JP6172994B2 - 現像剤補給カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像剤補給カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置として、いわゆるプロセスカートリッジ方式を採用したものが知られている。プロセスカートリッジ方式とは、電子写真感光体としての像担持体及びこれに作用するプロセス手段をプロセスカートリッジとして一体化し、このプロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。この方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができることにより、操作性の向上を図ることができる。
また、像坦持体や像坦持体に作用するプロセス手段は、それぞれ耐用寿命が異なることから、像坦持体と現像装置を一体化したプロセスカートリッジと、プロセスカートリッジに現像剤の補給を行う現像剤補給カートリッジとを別体に構成したものがある。このような構成において、現像剤補給カートリッジとプロセスカートリッジは、両方が画像形成装置に装着された状態で、現像剤補給カートリッジからプロセスカートリッジへ現像剤の補給が行われる。そして、現像剤補給カートリッジに設けられた現像剤補給開口から、プロセスカートリッジに設けられた現像剤受入開口に対して少量ずつ現像剤を供給する方式が取られている。
また、ユーザがプロセスカートリッジ及び現像剤補給カートリッジを交換する際には、ユーザの手や衣服を現像剤で汚さない対策が必要となる。そのため、現像剤補給開口、および現像剤受入開口には、周辺への現像剤の漏れを防止するために、さまざまな構成の開閉可能なシャッタ機構が考えられている。その一例として、ロータリーバルブ方式が知られている(特許文献1参照)。
ロータリーバルブ方式を用いたシャッタ機構は、現像剤補給カートリッジの現像剤補給開口を開閉するものであり、円柱形状を有する回転部材が、現像剤補給開口に設けられた枠体に回転可能に支持された構成を有している。回転部材には、その外周面で開口する貫通孔が形成されており、回転部材が回転することで、現像剤補給開口と貫通孔が連通する状態と、連通しない状態とが生じるように構成されている。現像剤補給開口と貫通孔が連通する状態は、現像剤補給開口が開いた状態であり、現像剤補給開口と貫通孔が連通しない状態は、現像剤補給開口が閉じた状態である。
シャッタ機構による現像剤補給開口の開閉は、現像剤補給カートリッジに設けられた補給側移動部と、プロセスカートリッジに設けられた受入側移動部との係合によって、回転部材を回転させることで行う。補給側移動部は回転部材の回転軸と同軸に設けられており、回転部材と補給側移動部は一体的に回転する。画像形成装置にプロセスカートリッジが装着された状態で現像剤補給カートリッジを装置本体内の所定の装着位置まで進入させる際に、プロセスカートリッジに設けられた受入側移動部と補給側移動部が係合して、補給側移動部が回転し、回転部材が回転する。これにより、現像剤補給開口が閉じた状態で現像剤補給カートリッジを画像形成装置に装着すると、現像剤補給開口は、閉じた状態から開いた状態へと切り替わる。すなわち、現像剤補給カートリッジが所定の装着位置まで装着されるまでの間、現像剤補給開口を閉じた状態とすることができ、装着中の現像剤の漏れを防止することができる。
特許第4696168号公報
しかしながら、補給側移動部は、ユーザが触ることが可能な位置に配置されており、ユーザが補給側移動部に触ることで、補給側移動部が誤った位相になることがある。すなわち、現像剤補給カートリッジが画像形成装置に装着されない状態において、現像剤補給開口は閉じた状態となっているべきところ、開いた状態となってしまう可能性がある。この状態で、現像剤補給カートリッジを画像形成装置に装着すると、装着完了時に現像剤補給開口は閉じた状態となる。このまま画像形成装置を動作させると、現像剤補給カートリッジからプロセスカートリッジに現像剤が補給されないため画像不良が発生する。また、現像剤補給開口に現像剤が詰まることで現像剤補給カートリッジの駆動トルクが増大するため画像形成装置の動作不良が発生する。
本発明の目的は、現像剤補給カートリッジを画像形成装置本体又はプロセスカートリッジに装着させる際に現像剤の補給開口がどのような開閉状態であっても、装着完了時に補給開口を開いた状態とすることができる現像剤補給カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の現像剤補給カートリッジは、
現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱自在に構成された現像剤補給カートリッジであって、
現像剤が収容されるとともに、現像剤を排出するための補給開口を有する収容部と、
前記収容部の前記補給開口を前記収容部の外部に対して塞ぐ閉位置と、前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第一位置と、前記開位置に位置させる第二位置との間を移動可能であり、現像剤補給カートリッジが装置本体に装着される際に所定の装着位置まで移動する間に、装置本体側に固定された係合部との係合により現像剤補給カートリッジの移動にともなって移動し、前記第一位置で前記係合部と係合して移動を開始すると現像剤補給カートリッジが前記装着位置に到達したときに前記第二位置に位置するように構成された移動部と、
を備える現像剤補給カートリッジにおいて、
前記移動部は、現像剤補給カートリッジが装置本体に装着される際に前記第二位置にある場合には、前記係合部との係合により前記第一位置へ移動するのを回避する回避動作を行うことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の現像剤補給カートリッジは、
画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成された、現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスを行うためのプロセスカートリッジに着脱可能に構成された現像剤補給カートリッジであって、
現像剤が収容されるとともに、現像剤を排出するための補給開口を有する収容部と、
前記収容部の前記補給開口を前記収容部の外部に対して塞ぐ閉位置と、前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第一位置と、前記開位置に位置させる第二位置との間を移動可能であり、現像剤補給カートリッジがプロセスカートリッジに装着される際に装着位置まで移動する間に、プロセスカートリッジに設けられた係合部との係合により現像剤補給カートリッジの移動にともなって移動し、前記第一位置で前記係合部と係合して移動を開始すると現像剤補給カートリッジが前記装着位置に到達したときに前記第二位置に位置するように構成された移動部と、
を備える現像剤補給カートリッジにおいて、
前記移動部は、現像剤補給カートリッジがプロセスカートリッジに装着される際に前記
第二位置にある場合には、前記係合部との係合により前記第一位置へ移動するのを回避する回避動作を行うことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明のプロセスカートリッジは、
画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成された、現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスを行うためのプロセスカートリッジであって、
上記現像剤補給カートリッジが着脱可能に装着されていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
上記現像剤補給カートリッジを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、現像剤補給カートリッジを画像形成装置本体又はプロセスカートリッジに装着させる際に現像剤の補給開口がどのような開閉状態であっても、装着完了時に補給開口を開いた状態とすることができる。
現像剤補給許容位置における補給側移動部の位相を示す説明図 本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図 プロセスカートリッジと現像剤補給カートリッジの模式的断面図 プロセスカートリッジと現像剤補給カートリッジの斜視図 プロセスカートリッジの斜視図 現像剤受入側シャッタの現像剤受入許容状態を示す模式的断面図 現像剤受入側シャッタの現像剤受入停止状態を示す模式的断面図 現像剤受入側シャッタの組立構成を示す分解斜視図 現像剤受入側シャッタと受入側現像剤収容部との接続部を示す分解斜視図 規制部材の構成を説明するための模式図 現像剤補給カートリッジの構成を示す斜視図 現像剤補給側シャッタの現像剤補給許容状態を示す模式的断面図 現像剤補給側シャッタの組立構成を示す分解斜視図 現像剤補給停止位置における補給側移動部の位相を示す説明図 現像剤受入側シャッタの第一の動作を示す説明図 現像剤受入側シャッタの第二の動作を示す説明図 現像剤受入側シャッタの第三の動作を示す説明図 現像剤補給停止位置における補給側移動部の動作を示す説明図 現像剤補給停止位置における補給側移動部の動作を示す説明図 補給側移動部の動作を示す説明図である 現像剤補給開口が開での現像剤補給側シャッタの動作を示す説明図 現像剤補給開口が開での現像剤補給側シャッタの動作を示す説明図 現像剤補給開口が開での現像剤補給側シャッタの動作を示す説明図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
ここで、電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」という)とは、電子写真画像形成プロセスを用いて現像剤(トナー)により記録媒体に画像を形成するものである。例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザービームプリンタな
ど)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサーなどが含まれる。また、記録媒体とは、画像を形成される物であって、例えば、記録シート、OHPシート等である。
(実施例)
[画像形成装置の全体構成]
図2、図3を参照して、本発明の実施例に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図2は、本実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。図3は、本実施例におけるプロセスカートリッジと現像剤補給カートリッジの概略構成を示す模式的断面図である。
図2に示す画像形成装置100は、4色フルカラーレーザビームプリンタであり、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体Sにカラー画像を形成するものであり、いわゆるプロセスカートリッジ方式を採用している。すなわち、本実施例に係る画像形成装置100は、装置本体にプロセスカートリッジPと現像剤補給カートリッジTが着脱自在に装着された構成を有している。以下の説明において、画像形成装置本体(以下、「装置本体」という)とは、装置本体の構成から少なくともプロセスカートリッジP及び現像剤補給カートリッジTを除いた装置構成部分のことである。
装置本体100には、第1〜第4のプロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)、及び、現像剤補給カートリッジT(TY・TM・TC・TK)が水平方向に並べて配設されている。各プロセスカートリッジP、及び、現像剤補給カートリッジTは、互いに同様の電子写真画像形成プロセス機構を有しており、現像剤の色や、現像剤の充填量が各々異なるものである。プロセスカートリッジP、及び、現像剤補給カートリッジTには、それぞれ装置本体100から回転駆動力が伝達される。また、プロセスカートリッジPには、装置本体100からバイアス(帯電バイアス、現像バイアス等)が供給される。プロセスカートリッジP、及び、現像剤補給カートリッジTは、それぞれ独立に装置本体100に着脱可能である。
図3に示すように、本実施例における各プロセスカートリッジPは、クリーニングユニット1と現像ユニット10から構成される。クリーニングユニット1は、像担持体としての電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」という)2と、感光体ドラム2に作用する帯電ローラ3、及び、クリーニング部材6を備える。現像ユニット10は、感光体ドラム2上の静電潜像を現像するための現像手段を有する。クリーニングユニット1と、現像ユニット10とは、互いに揺動可能に結合されている。
第1のプロセスカートリッジPYは、受入側現像剤収容部15内にイエロー(Y)の現像剤を収容しており、感光体ドラム2にY色の現像剤像を形成する。同様に、第2のプロセスカートリッジPMは、マゼンタ(M)、第3のプロセスカートリッジPCは、シアン(C)、第4のプロセスカートリッジPKは、ブラック(K)の現像剤をそれぞれの受入側現像剤収容部15内に収容している。
一方、第一の現像剤補給カートリッジTYは、現像剤収容部40内にイエロー(Y)の現像剤を収容しており、同色の現像剤を収納したプロセスカートリッジPYにY色の現像剤を補給する。同様に、第二の現像剤補給カートリッジTMは、マゼンタ(M)の現像剤を収容しており、同色の現像剤を収納したプロセスカートリッジPMにM色の現像剤を補給する。同様に、第3の現像剤補給カートリッジTCは、シアン(C)の現像剤を収容しており、同色の現像剤を収納したプロセスカートリッジPCにC色の現像剤を補給する。同様に、第4の現像剤補給カートリッジTKは、ブラック(K)の現像剤を収容しており、同色の現像剤を収納したプロセスカートリッジPKにK色の現像剤を補給する。
図3に示すように、現像剤補給カートリッジTの現像剤収容部40には、プロセスカートリッジPに現像剤を補給するための現像剤補給開口43が設けられている。プロセスカートリッジPの受入側現像剤収容部15には、現像剤補給開口43に対応した現像剤受入開口23が設けられている。装置本体100にプロセスカートリッジPと、現像剤補給カートリッジTが装着されると、現像剤補給側シャッタ44と現像剤受入側シャッタ24がそれぞれ開いた状態となる。これにより、現像剤補給開口43と現像剤受入開口23は、連通し、現像剤補給カートリッジTからプロセスカートリッジPへ現像剤が補給される。なお、プロセスカートリッジPと現像剤補給カートリッジTの詳細は、後述する。
図2に示すように、プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが配設されている。レーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Lを出力する。レーザ光Lは、感光体ドラム2の表面を走査露光する。
また、プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の下方には、一次転写部材としての中間転写ベルトユニット110が配設されている。中間転写ベルトユニット110は、可撓性を有する無端の転写ベルト111と、転写ベルト111を張設して回動させる駆動ローラ112、従動ローラ113、二次転写対向ローラ114を有する。各プロセスカートリッジPの感光体ドラム2は、転写ベルト111に接している。感光体ドラム2と転写ベルト111の接触部N1が一次転写部である。転写ベルト111の内側には、感光体ドラム2に対向させて一次転写ローラ115を配設している。二次転写対向ローラ114に対向する位置には、二次転写部材としての二次転写ローラ117が配置されている。転写ベルト111と二次転写ローラ117の接触部N2が二次転写部である。
中間転写ベルトユニット110の下方には、給送ユニット120が配設されている。給送ユニット120は、記録媒体Sを収容した給送トレイ121、給出ローラ122を有する。装置本体100内の上方には、定着ユニット130が配設されている。装置本体100の上面は、排出トレイ100aとなっている。なお、記録媒体S上に転写されずに転写ベルト111上に残留した現像剤は、転写ベルト111に当接して配置されるベルトクリーニングユニット116によって除去、回収される。
[画像形成動作]
図2を参照して、本実施例に係る画像形成装置100によるフルカラー画像の形成動作について説明する。第1〜第4の各プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム2が図2の矢印A方向に所定の速度で回転駆動される。転写ベルト111は、矢印Bの方向(感光体ドラム回転に順方向)に回転駆動される。このとき、転写ベルト111の速度は、感光体ドラム2の速度に対応している。同時にレーザスキャナユニットLBが駆動される。
レーザスキャナユニットLBの駆動に同期して、各プロセスカートリッジPの帯電ローラ3が所定の極性・電位で感光体ドラム2の表面を一様に帯電する。レーザスキャナユニットLBは、各色の画像信号に応じたレーザ光Lで各感光体ドラム2の表面を走査露光する。これにより、各感光体ドラム2の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、現像ローラ11により現像される。
上記の画像形成動作により、第1のプロセスカートリッジPYの感光体ドラム2には、Y色の現像剤像が形成される。そして、Y色の現像剤像が転写ベルト111上に一次転写される。同様に第2のプロセスカートリッジPM、第3のプロセスカートリッジPC、第4のプロセスカートリッジPKの現像剤像が転写ベルト111上に重畳され、4色フルカ
ラーの未定着の現像剤像が形成される。
一方、給送トレイ121に収容されている記録媒体Sが所定の制御タイミングで給送される。二次転写部N2に導入された記録媒体Sの表面に転写ベルト111上の4色フルカラーの現像剤像が一括転写される。記録媒体Sは、転写ベルト111の表面から分離されて定着ユニット130へ導入される。そして、定着ニップ部で加熱・加圧される。これにより、現像剤像が記録媒体Sに定着される。その後、定着済みの記録媒体Sが排出トレイ100aに搬送されることでフルカラー画像の形成動作が完了する。
[プロセスカートリッジの全体的な構成]
図3〜図5を参照して、プロセスカートリッジの全体構成について説明する。図4は、装置本体内におけるプロセスカートリッジと現像剤補給カートリッジの全体像を示す斜視図である。図5は、プロセスカートリッジの全体像を示す斜視図である。
図4に示すように、プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム2の回転軸線Zの方向を長手方向とする横長のアセンブリである。前述したように、カートリッジPは、クリーニングユニット1と現像ユニット10から形成されている。なお、以下の説明において、感光体ドラム2の回転軸線Zの方向を長手方向とする。プロセスカートリッジPは、装置本体100に対して長手方向に挿入されて装着される。
[[クリーニングユニット1]]
クリーニングユニット1は、クリーニング枠体7に、感光体ドラム2と、帯電ローラ3と、クリーニング部材6を有している。
感光体ドラム2は、クリーニング枠体7によって回転可能に支持されている。感光体ドラム2の一端には、図4に示すように、ドラム駆動カップリング2aが設けられている。感光体ドラム2とドラム駆動カップリング2aは、一体的に形成されている。ドラム駆動カップリング2aは、装置本体100のカップリング(不図示)と係合する。ドラム駆動カップリング2aに装置本体100の駆動モータ(不図示)の駆動力が伝達されることで、感光体ドラム2が図3の矢印A方向に所定の速度で回転駆動される。
帯電ローラ3は、感光体ドラム2に接触しながら従動回転する。帯電ローラ3は、図3に示すように、帯電ローラ軸受4を介して、クリーニング枠体7に取り付けられる。帯電ローラ3は、帯電ローラ3の回転中心と感光体ドラム2の回転中心を結ぶ線に沿って、矢印E方向に移動可能に取り付けられる。帯電ローラ3の回転軸3aは、帯電ローラ軸受4に回転可能に支持されている。帯電ローラ軸受4は、帯電ローラ加圧部材5によって感光体ドラム2に向かって付勢される。
クリーニング部材6は、先端の弾性ゴムブレード6aと支持板金6bから構成されている。弾性ゴムブレード6aの先端は、感光体ドラム2の回転方向(図3の矢印A方向)に対してカウンター方向に当接させている。クリーニング部材6は、感光体ドラム2に残留した現像剤を除去する。クリーニング部材6によって感光体ドラム2の周面から除去された現像剤は、クリーニング枠体7の除去現像剤収容部7aに収容される。
[[現像ユニット10]]
現像ユニット10は、図3に示すように、現像ユニット10内の各種要素を支持する現像枠体14を有する。現像枠体14は、現像部16と受入側現像剤収容部15とに分けられる。
現像部16には、現像ローラ11、現像剤供給ローラ(以下、「供給ローラ」という)
12、現像ブレード13が設けられている。現像ローラ11は、感光体ドラム2と接触して矢印D方向に回転する。供給ローラ12は、現像ローラ11と接触しながら、矢印F方向に回転する。供給ローラ12には、二つの役割がある。一つは、現像ローラ11上に現像剤を供給することである。もう一つは、現像に供されずに現像ローラ11上に残留した現像剤を剥ぎ取ることである。現像ブレード13は、現像ローラ11の周面上に接触することで、現像ローラ11上の現像剤の層厚を規制する。
一方、受入側現像剤収容部15は、現像剤補給カートリッジTから補給される現像剤が収納されている。受入側現像剤収容部15には現像剤受入開口23が設けられている。現像剤受入開口23の上部には、現像剤受入側シャッタ24が配置されている。通常、現像剤受入側シャッタ24は、現像剤受入開口23を閉じた状態にしている。そして、装置本体100にプロセスカートリッジPと現像剤補給カートリッジTが装着された状態において、現像剤受入開口23を開いた状態にする構成となっている。現像剤受入側シャッタ24の詳細は、後述する。
[[クリーニングユニット1と現像ユニット10の結合]]
図5に示すように、クリーニング枠体7は、クリーニング結合穴8(8R、8L)を有する。現像枠体14には、図3と図5に示すように、長手方向両端に現像側板19(19R、19L)が設けられている。現像側板19(19R、19L)は、現像結合穴20(20R、20L)を有する。クリーニング結合穴8(8R、8L)と現像結合穴20(20R、20L)は、図5に示すように、結合軸21(21R、21L)と嵌合することにより揺動可能に結合される。これにより、クリーニングユニット1と現像ユニット10が結合する。
クリーニングユニット1と現像ユニット10の間には、図3と図5に示すように、加圧バネ22が配置される。加圧バネ22の付勢力によって、現像ユニット10は、現像結合穴20を中心に矢印G方向の回転モーメントを得る。これにより、現像ローラ11が感光体ドラム2に当接する。本実施例において、現像ローラ11は、感光体ドラム2に接触して配置されているが、所定間隔を設けて配置される構成であってもよい。
[現像剤受入側シャッタ24の構成]
次に、図6〜10を用いて、現像剤受入側シャッタ24の構成を説明する。図6は、現像剤受入側シャッタの現像剤受入許容状態を示す模式的断面図である。図7は、現像剤受入側シャッタの現像剤受入停止状態を示す模式的断面図である。図8は、現像剤受入側シャッタの組立構成を示す分解斜視図である。図9は、現像剤受入側シャッタと受入側現像剤収容部との接続部の構成を示す分解斜視図である。図10は、規制部材の構成を説明するための模式図である。
図6に示すように、本実施例における受入側シャッタ機構である現像剤受入側シャッタ24は、概略、受入シャッタ枠体25と、受入側シャッタ部としての受入回転部材26と、を備える。
受入シャッタ枠体25は、第一開口25aと第二開口25cを有する貫通孔と、該貫通孔内に設けられた円弧面である軸受部25bを有する。第一開口25aは、受入側現像剤収容部15に設けられた現像剤受入開口23に対応するように設けられている。
受入回転部材26は、略円柱状の外形を有しており、受入シャッタ枠体25の貫通孔内に回転可能に配置されている。より詳細には、受入回転部材26は、受入シャッタ枠体25の軸受部25bによってその外周面26aが支持され、受入シャッタ枠体25に対して回転可能に構成されている。また、受入回転部材26は、外周面26aで開口する貫通孔
26bを有している。受入回転部材26の回転軸は、受入シャッタ枠体25の貫通孔と直交する方向に設定されており、この方向は各カートリッジの装着時の移動方向と直交する方向でもある。
受入回転部材26は、図6に示す位相にあるときに、貫通孔26bによって受入シャッタ枠体25の貫通孔の第一開口25a側と第二開口25c側とを互いに連通させる状態となる。この状態は、受入側現像剤収容部15の現像剤受入開口23を外部に開放する状態、すなわち、現像剤補給カートリッジTから補給される現像剤の受入が可能となる状態であり、このときの受入回転部材26の位置(位相)を現像剤受入許容位置(開位置)とする。
受入回転部材26は、図7に示す位相、すなわち、図6に示す現像剤受入許容位置から90°回転した位置にあるとき、受入シャッタ枠体25の貫通孔を塞いだ状態となる。この状態は、受入側現像剤収容部15の現像剤受入開口23を外部に対して塞いだ状態であり、このときの受入回転部材26の位置(位相)を現像剤受入停止位置(閉位置)とする。
[[現像剤受入側シャッタ24の組立]]
図8に示すように、受入シャッタ枠体25の取り付け部25dには、受入回転部材26、受入回転シール部材27、受入シャッタ枠体カバー28が取り付けられる。受入シャッタ枠体25と受入シャッタ枠体カバー28は、受入シャッタ枠体カバー28の取り付け穴28aを受入シャッタ枠体25の爪部25eに引っ掛けることで結合される。受入シャッタ枠体カバー28を組み付けた後、受入回転部材26の軸部26cの先端には、受入側移動部29が圧入にて取り付けられる。受入回転部材26と受入側移動部29は、回転止めにより一体的に回転する。受入側移動部29は4つの突起部29a1〜29a4を有する。
図6に示すように、受入側現像剤収容部15と受入シャッタ枠体25の間には、受入シール部材30が設けられる。受入シール部材30は、受入側現像剤収容部15と受入シャッタ枠体25との結合面からのトナー漏れを防ぐ役割を果たしている。なお、受入シール部材30には、現像剤受入開口23と対応した貫通孔30aが設けられている。
図9に示すように、現像剤受入シャッタ24は、受入側シャッタ枠体25に位置決め穴25f、25g、25h、25iが設けられており、一方、受入側現像剤収容部15には、位置決め軸15a、15b、15c、15dが設けられている。受入側現像剤収容部15に対する現像剤受入シャッタ24の取り付けは、受入側シャッタ枠体25の位置決め穴25f〜25iを受入側現像剤収容部15の位置決め軸15a〜15dに嵌合することで位置決めし、位置決め軸15a〜15dの先端を熱カシメする。これにより、現像剤受入シャッタ24が受入側現像剤収容部15に固定される。
さらに、図8に示すように、受入側現像剤収容部15には、受入側移動部29の回転を規制するための規制部材31が設けられている。規制部材31は、受入側現像剤収容部15に設けられたスライドレール32、33の爪部32a、33aによって、上下方向(矢印U1、U2方向)へ移動可能に設けられている。また、規制部材31は、受入側現像剤収容部15と規制部材31の間に設けられた圧縮バネ34の弾性力により常に上方(U2方向)に付勢されている。この状態が規制部材31のホームポジション(以下、「規制位置」という)となる。図10に示すように、規制位置では、規制部材31に設けられた規制凹部31aと受入側移動部29の突起部29aとが係合している。これにより、受入側移動部31の回転が規制される。また、図10に示す状態は、図6に示すように、受入回転部26が現像剤補給許容位置の状態である。
なお、図8に示すように、受入シャッタ枠体25の最上面には、枠体シール部材35が配置されている。枠体シール部材35は、受入シャッタ枠体25の第二開口25cに対応した開口35aを有する。
[現像剤補給カートリッジTの全体構成]
図3、図4、図11を参照して、本実施例に係る現像剤補給カートリッジの全体的な構成について説明する。図11は、現像剤補給カートリッジの構成を示す斜視図であり、内部構造を示すために、ハウジングの一部を取り除いて図示している。
図3に示すように、現像剤補給カートリッジTは、現像剤を収容するための現像剤収容部40を有している。現像剤収容部40には、プロセスカートリッジPに現像剤を補給するための現像剤補給開口43が設けられている。現像剤補給開口43の下部(外側)には、補給側シャッタ機構としての現像剤補給側シャッタ44が設けられている。現像剤補給側シャッタ44は、トナーカートリッジTが装置本体100に対して未装着の状態において、現像剤補給開口43を塞ぐ現像剤補給停止状態となっている。そして、装置本体100にプロセスカートリッジPと現像剤補給カートリッジTが装着された状態において、現像剤補給開口43を開放する現像剤補給許容状態となる。現像剤補給側シャッタ44の詳細は後述する。
図4に示すように、現像剤補給カートリッジTを装置本体100に装着する際には、現像剤補給カートリッジTを装置本体100に対して矢印H方向(長手方向)に進入させる。現像剤補給カートリッジTは、この進入方向における現像剤補給側シャッタ44の下流に、駆動手段としての係合部材58が設けられている。係合部材58の係合部58aは、現像剤受入側シャッタ24を開閉させるためのものである。現像剤受入側シャッタ24を開閉動作の詳細は後述する。
図11に示すように、現像剤収容部40内には、補給搬送部材41と補給攪拌部材42が設けられている。補給搬送部材41と補給攪拌部材42は、現像剤収容部40によって回転可能に支持されている。
補給搬送部材41は、回転することにより、現像剤収容部40内の現像剤を現像剤補給開口43に向けて搬送する。補給搬送部材41は、図11に示すように、表面にらせん状のフィン41aと戻しフィン41bが形成されたスクリュー部材である。フィン41aは、矢印Q方向(長手方向)に現像剤を搬送する。戻しフィン41bは、フィン41aと逆方向に現像剤を搬送する。補給搬送部材41の上部には、カバー部材47が設けられている。カバー部材47は、現像剤補給開口43と補給搬送部材41の長手方向の一部を覆っている。カバー部材47には、戻し穴47aが設けられている。
補給攪拌部材42は、二つの役割を有する。一つは、補給枠体40内の現像剤を攪拌することである。もう一つは、攪拌した現像剤を補給搬送部材41に送ることである。補給攪拌部材42は、補給攪拌42aと補給攪拌シート42bから形成されている。
補給搬送部材41と補給攪拌部材42の長手方向の一端には、それぞれ補給搬送カップリング45と補給攪拌カップリング46が設けられている。補給搬送カップリング45と補給攪拌カップリング46は、装置本体100のカップリング(不図示)と係合する。補給搬送カップリング45と補給攪拌カップリング46に装置本体100の駆動モータ(不図示)の駆動力が伝達されることで、補給搬送部材41と補給攪拌部材42が所定の速度で回転駆動される。
[[現像剤補給カートリッジT内の現像剤の搬送]]
現像剤収容部40内の現像剤は、補給攪拌部材42によって攪拌され、補給搬送部材41へ送られる。補給搬送部材41に送られた現像剤は、カバー部材47まで搬送されるとカバー部材47によって一部が規制される。これにより、現像剤補給開口43から排出される現像剤の量が一定となる。カバー部材47内に搬送された現像剤は、現像剤補給開口43からプロセスカートリッジPへ排出される。現像剤補給開口43から排出されなかった現像剤は、戻しフィン41bによって、戻し穴47aから補給攪拌部材42へ送られ、再び撹拌される。
[現像剤補給側シャッタ44の構成]
図1、図7、図12〜図14を参照して、現像剤補給側シャッタ44の構成をより詳細に説明する。図1は、現像剤補給許容位置における補給側移動部の位相を示す説明図であり、図1(a)は、現像剤補給側シャッタを補給側移動部の回転軸方向に見た図、図1(b)は、図1(a)を補給側移動部の正面図とした場合の下面図である。図12は、現像剤補給側シャッタの現像剤補給許容状態を示す模式的断面図である。図13は、現像剤補給側シャッタの組立構成を示す分解斜視図である。図14は、現像剤補給停止位置における補給側移動部の位相を示す説明図であり、図14(a)は、現像剤補給側シャッタを補給側移動部の回転軸方向に見た図、図14(b)は、図14(a)を補給側移動部の正面図とした場合の下面図である。
図12に示すように、本実施例における補給側シャッタ機構である現像剤補給側シャッタ44は、概略、補給シャッタ枠体48と、補給側シャッタ部としての補給回転部材49と、を備える。
補給シャッタ枠体48は、第一開口48aと第二開口48cを有する貫通孔と、該貫通孔内に設けられた円弧面である軸受部48bを有する。第二開口48cは、現像ユニットの受入側現像剤収容部に取り付けられた現像剤受入側シャッタ24の受入シャッタ枠体25の第二開口25cに対応するように設けられている。
補給回転部材49は、略円柱状の外形を有しており、補給シャッタ枠体48の貫通孔内に回転可能に配置されている。より詳細には、補給回転部材49は、補給シャッタ枠体48の軸受部48bによってその外周面49aが支持され、補給シャッタ枠体48に対して回転可能に構成されている。また、補給回転部材49は、外周面49aで開口する貫通孔49bを有している。補給回転部材49の回転軸は、補給シャッタ枠体48の貫通孔と直交する方向に設定されており、この方向は各カートリッジの装着時の移動方向と直交する方向でもある。
補給回転部材49は、図12に示す位相にあるとき、貫通孔49bによって補給シャッタ枠体48の貫通孔の第一開口48a側と第二開口48c側とを互いに連通させる状態となる。この状態は、現像剤収容部40の現像剤補給開口43を外部に開放する状態、すなわち、プロセスカートリッジPへの現像剤の補給が可能となる状態であり、このときの補給回転部材49の位置(位相)を現像剤補給許容位置(開位置)とする。
補給回転部材49は、図12に示す現像剤補給許容位置から90°回転した位置、すなわち、図7に示す受入回転部材26と同じ位相にあるとき、補給シャッタ枠体48の貫通孔を塞いだ状態となる。この状態は、現像剤収容部40の現像剤補給開口43を外部に対して塞いだ状態であり、このときの補給回転部材49の位置(位相)を現像剤補給停止位置(閉位置)とする。
[[現像剤補給側シャッタ44の組立]]
図13に示すように、補給シャッタ枠体48の取り付け部48dには、補給回転部材49、補給回転シール部材50、補給シャッタ枠体カバー51が取り付けられる。補給シャッタ枠体48と補給シャッタ枠体カバー51は、補給シャッタ枠体カバー51の取り付け穴51aを補給シャッタ枠体48の爪部48eに引っ掛けることで結合される。そして、補給側移動部52を、付勢部材54を補給シャッタ枠体カバー51のバネ座部51bに挟み込んだ状態で取り付ける。補給側移動部52は、爪部52eを先端に有する軸部を補給回転部材49の穴部49cに貫通させ、爪部52eを貫通孔49bの爪受け部49dに引っ掛けることにより結合される(図1参照)。補給側移動部52は、軸部が穴部49cの矩形断面に対応した角柱形状を有しており、補給回転部材49に対して軸方向の相対移動のみが許容され、回転時は補給回転部材49と一体に回転する構成となっている。このように補給側移動部52を取り付けることにより、補給側移動部52は、付勢部材54の付勢力により爪部52eが補給回転部材49の爪受け部49dに当接した状態で保持されると共に、付勢方向F1に抗する方向F2に移動可能となる。また、補給側移動部52には、4つの突起部52a、52b、52c、52dが設けられており、そのうち2つの突起部52a、52cには各々、力受け部としてのテーパ部(傾斜面部)52a1、52c1が設けられている。
補給側移動部52は、次のような位相で組み立てられる。すなわち、現像剤補給開口43が現像剤補給許容状態にあるとき、図1(a)に示すように、テーパ部52a1を有する突起部52aが下側になるように組み立てられる。よって、現像剤補給開口43が現像剤補給停止状態のときは、補給側移動部52は、現像剤補給許容位置の位相から90°回転した位置となるため、図14に示すように、突起部52dが下側となる。
図12に示すように、現像剤収容部40と補給シャッタ枠体48の間には、補給シール部材53が設けられる。補給シール部材53は、現像剤収容部40と補給シャッタ枠体48との結合面からのトナー漏れを防ぐ役割を果たしている。なお、補給シール部材53には、現像剤補給開口43と対応した貫通孔53aが設けられている。現像剤収容部40と現像剤補給側シャッタ44の結合方法は、図9で示した受入側現像剤収容部15と現像剤受入シャッタ24と同じなので説明は割愛する。
[現像剤受入側シャッタ24の開閉動作]
図15〜図17を参照して、装置本体100にプロセスカートリッジPが装着されている状態で、現像剤補給カートリッジTを装置本体100に装着する際の現像剤受入側シャッタ24の開閉動作について説明する。図15は、現像剤受入側シャッタの開閉動作を行う際の第一の動作を示す説明図である。図16は、現像剤受入側シャッタの開閉動作を行う際の第二の動作を示す説明図である。図17は、現像剤受入側シャッタの開閉動作を行う際の第三の動作を示す説明図である。
なお、装置本体100にプロセスカートリッジPが装着されている状態で、現像剤補給カートリッジTを装置本体100に装着すると、最初にプロセスカートリッジPの現像剤受入側シャッタ24の開閉動作が行われる。その後に、現像剤補給カートリッジTの現像剤補給側シャッタ44の開閉動作が行われる。しかし、ここでは動作を分かり易く説明するため、現像剤受入側シャッタ24の開閉動作についてのみ説明し、現像剤補給側シャッタ44の開閉動作の詳細は後述する。
また、図15〜図17では、動作を分かり易くするため、プロセスカートリッジPの受入側現像剤収容部15と現像剤補給カートリッジTの現像剤収容部40の図示は省略している。さらに、現像剤受入側シャッタ24の受入回転部材26の貫通孔26b、および、現像剤補給カートリッジTの係合部材58の係合部58aを破線で示す。
現像剤補給カートリッジTは、装置本体100に装着されていない状態において、補給回転部材49が現像剤補給停止位置にあり、現像剤補給開口43が閉じられた状態にある。また、プロセスカートリッジPは、現像剤補給カートリッジTが装置本体100に装着されていない状態で装置本体100に装着された場合、受入側移動部29はどこからも力を受けないため、補給回転部材49は現像剤受入停止位置にある。よって、プロセスカートリッジPの現像剤受入開口23は閉じられた状態にある。このとき、規制部材31の規制凹部31aと受入側移動部29の突起部29a1とが係合しているため、受入側移動部29の回転は規制されている。
現像剤受入シャッタ24の開閉動作は、3つの動作に分けられる。第一の動作は、現像剤補給カートリッジTの係合部材58がプロセスカートリッジPの規制部材31を下降させる動作である。第二の動作は、係合部材58がプロセスカートリッジPの受入側移動部29と係合し、受入側移動部29を回転させる動作である。第三の動作は、係合部材58が規制部材31を通過して、規制部材31が上昇する動作である。これら3つの動作が連続的に行われることで現像剤受入シャッタ24が開閉される。
[[第一の動作(規制部材31の下降)]]
図15を参照して説明する。装置本体100にプロセスカートリッジPが装着された状態で、現像剤補給カートリッジTを装置本体100における所定の装着位置に位置させるべく長手方向に移動させていく(図15(a)の矢印H方向)。現像剤補給カートリッジTを図15(b)の位置まで進入させると、係合部材58の係合部58aが規制部材31のガイド面31bの第一斜面部31cと接触する。更なる現像剤補給カートリッジTの進入に伴い、図15(c)に示すように、規制部材31が第一斜面部31cで係合部材58にガイドされる(係合部材58によって下方(矢印U1方向)に押される)。このため、圧縮バネ34の弾性力によって上方(矢印U2方向)の規制位置に付勢されていた規制部材31が、弾性力に抗して、受入側現像剤収容部15が設けられている下方(矢印U1方向)へ移動していく。係合部58aがガイド面31bの平面部31dに到達すると、規制部材31の規制凹部31aと受入側移動部29の突起部29a1の係合が解除される。これにより、受入側移動部29は、回転を許容された状態となる(図15(d))。
[[第二の動作(受入側移動部29の回転)]]
図16を参照して説明する。上記第一の動作により、受入側移動部29が回転を許容された状態となってから、係合部58aが規制部材31の平面部31dと接触しながら(規制部材31を平面部31dで下方に押さえつけつつ平面部31dと摺動しながら)移動する。そして、図16(a)に示すように、係合部58aが受入側移動部29の突起部29a3と係合し、受入側移動部29を反時計方向に回転させながら、現像剤補給カートリッジTをさらに移動させる。受入側移動部29の回転に伴い、現像剤受入側シャッタ24の受入回転部材26が反時計方向に回転する。係合部58aと突起部29a3の係合が解除される位置まで現像剤補給カートリッジTをさらに移動させると、受入回転部材26が90°回転する。これにより、受入回転部材26は現像剤受入許容位置となって回転が停止し、現像剤受入開口23が開いた状態となる(図16(b))。
[[第三の動作(規制部材31の上昇)]]
図17を参照して説明する。上記第二の動作により、現像剤受入開口23が開状態となってから現像剤補給カートリッジTをさらに装置本体100内部へ進入させると、規制部材31は、第二斜面部31eで係合部58aにガイドされる状態となる。すなわち、規制部材31が、圧縮バネ34の付勢力によって第二斜面部31eで係合部58aと摺動しながら上方に移動する。これにより、規制部材31が受入側現像剤収容部15に対して上方(図17(a)の矢印U2方向)の規制位置へ移動していく。そして、係合部58aがガイド面31bを通過すると(第二斜面部31eから離れると)、規制部材31の規制凹部
31aに突起部29a2が係合して、規制位置に戻る。これにより、受入側移動部29は、回転を規制された状態に戻る(図17(b))。
[現像剤補給側シャッタ44の開閉動作]
図18〜図23を参照して、現像剤補給側シャッタの開閉動作について説明する。図18は、現像剤補給開口が現像剤補給停止状態にある場合での現像剤補給側シャッタと受入側移動部が係合する前の状態を示す説明図である。図19は、現像剤補給側シャッタと受入側移動部が係合している状態を示す説明図である。図20は、現像剤補給側シャッタと受入側移動部の係合が解除されて現像剤補給カートリッジの装着が完了した状態を示す説明図である。なお、図18(a)、図19(a)、図20(a)は、それぞれ、現像剤補給側シャッタを補給側移動部の回転軸方向(正面方向)に見た図である。また、図18(b)、図19(b)、図20(b)は、それぞれ図18(a)、図19(a)、図20(a)のR−R断面図である。図21〜図23は、現像剤補給開口が現像剤補給許容状態にある場合での現像剤補給側シャッタの装着時動作を示す説明図である。なお、図21(a)、図22(a)、図23(a)は、それぞれ現像剤補給側シャッタを補給側移動部の回転軸方向(正面方向)に見た図である。また、図21(b)、図22(b)、図23(b)は、それぞれ、図21(a)、図22(a)、図23(a)のR−R断面図である。
[現像剤補給開口43が閉じられている場合]
図18〜図20を参照して、装置本体100にプロセスカートリッジPが装着され、且つ、現像剤補給開口43が閉じられた状態で、現像剤補給カートリッジTを装置本体100に装着する場合について説明する。通常、現像剤補給カートリッジTが装置本体100に装着されていない状態において、補給回転部材49は現像剤補給停止位置にあり、現像剤補給開口43は閉じられた状態にある。なお、現像剤受入側シャッタ24の開閉動作の説明と同様、ここでは動作を分かり易く説明するため、現像剤補給側シャッタ44の開閉動作についてのみ説明する。さらに、現像剤補給側シャッタ44の補給回転部材49の貫通孔49bを破線で示す。
前述したように、現像剤補給側シャッタ44の開閉動作は、現像剤受入側シャッタ24の開閉動作の後に行われる。つまり、現像剤補給側シャッタ44の開閉動作が行われるとき、現像剤受入側シャッタ24の開閉動作は、完了している。すなわち、プロセスカートリッジPの受入側移動部29は、規制部材31によって回転を規制されており、受入回転部材26は現像剤受入許容位置にあり、現像剤受入開口23は開放された状態にある。
図18に示すように、装置本体100にプロセスカートリッジPが装着された状態で、現像剤補給カートリッジTを装置本体100内の所定の装着位置に位置させるべく装置本体100内を長手方向(矢印H方向)に移動させる。現像剤補給開口43は閉じられており、補給回転部材49は現像剤補給停止位置にあるため、補給側移動部52の突起部52dが、受入側移動部29の突起部29a4と当接する。このとき、突起部52dと突起部29a4は、それぞれの平面部52d1、29a41で互いに当接する。平面部52d1、29a41は、それぞれ付勢部材54の付勢方向F1と平行方向に延びる面であり、現像剤補給カートリッジTの移動方向に対して垂直である。受入側移動部29は規制部材31によって回転が規制されているため、補給側移動部52は、現像剤補給カートリッジTを押し進める力に対する反力を平面部29a41から平面部52d1に受けて反時計方向に回転する(図19)。補給側移動部52の回転に伴い、現像剤補給側シャッタ44の補給回転部材49も反時計方向に回転する。そして、受入側移動部29と突起部52dの係合が解除される位置まで現像剤補給カートリッジTが進むと、補給回転部材49が受入側移動部29との当接前の状態から90°回転した状態となる。これにより補給回転部材49の回転が停止して、現像剤補給開口43が開状態になる(図20)。この位置が現像剤補給カートリッジTの装着完了位置となる。
[現像剤補給開口43が開放されている場合]
図21〜図23を参照して、装置本体100にプロセスカートリッジPが装着され、且つ、現像剤補給開口43が開放された状態で、現像剤補給カートリッジTを装置本体100に装着する場合について説明する。
前述したように、通常、補給回転部材49は現像剤補給停止位置にあり、現像剤補給開口43は閉状態にある。しかし、例えば、ユーザが誤って補給側移動部52に触れることで補給側移動部52が回転し、現像剤補給停止位置にある補給回転部材49が現像剤補給許容位置に移動し、現像剤補給開口43が開状態となってしまう可能性がある。なお、ここでも現像剤補給側シャッタ44の開閉動作についてのみ説明する。現像剤受入側シャッタ24の状態も現像剤補給開口43が現像剤補給停止位置にある場合と同じである。さらに、現像剤補給側シャッタ44の補給回転部材49の貫通孔49bを破線で示す。
装置本体100にプロセスカートリッジPが装着された状態で、現像剤補給カートリッジTを装置本体100内へ進入させていく(図21の矢印H方向)。このとき、現像剤補給開口43は開状態で補給回転部材49は現像剤補給許容位置にある。この状態で、現像剤補給カートリッジTを装置本体100に進入させると、補給側移動部52の突起部52aのテーパ部52a1が、プロセスカートリッジPの受入側移動部29の突起部29a4のテーパ部(傾斜面部)29a42に当接する。そして、そこから更に進入させていくと、補給側移動部52は、テーパ部52a1、29a42により、付勢部材54の付勢方向F1に抗するF2方向の負荷を受け、受入側移動部29に対してHF方向に相対的に移動する(図22参照)。すなわち、現像剤補給カートリッジTを押し進める力に対する反力の分力が、受入側移動部29のテーパ部29a42から補給側移動部52のテーパ部52a1に対してF2方向に作用する。この力を受けて、補給側移動部52は、テーパ部52a1が受入側移動部29のテーパ部29a42に対して摺動しながら、F2方向に移動する(回避動作)。そして、補給側移動部52は、テーパ部52a1、29a42の当接が終わると、受入側移動部29に乗り上げた状態(図23参照)となり、この回避位置において、今度は、受入側移動部29に対して装着方向Hに相対的に移動(摺動)する。その後、補給側移動部52は、突起部52bが受入側移動部29の溝部29eと装着方向Hにおいて一致する位置まで移動すると、付勢部材54の付勢力によって突起部52aが溝部29eに嵌り込むようにF1方向に移動する(図20参照)。これにより、補給側移動部52は、回転動作を行わずに受入側移動部29と係合することができるため、現像剤補給開口43は開状態のまま維持される。
なお、補給側移動部52が受入側移動部29との係合により移動を開始する位置は、補給停止位置(第一位置)と補給許容位置(第二位置)の中間の位置となることも考えられる。この場合においても、現像剤補給カートリッジTの装着完了時に現像剤補給開口43を開状態とすることができる。この場合の動作は、補給側移動部52の位置(位相)に応じて、次の2つのパターンのいずれかをとる。1つめは、補給側移動部52が、受入側移動部29との係合により一旦補給停止位置に移動し、引き続き、上述した現像剤補給開口43が閉状態で装着された場合と同様に、受入側移動部29との係合により補給許容位置まで移動するパターンである。もう一つは、補給側移動部52が、受入側移動部29との係合により補給許容位置に移動し、上述した現像剤補給開口43が開状態で装着された場合と同様に、そのまま補正許容位置を維持するパターンである。
補給側移動部52は、上記中間位置の位置に応じて、突起部52aと受入側移動部29の突起部29aとの当接態様が異なり、突起部52aが突起部29aから受ける力が異なるため、当接後の現像剤補給カートリッジTの押し込みによって回転する向きが異なる。例えば、突起部29aの先端側に、突起部52aの反時計回りの回転方向下流側の側部が
わずかに当接するような中間位置の場合には、補給側移動部52は一度逆方向に回転する(戻る)ような挙動となる。すなわち、補給側移動部52は、現像剤補給カートリッジTの押し込みによって時計回りの回転方向に回転する。その後、最初に当接した突起部52aよりも反時計回りの回転方向下流側の突起部52aが突起部29aと係合する。当該突起部52aがテーパ部52a1付きの突起部であれば回転せず、テーパ部52a1の付いていない突起部52aであれば回転する。
また、上記中間位置が、最初にテーパ部52a1のうち反時計回りの回転方向上流側のものが突起部29aに当接するような位置の場合には、補給側移動部52はテーパ部52a1が突起部29aのテーパ部と面接触する位相(すなわち閉位置)となるまで回転する。その後の動作は、上述した現像剤補給開口43が開状態で装着された場合と同様である。
また、上記中間位置が、テーパ部52a1の付いていない突起部52aが最初に突起部29aに当接するような位置の場合には、上述した一旦時計回りの回転方向に戻る場合を除き、補給側移動部25は反時計回りに回転する。その後の動作は、上述した現像剤補給開口43が閉状態で装着された場合と同様である。
なお、本実施例においては、装置本体100にプロセスカートリッジPを先に装着した状態で現像剤補給カートリッジTを装着する場合の現像剤補給開口の開閉動作について説明したが、プロセスカートリッジPは後から装着してもよい。この場合も前述と同様の動作が行われる。すなわち、装置本体100内で、現像剤補給カートリッジTの現像剤補給開口43が閉状態の場合は、補給側移動部52は、受入側移動部29と係合して、補給許容位置となる。また、現像剤補給開口43が開状態の場合は、補給側移動部52は、受入側移動部29とテーパ部同士で係合し、付勢部材54の付勢方向に移動する。そして、受入側移動部29の溝部29cが補給側移動部52の突起部52aを通過した後に、付勢部材54の付勢力により、補給側移動部52は、受入側移動部29の溝部29cに係合する。その結果、現像剤補給開口43は、開状態となる。
以上説明したように、本実施例によれば、現像剤補給カートリッジを画像形成装置の装置本体に装着させる際に現像剤補給開口がどのような開閉状態であっても、現像剤補給カートリッジの装着完了時に現像剤補給開口を開いた状態とすることができる。
(その他)
本実施例では、現像剤補給カートリッジ及びプロセスカートリッジを各々4個用いるカラー電子写真画像形成装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、単色の電子写真画像形成装置に用いられる現像剤補給カートリッジ及びプロセスカートリッジにおいても本発明は適用することができる。
本実施例では、移動部の回避動作を行うための構成として、移動部に力受け部としての傾斜面を設け、係合部の傾斜面との摺動により、移動部が回避位置まで移動する構成としたが、本発明は当該構成に限定されるものではない。すなわち、本実施例のように摺動面同士が面接触で摺動する構成でなくてもよく、例えば、一方を面、他方を角部や球面状部等とし、点接触により互いが摺動する構成でもよい。
本実施例では、現像剤補給カートリッジの移動部がプロセスカートリッジの係合部に対して回避動作を行う構成としていたが、逆の構成、すなわち、係合部が移動部に対して回避動作を行うように構成してもよい。
また、本実施例では、現像剤補給開口や受入開口の開放時に該開口と外部とを連通可能
とするための構成として、回転部材に貫通孔を設けた構成としたが、本発明はかかる構成に限定されるものではない。例えば、貫通孔の代わりに切り欠き状の凹部を設ける構成としてもよい。
また、本実施例では、移動部を移動させるための手段としての係合部をプロセスカートリッジに設ける構成としたが、移動する現像剤補給カートリッジに対して装置本体側で固定されていればよいので、係合部を装置本体に設ける構成でもよい。また、かかる係合部を、プロセスカートリッジの現像剤受入開口を開閉させるシャッタ機構の構成の一部とする構成、すなわち、受入側のシャッタ機構における移動部が係合部を兼ねる構成としたが、別途設ける構成でもよい。ただし、部材点数の削減、省スペース化の観点から、係合部をプロセスカートリッジのシャッタ機構の構成と一体化するのが好ましい。
また、本実施例では、本発明におけるシャッタ部、移動部を現像剤補給カートリッジに設け、本発明における係合部を装置本体やプロセスカートリッジに設ける構成とした。しかしながら、これらシャッタ部の開閉構成を互いに逆に設けた構成を採用してもよい。すなわち、本発明におけるシャッタ部、移動部を装置本体やプロセスカートリッジに設け、本発明における係合部を現像剤補給カートリッジに設ける構成である。
また、本発明における係合部を装置本体ではなくプロセスカートリッジに設け、現像剤補給カートリッジを、装置本体に装着する前のプロセスカートリッジに装着できるように構成してもよい。この場合、現像剤補給カートリッジとプロセスカートリッジは、互いに一体化された後に、装置本体に装着されることになる。
また、本実施例では、シャッタ部の開閉構成を、回転部材が回転することにより閉位置となる回転位相と開位置となる回転位相との間を繰り返し移動する構成としたが、本発明はかかる構成に限定されるものではない。例えば、バネ等の付勢手段により付勢されたシャッタ部に対して、該付勢力に勝る力を加えられるように構成し、かかる力を制御することで、シャッタ部を閉位置と開位置との間で繰り返し移動(往復動)させるような構成でもよい。
P…プロセスカートリッジ、T…現像剤補給カートリッジ、29…受入側移動部(係合部)、40…現像剤収容部(収容部)、43…現像剤補給開口(補給開口)、44…現像剤補給側シャッタ、48…補給シャッタ枠体、49…補給回転部材(シャッタ部)、52…補給側移動部(移動部)、100…画像形成装置(装置本体)

Claims (17)

  1. 現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成された現像剤補給カートリッジであって、
    現像剤が収容されるとともに、現像剤を排出するための補給開口を有する収容部と、
    前記収容部の前記補給開口を前記収容部の外部に対して塞ぐ閉位置と、前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
    前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第一位置と、前記開位置に位置させる第二位置との間を移動可能であり、現像剤補給カートリッジが装置本体に装着される際に装着位置まで移動する間に、装置本体側に設けられた係合部との係合により現像剤補給カートリッジの移動にともなって移動し、前記第一位置で前記係合部と係合して移動を開始すると現像剤補給カートリッジが前記装着位置に到達したときに前記第二位置に位置するように構成された移動部と、
    を備える現像剤補給カートリッジにおいて、
    前記移動部は、現像剤補給カートリッジが装置本体に装着される際に前記第二位置にある場合には、前記係合部との係合により前記第一位置へ移動するのを回避する回避動作を行うことを特徴とする現像剤補給カートリッジ。
  2. 前記移動部は、現像剤補給カートリッジが装置本体に装着される際に前記第二位置にある場合に、現像剤補給カートリッジが前記装着位置に到達するまでの間、前記係合部との係合により前記第二位置から回避位置に移動することにより、前記第一位置へ移動するのを回避することを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給カートリッジ。
  3. 前記移動部は、前記回避位置に移動した後、現像剤補給カートリッジが前記装着位置に到達すると、前記回避位置から前記第二位置に戻ることを特徴とする請求項2に記載の現像剤補給カートリッジ。
  4. 前記移動部は、
    現像剤補給カートリッジが装置本体に装着される際に前記係合部に当接して前記係合部から力を受ける力受け部を有し、
    現像剤補給カートリッジが装置本体に装着される際に前記第二位置にある場合に、前記力受け部が前記係合部から力を受けることにより、前記第二位置から前記回避位置に移動することを特徴とする請求項2または3に記載の現像剤補給カートリッジ。
  5. 前記移動部を前記回避位置から前記第二位置に移動させるように付勢する付勢手段を有し、
    前記移動部は、前記力受け部が前記係合部から受ける力により、前記付勢手段の付勢力を受けた状態で前記第二位置から前記回避位置に移動し、現像剤補給カートリッジが前記装着位置に到達すると、前記付勢力によって前記回避位置から前記第二位置に戻ることを特徴とする請求項4に記載の現像剤補給カートリッジ。
  6. 前記力受け部は、現像剤補給カートリッジの移動方向に対して傾斜した傾斜面であり、現像剤補給カートリッジの移動によって前記係合部から前記移動部を前記第二位置から前記回避位置に移動させる力を受けることを特徴とする請求項4または5に記載の現像剤補給カートリッジ。
  7. 前記移動部は、現像剤補給カートリッジが装置本体に装着される際に前記第一位置と前記第二位置との間の位置にある場合には、前記係合部との係合により前記第二位置に移動することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の現像剤補給カートリッジ。
  8. 前記シャッタ部は、回転部材であり、前記閉位置となる回転位相において前記補給開口を前記外部に対して塞ぐことが可能、かつ前記開位置となる回転位相において前記補給開口を前記外部に対して開放することが可能な形状を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の現像剤補給カートリッジ。
  9. 前記シャッタ部は、前記位置となる回転位相において前記補給開口と前記外部とを連通可能とするように形成された貫通孔を有することを特徴とする請求項8に記載の現像剤補給カートリッジ。
  10. 装置本体に装着されたプロセスカートリッジの現像剤収容部の受入開口を開閉するシャッタ機構を駆動させる駆動手段を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の現像剤補給カートリッジ。
  11. 前記駆動手段は、前記シャッタ部が移動を開始する前に、前記受入開口が開いた状態となるように前記シャッタ機構を駆動させることを特徴とする請求項10に記載の現像剤補給カートリッジ。
  12. 前記移動部は、装置本体に装着されたプロセスカートリッジに設けられた前記係合部との係合によって移動することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の現像剤補給カートリッジ。
  13. 前記移動部は、装置本体に設けられた前記係合部との係合によって移動することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の現像剤補給カートリッジ。
  14. 画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成された、現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスを行うためのプロセスカートリッジに着脱可能に構成された現像剤補給カートリッジであって、
    現像剤が収容されるとともに、現像剤を排出するための補給開口を有する収容部と、
    前記収容部の前記補給開口を前記収容部の外部に対して塞ぐ閉位置と、前記外部に対して開放する開位置と、の間を移動可能なシャッタ部と、
    前記シャッタ部を移動させる移動部であって、前記シャッタ部を前記閉位置に位置させる第一位置と、前記開位置に位置させる第二位置との間を移動可能であり、現像剤補給カートリッジがプロセスカートリッジに装着される際に装着位置まで移動する間に、プロセスカートリッジに設けられた係合部との係合により現像剤補給カートリッジの移動にともなって移動し、前記第一位置で前記係合部と係合して移動を開始すると現像剤補給カートリッジが前記装着位置に到達したときに前記第二位置に位置するように構成された移動部と、
    を備える現像剤補給カートリッジにおいて、
    前記移動部は、現像剤補給カートリッジがプロセスカートリッジに装着される際に前記第二位置にある場合には、前記係合部との係合により前記第一位置へ移動するのを回避する回避動作を行うことを特徴とする現像剤補給カートリッジ。
  15. 画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成された、現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスを行うためのプロセスカートリッジであって、
    請求項14に記載の現像剤補給カートリッジが着脱可能に装着されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  16. 現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の現像剤補給カートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  17. 装置本体に着脱可能に構成された、現像剤により記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスを行うためのプロセスカートリッジを備えることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
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