JP2006087786A - ピンチ及び物干し具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 物干し具のフレームとピンチ(洗濯ばさみ)、ピンチ同士等が絡み合うことを防止できるピンチ及び物干し具の提供。
【解決手段】 上部に設けられた支点25,35を中心に一方の部材21と他方の部材31が揺動可能に設けられ、略中間の交差位置で前記一方の部材と前記他方の部材とが交差している一対の挟持部材20と、この一対の挟持部材20の前記交差位置の下方側に対向するように設けられ、前記被挟持物を挟持するための一対の挟持部23,33と、前記一対の挟持部23,33を閉方向に常時付勢している付勢部材50と、前記支点25,35と前記交差位置との間に設けられ、前記一対の挟持部材20を開状態とする操作を行うための押圧操作部22,32と、前記吊下部材15と前記一対の挟持部材20とを相対的に回動可能にする自在回動手段40とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯物等干し物を吊り下げるピンチ(洗濯ばさみ)及びこのピンチが複数吊り下げられた物干し具に関する。さらに詳しくは、物干し具のフレームとピンチ、ピンチ同士等が絡み合うことの防止を図ったピンチ及び物干し具に関する。
従来のピンチ(洗濯ばさみ)70は、一対の略板状の挟持片71,72を略Vの字状にし、略中央部を支点として開閉動作するものであった。また、ピンチ70には、Cの字状のばね74が設けられ、挟持片71,72を閉方向に押圧している。そして、挟持片71,72を開動作させる場合には、使用者が、ばね74のばね力に抗して、挟持片71,72に形成されたVの字の上部のように二つに分かれて出っ張っている角状のつまみ(押圧操作部)73a,73bを押圧操作する。
一方、フレームに複数のピンチを吊り下げた物干し具がよく使用されている。この物干し具は、使用状態でないときには、折りたたんで収納又は積み重ねて収納されることが多い。そして、収納状態から使用状態にしようとしたとき、図9に示すようにピンチ70の角状のつまみ(押圧操作部)73a,73bと他のピンチの角状のつまみ、角状のつまみ73a,73bとフレーム(図示せず)などが絡み合ってたいへんである。すなわち、絡み合った部位の絡み合いを解消しながら折りたたんだ状態から拡げること、積み重なった物干し具から上位の物干し具のみを持ち上げることなどをしなければならなかった。この作業は、時間に追われているときなどには、たいへんいらいらするものであり、強引にはずそうとすると、物干し具、ピンチ等を破損させるおそれがあるという問題点があった。特に、共稼ぎの家庭等が増え、いわゆる主婦業を行う人が多忙になっている現代では、このような少しの時間でも無駄な時間を発生させたくないという要望が多くある。
そこで、角状のつまみをなくした形状のピンチ(洗濯ばさみ)にすることにより、洗濯挟みハンガーを収納したときに、角状のつまみが他のものとひっかかり絡み合うことを防止する洗濯挟みに関する技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
また、収納状態において、第1フレームと第2フレームとが合わさる面でピンチが干渉しない位置に吊下部を配置する干渉防止機能を有するピンチ付物干し具もよく知られている(例えば、特許文献3)。
特開平09−299688号公報 特開2004−065756号公報 特許第3138704号公報
しかしながら、特許文献1、2の技術は、ピンチ(洗濯ばさみ)単体の技術であり、複数のピンチが吊り下げられた物干し具において、収納時、取り出し時等に絡み合うことを解決するものでなかった。すなわち、ピンチとピンチを吊り下げている吊下紐、吊下紐同士、吊下紐とフレームなども絡み合うおそれがある。また、特許文献1は、本体にばね部分が一体に形成され本体の頂点部分等の弾性変形により挟持する構成である。そのため、頂点部分に応力が集中し、プラスチックで形成された洗濯ばさみは、繰り返し使用しているうちに挟持力が不足したり、損傷、破損が生じたりするおそれがあった。さらに、特許文献2にように、半弧状のスプリングを使用すると洗濯ばさみ自体が重くなり、使いにくくなるという問題点が生じていた。
特許文献3の技術では、吊下部の位置を干渉しないように配置しているだけでピンチ自体には工夫がなく、フレーム本体内にピンチ及び吊下部材を完全に収納しないと絡み合いを防止できない。すなわち、ちょっとでも浮き上がっていると絡み合うおそれがあった。また、吊下部材を干渉しない位置に配置するため、フレームの周縁等に間隔を開いて配置しなければならず、物干し具に洗濯物を効率よく干すことができるものでなかった。さらに、左右、前後の位置がずれているため、干すには作業しにくいものであった。
特許文献3の技術には、吊下部材の上部の支持部を球状にし、ピンチが360度回転し柔軟な動きができるとの記載がある(段落番号0037)。しかしながら、この球状の支持部はピンチの絡み合いを防止するためのものでなかった。すなわち、ピンチに球状の支持部が内蔵された構成のものでなく、ピンチが他の部位と当接し、絡み合おうしたとき、ピンチに加えられた負荷(力)により、球状の支持部がスムースに回転できないおそれなどがあった。また、洗濯物等干し物を干している場合、洗濯物を持ちながら残った指、手でピンチの位置を変えることが容易でないおそれすらあった。
本発明は、前述したような技術的背景、社会的背景を解決するためになされたものであり、次のような目的を達成する。
本発明の目的は、折り畳み収納、積み重ね収納しても、ピンチ、フレーム等の絡み合いを発生させることがないピンチ及び物干し具を提供することにある。
本発明の他の目的は、ピンチ内に自在回動手段を内蔵し、フレーム、吊下部材に対するピンチの回動動作を容易にしたピンチ及び物干し具を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
本発明1のピンチは、
吊下部材を介して吊り下げられ、被挟持物を挟持する物干し具のピンチであって、
上部に設けられた支点を中心に、一方の部材及び/又は他方の部材が揺動可能に設けられ、略中間の交差位置で前記一方の部材と前記他方の部材とが交差し、前記支点を中心に開閉動作を行う一対の挟持部材と、この一対の挟持部材の前記交差位置の下方側に、対向するように設けられ、前記被挟持物を挟持するための一対の挟持部と、前記一対の挟持部材の間に設けられ、前記一対の挟持部が前記被挟持物を挟持する閉方向に、常時付勢している付勢部材と、前記支点と前記交差位置との間に設けられ、前記付勢部材の付勢力に抗して前記一対の挟持部材を開方向に揺動させる操作を行うための押圧操作部と、前記一対の挟持部材と前記吊下部材との間に設けられ、前記吊下部材と前記一対の挟持部材とを相対的に回動可能にする自在回動手段とを備えていることを特徴とする。
本発明2のピンチは、本発明1において、
前記自在回動手段は、前記吊下部材の下部に設けられた球部と、前記一対の挟持部材のどちらか一方に設けられ、前記球部を回動可能に支持する球受け部とからなっていることを特徴とする。
本発明3のピンチは、本発明1又は2において、
前記一対の挟持部材は、上部側の面が正面視で前記支点を中心とする略半円状に形成されていることを特徴とする。
本発明4の物干し具は、
本発明1から3のいずれか1項に記載されたピンチを複数個吊り下げた物干し具であって、
前記物干し具のフレームの枠部は、断面視で凹部状に形成されており、前記フレームに吊り下げられた前記ピンチが、前記枠部内に収容可能になっていることを特徴とする。
本発明のピンチは、ピンチに絡み合うような出っ張り部分がないスマートな形状であること、ピンチ、フレーム等が接触などしたとき、ピンチに内蔵された自在回動手段によって、ピンチがたいへん容易に全方向に回動して回動位置、向きを変えることができ、ピンチ同士、ピンチとフレームなどが絡み合うことが生じない。すなわち、物干し具の収納時、取り出し時等に、ピンチ同士の絡み合い、ピンチ、吊り下げ部材及びフレームの絡み合い等が生じることがない。また、フレームに吊り下げられたピンチが、フレームの凹部状の枠部内に収容可能な構造であり、この点でも、ピンチ等の絡み合いを回避できる。そのため、物干し具を取り出す時等に絡み合いを解消する動作が不要となり、いらいらすることもなく、短時間で物干し具を取り出し、拡げ、干し物を干すことができる。また、使用の終了した物干し具を短時間でかたづけることができる。
従って、ピンチ及び物干し具として、干渉防止、使い勝手、操作性等の向上が図れ、共稼ぎ等でいわゆる主婦業を行う人が多忙になっている現代人に最適なピンチ及び物干し具とすることができた。
本発明のピンチ及び物干し具の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1から図8は、本発明の実施の形態を示している。図1は、本発明のピンチの正面図、図2は、本発明のピンチを一部断面図として示した側面図、図3は、図2をA−A線で切断した断面図、図4は、ピンチを開口状態にした正面図、図5は、物干し具の正面図、図6は、図5をB−B線で切断した断面図、図7は、ピンチが物干し具のフレーム内に収納可能であることを示した説明図、図8は、ピンチ同士の絡み合いが防止できることを示した説明図である。
ピンチ(洗濯ばさみ)10は、物干し具1のフレーム12(図5参照)に吊下部材15を介して複数個吊り下げられている。物干し具1は、洗濯を行った洗濯物等干し物(被挟持物)を吊り下げ、乾燥などをさせるためのものである。そして、ピンチ10は、洗濯物等干し物を干すとき、干し物を吊り下げるためのものである。
ピンチ10は、一方の挟持部材21、他方の挟持部材31、ばね50、自在回動手段40等からなっている。一方の挟持部材21の上部には、軸部25,25が設けられている。他方の挟持部材31には、穴部35,35が形成されている。軸部25,25が、穴部35,35に挿入され、軸部25と穴部35とが相対的に回転可能(又は揺動可能)になっている。この軸部25、穴部35が一方の挟持部材21、他方の挟持部材31の支点を構成する。この軸部25、穴部35で構成される支点を中心に、一方の挟持部材21に対して他方の挟持部材31が相対的に揺動可能に支持されている。すなわち、支点を中心に、一方の挟持部材21と他方の挟持部材31とが開閉動作する。
一方の挟持部材21には、押圧操作部22、凹状の開口部26が形成されている。押圧操作部22は、押圧操作を容易にするための凹状くぼみが一方の挟持部材21に形成されたものである。一方の挟持部材21の下部側に一方の挟持部23が形成され、連結部27で連結されている。この連結部27は、他方の挟持部材31に形成された開口部(図示せず)内を貫通して一方の挟持部材21の上部側と一方の挟持部材21の下部側すなわち一方の挟持部23とを連結している。
他方の挟持部材31には、押圧操作部32、凹状の開口部(図示せず)が形成されている。押圧操作部32は、押圧操作を容易にするための凹状くぼみが他方の挟持部材31に形成されたものである。他方の挟持部材31の下部側に他方の挟持部33が形成され、連結部37で連結されている。この連結部37は、一方の挟持部材21に形成された開口部26内を貫通して他方の挟持部材31の上部側と他方の挟持部材31の下部側すなわち他方の挟持部33とを連結している。
一方の挟持部材21と他方の挟持部材31とは、一方の挟持部材21の連結部27が他方の挟持部材31の開口部(図示せず)を、他方の挟持部材31の連結部37が一方の挟持部材21の開口部26を通過可能になっている。一方の挟持部材21と他方の挟持部材31とは、お互いに交差して、この交差位置で上部側と下部側とが、正面視で反対側に位置するように構成されている。一方の挟持部材21、他方の挟持部材31とで一対の挟持部材20が、一方の挟持部23、他方の挟持部33とで、一対の挟持部が構成されている。
一方の挟持部材21と他方の挟持部材31の内側には、弾性変形可能なばね(付勢部材)50が設けられている。ばね50は、上側が閉じた略Uの字状をしており、下端部50a,50bで、一方の挟持部材21と他方の挟持部材31とをばね力(付勢力)で押圧している。すなわち、軸部25、穴部35を支点として開閉動作(揺動動作)可能な一対の挟持部材20を、一方の挟持部23と他方の挟持部33とが閉じる方向、すなわち、洗濯物等干し物(被挟持物)を挟持する方向に常時付勢している。このばね50のばね力によって、洗濯物等干し物は、落下しないように一対の挟持部材20に挟まれて保持されている。一方の挟持部23と他方の挟持部33とを開くには、ばね50のばね力に抗して一方の押圧操作部22、他方の押圧操作部32とを、使用者が矢印F,F方向から押圧するような操作を行えばよい(図4参照)。ばね50には、ピアノ線、ステンレス鋼線、りん青銅線、ベリリウム銅線、洋白線、黄銅線などの材料が使用でき、ばね力に合わせて寸法(例えば、線径)を選定すればよい。なお、ばねを1本設けた形態で説明を行っているが、ばねを複数(例えば、2本)設けたものであってもよい。
一方の挟持部材21の上部の内側には、球受け部42が形成されている。また、吊下部材15の下端側には、球部41が形成されている。吊下部材15の球部41は、球受け部42に、回動可能に支持されている(図1,2参照)。この球部41、球受け部42によって、自在回動手段40が構成されている。すなわち、吊下部材15に対してピンチ10は、自在回動手段40によって、360度どの方向(例えば、図1,2に示した矢印α方向、β方向、γ方向)にも回動することが可能となっている。なお、自在回動手段は、吊下部材15側に球受け部を、一対の挟持部材20側に球部を設けたものであってもよい。
物干し具1のフレーム12は、外周を構成する周枠部、周枠部に所定の間隔毎に設けられる縦枠部、横枠部等からなる枠部12aで形成されている。枠部12aは、断面視で凹状に形成されている。フレーム12はフック部材11で、建物、住宅等に取り付けられた物干し支持部、物干し竿等を介して吊り下げられる。また、フレーム12は、軸部12bを中心に揺動可能になっている。すなわち、物干し具1として使用時には拡げられ(図5参照)、収納時には軸部12bを中心に折り曲げられる。
吊下部材15は、図6に示すように、フレーム12の枠部12aに軸部15aを介して揺動可能(図7の矢印E方向)に取り付けられている。そして、物干し具1収納時には、ピンチ10はフレーム12の枠部12a内に収容可能となっている(図7参照)。
フレーム12、吊下部材15、一方の挟持部材21、他方の挟持部材31は、合成樹脂等の材料で成形加工されて製造されるのが好ましい。合成樹脂としては、例えば、ポリスチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂、塩化ビニル、セルロース系樹脂等汎用プラスチック、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニリンエーテル(PPE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等エンジニアリングプラスチックなどの樹脂材が使用できる。
本発明の実施の形態の作用を説明する。
本形態のピンチ10は、使用者が、ばね(付勢部材)50のばね力(付勢力)に抗して押圧操作部22,32を押圧する操作を行うことにより、一方の挟持部23、他方の挟持部33が開状態となる(図4参照)。洗濯物等干し物を一方の挟持部23、他方の挟持部33の間に挿入し、押圧操作部22,32を押圧する操作をやめると、ばね50のばね力により洗濯物等干し物はピンチ10に挟持される。ピンチ10から、乾燥した干し物をはずす場合には、干し物が落下しないように一部を保持した状態で、押圧操作部22,32を押圧する操作を行えばよい。
また、物干し具1を収納する場合には、何も意識することなく軸部12bを中心に折りたたんだり、積み重ねたりすればよい。このとき、ピンチ10は、フレーム12の枠部12a内に収容されるので、他の部位と干渉しにくくなっている。収納した状態から、取り出すときには、収納された状態から持ち上げたり、軸部12bを中心に拡げたりするだけでよい。すなわち、図8に示すように、仮にピンチ10同士が当接する状態になっても、ピンチ10にお互いに引っかかる部位はなく、ピンチ10自体も当接などによって負荷が加わると、ピンチ10に内蔵された自在回動手段40によってお互いに回避のための回動動作(例えば、図8の矢印C,D方向に回動)を行い、お互いに干渉しないように逃げるので絶対に絡み合うことが生じない。ピンチ10は、負荷が加わる位置と自在回動手段40の中心位置とが極めて近いため、どの方向から負荷が加わっても容易に回動動作できる。また、ピンチ10と物干し具1のフレーム12との関係においても、同様なことになり、引っかかって絡み合うことが生じない。また、物干し具1の収納時には、ピンチ10はフレーム12の枠部12a内に収容されるので、収納時に複数の物干し具1を段積みしても絡み合うことが生じない。
さらに、洗濯物等干し物を物干し具1に吊り下げる場合、洗濯物等干し物の形状、大きさによっては、ピンチ10の向きを変えなくてはいけない場合が生じる。この場合にも、ピンチ10に内蔵された自在回動手段40によって、容易に向きを変えることができるのでたいへん使いやすいものとなった。
以上、本発明の実施の形態を種々説明したが、これに限定されることはない。本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲でいろいろな形態、形状、材質等のものに変更可能なことはいうまでもない。例えば、吊下部材の上部を軸部にし、フレームに吊り下げられると説明を行ったが、フレーム側に軸部を形成し、吊り下げ部材の上部にフック部等を設けたものであってもよい。さらに、物干し具のフレームを外周に周枠を形成したもので説明したが、1列状に複数のピンチを吊り下げるフレームなどであってもよい。
図1は、本発明のピンチの正面図である。 図2は、本発明のピンチを一部断面にした側面図である。 図3は、図2をA−A線で切断した断面図である。 図4は、本発明のピンチを開口状態にした正面図である。 図5は、物干し具の正面図である。 図6は、図5をB−B線で切断した断面図である。 図7は、ピンチが物干し具のフレーム内に収容可能であることを示した説明図である。 図8は、ピンチ同士の絡み合いが防止できることを示した説明図である。 図9は、従来のピンチにおいて、ピンチ同士が絡み合うことを示した説明図である。
符号の説明
1 …物干し具
10…ピンチ(洗濯ばさみ)
11…フック部
12…フレーム
15…吊下部材
20…一対の挟持部材
21…一方の挟持部材
22…一方の押圧操作部
23…一方の挟持部
31…他方の挟持部材
32…他方の押圧操作部
33…他方の挟持部
40…自在回動手段
41…球部
42…球受け部
50…ばね(付勢部材)

Claims (4)

  1. 吊下部材(15)を介して吊り下げられ、被挟持物を挟持するためのピンチ(10)であって、
    上部に設けられた支点(25,35)を中心に、一方の部材(21)及び/又は他方の部材(31)が揺動可能に設けられ、略中間の交差位置で前記一方の部材と前記他方の部材とが交差し、前記支点を中心に開閉動作を行う一対の挟持部材(20)と、
    この一対の挟持部材(20)の前記交差位置の下方側に、対向するように設けられ、前記被挟持物を挟持するための一対の挟持部(23,33)と、
    前記一対の挟持部材(20)の間に設けられ、前記一対の挟持部(23,33)が前記被挟持物を挟持する閉方向に、常時付勢している付勢部材(50)と、
    前記支点(25,35)と前記交差位置との間に設けられ、前記付勢部材(50)の付勢力に抗して前記一対の挟持部材(20)を開方向に揺動させる操作を行うための押圧操作部(22,32)と、
    前記一対の挟持部材(20)と前記吊下部材(15)との間に設けられ、前記吊下部材(15)と前記一対の挟持部材(20)とを相対的に回動可能にする自在回動手段(40)とを備えている
    ことを特徴とするピンチ。
  2. 請求項1に記載されたピンチであって、
    前記自在回動手段(40)は、
    前記吊下部材(15)の下部に設けられた球部(41)と、
    前記一対の挟持部材のどちらか一方に設けられ、前記球部(41)を回動可能に支持する球受け部(42)とからなっている
    ことを特徴とするピンチ。
  3. 請求項1又は2に記載されたピンチであって、
    前記一対の挟持部材(20)は、上部側の面が正面視で前記支点を中心とする略半円状に形成されている
    ことを特徴とするピンチ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載されたピンチを複数個吊り下げた物干し具であって、
    前記物干し具のフレームの枠部は、断面視で凹部状に形成されており、
    前記フレームに吊り下げられた前記ピンチが、前記フレームの枠部内に収容可能になっている
    ことを特徴とする物干し具。
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