JP6116310B2 - 現像剤収容カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像剤収容カートリッジ、プロセスカートリッジ、現像剤収容カートリッジが着脱可能に構成される画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置において、電子写真感光体、及びこれに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化し、画像形成装置の装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。プロセスカートリッジ方式においては、ユーザ自身で装置のメンテナンスを行うことができるため、操作性を向上できる。
また、プロセスカートリッジ方式の一つとして、現像剤補給方式が知られている。この方式においては、画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成されるプロセスカートリッジを構成する現像カートリッジ及び現像剤補給カートリッジを採用する。そして、現像剤補給カートリッジに形成される補給開口と現像カートリッジに形成される受入開口を接続することにより、現像剤補給カートリッジ内の現像剤収容部に収容される現像剤を、現像カートリッジ内の現像剤収容部へ補給する構成をとっている。
ここで、ユーザが現像カートリッジや現像剤補給カートリッジを交換する際に、ユーザの手や衣服が現像剤で汚れないようにするための対策が必要となる。そのため、補給開口及び受入開口には、周辺への現像剤の漏れを防止するために、様々な構成の開閉可能なシャッタ機構が考えられている。
特許第4696168号公報
画像形成時において、シャッタ機構の備えるシャッタ部は、補給開口から受入開口へ現像剤が補給可能に開放された開放状態にある必要がある。しかし、ユーザが触れる等によってシャッタ部が開口を塞いだ閉鎖状態のまま画像形成動作が行われてしまう虞がある。このようにシャッタ部が閉鎖状態のまま画像形成装置の画像形成動作を行うと、現像剤補給カートリッジから現像カートリッジへ現像剤が補給されないため、画像不良が発生する虞がある。
上記課題に鑑みて、本発明の目的は、現像剤収容カートリッジに形成される開口を開放、閉鎖可能に設けられるシャッタ部が正規の位置にない場合、現像剤収容カートリッジの装着を規制することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る現像剤収容カートリッジは、
現像剤により画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成された現像剤収容カートリッジであって、
現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
を有する現像剤収容カートリッジにおいて、
前記移動部に設けられる突起部であって、前記移動部が前記第1位置に位置しておらず前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジが前記装着位置に到達する前に前記装置本体側に設けられる当接部に当接することにより、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動を規制し、前記移動部が前記第1位置に位置していて前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して閉鎖した位置で移動を開始する場合、前記当接部に当接しない突起部を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る現像剤収容カートリッジは、
現像剤により画像を形成する画像形成装置に用いられる現像カートリッジに着脱可能に構成された現像剤収容カートリッジであって、
現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
を有する現像剤収容カートリッジにおいて、
前記移動部に設けられる突起部であって、前記移動部が前記第1位置に位置しておらず前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジが前記装着位置に到達する前に前記現像カートリッジ側に設けられる当接部に当接することにより、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動を規制し、前記移動部が前記第1位置に位置していて前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して閉鎖した位置で移動を開始する場合、前記当接部に当接しない突起部を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る現像剤収容カートリッジは、
現像剤により画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成された現像剤収容カートリッジであって、
現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させ
る第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
を有する現像剤収容カートリッジにおいて、
前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
現像剤補給カートリッジから前記開口を通じて前記現像剤収容部に現像剤が補給されることを特徴とする。
また、本発明に係る画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジは、
画像形成装置の本体に着脱可能に設けられており、
互いに着脱可能に構成される、上記現像剤収容カートリッジと、前記現像カートリッジと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジは、
画像形成装置の本体に着脱可能に設けられており、
互いに着脱可能に構成される、上記現像剤収容カートリッジと、前記現像剤補給カートリッジと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジは、
画像形成装置の本体に着脱可能に設けられており、画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジにおいて、
互いに着脱可能に構成される、現像剤収容カートリッジと、現像剤により現像を行うための現像カートリッジと、を有し、
前記現像剤収容カートリッジが、
現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
を有し、
前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
前記現像カートリッジに対して、前記現像剤収容部に収容される現像剤を前記開口を通じて補給可能であることを特徴とする。
また、本発明に係る画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジは、
画像形成装置の本体に着脱可能に設けられており、画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジにおいて、
互いに着脱可能に構成される、現像剤収容カートリッジと、現像剤補給カートリッジと、を有し、
前記現像剤収容カートリッジが、
現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に
対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
を有し、
前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
前記現像剤補給カートリッジから前記開口を通じて前記現像剤収容部に現像剤が補給されることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記現像剤収容カートリッジを着脱可能に有することを特徴とする
また、本発明に係る画像形成装置は、上記プロセスカートリッジを着脱可能に有することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、
現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジであって、
互いに着脱可能に構成される、現像剤収容カートリッジと、現像剤により現像を行うための現像カートリッジと、を有し、
前記現像剤収容カートリッジが、
現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
を有し、
前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
前記現像カートリッジに対して、前記現像剤収容部に収容される現像剤を前記開口を通じて補給可能であるプロセスカートリッジを着脱可能に有することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、
現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジであって、
互いに着脱可能に構成される、現像剤収容カートリッジと、現像剤補給カートリッジと、を有し、
前記現像剤収容カートリッジが、
現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させ
る第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
を有し、
前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
前記現像剤補給カートリッジから前記開口を通じて前記現像剤収容部に現像剤が補給されるプロセスカートリッジを着脱可能に有することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤収容カートリッジに形成される開口を開放、閉鎖可能に設けられるシャッタ部が正規の位置にない場合、現像剤収容カートリッジの装着を規制することができる。
現像剤補給カートリッジの移動が規制された状態を示す図 画像形成装置の全体構成を示す概略断面図 プロセスカートリッジの概略断面図 プロセスカートリッジの外観斜視図 現像カートリッジの全体構成を示す外観斜視図 受入側シャッタユニットの現像剤受入許容位置を示す概略断面図 受入側シャッタユニットの現像剤受入停止位置を示す概略断面図 受入側シャッタユニットの分解斜視図 受入側シャッタユニットと受入側現像剤収容部の接続を示す概略斜視図 規制部材について説明する説明図 現像剤補給カートリッジを示す概略斜視図 補給側シャッタユニットの現像剤受入許容位置を示す概略断面図 補給側シャッタユニットの分解斜視図 受入側シャッタユニットの開閉動作を行う際の第一の動作を示す図 受入側シャッタユニットの開閉動作を行う際の第二の動作を示す図 受入側シャッタユニットの開閉動作を行う際の第三の動作を示す図 補給側シャッタユニットの開閉動作を説明する図 現像剤補給カートリッジが装着位置にある状態を示す図 現像剤補給カートリッジの移動の規制について説明する図 移動が規制された状態の現像剤補給カートリッジを示す説明図 移動が規制された状態の現像剤補給カートリッジを示す説明図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に
詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。また、以下の説明においては、特に区別を要しない場合、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKのいずれかの色用に設けられた要素であることを表すために符号に与えた添え字Y、M、C、Kは省略して説明を行う。
(本実施例)
<画像形成装置の全体構成>
まず、図2〜図5を用いて、本実施例に係る電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」という)の構成について説明する。図2は、本実施例に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。図3は、本実施例に係るプロセスカートリッジの概略断面図である。図4は、本実施例に係るプロセスカートリッジの外観斜視図である。図5は、本実施例に係る現像カートリッジの全体構成を示す外観斜視図である。
本実施例に係る画像形成装置は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、記録シートやOHPシート等の記録媒体Sにカラー画像形成を行う。なお、本実施例においては画像形成装置として4色フルカラーレーザプリンタを用いて説明するが、これに限らず、電子写真複写機、LEDプリンタ、電子写真ファクシミリ装置、電子写真ワードプロセッサ等を用いても良い。
また、本実施例においては、現像剤補給方式を用いたプロセスカートリッジ方式を採用する。この方式においては、画像形成プロセスを行うためのプロセスカートリッジPが、画像形成装置本体(以下、「装置本体」という)100に着脱可能に構成されている。このプロセスカートリッジPは、現像剤により現像を行うための現像カートリッジT1と、現像カートリッジT1に現像剤を補給するための現像剤補給カートリッジT2と、が互いに着脱可能に一体に構成されている。なお、以下の説明において、装置本体100とは、画像形成装置の全体構成からプロセスカートリッジPを除いた部分のことを指す。
図2に示すように、本実施例に係る装置本体100内には、第1〜第4のプロセスカートリッジPY〜PKが、水平方向に並べられて配設されている。各プロセスカートリッジPは、互いに同様の電子写真プロセス機構を有しており、収容される現像剤の色や充填量は各々異なっている。プロセスカートリッジPには、それぞれ装置本体100から回転駆動力が伝達される。また、プロセスカートリッジPには、装置本体100から帯電バイアス、現像バイアス等が供給される。
図3に示すように、プロセスカートリッジPの現像カートリッジT1は、クリーニングユニット1と、現像ユニット10とを備えている。これらクリーニングユニット1と現像ユニット10とは互いに揺動可能に結合されている。クリーニングユニット1は、現像剤像を担持可能な像担持体としての電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」という)2と、この感光体ドラム2に作用する帯電ローラ3と、クリーニング部材6と、を備えている。また、現像ユニット10は、感光体ドラム2上(像担持体上)の静電潜像に現像剤を供給することにより現像するための現像手段を備えている。
クリーニングユニット1の構成の詳細について説明する。図4中回転軸Xを長手方向とする感光体ドラム2は、クリーニング枠体7によって回転可能に支持されている。感光体ドラム2の一端には、図4に示すように、ドラム駆動カップリング2aが設けられている。感光体ドラム2とドラム駆動カップリング2aは、一体的に形成されている。ドラム駆動カップリング2aは、装置本体100のカップリング(不図示)と係合する。そして、装置本体100の駆動モータ(不図示)の駆動力がドラム駆動カップリング2aに伝達さ
れることで、感光体ドラム2が図3中矢印A方向に所定の速度で回転駆動する。
帯電ローラ3は、感光体ドラム2に接触しながら従動回転する。帯電ローラ3は、図3に示すように、帯電ローラ軸受4を介して、クリーニング枠体7に取り付けられる。帯電ローラ3は、帯電ローラ3の回転中心と感光体ドラム2の回転中心を結ぶ線に沿って、矢印E方向に移動可能に取り付けられる。帯電ローラ3の回転軸3aは、帯電ローラ軸受4に回転可能に支持されている。帯電ローラ軸受4は、帯電ローラ加圧部材5によって感光体ドラム2に向かって付勢される。
クリーニング部材6は、先端の弾性ゴムブレード6aと支持板金6bから構成されている。弾性ゴムブレード6aの先端は、感光体ドラム2の回転方向(図3中矢印A方向)に対してカウンター方向に当接させている。クリーニング部材6は、感光体ドラム2に残留した現像剤を除去する。クリーニング部材6によって感光体ドラム2の周面から除去された現像剤は、クリーニング枠体7の除去現像剤収容部7aに収容される。
次に、図3を参照して、現像ユニット10の構成の詳細について説明する。現像ユニット10は、図3に示すように、現像ユニット10内の各種要素を支持する現像枠体14を有する。現像枠体14は、現像部16と受入側現像剤収容部15とに分けられる。
現像部16には、現像剤担持体としての現像ローラ11、現像剤供給ローラ(以下、「供給ローラ」という)12、現像ブレード13が設けられている。現像ローラ11は、感光体ドラム2と接触して図3中矢印D方向に回転する。供給ローラ12は、現像ローラ11と接触しながら、図3中矢印F方向に回転する。供給ローラ12には、二つの役割がある。一つは、現像ローラ11上に現像部16内の現像剤を供給することである。もう一つは、現像に供されずに現像ローラ11上に残留した現像剤を剥ぎ取ることである。現像ブレード13は、現像ローラ11の周面上に接触することで、現像ローラ11上の現像剤の層厚を規制する。
第1収容部15aには、現像剤受入開口23が設けられている。現像剤受入開口23の上部には、受入側シャッタユニット24が配置されている。通常、受入側シャッタユニット24は閉じているが、装置本体100に現像カートリッジT1と現像剤補給カートリッジT2が装着された状態において、開く構成になっている。第2収容部15bは、現像開口を介して現像部16と繋がっている。プロセスカートリッジPの未使用時において、現像開口は封止部材で封止されている。この封止部材は、プロセスカートリッジPの物流時に受入側現像剤収容部15から現像剤が漏れるのを防止している。封止部材は、現像剤開口の縁の面に溶着等により接着されている。
さらに、クリーニングユニット1と現像ユニット10の結合について説明する。図5に示すように、クリーニング枠体7は、クリーニング結合穴8(8R、8L)を有する。一方、現像枠体14には、図3、図5に示すように、長手方向両端に現像側板19(19R、19L)が設けられている。現像側板19(19R、19L)は、現像結合穴20(20R、20L)を有する。クリーニング結合穴8(8R、8L)と現像結合穴20(20R、20L)は、図5に示すように、結合軸21(21R、21L)と嵌合することにより揺動可能に結合される。これにより、クリーニングユニット1と現像ユニット10が結合する。
クリーニングユニット1と現像ユニット10の間には、図3、図5に示すように、加圧バネ22が配置される。加圧バネ22の付勢力によって、現像ユニット10は、現像結合穴20を中心に図3中矢印G方向の回転モーメントを得る。これにより、現像ローラ11が感光体ドラム2に当接する。なお、本実施例においては、現像ローラ11は感光体ドラ
ム2に接触して配置されているが、所定間隔を設けて配置される構成であってもよい。
第1のプロセスカートリッジPYは、現像剤収容部としての受入側現像剤収容部15内にイエローYの現像剤を収容しており、感光体ドラム2の表面にイエローYの現像剤像を形成する。同様に、第2のプロセスカートリッジPMはマゼンタMの現像剤を、第3のプロセスカートリッジPCはシアンCの現像剤を、第4のプロセスカートリッジPKはブラックKの現像剤を収容している。そして、各プロセスカートリッジPM〜PCが備える各感光体ドラム2の表面に各色の現像剤像を形成する。
第1の現像剤補給カートリッジT2Yは、現像剤収容部としての補給側現像剤収容部40内にイエローYの現像剤を収容しており、同色の現像剤を収容する現像カートリッジT1Y内にイエローYの現像剤を補給可能に構成されている。同様に、第2の現像剤補給カートリッジT2Mは、マゼンタMの現像剤を収容しており、同色の現像剤を収容する現像カートリッジT1MにマゼンタMの現像剤を補給可能に構成されている。同様に、第3の現像剤補給カートリッジT2Cは、シアンCの現像剤を収容しており、同色の現像剤を収容する現像カートリッジT1CにシアンCの現像剤を補給可能に構成されている。同様に、第4の現像剤補給カートリッジT2Kは、ブラックKの現像剤を収容しており、同色の現像剤を収容する現像カートリッジT1KにブラックKの現像剤を補給可能に構成されている。
ここで、図2に示すように、プロセスカートリッジPY〜PKの上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが配設されている。レーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Lを出射する。出力されたレーザ光Lは、感光体ドラム2の表面上に走査露光される。
また、図2に示すように、プロセスカートリッジPY〜PKの下方には、一次転写部材としての中間転写ベルトユニット110が配設されている。中間転写ベルトユニット110は、可撓性を有する無端状の転写ベルト111と、この転写ベルト111を張設して回動させる駆動ローラ112、従動ローラ113、二次転写対向ローラ114を有する。
各プロセスカートリッジに備えられる感光体ドラム2は、転写ベルト111に接している。この感光体ドラム2と転写ベルト111とが接する接触部N1が一次転写部である。また、転写ベルト111の内周面側には、感光体ドラム2に対向して一次転写ローラ115が配設されている。また、転写ベルト111を介して二次転写対向ローラ114に対向する位置には、二次転写部材としての二次転写ローラ117が配置されている。転写ベルト111と二次転写ローラ117との接触部N2が二次転写部である。
また、中間転写ベルトユニット110の下方には、給送ユニット120が配設されている。この給送ユニット120は、記録媒体Sを収容する給送トレイ121と給送ローラ122とで構成される。また、装置本体100内の上方には定着ユニット130が配設されている。さらに、装置本体100の上面は排出トレイ100aとなっている。なお、記録媒体S上に転写されずに転写ベルト111上に残留した現像剤は、転写ベルト111に当接して配置されるベルトクリーニングユニット116によって除去、回収される。
<画像形成動作>
次に、図2、図3を参照して、フルカラー画像を形成するための画像形成動作について説明する。まず、第1〜第4の各プロセスカートリッジPY〜PKの感光体ドラム2が図2中矢印A方向に所定の速度で回転駆動される。また、転写ベルト111は図2中矢印B方向(感光体ドラム2の回転に順方向)に回転駆動される。この時、転写ベルト111の速度は、感光体ドラム2の速度に対応している。
また、感光体ドラム2と転写ベルト111が回転駆動するのと同時に、レーザスキャナユニットLBが駆動される。ここで、レーザスキャナユニットLBの駆動に同期して、各プロセスカートリッジに備えられる帯電ローラ3が所定の極性、電位で感光体ドラム2の表面を一様に帯電する。そして、レーザスキャナユニットLBが、各色の画像信号に応じたレーザ光Lで各感光体ドラム2の表面を走査露光する。これにより、各感光体ドラム2の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。
第1のプロセスカートリッジPYの感光体ドラム2の表面に形成された静電潜像は、現像ローラによって現像され、イエローYの現像剤像が形成される。そして、イエローYの現像剤像は転写ベルト111上に一次転写される。その上に、第2〜第4のプロセスカートリッジの感光体ドラム2の表面に形成された現像剤像が重畳され、4色フルカラーの未定着の現像剤像が、転写ベルト111上に形成される。
一方、給送トレイ121に収容されている記録媒体Sが、所定の制御タイミングで二次転写部N2へと給送される。そして、二次転写部N2において、転写ベルト111上に形成された4色フルカラーの現像剤像が、記録媒体S上に一括して二次転写される。
さらに、4色フルカラーの現像剤像が二次転写された記録媒体Sは、転写ベルト111から分離されて、定着ユニット130へ導入される。そして、定着ニップ部で加熱、加圧されることにより、現像剤像が記録媒体S上に定着される。その後、フルカラー画像が定着された記録媒体Sは、排出トレイ100aに搬送されることで、画像形成動作は完了する。
<現像剤補給カートリッジ>
次に、図3、図11を参照して、本実施例に係る現像剤収容カートリッジとしての現像剤補給カートリッジの構成について説明する。図11は、本実施例に係る現像剤補給カートリッジを示す概略斜視図である。現像剤補給カートリッジT2は、図3に示すように、現像剤を収容するための現像剤収容部としての補給側現像剤収容部40を有している。補給側現像剤収容部40には、現像剤が出入り可能であって、現像カートリッジT1に現像剤を補給するための開口としての現像剤補給開口43が形成されている。また、現像剤補給開口43の下部には、補給側シャッタユニット44が設けられている。補給側シャッタユニット44は後述する補給回転部材49を備えており、補給回転部材49は、現像剤補給開口43を補給側現像剤収容部40の外部に対して閉鎖する閉位置と、開放する開位置と、の間を移動可能に設けられている。通常、補給側シャッタユニット44は閉じているが、装置本体100に現像カートリッジT1と現像剤補給カートリッジT2が装着された状態において、開く構成になっている。なお、現像剤補給カートリッジT2による補給動作は、装置本体100に設けられた現像カートリッジT1の現像剤残量検知部(不図示)が、現像カートリッジT1内の現像剤残量不足を検知した時に行われる。
補給側現像剤収容部40内には、補給搬送部材41と補給攪拌部材42が設けられている。補給搬送部材41と補給攪拌部材42は、補給側現像剤収容部40を形成する枠体によって回転可能に支持されている。補給搬送部材41は、補給側現像剤収容部40内の現像剤を現像剤補給開口43に向けて搬送する。補給搬送部材41は、図11に示すように、表面にらせん状のフィン41aと戻しフィン41bが形成されたスクリュー部材である。フィン41aは、図11中矢印QA方向に現像剤を搬送する。戻しフィン41bは、フィン41aと逆方向である図11中矢印QB方向に現像剤を搬送する。
補給攪拌部材42は、補給攪拌軸42aと補給攪拌シート42bから形成されている。補給攪拌部材42の役割は、二つある。一つは、補給側現像剤収容部40内の現像剤を攪
拌することである。もう一つは、攪拌した現像剤を補給搬送部材41に送ることである。補給搬送部材41の上部には、カバー部材47が設けられている。カバー部材47は、現像剤補給開口43と補給搬送部材41の長手方向の一部を覆っている。カバー部材47には、戻し穴47aが設けられている。
補給搬送部材41と補給攪拌部材42の長手方向の一端には、それぞれ補給搬送カップリング45と補給攪拌カップリング46が設けられている。補給搬送カップリング45と補給攪拌カップリング46は、装置本体100のカップリング(不図示)と係合する。補給搬送カップリング45と補給攪拌カップリング46に装置本体100の駆動モータ(不図示)の駆動力が伝達されることで、補給搬送部材41と補給攪拌部材42が所定の速度で回転駆動される。
現像剤補給カートリッジT2内の現像剤の搬送について説明する。補給側現像剤収容部40内の現像剤は、補給攪拌部材42によって攪拌され、補給搬送部材41へ送られる。補給搬送部材41に送られた現像剤は、カバー部材47まで搬送されるとカバー部材47によって一部が規制される。これにより、現像剤補給開口43から排出される現像剤の量が一定となる。カバー部材47内に搬送された現像剤は、現像剤補給開口43から現像カートリッジT1へ排出される。現像剤補給開口43から排出されなかった現像剤は、戻しフィン41bによって、戻し穴47aから補給攪拌部材42へ送られ、再び攪拌される。
<受入側シャッタユニットの構成>
次に、図6〜図10を用いて、本実施例の現像カートリッジT1に備えられる受入側シャッタユニットの構成を説明する。図6は、本実施例の受入側シャッタユニットの現像剤受入許容位置を示す概略断面図である。図7は、本実施例の受入側シャッタユニットの現像剤受入停止位置を示す概略断面図である。図8は、本実施例の受入側シャッタユニットの分解斜視図である。図9は、本実施例の受入側シャッタユニットと受入側現像剤収容部の接続を示す概略斜視図である。図10は、本実施例の受入側移動部の回転を規制するための規制部材について説明する説明図である。
図6に示すように、受入側シャッタユニット24の受入シャッタ枠体25には、現像剤受入開口23と対応した第一受入開口部25aと円弧面である軸受部25bが設けられている。受入シャッタ枠体25には、第一受入開口25aと対向する位置に第二受入開口25cが設けられている。
受入シャッタ枠体25の内部には、円筒状の受入回転部材26が配置されている。受入軸受部25bが受入回転部材26の外周面26aを受けることにより、受入シャッタ枠体25に対して受入回転部材26が回転可能に支持されている。受入回転部材26の外周面26aには、貫通孔26bが設けられている。貫通孔26bは、受入回転部材26が図6に示す回転位相にあるとき、現像剤受入開口23と連通し、現像剤受入許容位置となる。一方、図7に示す回転位相にあるとき、貫通孔と現像剤受入開口23は、連通しないため、現像剤補受入停止位置となる。受入回転部材26の回転軸は、長手方向(プロセスカートリッジPの装着方向)と直交する方向に設定されている。
さらに、図8を参照して、本実施例の受入側シャッタユニット24の構成の詳細を説明する。図8に示すように、受入シャッタ枠体25に設けられた取り付け部25dに、受入回転部材26、受入回転シール部材27、受入シャッタ枠体カバー28を取り付ける。受入シャッタ枠体25と受入シャッタ枠体カバー28は、取り付け穴28aを受入シャッタ枠体25に設けられた爪部25eに引っ掛かることで結合される。受入シャッタ枠体カバー28を組み付けた後、受入回転部材26の軸部26cの先端の角穴26dには、受入側移動部29の角軸29cが圧入にて取り付けられる。このような構成により受入回転部材
26と受入側移動部29は一体的に回転可能となっている。
図8に示すように、装置本体側に設けられる受入側移動部29は、4か所の係合部29a1〜29a4を有し、その中の対向する一対の係合部29a1と係合部29a3は、当接部としての壁部29bを一体的に設ける。なお、本実施例においては、装置本体側である現像カートリッジT1に係合部29aを設けた構成としたが、これに限られるものではなく、装置本体100に直接係合部29aを設けた構成であってもよい。受入回転部材26に受入側移動部29を取り付ける際は、壁部29bを有する係合部29a1と係合部29a3と受入回転部材26の回転中心を結んだ直線R1と受入回転部材26の貫通孔26bの回転位相を合わせる。
図7に示すように、受入側現像剤収容部15と受入シャッタ枠体25の間には、受入シール部材30が設けられる。受入シール部材30は、受入側現像剤収容部15と受入シャッタ枠体25との結合面からのトナー漏れを防ぐ役割を果たしている。なお、受入シール部材30には、現像剤受入開口23と対応した穴部30aが設けられている。
受入側シャッタユニット24は、受入側現像剤収容部15の現像剤受入開口23に結合される。受入側シャッタユニット24の取り付けは、図9に示すように、受入側シャッタ枠体25の位置決め穴25f、25g、25h、25iを受入側現像剤収容部15の位置決め軸15a、15b、15c、15dに嵌合することで位置決めされる。さらに、位置決め軸15a、15b、15c、15dの先端を熱カシメすることで固定されている。
さらに、図8に示すように、受入側現像剤収容部15には、受入側移動部29の回転を規制するための規制部材31が設けられている。規制部材31は受入側現像剤収容部15に設けられたスライドレール32、33の爪部32a、33aによって、上下方向(矢印U1、U2方向)へスライド可能に設けられている。
また、規制部材31は、受入側現像剤収容部15と規制部材31の間に設けられた圧縮バネ34のバネ力(弾性力)により常に上方に付勢されている。図10に示すように、このホームポジション(規制位置)では、規制部材31に設けられた規制凹部31aと受入側移動部29の係合部29a外形(29a1,29a2,29a3、29a4)とが順次係合できる構成となっている。これによって、受入側移動部29の回転が規制される。即ち、係合部29aの外形が規制凹部31aと嵌合することによって、受入側移動部29の回転が規制される。なお、図8に示すように、受入シャッタ枠体25の最上面には、枠体シール部材35が配置されている。枠体シール部材35は、受入シャッタ枠体25の第二開口部25cに対応した開口部35aを有する。
<現像剤補給側シャッタユニットの構成>
次に、図12、図13を用いて、現像剤補給カートリッジT2に備えられる現像剤補給側シャッタユニットの構成を説明する。図12は、本実施例の現像剤補給側シャッタユニットの現像剤受入許容位置を示す概略断面図である。図13は、現像剤補給側シャッタユニットの分解斜視図である。
図12に示すように、補給側シャッタユニット44の補給シャッタ枠体48には、現像剤補給開口43と対応した第一補給開口部48aと円弧面である軸受部48bが設けられている。補給シャッタ枠体48には、第一補給開口部48aと対向する位置に第二補給開口部48cが設けられている。
補給シャッタ枠体48の内部には、円筒状のシャッタ部としての補給回転部材49が配置されている。補給軸受部48bが補給回転部材49の外周面49aを受けることにより
、補給シャッタ枠体48に対して補給回転部材49が回転可能に支持されている。補給回転部材49の外周面49aには、貫通孔49bが設けられている。
補給回転部材49が、図12に示す回転位相にあるとき、現像剤補給開口43と連通し、補給側シャッタユニット44は現像剤補給許容位置となる。また、補給回転部材49が、図7に示す受入回転部材26と同じ回転位相にあるとき、貫通孔49bと現像剤補給開口43は、連通しないため、補給側シャッタユニット44は現像剤補給停止位置となる。補給回転部材49の回転軸は、長手方向(現像剤補給カートリッジの装着方向)と直交する方向に設定されている。装置本体100に現像カートリッジT1と現像剤補給カートリッジT2の両方が装着された状態において、通常、補給側シャッタユニット44は、現像剤補給許容位置にある。
また、図13に示すように、現像剤補給カートリッジT2には、補給回転部材49を閉位置に位置させる第1位置と、開位置に位置させる第2位置と、の間を回転移動可能な移動部としての補給側移動部52が設けられている。この補給側移動部52は、第1位置で移動を開始すると現像剤補給カートリッジT2が所定の装着位置に到達したときに第2位置に位置するように構成されている。
さらに、図13を参照して、本実施例の補給側シャッタユニット44の構成の詳細を説明する。図13に示すように、補給シャッタ枠体48に設けられた取り付け部48dに補給回転部材49、補給回転シール部材50、補給シャッタ枠体カバー51を取り付ける。補給シャッタ枠体48と補給シャッタ枠体カバー51は、取り付け穴51aを補給シャッタ枠体48に設けられた爪部48eに引っ掛かることで結合される。補給シャッタ枠体カバー51を組み付けた後、補給回転部材49の軸部49cの先端の角穴49dには、補給側移動部52の角軸52cが圧入にて取り付けられる。このような構成により補給回転部材49と補給側移動部52は一体的に回転可能となっている。
図13に示すように、補給側移動部52は、4か所の係合部52a1〜52a4を有し、その中の対向する一対の係合部52a2と係合部52a4には、突起部52bが一体的に設けられる。すなわち、突起部52bは、補給側移動部52の回転軸を挟んで対となって設けられている。補給回転部材49に補給側移動部52を取り付ける際は、突起部52bを有する係合部52a2と係合部52a4と補給側移動部52の回転中心を結んだ直線R2と補給回転部材49の貫通孔49bは90°(垂直)の回転位相に配置する。また、一対の突起部52bを結ぶ直線が補給回転部材49の貫通孔49bの貫通の方向と略垂直となるように構成されている。
現像剤収容部40と補給シャッタ枠体48の間には、図12に示すように、補給シール部材53が設けられる。補給シール部材53は、現像剤収容部40と補給シャッタ枠体48との結合面からのトナー漏れを防ぐ役割を果たしている。なお、補給シール部材53には、現像剤補給開口43と対応した穴部53aが設けられている。現像剤収容部40と補給側シャッタユニット44の結合方法は、図9で示した受入側現像剤収容部15と受入側シャッタユニット24との結合方法と同様であるため、その説明は省略する。
<受入側シャッタユニットの開閉動作>
次に、図14〜図16を用いて、装置本体100に現像カートリッジT1が装着されている状態で、現像剤補給カートリッジT2を装置本体100に装着する場合における、受入側シャッタユニットの開閉動作について説明する。図14は、現像剤受入シャッタユニットの開閉動作を行う際の第一の動作を示す説明図である。図15は、現像剤受入シャッタユニットの開閉動作を行う際の第二の動作を示す説明図である。図16は、現像剤受入シャッタユニットの開閉動作を行う際の第三の動作を示す説明図である。
なお、装置本体100に現像カートリッジT1が装着されている状態で、現像剤補給カートリッジT2を装置本体100に装着すると、最初に現像カートリッジT1の受入側シャッタユニット24の開閉動作が行われる。そしてその次に現像剤補給カートリッジT2の補給側シャッタユニット44の開閉動作が行われる。しかし、ここでは動作を分かり易く説明するため、受入側シャッタユニット24の開閉動作についてのみ説明し、補給側シャッタユニット44の開閉動作の詳細は後述する。また、図14〜図16では、動作を分かり易くするため、現像カートリッジT1の受入側現像剤収容部15と現像剤補給カートリッジT2の現像剤収容部40の図示は省略している。さらに、受入側シャッタユニット24の受入回転部材26の貫通孔26b、および、現像剤補給カートリッジT2の係合部材58の係合部58aと受入側移動部29の係合部29a1と29a3を破線で示す。
現像剤補給カートリッジT2が装置本体100に装着されていない状態において、通常、現像剤補給カートリッジT2の現像剤受入開口23は閉鎖されており、受入側シャッタユニット24は現像剤補給停止位置にある。また、現像剤補給カートリッジT2が装置本体100に装着されていない状態で、現像カートリッジT1を装置本体100に装着しても、受入側移動部29は、どこからも力を受けない。したがって、現像剤受入開口23は閉鎖されており、受入側シャッタユニット24は現像剤受入停止位置にある。このとき、規制部材31の規制凹部31aと受入側移動部29の係合部29a2の外形とが係合しているため、受入側移動部29の回転は規制されている。
受入側シャッタユニット24の開閉動作の手順は、以下の通りである。
開閉動作は、3つの動作に分けられる。第一の動作は、係合部材58が現像カートリッジT1の規制部材31を下降させる動作である。第二の動作は、係合部材58が受入側移動部29と係合し、受入側移動部29を回転させる動作である。第三の動作は、係合部材58が規制部材31を通過して、規制部材31が上昇する動作である。
最初に図14を用いて、第一の動作(規制部材31の下降)を説明する。装置本体100に現像カートリッジT1が装着された状態で、現像剤補給カートリッジT2を装置本体100へ進入させていく(図14(a)の矢印H方向)。現像剤補給カートリッジT2を図14(b)の位置まで進入させると、係合部材58の係合部58aが規制部材31のガイド面31bの第一斜面部31cと接触する。
更なる現像剤補給カートリッジT2の進入に伴い、図14(c)に示すように、第一斜面部31cが係合部材58にガイドされる。このため、圧縮バネ34の弾性力によって上方(矢印U2方向)の規制位置に付勢されていた規制部材31が、弾性力に抗して、受入側現像剤収容部15に設けられている下方(矢印U1方向)へ移動していく。係合部58がガイド面31bの平面部31dに到達すると、規制部材31の規制凹部31aと受入側移動部29の係合部29a2外形との係合が解除される。これにより、受入側移動部29は、回転を許容された状態となる(図14(d))。
次に図15を用いて、第二の動作(受入側移動部29の回転)を説明する。受入側移動部29が回転を許容された状態となってから、係合部58aが規制部材31の平面部31dと接触しながら移動する。そして、係合部58aが受入側移動部29の係合部29a4の外形と当接して、図15(a)に示すように、受入側移動部29を反時計方向に回転させる。受入側移動部29の回転に伴い、受入側シャッタユニット24の受入回転部材26が反時計方向に回転する。係合部58aと係合部29a4の外形の当接が解除される位置まで現像剤補給カートリッジT2が進むと、受入回転部材26が90°回転する。これにより受入回転部材26の回転が停止して、現像剤受入開口23が開放され、受入側シャッタユニット24は現像剤受入許容位置になる(図15(b))。
最後に図16を用いて、第三の動作(規制部材31の上昇)を説明する。受入側シャッタユニット24が現像剤受入許容位置になった状態から現像剤補給カートリッジT2をさらに装置本体100内部へ進入させると、第二斜面部31eが係合部58aにガイドされる。これにより、規制部材31が圧縮バネ34の弾性力によって、受入側現像剤収容部15に対して上方(図16(a)の矢印U2方向)の規制位置へ移動していく。そして、現像剤補給カートリッジT2の係合部58aがガイド面31bを通過すると、規制部材31の規制凹部31aに係合部29a3の外形が係合して、規制位置に戻る。これにより、受入側移動部29は、回転を規制された状態に戻る(図16(b))。以上で、受入側シャッタユニット24の開閉動作は完了する。
<現像剤補給側シャッタの開閉動作>
次に、図1、図17〜19を用いて、現像剤補給側シャッタの開閉動作について説明する。図17は、本実施例の現像剤補給側シャッタユニットの開閉動作を説明する図である。図18は、現像剤補給側カートリッジが装着位置にある状態を示す図である。図19は、現像剤補給カートリッジの装着の規制について説明する図である。
図17を用いて、装置本体100に現像カートリッジT1が装着されている状態で、且つ、現像剤補給開口43が現像剤補給停止位置で、現像剤補給カートリッジT2を装置本体100に装着する場合について説明する。通常、現像剤補給カートリッジT2が装置本体100に装着されていない状態において、現像剤補給開口43は、現像剤補給停止位置にある。また、図18を用いて、装置本体100に現像剤補給カートリッジT2が装着完了した状態を説明する。
なお、受入側シャッタユニット24の開閉動作の説明と同様、ここでは動作を分かり易く説明するため、補給側シャッタユニット44の開閉動作についてのみ説明する。さらに、補給側シャッタユニット44の補給回転部材49の貫通孔49bと受入回転部材26の貫通孔26b及び受入側移動部29の係合部29a1と29a3を破線で示す。前述したように、補給側シャッタユニット44の開閉動作は、受入側シャッタユニット24の開閉動作の後に行われる。つまり、補給側シャッタユニット44の開閉動作が行われるとき、受入側シャッタユニット24の開閉動作は、完了している。すなわち、現像カートリッジT1の受入側移動部29は、規制部材31によって回転を規制されており、受入側シャッタユニット24は現像剤受入許容位置にある。
現像剤補給停止位置にある場合での補給側シャッタユニット44の開閉動作の手順は、以下の通りである。開閉動作は、補給側移動部52と受入側移動部29が係合して、補給側移動部52が回転する動作である。図17(a)に示すように矢印H方向に現像剤補給カートリッジT2が挿入すると、補給側移動部52の係合部52a2が受入側移動部29の係合部29a1の外形と当接し、補給側移動部52が反時計方向に回転する。更に図17(b)に示すように補給側移動部52の回転に伴い、補給側シャッタユニット44の補給回転部材49も反時計方向に回転する。
現像剤補給カートリッジT2が所定の装着位置に装着された状態を図18に示す。現像剤補給カートリッジT2は、装置本体100の挿入口105より挿入すると、装置本体100のガイド103に現像剤補給カートリッジT2の被ガイド部70がガイドされる。更に、挿入すると、現像剤補給カートリッジT2の挿入方向先端面106の位置決めボス101が、装置本体100の位置決め穴102に係合し、短手方向が位置決めされる。更に、挿入すると、現像剤補給カートリッジT2の挿入方向先端面106が装置本体100の長手位置決め面104に突き当たる。これにより、装置本体100内において、現像剤補給カートリッジT2の短手方向、長手方向が位置決めされ、所定の装着位置に位置する装
着完了状態となる。
装着完了状態では、図17(c)に示すように、受入側移動部29の係合部29a1と補給側移動部52の係合部52a3が係合する。これにより補給回転部材49の回転が停止して、補給側シャッタユニット44は、現像剤補給開口43が開放された現像剤補給許容位置になる。
次に、図19を用いて、装置本体100に現像カートリッジT1が装着されている状態で、且つ、補給側シャッタユニット44が現像剤補給許容位置で、現像剤補給カートリッジT2の装置本体100への装着を開始する場合について説明する。現像剤補給カートリッジT2が装置本体100に装着されていない状態において、補給側シャッタユニット44が現像剤補給許容位置にあるのは、ユーザが誤って、補給側移動部52を回転させてしまった場合を想定している。
図19を用いて、補給回転部材49が所定の開口幅をもって現像剤補給開口43を現像剤収容部40の外部に対して開放した位置にある場合での補給側シャッタユニット44の動作を説明する。ここでは、装着前に補給回転部材49が開位置にある時、現像剤補給カートリッジT2の装着を開始する場合について説明する。矢印H方向に現像剤補給カートリッジT2が挿入されると、補給側移動部52の係合部52a3が受入側移動部29の係合部29a1の外形と当接し、補給側移動部52が反時計方向に回転する。補給側移動部52の回転に伴い、補給側シャッタユニット44の補給回転部材49が反時計方向に回転する。回転した補給側移動部52は、受入側移動部29の係合部29a1に設けられた当接部としての壁部29bに、補給側移動部52の係合部52a4に設けられた規制部としての突起部52bが当接する(図19(a)、図19(b))。この時の、補給側移動部52の回転中心と受入側移動部29の回転中心の距離をW1とする。
更に、現像剤補給カートリッジT2の挿入が進むと、壁部29bに、突起部52bが当接した状態で、現像剤補給カートリッジT2が矢印H2方向(挿入方向斜め上方向)へ移動する。この時の、補給側移動部52の回転中心と受入側移動部29の回転中心の距離をW2とする。W1とW2の関係は、W2>W1となる。
図19(a)から図19(c)で説明する状態時の現像剤補給カートリッジT2の装着状態を図1、図20、図21に示す。図1は、現像剤補給カートリッジの移動が規制された状態を示す図である。図20は、現像剤補給カートリッジの移動が規制された状態において、H3方向へ回転した場合を示す説明図である。図21は、現像剤補給カートリッジの移動が規制された状態において、H4方向へ回転した場合を示す説明図である。
現像剤補給カートリッジT2は、装置本体100の挿入口105より挿入すると、装置本体100のガイド103に現像剤補給カートリッジT2の被ガイド部70がガイドされる。更に、挿入すると、前述したように受入側移動部29の係合部29a1に設けられた壁部29bに、補給側移動部52の係合部52a4に設けられた突起部52bが当接することで、現像剤補給カートリッジT2が矢印H2方向に移動する。これにより、現像剤補給カートリッジT2の挿入方向先端面106の位置決めボス101が、装置本体100の位置決め穴102とは位置がずれ、H方向への挿入が規制され、現像剤補給カートリッジT2は、装着完了位置まで挿入できない。
また、図1に示すように、受入側移動部29の係合部29a1に設けられた壁部29bに、補給側移動部52の係合部52a4に設けられた突起部52bが当接することで、現像剤補給カートリッジT2が矢印H2方向に移動する。その後、図20に示すように、ユーザが現像剤補給カートリッジT2をH3方向へ回転すると、現像剤補給カートリッジT
2の挿入方向先端面106の位置決めボス101が、装置本体100の位置決め穴102へ途中まで係合する。但し、現像剤補給カートリッジT2の天面107が挿入口105に当接し、H方向への挿入が規制されることで、現像剤補給カートリッジT2は、装着完了位置まで挿入できない。
また、図21に示すように、ユーザが現像剤補給カートリッジT2をH4方向へ回転すると、現像剤補給カートリッジT2の挿入方向先端面106の稜線106aが、装置本体100の内壁108に当接する。そのため、H方向への挿入が規制されることで、現像剤補給カートリッジT2は、装着完了位置まで挿入できない。
以上、図1、図20、図21を用いて説明したように、補給側移動部52の突起部52bが受入側移動部29の壁部29bに当接し、且つ、現像剤補給カートリッジT2と装置本体100内の一部が当接することで、現像剤補給カートリッジT2の挿入が規制される。このように、現像剤補給カートリッジT2の所定の装着位置への移動方向の移動が規制される。これにより、現像剤補給カートリッジT2は装着完了位置まで挿入できない。よって、現像剤補給カートリッジT2の反装着方向の長手側面が挿入口105より突出する。
現像剤補給カートリッジT2が装着完了位置まで装着できないことを知ったユーザは、装置本体100から現像剤補給カートリッジT2を挿入手順とは逆の手順で抜くことが可能である。そして、装置本体100から引き抜いた現像剤補給カートリッジT2の補給側シャッタユニット44を現像剤受入停止位置にする。そうすると、再度現像剤補給カートリッジT2を装置本体100に挿入した時、所定の装着位置に装着することができる。これにより、現像剤補給カートリッジT2から現像カートリッジT1に現像剤が補給されないことによる画像不良を未然に防止できる。また、現像剤補給開口43に現像剤が詰まることで現像剤補給カートリッジT2の駆動トルクが増大する画像形成装置の動作不良を未然に防止できる。
なお、上記実施例においては、現像剤補給カートリッジT2を装着する前に補給回転部材49が開位置にある場合について説明したが、開位置と閉位置との中間位置にある場合においても、現像剤補給カートリッジT2の装着を規制することもできる。すなわち、中間位置にある場合であっても、現像剤補給カートリッジT2を装着方向に移動する際、受入側移動部29の当接部としての壁部29bに突起部52bが当接する場合、現像剤補給カートリッジT2の移動は規制されることとなる。また、上記実施例では、現像剤補給カートリッジT2の移動を規制した構成で説明したが、突起部を備える移動部を現像剤収容カートリッジとしての現像カートリッジT1に設ける構成としても良い。すなわち、先に現像剤補給カートリッジT2が装着された状態において、現像カートリッジT1を装着する場合に、現像カートリッジT1の移動が規制される構成としてもよい。
40…現像剤収容部、43…現像剤補給開口(開口)、49…補給回転部材(シャッタ部)、52…補給側移動部(移動部)、T1…現像カートリッジ、T2…現像剤補給カートリッジ、P…プロセスカートリッジ

Claims (19)

  1. 現像剤により画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成された現像剤収容カートリッジであって、
    現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
    前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
    前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
    を有する現像剤収容カートリッジにおいて、
    前記移動部に設けられる突起部であって、前記移動部が前記第1位置に位置しておらず前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジが前記装着位置に到達する前に前記装置本体側に設けられる当接部に当接することにより、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動を規制し、前記移動部が前記第1位置に位置していて前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して閉鎖した位置で移動を開始する場合、前記当接部に当接しない突起部を有することを特徴とする現像剤収容カートリッジ。
  2. 前記シャッタ部は、回転部材であり、前記閉位置となる回転位相において前記開口を前記外部に対して閉鎖することが可能、かつ前記開位置となる回転位相において前記開口を前記外部に対して開放することが可能な形状を有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容カートリッジ。
  3. 前記シャッタ部は、前記開位置となる回転位相において前記開口と前記外部とを連通するように形成された貫通孔を有することを特徴とする請求項2に記載の現像剤収容カートリッジ。
  4. 前記移動部は、前記第1位置と前記第2位置との間を回転軸を中心として回転移動可能
    であり、前記回転軸を挟んで一対の前記突起部を備えており、前記一対の突起部を結ぶ直線が前記貫通孔が貫通する方向と垂直となるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の現像剤収容カートリッジ。
  5. 前記移動部は、前記装置本体側に設けられた係合部との係合によって現像剤収容カートリッジが着脱される際の移動に伴って移動することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像剤収容カートリッジ。
  6. 現像剤により現像を行うための現像カートリッジに対して、前記現像剤収容部に収容される現像剤を前記開口を通じて補給可能なことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像剤収容カートリッジ。
  7. 前記移動部は、前記現像カートリッジに設けられた係合部との係合によって現像剤収容カートリッジが着脱される際の移動に伴って移動することを特徴とする請求項に記載の現像剤収容カートリッジ。
  8. 現像剤補給カートリッジから前記開口を通じて前記現像剤収容部に現像剤が補給されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像剤収容カートリッジ。
  9. 前記移動部は、前記現像剤補給カートリッジに設けられた係合部との係合によって現像剤収容カートリッジが着脱される際の移動に伴って移動することを特徴とする請求項に記載の現像剤収容カートリッジ。
  10. 画像形成装置の本体に着脱可能に設けられており、画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジにおいて、
    互いに着脱可能に構成される、請求項又はに記載の現像剤収容カートリッジと、前記現像カートリッジと、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 画像形成装置の本体に着脱可能に設けられており、画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジにおいて、
    互いに着脱可能に構成される、請求項又はに記載の現像剤収容カートリッジと、前記現像剤補給カートリッジと、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像剤収容カートリッジを着脱可能に有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項10又は11に記載のプロセスカートリッジを着脱可能に有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 現像剤により画像を形成する画像形成装置に用いられる現像カートリッジに着脱可能に構成された現像剤収容カートリッジであって、
    現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
    前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
    前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
    を有する現像剤収容カートリッジにおいて、
    前記移動部に設けられる突起部であって、前記移動部が前記第1位置に位置しておらず前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジが前記装着位置に到達する前に前記現像カートリッジ側に設けられる当接部に当接することにより、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動を規制し、前記移動部が前記第1位置に位置していて前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して閉鎖した位置で移動を開始する場合、前記当接部に当接しない突起部を有することを特徴とする現像剤収容カートリッジ。
  15. 現像剤により画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成された現像剤収容カートリッジであって、
    現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
    前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
    前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
    を有する現像剤収容カートリッジにおいて、
    前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
    現像剤補給カートリッジから前記開口を通じて前記現像剤収容部に現像剤が補給されることを特徴とする現像剤収容カートリッジ。
  16. 画像形成装置の本体に着脱可能に設けられており、画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジにおいて、
    互いに着脱可能に構成される、現像剤収容カートリッジと、現像剤により現像を行うための現像カートリッジと、を有し、
    前記現像剤収容カートリッジが、
    現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
    前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
    前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
    を有し、
    前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
    前記現像カートリッジに対して、前記現像剤収容部に収容される現像剤を前記開口を通じて補給可能であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  17. 画像形成装置の本体に着脱可能に設けられており、画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジにおいて、
    互いに着脱可能に構成される、現像剤収容カートリッジと、現像剤補給カートリッジと、を有し、
    前記現像剤収容カートリッジが、
    現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
    前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
    前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
    を有し、
    前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
    前記現像剤補給カートリッジから前記開口を通じて前記現像剤収容部に現像剤が補給されることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  18. 現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジであって、
    互いに着脱可能に構成される、現像剤収容カートリッジと、現像剤により現像を行うための現像カートリッジと、を有し、
    前記現像剤収容カートリッジが、
    現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
    前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
    前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
    を有し、
    前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
    前記現像カートリッジに対して、前記現像剤収容部に収容される現像剤を前記開口を通じて補給可能であるプロセスカートリッジを着脱可能に有することを特徴とする画像形成装置。
  19. 現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    画像を形成する画像形成プロセスを行うプロセスカートリッジであって、
    互いに着脱可能に構成される、現像剤収容カートリッジと、現像剤補給カートリッジと、を有し、
    前記現像剤収容カートリッジが、
    現像剤が収容されており、現像剤が出入り可能な開口を有する現像剤収容部と、
    前記開口を前記現像剤収容部の外部に対して閉鎖する閉位置と、前記開口を前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
    前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第1位置と、前記開位置に位置させる第2位置と、の間を移動可能であり、前記第1位置で移動を開始すると現像剤収容カートリッジが装着位置に到達したときに前記第2位置に位置するように構成された移動部と、
    を有し、
    前記移動部が、前記第1位置に位置しておらず、前記シャッタ部が前記開口を前記外部に対して開放した位置で移動を開始する場合、現像剤収容カートリッジの前記装着位置への移動方向の移動が規制され、
    前記現像剤補給カートリッジから前記開口を通じて前記現像剤収容部に現像剤が補給さ
    れるプロセスカートリッジを着脱可能に有することを特徴とする画像形成装置。
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