JP4673774B2 - シリンダ錠の保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キー孔を有するインナシリンダを回動可能に挿入せしめたシリンダボディと、前記キー孔へのメカニカルキーの挿入を許容する開き位置ならびに前記キー孔への前記メカニカルキーの挿入を阻止する閉じ位置間で作動することを可能として前記インナシリンダの前方に配置されるシャッター板を有して前記シリンダボディに配設されるシャッター機構と、前記シャッター板が閉じ位置にある状態で前記シャッター機構の作動を不能とするように鎖錠することを可能とするとともに鎖錠状態でのマグネットの近接に応じて解錠して前記シャッター機構の作動を可能とするマグネット錠とを備えるシリンダ錠の保護装置に関する。
このようなシリンダ錠の保護装置は、特許文献1によって知られている。
特許第3577453号公報
上記特許文献1で開示されたものでは、メカニカルキーの把持部にマグネットが設けられており、比較的小さな把持部に配設されることでマグネットの配置上の自由度が少ない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、マグネットの配置上の自由度を高めたシリンダ錠の保護装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、キー孔を有するインナシリンダを回動可能に挿入せしめたシリンダボディと、前記キー孔へのメカニカルキーの挿入を許容する開き位置ならびに前記キー孔への前記メカニカルキーの挿入を阻止する閉じ位置間で作動することを可能として前記インナシリンダの前方に配置されるシャッター板を有して前記シリンダボディに配設されるシャッター機構と、前記シャッター板が閉じ位置にある状態で前記シャッター機構の作動を不能とするように鎖錠することを可能とするとともに鎖錠状態でのマグネットの近接に応じて解錠して前記シャッター機構の作動を可能とするマグネット錠とを備えるシリンダ錠の保護装置において、前記マグネットが設けられるキーケースに、前記メカニカルキーの全体を収納する状態ならびに前記キー孔に挿入されるに充分な長さだけ前記メカニカルキーの一部を該キーケースの一端部端面から外方に突出させる状態を切換えることを可能として前記メカニカルキーが出没可能に保持され、前記キーケースの前記一端部には、該一端部を前記シャッター機構の外面の所定部位に係合させたキーケースの把持状態で前記マグネット錠を解錠し得るように前記マグネットが配設され、前記シャッター機構が、前記キーケースの前記把持状態で、前記一端部の回動に連動して前記シャッター板を開閉可能であり、前記キーケースの前記把持状態で、前記マグネット錠の解錠及び前記シャッター機構の開き操作に引き続き、前記メカニカルキーの前記キー孔への挿入操作を実行できるようにしたことを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、前記キーケースに、該キーケースの一面から突出することを可能として前記メカニカルキーがスライド可能に保持されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、メカニカルキーを突出可能として収納するキーケースにマグネットが設けられているので、マグネットの配置上の自由度を高めることが可能であり、メカニカルキーおよびマグネットをキーケースとともにコンパクトにまとめてユニット化することができる。
その上、マグネット錠を解錠すべくマグネットをシリンダ錠側に向けてキーケースを把持した状態で、マグネット錠の解錠操作およびシャッター機構の開き操作に引き続き、メカニカルキーをキー孔に挿入する操作を行うことができ、そのときキーケースの持ち替えが不要となり、操作性を高めることができる。
さらに請求項記載の発明によれば、メカニカルキーの収納状態および突出状態の切換操作を容易とすることができる。
図1〜図11は本発明の一実施例を示すものであり、図1はシリンダ錠およびキーユニットの断面図であって図2の1−1線に沿う断面図、図2はシャッター板が閉じ位置にある状態でキーユニットを省略したときの図1の2矢視正面図、図3はシリンダ錠およびキーユニットを図2の3−3線に沿って切断した断面図、図4は閉じ状態にあるシャッター機構付近を図2の4−4線に沿って切断した断面図、図5は閉じ状態にあるシャッター機構およびマグネット錠付近を図3にほぼ対応した方向から見て切断した断面図、図6はシャッター機構の分解斜視図、図7はロック位置で開き状態にあるシャッター機構を図1の7−7線に沿って示す断面図、図8はオフ位置での回動規制機構の作動状態をメカニカルキーの挿入の有無に応じて対比させて説明するための図3の8−8線に沿う断面図、図9はキーユニットの分解斜視図、図10はキーユニットの縦断面図であって図11の10−10線に沿う断面図、図11は図10の11−11線断面図、図12はメカニカルキーをキー孔に挿入した状態での図3に対応した断面図、図13はシートロック解除位置でメカニカルキーを押し込んだ状態での図3に対応した断面図である。
先ず図1〜図3において、たとえば自動二輪車のシリンダ錠15のシリンダボディ16は、ステアリングコラム(図示せず)に取付けられており、このシリンダボディ16の前端部(図1および図3の左端部)には、前方に向けて開放した円筒部16aが形成され、該円筒部16aの後部外周の周方向に間隔をあけた複数箇所たとえば2箇所には半径方向外方に張り出す鍔部16b,16bが一体に突設される。シリンダボディ16の前端部すなわち前記円筒部16aは、該円筒部16aの前端から半径方向内方に張り出す内向き鍔部17aを前端に有する円筒状のボディカバー17で覆われており、該ボディカバー17が後端部に有する鍔部17b,17bが前記シリンダボディ16の両鍔部16b…にねじ部材18,18によって取付けられ、ボディカバー17の前端の前記内向き鍔部17aの内周縁で、前記円筒部16aよりも小径かつ円筒部16aと同軸である円形の開口部19が形成される。
図4および図5を併せて参照して、シリンダボディ16の前部には、軸方向内方に向かうにつれて段階的に小径となる第1〜第5孔21〜25が同軸に連なって設けられており、第5孔25に嵌合されるロータ部28aを有するインナシリンダ28がシリンダボディ16に挿入、支持される。このインナシリンダ28は、図2で明示するように、ロック位置P1およびオフ位置P2間の回動時にはプッシュ操作を伴うことを条件としてロック位置P1、オフ位置P2およびオン位置P4を順次占めるように回動することを可能とするとともに、前記オフ位置P2および前記オン位置P4間の中間部に設定されたシートロック解錠位置P3でプッシュ操作されることを可能として、シリンダボディ16に挿入、支持される。
前記インナシリンダ28のロータ部28aには前方側に開放した横断面矩形状である有底のキー孔29が設けられる。一方、シリンダボディ16における前記第5孔25の内面には軸方向に延びる係合溝30が設けられ、インナシリンダ28がロック位置P1もしくはオフ位置P2にあるときに正規のメカニカルキー31をキー孔29に挿入するのに応じて前記係合溝30との係合を解除する複数のタンブラー32…が、前記係合溝30…に係合する方向に弾発付勢されながらインナシリンダ28の前記ロータ部28aに配設される。
前記インナシリンダ28の後端には連結軸部28bが一体に設けられる。一方、シリンダボディ16の後部にはイグニッションスイッチ33のスイッチケース34が取付けられており、該イグニッションスイッチ33が備えるコンタクトホルダ35に一体に設けられる連結筒部35aに、前記連結軸部28bが相対回転を不能としつつ軸方向のスライドを可能として嵌合される。前記連結軸部28bに装着されたリテーナ36および前記コンタクトホルダ35間には、連結筒部35aおよび連結軸部28bを囲繞するコイル状のばね37が縮設されており、連結軸部28bすなわちインナシリンダ28は、前方側(図1および図3の左方側)に弾発付勢される。しかもシリンダボディ16およびコンタクトホルダ35間には、インナシリンダ28の回動に応じた前記コンタクトホルダ35の回動に節度感を付与するためのクリック機構38が設けられる。
前記イグニッションスイッチ33の前方でシリンダボディ16には、前記インナシリンダ28の回動軸線を含む平面に沿う軸線を有する支軸39を介してレバー40の中間部が回動可能に支承される。ところで自動二輪車の車体には、乗員を着座させる状態をシートロック機構によって維持することを可能とした乗車用シートが開閉可能に取付けられており、前記シートロック機構のロック状態を牽引力の作用に応じて解除するためのケーブル41が前記レバー40の一端に連結される。また前記シートロック解錠位置P3にあるインナシリンダ28のプッシュ操作に応じてレバー40の他端に押圧力を及ぼすことを可能とした押圧腕部28cが、前記インナシリンダ28に一体に設けられ、シートロック解錠位置P3でインナシリンダ28をプッシュ操作すると、前記押圧腕部28cによって前記レバー40が図3の時計方向に回動し、それによってケーブル41が牽引されてシートロック機構のロック状態が解除されることになる。
前記押圧腕部28cの前方でシリンダボディ16には、インナシリンダ28の軸線と直交する平面内でスライド作動することを可能としてロックピン43が支承されており、このロックピン43およびシリンダボディ16間には、シリンダボディ16内にロックピン43を引き込む側に付勢する弾発力を発揮する戻しばね44が縮設される。しかもロックピン43は、インナシリンダ28の回動に応じて転舵操作の許容および阻止を切換えるようにしてインナシリンダ28に連結される。すなわちロックピン43には、前記インナシリンダ28が一体に有するクランク部28dを挿通せしめる連結孔45を有する連結部材46が取付けられており、インナシリンダ28がロック位置P1およびオフ位置P2間で回動するのに伴って、ロックピン43がスライド駆動される。而してインナシリンダ28のロック位置P1では転舵操作を阻止すべく突出位置にあったロックピン43が、オフ位置P2では転舵操作を許容すべく後退することになる。
シリンダボディ16の前部における第2孔22内には、インナシリンダ28と同軸の軸線まわりに回動することを可能としたプロテクタ47がインナシリンダ28の前方に位置するようにして収容される。このプロテクタ47には、インナシリンダ28のキー孔29に対応した矩形の横断面形状を有する貫通孔48が前記キー孔29に連なるようにして設けられ、前記貫通孔48を除くプロテクタ47の前部は高硬度の材料から成るキャップ49が装着される。前記プロテクタ47には、第2孔22および第3孔23間でシリンダボディ16に形成されて前方に臨む環状の受け段部50に前方から対向する一対の係合鍔部47a,47aが半径方向外方に張り出すようにして一体に突設される。而して貫通孔48からキー孔29に挿入された正規のメカニカルキー31を回動操作すると、プロテクタ47はインナシリンダ28とともに回動するが、メカニカルキー31によるプッシュ操作時にインナシリンダ28はプロテクタ47を置き去りにして押し込まれる。
而してロック位置P1で前記係合鍔部47a…にそれぞれ対応する部分で、前記受け段部50には係止溝51,51が設けられており、プロテクタ47の貫通孔48に正規のメカニカルキー31以外のドライバ等を押し込んで無理やりにプッシュ操作したときには、前記各係合鍔部47a…が対応の係止溝51…に係合することでプロテクタ47の回動が阻止されることになる。またプロテクタ47の前記係合鍔部47a…と、第4孔24および第5孔25間に形成されている環状段部52との間には、第4孔24に収容されてインナシリンダ28を囲繞するコイル状のばね53が縮設されており、このばね53は、ロック位置P1およびオフ位置P2で正規のメカニカルキー31によってインナシリンダ28をプッシュ操作したとき、ならびにシートロック解錠位置P3で正規のメカニカルキー31によってインナシリンダ28をプッシュ操作したときに、プロテクタ47がインナシリンダ28に追随して軸方向に移動することがないようにプロテクタ47を付勢する。
図6および図7を併せて参照して、シリンダボディ16の前部内には、インナシリンダ28が備えるキー孔29へのメカニカルキー31の挿入を許容する状態ならびに前記キー孔29への前記メカニカルキー31の挿入を阻止する状態をマグネット錠55の解錠時に切換え可能としたシャッター機構54が配設される。
このシャッター機構54は、前記インナシリンダ28のキー孔29への前記メカニカルキー31の挿入を許容する挿通孔56を有するとともにマグネット錠55の解錠時の回動操作に応じて前記インナシリンダ28の回動軸線と同一軸線まわりに回動する回動部材57と、該回動部材57の回動に応じて前記挿通孔56を開放する位置ならびに前記挿通孔56の全部を閉鎖する位置間で移動するようにして前記回動部材57に連動、連結されるシャッター板58と、前記プロテクタ47の貫通孔48に対応した横断面矩形の透孔61を中心部に有して前記回動部材57およびシャッター板58を支持するホルダ59とを備え、ホルダ59が、前記プロテクタ47の前方でシリンダボディ16の第1および第2孔21,22に収容される。
前記回動部材57は、円板状の回動部材主部57aと、回動部材57の回動軸線を中心とする円弧状に形成されて回動部材主部57aの内面外周部に直角に連設される嵌合壁部57bと、該嵌合壁部57bの周方向に沿う略中央部から半径方向外方に突出する規制突部57cと、前記挿通孔56を形成するようにして円筒状に形成されて回動部材主部57aの中央部内面に直角に連なる円筒状の筒部57dと、前記嵌合壁部57bのうち前記規制突部57cに隣接した部分および前記筒部57d間を結ぶとともに円弧状の案内溝62を形成する連結部57eとを一体に有し、連結部57eの一部は嵌合壁部57bからわずかに突出される。
一方、前記ホルダ59は、前記回動部材57に内方側から対向するとともに中央部に前記透孔61が設けられる円板部59aと、前記キャップ49を同軸に囲繞するようにして前記円板部59aに一体に連設されて第2孔22に収容される円筒部59bと、第1孔21の軸線を中心とする円弧状に形成されつつ前記円板部59aの外周部に直角にかつ一体に連設されて第1孔21に嵌合されるとともにボディカバー17の内向き鍔部17aに内方から当接する嵌合支持部59cとを一体に有する。
前記ホルダ59の円板部59aは、第1および第2孔21,22間でシリンダボディ16に形成されて前方に臨む環状段部60に外周部を当接させつつ前記プロテクタ47のキャップ49を内方から当接させることを可能として第1孔21に収容される。また回動部材57の回動部材主部57aは、前記ボディカバー17の内向き鍔部17aの内周縁で形成される円形の開口部19に回動可能に嵌合され、回動部材57の嵌合壁部57bはホルダ59の嵌合支持部59cに回動可能に嵌合される。
前記シャッター板58は、前記回動部材57の挿通孔56および前記透孔61間に配置されるものであり、このシャッター板58を前記挿通孔56の半径方向に沿ってスライド可能に嵌合せしめるガイド凹部63が、内端部を円板部59aの略中央部に配置するとともに外端部を前記嵌合支持部59cの周方向両端間で外部に開放するようにして円板部59aの外面側に設けられ、前記透孔61はガイド凹部63の内端部に配置される。
また円弧状である前記嵌合支持部59cと中心を同一として円弧状に形成される隆起部59d,59eが、前記ガイド凹部63の両側で前記円板部59aの外面から隆起するようにして円板部59aに一体に設けられ、前記回動部材57における嵌合壁部57cの周方向両端間に配置される突部59fが、嵌合支持部59cの周方向略中央部から半径方向内方に突出するようにして円板部59aおよび嵌合支持部59cに一体に連設される。
ホルダ59のガイド凹部63にスライド可能に嵌合されるシャッター板58には、回動部材57側に突出する係合軸64が突設されており、この係合軸64が回動部材57の連結部57e内に形成された円弧状のガイド孔62に係合される。而してホルダ59が静止位置にあるとともに回動部材57の回動作動が許容されている状態で、回動部材57が回動すると、その回動部材57の回動に追随してシャッター板58がスライドするものであり、マグネット錠55の鎖錠状態では回動部材57の挿通孔56の全部を閉鎖してキー孔29へのメカニカルキー31の挿入を阻止する閉じ位置(図4および図5で示す位置)と、マグネット状55の解除状態で前記回動部材57を回動操作するのに応じて開き位置(図1および図3で示す位置)まで前記閉じ位置からスライドすることが可能であり、この開き位置でメカニカルキー31のキー孔29への挿入を許容すべく前記挿通孔56が開放される。
図8において、前記ホルダ59は、インナシリンダ28がロック位置P1もしくはオフ位置P2にあるときにキー孔29からメカニカルキー31を抜き出すことにより、回動規制機構65によって回動を規制された静止状態となるものである。
前記回動規制機構65は、メカニカルキー31をプロテクタ47の貫通孔48に挿入したときにプロテクタ47の半径方向外方側にスライドするようにしてプロテクタ47にスライド可能に支承されるスライダ66と、該スライダ66の外端部を移動可能に挿通させるようにしてプロテクタ47およびキャップ49に設けられる挿通孔67と、貫通孔48および透孔61に挿入されているメカニカルキー31で回動操作してインナシリンダ28、プロテクタ47およびホルダ59を回動する際にはスライダ66を挿通、係合させるようにしてホルダ59の円筒部59bに設けられる係合孔68と、前記ホルダ59がオフ位置P2にあるときに前記係合孔68に同軸に連なるようにしてシリンダボディ16における環状段部60に設けられるオフ位置用嵌合溝69と、前記ホルダ59がロック位置P1にあるときに前記係合孔68に同軸に連なるようにして前記環状段部60に設けられるロック位置用嵌合溝70と、前記係合孔68に先端部を係合させることを可能としてオフ位置用嵌合溝69にスライド可能に嵌合されるオフ位置用規制ピン71と、該オフ位置用規制ピン71をシリンダボディ16の半径方向内方側に付勢するようにしてオフ位置用規制ピン71およびシリンダボディ16間に縮設されるオフ位置用ばね72と、前記係合孔68に先端部を係合させることを可能としてロック位置用嵌合溝70にスライド可能に嵌合されるロック位置用規制ピン73と、該ロック位置用規制ピン73をシリンダボディ16の半径方向内方側に付勢するようにしてロック位置用規制ピン73およびシリンダボディ16間に縮設されるオフ位置用ばね74とを備える。
前記スライダ66の内端部には、メカニカルキー31の先端で押されることによって該スライダ66をプロテクタ47の半径方向内方にスライドさせるための傾斜面66aが設けられており、プロテクタ47の貫通孔48にメカニカルキー31が挿入されている状態では、図8(a)で示すように、係合孔68に挿通、係合されているスライダ66の外端面がホルダ59における円筒部59bの外周面に対応する位置に配置されるようにスライダ66が形成される。而してプロテクタ47の貫通孔48にメカニカルキー31が挿入されている状態でホルダ28がオフ位置P2に回動したときには、スライダ66の外端に当接したオフ位置用規制ピン71の先端部は係合孔68に係合することはなく、メカニカルキー31を回動することによってホルダ59をインナシリンダ28およびプロテクタ47とともにロック位置P1側に回動することができる。
一方、ホルダ28がオフ位置P2にあるときに、貫通孔48からメカニカルキー31を抜き出すと、図8(b)で示すように、オフ位置用規制ピン71およびスライダ66がオフ位置用ばね72のばね力で内方に押し込まれ、オフ位置用規制ピン71が係合孔68に係合することでホルダ59の回動が規制されることになる。すなわちオフ位置P2でメカニカルキー31を抜き出すことによってホルダ59の回動が規制され、ホルダ59が静止状態に保持される。
またプロテクタ47の貫通孔48にメカニカルキー31が挿入されている状態でホルダ28がロック位置P1に回動したときには、スライダ66の外端に当接したロック位置用規制ピン73の先端部は係合孔68に係合することはなく、メカニカルキー31を抜き出すと、ロック位置用規制ピン73およびスライダ66がロック位置用ばね74のばね力で内方に押し込まれ、ロック位置用規制ピン73が係合孔68に係合することでホルダ59の回動が規制されることになる。すなわちロック位置P1でメカニカルキー31を抜き出すことによってホルダ59の回動が規制され、ホルダ59が静止状態に保持される。
図2に再び注目して、前記シャッター板58は、インナシリンダ28およびホルダ59がロック位置P1にあるときにメカニカルキー31を抜き出した状態の開き位置POとしたときに、その開き位置POから角度αたとえば27度だけオフ位置P2とは反対側に回動部材57を回動したときに閉じ位置PSとなり、またインナシリンダ28がオフ位置P2にあるときを開き位置POとしたときに、その開き位置POから角度αだけオン位置P4とは反対側に回動部材57を回動したときに閉じ位置PSとなる。
シリンダボディ16における環状段部60には、ホルダ59の円板部59aに対向して開口する有底のばね収容孔76が設けられており、ばね収容孔76の閉塞端に一端を当接させるコイル状のばね77がばね収容孔76に収容される。一方、前記円板部59aの環状段部60に対向する面には、三角形状に凹んだ係合凹部78,79が図7に破線で示す位置に配置されるようにしてホルダ59の周方向に間隔をあけて設けられる。しかもばね収容孔76内に収容される状態と、前記係合凹部78,79の一方に択一的に略半部を係合させるとともに前記ばね収容孔76に残余の略半部を係合させる状態とを切換え可能としたクリックボール80が前記ばね77の他端に当接される。
而して前記両係合凹部78,79の一方78はホルダ59がロック位置P1にあるときに前記クリックボール80の略半部を係合させる位置に配置され、他方の係合凹部79はホルダ59がオフ位置P2にあるときに前記クリックボール80の略半部を係合させる位置に配置されるものであり、ホルダ59は、ロック位置P1およびオフ位置P2間で節度的に回動することになる。
またホルダ59における突部59fには、回動部材57の回動部材主部57aに対向して開口する有底のばね収容孔81が設けられており、ばね収容孔81の閉塞端に一端を当接させるコイル状のばね82がばね収容孔81に収容される。一方、前記回動部材主部57aの前記突部59fに対向する面には、三角形状に凹んだ係合凹部83,84が図7に鎖線で示す位置に配置されるようにして回動部材57の周方向に間隔をあけて設けられる。しかもばね収容孔81内に収容される状態と、前記係合凹部83,84の一方に択一的に略半部を係合させるとともに前記ばね収容孔81に残余の略半部を係合させる状態とを切換え可能としたクリックボール85が前記ばね82の他端に当接される。
而して前記両係合凹部83,84の一方83は回動部材57が閉じ位置PSにあるときに前記クリックボール85の略半部を係合させる位置に配置され、他方の係合凹部84は回動部材57が開き位置POにあるときに前記クリックボール85の略半部を係合させる位置に配置されるものであり、回動部材57は、閉じ位置PSおよび開き位置PO間で節度的に回動することになる。
しかも回動部材57における連結部57eの一部および規制突部57cがホルダ59における円弧状の嵌合支持部59cの周方向両端間に配置され、ホルダ59の突部59fが回動部材57における円弧状の嵌合壁部57bの周方向両端間に配置されているので、回動部材57が前記ホルダ59に対して前記閉じ位置PSおよび開き位置PO間を超える大きな範囲で回動することはない。
マグネット錠55は、回動部材57の回動部材主部57aと、該回動部材主部57aに近接対向するようにしてホルダ59に設けられる隆起部59d,59eとの間に設けられるものであり、前記隆起部59d,59eには、回動部材主部57a側に開口する一対ずつの有底の摺動孔86…が、ホルダ59の中心に関して対称位置に配置されるようにして設けられ、前記回動部材主部57aの隆起部59d,59eに臨む面には、シャッター機構54がキー孔29へのメカニカルキー31の挿入を阻止する閉じ状態にあるときに、前記各摺動孔86…に個別に対応する一対ずつ2組の係合凹部87…が設けられる。しかも各組での前記摺動孔86…相互の間隔および前記係合凹部87…相互の間隔は、回動部材57の回動範囲たとえば27度よりも大きく設定されている。
また前記各隆起部59d,59eには、摺動孔86…が配置される部分を囲むようにしてOリング88,89が嵌装されており、それらのOリング88,89は、前記隆起部59d,59eと、回動部材57の回動部材主部57aとの間に挟まれる。
前記各摺動孔86…のうち選択された摺動孔86…、この実施例では、一方の隆起部59dに設けられた一対の摺動孔86…の一方、ならびに他方の隆起部59eに設けられた一対の摺動孔86…の両方には、磁極配置が適宜の組み合わせとなるようにして棒状のマグネット90…がそれぞれ摺動可能に嵌合され、各摺動孔88…の閉塞端および各マグネット90…間には、各マグネット90…を隆起部59d,59eから突出させる側にばね付勢するばね91…がそれぞれ介設される。
而してホルダ59が回動規制機構65によって回動が規制された状態にあり、シャター機構54がシャッター板58で挿通孔56および貫通孔48間を遮断した閉じ状態にあるときに、前記マグネット90…の一部は、回動部材57側の係合凹部87…のうち対応の係合凹部87…に係合することになり、この状態では回動部材57の回動作動が阻止されることになる。
図9〜図11を併せて参照して、前記マグネット錠55の施・解錠操作を行うためのマグネット94…は、前記回動部材57に嵌脱可能に嵌合するとともにその嵌合状態で前記回動部材57を回動操作することを可能としたキーケース95に設けられるものであり、このキーケース95と、該キーケース95に出没可能に保持される前記メカニカルキー31とでキーユニット96が構成される。
キーケース95は、相互に接合されることでメカニカルキー31の大部分を収容し得る長さを有する鞘状のケース主体97を構成する合成樹脂製の第1および第2ケース98,99と、ケース主体97の一端に接合される合成樹脂製のトップケース100とから成るものであり、第2ケース99の第1ケース98に対向する面には、メカニカルキー31をスライド可能に嵌合せしめるようにして一端をトップケース100側に開放するとともに他端側を閉じるガイド凹部101が設けられ、そのガイド凹部101の一部を形成して第1ケース98側に突出するガイド壁102が、該ガイド壁102の一部を第1ケース98に嵌合させるようにして第2ケース99に一体に設けられ、ガイド壁102の両側には、ガイド壁102よりも第1ケース98側に突出する嵌合壁103,103が相互に平行に延びるようにして一体に突設される。
前記ガイド壁102のトップケース100側の端部は薄肉部102a,102aとして形成されており、それらの薄肉部102a…の外方で第2ケース99には挿入孔104,104が設けられる。
一方、第1ケース98には、前記両挿入孔104…に挿入される取付け腕105,105が第2ケース99側に突出するようにして一体に設けられており、それらの取付け腕105…には取付け孔106,106が設けられる。而して第2ケース99の前記ガイド壁102および両嵌合壁103…を第1ケース98に嵌合するとともに取付け腕105…を挿入孔104…にそれぞれ挿入するようにして第1および第2ケース98,99を重ね合わせた状態で、前記挿入孔104…に対応する部分で第2ケース99の両側に設けられた挿通孔107…にタッピングねじ108,108を挿通し、それらのタッピングねじ108…を前記取付け孔106…にねじ込むことにより、第1および第2ケース98,99が相互に結合されてケース主体97が構成される。
第1および第2ケース98,99の一端には、それらのケース98,99を相互に接合したときにトップケース100側に開口してガイド凹部101の両側に配置される有底の嵌合凹部111,111(図11参照)を協働して形成するための凹部109,109;110,110がそれぞれ設けられる。
トップケース100は、前記嵌合凹部111…にそれぞれ嵌合する嵌合突部101a,101aを有して前記鞘状態97の一端に接着等によって接合されるものであり、このトップケース100には、前記ガイド凹部101に連なる矩形状の透孔112が設けられる。
而してガイド凹部101ならびに該ガイド凹部101に連なる前記透孔112の全長は、メカニカルキー31の全体を収容し得るに充分な長さを有するものであり、メカニカルキー31は、その全体をキーケース95に収納する状態と、シリンダ錠15のキー孔29に挿入されるに充分な長さだけ前記キーケース95の一端部すなわちトップケース100から突出させる状態とを切換えることを可能として、キーケース95にスライド可能に保持される。
前記メカニカルキー31の基端部にはピン113が挿通される。このピン113は、メカニカルキー31に設けられた挿通孔114を貫通する小径軸部113aと、該小径軸部113aに同軸にかつ一体に連なる拡径頭部113bとを有するものであり、拡径頭部113bを嵌合せしめるガイド孔115が、ガイド凹部101の長手方向に平行に延びて第1ケース98に設けられる。しかも拡径頭部113bには、第1ケース98の第2ケース99とは反対側の外面に摺接するキャップ116が嵌装されており、このキャップ116の両側に突設された鍔部116a,116aを摺動可能に嵌合せしめるガイド溝117,117が前記ガイド孔115の両側で第1ケース98に設けられる。
前記ピン113の拡径頭部113bには、キャップ116側に開放した凹部118が同軸に設けられており、該凹部118の閉塞端およびキャップ116間にはばね119が縮設される。これによりピン113は第2ケース99側に向けて弾発付勢される。
第2ケース99におけるガイド凹部101の幅方向中央部には、前記ばね119で付勢されたピン113における小径軸部113aの先端部を摺動可能に嵌合せしめる摺動凹部120が、ガイド凹部101の長手方向に延びるように形成される。しかも摺動凹部120の一端は、メカニカルキー31がキーケース95から突出した位置を保持するために第2ケース99に設けられた突出位置保持凹部121に連なり、摺動凹部120の他端は、メカニカルキー31をキーケース95に収納した位置を保持するために第2ケース99に設けられた収納位置保持凹部122に連なるものであり、突出位置保持凹部121および収納位置保持凹部122は摺動凹部120よりも深く形成され、突出位置保持凹部121および摺動凹部120間には傾斜面121aが形成され、収納位置保持凹部122および摺動凹部120間には傾斜面122aが形成される。
而してメカニカルキー31をキーケース95に収納した状態で前記ピン113の小径軸部113aは収納位置保持凹部122に嵌合した状態にあり、メカニカルキー31をキーケース95から突出させるには傾斜面122aを小径軸部113aが登ることが必要であり、傾斜面122aを小径軸部113aが登るのに伴ってばね119が圧縮されるのでばね荷重が増大することになり、明確な意志を持ってキャップ116を突出側に動かさない限り、メカニカルキー31がキーケース95から不所望に突出することはない。
またメカニカルキー31をキーケース95から突出させた状態で前記ピン113の小径軸部113aは突出位置保持凹部121に嵌合した状態にあり、メカニカルキー31をキーケース95に収納するには傾斜面121aを小径軸部113aが登ることが必要であり、傾斜面122aを小径軸部113aが登るのに伴ってばね119が圧縮されるのでばね荷重が増大することになり、明確な意志を持ってキャップ116を収納側に動かさない限り、メカニカルキー31がキーケース95に不所望に収納されることはない。
しかもメカニカルキー31は、キーケース95から突出してキー孔29に挿入された状態で、ロック位置P1およびオフ位置P2間の回動ならびにシートロック解錠位置P3ではプッシュ操作されるものであり、突出位置保持凹部121は、図12で示すように、ロック位置P1からオフ位置P2を経てオン位置P4までインナシリンダ28を回動操作すべくメカニカルキー31をキー孔29に挿入した位置と、図13で示すように、前記オフ位置P2およびオン位置P4間のシートロック解錠位置P3にインナシリンダ28があるときにレバー40を回動してシートロック機構のロック状態を解除するためにメカニカルキー31をさらに押し込でインナシリンダ28を軸方向に駆動する位置との間で、前記ピン113の小径軸部113aが移動することを許容するために、メカニカルキー31の長手方向に沿って比較的長く形成される。
前記キーケース95の一端部すなわちトップケース100は、シャッター機構54の一部を構成する回動部材57に嵌脱可能に嵌合されるものであり、前記回動部材57における回動部材主部57aの外面には、前記トップケース100を嵌脱可能にかつ相対回転を不能として嵌合せしめる嵌合凹部123が設けられる。しかもトップケース100の一側面には、該トップケース100の前記回動部材57への対向面に開口する一対の位置決め凹部124,124が設けられており、前記回動部材57には、それらの位置決め凹部124…に嵌合する位置決め突部125,125が嵌合凹部123内に突出するようにして設けられており、キーケース95の一端部は回動部材57の嵌合凹部123に位置決め嵌合されることになる。
マグネット94…は、前記キーケース95の側壁のうち前記メカニカルキー31を突出させる部分、すなわちキーケース95の一端部側壁を構成するトップケース100に配設されるものであり、マグネット錠55におけるマグネット90…の配置に対応した位置で、ケース主体97側から前記トップケース100にマグネット94…が嵌合され、ケース主体97への組付け前に各マグネット94…のトップケース100への嵌合状態を保持するための非磁性材料製のフイルム126…がトップケース100のケース主体97側の面に貼着される。
前記各マグネット94…は、マグネット錠55側の各マグネット90…におけるトップケース100側の磁極と同一の磁極がマグネット錠55側に配置されるようにしてトップケース100に配設されるものであり、シャッター機構54が閉鎖状態にあるときにキーケース95が回動部材57に位置決め嵌合されたときには、マグネット錠95において係合凹部87…に係合しているマグネット90…にマグネット94が近接することにより、同一磁極の反発力によって、マグネット錠55側のマグネット90…がばね91…のばね力に抗して係合凹部87…から離脱するように摺動孔86…に押し込まれ、これによりマグネット錠54が解錠され、回動部材57の回動作動が許容されることになる。
次にこの実施例の作用について説明すると、マグネット錠55を解錠するためのマグネット94…が設けられるキーケース95に、メカニカルキー31の全体を収納する状態ならびにキー孔29に挿入されるに充分な長さだけメカニカルキー31の一部を突出させる状態を切換えることを可能としてメカニカルキー31が出没可能に保持されるので、マグネット94…の配置上の自由度を高めることが可能であり、メカニカルキー31およびマグネット94…をキーケース95とともにコンパクトにまとめてキーユニット96としてユニット化することができる。
またキーケース95の側壁のうち、メカニカルキー31を突出させる部分の側壁を構成するトップケース100にマグネット94…が配設されるので、マグネット錠55を解錠すべくマグネット94…をシリンダ錠55側に向けてキーケース95を把持した状態で、マグネット錠55の解錠操作およびシャッター機構54の開き操作に引き続き、メカニカルキー31をキー孔29に挿入する操作を行うことができ、キーケース95の持ち替えが不要となる。
しかもシャッター機構54は、インナシリンダ28と同一軸線まわりに回動可能であるとともにその回動に応じてシャッター板58を連動させる回動部材57を有するものであり、この回動部材57に嵌脱可能に嵌合するとともに嵌合状態で回動部材57を回動操作することを可能としたキーケース95のトップケース100に、該キーケース95を回動部材57に嵌合した状態でマグネット錠55を解錠することを可能としてマグネット94…が設けられており、キーケース95でシャッター板58を開き位置とするように回動部材57を回動操作した状態のキーケース95からメカニカルキー31をキー孔29に挿入すべく突出させることを可能としてメカニカルキー31が出没可能に保持されている。
したがってメカニカルキー31の収納状態でシャッター機構54の回動部材57にキーケース95を嵌合すると、該キーケース95に設けられているマグネット94…によってマグネット錠55が解錠するので、キーケース95により回動部材57を回動操作してシャッター板58を開き位置に作動せしめることが可能であり、この状態でキーケース95からメカニカルキー31を突出させてインナシリンダ28のキー孔29に挿入することが可能となる。すなわちキーケース95をシャッター機構54の回動部材57に嵌合した状態のまま、シャッター機構54の開き操作ならびにメカニカルキー31のキー孔29への挿入操作が可能となり、メカニカルキー31によるシリンダ錠15の操作も可能となるので、操作性を高めることができる。
さらにメカニカルキー31は、前記キーケース95にスライド可能に保持されるので、メカニカルキー31の収納状態および突出状態の切換操作を容易とすることができる。
シリンダ錠およびキーユニットの断面図であって図2の1−1線に沿う断面図である。 シャッター板が閉じ位置にある状態でキーユニットを省略したときの図1の2矢視正面図である。 シリンダ錠およびキーユニットを図2の3−3線に沿って切断した断面図である。 閉じ状態にあるシャッター機構付近を図2の4−4線に沿って切断した断面図である。 閉じ状態にあるシャッター機構およびマグネット錠付近を図3にほぼ対応した方向から見て切断した断面図である。 シャッター機構の分解斜視図である。 ロック位置で開き状態にあるシャッター機構を図1の7−7線に沿って示す断面図である。 オフ位置での回動規制機構の作動状態をメカニカルキーの挿入の有無に応じて対比させて説明するための図3の8−8線に沿う断面図である。 キーユニットの分解斜視図である。 キーユニットの縦断面図であって図11の10−10線に沿う断面図である。 図10の11−11線断面図である。 メカニカルキーをキー孔に挿入した状態での図3に対応した断面図である。 シートロック解除位置でメカニカルキーを押し込んだ状態での図3に対応した断面図である。
16・・・シリンダボディ
28・・・インナシリンダ
29・・・キー孔
31・・・メカニカルキー
54・・・シャッター機構
55・・・マグネット錠
58・・・シャッター板
94・・・マグネット
95・・・キーケース

Claims (2)

  1. キー孔(29)を有するインナシリンダ(28)を回動可能に挿入せしめたシリンダボディ(16)と、前記キー孔(29)へのメカニカルキー(31)の挿入を許容する開き位置ならびに前記キー孔(29)への前記メカニカルキー(31)の挿入を阻止する閉じ位置間で作動することを可能として前記インナシリンダ(28)の前方に配置されるシャッター板(58)を有して前記シリンダボディ(16)に配設されるシャッター機構(54)と、前記シャッター板(58)が閉じ位置にある状態で前記シャッター機構(54)の作動を不能とするように鎖錠することを可能とするとともに鎖錠状態でのマグネット(94)の近接に応じて解錠して前記シャッター機構(54)の作動を可能とするマグネット錠(55)とを備えるシリンダ錠の保護装置において、
    前記マグネット(94)が設けられるキーケース(95)に、前記メカニカルキー(31)の全体を収納する状態ならびに前記キー孔(29)に挿入されるに充分な長さだけ前記メカニカルキー(31)の一部を該キーケース(95)の一端部(100)端面から外方に突出させる状態を切換えることを可能として前記メカニカルキー(31)が出没可能に保持され
    前記キーケース(95)の前記一端部(100)には、該一端部(100)を前記シャッター機構(54)の外面の所定部位に係合させたキーケース(95)の把持状態で前記マグネット錠(55)を解錠し得るように前記マグネット(94)が配設され、
    前記シャッター機構(54)が、前記キーケース(95)の前記把持状態で、前記一端部(100)の回動に連動して前記シャッター板(58)を開閉可能であり、
    前記キーケース(95)の前記把持状態で、前記マグネット錠(55)の解錠及び前記シャッター機構(54)の開き操作に引き続き、前記メカニカルキー(31)の前記キー孔(29)への挿入操作を実行できるようにしたことを特徴とする、シリンダ錠の保護装置。
  2. 前記キーケース(95)に、前記メカニカルキー(31)がスライド可能に保持されることを特徴とする請求項記載のシリンダ錠の保護装置。
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