JP4675786B2 - レーザー割断装置、割断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばガラスやセラミックスなどの脆性材料を割断するレーザー割断装置、および例えばガラスやセラミックスなどの脆性材料を割断する方法に関する。
従来から、例えば液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイに用いられるガラス基板などの脆性材料から形成される被加工物を割断する方法として、これら被加工物を局所的に加熱および冷却し、その際に生じる熱応力(引張応力)によって、あらかじめ被加工物に形成される初期亀裂を進展させて、該被加工物を割断する方法が提案されている。
この種の割断方法の具体的な内容としては、被加工物にレーザービームを照射することによって、該被加工物を局所的に加熱している。そして、被加工物においてレーザービームが照射される領域を割断予定線に沿って移動することによって、被加工物に形成された初期亀裂を進展させている。
上記のように被加工物を割断する際には、加工精度を良くすることが求められている。それゆえ、被加工物に生じる亀裂を安定して進展させるために、被加工物を保持する被加工物保持機構を改良することが提案されている。
具体的には、被加工物において割断予定線を挟んで両側には、該被加工物に剛性を付与する固定ジグが取り付けられている。固定ジグは、被加工物において割断予定線の両側の剛性を均等にする(例えば、特許文献1参照。)。
特開平2002−110589号公報
一方、被加工物における亀裂の進展には、該被加工物内に生じている内部応力が大きく影響する。
特許文献1に開示されている固定ジグを用いる割断方法であっても、内部応力の影響により、被加工物における亀裂の進展と、割断予定線とがずれることが考えられる。
したがって、本発明は、加工精度を向上することができるレーザー割断装置と、加工精度を向上することができる脆性材料の割断方法とを提供することを目的とする。
本願の請求項1の発明のレーザー割断装置は、被加工物を局所的に加熱・冷却し、その熱応力によって前記被加工物に亀裂を生じさせて前記被加工物を割断するレーザー割断装置であって、前記被加工物を保持する保持機構と、前記保持機構に保持された前記被加工物にレーザービームを照射して該被加工物を局所的に加熱・冷却する加工機構とを備える。前記保持機構は、互いに略平行に、かつ、互いに略等間隔に配置された複数の支持部を具備し、前記支持部の高さを調整して前記被加工物に想定される割断予定線が突出するように前記被加工物を同一側から保持することにより、前記被加工物を湾曲して保持する。
本願の請求項2の発明のレーザー割断装置は、被加工物を局所的に加熱・冷却し、その熱応力によって前記被加工物に亀裂を生じさせて前記被加工物を割断するレーザー割断装置であって、前記被加工物を保持する保持機構と、前記保持機構に保持された前記被加工物にレーザービームを照射して該被加工物を局所的に加熱・冷却する加工機構と、を備える。前記保持機構は、前記被加工物と対向する対向面を有するとともに、割断予定線に沿って延びるとともに互いに割断予定線を横切る方向に並んで配置されて噴出される前の気体を収容する複数の収容部を備え前記被加工物に向かって気体を噴出することによって前記被加工物を前記対向面に対して浮かせた状態に保つエアーフロート機構を備える。前記被加工物において前記被加工物に想定される前記割断予定線の近傍への噴出圧力は、前記割断予定線が最も突出するように、前記被加工物において前記割断予定線の近傍以外の部位への噴出圧力よりも高くして、前記被加工物を湾曲して保持する
本願の請求項3の発明の割断方法は、被加工物を局所的に加熱・冷却し、その熱応力によって前記被加工物に亀裂を生じさせて前記被加工物を割断する割断方法であって、互いに略平行に、かつ、互いに略等間隔に配置された複数の支持部を具備する保持機構により、前記支持部の高さを調整して、前記被加工物に想定される割断予定線が突出するように前記被加工物を同一側から保持し、前記割段予定線を中心として該被加工物の両側に引張応力が作用するように、該被加工物を変形させる。
本願の請求項4の発明の割断方法は、被加工物を局所的に加熱・冷却し、その熱応力によって前記被加工物に亀裂を生じさせて前記被加工物を割断する割断方法であって、前記被加工物を、前記被加工物と対向する対向面を有するとともに、割断予定線に沿って延びるとともに互いに割断予定線を横切る方向に並んで配置し噴出する前の気体を収容する複数の収容部から噴出口を通し前記被加工物に向かって気体を噴出することによって前記被加工物を前記対向面に対して浮かせた状態に保つエアーフロート機構により、多数のエア噴出口から噴出させたエアにより浮かせた状態で保持し、前記被加工物において前記割断予定線の近傍への噴出圧力は、前記割断予定線が最も突出するように、前記被加工物において前記割断予定線の近傍以外の部位への噴出圧力よりも高くする
本発明によれば、被加工物が精度よく割断される。
本発明の第1の実施形態に係るレーザー割断装置を、図1から図7を用いて説明する。図1は、レーザー割断装置10の概略図である。図1は、レーザー割断装置10を側方から見ている。レーザー割断装置10は、脆性材料から形成される被加工物7に亀裂を生じさせて、被加工物7を割断する。
なお、本発明で言う脆性材料とは、例えばガラスやセラミックスなどである。本実施形態で説明される被加工物7は、例えばガラス基板である。
図1に示すように、レーザー割断装置10は、被加工物7を保持する保持機構20と、保持機構20が載置されX−Y方向に移動可能なXYステージ9と、被加工物7に対して加熱・冷却し該被加工物7を割断する加工機構40と、を備えている。
保持機構20は、XYステージ9上に設置されている。保持機構20は、XYステージ9によって、方向X,Yに移動可能である。なお、方向Xは、図中左右方向である。方向Yは、紙面奥側と紙面手前側とを行き来する方向である。保持機構20は、被加工物7を保持する。
保持機構20は、第1〜6の支持部材21〜26と、高さ調整機構30と、一対のガイド部材28と、を備えている。図2は、レーザー割断装置10を、上方から見た平面図である。図2では、加工機構40は、省略されている。図1と図2とに示すように、被加工物7は、例えば、上方から見た形状が略矩形である板状である。
第1〜6の支持部材21〜26は、後述される高さ調整機構30の筐体31内に収容されている。図2に示すように、第1〜6の支持部材21〜26は、直線状であって、互いに略同形状である。第1〜6の支持部材21〜26は、互いに離間するとともに、互いに略平行になるように、配置されている。
図3は、図1に示されるF3に沿ってレーザー割断装置10を見る側面図である。図3に示すように、高さ調整機構30は、筐体31と、第1〜6の駆動軸32〜37と、複数のカム38と、駆動部39(図1に示す)と、を備えている。
筐体31は、XYステージ9上に載置されている。筐体31の上壁部31aには、第1〜6の支持部材21〜26を、該支持部材21〜26が上下動可能になるように収容する貫通孔31bが形成されている。第1〜6の支持部材21〜26は、貫通孔31bを通して筐体31内にその一部が収容されている。
なお、第1〜6の支持部材21〜26は、図3中右側から順番に配置されている。第1〜6の支持部材21〜26の断面形状は、矩形である。
第1〜6の駆動軸32〜37は、筐体31内に収容されている。第1の駆動軸32は、第1の支持部材21の下方に配置されている。第1の駆動軸32は、第1の支持部材21と平行に延びている。第2の駆動軸33は、第2の支持部材22の下方の配置されている。第2の駆動軸33は、第2の支持部材22と平行に延びている。
第3の駆動軸34は、第3の支持部材23の下方に配置されている。第3の駆動軸34は、第3の支持部材23と平行に延びている。第4の駆動軸35は、第4の支持部材24の下方に配置されている。第4の駆動軸35は、第4の支持部材24と平行に延びている。第5の駆動軸36は、第5の支持部材25の下方の配置されている。第5の駆動軸36は、第5の支持部材25と平行に延びている。第6の駆動軸37は、第6の支持部材26の下方の配置されている。第6の駆動軸37は、第6の支持部材26と平行に延びている。
カム38は、第1〜6の駆動軸32〜37にそれぞれ例えば複数設けられている。カム38は、第1〜6の支持部材21〜26に接触する。
図1に示すように、駆動部39は、例えば筐体31の外側に配置されている。第1〜6の駆動軸32〜37は、駆動部39に連結されている。第1〜6の駆動軸32〜37は、駆動部39によって軸方向回りに回転される。また、その回転は、図示しない制御部によって制御される。
上記のように第1〜6の駆動軸32〜37が回転することによって、各カム38が回転する。カム38が回転することによって、カム38において第1〜6の支持部材21〜26と接触する部位が変動する。このことによって、第1〜6の支持部材21〜26は、上下方向に変位する。
一対設けられるガイド部材28は、その間で被加工物7を挟持することによって、被加工物7を位置決める。図1と図2とに示すように、各ガイド部材28は、筐体31の両側に配置されている。なお、図1中、ガイド部材28は、2点鎖線で示している。各ガイド部材28は、例えば第1〜6の支持部材21〜26と平行に延びる直線状である。各ガイド部材28は、例えば、互いに近づく方向と離れる方向とに移動することができるようになっており、被加工物7の大きさに対応できるようになっている。ガイド部材28は、本発明で言う、ガイド部として機能する。
加工機構40は、保持機構20の上方に配置されている。加工機構40の位置は、固定されており、方向X,Yに移動しない。加工機構40は、保持機構20に保持された被加工物7にレーザービームを照射して、被加工物7を局所的に加熱し、水などの冷却材46を供給して局所的に冷却することによって、被加工物7を割断する。
加工機構40は、レーザー発振機41と、反射ミラー42と、ポリゴンミラー43と、冷却ノズル44とを備えている。レーザー発振機41は、レーザービーム41aを照射する。反射ミラー42は、レーザービーム41aを反射する。ポリゴンミラー43は、反射ミラー42で反射されたレーザービーム41aを反射する。ポリゴンミラー43が回転することによって、ポリゴンミラー43によって反射されたレーザービーム41aは、被加工物7上を走査する。図2に示されるように、レーザービーム41aは、被加工物7上に規定される照射範囲45を走査する。
なお、上記したように、レーザー発振機41は、方向X,Yに移動しない。それゆえ、保持機構20が方向X,Yに移動することによって、被加工物7に規定される照射範囲45の位置は、移動する。
冷却ノズル44は、被加工物7に向かって、冷却材46を吹き付ける。冷却材46の例としては、水や霧(水と気体との混合物)、窒素などの気体、二酸化炭素粒子などの微粒子固体、アルコールなどの気体、霧状のアルコールなどがある。
冷却ノズル44の姿勢は、被加工物7においてレーザービーム41aによって加熱された部位に冷却材46が吹き付けられるように、調整されている。冷却ノズル44は、方向X,Yに移動しないので、保持機構20が変位すると、被加工物7上に規定される冷却材46が吹き付けられる範囲47の位置は、変位する。
つぎに、レーザー割断装置10を用いて被加工物7を割断する方法の一例を説明する。まず、保持機構20に被加工物7を設置する。具体的には、図2に示すように、被加工物7に想定される割断予定線7a(2点鎖線で示す)が、第1〜6の支持部材21〜26と平行になるように、被加工物7を第1〜6の支持部材21〜26の上に載置する。第1〜6の支持部材21〜26は、被加工物7の下面7dに接触する。
なお、本実施形態では、割断予定線7aは、被加工物7の略中央に位置している。割断予定線7aは、第3の支持部材23と第4の支持部材24との中間位置に配置される。第1〜6の支持部材21〜27は、被加工物7の下面7d全域を支持できるだけの長さを有している。第1〜6の支持部材21〜27は、本発明で言う支持部として機能する。
ついで、図3に示すように、駆動部39を駆動することによって第1〜6の駆動軸32〜37を回転させるとともに、制御部によって第1〜6の駆動軸32〜37の回転角度を調整する。
第1〜6の駆動軸32〜37の姿勢は、割断予定線7aが最も上方に突出するように、設定される。具体的には、図3に示すように、第1,6の駆動軸32,37の回転角度は、組み付けられるカム38の短径部分38aが第1,6の支持部材21,26に接触するように調整される。
第3,4の駆動軸34,35の回転角度は、組み付けられるカム38の長径部分38bの先端が第3,4の支持部材23,24に接触するように調整される。第2,5の駆動軸33,36の回転角度は、その先端の位置が、第3,4の駆動軸34,35の先端と第1,6の駆動軸32,37の先端との略中間の高さになるように調整される。
上記のように第1〜6の駆動軸32〜37の回転角度が調整されることによって、第1〜6の支持部材21〜26の先端は、第3,4の支持部材23,24の先端が最も突出するように湾曲状に配置される。
このことによって、第1〜6の支持部材21〜26の先端上に配置される被加工物7も、第1〜6の支持部材21〜26の先端に合わせて湾曲状になる。上記したように、割断予定線7aは、第3,4の支持部材23,24の中間位置に配置されているので、割断予定線7aが上方に最も突出することなる。被加工物7が湾曲することによって、被加工物7の自重により、割断予定線7aには、常に引張応力が加わる。引張応力が加わることによって、被加工物7内に生じる内部応力は、打ち消される。
図4は、図3に示されたF4の範囲を拡大して示している。図4は、第3の支持部材23の先端と被加工物7との接触状態を示している。上記したように、第1〜6の支持部材21〜26の断面形状は、矩形である。それゆえ、図4に示すように、被加工物7が湾曲状になると、第3の支持部材23の先端23aにおいて外縁23bが、被加工物7と接触する。このことは、第1,2,4,5,6の支持部材21,22,24,25,26であっても同様であり、それぞれの先端21a〜26aの外縁21b〜26bが、被加工物7と接触する。
つまり、被加工物7が湾曲状になることによって、第1〜6の支持部材21〜26と被加工物7とは、線で接触することになる。それゆえ、被加工物7と第1〜6の支持部材21〜26との間に生じる摩擦は、少ない。
ついで、各ガイド部材28を変位させることによって、被加工物7は、一方のガイド部材28と他方のガイド部材28とに挟持される。このことによって、被加工物7の湾曲した姿勢は、保持機構20によって保持される。
ついで、レーザー発振機41を動作させて被加工物7にレーザービーム41aを照射するとともに、冷却ノズル44によって被加工物7に冷却材46を噴射する。また、保持機構20をX方向に変位させる。このことによって、被加工物7上のレーザービーム41aの照射範囲45と冷却材46の吹き付けられる範囲47とが移動するので、図5に示すように、亀裂7bが進展する。割断予定線7a上には、引張応力が加わっているので、被加工物7は、安定して割断予定線7aに沿って割断される。なお、図5は、被加工物7が割断されている状態を上方から見た平面図である。図5中では、加工機構40は、省略されている。
図6は、図5に示されるF6−F6線に沿う断面図である。図6は、被加工物7において亀裂7bが進展していない範囲の周縁とガイド部材28との接触状態を示している。図6に示すように、ガイド部材28において被加工物7と接触している箇所は、変形していない。または変形しても、その変形は微小である。
図7は、図5に示されるF7−F7線に沿う断面図である。図7は、被加工物7において亀裂7bが進展している範囲の周縁とガイド部材28との接触状態を示している。図5に示すように、被加工物7に亀裂7bが形成されることによって、被加工物7において亀裂7bを挟んで両側は互いに離れる方向に変位する。
図7に示すように、ガイド部材28は、亀裂7bが形成されることによる被加工物7の変位を阻害しないように変形する。ガイド部材28は、被加工物7の微小な変位を吸収できるように形成されている。
このように構成されるレーザー割断装置10では、保持機構20によって割断予定線7aが上方に突出するように被加工物7が湾曲されることによって、割断予定線7a上には、常に引張応力が作用するようになる。それゆえ、被加工物7内にもともと生じている内部応力が引張応力によってキャンセルされるので、割断加工が、もともと被加工物7内に生じていた表面の圧縮応力や内部応力の影響を受けることが抑制される。
したがって、被加工物7の割断加工の精度は向上する。さらに、レーザー照射による熱応力と引張応力を利用することによって、被加工物7を割断する力が増加するので、被加工物7のフルカットが達成されやすくなる。
また、保持機構20は、第1〜6の支持部材21〜26を備える簡素な構造であるので、レーザー割断装置10のコストは比較的抑えられる。
また、保持機構20は、第1〜6の支持部材21〜26を備えるとともに、第1〜6の支持部材21〜26の高さを調整する高さ調整機構30を備えている。高さ調整機構30によって、被加工物7はなだらかな湾曲状になる。被加工物7が湾曲状になることによって、被加工物7の略全域には、引張応力が作用することになる。
つまり、被加工物7のどの位置に割断予定線7aが想定されても、割断加工の精度は向上する。
また、第1〜6の支持部材21〜26は、その断面形状が矩形であって、被加工物7と線で接触する。それゆえ、第1〜6の支持部材21〜26と被加工物7との間に生じる摩擦が抑制される。したがって、第1〜6の支持部材21〜26と被加工物7との間の摩擦によって被加工物7の変位が阻害されることが抑制されるので、割断加工の精度は、向上する。
また、ガイド部材28は、被加工物7の変位を阻害しないように変形する。それゆえ、被加工物7の変位が阻害されることが抑制されるので、割断加工の精度は向上する。
つぎに、本発明の第2の実施形態に係るレーザー割断装置を、図8から図10を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態は、保持機構20の構造が第1の実施形態と異なる。この点について具体的に説明する。
図8は、本実施形態のレーザー割断装置10を示す斜視図である。図8では、加工機構40は省略されている。図8に示すように、保持機構20は、一対のガイド部材28と、エアーフロート装置60を備えている。
図9は、レーザー割断装置10を、第1〜6の支持部材21〜26が延びる方向に沿って見る側面図である。図9に示すようにエアーフロート装置60は、被加工物7と対向する。エアーフロート装置6は、被加工物7に下方からエアを吹き付けることによって、被加工物7を浮かせる。
図10は、エアーフロート装置60が分解された状態を示している。図10に示すように、エアーフロート装置60は、本体61と、蓋部材62を備えている。本体61は、上端部が開口する箱状である。本体61内には、第1〜3の収容部63〜65が形成されている。
第1の収容部63は、エアーフロート装置60において割断予定線7aと対向する位置に配置されている。第1の収容部63は、第1,2の梁66,67と本体61の内面とによって規定される。第1,2の梁66,67は、互いに離間して本体61内に配置されており、割断予定線7aに沿って延びている。
第2の収容部64は、第1の梁66と本体61の内面とによって規定されている。第3の収容部65は、第2の梁67と本体61の内面とによって規定されている。
蓋部材62は、本体61の上端開口61aを気密に覆う。また、第1,2の梁66,67が蓋部材62に接触することによって、第1〜3の収容部63〜65は、互いに気密になる。
図9に示すように、被加工物7が保持機構20に設置されると、蓋部材62は、被加工物7と対向する。蓋部材62には、複数の噴出孔68が形成されている。各噴出孔68は、均一に散らばっている。噴出孔68の大きさは、均一である。
図10に示すように、本体61には、第1の収容部63に第1のエアA1を供給する第1の供給管71が接続されている。図8に示すように、第1の供給管71は、第1のポンプP1に接続されている。本体61には、第2,3の収容部64,65に第2のエアA2を供給する第2の供給管72が接続されている。第2の供給管72は、第2のポンプP2に接続されている。
第1の収容部63内に収容される第1のエアA1は、蓋部材62において第1の収容部63と対向する範囲に配置される噴出孔68を通って、被加工物7に向かって噴き出される。第2,3の収容部63,64内に収容される第2のエアA2は、蓋部材62において第2,3の収容部63,64と対向する範囲に配置される噴出孔68を通って、被加工物7に向かって噴き出される。第1,2のエアA1,A2が吹き付けられることによって、被加工物7は、蓋部材62の上面62aに対して浮いた状態になる。上面62aは、被加工物7よりも広く、上面62aは、被加工物7の下面全域と対向している。
第1のポンプP1における第1のエアA1の噴出圧力は、割断予定線7aが最も上方に突出するように、第2のポンプP2における第2のエアA2の噴出圧力よりも高く設定されている。
本実施形態のレーザー割断装置10によれば、エアーフロート装置60によって被加工物7が、蓋部材62の上面62aに対して浮いた状態になるので、被加工物7が割断される際の変位を妨げる摩擦が生じない。したがって、本実施形態では、第1の実施形態の効果の加えて、割断加工の精度が向上する。
つぎに、本発明の第3の実施形態に係るレーザー割断装置を、図11を用いて説明する。なお、第2の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、エアーフロート装置60の構造が、第2の実施形態と異なる。この点について、具体的に説明する。
図11は、本実施形態の本体61を上方から見る平面図である。図11に示すように、本体61内には、さらに、第4〜10の収容部81〜87が形成されている。具体的には、本体61内には、第3〜8の梁200〜205が設けられている。
第3〜8の梁200〜205は、互いに離間して割断予定線7aに沿って配置されている。第3〜8の梁200〜205は、本体61において割断予定線7aが延びる方向の両端に連結されており、本体61内に第4〜10の収容部81〜87を形成している。蓋部材62が本体61に取り付けられると、第3〜8の梁200〜205は、蓋部材62の下面に当節する。それゆえ、蓋部材62が取り付けられた状態において、第4〜10の収容部81〜87は、互いに気密に区画される。
第4〜10の収容部81〜87には、第4〜10の供給管91〜99が接続されている。第4〜10の供給管91〜99へは、互いに独立して第4〜10のエアA4〜A10が供給される。第4〜10の供給管91〜97には、第4〜10のバルブV4〜V10が取り付けられている。第4〜10のバルブV4〜V10は、第4〜10のエアA4〜A10の噴出圧力を調整する。
本実施形態では、第4〜10のバルブV4〜V10を調整することによって、第4〜10の収容部81〜87に供給される第4〜10のエアA4〜A10の圧力を調整することができる。それゆえ、割断予定線7aが、例えば第4の収容部81上に配置される場合などでは、第4のバルブを調整することによって、第4の収容部81内に供給されるエアA4の圧力を高くする。このことによって、割断予定線7aが最も上方に突出するようになる。
割断予定線7aの位置が変化しても、第4〜10の収容部81〜87のうち、割断予定線7aと対向する収容部内へ供給されるエアの圧力を調整することによって、割断予定線7aが突出するように、被加工物7を湾曲することができる。
本実施形態では、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。なお、本実施形態では、第4〜10の収容部81〜87が用いられているが、収容部の数は、限定されない。
つぎに、本発明の第4の実施形態に係るレーザー割断装置を、図12〜14を用いて説明する。なお、第2の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、エアーフロート装置60の構造が、第2の実施形態と異なる。この点について、具体的に説明する。
図12は、本実施形態のエアーフロート装置60の斜視図である。図13は、エアーフロート装置60が分解された状態を示す斜視図である。図14は、レーザー割断装置10を、第1〜6の支持部材21〜26が延びる方向に沿って見る側面図である。
図12〜13に示すように、蓋部材62の上面62aは湾曲している。上面62aは、被加工物7と対向する。本体61内は、エアA11を収容する1つの収容部となっている。
本実施形態では、上面62aが湾曲していることによって、各噴出孔68から噴き出されるエアA11の噴出圧力が一定であっても、被加工物7は、上面62aに合わせて湾曲する。それゆえ、本実施形態では、複数のポンプおよび複数の収容部を必要としない。したがって、本実施形態では、第2の実施形態の効果に加えて、レーザー割断装置10の構造を簡素にすることができる。
つぎに、本発明の第5の実施形態に係るレーザー割断装置を、図15〜17を用いて説明する。なお、第3の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、噴出孔68の形状が第3の実施形態と異なる。この点について、具体的に説明する。
図15は、本実施形態の保持機構20を示している。図15では、被加工物7は、2点鎖線で示されている。図16は、エアーフロート装置60を上方から見た平面図である。図15,16に示すように、上面62aにおいて被加工物7の四隅に対向する範囲を第1の範囲B1とする。上面62aにおいて第1の範囲B1以外の範囲を第2の範囲B2とする。
第2の範囲B2内に形成される噴出孔68の大きさは、同じである。第1の範囲B1内に形成される噴出孔68は、第2の範囲B2内に形成される噴出孔68よりも大きい。それゆえ、被加工物7の四隅に作用するエアA11による押上げ力は、四隅以外の部位に作用する押上げ力よりも大きい。
ここで、第1の範囲内B1に形成される噴出孔68の大きさについて具体的に説明する。図17は、図15に示されるF17−F17線に沿う断面図である。図17は、被加工
物7においてガイド部材28と接触する周縁7cを、ガイド部材28側から見ている。
被加工物7が大きくなると、被加工物7の四隅は、その自重によって、他の部位よりも垂れ下がってしまうことが考えられる。第1の範囲B1内に形成される噴出孔68の大きさは、被加工物7の四隅が垂れ下がることを防止できるだけの押上げ力を付与できるように考慮されている。それゆえ、図17に示すように、本実施形態では、被加工物7の周縁7cは、その姿勢が略直線状に保たれている。
本実施形態では、被加工物7の姿勢がより一層安定するので、被加工物7の割断加工の精度は、向上する。
つぎに、本発明の第6の実施形態に係るレーザー割断装置を、図18,19とを用いて説明する。なお、第5の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、第1の範囲B1内に形成される噴出孔68の密度、大きさが、第5の実施と異なる。この点について、具体的に説明する。
図18は、本実施形態のエアーフロート装置60の斜視図である。図19は、エアーフロート装置60を上方から見る平面図である。図18,19に示すように、第1の範囲B1内に形成される噴出孔68の大きさ、形状は、第2の範囲B2内に形成される噴出孔68と同じである。第1の範囲B1内に形成される噴出孔68の密度は、第2の範囲B2内に形成される噴出孔68の密度よりも高い。本実施形態であっても、第4の実施形態と同様な効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るレーザー割断装置の概略図。 図1に示されたレーザー割断装置を上方から見た平面図。 図1に示されたF3方向に沿ってレーザー割断装置を見る側面図。 図3に示されたF4によって囲まれる範囲を拡大して示す側面。 図1に示された被加工物が割断されている状態を上方から見た平面図。 図5に示されたF6−F6線に沿う断面図。 図5に示されたF7−F7線に沿う断面図。 本発明の第2の実施形態に係るレーザー割断装置を示す斜視図。 図8に示されたレーザー割断装置を、第1〜6の支持部材が延びる方向に沿って見る側面図。 図8に示されたエアーフロート装置の分解斜視図。 本発明の第3の実施形態に係るレーザー割断装置の本体を上方から見る平面図。 本発明の第4の実施形態に係るレーザー割断装置のエアーフロート装置の斜視図。 図12に示されたエアーフロート装置の分解斜視図。 図12に示されたレーザー割断装置を、第1〜6の支持部材が延びる方向に沿って見る側面図。 本発明の第5の実施形態に係るレーザー割断装置の保持機構の斜視図。 図15に示されたエアーフロート装置を上方から見た平面図。 図15に示されたF17−F17線に沿う断面図。 本発明の第6の実施形態に係るエアーフロート装置の斜視図。 図18に示されたエアーフロート装置を上方から見る平面図。
符号の説明
7…被加工物、7a…割断予定線、7b…亀裂、10…レーザー割断装置、20…保持機構、21〜27…第1〜6の支持部材(支持部)、28…ガイド部材(ガイド部)、30…高さ調整機構、60…エアーフロート装置(エアーフロート機構)、62a…上面(対向面)、63〜65…第1〜3の収容部、68…噴出孔、81〜87…第4〜10の収容部、A1…第1のエア、A2…第2のエア、A4〜10…第4〜10のエア、A11…エア、B1…第1の範囲、B2…第2の範囲。

Claims (4)

  1. 被加工物を局所的に加熱・冷却し、その熱応力によって前記被加工物に亀裂を生じさせて前記被加工物を割断するレーザー割断装置であって、
    前記被加工物を保持する保持機構と、
    前記保持機構に保持された前記被加工物にレーザービームを照射して該被加工物を局所的に加熱・冷却する加工機構と、
    を具備し、
    前記保持機構は、互いに略平行に、かつ、互いに略等間隔に配置された複数の支持部を具備し、前記支持部の高さを調整して前記被加工物に想定される割断予定線が突出するように前記被加工物を同一側から保持することにより、前記被加工物を湾曲して保持することを特徴とするレーザー割断装置。
  2. 被加工物を局所的に加熱・冷却し、その熱応力によって前記被加工物に亀裂を生じさせて前記被加工物を割断するレーザー割断装置であって、
    前記被加工物を保持する保持機構と、
    前記保持機構に保持された前記被加工物にレーザービームを照射して該被加工物を局所的に加熱・冷却する加工機構と、
    を具備し、
    前記保持機構は、前記被加工物と対向する対向面を有するとともに、割断予定線に沿って延びるとともに互いに割断予定線を横切る方向に並んで配置されて噴出される前の気体を収容する複数の収容部を備え前記被加工物に向かって気体を噴出することによって前記被加工物を前記対向面に対して浮かせた状態に保つエアーフロート機構を具備し、
    前記被加工物において前記被加工物に想定される前記割断予定線の近傍への噴出圧力は、前記割断予定線が最も突出するように、前記被加工物において前記割断予定線の近傍以外の部位への噴出圧力よりも高くして、前記被加工物を湾曲して保持することを特徴とするレーザー割断装置。
  3. 被加工物を局所的に加熱・冷却し、その熱応力によって前記被加工物に亀裂を生じさせて前記被加工物を割断する割断方法であって、
    互いに略平行に、かつ、互いに略等間隔に配置された複数の支持部を具備する保持機構により、前記支持部の高さを調整して、前記被加工物に想定される割断予定線が突出するように前記被加工物を同一側から保持し、
    前記割段予定線を中心として該被加工物の両側に引張応力が作用するように、該被加工物を変形させることを特徴とする割断方法。
  4. 被加工物を局所的に加熱・冷却し、その熱応力によって前記被加工物に亀裂を生じさせて前記被加工物を割断する割断方法であって、
    前記被加工物を、前記被加工物と対向する対向面を有するとともに、割断予定線に沿って延びるとともに互いに割断予定線を横切る方向に並んで配置し噴出する前の気体を収容する複数の収容部から噴出口を通し前記被加工物に向かって気体を噴出することによって前記被加工物を前記対向面に対して浮かせた状態に保つエアーフロート機構により、多数のエア噴出口から噴出させたエアにより浮かせた状態で保持し、
    前記被加工物において前記割断予定線の近傍への噴出圧力は、前記割断予定線が最も突出するように、前記被加工物において前記割断予定線の近傍以外の部位への噴出圧力よりも高くすることを特徴とする割断方法。
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