位置が決まっており、従って、小物を挟む作業がより簡単になる。また、吊り下げ具1は、全体が撓み変形するものでは無いことから、収納ケースに複数収納した際にも、互いに絡まり合うことを防止することができ、収納ケースから容易に取り出すことができる。
以上のように構成された吊り下げ具1は、ネクタイ、ハンカチベルト等を吊り下げるハンガー部材に対してさらにハンガー部材を吊り下げる部材として用いることができる。
すなわち、図2に示すように、本発明を適用したハンガー装置20は、複数のハンガー部材21a,21bが上述した吊り下げ具1によって連結されてなる。なお、ハンガー部材21a,21bは、同様な構成を有するため、上下を区別する場合を除き、以下単にハンガー部材21とも言う。
このハンガー部材21は、合板等で形成された略矩形の板体22により形成されており、板体22の一方の主面には、ネクタイ、ハンカチ、ネクタイ、ベルト等の小物23を吊り下げるための吊り下げ部24が設けられている。この吊り下げ部24は、例えば金属線材を略コ字状に形成し、両端部を板体22に固定して構成されている。なお、上側のハンガー部材21aでは、吊り下げ部24が1つ設けられ、下側のハンガー部材21bでは、吊り下げ部24が2つ互いに平行となるように設けられているが、ハンガー部材21に設けられる吊り下げ部24の数は、これに限定されるものではなく、更に、吊り下げ部24の形状や吊り下げ部24を板体22に設ける位置もこれに限定されるものではない。
板体22の周囲には、吊り下げ具1が連結される連結部25が設けられてなる。この連結部25は、上側に位置するハンガー部材21aでは少なくとも下辺に、確実に下側のハンガー部材21bを吊り下げることができるように一対設けられている。
この連結部25は、図3に示すように、下辺の対称位置に設けられた凹部26と、この凹部26の開口端側に設けられた被挟み込み部27とからなる。凹部26は、幅W1が吊り下げ具1の挟み部7,8の幅W2よりやや広くなるように形成されており、吊り下げ具1が取り付けられたとき、吊り下げ具1が凹部26内を移動しないように形成されている。被挟み込み部27は、線状部材が凹部26の開口端を横断するように設けられている。被挟み込み部27は、吊り下げ具1が取り付けられたとき、挟み部7,8の挿通孔13、14に挿通される。したがって、吊り下げ具1によって連結されるハンガー部材21a,21bは、被挟み込み部27を中心に回動自在である。また、被挟み込み部27が、金属線材といった磁気吸引可能なもので形成されているときには、突き合わせ部11,12の挟み部7,8のマグネット11a,11b,12a,12bによって被挟み込み部27が磁気吸引されることになり、これにより、吊り下げ具1ををより簡単に連結部25に取り付けることができる。
図2に示すように、上側に位置するハンガー部材21aに設けられた連結部25に対応して、下側に位置するハンガー部材21bでは、連結部25が上辺に2つ設けられる。そして、上側のハンガー部材21aと下側のハンガー部材21bの相対する連結部25は、吊り下げ具1により連結される。すなわち、吊り下げ具1の一方の挟み部7が上側のハンガー部材21aの連結部25に挟み込まれ、他方の挟み部8が下側のハンガー部材21bの連結部25に挟み込まれる。なお、各辺に設けられる連結部25の数は、2つに限定されるものでは無い。
以上のように、2つのハンガー部材21a,21bが吊り下げ具1によって連結されたハンガー装置20では、上側のハンガー部材21aの吊り下げ部24に小物23を吊り下げることができると共に、下側のハンガー部材21bの吊り下げ部24にも小物23を吊り下げることができ、これにより、より多くの小物23を吊り下げることができる。また、ハンガー装置20では、下側のハンガー部材21bの下辺に対称に設けられた連結部25を介して更に下側に新たなハンガー部材21を吊り下げ具1を用いて連結することによって、更に全体を縦長にし、より多くの小物23を吊り下げることができる。
また、ハンガー装置20は、吊り下げ具1によって連結されていることから、一方のハンガー部材21aに対して他方のハンガー部材21bが回動自在であり、従って、設置場所等の空間形状に応じて連結部分で自由に曲がることができる。
更に、2つのハンガー部材21a,21bには、更に、短辺にも対称に連結部25が設けられている。したがって、ハンガー装置20では、2つのハンガー部材21a,21bを短辺の連結部25同士を吊り下げ具1で連結することによって、更に、全体を横長にして、より多くのハンガー部材21を連結し、より多くの小物23を吊り下げることができる。
なお、図2に示すように、下側のハンガー部材21bの下辺に設けられた連結部25には、吊り下げ具1を用いて靴下等の小物23を吊り下げるようにしても良い。すなわち、吊り下げ具1の一方の挟み部7を連結部25に連結し、他方の挟み部8で小物23を挟むようにする。これにより、より多くの小物23を吊り下げることができる。このとき、吊り下げ具1の挟み部8は、面接触によって小物23を挟み込むことから、小物23に挟み込み跡が残ることを防止することができる。
更に、上述した吊り下げ具1は、図4に参考例として示すようなハンガー装置30にも用いることができる。このハンガー装置30は、径の異なる第1乃至第3のリング部材31a〜31cと、第1乃至第3のリング部材31a〜31cを連結する複数の吊り下げ具1とを有する。
第1乃至第3のリング部材31a〜31cは、径を異にし、第1のリング部材31aが最大径で第3のリング部材31cが最小径で、第2のリング部材31bが中間の径となっている。最大径の第1のリング部材31aには、物干し場、クロゼット、タンス等に設けられた吊り下げ棒等に引っかけるためのハンガー部32が設けられている。
このハンガー部32は、略C字状に湾曲して形成されたフック32aと、このフック32aの一端が取り付けられる略球状の連結体32bとを有する。この連結体32bには、最大外径部分の周囲に複数の接続リング32cが設けられている。この接続リング32cと最大径の第1のリング部材31aとの間は、2つの吊り下げ具1と1つの連結リング32dとによって連結されている。すなわち、1個の吊り下げ具1は、一方の挟み部7で連結体32bに取り付けられている接続リング32cを挟み込み、他方の挟み部8で連結リング32dを挟み込んでいる。また、他方の吊り下げ具1は、一方の挟み部7で連結リング32dを挟み込み、他方の挟み部8で最大径の第1のリング部材31aを挟み込んでいる。
なお、連結体32bと第1のリング部材31aとの距離は、更なる吊り下げ具1と連結リング32を用いて長くすることができる。また、最大径の第1のリング部材31aには、連結体32bと連結するための吊り下げ具1の挟み部8の位置を規制する規制部を設けても良い。この規制部は、例えば挟み部8の幅と略同じ幅の間隙を有する一対の突起によって構成することができる。
最大径の第1のリング部材31aと中間に位置する第2のリング部材31bとも、吊り下げ具1によって連結されている。すなわち、第1のリング部材31aと第2のリング部材31bとの間は、吊り下げ具1の一方の挟み部7で第1のリング部材31aを挟み込み、他方の挟み部8で第2のリング部材31bを挟み込む。なお、第1のリング部材31aと第2のリング部材31bとの距離は、更なる吊り下げ具1と連結リング32を用いて長くすることができる。また、最大径の第1のリング部材31aと中間の第2のリング部材31bの挟み部7,8の挟み込み位置には、吊り下げ具1の挟み部7,8の位置を規制する規制部を設けても良い。この規制部は、例えば挟み部7,8の幅と略同じ幅の間隙を有する一対の突起によって構成することができる。
中間の第2のリング部材31bと最小径の第3のリング部材21cとの間も、吊り下げ具1によって連結されている。すなわち、第2のリング部材31bと第3のリング部材31cとの間は、吊り下げ具1の一方の挟み部7で第2のリング部材31bを挟み込み、他方の挟み部8で第3のリング部材31cを挟み込む。なお、第2のリング部材31bと第3のリング部材31cとの距離は、更なる吊り下げ具1と連結リング32を用いて長くすることができる。また、中間の第2のリング部材31bと最小径の第3のリング部材31cの挟み部7,8の挟み込み位置には、吊り下げ具1の挟み部7,8の位置を規制する規制部を設けても良い。この規制部は、例えば挟み部7,8の幅と略同じ幅の間隙を有する一対の突起によって構成することができる。
ここで、第1乃至第3のリング部材31a〜31cや連結リング32dが金属線材といった磁気吸引可能なもので形成されているときには、吊り下げ具1の挟み部7,8のマグネット11a,11b,12a,12bによって第1乃至第3のリング部材31a〜31cや連結リング32dが磁気吸引されることになり、これにより、吊り下げ具1ををより簡単に取り付けることができる。
径の異なる第1乃至第3のリング部材31a〜31cには、更に、吊り下げ具1を用いて小物33を吊り下げることができる。すなわち、小物33を吊り下げるための吊り下げ具1は、一方の挟み部7で第1乃至第3のリング部材31a〜31cを挟み込み、他方の挟み部8で小物33を挟み込んで吊り下げる。このとき、吊り下げ具1の挟み部8は、面接触によって小物33を挟み込むことから、小物33に挟み込み跡が残ることを防止することができる。
ここで、ハンガー装置30では、最下段に位置する最小径の第3のリング部材31cに吊り下げ具1を用いて小物33を吊り下げ、次いで、中段に位置する第2のリング部材31bに吊り下げ具1を用いて小物33を吊り下げ、最後に最上段の第1のリング部材31aに小物33を吊り下げるようにする。このように、ハンガー装置30では、最内周の最下段から最外周の最上段に向かって順に小物33を吊り下げることで、円滑に多くの小物33を吊り下げることができる。すなわち、仮に、最上段の第1のリング部材31aを最小径にし、最下段の第3のリング部材31cを最大径としたときには、最上段の最小径の第1のリング部材31aには、外周下側の他の第2及び第3のリング部材31b,31cが邪魔になって小物33を円滑に吊り下げることができなくなり、結果として、最下段の最大径の第3のリング部材31cしか小物33を吊り下げることができなくなるが、このハンガー装置30では、最大径の第1のリング部材31aが最上段で最小径の第3のリング部材31cが最下段に位置されることで、下側の第3のリング部材31cから順に上側に向かって小物33を吊り下げ、全ての第1乃至第3のリング部材31a〜31cに小物33を吊り下げることができる。また、このハンガー装置30では、吊り下げ具1をハンガー部32との連結、第1乃至第3のリング部材31a〜31cの連結、更に小物33を吊り下げる際に用いることができ、吊り下げ具1を様々な用途に使用することができる。なお、ハンガー装置30においても、第1乃至第3のリング部材31a〜31cに吊り下げられた小物33に更に吊り下げ具1を用いて小物33を吊り下げるようにしても良い。
なお、このハンガー装置30において、上から順に径が小さくなるようにリング部材を吊り下げ具1を用いて吊り下げるようにすれば、リング部材の数は特に限定されるものでは無い。また、リング部材間を連結する吊り下げ具1の数は、1つに限定されるものでは無く、リング部材間の間隔を大きくしたいときには、連結リング32dを用いて複数の吊り下げ具1を連結し、これを用いてリング部材を連結すれば良い。
吊り下げ具の斜視図である。 吊り下げ具を用いたハンガー装置の斜視図である。 ハンガー装置ハンガー部材の連結部分の要部斜視図である。 参考例として示すハンガー装置の斜視図である。
1 吊り下げ具、2 本体部材、3,4 回動部材、3a,4a 押圧部、5,6 付勢部材、7,8 挟み部、9,10 回動支点部、11,12 突き合わせ部、11a,11b,12a,12b マグネット、13,14 挿通孔、20 ハンガー装置、21a,21b ハンガー部材、22 板体、23 洗濯物、24 吊り下げ部、25 連結部、26 凹部、27 被挟み込み部、30 ハンガー装置、31a〜31c リング部材、32 ハンガー部、32a フック、32b 連結体、32c 接続リング、32d 連結リング、33 小物

Claims (1)

  1. 主面に吊り下げ物を吊り下げる吊り下げ部が設けられると共に、相対する上辺部と下辺部及び相対する左側辺部と右側辺部の対象位置にそれぞれ所定の開口幅を有する凹部を形成すると共にそれぞれの開口端を横断するように被挟み込み部が設けられてなる上記各辺部において少なくとも一対の連結部が形成された板状の複数のハンガー部材と、
    上記ハンガー部材の上記凹部の開口幅よりも小幅の矩形体に形成された本体部材と、上記本体部材の長手方向の相対する端部に、先端部が近接離間するように上記本体部材に回動可能に取り付けられる一対の回動部材と、上記回動部材のそれぞれを上記回動部材の先端部が上記本体部材の端部に当接するように付勢する付勢部材とからなる複数の吊り下げ具とを備え、
    上辺部と下辺部或いは左側辺部と右側辺部を突き合わせて並べられた上記ハンガー部材が、それぞれの一方の端部を一方の上記回動部材の先端部が上記本体部材の端部に上記付勢部材により回動付勢されることによって一方の上記ハンガー部材に設けられた上記連結部を挟み込むと共に他方の端部を他方の回動部材の先端部が上記本体部材の端部に上記付勢部材により回動付勢されることによって相対する他方の上記ハンガー部材に設けられた上記連結部を挟み込む上記吊り下げ具により相対する上辺部と下辺部或いは左側辺部と右側辺部の上記連結部を連結して組み合わされることを特徴とするハンガー装置。
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