JP4672875B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現像剤(以下、トナー)を用いて用紙等の記録媒体に画像を形成する、複写機、ファクシミリ、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の画像形成装置に着脱可能な現像装置、及び、画像形成装置に関するものである。
【0002】
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
また、現像剤受入カートリッジとは、現像剤補給容器または現像剤補給カートリッジから現像剤を受け入れる側をカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。例えば、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。現像剤受入カートリッジに電子写真感光体ドラムを内装してプロセスカートリッジとしてもよく、或いは、現像手段のみをカートリッジ化したものであってもよい。
【0004】
【従来の技術】
従来、電子写真複写機等の画像形成装置には、像担持体である感光ドラム等の感光体に形成した静電潜像を現像装置によってトナーを付着させて顕像化(現像)し、用紙等の記録媒体に転写する方式が用いられている。
【0005】
近年、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。そこでのこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0006】
また、プロセス部は耐用寿命に差があることから、現像装置を含むプロセスカートリッジ側とトナー補給をするトナーカートリッジを別体に構成したものもある。
【0007】
トナーカートリッジはトナー排出(供給)口が配設され、また、プロセスカートリッジにはトナー受入口が配設されている。このトナー排出口とトナー受入口とを連通させ、トナーをプロセスカートリッジへ排出(供給)するようになっている。
【0008】
上述したように、耐用寿命の異なるものを、個々のカートリッジに構成したことにより、耐用寿命の異なる部品を効率的に交換することができ、経済的また廃棄物低減に寄与している。
【0009】
特願平11−337265号において、トナーカートリッジのトナー排出口とプロセスカートリッジのトナー受入口の連通を、トナーカートリッジとプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着する動作に連動して行うものが提案されている。これは、図9に示すように、トナーカートリッジのトナー排出口23に略円形のTシャッタ27を配置し、プロセスカートリッジに設けたシャッタカバー19に突部19b,19cを設け、画像形成装置本体に対してトナーカートリッジ及びプロセスカートリッジを各々着脱しても、確実にトナーカートリッジのトナー排出口23をTシャッタ27で閉じるようにしたものである。具体的に説明すると、トナーカートリッジを画像形成装置本体に挿入(矢印Cの方向)すると、トナーカートリッジの容器底部26に配設されたTシャッタ27(2点鎖線の状態)は、プロセスカートリッジの突部19bと溝部27bが係合して軸28aを中心に回転(矢印Dの方向)し、Tシャッタ27は実線で図示した状態になりトナー排出口23を開く。図10にTシャッタ27の回転の様子を示す。矢印Cの方向に移動すると、Tシャッタ27は回転し、開口27aも移動する。
【0010】
一方、プロセスカートリッジのトナー受入口16を閉じているPシャッタ18′(2点鎖線の状態)は、画像形成装置本体に挿入(矢印Aの方向)すると、画像形成装置が具備する突部36と溝部18′bとが係合して回転(矢印Bの方向)して、Pシャッタ18′は実線で図示した状態になりトナー受入口16を開く。
【0011】
一方、トナーカートリッジの画像形成装置本体からの脱着動作においては、上記の動作とは逆に、Tシャッタ27はプロセスカートリッジの突部19cと溝部27bが係合して軸28aを中心に回転(矢印Dと逆方向)してトナー排出口23を閉じる。プロセスカートリッジの脱着動作においても前述した動作の逆を辿る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記特願平11−337265号の技術によれば、プロセスカートリッジ又はトナーカートリッジを脱着する動作のみにおいて、トナーカートリッジのトナー排出口のシャッタを閉じることができ、また、トナーカートリッジとプロセスカートリッジを各々独立に画像形成装置本体に対して脱着してもトナー排出口の開閉が可能であり、更にまた、開閉動作をバネなどの付勢手段によらず、各カートリッジの脱着動作によって行うため、確実である。
【0013】
しかしながら、トナーカートリッジのシャッタは移動しながら回転するために、その開口の軌跡は着脱方向(図9の矢印Cの方向)に長くなり、トナーが漏れて飛散するという問題が残されている。
【0014】
そこで、本発明の目的は、トナーカートリッジ(現像剤容器)の補給口を十分にカバーできるトナー受入口を、プロセスカートリッジを大型化することなく配設し、トナー飛散等による汚れの低減したプロセスカートリッジを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本出願に係る発明は、トナーを収容するトナー収容部と、トナー収容部に収容されたトナーを前記トナー収容部の外部に排出する丸穴のトナー排出口と,前記トナー排出口を開閉する、前記トナー収容部の容器底部に回転可能に取り付けられた排出口シャッタであって、前記トナー排出口を開放する丸穴の開口を有する排出口シャッタと、を有するトナーカートリッジが着脱可能な画像形成装置に着脱可能な、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像装置であって、前記現像装置が前記トナーカートリッジに対して相対的に移動する際に、前記排出口シャッタと係合して、前記排出口シャッタを回転させる突部と、前記トナー排出口から排出されるトナーを受け入れるトナー受入口と、を有し前記トナー受入口の形状は内角が鋭角と鈍角とからなる平行四辺形で、前記平行四辺形を成す一組の辺が前記現像装置の挿抜方向と平行であり、前記トナー受入口の大きさは、前記トナーカートリッジが前記現像装置に対して相対的に移動する際に、前記排出口シャッタが回転することによって前記トナー排出口と前記開口とが連通して形成される連通部がとり得る領域の大きさよりも大きいことを特徴とする現像装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態1について図面に基づいて詳細に説明する。図2は、本実施の形態を説明する画像形成装置の一例としてのカラー電子写真プリンタの模式的断面図である。
【0021】
図2に示すカラー電子写真プリンタは、本体内に各々独立に着脱可能なプロセスカートリッジ1(1a,1b,1c,1d)と現像剤容器をカートリッジとしたトナーカートリッジ2(2a,2b,2c,2d)とを備えている。
【0022】
像担持体としての感光ドラム101(101a,101b,101c,101d)の周囲に、感光ドラム101表面に均一に帯電処理を行う帯電装置102(102a,102b,102c,102d)、画像情報を感光ドラム101上にレーザ光で照射する露光装置103(103a,103b,103c,103d)、感光ドラム101上の静電潜像を顕像化する現像装置104(104a,104b,104c,104d)、感光ドラム101上のトナー像を中間転写体301に転写する1次転写帯電装置302(302a,302b,302c,302d)、感光ドラム101上の残留トナーを回収するクリーニング装置105(105a,105b,105c,105d)が配置されている。更に、中間転写体301に転写されたトナー像を用紙等の記録媒体である転写材Pに転写する2次転写装置303、中間転写体301上の残留トナーを回収する中間転写体クリーニング装置304、定着処理を行う定着装置401、定着処理後の転写材Pを排出する排出ローラ402、排出後の転写材を積載する排紙トレイ403が配置されている。中間転写体301は誘電体フィルムのベルトを駆動ローラ305、従動ローラ306、2次転写対向ローラ307に巻掛けられており、駆動ローラ305、従動ローラ306間に張設されるベルト部分は感光ドラム101a,101b,101c,101dに接しており、駆動時は矢印方向へ周回する。
【0023】
現像剤容器となっているトナーカートリッジ2のトナー収容部201(201a,201b,201c,201d)はトナーを収容していて、現像手段の図示しないトナー量検知手段によってトナー補給信号が送られた場合にトナー補給スクリュー202(202a,202b,202c,202d)が回転し、トナーを補給する。
【0024】
上記記録媒体としての転写材Pは、給紙カセット501に積載されていて、給紙ローラ502によって1枚毎に順に給紙し、搬送ローラ503によって搬送され、レジストローラ504によって感光ドラム101上のトナー像と同期をとって送り出される。また、図2に示した給紙カセット501は、1段で構成されるが、複数段配設し、大きさ或いは積載向きの異なる転写材を収容し、所望の転写材を適宜選択できるようにしてもよい。
【0025】
現像装置104は現像ローラ、現像ブレード、搬送スクリューをプロセスカートリッジ容器(現像容器図5参照)1tに備えている。感光ドラム101に形成された静電潜像は現像ローラによって現像される。即ち、プロセスカートリッジ容器(現像容器)1t内のトナーは現像ブレードによって現像ローラ12の外周に薄層塗布し、且つ電荷を付与する。現像容器内のトナーが少なくなると図示されないセンサーが検知してトナーカートリッジ2からトナー受入口16を通じて現像容器1tに送られる。現像容器1t内へ送られたトナーは送りスクリュー6aで図5の紙面に直交する方向に送られる。平行するスクリュー6bの間の隔壁6c両端部はスクリュー6a,6bを収容した空間を連通させてある。そこで、隔壁6cの一端部で他方のスクリュー6b端部へ送られたトナーは前記送り方向とは逆方向にスクリュー6bで送られ、隔壁の他端部から再びスクリュー6a側へ送られトナーは循環する。
【0026】
なお、以上の様な構成のカラー電子写真プリンタにおける画像形成プロセス全体は従来公知の手順と同様であり省略する。
【0027】
プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dは、夫々前述の感光ドラム101a,101b,101c,101d、帯電装置102a,102b,102c,102d、現像装置104a,104b,104c,104d、クリーニング装置105a,105b,105c,105dを具備し、トナーカートリッジ2a,2b,2c,2dは夫々トナー収容部201a,201b,201c,201d、トナー補給スクリュー202a,202b,202c,202dを具備する。
【0028】
図3及び図4はカラー電子写真プリンタの模式的斜視図である。図3は前側のカバー35を開いた状態であり、図4はプロセスカートリッジ1とトナーカートリッジ2の着脱の途中状態を示すために、プロセスカートリッジ1bとトナーカートリッジ2dを途中まで引き出した状態を示したものである。プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1d及びトナーカートリッジ2a,2b,2c,2dは、カラー電子写真プリンタの装置本体14の図示しないガイドレールによってY方向に着脱自在に装着されている。このとき感光ドラム101はY方向と平行している。
【0029】
図5は、プロセスカートリッジ1のシャッタ(以下Pシャッタという)18付近の断面を示したものである。図5に示した状態は、プロセスカートリッジ1上に固定したPシャッタカバー19の連通口19aとPシャッタ18の連通口18aの位置が合致した状態であり、図示しないトナーカートリッジからのトナー補給が可能な状態である。
【0030】
図6は、トナーカートリッジ及びプロセスカートリッジのシャッタ付近の模式的斜視図である。プロセスカートリッジ1の現像装置104の枠体である現像容器であるプロセスカートリッジ容器1tの上面にトナー受入口16(図5参照)が配設され、ここからトナーを現像装置104へと供給する。トナー受入口16にはPシャッタ18の回転中心穴18cがトナー受入口16の傍でプロセスカートリッジ容器1t上に設けたピン1pに嵌合して回動自在に配置される。Pシャッタ18は、略扇形で連通口18a、U溝18b、及び回転中心穴18cが設けられている。Pシャッタ18外側には、Pシャッタカバー19が配置される。Pシャッタカバー19はプロセスカートリッジ容器1tの上面に固定されていて、その凹部19d内にPシャッタ18が収容されている。Pシャッタ18のU溝18bはPシャッタカバー19の凹部19dからは外部へ出ている。Pシャッタカバー19は、連通口19a、円筒状の2個の突部19b,19cが設けられている。また、U溝18bの脱着方向(Y方向、図4参照)の延長上に、U溝18bと係合自在な突起部20が装置本体14に配置されている。プロセスカートリッジ容器1tの上面に、プロセスカートリッジ1の着脱時に、突起部20にガイドされるレール17を形成する。レール17がガイドされることにより、プロセスカートリッジ1と突起部20の横方向(X方向、図4参照)の相対位置ずれを低減できる。
【0031】
一方、トナーカートリッジ2のトナー排出口23には回転中心穴27cを中心とする略円形のシャッタ(以下Tシャッタという)27が配置されている。Tシャッタ27には周囲を4等配して溝部27bが設けてある。隣り合う溝部27b間には開口27aが設けてある。この開口27aは回転中心穴27cをとおるTシャッタ27の直径上に2個所のみ設けてある。
【0032】
トナーカートリッジ2のトナー収容部201の容器底部26に沿って回転シャッタとなったトナーカートリッジ2のTシャッタ27が設けてある。容器底部26にはTシャッタ支持部材28が固定されている。Tシャッタ支持部材28にはTシャッタ27の一部が丁度入る円形の凹部28bが設けてある。この凹部28bの中心に軸28aが設けてある。また、トナー排出口23と同一中心上にトナー排出口28cが設けてある。Tシャッタ27の各溝部27bはTシャッタ27が90度回転する間は凹部28bから外部へ出ている。
【0033】
Tシャッタ27は軸28aに回転中心穴27cが嵌合して回転自在に支持されていて、トナーカートリッジ2を画像形成装置本体14に挿入(矢印Cの方向)すると、トナーカートリッジ2の容器底部26に配設されたTシャッタ27(2点鎖線の状態)は、プロセスカートリッジ1の突部19bと溝部27bが係合して軸28aを中心に回転(矢印Dの方向)に回転し、実線で示した状態になりトナー排出口23を開く。軸28aはトナーカートリッジ2の装置本体14への挿入方向で見てトナー排出口23の手前側に配設されている。
【0034】
本実施の形態の説明においてはトナー飛散防止のシール部材の説明は省略したが、Pシャッタ18とPシャッタカバー19の間や、Tシャッタ27とTシャッタ支持部材28の間に、発泡ウレタンやフェルト等を挟み込むことによってシール性の向上を図ってもよい。また、Pシャッタカバー19の上面とTシャッタ支持部材28の下面にシール部材を貼付し、シール性の向上を図ってもよい。
【0035】
Tシャッタ27の開閉は、プロセスカートリッジ1とトナーカートリッジ2とが着脱方向(Y方向)に相対的に移動することによって行われる。つまり、プロセスカートリッジ1が既に画像形成装置本体14内にあり、トナーカートリッジ2を後から挿入しても、或いは逆に、トナーカートリッジ2を先に画像形成装置本体14内に挿入した後、プロセスカートリッジ1を挿入しても、Tシャッタ27の溝部27bがPシャッタカバー19の突部19b,19cいずれかと係合し、Tシャッタ27の開閉動作が行われる。従って、プロセスカートリッジ1が装置本体14へ装着していなければトナーカートリッジ2を装置本体14へ挿入してもTシャッタ27は作動せずトナー排出口23は閉じたままである。
【0036】
図7は、Tシャッタ27の回転動作に伴う、Pシャッタ18の連通口18aとTシャッタ27の開口27aとが成す連通部の形状の変化を示したものである。ここで、上述したように、Tシャッタ27はプロセスカートリッジ1とトナーカートリッジ2の挿抜方向の相対運動によって開閉されるが、図7はプロセスカートリッジ1を固定してトナーカートリッジ2側を挿抜方向に移動したときのものである。2点鎖線で示した丸はトナー排出口23、太い破線で示した丸は開口27aの軌跡を示したものである(但し、Tシャッタ27の外形は、トナー排出口23と重なった位置のみ図示している)。トナーカートリッジ2を挿入することでTシャッタ27が回転し、トナー排出口23と開口27aの連通部の形状はハッチング(格子)で示した形状つまり太線で示した略平行四辺形7を成す。この略平行四辺形7の一組の辺とプロセスカートリッジ1の挿抜方向とが略平行である。太線で示した略平行四辺形7の領域に、補給するトナーが落ちるため、それを受けるPシャッタカバー19の連通口19a及びPシャッタ18の連通口18aの形状を、前記略平行四辺形7よりも大きくしなければ落下するトナーを受け入れることができない。連通口18a,19aを大きくし過ぎると、Pシャッタ18の大型化を招き、プロセスカートリッジ1上面の配置ができなくなり、また、開閉動作の動作量、動作力を増加させることになる。更には、トナー飛散の可能性が増すことにもなる。
【0037】
図6で示したPシャッタ18について、図1を用いて説明する。図1はプロセスカートリッジ上に配設されたPシャッタの上視図である。プロセスカートリッジ1の挿入方向は図中下から上方向に向う矢印Aで示した方向である。矢印Aの下に示したPシャッタ18はトナー受入口16(図1においては不図示)を塞いだ状態であり、矢印Aの上に示したPシャッタ18は開いた状態を示したものである。連通口18aは上述した略平行四辺形7よりもその縁を外方へ向って0.2〜1.2mm大きくしている。本実施の形態では0.5mm大きくしている。また、トナー受入口16を開閉するためのPシャッタ18の回動角度は50°である。2点鎖線で示したものは、各々“開”及び“閉”状態を併せて示したものである。連通口18aの形状を、例えば図8に示すような長丸穴18″aを有するPシャッタ18″を有するPシャッタ18″にした場合、2点鎖線で示した“開”及び“閉”状態と重なってしまっていて、図1で示したのと同じ回動角度50°では開閉できていない。
【0038】
Pシャッタ18の連通口18aが本実施の形態で示した平行四辺形状の形状であれば、50°の回動で完全に開閉し、Pシャッタ18が回動するために必要とする領域(面積)は小さくて済み、Pシャッタ18或いは他の構造物の配置の自由度を妨げることがない。このようにPシャッタ18のトナー受入口16を開閉するために回動する動作範囲は90°未満とすることが可能であり、上述のように50°とすることができた。Pシャッタ18とPシャッタカバー19の間は、シール部材等によってシール性の向上を図るとともに、本実施の形態の構成のように少ない回動角度(回動量)で開閉を行うことにより、更にトナーが漏れ出て飛散する可能性を低減できる。本実施の形態のPシャッタ18の回転中心穴18cは、連通口18aの対角線の略延長線上に位置する。即ち、この延長線に近い処に位置するため、回動角度が小さくても、十分に開閉を行うことができる。また、プロセスカートリッジ及びトナーカートリッジは個々に挿抜自在であり、図7を用いて説明したようにTシャッタの回転方向は時計/反時計回りの双方があり得るが、Pシャッタの連通形状が平行四辺形状であれば、Tシャッタの回転方向によらずトナーを受け入れることができる。
【0039】
なお、本実施の形態においてはプロセスカートリッジ及びトナーカートリッジを各々4個用いるカラー電子写真プリンタを例に挙げて説明したが、これに限定するものではなく、単色の電子写真プリンタにおいても同様に用いることができることは勿論である。
【0040】
本実施の形態においては、電子写真感光体ドラムを内装したプロセスカートリッジを例に挙げて説明したが、これに限定するものではなく、現像装置のみ、或いは、現像装置と帯電装置とをカートリッジ化したものでも同様であることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればトナーカートリッジの補給口を十分にカバーできるトナー受入口を、現像装置を大型化することなく配設でき、また、他の構造物の配置の自由度を妨げることがなく、更に、トナー飛散等による汚れを低減した現像装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプロセスカートリッジのシャッタを説明する上視図である。
【図2】本発明の実施の形態のカラー電子写真プリンタの模式的縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態のカラー電子写真プリンタの模式的斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態のカラー電子写真プリンタの模式的斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態のプロセスカートリッジのPシャッタ付近の模式的縦断面図である。
【図6】本発明の実施の形態のプロセスカートリッジのシャッタ及びトナーカートリッジのシャッタの開閉動作を説明する模式的斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態の連通部の形状の変化を示す上視図である。
【図8】従来のプロセスカートリッジのシャッタを説明する上視図である。
【図9】従来のプロセスカートリッジのシャッタ及びトナーカートリッジのシャッタの開閉動作を説明する模式的斜視図である。
【図10】トナーカートリッジのシャッタの軌跡を示す上視図である。
【符号の説明】
1…プロセスカートリッジ 1a,1b,1c,1d…プロセスカートリッジ
1t…現像容器 1p…ピン
2…トナーカートリッジ 2a,2b,2c,2d…トナーカートリッジ
6a,6b…スクリュー 6c…隔壁
7…略平行四辺形
14…画像形成装置本体
16…トナー受入口
17…レール
18,18′,18″…Pシャッタ 18a…連通口 18″a…長丸穴 18b…U溝 18′b…溝部 18c…回転中心穴
19…Pシャッタカバー 19a…連通口 19b,19c…突部 19d…凹部
20…突起部
23…トナー排出口
26…容器底部
27…Tシャッタ 27a…開口 27b…溝部 27c…回転中心穴
28…Tシャッタ支持部材 28a…軸 28b…凹部 28c…トナー排出口
35…カバー
36…突部
101…感光ドラム 101a,101b,101c,101d…感光ドラム
102…帯電装置 102a,102b,102c,102d…帯電装置
103…露光装置 103a,103b,103c 103d…露光装置
104…現像装置 104a,104b,104c,104d…現像装置
105…クリーニング装置 105a,105b,105c,105d…クリーニング装置
201…トナー収容部 201a,201b,201c,201d…トナー収容部
202…トナー補給スクリュー 202a,202b,202c,202d…トナー補給スクリュー
301…中間転写体
302…1次転写帯電装置 302a,302b,302c,302d…1次転写帯電装置
303…2次転写装置
304…中間転写体クリーニング装置
305…駆動ローラ
306…従動ローラ
307…2次転写対向ローラ
401…定着装置
402…排出ローラ
403…排紙トレイ
501…給紙カセット
502…給紙ローラ
503…搬送ローラ
504…レジストローラ

Claims (5)

  1. トナーを収容するトナー収容部と、トナー収容部に収容されたトナーを前記トナー収容部の外部に排出する丸穴のトナー排出口と,前記トナー排出口を開閉する、前記トナー収容部の容器底部に回転可能に取り付けられた排出口シャッタであって、前記トナー排出口を開放する丸穴の開口を有する排出口シャッタと、を有するトナーカートリッジが着脱可能な画像形成装置に着脱可能な、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像装置であって、
    前記現像装置が前記トナーカートリッジに対して相対的に移動する際に、前記排出口シャッタと係合して、前記排出口シャッタを回転させる突部と、
    前記トナー排出口から排出されるトナーを受け入れるトナー受入口と、
    を有し
    前記トナー受入口の形状は内角が鋭角と鈍角とからなる平行四辺形で、前記平行四辺形を成す一組の辺が前記現像装置の挿抜方向と平行であり、前記トナー受入口の大きさは、前記トナーカートリッジが前記現像装置に対して相対的に移動する際に、前記排出口シャッタが回転することによって前記トナー排出口と前記開口とが連通して形成される連通部がとり得る領域の大きさよりも大きいことを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像装置は、前記トナー受入口を開閉する、回転可能に取り付けられた受入口シャッタであって、前記トナー排出口を開放する連通口を有する受入口シャッタを有し、前記連通口の形状は内角が鋭角と鈍角とからなる平行四辺形で、前記平行四辺形を成す一組の辺が、前記連通口が前記トナー受入口と対向した状態において前記現像装置の挿抜方向と平行であり、前記連通口の大きさは、前記排出口シャッタが回転する際に前記トナー排出口と前記開口とが連通して形成される連通部が、前記トナーカートリッジが前記現像装置に対して相対的に移動することによってとり得る領域よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記受入口シャッタの回転中心が、前記平行四辺形の対角線の延長上に位置することを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記受入口シャッタの回動する動作範囲が90°未満であることを特徴とする請求項2又は3に記載の現像装置。
  5. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    (a)トナーを収容するトナー収容部と、
    トナー収容部に収容されたトナーを前記トナー収容部の外部に排出する丸穴のトナー排出口と
    前記トナー排出口を開閉する、前記トナー収容部の容器底部に回転可能に取り付けられた排出口シャッタであって、前記トナー排出口を開放する丸穴の開口を有する排出口シャッタと、
    を有する、前記画像形成装置の装置本体に着脱可能なトナーカートリッジと、
    (b)電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための、前記画像形成装置の装置本体に着脱可能な現像装置であって、
    前記現像装置が前記トナーカートリッジに対して相対的に移動する際に、前記排出口シャッタと係合して、前記排出口シャッタを回転させる突部と、
    前記トナー排出口から排出されるトナーを受け入れるトナー受入口と、
    を有し
    前記トナー受入口の形状は内角が鋭角と鈍角とからなる平行四辺形で、前記平行四辺形を成す一組の辺が前記現像装置の挿抜方向と平行であり、前記トナー受入口の大きさは、前記トナーカートリッジが前記現像装置に対して相対的に移動する際に、前記排出口シャッタが回転することによって前記トナー排出口と前記開口とが連通して形成される連通部がとり得る領域の大きさよりも大きい現像装置と、
    を有する画像形成装置。
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