JP4672936B2 - 容器追従式包装機システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装処理対象の容器に各種の包装処理を行う、例えば洗浄機、充填機、キャッパなどの複数の処理ステーションが容器を搬送する容器搬送路に沿って配設された容器追従式包装機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、包装処理対象の容器を搬送するコンベアー(容器搬送装置)などの容器搬送路に沿って容器に各種の包装処理を行う、例えば容器を洗浄する洗浄機、容器内に液体を充填する充填機、容器の口元にキャップを装着するキャッパなどの複数の処理ステーションが順次配設されて容器追従式包装機システムが構成されている。
【0003】
また、コンベアー上を等速で搬送されている容器にその容器の流れを妨げる事無く、液体充填、キャッピングなどの処理機能を行う充填機、キャッパー等のライン式追従型包装機ではコンベアーの容器搬送動作に追従して移動する追従装置が設けられている。この追従装置には容器に各種の包装処理を行う作業ユニット(ヘッド)がコンベアーの容器搬送方向に沿って直線状に複数セット並設された作業ユニット集合体が設けられている。
【0004】
そして、この容器追従式包装機システムの製品製造ラインに供給される容器は、これらの各処理ステーションに自動的に順次、受け渡しされ、所定の包装作業の処理工程が行われるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、洗浄機や、充填機や、キャッパー等の各包装機械ではそれぞれ設備導入時に設定された設定能力のままの状態で運転されることが多い。そして、設備導入後の資材(充填液、キャップの形状、材質変化等)の変化によって製品製造ライン上の複数の処理ステーションのうちのいずれか機械の能力が要求されている処理能力を満足出来なくなった場合、その処理能力が低い機械に合わせて製品製造ライン上の容器の送り速度が設定されていた。そのため、処理能力が低い機械以外の他の機械では使用可能な処理能力よりも低い処理能力で運転されることになるので、製品製造ライン全体の能力を落として使用しなければならない問題がある。
【0006】
また、ライン式追従型包装機では各処理ステーションの追従装置に組み込まれる作業ユニット(ヘッド)の数は予め決まっている。そして、各処理ステーションの追従装置に組み込まれる作業ユニット(ヘッド)の数に応じて追従装置の追従する距離が変化するので、追従装置に組み込まれる作業ユニット(ヘッド)の数を増減させた場合には追従する距離が変化する。そのため、作業ユニット(ヘッド)の数を増減させる場合にはその処理ステーションの追従装置の追従する距離の変化に対応させて容器追従式包装機システム全体の駆動部の大幅な設計変更が必要となるので、設備導入後に容器追従式包装機システム内に組み込まれている各処理ステーションの追従装置に組み込まれる作業ユニット(ヘッド)の数を変更することは難しい問題がある。
【0007】
従って、従来の容器追従式包装機システムでは処理能力が低い機械だけを簡単に能力アップすることができないので、処理能力が低い機械だけを簡単に能力アップできるような方法の開発が切望されているのが実情である。
【0008】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、追従装置の作業ユニット(ヘッド)の増減に簡単に対応することができ、充填、キャッパー等の容器追従式包装機において能力の変更時の汎用性を持たせることができる容器追従式包装機システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、包装処理対象の容器を搬送する容器搬送装置の容器搬送路に沿って前記容器に各種の包装処理を行う処理ステーションが複数、並設されるとともに、
前記各処理ステーションに前記容器搬送装置の容器搬送動作に追従して移動する追従装置が配設された容器追従式包装機システムにおいて、
前記容器に各種の包装処理を行う作業ユニットが前記容器搬送装置の容器搬送方向に沿って直線状に複数セット並設された作業ユニット集合体を少なくともいずれか1つの前記処理ステーションの前記追従装置に配設し、
前記作業ユニット集合体の前記作業ユニットの数を変更して前記処理ステーションの能力変更を可能にした処理ステーション能力変更部を設けるとともに、
前記処理ステーション能力変更部に前記作業ユニットの数に合わせて前記追従装置の移動ストロークを変更する移動ストローク変更手段を設けたことを特徴とする容器追従式包装機システムである。
そして、本請求項1の発明では、処理ステーション能力変更時には処理ステーション能力変更部によって作業ユニット集合体の作業ユニットの数を変更して処理ステーションの能力を変更させるとともに、処理ステーション能力変更部の移動ストローク変更手段によって作業ユニットの数に合わせて追従装置の移動ストロークを変更するようにしたものである。
【0010】
請求項2の発明は、前記作業ユニット集合体を備えた処理ステーションは、前記容器搬送装置の容器搬送方向に沿って延設され、前記追従装置の移動をガイドするガイドシャフトと、このガイドシャフトを支持するシャフト支持部材と、前記容器搬送装置の容器搬送方向に沿って延設されたラックとを具備し、
前記追従装置は、前記ガイドシャフトにスライド可能に連結される軸受部と、前記ラックに噛合させたピニオンギアと、このピニオンギアを駆動する駆動モータとを具備し、
前記移動ストローク変更手段は、前記ガイドシャフトの長さを前記移動ストロークの長さに合わせて調整するガイドシャフトの長さ調整手段と、複数のシャフト支持部材構成部材を連結して前記シャフト支持部材を構成し、前記移動ストロークの長さに合わせて前記シャフト支持部材構成部材の連結数を変更するシャフト支持部材長さ調整手段と、複数のラック構成部材を連結して前記ラックを構成し、前記移動ストロークの長さに合わせて前記ラック構成部材の連結数を変更するラック長さ調整手段と
を具備することを特徴とする請求項1に記載の容器追従式包装機システムである。
そして、本請求項2の発明では、移動ストローク変更手段によって作業ユニットの数に合わせて追従装置の移動ストロークを変更する作業時にはガイドシャフトの長さ調整手段によってガイドシャフトの長さを移動ストロークの長さに合わせて調整し、シャフト支持部材長さ調整手段によって移動ストロークの長さに合わせてシャフト支持部材の構成部材の連結数を変更するとともに、ラック長さ調整手段によって移動ストロークの長さに合わせてラック構成部材の連結数を変更するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図8(A),(B)を参照して説明する。図1および図2は本実施の形態の容器追従式包装機システム、すなわち包装処理対象の容器を搬送するコンベアー(容器搬送装置)などの容器搬送路に沿って容器に各種の包装処理を行う、例えば洗浄機、充填機、キャッパーなどの複数の処理ステーションが順次配設された包装処理ラインの一部を構成するライン式包装機、例えばキャッパー2の概略構成を示すものである。このキャッパー2は、後述する追従装置18を支持するフレーム4を備えている。このフレーム4上には、容器8などのワークを搬送するコンベアー(容器搬送装置)6が設けられ、所定の間隔(ピッチ)に配置された容器8が一定の速度で搬送されている。
【0012】
また、フレーム4上には、コンベアー6による容器8の搬送方向と平行に延設されたラック12と、1対のガイドシャフト13とが設けられている。これらガイドシャフト13上には、コンベアー6の容器搬送動作に追従して移動する追従装置18が滑り軸受18aを介して摺動可能に配設されている。さらに、図2に示すように各ガイドシャフト13の両端部はそれぞれシャフトブロック15及び長さ調整手段69を介してフレーム4上に固定されている。そして、1対のガイドシャフト13によってコンベアー6の容器搬送路と平行な適宜の長さ範囲の作業ユニット搬送路が形成されている。
【0013】
また、追従装置18には、第1のサーボモーター16が配設され、その駆動軸が下方に向けられている。この駆動軸には、ピニオンギア14が取り付けられ、このピニオンギア14は、ラック12に噛み合わせられている。
【0014】
したがって、第1のサーボモーター16によるピニオンギア14の回転駆動時にはラック12とピニオンギア14との噛合部を介して伝達される駆動力によって追従装置18がガイドシャフト13に沿って移動されるようになっている。このとき、第1のサーボモーター16が正方向に回転駆動される状態では追従装置18は、コンベアー6の容器搬送動作に追従して1対のガイドシャフト13による一定の移動範囲内でほぼ直線的に移動される。
【0015】
また、第1のサーボモーター16が逆向きに回転駆動されると、追従装置18は、コンベアー6の容器搬送方向と反対方向にほぼ直線的に移動(戻し駆動)される。すなわち、追従装置18は、ラック12およびガイドシャフト13に沿ってフレーム4上を一定の作業ユニット搬送路の範囲内で往復駆動されるようになっている。
【0016】
また、この追従装置18がコンベアー6の容器搬送動作に追従して移動する速度は、第1のサーボモーター16によってフィードバック制御され、コンベアー6による容器8の搬送速度に合わせられる。さらに、ピニオンギア14がラック12の中央付近から端部近傍の所定の位置に到達した時点では、第1のサーボモーター16が一旦停止されるように制御され、反対方向に回転されるか、または停止されるかが選択される。なお、この第1のサーボモーター16による追従装置18の駆動速度は、追従装置18がコンベアー6の容器搬送動作に追従して移動する場合と、追従装置18が戻し駆動される場合とでは、移動速度がほぼ同一でも大きく異なっていてもよい。
【0017】
さらに、追従装置18には、この第1のサーボモーター16に隣接し、かつ、駆動軸が逆の方向(上方)に配置された第2のサーボモーター20が取り付けられている。この第2のサーボモーター20の駆動軸には、タイミングプーリ22が取り付けられ、このタイミングプーリ22には、タイミングベルト24が噛み合わせられている。
【0018】
また、追従装置18の上方には、キャッピングヘッド(作業ユニット集合体)34が配設されている。このキャッピングヘッド34の前端部には、図2に示すように、下向きに延設された同一構成の3つのキャップチャックユニット(作業ユニット)36が並設されている。これら3つのキャップチャックユニット36はコンベアー6の容器搬送方向に沿って直線状に一列に並べて配置されている。
【0019】
また、キャッピングヘッド34の後端部には昇降駆動可能な昇降駆動部32Aが配設されている。この昇降駆動部32Aには上下方向に延設された昇降駆動用のボールねじ26が取り付けられている。このボールねじ26の下端部には第2のサーボモーター20の駆動軸上のタイミングプーリ22とほぼ同じ高さに配置されたタイミングプーリ28が装着されている。そして、このタイミングプーリ28に前記タイミングベルト24が噛み合わせられている。
【0020】
さらに、ボールねじ26の上端には、軸受30が設けられ、この軸受30を介して追従装置18のベース部材32が取り付けられている。このため、サーボモーター20の回転による回転トルクは、タイミングプーリ22に伝達され、このタイミングプーリ22に噛み合わせられたタイミングベルト24に伝達される。さらに、この回転トルクがタイミングプーリ28を介してボールねじ26に伝達されて、このボールねじ26が回転駆動される。このボールねじ26の回転運動はボールねじ26と軸受30との噛合部を介してベース部材32の昇降運動に変換されるようになっている。これにより、ボールねじ26が所定の方向に回転されると、ベース部材32を介してキャッピングヘッド34全体が昇降駆動されるようになっている。そして、このキャッピングヘッド34と一体に3つのキャップチャックユニット36が直線的に昇降駆動される。
【0021】
ここで、各キャップチャックユニット36の昇降駆動時には、第2のサーボモーター20がフィードバック制御されて上下動量(昇降量)が適宜制御される。
【0022】
図1に示すようにこのキャップチャックユニット36の軸心部にはスピンドル41が配設されている。このスピンドル41の上端には、タイミングプーリ38が取り付けられ、下端には、開閉および回転可能なチャック部40が設けられている。
【0023】
さらに、キャッピングヘッド34には、好ましくはサーボモーターからなる3つのモーター42が図2に示すように3つのキャップチャックユニット36の並び方向と平行に一列に並設されている。図1に示すようにこれらモーター42の回転軸には、それぞれタイミングプーリ44が取り付けられ、これらタイミングプーリ44には、それぞれタイミングベルト46が噛み合わせられている。これらタイミングベルト46は、キャップチャックユニット36の上端のタイミングプーリ38にそれぞれ噛み合わせられている。このため、これらモーター42が回転されると、各モーター42の回転トルクがタイミングプーリ44を介してタイミングベルト46に伝達される。さらに、この回転トルクがタイミングプーリ38を介してスピンドル41に伝達されて、このスピンドル41が回転されて、各キャップチャックユニット36の下端のチャック部40が回転される。
【0024】
このチャック部40は、モーター42によってキャッピング時にキャップ48が容器8に取り付けられたとき、キャップ48の締まり具合が最適に制御されて施蓋される。
【0025】
したがって、キャップチャックユニット36は、自在なストロークで直線状に上下動されるとともに、キャップ48が容器8に対して適宜な力でキャッピングされるように、回転される。
【0026】
また、図2に示すように、キャッパー2のフレーム4には、キャップが供給されるキャップシュート50(キャップ搬送路)が設けられている。このキャップシュート50は、フレーム4の上面に配置されているとともに、その終端部がコンベアー6の容器搬送軌道上に沿ってコンベアー6の近傍位置に配置されている。そして、キャップ供給部(図示せず)から順次キャップシュート50に送り出されたキャップ48がこのキャップシュート50に沿って整列されながら滑り落ちるように自然落下され、このキャップシュート50の終端部側に搬送される。このキャップシュート50の終端部側には、フレーム4の上面に対して平行なスクラッチピースユニット60が離間して配置されている。このスクラッチピースユニット60にはキャップチャックユニット36と同数、本実施の形態では3つのスクラッチピース58が載置されている。
【0027】
このスクラッチピースユニット60は、スクラッチピース搬送機構52によって移動操作されるようになっている。そして、スクラッチピースユニット60の移動にともないキャップシュート50の終端部位置のキャップ48が1つずつ3つのスクラッチピース58にそれぞれ引っ掛けらて移載されるようになっている。
【0028】
そして、キャッパー2の運転時には追従装置18は1対のガイドシャフト13によって形成される作業ユニット搬送路の始点位置(図2中でガイドシャフト13の左端部位置)から終点位置(図2中でガイドシャフト13の右端部位置)までコンベアー6の容器搬送動作に追従して移動し、この追従動作中にキャップチャックユニット36の下端のチャック部40によって容器8にキャップ48を装着するなどの作業をコンベアー6の容器搬送動作に同期して行うようになっている。
【0029】
さらに、追従装置18は作業ユニット搬送路の終点位置に達するとコンベアー6の容器搬送動作への追従動作が停止されたのち、この追従動作と反対方向に戻し駆動されて作業ユニット搬送路の始点位置まで戻されるようになっている。そして、以後は上述したコンベアー6の容器搬送動作に追従して作業ユニット搬送路の始点位置から終点位置まで追従装置18を搬送する追従装置18の追従動作と、作業ユニット搬送路の終点位置で追従動作が停止されたのち、作業ユニット搬送路の始点位置まで追従装置18を戻す戻し動作とが交互に繰り返されるようになっている。
【0030】
また、本実施の形態のキャッパー2にはキャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数を標準数から変更してキャッパー2の能力変更を可能にしたキャッパー能力変更部61と、このキャッパー能力変更部61によって変更されたキャップチャックユニット36の数に合わせて追従装置18の移動ストロークを変更する移動ストローク変更手段62とが設けられている。
【0031】
ここで、キャッパー能力変更部61には図7に示すように1つのキャップチャックユニット36のチャック部40と、このキャップチャックユニット36用のモーター42と、これらの間の動力伝達部とを一体的にユニット化した1つのヘッドユニット63が設けられている。そして、このヘッドユニット63が3つ並設された状態で連結されて図5に示すように3つのキャップチャックユニット36を組み込んだ標準数のキャッピングヘッド34が形成されている。
【0032】
また、キャッパー能力変更部61ではキャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数を図5に示す標準数の状態から変更することにより、キャッパー2の能力変更を可能にしている。例えば、キャッパー2の能力を増加させる場合には図6に示すように標準数の状態より多い数、例えば5つのヘッドユニット63が連結されるようになっている。このキャップチャックユニット36の連結数を増加させることにより、追従装置18の移動ストロークも大きくなる状態に変化されるようになっている。
【0033】
また、キャッピングヘッド34のチャック固定ベース64は図8(A)に示すように取付板65と、側板66と、底板67とにより構成されている。ここで、チャック固定ベース64の取付板65にはチャックユニット取付用穴68が等間隔L2で開けられている。
【0034】
そして、キャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数を5に変更する(ヘッド数が増える)場合はそれに合わせて図8(B)に示すようにチャック固定ベース64の取付板65a及び底板67aを追加するようになっている。このとき、チャックユニット36を追加し、チャック固定ベース64の取付板65及び65aに取付けるようになっている。また、チャック固定ベース64の取付板65及び65aには等間隔L2で取付用穴68が開けられている為、チャックユニット36が偶数から奇数、又は奇数から偶数になった場合も取付け位置をずらして固定する事で組替えが可能となる。
【0035】
さらに、キャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数を減らす場合にはそれ専用のチャック固定ベース64の取付板65a及び底板67aを取り外す事で、組み替えが可能となる。なお、ヘッド数が減る場合はチャックユニット取付用穴68の穴位置をずらす事で取付板65及び底板67を製作しなくても対応が可能である。
【0036】
また、キャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数の変化に応じて追従装置18の移動ストロークも変更される。このとき、移動ストローク変更手段62には、ガイドシャフト13の長さを移動ストロークの長さに合わせて調整するガイドシャフト13の長さ調整手段69が設けられている。
【0037】
このガイドシャフト13の長さ調整手段69はキャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数の変化に応じて適正な長さのガイドシャフト13に変更するようになっている。このとき、ガイドシャフト13は追従装置18の移動ストロークに応じて適正な長さのリニアシャフトを製作する必要がある。なお、このガイドシャフト13のリニアシャフトは市場性がある為、入手が容易でしかも安価となる。さらに、シャフトブロック15は流用可能である。
【0038】
また、移動ストローク変更手段62にはシャフト支持部材長さ調整手段70と、ラック長さ調整手段71とが設けられている。ここで、シャフト支持部材長さ調整手段70は図3および図4に示すようにガイドシャフト13のシャフト支持部材72を複数の構成部材73に分割し、追従装置18の移動ストロークの長さに合わせて連結されるシャフト支持部材構成部材73の連結数を変更する構成になっている。例えば、キャッパー能力変更部61によって変更されたキャップチャックユニット36の数に合わせてシャフト支持部材構成部材73の連結数が変更される。そして、追従装置18の移動ストロークが比較的短い標準状態の場合には図3に示すように例えば3つのシャフト支持部材構成部材73が連結され、この状態で標準状態の追従装置18の移動ストロークが確保される状態でセットされるようになっている。
【0039】
さらに、この標準状態よりも追従装置18の移動ストロークが大きい場合には図4に示すように連結されるシャフト支持部材構成部材73の数が増え、例えば4つのシャフト支持部材構成部材73が連結され、この状態で標準状態よりも長い追従装置18の移動ストロークが確保される状態でセットされるようになっている。なお、シャフト支持部材構成部材73のフレームにはチャック固定ベース64の取付板65と同様に等間隔L1で取付穴74が開けられている。
【0040】
また、ラック長さ調整手段71は図3および図4に示すようにラック12を複数の構成部材75に分割し、追従装置18の移動ストロークの長さに合わせて連結されるラック構成部材75の連結数を変更する構成になっている。例えば、キャッパー能力変更部61によって変更されたキャップチャックユニット36の数に合わせてラック構成部材75の連結数が変更される。そして、追従装置18の移動ストロークが比較的短い標準状態の場合には図3に示すように例えば3つのラック構成部材75が連結され、この標準状態よりも追従装置18の移動ストロークが大きい場合には図4に示すように例えば4つのラック構成部材75が連結されるようになっている。なお、ラック12は歯と端面の長さ寸法が管理され、各シャフト支持部材構成部材73に取付けられている。
【0041】
また、キャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数を増やす場合にはラック構成部材75が取付けられた中間のシャフト支持部材構成部材73を追加してフレームに取付けるようになっている。このとき、フレームには等間隔で取付穴74が開けられている為、中間のシャフト支持部材構成部材73の数が偶数から奇数、又は奇数から偶数になった場合も取付け位置をずらして固定する事で組替が可能になっている。
【0042】
また、中間のシャフト支持部材構成部材73は長さを管理して製作している為、中間のシャフト支持部材構成部材73同士の端面を突き合わせて固定する事でラック構成部材75同士の間隔も適正な寸法となる。
【0043】
また、キャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数が減る場合には中間のシャフト支持部材構成部材73を減らし、短いリニアシャフトにすることにより組み替えが可能である。なお、以後長い追従装置18の移動ストロークを使用する予定がない、或いは型替迄に時間がない、型替えにかかる費用を削減したい等の場合は元々使用していたガイドシャフト13を切断して使用する事も可能である。
【0044】
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態ではキャッパー2の能力変更時にはキャッパー能力変更部61によって追従装置18のキャップチャックユニット36の数を変更してキャッパー2の能力を変更させるとともに、キャッパー能力変更部61の移動ストローク変更手段62によってキャップチャックユニット36の数に合わせて追従装置18の移動ストロークを変更するようにしている。そのため、充填、キャッパー等の容器追従式包装機において能力の変更時の汎用性を持たせることができ、キャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数の増減に対応できる。
【0045】
その結果、設備導入後の資材(充填液、キャップの形状、材質変化等)の変化によって製品製造ライン上の複数の処理ステーションのうちのいずれか機械の能力が要求されている処理能力を満足出来なくなった場合、その処理能力が低い機械の能力を簡単に増大させることができる。したがって、従来のように処理能力が低い機械に合わせて製品製造ライン上の容器の送り速度が設定される場合に比べて製品製造ライン全体の処理速度を高め、処理能力を高めることができるので、従来に比べて製品製造ライン全体の作業能率を高めることができる効果がある。
【0046】
また、本実施の形態では移動ストローク変更手段62によってキャッピングヘッド34に組み込まれるキャップチャックユニット36の数に合わせて追従装置18の移動ストロークを変更する作業時にはガイドシャフト13の長さ調整手段69によってガイドシャフト13の長さを移動ストロークの長さに合わせて調整し、シャフト支持部材長さ調整手段70によって移動ストロークの長さに合わせてシャフト支持部材72の構成部材73の連結数を変更するとともに、ラック長さ調整手段71によって移動ストロークの長さに合わせてラック構成部材75の連結数を変更するようにしている。そのため、容器追従式包装機システム全体の中で、処理能力が低い機械だけを簡単に能力アップできる。
【0047】
さらに、本実施の形態では追従装置18の駆動系にラック12とピニオンギア14との噛合部を備えたラック&ピニオン方式の駆動機構を設けたので、追従装置18の移動ストロークを変更する場合、ラック12の構成部材75を継ぎ足すだけでストローク変更が可能となる。そのため、追従装置18の駆動系にボールネジを使用する場合のように、ストローク変更時にネジ全てを交換する必要がないので、簡単に追従装置18の移動ストロークを変更することができ、現地でも直ぐ対応できる。
【0048】
また、図9乃至図12(A),(B)は本発明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図8(A),(B)参照)のキャッパー2の追従装置18の移動ストロークを変更する移動ストローク変更手段62の変形例を示すものである。
【0049】
すなわち、本実施の形態ではキャッパー2の駆動ベース81に取り付けたオシレーティングドライブなどの回動軸82を中心に揺動可能な揺動レバー83が設けられている。この揺動レバー83には半径方向に沿って複数の位置決め穴84が設けられている。さらに、この揺動レバー83のいずれかの位置の位置決め穴84にはリンクアーム85が連結ピン86を介して回動可能に連結されている。このリンクアーム85にもアームの軸方向に沿って複数の連結穴87が並設されている。
【0050】
また、図10に示すようにリンクアーム85は追従装置18に回動可能に連結されている。そして、揺動レバー83が回動軸82を中心に揺動する動作にともないリンクアーム85を介して追従装置18が1対のガイドシャフト13に沿って直線的に往復駆動されるようになっている。これにより、追従装置18を1対のガイドシャフト13に沿って直線的に往復駆動させる駆動機構88が形成されている。ここで、追従装置18をガイドシャフト13に沿って直線的に往復駆動させる際の追従装置18の移動ストロークは揺動レバー83が回動軸82を中心に揺動する動作とリンクアーム85が連結ピン86を介して回動する動作とによって設定されている。
【0051】
また、この駆動機構88の揺動レバー83の位置決め穴84と、リンクアーム85の連結穴87との連結位置を変化させることにより、追従装置18をガイドシャフト13に沿って直線的に往復駆動させる際の追従装置18の移動ストロークを変更させることができる。例えば、揺動レバー83の最先端位置の位置決め穴84にリンクアーム85の一端部の連結穴87とを連結することにより、図11に示すように追従装置18の移動ストロークを最大に変更させることができる。
【0052】
なお、図11ではキャッパー2の駆動ベース81を基準に追従装置18の移動ストロークを表しているが、実際は追従装置18の移動方向と直交する方向には追従装置18を移動させることはできないので、キャッパー2の駆動べース81側をずらす必要がある。
【0053】
また、本実施の形態の駆動機構88の揺動レバー83の駆動源としては駆動モータ89が主に使用される。なお、この駆動モータ89に替えて容器追従式包装機のカウンターシャフト90から各処理ステーションに伝達される駆動力をタイミングプーリ91、タイミングベルト93を介してタイミングプーリ94に伝達し、駆動機構88の揺動レバー83の駆動源として使用するベルト駆動式の駆動機構95を設ける構成にしても良い。さらに、このベルト駆動式の駆動機構95では図12(A),(B)に示すようにタイミングプーリ92の位置を移動させることによりタイミングベルト93を交換することなくタイミングベルト93に適正なテンションを与えることが可能となる。
【0054】
また、図13は本発明の第3の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図6参照)のコンベアー6による容器8の搬送方向と平行にリンサー101、充填機102、キャッパー103等が並設された容器追従式包装機システムにおける電気制御回路を示すものである。図13中、104は容器追従式包装機システムの中のメインとなるメイン駆動部(親機)で、本実施の形態ではコンベアー105が主軸として設定されている。このメイン駆動部104にはコンベアー駆動モータ106と、この駆動モータ106の回転軸に固定されたコンベアー駆動プーリー107と、レゾルバ108と、PLC:プログラマブル・ロジック・コントローラー(シーケンサー)109とが設けられている。
【0055】
さらに、リンサー101、充填機102、キャッパー103などの各子機にはそれぞれPLC110が内蔵されている。また、リンサー101、充填機102、キャッパー103などの各子機間と、メイン駆動部104との間は4つのケーブル110〜113を介して接続されている。ここで、第1のケーブル110はコンベアー駆動軸に取付けられているレゾルバからの回転信号の受け渡し用のケーブルである。さらに、第2のケーブル111は電源ケーブル、本実施の形態では例えば3相AC200Vである。また、第3のケーブル112は各機械に内蔵されているPLC109、110間を接続し、ネットワーク化するためのケーブル、第4のケーブル113は機械タイミング信号、非常停止ボタン、ドア安全スイッチなどの信号のやりとり用のケーブルである。
【0056】
そして、本実施の形態の容器追従式包装機システムの運転時には次の各工程の動作が行われる。
【0057】
1.メイン駆動部104(メインコンベヤー装置)に▲1▼制御装置と▲2▼同期信号を供給する機器を搭載して、各処理ステーションに信号を分配する。このとき、▲1▼メイン駆動部104より与えられた同期信号に、個々の処理ステーションが同期して動作する。また、▲2▼メイン駆動部104からの信号により、個々の処理ステーションが運転される。
【0058】
2.個々の処理ステーションの制御装置は、メイン装置と同じような形で接続されている。そのため、▲1▼容器追従式包装機システムを構成する処理ステーションが変更されても、同じようなインターフェース(ソフト、ハード共)で接続されているため、メイン駆動部104の改造する必要がない。▲2▼個々の処理ステーションからメイン駆動部104への信号は、同じような形となっているため、構成する処理ステーションのどれからも運転操作やモニターをすることが可能である。▲3▼構成する処理ステーションの接続は、ケーブルの接続のみで増設や撤去が可能である。
【0059】
3.カムサーボを搭載しているためプログラマブルにカムを変更することが可能である。これにより、▲1▼構成する処理ステーションのヘッド数をビルトイン方式で追加したり減らした場合でも、制御装置の変更をすることなく、カムデータを入れ替えるだけで可能である。▲2▼ワークの変更による動作ストロークの変更などは、ティーチング方式により簡単に再設定することが可能である。
【0060】
4.ハンディーターミナルのディスプレーを採用しているため、調整時には個々の処理ステーションに接続して操作することが可能である。
【0061】
5.メイン装置に各種オプション機能の接続が可能である。▲1▼ワイヤレスリモコンにより離れた運転や停止、寸動調整操作。▲2▼生産情報データーの上位への伝送(シリアル伝送、MELSECNET、Ethernet、etc)。▲3▼電話回線による遠隔デバックモデムを接続可能。▲4▼FAポケベルの接続により、異常通報や資材供給の予告指示が可能となる。
【0062】
したがって、個々の処理ステーションは単体で調整可能なため、ライン構成をした直後から生産を立ち上げることが可能となった。また、ラインの構成が変わっても、接続をし直すだけで運転する事が可能で、制御装置の改造やプログラムの変更は不必要である。構成の変更は、若干の手間で終了するようになった。
【0063】
これに対し、図14に示す従来の方法のように機械的な駆動装置により複数台の処理ステーションを接続してラインを構成している場合、ライン全体の制御に関しては一括しておこなっているのが通例であった。この場合でライン構成が変わり、処理ステーションの交換、または、増設や撤去の場合は、構成の変更のため、制御装置の改造と配線などを引き直す必要があった。
【0064】
また、電子的な同期方法により新たな処理ステーションを追加する場合は、直前の既設処理ステーションより信号を取り出して同期をとるが、ライン構成の中間に処理ステーションを増設する、または、撤去する場合には、同期を取り合う処理ステーションを変更するなどのために、構成のやり直しと配線の引き直しをする必要が発生する。
【0065】
以上、どちらの場合にも構成のやりなおしにともなう制御装置の改造と配線工事、プログラムの修正などが不可欠で、大幅な制御の改造が必要となっており、改造作業にコストや時間が必要だった。
【0066】
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態では個々の処理ステーションはコンベヤー装置とセットであれば単体で調整可能なため、予め単体調整をしておけば、ライン構成をした直後から生産を立ち上げることが可能となった。また、ラインの構成が変わっても、接続をし直すだけで運転する事が可能で、制御装置の改造やプログラムの変更は不必要である。構成の変更は、若干の手間で終了するようになった。
【0067】
さらに、本実施の形態では
1.単体で調整可能なためライン化した後の立ちあがりが早くなった。
【0068】
2.ラインの構成が変化しても個々の処理ステーションの制御は変える必要がない。
【0069】
3.従って、納入後のライン上での処理ステーションの増減が既設制御を変化させること無く容易にできるようになった。
【0070】
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0071】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、処理ステーション能力変更時には処理ステーション能力変更部によって作業ユニット集合体の作業ユニットの数を変更して処理ステーションの能力を変更させるとともに、処理ステーション能力変更部の移動ストローク変更手段によって作業ユニットの数に合わせて追従装置の移動ストロークを変更するようにしたので、追従装置の作業ユニット(ヘッド)の増減に簡単に対応することができ、充填、キャッパー等の容器追従式包装機において能力の変更時の汎用性を持たせることができる。
【0072】
請求項2の発明によれば、移動ストローク変更手段によって作業ユニットの数に合わせて追従装置の移動ストロークを変更する作業時にはガイドシャフトの長さ調整手段によってガイドシャフトの長さを移動ストロークの長さに合わせて調整し、シャフト支持部材長さ調整手段によって移動ストロークの長さに合わせてシャフト支持部材の構成部材の連結数を変更するとともに、ラック長さ調整手段によって移動ストロークの長さに合わせてラック構成部材の連結数を変更するようにしたので、追従装置の作業ユニット(ヘッド)の増減に簡単に対応することができ、充填、キャッパー等の容器追従式包装機において能力の変更時の汎用性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の容器追従式包装機システムにおけるライン式キャッパー全体の概略構成を示す正面図。
【図2】第1の実施の形態のライン式キャッパー全体の概略構成を示す平面図。
【図3】第1の実施の形態のライン式キャッパーにおける標準的なヘッド数の追従装置の駆動ユニットの概略構成図。
【図4】第1の実施の形態のライン式キャッパーにおけるヘッド数が増えた場合の追従装置の駆動ユニットの概略構成図。
【図5】第1の実施の形態のライン式キャッパーにおける標準的なヘッド数の追従装置の駆動ユニットの概略構成を示す平面図。
【図6】第1の実施の形態のライン式キャッパーにおけるヘッド数が増えた場合の追従装置の駆動ユニットの概略構成を示す平面図。
【図7】第1の実施の形態のライン式キャッパーのキャップチャックユニットを示す斜視図。
【図8】(A)は第1の実施の形態のライン式キャッパーにおける標準的なヘッド数のキャップチャックユニットのチャックユニット固定ベースの概略構成を示す斜視図、(B)はヘッド数が増えた場合のチャックユニット固定ベースの概略構成を示す斜視図。
【図9】本発明の第2の実施の形態のライン式キャッパーの要部の概略構成図。
【図10】第2の実施の形態のライン式キャッパーにおける追従装置の駆動機構を示す概略構成図。
【図11】第2の実施の形態のライン式キャッパーにおける追従装置の移動ストロークの変更状態を説明するための説明図。
【図12】第2の実施の形態のライン式キャッパーのカウンター駆動時のベルトの長さ調整状態を示すもので、(A)は駆動タイミングプーリと従動タイミングプーリとの距離が短い状態を示す概略構成図、(B)は駆動タイミングプーリと従動タイミングプーリとの距離が長い状態を示す概略構成図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の容器追従式包装機システム全体の電気的な接続状態を示す概略構成図。
【図14】従来の容器追従式包装機システム全体の機械的な駆動装置の接続状態を示す概略構成図。
【符号の説明】
2 キャッパー(処理ステーション)
6 コンベアー(容器搬送装置)
8 容器
13 ガイドシャフト
18 追従装置
34 キャッピングヘッド(作業ユニット集合体)
36 キャップチャックユニット(作業ユニット)
61 キャッパー能力変更部
62 移動ストローク変更手段

Claims (2)

  1. 包装処理対象の容器を搬送する容器搬送装置の容器搬送路に沿って前記容器に各種の包装処理を行う処理ステーションが複数、並設されるとともに、
    前記各処理ステーションに前記容器搬送装置の容器搬送動作に追従して移動する追従装置が配設された容器追従式包装機システムにおいて、
    前記容器に各種の包装処理を行う作業ユニットが前記容器搬送装置の容器搬送方向に沿って直線状に複数セット並設された作業ユニット集合体を少なくともいずれか1つの前記処理ステーションの前記追従装置に配設し、
    前記作業ユニット集合体の前記作業ユニットの数を変更して前記処理ステーションの能力変更を可能にした処理ステーション能力変更部を設けるとともに、
    前記処理ステーション能力変更部に前記作業ユニットの数に合わせて前記追従装置の移動ストロークを変更する移動ストローク変更手段を設けたことを特徴とする容器追従式包装機システム。
  2. 前記作業ユニット集合体を備えた処理ステーションは、前記容器搬送装置の容器搬送方向に沿って延設され、前記追従装置の移動をガイドするガイドシャフトと、このガイドシャフトを支持するシャフト支持部材と、前記容器搬送装置の容器搬送方向に沿って延設されたラックとを具備し、
    前記追従装置は、前記ガイドシャフトにスライド可能に連結される軸受部と、前記ラックに噛合させたピニオンギアと、このピニオンギアを駆動する駆動モータとを具備し、
    前記移動ストローク変更手段は、前記ガイドシャフトの長さを前記移動ストロークの長さに合わせて調整するガイドシャフトの長さ調整手段と、複数のシャフト支持部材構成部材を連結して前記シャフト支持部材を構成し、前記移動ストロークの長さに合わせて前記シャフト支持部材構成部材の連結数を変更するシャフト支持部材長さ調整手段と、複数のラック構成部材を連結して前記ラックを構成し、前記移動ストロークの長さに合わせて前記ラック構成部材の連結数を変更するラック長さ調整手段と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の容器追従式包装機システム。
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