JP4001496B2 - トナー補給装置及びトナーコンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電式複写機、静電式プリンタあるいは静電式ファクシミリ等の画像形成装置における現像装置にトナーを補給するためのトナー補給装置及びこのトナー補給装置に使用されるトナーコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
静電式複写機、静電式プリンタ、静電式ファクシミリなどの画像形成装置においては、周知のように、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像にトナーを施してトナー像に現像する現像装置が配設されている。この現像装置においては、現像の遂行に応じて現像容器内に収容されたトナーが消費されるので、適宜にトナーを補給することが必要である。そして、このようなトナーの補給は、現像容器にトナーコンテナを装着して、トナーコンテナ内のトナーを現像容器内に排出することにより好都合に遂行される。
【0003】
現像装置の現像容器にトナーを補給する補給装置の一つの典型例は、上面に開口するトナーの受入開口を備えた現像容器と、現像容器に離脱自在に装着されるトナーコンテナとを備えている。トナーコンテナは、下面に開口するトナーの補給開口と、補給開口の下側で、補給開口を閉じる閉位置と補給開口を開く開位置との間をスライド移動可能な補給開口シャッタと、トナーを補給開口に搬送するスクリュー部材とを備えている。トナーコンテナを現像容器に係合して現像容器の長手方向の一方である装着方向に移動させると、該移動に連動してトナーコンテナに配設された補給開口シャッタが閉位置から開位置にスライド移動させられる。トナーコンテナは現像容器に装着され、現像容器の受入開口と、トナーコンテナの補給開口とが連通させられる。現像容器内に配設されたトナー濃度センサの検出信号に基づいて、トナーコンテナ内のスクリュー部材が回転駆動されると、トナーコンテナ内に収容されたトナーが、補給開口及び受入開口を通して現像容器内に補給される。トナーコンテナを離脱方向に移動させると、補給開口シャッタが開位置から閉位置にスライド移動させられ、トナーコンテナの補給開口が閉じられ、トナーコンテナを現像容器から離脱させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したトナー補給装置において、トナーコンテナの補給開口は、トナーコンテナの、現像容器に対する着脱動作に連動して補給開口の下側をスライド移動させられる1個の補給開口シャッタのみにより開閉させられるので、該着脱時における補給開口シャッタの開閉移動に際し、トナーが補給開口の周囲に飛散して周囲を汚染するおそれがある。また、トナーコンテナが現像容器に装着されない状態においては、補給開口は上記補給開口シャッタにより閉じられているが、ユーザの誤操作により補給開口シャッタが開方向にスライド移動させられると、補給開口が開いてトナーコンテナ内のトナーが排出され、周囲を汚染するおそれがある。したがって、全体の構成が煩雑化することなく、またトナーコンテナの現像容器に対する着脱が困難で不安定となることなく、上記した技術的課題を解消することが要求される。
【0005】
本発明の目的は、トナーコンテナの、現像容器に対する着脱時において、トナーの飛散を低減することを可能にする、新規なトナー補給装置及びトナーコンテナを提供することである。
【0006】
本発明の他の目的は、比較的簡単な構成で、トナーコンテナの、現像容器に対する着脱を容易かつ安定して行なうことを可能にする、新規なトナー補給装置及びトナーコンテナを提供することである。
【0007】
本発明の更に他の目的は、現像容器に装着されていない状態において、誤って補給開口が開かれることが防止される、新規なトナーコンテナを提供することである。
【0008】
本発明の更に他の目的は、いわゆる分別廃棄が不要である、新規なトナーコンテナを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の一局面によれば、上面に開口するトナーの受入開口を備えた現像容器を含む現像装置と;下面に開口するトナーの補給開口と、補給開口の下側で、補給開口を閉じる閉位置と補給開口を開く開位置との間を移動可能な補給開口シャッタと、トナーを補給開口に搬送するスクリュー部材とを備えかつ現像容器に係合して現像容器の長手方向の一方である装着方向に移動させることにより現像容器に離脱自在に装着可能なトナーコンテナと;を含むトナー補給装置において、トナーコンテナには、回転シャッタ部材がスクリュー部材の外周面に沿って相対回転自在に配設され、回転シャッタ部材には、トナーの排出開口と回転作動被案内手段とが配設され、回転シャッタ部材は、補給開口の上側で、補給開口を閉じる閉位置と排出開口が補給開口に整合して補給開口を開く開位置との間を回転可能であり、現像容器には、補給開口シャッタの該装着方向への移動軌跡上に存在するストッパと、トナーコンテナの着脱動作時に回転作動被案内手段が係合させられて回転シャッタ部材を回転させるよう案内する回転作動案内手段が配設され、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に装着位置まで移動させると、補給開口シャッタがストッパに係止されて閉位置から開位置に相対的に移動させられ、回転作動被案内手段が回転作動案内手段に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉位置から開位置に回転させられ、受入開口、補給開口及び排出開口が連通させられる、ことを特徴とするトナー補給装置、が提供される。現像容器には、受入開口を閉じる閉位置と受入開口を開く開位置との間を移動可能な受入開口シャッタが備えられ、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に移動させると、受入開口シャッタがトナーコンテナの一部に係止されて閉位置から開位置に移動させられる、ことが好ましい。回転シャッタ部材における該装着方向の一端近傍の領域は、トナーコンテナにおける該装着方向の一端近傍の領域に配置され、回転作動被案内手段は、回転シャッタ部材の該一端近傍の領域における外周面から半径方向外方に延び出す回転作動被案内ピンからなり、回転作動案内手段は、現像容器の該長手方向の一方における一端近傍の領域に配設されかつ、回転作動被案内ピンの、該長手方向の移動軌跡に対応して該長手方向に螺旋状に延在する回転作動案内溝からなり、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に移動させると、回転作動被案内ピンが回転作動案内溝に係合されかつ案内されることにより回転シャッタ部材は閉位置から開位置まで所定の角度だけ回転させられる、ことが好ましい。回転作動案内溝は、横断面がほぼチャンネル形状をなし、かつ、チャンネル形状の開放端が、回転作動案内溝の該長手方向の他方側の一端部においては現像容器の幅方向の一方に指向され、該長手方向の一方側の他端部においては現像容器の上方に指向されると共に、該一端部から該他端部に向かって下方に螺旋状に延在する、ことが好ましい。トナーコンテナにおける該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材を閉位置に解除自在にロックするロック手段が配設され、ロック手段は、回転シャッタ部材の外周面であって、回転作動被案内ピンに対し該装着方向と反対側の近傍における該外周面から半径方向外方に延び出すロックピンと、トナーコンテナの上下方向に延在する軸まわりに回転可能にトナーコンテナに配設されたロック弾性部材とを備え、ロックピンは、回転作動被案内ピンに対して該所定の角度だけ周方向の角度位置が相違し、ロック弾性部材はロックピンの回転移動を解除自在に阻止するアーム部を含み、アーム部は、ロックピンの回転軌跡上に存在してロックピンの回転移動を実質的に阻止することにより回転シャッタ部材を閉位置にロックするロック位置と、ロック弾性部材の他の部分の弾性力に抗してロックピンの回転軌跡上から退避してロックピンの回転移動を許容することにより回転シャッタ部材の閉位置と開位置との間の回転を許容するロック解除位置との間を回転可能である、ことが好ましい。トナーコンテナにおける該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材の外周面の上方に間隔をおいて回転シャッタ部材の軸線に平行に延在する平坦な下面と、回転シャッタ部材の軸線に対し、該軸線に直交する方向であるトナーコンテナの幅方向の一方側において該軸線に平行に延在するよう該下面から垂下する側壁とが形成され、該下面において、該側壁の、該装着方向における先端の近傍位置には、該軸が該下面から垂下し、該軸に該ロック弾性部材が回転可能に支持され、該ロック弾性部材は、該軸から該下面に沿って回転シャッタ部材の上方を回転シャッタ部材を横切って延びる該アーム部と、該アーム部の先端から該下面に沿って該装着方向と反対の方向に延びる中間部と、中間部の先端から該下面に沿って湾曲しながら反転する反転部と、反転部の先端から該装着方向に該側壁に向かって該下面に沿って延在する弾性作用部とを備えると共に弾性を有する合成樹脂から一体に形成され、該アーム部には、該アーム部における、該装着方向に面した一側面から他側面に向かって回転シャッタ部材の軸線方向に延びる切欠き又は凹部が形成され、該ロック弾性部材がロック位置に位置付けられた状態で、弾性作用部の先端は、該側壁に当接又は近接して位置付けられ、ロックピンの先端部は該アーム部の切欠き内又は凹部内に離脱自在に嵌合されてロックピンの回転移動が実質的に阻止される、ことが好ましい。現像容器には、回転シャッタ部材のロックを解除するロック解除手段が配設され、ロック解除手段は、回転作動案内溝の近傍からトナーコンテナの該装着方向と反対の方向に延び出すロック解除突起からなり、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に移動させると、少なくとも、回転作動被案内ピンが回転作動案内溝に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉位置から開位置への回転作動を開始する前に、ロック解除突起が該ロック弾性部材の該アーム部を係止して該アーム部をロック位置からロック解除位置まで相対的に該軸まわりに回転させる、ことが好ましい。ロック解除突起は、該ロック弾性部材における該アーム部の先端領域の、該長手方向の移動軌跡上に配置され、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に移動させると、ロック解除突起がアーム部の先端領域に当接して該アーム部の先端領域を該装着方向と反対の方向に強制することにより、弾性作用部の先端が該側壁に圧接させられて少なくとも弾性作用部が弾性変形させられ、該アーム部はロック位置からロック解除位置まで弾性力に抗して該軸まわりに回転させられるので、ロックピンの先端部は該アーム部の切欠き内又は凹部内から回転シャッタ部材の軸線方向に離脱されてロックピンの回転移動が許容される、ことが好ましい。現像容器に装着されたトナーコンテナを離脱方向に移動させると、ロック解除突起による、該ロック弾性部材の該アーム部の先端領域に対する該強制が解除され、該アーム部は、該ロック弾性部材の弾性復元力によりロック解除位置からロック位置まで該軸まわりに回転させられ、回転作動案内溝に係合された回転作動被案内ピンが回転作動案内溝に案内されることにより開位置から閉位置まで回転させられた回転シャッタ部材のロックピンに切欠き又は凹部が嵌合させられて回転シャッタ部材は閉位置にロックされる、ことが好ましい。現像容器の上面における受入開口に対し、該長手方向の他方側の領域には、板ばね部材が該長手方向に延在するよう配設され、板ばね部材の該長手方向の一方側の一端部は一端に向かってかつ上方に向かって斜めに傾斜し、該長手方向の中間部には縦断面がほぼ逆V形状をなす突起部が形成され、該長手方向の他端部は現像容器の上面に固定されており、板ばね部材の少なくとも他端部を除く他の領域の下面と現像容器の上面との間には板ばね部材の弾性変位を許容する隙間が形成され、開位置に位置付けられた補給開口シャッタの、該長手方向の他端に対し、トナーコンテナの他方側の近傍位置の下面には突起が形成され、現像容器に装着されたトナーコンテナを装着位置から離脱方向に移動させると、補給開口シャッタは、補給開口シャッタの、該長手方向の他方側の他端が板ばね部材の該一端に係止されて該離脱方向への移動が相対的に阻止されることにより、開位置から閉位置まで相対的に移動させられ、そして、補給開口シャッタが開位置から閉位置まで移動させらると同時に又は直後には、トナーコンテナの該突起が板ばね部材の突起部に当接して下方に強制することにより、板ばね部材の該一端を板ばね部材の弾性力に抗して下方に変位させて板ばね部材の該一端による補給開口シャッタの該係止を解除する、ことが好ましい。
【0010】
本発明の他の局面によれば、下面に開口するトナーの補給開口と、補給開口の下側で、補給開口を閉じる閉位置と補給開口を開く開位置との間を移動可能な補給開口シャッタと、トナーを補給開口に搬送するスクリュー部材とを備えたトナーコンテナであって、現像容器に含まれかつ上面に開口するトナーの受入開口を備えた現像容器に係合されて現像容器の長手方向の一方である装着方向に移動させられることにより現像容器に離脱自在に装着されるトナーコンテナにおいて、回転シャッタ部材がスクリュー部材の外周面に沿って相対回転自在に配設され、回転シャッタ部材には、トナーの排出開口と回転作動被案内手段とが配設され、回転シャッタ部材は、補給開口の上側で、補給開口を閉じる閉位置と排出開口が補給開口に整合して補給開口を開く開位置との間を回転可能であり、補給開口シャッタの該装着方向への移動軌跡上に存在するストッパと回転作動案内手段が配設された該現像容器に係合して該装着方向に移動させると、補給開口シャッタがストッパに係合されて閉位置から開位置に相対的に移動させられ、回転作動被案内手段が回転作動案内手段に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉位置から開位置に回転させられ、補給開口及び排出開口が受入開口に連通させられる、ことを特徴とするトナーコンテナ、が提供される。回転シャッタ部材における該装着方向の一端近傍の領域は、該装着方向の一端近傍の領域に配置され、回転作動被案内手段は、回転シャッタ部材の該一端近傍の領域における外周面から半径方向外方に延び出す回転作動被案内ピンからなる、ことが好ましい。該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材を閉位置に解除自在にロックするロック手段が配設され、ロック手段は、回転シャッタ部材の外周面であって、回転作動被案内ピンに対し該装着方向と反対側の近傍における該外周面から半径方向外方に延び出すロックピンと、上下方向に延在する軸まわりに回転可能に配設されたロック弾性部材とを備え、ロックピンは、回転作動被案内ピンに対して該所定の角度だけ周方向の角度位置が相違し、ロック弾性部材はロックピンの回転移動を解除自在に阻止するアーム部を含み、アーム部は、ロックピンの回転軌跡上に存在してロックピンの回転移動を実質的に阻止することにより回転シャッタ部材を閉位置にロックするロック位置と、ロック弾性部材の他の部分の弾性力に抗してロックピンの回転軌跡上から退避してロックピンの回転移動を許容することにより回転シャッタ部材の閉位置と開位置との間の回転を許容するロック解除位置との間を回転可能である、ことが好ましい。該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材の外周面の上方に間隔をおいて回転シャッタ部材の軸線に平行に延在する平坦な下面と、回転シャッタ部材の軸線に対し、該軸線に直交する方向である幅方向の一方側において該軸線に平行に延在するよう該下面から垂下する側壁とが形成され、該下面において、該側壁の、該装着方向における先端の近傍位置には、該軸が該下面から垂下し、該軸に該ロック弾性部材が回転可能に支持され、該ロック弾性部材は、該軸から該下面に沿って回転シャッタ部材の上方を回転シャッタ部材を横切って延びる該アーム部と、該アーム部の先端から該下面に沿って該装着方向と反対の方向に延びる中間部と、中間部の先端から該下面に沿って湾曲しながら反転する反転部と、反転部の先端から該装着方向に該側壁に向かって該下面に沿って延在する弾性作用部とを備えると共に弾性を有する合成樹脂から一体に形成され、該アーム部には、該アーム部における、該装着方向に面した一側面から他側面に向かって回転シャッタ部材の軸線方向に延びる切欠き又は凹部が形成され、該ロック弾性部材がロック位置に位置付けられた状態で、弾性作用部の先端は、該側壁に当接又は近接して位置付けられ、ロックピンの先端部は該アーム部の切欠き内又は凹部内に離脱自在に嵌合されてロックピンの回転移動が実質的に阻止される、ことが好ましい。全ての構成部材が合成樹脂から形成されている、ことが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成されたトナー補給装置及びそれに使用されるトナーコンテナの実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図12には、本発明に従って構成されたトナー補給装置及びそれに使用されるトナーコンテナの実施形態を備えた画像形成装置であるカラープリンタ2が示されている。プリンタ2はプリンタ本体4を備えている。ほぼ直方体形状をなすプリンタ体4内のほぼ中央には感光体ドラム6が配設されている。感光体ドラム6の周囲には、帯電器8、イエロートナー用現像ユニット10、マゼンタトナー用現像ユニット12及びシアントナー用現像ユニット14、ブラックトナー用現像装置16、中間転写体18、クリーニング装置20などが配設されている。中間転写体18の上方位置にはブラックトナーが収容されたトナーコンテナ22が配設されている。トナーコンテナ22の上方位置には露光走査ユニット24が配設されている。中間転写体18の下方位置には二次転写ローラ26が配設され、二次転写ローラ26の下流側には無端ベルト28が配設されている。無端ベルト28の下流側には定着装置30が配設されている。後に図13を参照して説明されるように、現像ユニット10、12及び14は、それぞれ現像装置10A、12A及び14Aを備えている。
【0013】
カラープリント時には各色毎に、感光体ドラム6の外周面を帯電器8により帯電させ、露光走査ユニット24により感光体ドラム6の外周面に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置10A、12A、14A及び16により各色のトナー画像にそれぞれ現像する。各色のトナー画像は、中間転写体18の外周面に順次に重合して転写され、プリンタ本体4に備えられた図示しない給紙カセットから給紙される転写紙32に二次転写ローラ26により転写される。カラー画像が転写された転写紙32は、無端ベルト28により定着装置30に搬送されて定着される。カラー画像が定着された転写紙32は、プリンタ本体4の、図1において左方に排出されるか、又は、プリンタ本体4の上面に配設された排出トレイ34に排出される。
【0014】
図12〜図14を参照して、イエロートナー用現像ユニット10は、現像容器10aを含む現像装置10Aと、イエロートナーが収容されたトナーコンテナ10Bとを備えている。トナーコンテナ10Bは、現像容器10aの上部に係合してプリンタ本体4に対し、手前から現像容器10aに対して引き出し自在に挿入可能である。
【0015】
図14に明示されているように、トナーコンテナ10Bの長手方向の手前側の上面部(トナーコンテナ10Bのふた部材からなる)には、縦長のほぼ矩形平面形状を有するロック板ばね部材11が、手前側の角部から長手方向の後方に向かって延在するよう配設されている。弾性を有する適宜の合成樹脂から一体に形成されているロック板ばね部材11には、その幅方向中央部において、長手方向中央から後端近傍にわたる平面矩形状の切欠き11aと、切欠き11aの後端から切欠き11aの内側下方を切欠き11aに沿って手前方向に延びる、平面矩形状の舌片11bとが形成されている。ロック板ばね部材11の手前側の両側部には、側外方に延びる突起部11cが形成されている。ロック板ばね部材11の後端部がトナーコンテナ10Bの上面に金属を使わない固定手段、例えば接着により固定され、舌片11bの先端部がトナーコンテナ10Bの上面に押圧されるので、ロック板ばね部材11は、後端部を支点として手前側が上方に持ち上がるようその弾性力により常時付勢される。ロック板ばね部材11の突起部11cが、トナーコンテナ10Bの上面部に配設された、横断面L形状の一対の係止片部10B−1に下方から当接させられることにより、上方への移動が規制されている。ロック板ばね部材11の後端部及び舌片11bの先端部を除く下面とトナーコンテナ10Bの上面部との間には、適宜の隙間が形成されているので、ロック板ばね部材11の手前側をその弾性力に抗して下方に押し下げることができる。ロック板ばね部材11の手前側の上面には、上面から上方に延びる被係止突部11dが形成されている。被係止突部11dの上面は、手前から後方に向かって下方に傾斜している。現像容器10aの上面を覆うカバー部材10bの長手方向の手前側の端部には、矩形平面形状を有する係止孔10cが形成されている。
【0016】
現像容器10aのカバー部材10bの下方にはトナーコンテナ10Bを引き出し自在に収容しうる収容空間が形成される。トナーコンテナ10Bを、現像容器10aの収容空間に手前から挿入して装着位置までスライド移動させると、ロック板ばね部材11の被係止突部11dがカバー部材10bの下面に圧接されながらロック板ばね部材11の下方への弾性変位により乗り越えて、係止孔10cに係止される。トナーコンテナ10Bは現像容器10aにしっかりと装着される。トナーコンテナ10Bを現像容器10aから離脱させる場合には、ロック板ばね部材11の手前側をその弾性力に抗して下方に押し下げると、被係止突部11dの、係止孔10cに対する係止が解除され、トナーコンテナ10Bを現像容器10aに対し装着位置から手前側に容易に引き出すことが可能になる。なお、上記係止孔10cに代えて、カバー部材10bの下面に係止凹部あるいは係止突部を形成してもよい。
【0017】
マゼンタトナー用現像ユニット12は、現像容器12aを含む現像装置12Aと、マゼンタトナーが収容されたトナーコンテナ12Bとを備えている。トナーコンテナ12Bは、現像容器12aの上部に係合してプリンタ本体4に対し、手前から現像容器12aに対して引き出し自在に挿入可能である。トナーコンテナ12B及び現像容器12aには、それぞれ、先に述べたのと実質的に同じ構成を有するロック板ばね部材11及び係止孔10c(図示せず)が配設されている。
【0018】
シアントナー用現像ユニット14は、現像容器14aを含む現像装置14Aと、シアントナーが収容されたトナーコンテナ14Bとを備えている。トナーコンテナ14Bは、現像容器14aの上部に係合してプリンタ本体4に対し、手前から現像容器14aに対して引き出し自在に挿入可能である。トナーコンテナ14B及び現像容器14aには、それぞれ、先に述べたのと実質的に同じ構成を有するロック板ばね部材11及び係止孔10c(図示せず)が配設されている。
【0019】
ブラックトナーが収容されたトナーコンテナ22は、プリンタ本体4に配設された収容空間4aに対し、手前から引き出し自在に挿入可能である。ブラックトナー用現像装置16は現像容器16aを含み、現像容器16aには、現像容器16aの上面に開口する図示しないトナーの受入開口が形成されている。他方、プリンタ本体4には、上記収容空間4aの下面(底面)に開口する図示しないトナーの受入開口が形成されている。これら二つの受入開口は図示しないトナー補給パイプを介して連通させられている。このトナー補給パイプ内には図示しないスクリューフィーダが配設されている。またトナーコンテナ22には、トナーコンテナ22の下面に開口するトナーの補給開口が形成されている。トナーコンテナ22がプリンタ本体4の収容空間4aに装着されると、トナーコンテナ22の補給開口と、収容空間4aに配設された受入開口とが連通される。トナーコンテナ22に収容されたブラックトナーは、スクリューフィーダによりトナー補給パイプを介して現像装置16へ補給される。トナーコンテナ22及び収容空間4aの天井部には、それぞれ、先に述べたのと実質的に同じ構成を有するロック板ばね部材11及び係止孔10c(図示せず)が配設されている。
【0020】
なお、上記トナーコンテナ10B、トナーコンテナ12B、トナーコンテナ14B及びトナーコンテナ22から、対応する現像装置10A、12A、14A及び16へのトナーの補給は、それぞれ、現像装置10A、12A、14A及び16に備えられた図示しないトナー濃度センサの検出信号に基づいて行なわれる。また、上記した現像ユニット10、12及び14と現像装置16は、プロセスユニットとして、プリンタ本体4から手前に一体として引き出し自在に挿入可能である。
【0021】
次に本発明によるトナー補給装置及びそれに使用されるトナーコンテナの実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。本発明によるトナー補給装置は、現像装置100に含まれる現像容器100A(図1参照)と、トナーコンテナ200(図2及び図3参照)とを備えている。後の説明から容易に理解されるように、本発明によるトナー補給装置及びそれに使用されるトナーコンテナは、上記現像ユニット10、12及び14及びそれらに使用されるトナーコンテナ10B、トナーコンテナ12B及びトナーコンテナ14Bにそれぞれ適用される。また現像装置16とトナーコンテナ22とからなるトナー補給装置及びそれに使用されるトナーコンテナ22にも適用される。
【0022】
先ず、現像装置100について説明する。図1を参照して、キャリア及びトナーからなる二成分現像剤を使用して現像を行なう現像装置100は、現像容器100Aと、現像容器100Aに配設された円筒状のスリーブ部材、スリーブ部材内に配設された静止永久磁石、現像容器100A内に収容された現像剤を攪拌搬送するための攪拌搬送部材(いずれも図示せず)などを備えている。現像装置100それ自体の基本的な構成は周知の構成を利用することでよく、また本発明の特徴をなすものではないので、更なる詳細な説明は省略する。
【0023】
適宜の合成樹脂から形成されている縦長の現像容器100Aは、内部空間を実質的に上方から閉塞する天壁102と、現像容器100Aの幅方向、すなわち天壁102の幅方向に間隔をおいて相互に長手方向に平行に延在するよう天壁102の上面から直立した側壁104及び105と、現像容器100Aの長手方向、すなわち天壁102の長手方向の一方(図1において左斜め上方)における一端において天壁102の上面から直立しかつ側壁104及び105の該長手方向における一端に接続された端壁106とを備えている。したがって、天壁102の上面は、幅方向両側及び該長手方向の一端が、側壁104及び105と端壁106とにより囲まれ、上方及び該長手方向の他端が開放されている。現像容器100Aの上面を規定する天壁102は、平面から見て縦長のほぼ矩形状をなし、またその上面は、一部領域を除いて平坦面をなす。側壁104及び105の、天壁102の上面から上端104a及び105aまでの高さは、相互に実質的に同じであり、かつ該長手方向の一端から他端にわたって実質的に一定である。
【0024】
天壁102の長手方向の中央領域であって、幅方向の中央と幅方向の一方側の側壁104との間には、天壁102の上面から一定の高さ(例えば3〜4mm程度の高さ)まで延び出す突出部107が配設されている。突出部107は該長手方向に縦長のほぼ矩形状をなし、この突出部107には、突出部107の平坦な上面(したがって天壁102の上面)及び下面に開口するトナーの受入開口108(図1及び図7参照)が形成されている。図7に明示されているように、該長手方向に比較的細長い受入開口108の周囲の上面は、弾性を有する発泡合成樹脂製のシール部材109により覆われている。突出部107に配設された縦長で細長いほぼ矩形平面形状を有するシール部材109は、その上面のほとんどの領域はほぼ同じ高さで平坦であるが、該長手方向における他方側の一端部の上面は、上記領域の上面よりも若干高く形成されている。突出部107における、該長手方向の他端107aは、後の説明から容易に理解されるように、トナーコンテナ200を現像容器100Aに係止して現像容器100Aの長手方向の一方である装着方向に移動させたときに、補給開口シャッタ217を係止して補給開口シャッタ217を相対的に閉位置から開位置に移動させる、現像容器100Aの一部であるストッパを構成する。したがって、このストッパは、補給開口シャッタ217の該装着方向への移動軌跡上に存在する。なお、天壁102の、上記突出部107が形成された領域は、天壁102の他の領域の平坦面よりも若干低く形成されている。
【0025】
現像容器100Aの天壁102の突出部107には、受入開口108を閉じる閉位置(図1参照)と、受入開口108を開く開位置(図7及び図9参照)との間を、現像容器100Aの長手方向にスライド移動可能な受入開口シャッタ110が備えられている。受入開口シャッタ110は、シール部材109の上面及び両側面を覆うよう、かつシール部材109に対して該長手方向にスライド自在に配設されている。適宜の合成樹脂から形成されている受入開口シャッタ110は、平面から見て該長手方向に縦長の矩形状をなしている。上記突出部107の上面には、受入開口シャッタ110を該長手方向に沿ってガイドするための一対のガイド112が、受入開口シャッタ110の両側面の外側及び両側部の上面に沿って該長手方向に延在するよう配設されている。ガイド112は、図1においてその一方のみが図示されている。受入開口シャッタ110の幅方向両側部における該長手方向の一方側の一端部と、突出部107における該長手方向の他方側の一端部との間には、一対の引張コイルばね114が配設されている。受入開口シャッタ110は、引張コイルばね114の各々により閉位置に位置付けられている。なお、受入開口108が形成された上記突出部107、突出部107に形成された一対のガイド112、突出部107に配設されたシール部材109、受入開口シャッタ110及び一対の引張コイルばね114をユニットとして形成し、天壁102の上面に図示しないビスにより離脱自在に締結することが、組立及び分解作業性、メンテナンス性などを向上させる上で好ましい。
【0026】
図1、図9及び図11を参照して、天壁102の上面における長手方向の一端近傍の領域であって、受入開口シャッタ110の、該長手方向の延長上の領域には、ブロック部120が天壁102の上面から上方に延び出すよう一体に形成されている。このブロック部120には、回転作動案内溝122が形成されている。この回転作動案内溝122は、後の説明から容易に理解されるように、トナーコンテナ200の着脱動作時に後述する回転作動被案内ピン244が係合させられて、トナーコンテナ200に配設された後述する回転シャッタ部材240を回転させるよう案内するためのものであって、回転作動被案内ピン244の、該長手方向の移動軌跡に対応して該長手方向に螺旋状に延在する。更に具体的に説明すると、回転作動案内手段を構成する回転作動案内溝122は、横断面がほぼチャンネル形状をなしており、その開放端は、回転作動案内溝122の、該長手方向の他方側(図1において右斜め下方側)の一端部においては、現像容器100Aの幅方向の一方(図11において左方)にほぼ水平に指向され、回転作動案内溝122の、該長手方向の一方側(図1において左斜め上方側)の他端部においては、現像容器100Aの上方に指向されると共に、ブロック部120の、該長手方向の他方側の該一端部から該長手方向の一方側の該他端部に向かって下方に螺旋状に延在している。
【0027】
ブロック部120にはまた、ロック解除突起124が配設されている。トナーコンテナ200に配設された後述する回転シャッタ部材240のロックを解除するロック解除突起124は、回転作動案内溝122の近傍位置から、具体的には回転作動案内溝122の該一端部における上方位置から、トナーコンテナ200の装着方向と反対の方向、すなわち離脱方向である、現像容器100Aの長手方向の他方に向かって直線状にかつ天壁102の上面に平行に延び出している。ロック解除手段を構成するロック解除突起124は、横断面がL形状をなしている。ロック解除突起124は、トナーコンテナ200の、後述するロック弾性部材250におけるアーム部252の先端領域の、実施形態においてはアーム部252の先端部下面に形成された被係止突部259の、該装着方向への移動軌跡上に配置されている。
【0028】
図1及び図9を参照して、現像容器100Aの天壁102の上面には、板ばね部材130が装着されている。弾性を有する適宜の合成樹脂から形成されている板ばね部材130は、受入開口108が配設された領域である上記突出部107と、現像容器100Aの長手方向の他端との間の領域において、天壁102の上面に沿って該長手方向に延在するよう配設されている。板ばね部材130は、全体として該長手方向に縦長の矩形平面形状を有している。板ばね部材130の長手方向の一端部132は、長手方向の一端132aに向かってかつ上方に向かって斜めに傾斜している。板ばね部材130の長手方向の中間部には、縦断面がほぼ逆V形状をなす突起部134が形成されている。突起部134は、比較的ゆるやかに上方に向かって傾斜する二つの傾斜部134a及び134bから構成されている。板ばね部材130の長手方向の他端部には、矩形平面形状を有する凹部133が形成されている。凹部133の平坦な下面は、他の部分の下面よりも下方に突出した低い位置に存在する。凹部133の中央部には、ビスによる取付用の孔(図示せず)が形成されている。板ばね部材130にはまた、突起部134の幅方向中央部から板ばね部材130における長手方向の他端に向かって延びる矩形状の切欠き136が形成されている。切欠き136の、該長手方向の他端側の基端から天壁102の上面に沿って該長手方向の一方に向かって下方に斜めに延び出す舌片137が形成されている。
【0029】
以上のように構成された板ばね部材130は、その長手方向の他端部に形成された凹部133がビス139により、天壁102に離脱自在に締結される。板ばね部材130の他端部が天壁102の上面に固定された状態で、舌片137の先端部の下面は天壁102の上面に当接ないし若干の圧力をもって弾性的に押圧される。その結果、板ばね部材130の他端部を除く他の領域の下面と天壁102の上面との間には板ばね部材130の弾性変位を許容する適宜の隙間が形成される。これにより板ばね部材130の、少なくとも一端132a、及び突起部134が形成された領域は、板ばね部材130の取付位置から天壁102の上面に向かう強制力の作用で該上面に向かって接近するよう弾性的に変位し、かつ該強制力が解除されると、板ばね部材130それ自体の弾性力により元の取付位置まで復帰することができる。また、板ばね部材130が天壁102の上面に装着された状態で、一端132a及び突起部134の頂部領域は、トナーコンテナ200に配設された補給開口シャッタ217及びトナーコンテナ200の一部である突起216c(いずれも後述する)の下端部の、トナーコンテナ200の装着方向及び離脱方向への移動軌跡上に存在する。なお、天壁102の上面であって、板ばね部材130が配設された領域の上面は、他の領域の平坦面よりも若干低く形成されている(上記突出部107が形成された領域と同じ平面上にある)。また、板ばね部材130は、少なくとも該長手方向の他端部が天壁102の上面に固定されて、板ばね部材130の、少なくとも一端132a、及び突起部134が形成された領域が、取付位置から天壁102の上面に向かって弾性的に変位しかつ元の取付位置まで弾性力により復帰すればよいので、上記切欠き136及び舌片137を形成しない他の実施形態もある。
【0030】
図1には示されていないが、上記現像容器100Aには、適宜の合成樹脂からなるカバー部材が上面を覆うよう離脱自在に装着される。カバー部材の下方には、トナーコンテナ200の収容空間が形成される。このカバー部材は、図14にその一部が示されているカバー部材10bと実質的に同じ構成を有し、このカバー部材の幅方向両側部の下面は、側壁104及び105の上端104a及び105aの各々の上方に隙間をおいて、それらを現像容器100Aの幅方向に跨ぐようにして装着される。現像容器100Aの側壁104及び105の上端104a及び105aとカバー部材の両側部の下面との間に配設される上記隙間は、それぞれ、後述する、トナーコンテナ200の幅方向両側部(フランジ部214、フランジ部222及びシール部材224の重合部からなる両側部)を、現像容器100Aの長手方向へのスライド移動を円滑に案内することができる。現像容器100Aの上面を覆う上記カバー部材の長手方向の手前側の端部には、矩形平面形状を有する図示しない係止孔が形成されている。この係止孔は、図14に示されているカバー部材10bに形成されている係止孔10cと実質的に同じ構成を有している。
【0031】
次に、上記現像容器100Aに係合して現像容器100Aの長手方向の一方である装着方向に移動させることにより現像容器100Aに離脱自在に装着可能なトナーコンテナ200について説明する。本発明によるトナーコンテナ200は、全て、適宜の合成樹脂製部材から構成されており、金属は使用されていない。なお、現像容器100Aの長手方向の他方はトナーコンテナ200の離脱方向(すなわち引き出し方向)である。図2〜図4を参照して、トナーコンテナ200は、本体210とふた部材220とを備えている。適宜の合成樹脂から形成されている縦長の本体210は、底壁211と、底壁211の幅方向両側に配設された一対の側壁212と、底壁211の長手方向両端に配設された一対の端壁213とを備えている。側壁212の各々の上端には、側外方に延び出すフランジ部214が形成されている。該長手方向の一方側の端壁213の上端部には、該長手方向の他方側に延び出すフランジ部が形成され、また、該長手方向の他方側の端壁213の上端部には、該長手方向の他方側に延び出すフランジ部(図示せず)が形成されている。
【0032】
適宜の合成樹脂から形成されている縦長のふた部材220の周縁には、フランジ部222が形成され、ふた部材220は、そのフランジ部222が、本体210の側壁212のフランジ部214の上面及び端壁213の各々のフランジ部の上面に環状のシール部材224を介して重合されることにより、本体210の上端開口を覆うよう装着されている。なお、トナーコンテナ200の長手方向の一方又は一端とは、図2において左斜め上方又は左斜め上端、図3において左方又は左端、をそれぞれ示し、また長手方向の他方又は他端とは、図2において右斜め下方又は右斜め下端、図3において図示が省略されている右方又は右端、をそれぞれ示す。トナーコンテナ200の長手方向の一方は該装着方向と一致し、また長手方向の他方は該離脱方向と一致する。上記ふた部材220の長手方向の他方の他端部には、図14に示されているのと実質的に同じ構成を有するロック板ばね部材11が配設されている。
【0033】
底壁211の長手方向の中央領域の、中央よりも若干該長手方向の一方寄りの位置であって、トナーコンテナ200の幅方向の中央と幅方向の一方側(図4において右側)の側壁212との間の位置には、底壁211の下面及び上面(内面)に開口するトナーの補給開口215が形成されている。更に具体的に説明すると、底壁211の、該幅方向の中央と幅方向の該一方側の側壁212との間であって該長手方向のほぼ中央領域には、一定の幅で底壁211の下面から垂下してトナーコンテナ200の長手方向に平行に直線状に延在する一対の側面216bと、側面216bの下端間に形成された下面216aとからなる矩形状の突出領域216が形成されている。実施形態において、格子状に配列されたリブ及び枠部の下端により形成されている下面216aは、縦長の細長い矩形状ないし帯状をなし、実質的に共通の平面上に位置付けられている。該長手方向に縦長である矩形の平面形状をなしている補給開口215は、下面216aの該長手方向中央と該長手方向の一方側の一端との間に形成され、下面216a及び上面(内面)に開口している。突出領域216は、少なくも、後述する補給開口シャッタ217が該長手方向にスライド移動する範囲にわたって配設されている。側面216bの各々には、側面216bの各々に沿って該長手方向に延在するガイド溝が形成されている。
【0034】
図4に明示されているように、底壁211の突出領域216において、補給開口215が形成されている領域の上面、したがってトナーコンテナ200の内面は、横断面がほぼ円弧形状をなすよう形成されている。この円弧形状の軸心は、後述する回転シャッタ部材240の軸心と実質的に共通であり、該円弧の半径は、回転シャッタ部材240の大径円筒部240A(後述する)の外周面の半径よりもわずかに大きく形成されている。底壁211の突出領域216の、上記円弧形状をなす内面は、回転シャッタ部材240の大径円筒部240Aが存在する範囲にわたって形成されている。なお図4において、番号202は、トナーコンテナ200内に収容されたトナーを攪拌するためにトナーコンテナ200内に回転自在に配設された攪拌部材、番号204は他の攪拌部材の回転軸、番号206は、該長手方向の他方の端壁213に配設されたトナー補給用の開口をそれぞれ示している。攪拌部材202及び回転軸204を含む他の攪拌部材は、いずれも適宜の合成樹脂により形成されている。トナー補給用の開口206は、トナーコンテナ200内に所定量のトナーが充填された後に、適宜の合成樹脂からなるふたにより離脱自在に閉塞される。
【0035】
底壁211の突出領域216の下側、すなわち補給開口215の下側には、補給開口シャッタ217が、補給開口215を閉じる閉位置(図2〜図4参照)と、補給開口215を開く開位置(図8〜図10参照)との間を該長手方向にスライド移動可能に配設されている。適宜の合成樹脂から形成されている補給開口シャッタ217は、平面から見て該長手方向に縦長の矩形状をなし、その幅方向両側には上方に延び出すフランジ部217aが形成されている。フランジ部217aの各々の内側には被案内突起部が形成され、補給開口シャッタ217は、フランジ部217aの被案内突起部が、底壁211の突出領域216の、対応する側面216bの各々のガイド溝に嵌合されることにより、該突出領域216に沿って該長手方向にスライド移動自在に装着されている。
【0036】
補給開口シャッタ217のフランジ部217aの内側面と、対応する上記側面216bとの間には、補給開口シャッタ217が閉位置に位置付けられた状態で、補給開口シャッタ217の、該長手方向へのスライド移動を、ある範囲で解除自在に規制する図示しない規制手段が配設されている。規制手段は、適宜の移動規制用突起部を相互に適宜の数だけ形成することにより容易に構成することができる。そして補給開口シャッタ217のフランジ部217aの内側に形成した図示しない移動規制用突起部が、対応する上記側面216bの外側に形成した図示しない移動規制用突起部をフランジ部217aの弾性変形により乗り越えることにより、補給開口シャッタ217の、該長手方向へのスライド移動を強制的に許容することが可能になる。補給開口シャッタ217の上面には、その閉位置で、補給開口215の周縁部を含む突出領域216の下面216aを、相対的にスライド移動可能にシールする図示しないシール部材、例えば、合成樹脂製のフィルムを配設しておくことがシール性を向上させる上で好ましい。なお、シール部材は、補給開口シャッタ217の長手方向両端から所定の長さだけ突出するよう構成しておくことが、トナーの漏れをより効果的に低減する上で好ましい。
【0037】
底壁211の突出領域216の該長手方向の一端は、突出領域216の下面216aの一端から底壁211の下面に向かって直角に延びる、後述する段部219により規定されている。突出領域216の該長手方向の他端は、側壁216bの各々の他端から底壁211の幅方向に延び出す比較的短い壁により規定されている。突出領域216の下面216aは、突出領域216の該他端から該長手方向の他方に向かって若干延長されている。底壁211の下面であって、下面216aの延長部の該長手方向の他端から、底壁211の該長手方向の他端までの間の下面領域は、ほぼ突出領域216の下面216aと同じ幅で該長手方向に延在する下面領域216cからなる。下面領域216cは、下面216aよりもわずかに低い平坦面からなり、かつ突出領域216の下面216aよりも若干縦長の矩形状ないし帯状をなす。突出領域216の下面216aと帯状の下面領域216cとの境界には段部が形成されている。底壁211において、上記突出領域216及び帯状の下面領域216cにおける、トナーコンテナ200の幅方向の一方側は、側壁212に連続しており、また、上記突出領域216及び帯状の下面領域216cにおける、トナーコンテナ200の幅方向の他方側には、他の平坦な下面領域211Aが存在する。底壁211の他の平坦な下面領域211Aは、突出領域216の下面216a及び帯状の下面領域216cよりもわずかに低い。上記突出領域216と、該幅方向の他方側に並列する他の平坦な下面領域211Aとの間には、凹部211Bが形成され、帯状の下面領域216cと、該幅方向の他方側に並列する他の平坦な下面領域211Aとの間には、傾斜した段部211Dが形成されている。
【0038】
底壁211の突出領域216の下面216aであって、開位置に位置付けられた補給開口シャッタ217(図9参照)の、該長手方向の他方側の他端に対し、トナーコンテナ200の他方側の近傍位置における下面、実施形態においては帯状の下面領域216cの該長手方向の一端部には、突起216dが、下面領域216cから下方に突出して下面領域216cの幅方向のほぼ全域にわたって直線状に延在している。突起216dは、底壁211の長手方向と一致する一定の幅と、該長手方向に破断した横断面が半円状をなす下端を有している。突起216dの最下端は、補給開口シャッタ217の下面とほぼ同一平面上にある。なお、補給開口シャッタ217の下面は、底壁211の下面領域211Aとほぼ同一平面上またはわずかに高い位置に存在する。
【0039】
図3〜図5に示されているように、トナーコンテナ200には、トナーコンテナ200内に収容されたトナーを補給開口215に搬送するためのスクリュー部材230と、スクリュー部材230の外周面に沿って相対回転自在にスクリュー部材230の半径方向外側に配設された、実質的に円筒形状をなす回転シャッタ部材240とからなる相対回転ユニットUが配設されている。適宜の合成樹脂から形成されているスクリュー部材230は、スクリュー232が一体に形成された軸233と、適宜の合成樹脂から形成されている他の軸234とからなり、該長手方向の他方側に配置された軸233における該長手方向の一方側の一端部と、該長手方向の一方側に配置された他の軸234における該長手方向の他方側の他端部とは、相互に、相対回転できないよう軸方向に離脱自在に連結されている。適宜の合成樹脂から形成されている回転シャッタ部材240は、該長手方向の他方側に配置された大径円筒部240Aと、該長手方向の一方側に配置された小径円筒部240Bとからなり、大径円筒部240Aにおける該長手方向の一方側の一端部と、小径円筒部240Bにおける該長手方向の他方側の他端部とは、相互に、相対回転できないよう軸方向に離脱自在に連結されている。
【0040】
このように構成された相対回転ユニットUの軸233の、該長手方向の他方側の端部は、底壁211の突出領域216の内面側に配設された支持部216s(図3参照)に回転自在に支持されている。大径円筒部240Aの、該長手方向の他方側の端部は、軸233の、該長手方向の他方側の端部近傍位置に相対回転可能に支持されている。小径円筒部240Bの、該長手方向の他方側の他端部近傍位置は、底壁211の他の領域の内面側に配設された支持部211s(図3参照)に相対回転自在に支持され、小径円筒部240Bの、該長手方向の一方側の一端部は、他の軸234の、該長手方向の一方側の一端部に相対回転自在に支持されている。回転シャッタ部材240における該装着方向の一端近傍の領域は、トナーコンテナ200における該装着方向の一端近傍の領域に配置される。
【0041】
底壁211の上記突出領域216における該長手方向の一端からトナーコンテナ200の長手方向の一端に向かって延在する底壁211の一部領域218は、大径円筒部240Aの外周面の軸方向中央から小径円筒部240Bの、該長手方向の他方側の他端部領域までの少なくとも下方領域を覆う円弧形状をなしている。底壁211の上記突出領域216の下面216aは、上記一部領域218における円弧形状の最下端218aよりも若干下方に位置する。このような構成により、上記突出領域216と円弧形状をなす一部領域218との境界には、トナーコンテナ200の幅方向に延在する段部219が形成される。段部219は、突出領域216の下面216aの該長手方向の一端から下面216aに対し直角に、一部領域218の周面に向かって上方に延びている。この段部219は、後の説明から容易に理解されるように、トナーコンテナ200を上記装着方向に移動させたときに、現像容器100Aに配設された受入開口シャッタ110の、該長手方向の他端を係止して(具体的には他端に当接して)、受入開口シャッタ110を閉位置から開位置にスライド移動させる、トナーコンテナ200の一部である係止部を構成する。
【0042】
大径円筒部240Aには、トナーの排出開口242(図4、図9及び図10参照)と、一対の、トナーの供給開口243(図5及び図9参照)とが形成されている。供給開口243は、排出開口242を軸方向に挟んで相互に周方向の同じ角度位置に形成され、排出開口242は、供給開口243の各々に対し周方向に所定の角度、実施形態においては周方向に90°ずれた角度位置に形成されている。後の説明から容易に理解されるように、回転シャッタ部材240は、補給開口215の上側で、大径円筒部240Aが補給開口215を閉じる閉位置(図3及び図4参照)と、排出開口242が補給開口215に整合して補給開口215を開く開位置(図9及び図10参照)との間を回転可能である。大径円筒部240Aの外周面は、底壁211の突出領域216の、円弧形状をなす内面に隙間をおいて相対回転可能に位置付けられる。
【0043】
図2、図3、図5、図6及び図11を参照して、回転シャッタ部材240の小径円筒部240Bには、回転作動被案内手段を構成する回転作動被案内ピン244が配設されている。回転作動被案内ピン244は、小径円筒部240Bの該一端近傍の領域における外周面から半径方向外方に延び出している。回転作動被案内ピン244は、大径円筒部240Aに形成された排出開口242と同じ周方向角度位置に形成されている。なお、図5は、回転シャッタ部材240が開位置に位置付けられた状態を示している。
【0044】
トナーコンテナ200における該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材240を閉位置に解除自在にロックするロック手段が配設されている。このロック手段は、回転シャッタ部材240の小径円筒部240Bの外周面であって、回転作動被案内ピン244に対し該装着方向と反対側の近傍における該外周面から半径方向外方に延び出すロックピン245と、トナーコンテナ200の上下方向に延在する軸250Aまわりに回転可能にトナーコンテナ200に配設されたロック弾性部材250とを備えている。
【0045】
ロックピン245は、回転作動被案内ピン244に対して該所定の角度、実施形態においては90°だけ周方向の角度位置が相違するよう配置されている。ロックピン245は、回転作動被案内ピン244とほぼ同径であるが回転作動被案内ピン244よりも短い。小径円筒部240Bの外周面であって、ロックピン245に対し180°反対側の位置には、該外周面から半径方向外方に延び出す他のピン246が形成されている。他のピン246は、ロックピン245と実質的に同じ形状及び大きさを有し、相互に共通の軸線上に配置されている。ロック弾性部材250は、ロックピン245の回転移動を解除自在に阻止するアーム部252を含んでいる。アーム部252は、ロックピン245の回転軌跡上に存在してロックピン245の回転移動を実質的に阻止することにより回転シャッタ部材240を閉位置にロックするロック位置(図2、及び図6において実線で示される位置参照)と、ロック弾性部材250の他の部分の弾性力に抗してロックピン245の回転軌跡上から退避してロックピン245の回転移動を許容することにより回転シャッタ部材240の、閉位置と開位置との間の回転を許容するロック解除位置(図6において2点鎖線で示される位置及び図8参照)との間を回転可能である。
【0046】
更に具体的に説明すると、トナーコンテナ200の底壁211における該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材240の小径円筒部240Bの外周面の上方に間隔をおいて回転シャッタ部材240の軸線に平行に延在する平坦な下面211aと、回転シャッタ部材240の軸線に対し、該軸線に直交する方向であるトナーコンテナ200の幅方向の一方側(図6において左方側)において該軸線に平行に延在するよう下面211aから垂下する側壁211bとが形成されている。側壁211bは、底壁211の、円弧形状をなす上記一部領域218の、該装着方向側の端部から該装着方向に向かって延び、側壁211bの先端と、トナーコンテナ200の、該装着方向側の端壁213との間にも、下面211aが形成されている。下面211aにおいて、側壁211bの、該装着方向における先端の近傍位置には、上記軸250Aが下面211aから垂下している。ロック弾性部材250のアーム部252の基端部は、軸250Aに回転可能に支持されている。
【0047】
以下、ロック弾性部材250を、外力が作用しないホームポジション(ロック位置)に位置付けられた状態(図6において実線で示される位置参照)で説明する。弾性を有する適宜の合成樹脂から一体に形成されているロック弾性部材250は、軸250Aから下面211aに沿って回転シャッタ部材250の直上方を回転シャッタ部材240の小径円筒部240Bをほぼ直角に横切って延びる上記アーム部252と、アーム部252の先端から下面211aに沿って該装着方向と反対の方向(離脱方向)に延びる中間部254と、中間部254の先端から下面211aに沿って湾曲しながら該装着方向側に反転する反転部255と、反転部255の先端から該装着方向に側壁211bに向かって下面211aに沿って延在する弾性作用部256とを備えている。ロック弾性部材250は、全体としてはほぼ同じ厚さを有しているが、板形状をなすアーム部252の幅は比較的広く形成されてアーム部252においては弾性変形が行なわれないよう構成されている。これに対し、他の中間部254、反転部255及び弾性作用部256は、アーム部252よりも相当狭い幅を有しており、弾性変形が効果的に行なわれるよう構成されている。
【0048】
アーム部252には、アーム部252における、該装着方向に面した一側面から他側面に向かって回転シャッタ部材240の軸線方向に延びる切欠き257が形成されている。切欠き257は、ロックピン245の直径よりも大きな幅を有し、ロックピン245の先端部に対し離脱自在に嵌合可能である。アーム部252は、その基端部が軸250Aに回転可能に支持されているが、該基端部には、図6に明示されているように、半径方向外方に延び出す突起258が形成されている。該装着方向側の端壁213には、突起258に対応してストッパ213aが該離脱方向に延び出すよう形成されている。突起258の一側面は、ストッパ213aの一側面に当接ないし近接して位置付けられている。このような配置により、アーム部252は、図6において時計方向の回転は阻止されるが、反時計方向の回転は許容される。アーム部252の先端部であって、該装着方向側の一側部の下面には、下方に突出する被係止突部259が形成されている。被係止突部259の、該装着方向側の下面は、該離脱方向に向かって下方に傾斜する傾斜面が形成されている。後述するように、トナーコンテナ200を現像容器200Aに係合して該装着方向に移動させたとき、アーム部252の被係止突部259の該傾斜面は、上記ロック解除突起124の先端に相対的に係止され(当接され)、アーム部252は軸250Aまわりに図6において反時計方向に相対的に回転させられる。
【0049】
図6に明示されているように、ロック弾性部材250、したがってアーム部252がロック位置に位置付けられた状態で、弾性作用部256の先端は、側壁211bに当接又は近接して位置付けられ、ロックピン245は、回転シャッタ部材240の小径円筒部240Bの外周面からトナーコンテナ200の上記下面211aに向かって上方に延び出すよう位置付けられ、ロックピン245の先端部はアーム部252の切欠き257内に離脱自在に嵌合される(なお、図6及び図9においては、理解を容易にするため、ロックピン245と同軸上に存在する他のピン246の図示は省略してある)。ロックピン245の先端部が切欠き257内に嵌合されることにより、回転シャッタ部材240に対し、いずれの方向に回転トルクが作用しても、ロックピン245の先端部が切欠き257のいずれか一方の側面に当接させられるので、ロックピン245の回転移動が実質的に阻止される(ロックピン245の先端部と切欠き257のいずれか一方の側面との間に配設される隙間分のわずかな回転移動のみ許容される)。回転シャッタ部材240の小径円筒部240Bに配設された被回転作動ピン244は、ロックピンに対して90°ずれた角度位置における該外周面からトナーコンテナ200の幅方向の他側(図6において右側)に向かって該下面211aにほぼ平行に延び出すよう位置付けられる。なお、ロックピン245の回転を阻止する手段として、上記切欠き257に代えて、アーム部252の同じ位置に、同じような平面形状を有する図示しない凹部を形成してもよい。
【0050】
図2、図4及び図6を参照して、上記トナーコンテナ200の長手方向の一方側の端壁213の外側には、幅方向に間隔をおいて配設された一対の係止ロッド260及び262と、上記スクリュー部材230の他の軸234の先端部が延び出ている。該端壁213の外側には、また、攪拌部材202(図4参照)の軸の一端に配設された係止部264が延び出ている。これらに対応して、現像容器100Aの長手方向の一方側の端壁106の内側には、図1に示されているように、幅方向に間隔をおいて一対の被係止孔106a及び106bが形成されている。また該端壁106の内側には、上記スクリュー部材230の他の軸234を駆動するための駆動軸に配設された被係止部106cと、攪拌部材202を駆動するための駆動軸に配設された被係止部106dが延び出ている。駆動軸の各々に配設された被係止部106c及び106dは、それぞれに配設されたばね手段を介して該装着方向に所定量、移動可能に配設されている。
【0051】
次に、図6〜図11を参照して、図2に示すトナーコンテナ200を図1に示す現像容器100Aに装着する場合には、先ずトナーコンテナ200の該長手方向の一方側の先端部を現像容器100Aの長手方向の他方側に係合して該装着方向に図示しない装着位置まで移動させる。図9には、トナーコンテナ200が装着位置に位置付けられた状態における、トナーコンテナ200と現像容器100Aとの相対的な位置関係が部分的に示されている。トナーコンテナ200が装着位置まで移動させられると、ふた部材220に配設された上記ロック板ばね部材11が現像容器100Aの図示しないカバー部材に形成された上記係止孔(いずれも図14参照)に係止されるので、トナーコンテナ200は装着位置に離脱自在に装着される。トナーコンテナ200の係止ロッド260及び262が、それぞれ、現像容器100Aの被係止孔106a及び106bに離脱自在に嵌合・係止される。また、トナーコンテナ200のスクリュー部材230の他の軸234が、現像容器100Aの駆動軸の被係止部106cに離脱自在に駆動連結され、攪拌部材202の軸の係止部264が、現像容器100Aの駆動軸の被係止部106dに離脱自在に駆動連結される。被係止部106c及び106dにばね手段を配設することにより、それぞれ、他の軸234及び係止部264との該駆動連結時に周方向の係止角度位相が相互に合致しない場合には、被係止部106c及び106dがばね力に抗して該装着方向にいったん移動させられ、駆動開始時に生ずる相互間の相対回転により自動的に係止角度位相が合致させられて被係止部106c及び106dがばね力により元の位置に復帰させられ、相互の駆動連結が自動的に行なわれるのである。以上のとおりにして、トナーコンテナ200は現像容器100Aの上部と上記カバー部材との間に形成される収容空間内に収容され、かつ所定の装着位置に離脱自在に装着される。
【0052】
トナーコンテナ200の、現像容器100Aに対する装着について更に具体的に説明する。該装着に際しては、先ず、トナーコンテナ200の幅方向両側部(フランジ部214、フランジ部222及びシール部材224の重合部からなる幅方向両側部)における先端部を、それぞれ、現像容器100Aの天壁102に配設された側壁104及び105の上端104a及び105aに載置して、先に述べた、現像容器100Aの上面を覆う図示しないカバー部材の幅方向両側部の下面との間に配設される上記隙間に沿って該装着方向にスライド移動させる。現像容器100Aの両側部の該隙間の各々は、トナーコンテナ200の両側部の上方への浮きを防止し、円滑なスライド移動に寄与する。また、トナーコンテナ200の、フランジ部214の各々の直下であって、両側壁212の上端部は、現像容器100Aの側壁104及び105の上端部の内側にわずかの隙間をおいて位置付けられるので、トナーコンテナ200の、幅方向への移動が規制される。以上の構成により、トナーコンテナ200の、現像容器100Aに対する該装着方向へのスライド移動は円滑にガイドされ、該装着操作の容易化及び円滑化に寄与する。このスライド移動により、トナーコンテナ200の下面に形成された、トナーコンテナ200の一部である上記段部219が、現像容器100Aに配設された受入開口シャッタ110の、該長手方向の他方側の一端を係止して(一端に当接して)、受入開口シャッタ110を引張コイルばね114の各々のばね力に抗して閉位置から開位置に同じ方向にスライド移動させる。その結果、現像容器100Aの受入開口108が開かれる。
【0053】
また、トナーコンテナ200の補給開口215の下側に配設された補給開口シャッタ217の、該長手方向の一方側の一端が、現像容器100Aの天壁102に配設された突出部107の、該長手方向の他端107aに係止されて(当接され )、補給開口シャッタ217の該装着方向への移動が相対的に阻止されるので、補給開口シャッタ217は相対的に閉位置から開位置に該離脱方向にスライド移動させられる。その結果、トナーコンテナ200の補給開口215の下側が開かれる。補給開口シャッタ217が開位置に位置付けられた状態において、補給開口シャッタ217の、該長手方向の他方側の他端は、トナーコンテナ200の下面に配設された上記突起216d及び現像容器100Aに配設された上記板ばね部材130の一端132aに近接して位置付けられる(図9参照)。
【0054】
更にはまた、少なくとも、トナーコンテナ200の回転作動被案内ピン244が現像容器100Aの回転作動案内溝122に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材240が閉位置から開位置への回転作動を開始する前に、現像容器100Aのロック解除突起124が、トナーコンテナ200のロック弾性部材250におけるアーム部252の先端領域である被係止突部259の傾斜面を係止する(傾斜面に当接する)。ロック解除突起124は、アーム部252の被係止突部259を該装着方向と反対の方向に相対的に強制するので、弾性作用部256の先端が側壁211bに圧接させられて少なくとも弾性作用部256が弾性変形させられる。アーム部252は、軸250Aまわりにロック位置からロック解除位置まで弾性力に抗して回転させられる(図6において2点鎖線で示される位置参照)。ロックピン245の先端部はアーム部252の切欠き257内から回転シャッタ部材240の軸線方向(該装着方向)に離脱されてロックピン245の回転移動が許容される(可能になる)状態となる。なお、図11は、図9のC−C矢視断面図であって、その要部のみを示す断面図であり、したがって、トナーコンテナ200が装着位置まで移動させられた状態を示す断面図であるが、理解を容易にするため、ロック弾性部材250に関しては、ロック位置に位置したロック弾性部材250とロック解除突起124との相対的位置関係を図示し、また側壁211bの部分も断面図とはしていない。
【0055】
続いて、回転作動被案内ピン244が回転作動案内溝122に係合させられかつ案内されるので、回転シャッタ部材240が閉位置から開位置へ所定の角度であるほぼ90°回転させられる。回転シャッタ部材240の排出開口242は、補給開口215の内側において補給開口215に整合させられる。その結果、現像容器100Aの受入開口108に対し、トナーコンテナ200の補給開口215及び排出開口242が相互に整合されて連通させられる。回転シャッタ部材240の大径円筒部240Aに配設されたトナーの供給開口243の各々は、上方に向けられる。これにより、トナーコンテナ200に収容されたトナーは、供給開口243の各々を介してスクリュー部材230に効果的に供給され、スクリュー部材230によって効率的に排出開口242に搬送される。現像容器100A内に配設された図示しないトナー濃度センサの検出信号に基づいて、トナーコンテナ200内のスクリュー部材230が回転駆動されると、トナーコンテナ200内に収容されたトナーは、排出開口242、補給開口215及び受入開口108を通して現像容器100A内に補給される。
【0056】
上記したように、トナーコンテナ200の該長手方向の一方側の先端部を現像容器100Aに係合して該装着方向に移動させる過程において、板ばね部材130の逆V形状の突起部134は、比較的ゆるやかな傾斜部134a及び134bにより構成され、また板ばね部材130の一端部132も該装着方向に向かって上方に比較的ゆるやかに傾斜しているので、トナーコンテナ200の補給開口シャッタ217の一部が、最初に該長手方向の他方側の傾斜部134bに当接し、続いて上方に傾斜した一端部132に当接しても、それらを板ばね部材130の弾性力に抗して容易に押し下げて円滑に乗り越えることができ、補給開口シャッタ217が開かれることは確実に防止される。トナーコンテナ200の下面に形成された突起216dについても同じとおりにして、板ばね部材130の傾斜部134b及び一端部132を円滑に乗り越えることができる。
【0057】
トナーコンテナ200内に収容されたトナーが消費され、トナーコンテナ200を現像容器100Aから離脱させる場合には、トナーコンテナ200の上記ロック板ばね部材11(図14参照)の手前側をその弾性力に抗して下方に押し下げて、被係止突部11dの、係止孔10cに対する係止を解除し、トナーコンテナ200を現像容器100Aに対し該装着方向と反対の離脱方向にスライド移動させればよい。現像容器100Aの受入開口シャッタ110は、引張コイルばね114の各々のばね力により、開位置から閉位置まで自動的に戻される。受入開口108は受入開口シャッタ110により閉じられる。
【0058】
トナーコンテナ200の補給開口シャッタ217は、補給開口シャッタ217の、該長手方向の他方側の他端が、現像容器100Aに配設された板ばね部材130の一端132aに係止されて(当接されて)、該離脱方向への移動が相対的に阻止されるので、開位置から閉位置まで相対的にスライド移動させられる。補給開口215は、その下側が補給開口シャッタ217により閉じられる。そして、補給開口シャッタ217が上記のとおりにして開位置から閉位置に復帰させらる(閉位置まで移動させられる)と同時に又は直後には、トナーコンテナ200に配設された上記突起216dが板ばね部材130の逆V形状の突起部134における、該長手方向の一方側の傾斜部134aに当接して板ばね部材130の弾性力に抗して下方に強制するので、板ばね部材130の一端132aは現像容器100Aの天壁192の上面に向かって下方に変位させられ、板ばね部材130の一端132aの、補給開口シャッタ217に対する上記係止が解除される。その結果、補給開口シャッタ217は、閉位置に位置付けられた状態で離脱方向に移動させられる。また上記したように、板ばね部材130の逆V形状の突起部134は、比較的ゆるやかな傾斜部134a及び134bにより構成されているので、トナーコンテナ200を離脱方向に移動させる過程において、トナーコンテナ200の補給開口シャッタ217の下端部が、該長手方向の一方側の傾斜部134aに当接しても、板ばね部材130の弾性力に抗して容易に押し下げて円滑に乗り越えることができ、補給開口シャッタ217が開かれることは確実に防止される。
【0059】
また、上記したとおりにして、現像容器100Aに装着されたトナーコンテナ200を離脱方向に移動させると、トナーコンテナ200に配設された回転作動被案内ピン245であって、現像容器100Aに配設された回転作動案内溝122に係合された回転作動被案内ピン245が回転作動案内溝122に案内されることによりトナーコンテナ200に配設された回転シャッタ部材240は開位置から閉位置まで所定の角度である90°だけ回転させられる。また、ロック解除突起124による、ロック弾性部材250のアーム部252の先端領域に対する該強制が解除され、アーム部252は、ロック弾性部材の弾性復元力によりロック解除位置からロック位置まで上記軸250Aまわりに回転させられて、閉位置まで回転させられた回転シャッタ部材240のロックピン245に切欠き257が嵌合させられる。これにより、回転シャッタ部材240は閉位置にロックされる。補給開口215は、その上側が回転シャッタ部材240により閉じられる。
【0060】
トナーコンテナ200は、上記したように現像容器100に装着されない状態において、補給開口215の下側が、補給開口シャッタ217により閉じられ、また補給開口215の上側(内面)が、回転シャッタ部材240の大径円筒部240Aにより閉じられている。すなわち、補給開口215はその上下を二重のシャッタ機構により閉塞されるので、トナーコンテナ200の輸送中などにおいて、内部に収容されたトナーが洩れ出すことは十分確実に防止される。
【0061】
また、回転シャッタ部材240は、ロック弾性部材250、したがってアーム部252を回転させてロックピン245のロックを解除し、かつ回転シャッタ部材240を閉位置から開位置まで回転させない限り、排出開口242を補給開口215に整合させることはできない。したがって、仮に、補給開口シャッタ217が誤操作されて、または補給開口シャッタ217に意図しない外力が作用して、補給開口215の下側が開かれたとしても、回転シャッタ部材240を誤操作により、または意図しない外力の作用により、閉位置から開位置に回転移動させることは実質的に不可能であるので、誤って補給開口215の上側が開かれることは十分確実に防止される。その結果、トナーコンテナ200の輸送中などにおいて、内部に収容されたトナーが洩れ出すことは一層確実に防止される。すなわち、トナーコンテナ200を、上記したように現像容器100Aに装着しない限り、補給開口シャッタ217及び回転シャッタ部材240を共に閉位置から開位置に移動させることは実質的に不可能であるので、トナーコンテナ200の輸送中などにおけるトナー漏れ、したがってトナー汚染は十分確実に防止される。
【0062】
また、トナーコンテナ200の補給開口215は、その上下が補給開口シャッタ217及び回転シャッタ部材240からなる二重のシャッタ機構により閉塞されていることに起因して、トナーコンテナ200の、現像容器100Aに対する着脱時において、トナーのこぼれ及び飛散を低減することを可能にする。
【0063】
本発明においてはまた、トナーコンテナ200を現像容器100Aに係合して装着方向にスライド移動させるのみで、現像容器100Aの装着位置に自動的にかつしっかりと装着することができる(上記ロック板ばね部材11と係止孔との協働)。しかも、現像容器100Aの受入開口シャッタ110、トナーコンテナ200の補給開口シャッタ217及び回転シャッタ部材240は、該装着方向へのスライド移動に連動して、それぞれ閉位置から開位置に移動させられて、現像容器100Aの受入開口108と、トナーコンテナ200の補給開口215及び排出開口242とを連通させることができる。その結果、トナーのこぼれ及び飛散を低減しながら、トナーコンテナ200の、現像容器100Aに対する装着を容易かつ安定してしかも精度良く行うことを可能にする。また、トナーコンテナ200の、現像容器100Aからの離脱は、上記ロック板ばね部材11の先端を押し下げることにより係止孔との係止が解除され、そのまま引き出すことにより容易に行なうことができる。しかも、現像容器100Aの受入開口シャッタ110、トナーコンテナ200の補給開口シャッタ217及び回転シャッタ部材240は、該離脱方向へのスライド移動に連動して、それぞれ開位置から閉位置に移動させられて、現像容器100Aの受入開口108、トナーコンテナ200の補給開口215及び排出開口242を閉塞させることができる。その結果、トナーのこぼれ及び飛散を低減しながら、トナーコンテナ200の、現像容器100Aからの離脱を容易かつ安定してしかも精度良く行うことを可能にする。本発明によれば、トナーコンテナ200を現像容器100Aに対し、片手による操作で着脱することも容易に可能である。
【0064】
また上記トナーコンテナ200は、その構成部材として金属を使用することなく、全ての構成部材を合成樹脂により形成しているので、全体として軽量であり、しかも廃棄時においては、金属と合成樹脂との分別が不要であり、時代の要請にマッチするものである。
【0065】
以上、添付図面を参照して本発明に従って構成されたトナー補給装置及びそれに使用されるトナーコンテナの好適実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形あるいは修正が可能である。例えば、上記実施形態において、現像容器100Aには、受入開口108を閉じる閉位置と受入開口108を開く開位置との間をスライド移動可能な受入開口シャッタ110が備えられているが、受入開口シャッタ110を備えない、他の実施形態もある。
【0066】
【発明の効果】
本発明によるトナー補給装置によれば、トナーコンテナの、現像容器に対する着脱時において、トナーの飛散を低減することを可能にする。本発明によるトナー補給装置によればまた、比較的簡単な構成で、トナーコンテナの、現像容器に対する着脱を容易かつ安定して行なうことを可能にする。本発明によるトナーコンテナによれば、現像容器に装着されていない状態において、誤って補給開口が開かれることが防止される。本発明によるトナーコンテナによればまた、いわゆる分別廃棄が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトナー補給装置の一部を構成する現像装置を上方から見た斜視図。
【図2】本発明によるトナー補給装置の他の一部を構成するトナーコンテナを下方から見た斜視図。
【図3】図2に示すトナーコンテナの要部を示す縦断面図。
【図4】図3のA−A矢視断面図。
【図5】図2に示すトナーコンテナに備えられた、スクリュー部材と回転シャッタ部材とからなる相対回転ユニットを示す斜視図であって、図8に示されているのと同じ作動態様で示す斜視図。
【図6】図2に示すトナーコンテナの一部を下面から見た拡大図。
【図7】図1に示す現像装置の他の作動態様を示す斜視図。
【図8】図2に示すトナーコンテナの他の作動態様を示す斜視図。
【図9】図2に示すトナーコンテナが図1に示す現像装置に装着された状態を示す縦断面図(図8に示すトナーコンテナの要部縦断面図と同じ縦断面図)であって、現像装置の一部と共に示す縦断面図。
【図10】図9のB−B矢視断面図。
【図11】図9のC−C矢視断面図であって、その要部のみを示す断面図。
【図12】本発明が適用されるカラープリンタの構成を示す断面図。
【図13】図12に示すカラープリンタにおいて、本発明が関係する部分の構成を説明するための斜視図。
【図14】図13に示すトナーコンテナ10Bが現像容器10aに部分的に装着された状態の一部を示す斜視図。
【符号の説明】
11 ロック板ばね部材
10c 係止孔
100 現像装置
100A 現像容器
102 天壁
108 受入開口
110 受入開口シャッタ
122 回転作動案内溝
124 ロック解除突起
130 板ばね部材
200 トナーコンテナ
215 補給開口
216 突起
217 補給開口シャッタ
230 スクリュー部材
240 回転シャッタ部材
242 排出開口
244 回転作動被案内ピン
245 ロックピン
250 ロック弾性部材
252 アーム部
257 切欠き

Claims (15)

  1. 上面に開口するトナーの受入開口を備えた現像容器を含む現像装置と;下面に開口するトナーの補給開口と、補給開口の下側で、補給開口を閉じる閉位置と補給開口を開く開位置との間を移動可能な補給開口シャッタと、トナーを補給開口に搬送するスクリュー部材とを備えかつ現像容器に係合して現像容器の長手方向の一方である装着方向に移動させることにより現像容器に離脱自在に装着可能なトナーコンテナと;を含むトナー補給装置において、
    トナーコンテナには、回転シャッタ部材がスクリュー部材の外周面に沿って相対回転自在に配設され、回転シャッタ部材には、トナーの排出開口と回転作動被案内手段とが配設され、回転シャッタ部材は、補給開口の上側で、補給開口を閉じる閉位置と排出開口が補給開口に整合して補給開口を開く開位置との間を回転可能であり、現像容器には、補給開口シャッタの該装着方向への移動軌跡上に存在するストッパと、トナーコンテナの着脱動作時に回転作動被案内手段が係合させられて回転シャッタ部材を回転させるよう案内する回転作動案内手段が配設され、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に装着位置まで移動させると、補給開口シャッタがストッパに係止されて閉位置から開位置に相対的に移動させられ、回転作動被案内手段が回転作動案内手段に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉位置から開位置に回転させられ、受入開口、補給開口及び排出開口が連通させられる、ことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 現像容器には、受入開口を閉じる閉位置と受入開口を開く開位置との間を移動可能な受入開口シャッタが備えられ、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に装着位置まで移動させると、受入開口シャッタがトナーコンテナの一部に係止されて閉位置から開位置に移動させられる、請求項1記載のトナー補給装置。
  3. 回転シャッタ部材における該装着方向の一端近傍の領域は、トナーコンテナにおける該装着方向の一端近傍の領域に配置され、回転作動被案内手段は、回転シャッタ部材の該一端近傍の領域における外周面から半径方向外方に延び出す回転作動被案内ピンからなり、回転作動案内手段は、現像容器の該長手方向の一方における一端近傍の領域に配設されかつ、回転作動被案内ピンの、該長手方向の移動軌跡に対応して該長手方向に螺旋状に延在する回転作動案内溝からなり、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に装着位置まで移動させると、回転作動被案内ピンが回転作動案内溝に係合されかつ案内されることにより回転シャッタ部材は閉位置から開位置まで所定の角度だけ回転させられる、請求項1又は請求項2記載のトナー補給装置。
  4. 回転作動案内溝は、横断面がほぼチャンネル形状をなし、かつ、チャンネル形状の開放端が、回転作動案内溝の該長手方向の他方側の一端部においては現像容器の幅方向の一方に指向され、該長手方向の一方側の他端部においては現像容器の上方に指向されると共に、該一端部から該他端部に向かって下方に螺旋状に延在する、請求項3記載のトナー補給装置。
  5. トナーコンテナにおける該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材を閉位置に解除自在にロックするロック手段が配設され、ロック手段は、回転シャッタ部材の外周面であって、回転作動被案内ピンに対し該装着方向と反対側の近傍における該外周面から半径方向外方に延び出すロックピンと、トナーコンテナの上下方向に延在する軸まわりに回転可能にトナーコンテナに配設されたロック弾性部材とを備え、ロックピンは、回転作動被案内ピンに対して該所定の角度だけ周方向の角度位置が相違し、ロック弾性部材はロックピンの回転移動を解除自在に阻止するアーム部を含み、アーム部は、ロックピンの回転軌跡上に存在してロックピンの回転移動を実質的に阻止することにより回転シャッタ部材を閉位置にロックするロック位置と、ロック弾性部材の他の部分の弾性力に抗してロックピンの回転軌跡上から退避してロックピンの回転移動を許容することにより回転シャッタ部材の閉位置と開位置との間の回転を許容するロック解除位置との間を回転可能である、請求項3又は請求項4記載のトナー補給装置。
  6. トナーコンテナにおける該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材の外周面の上方に間隔をおいて回転シャッタ部材の軸線に平行に延在する平坦な下面と、回転シャッタ部材の軸線に対し、該軸線に直交する方向であるトナーコンテナの幅方向の一方側において該軸線に平行に延在するよう該下面から垂下する側壁とが形成され、該下面において、該側壁の、該装着方向における先端の近傍位置には、該軸が該下面から垂下し、該軸に該ロック弾性部材が回転可能に支持され、該ロック弾性部材は、該軸から該下面に沿って回転シャッタ部材の上方を回転シャッタ部材を横切って延びる該アーム部と、該アーム部の先端から該下面に沿って該装着方向と反対の方向に延びる中間部と、中間部の先端から該下面に沿って湾曲しながら反転する反転部と、反転部の先端から該装着方向に該側壁に向かって該下面に沿って延在する弾性作用部とを備えると共に弾性を有する合成樹脂から一体に形成され、該アーム部には、該アーム部における、該装着方向に面した一側面から他側面に向かって回転シャッタ部材の軸線方向に延びる切欠き又は凹部が形成され、該ロック弾性部材がロック位置に位置付けられた状態で、弾性作用部の先端は、該側壁に当接又は近接して位置付けられ、ロックピンの先端部は該アーム部の切欠き内又は凹部内に離脱自在に嵌合されてロックピンの回転移動が実質的に阻止される、請求項5記載のトナー補給装置。
  7. 現像容器には、回転シャッタ部材のロックを解除するロック解除手段が配設され、ロック解除手段は、回転作動案内溝の近傍からトナーコンテナの該装着方向と反対の方向に延び出すロック解除突起からなり、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に移動させると、少なくとも、回転作動被案内ピンが回転作動案内溝に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉位置から開位置への回転作動を開始する前に、ロック解除突起が該ロック弾性部材の該アーム部を係止して該アーム部をロック位置からロック解除位置まで相対的に該軸まわりに回転させる、請求項6記載のトナー補給装置。
  8. ロック解除突起は、該ロック弾性部材における該アーム部の先端領域の、該長手方向の移動軌跡上に配置され、トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に移動させると、ロック解除突起がアーム部の先端領域に当接して該アーム部の先端領域を該装着方向と反対の方向に強制することにより、弾性作用部の先端が該側壁に圧接させられて少なくとも弾性作用部が弾性変形させられ、該アーム部はロック位置からロック解除位置まで弾性力に抗して該軸まわりに回転させられるので、ロックピンの先端部は該アーム部の切欠き内又は凹部内から回転シャッタ部材の軸線方向に離脱されてロックピンの回転移動が許容される、請求項7記載のトナー補給装置。
  9. 現像容器に装着されたトナーコンテナを装着位置から離脱方向に移動させると、ロック解除突起による、該ロック弾性部材の該アーム部の先端領域に対する該強制が解除され、該アーム部は、該ロック弾性部材の弾性復元力によりロック解除位置からロック位置まで該軸まわりに回転させられ、回転作動案内溝に係合された回転作動被案内ピンが回転作動案内溝に案内されることにより開位置から閉位置まで回転させられた回転シャッタ部材のロックピンに切欠き又は凹部が嵌合させられて回転シャッタ部材は閉位置にロックされる、請求項8記載のトナー補給装置。
  10. 現像容器の上面における受入開口に対し、該長手方向の他方側の領域には、板ばね部材が該長手方向に延在するよう配設され、板ばね部材の該長手方向の一方側の一端部は一端に向かってかつ上方に向かって斜めに傾斜し、該長手方向の中間部には縦断面がほぼ逆V形状をなす突起部が形成され、該長手方向の他端部は現像容器の上面に固定されており、板ばね部材の少なくとも他端部を除く他の領域の下面と現像容器の上面との間には板ばね部材の弾性変位を許容する隙間が形成され、開位置に位置付けられた補給開口シャッタの、該長手方向の他端に対し、トナーコンテナの他方側の近傍位置の下面には突起が形成され、現像容器に装着されたトナーコンテナを装着位置から離脱方向に移動させると、補給開口シャッタは、補給開口シャッタの、該長手方向の他方側の他端が板ばね部材の該一端に係止されて該離脱方向への移動が相対的に阻止されることにより、開位置から閉位置まで相対的に移動させられ、そして、補給開口シャッタが開位置から閉位置まで移動させらると同時に又は直後には、トナーコンテナの該突起が板ばね部材の突起部に当接して下方に強制することにより、板ばね部材の該一端を板ばね部材の弾性力に抗して下方に変位させて板ばね部材の該一端による補給開口シャッタの該係止を解除する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のトナー補給装置。
  11. 下面に開口するトナーの補給開口と、補給開口の下側で、補給開口を閉じる閉位置と補給開口を開く開位置との間を移動可能な補給開口シャッタと、トナーを補給開口に搬送するスクリュー部材とを備えたトナーコンテナであって、現像容器に含まれかつ上面に開口するトナーの受入開口を備えた現像容器に係合されて現像容器の長手方向の一方である装着方向に移動させられることにより現像容器に離脱自在に装着されるトナーコンテナにおいて、回転シャッタ部材がスクリュー部材の外周面に沿って相対回転自在に配設され、回転シャッタ部材には、トナーの排出開口と回転作動被案内手段とが配設され、回転シャッタ部材は、補給開口の上側で、補給開口を閉じる閉位置と排出開口が補給開口に整合して補給開口を開く開位置との間を回転可能であり、補給開口シャッタの該装着方向への移動軌跡上に存在するストッパと回転作動案内手段が配設された該現像容器に係合して該装着方向に移動させると、補給開口シャッタがストッパに係合されて閉位置から開位置に相対的に移動させられ、回転作動被案内手段が回転作動案内手段に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉位置から開位置に回転させられ、補給開口及び排出開口が受入開口に連通させられる、ことを特徴とするトナーコンテナ。
  12. 回転シャッタ部材における該装着方向の一端近傍の領域は、該装着方向の一端近傍の領域に配置され、回転作動被案内手段は、回転シャッタ部材の該一端近傍の領域における外周面から半径方向外方に延び出す回転作動被案内ピンからなる、請求項11記載のトナーコンテナ。
  13. 該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材を閉位置に解除自在にロックするロック手段が配設され、ロック手段は、回転シャッタ部材の外周面であって、回転作動被案内ピンに対し該装着方向と反対側の近傍における該外周面から半径方向外方に延び出すロックピンと、上下方向に延在する軸まわりに回転可能に配設されたロック弾性部材とを備え、ロックピンは、回転作動被案内ピンに対して該所定の角度だけ周方向の角度位置が相違し、ロック弾性部材はロックピンの回転移動を解除自在に阻止するアーム部を含み、アーム部は、ロックピンの回転軌跡上に存在してロックピンの回転移動を実質的に阻止することにより回転シャッタ部材を閉位置にロックするロック位置と、ロック弾性部材の他の部分の弾性力に抗してロックピンの回転軌跡上から退避してロックピンの回転移動を許容することにより回転シャッタ部材の閉位置と開位置との間の回転を許容するロック解除位置との間を回転可能である、請求項12記載のトナーコンテナ。
  14. 該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材の外周面の上方に間隔をおいて回転シャッタ部材の軸線に平行に延在する平坦な下面と、回転シャッタ部材の軸線に対し、該軸線に直交する方向である幅方向の一方側において該軸線に平行に延在するよう該下面から垂下する側壁とが形成され、該下面において、該側壁の、該装着方向における先端の近傍位置には、該軸が該下面から垂下し、該軸に該ロック弾性部材が回転可能に支持され、該ロック弾性部材は、該軸から該下面に沿って回転シャッタ部材の上方を回転シャッタ部材を横切って延びる該アーム部と、該アーム部の先端から該下面に沿って該装着方向と反対の方向に延びる中間部と、中間部の先端から該下面に沿って湾曲しながら反転する反転部と、反転部の先端から該装着方向に該側壁に向かって該下面に沿って延在する弾性作用部とを備えると共に弾性を有する合成樹脂から一体に形成され、該アーム部には、該アーム部における、該装着方向に面した一側面から他側面に向かって回転シャッタ部材の軸線方向に延びる切欠き又は凹部が形成され、該ロック弾性部材がロック位置に位置付けられた状態で、弾性作用部の先端は、該側壁に当接又は近接して位置付けられ、ロックピンの先端部は該アーム部の切欠き内又は凹部内に離脱自在に嵌合されてロックピンの回転移動が実質的に阻止される、請求項13記載のトナーコンテナ。
  15. 全ての構成部材が合成樹脂から形成されている、請求項11〜14のいずれか1項に記載のトナーコンテナ。
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