JP4671430B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、手ぶれ検出を行い、手ぶれ補正する機能を有する撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
従来から、デジタルカメラ等の撮像装置において、複数のフレーム画像を撮影し、フレーム画像間の相関を取ることで、手ぶれによる移動量を検出することが知られている。この場合、この検出結果を基に複数のフレーム画像をずらしながら合成し、手ぶれによる画像のぶれを補正する電子手ぶれ補正処理を行うことも提案されている。この種の電子手ぶれ補正処理は、特に光学手ぶれ補正方式とは異なり、光学駆動部を必要としないため、撮像装置の小型化が可能である。
例えば図11に示すように、撮像装置が第1メモリ200と第2メモリ202を備える。そして演算部201により、連続して撮影してそれぞれ第1メモリ200、第2メモリ202に蓄積されたフレーム画像(203)間の特徴的な領域における動きベクトルを検出する。かくして検出された動きベクトルは、動きベクトル出力部204より出力される。そして図12に示すように、検出結果である動きベクトルに基づき、順次取り込まれるフレーム画像を、手ぶれ方向とは逆方向にズラしながら加算処理をしていく。これにより、手ぶれ補正処理されたフレーム画像を合成用メモリ205に得ることができる発明が特許文献1に開示されている。
また、図11で説明した電子手ぶれ補正処理では、複数のフレームメモリを必要とする。しかし、図13に示すように、1フレームよりも広いフレームメモリ領域を持つメモリ300を備え、移動量検出装置による手ぶれ移動情報をもとに順次取り込まれるフレーム画像データをずらしながら重ね合わせていく。これにより、手ぶれ補正処理を可能とする、合成用のメモリ1つで手ぶれ補正処理可能な発明も特許文献1に開示されている。
さらに電子手ブレ補正処理では、複数回の露光によって1つのフレーム画像データを取得するため、フレーム画像を合成する際に信号レベルの調整が必要となる。このように、順次撮像されるフレーム画像データの信号レベル調整を行ったうえで画像合成処理を行って手ぶれ補正処理をする発明は、たとえば特許文献2に開示されている。
特開2005−328326号公報 特開2003−259208号公報
しかしながら特許文献1では手ブレ検出結果を基にフレーム画像をずらしながら重ねていくため露出アンダーで撮像をした場合、フレーム画像の重なり具合によってゲインレベルが異なる。よって補正画像を抽出するときには抽出される画像領域が限られてしまう。またフレーム画像毎に露出適正で画像を取り込む場合でも、短時間に複数回露光を行うためフレーム画像毎のゲインレベルは低い。よってフレーム画像の露出を適正にするためにゲインレベルを上げても、フレーム画像毎のS/Nが低くなり抽出される補正画像はノイズ成分が増幅された画像になってしまう。
また特許文献2では画像合成する際にゲインレベルを調整し画像合成を行うが、手ぶれ補正のために順次取り込まれる画像データをずらしながら加算していく。そのため、特許文献1と同様に、領域によって重なる枚数が異なり、合成画像全域でゲインレベルが一律でないため、抽出される画像データは有効画素領域よりも小さいサイズになってしまう。
したがって、本発明は、手ぶれ補正のために合成される合成画像全域でレベルが一定とするような画像合成が可能な手ぶれ補正を備える撮像装置の提案を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態における撮像装置は、被写体像を撮像した画像データを順次出力する撮像手段と、
前記画像データを記憶する第1のメモリ手段と、
前記撮像手段から出力された複数の画像データを順次合成して1枚の合成画像データを生成する画像合成手段と、
前記画像合成手段によって合成された前記合成画像データを記憶する第2のメモリ手段と、を備え、
前記画像合成手段は、
前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データが、前記合成画像データを生成するためのN番目(ただしNは2以上の整数)の画像データであるときに、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データを、
前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データにのみ含まれる領域では、前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データのレベルをN/(N−1)倍とする信号レベル調整を実行し、
前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データにのみ含まれる領域では、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データのレベルをN倍とする信号レベル調整を実行し、
前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データの両方に含まれる領域では、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データとを合成する
ことにより、それぞれの領域において同一の信号レベルに調整された、前記第2のメモリ手段に記憶するための合成画像データを生成する、ことを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の他の実施形態における撮像装置の制御方法は、被写体像を撮像した画像データを順次出力する撮像手段と、第1のメモリ手段と、第2のメモリ手段とを有し、
制御手段が、前記画像データを第1のメモリ手段に記憶する第1の記憶工程と、
画像合成手段が、前記撮像手段から出力された複数の画像データを順次合成して1枚の合成画像データを生成する画像合成工程と、
前記制御手段が、前記画像合成工程によって合成された前記合成画像データを第2のメモリ手段に記憶する第2の記憶工程と、を備え、
前記画像合成工程において前記画像合成手段は、
前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データが、前記合成画像データを生成するためのN番目(ただしNは2以上の整数)の画像データであるときに、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データを、
前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データにのみ含まれる領域では、前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データのレベルをN/(N-1)倍とする信号レベル調整を実行し、
前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データにのみ含まれる領域では、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データのレベルをN倍とする信号レベル調整を実行し、
前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データの両方に含まれる領域では、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データとを合成する
ことにより、それぞれの領域において同一の信号レベルに調整して合成された、前記第2のメモリ手段に記憶するための合成画像データを生成する、ことを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態においては、コンピュータに前記実施形態の撮像装置の制御方法の各工程を実現させるためのプログラムを提供する。
上記の目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態においては、コンピュータに前記実施形態の撮像装置の制御方法の各工程を実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明によれば、手ぶれ補正のために合成される合成画像全域でレベルが一定とするような画像合成が可能な手ぶれ補正が可能となる。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1における撮像装置のブロック図を示す。また図5は、実施形態1の撮像装置における手ぶれ検出部9とウィンドウ制御部7の処理手順を示したフローチャートである。また図8は合成演算部8の処理手順を示したフローチャートである。 図1において、結像光学系1を通って入射した被写体像を、撮像部2の有する撮像素子で電気信号に光電変換する。A/D変換部3は、撮像部1から出力される映像信号をデジタル画像データに変換するものである。信号処理部4は、A/D変換部3から出力される画像データを後述の手ブレ検出部9において使用するYUVデータ形式の画像データに変換するため、ホワイトバランス回路、ガンマ補正回路、マトリクス変換回路等を含む。信号処理部4から出力される画像データは、メモリI/F5を介して一時的にメモリ部6に保存される。ここで、図2に示すように、メモリ部6は、フレームメモリ領域6−1と、合成処理用フレームメモリ領域6−2の少なくとも2つの記憶領域を有する。本実施形態1においては、合成処理用フレームメモリ領域6−2はフレームメモリ領域6−1より広い記憶領域が設定される。
またフレームメモリ領域6−1には撮像枚数をNとしたとき、N枚目の画像データが記憶されており、合成処理用フレームメモリ領域6−2にはN−1枚目までの複数の画像データが合成された合成画像データが記憶されている。手ぶれ検出部9は、メモリ部6のフレームメモリ領域6−1に記憶されているN枚目の画像データと合成処理用フレームメモリ領域6−2に記憶されている合成画像データからN−1枚目の画像データの領域部分を抽出する。そしてこの抽出した画像データで、手ぶれによる画像データの移動量が求められる。
画像データの手ぶれ量の検出方法は、基本的に動きベクトルを検出するもので、まず画面を複数の領域に分割し、それぞれの領域ごとの局所的な移動量の平均化等の統計的処理により、画面全体の移動量を求め、撮像装置の手ぶれ量を決定する。このとき手ぶれ検出部9に入力されるN−1枚目の画像データは合成画像データから抜き出すため、N枚目の画像データと輝度レベルが異なる。
したがって、このように、合成画像データが、信号レベルを考慮せずに、単に信号の合成る合成画像データの場合には、抜き出されるN−1枚目の画像データは1/(N-1)倍に信号レベルが下げられてから手ぶれ検出部9に入力される。以上の動作について、図2で説明すると、N枚目の画像データがフレームメモリ領域6−1から、メモリI/F5を介し、手ぶれ検出部9に入力される。一方、合成処理用フレームメモリ領域6−2領域からのN−1枚目の画像データは、メモリI/F5を介し、さらに信号レベル調整部18を介して手ぶれ検出部9に入力される。信号レベル調整部18は、N−1枚目の画像データの信号レベルを1/(N-1)倍に下げてから、手ぶれ検出部9に入力される。信号レベル調整部18は、CPU13からのレベル制御信号にしたがって、信号レベルを調整する機能を有する。
このように信号レベルが合された2つの画像データとの間で手ぶれ検出が実行される。手ぶれ検出部9で求めた手ぶれによる画像データの移動情報はCPU13へ送られる。この移動情報に基づき、ウィンドウ制御部7は、メモリI/F5を介してメモリ部6の合成処理用フレームメモリ領域6−2領域にN枚目の画像データが重ねられるメモリ記憶領域を示すウィンドウを設定する(ウィンドウWin-A)。また合成画像データの全領域を示すウィンドウもウィンドウ制御部7が設定する(ウィンドウWin-B)。以上の動作について、図3で説明すると、合成演算部8は、機能的に信号レベル調整部19と加算部20を有し、N枚目の画像データがフレームメモリ領域6−1から、メモリI/F5を介して合成演算部8に入力される。一方、合成処理用フレームメモリ領域6−2領域からのN−1枚目の画像データもメモリI/F5を介して合成演算部8に入力される。この2つの画像データを加算するにあたり、合成処理用フレームメモリ領域6−2領域からのN−1枚目の画像データは信号レベル変換部19で信号レベルが1/(N-1)倍に変換されて、加算部20に入力される。このことで、合成される2つの画像データの信号レベルが合され、合成された画像データは、加算部20からメモリI/F5を介してメモリ部6の合成処理用フレームメモリ領域6−2領域に再び書込まれる。
図1の説明にもどるが、図1の実施形態1の撮像装置は、さらに、表示制御部10、表示I/F11及び表示部12を備える。したがって、表示部12により、撮影前の画像及び、撮影されてメモリ部6に蓄積された画像データを見ることが可能である。また、CPU13を動作させるために、各種プログラムが格納されたROM14、さらに、CPU13の動作のワークメモリとしてのRAM15を備える。また、ユーザが行う、各種の調整、切り換え、シャッタ操作等をおこなう操作部17が、操作入力I/F16を介してCPU13に結合され、ROM14に格納されたプログラムに従って撮像装置は動作する。操作関係に限られることなく、各種の信号処理、また本発明の実施形態に係る動作もCPU13により制御することが可能である。さらに、フラッシュメモリ等で構成される着脱可能なメモリカード30を備え、メモリ部6に蓄積された画像データを順次蓄積することが可能に構成されている。
図4に、メモリ部6のフレームメモリ領域6−1と、合成処理用フレームメモリ領域6−2に設定される2つのウィンドウの動作を説明するためのイメージ図を示す。まず、図4のフレームメモリ領域6−1において、(a)と(b)に示すように、撮像され、記憶された1枚目(N=1)の画像データは、フレームメモリ領域6−1から合成処理用フレームメモリ領域6−2に格納される。格納記憶領域は先に設定されたウィンドウWin-Aで決定される。
次に、(b)に示すように、2回目の撮像で得られた2枚目(N=2)の画像データがフレームメモリ領域6−1に記憶される。次に、(b)のフレームメモリ領域6−1に記憶された2枚目の画像データと、合成処理用フレームメモリ領域6−2の(d)に示すウィンドウWin-A内の画像データとで手ぶれ検出処理が行われる。この検出処理結果に基づいて、合成処理用フレームメモリ領域6−2の(e)に示すように、ウィンドウWin-Aの位置が手ぶれ補正処理される方向にずらされる。また、ウィンドウWin-Aのズレに追従してウィンドウWin-Bも図で実線で示すように領域が広げられる。
つぎに、合成処理用フレームメモリ領域6−2の(e)のウィンドウWin-Aに、フレームメモリ領域6−1の(b)に格納されている2枚目の画像データが重ね合わされる。このときの重ね合わせについては後述の合成処理方法で詳細を説明する。
次に、フレームメモリ領域6−1の(c)に示すように、3回目の撮像で得られた3枚目(N=3)の画像データがフレームメモリ領域6−1に記憶される。そして、フレームメモリ領域6−1の(c)の3枚目の画像データと、合成処理用フレームメモリ領域6−2の(e)のウィンドウWin-A内の画像データとで手ぶれ検出処理が行われる。この検出処理結果に基づき、合成処理用フレームメモリ領域6−2の(f)に示すように、ウィンドウWin-Aの位置がずらされる。また、このウィンドウWin-Aのズレに追従してウィンドウWin-Bも領域が広げられる。そして、合成処理用フレームメモリ領域6−2の(f)のウィンドウWin-Aに、フレームメモリ領域6−1の(c)に格納されている3枚目の画像データが重ね合わされる。以降、ユーザが設定した露光の回数のN回が終わるまで同様の処理が行われる。図4において、フレームメモリ領域6−1及び合成処理用フレームメモリ領域6−2には、あたかも、それぞれ3フレーム分の記憶領域が設定される図となっている。しかしながら、これは、動作の説明のためであって、基本的に、フレームメモリ領域6−1及び合成処理用フレームメモリ領域6−2には、図2、3で示すように1フレーム分の記憶領域が設定されている。
次に、図5および図6を用いて本発明の実施形態1における撮像装置のウィンドウ制御部7の処理手順を説明する。
まず図6について説明するが、図6はメモリ部6の合成処理用フレームメモリ領域6−2のメモリ記憶領域をイメージ化した図である。
メモリ部6の合成処理用フレームメモリ領域6−2の記憶領域にはウィンドウ制御部7によって2つのウィンドウが設定される。1つのウィンドウは、手ぶれ検出処理結果をもとにN−1枚目の画像データとズラして重ねられるN枚目の画像データの領域を示すウィンドウで、本実施形態1ではウィンドウWin-Aとして明示している。また、もう1つのウィンドウは、合成画像データの領域を示すウィンドウで、本実施形態ではウィンドウWin-Bとして明示している。このWin-Bは、N枚目の画像データが重ねられることで合成画像データの領域が広がると、実線で示すように、それに合わせて領域のサイズが変更されるウィンドウである。
各々のウィンドウに関して相互的な関係を詳細に説明する。まず合成処理用フレームメモリ領域6−2のメモリ領域を図6の(a)に示すように左上の座標を(0、0)、右下の座標を(n、n)として設定する。(n≧0)
またウィンドウWin-Aは、初め、1枚目の画像データを記憶する領域を示すウィンドウとして座標が初期化されている。例えば図6の(a)に示すように、ウィンドウWin-Aの左上の座標は(xs(1)、ys(1))、また右下の座標は(xe(1)、ye(1))とする。
また図6の(b)に示すように、ウィンドウWin-Bの左上の座標は(Xs、Ys)、右下の座標は(Xe、Ye)と設定する。ここでウィンドウWin-Bは合成画像データの領域を示すウィンドウであるが、1枚目の画像データに関してはウィンドウWin-Aの初期座標と同じ座標が設定される。
つまり
Xs=xs(1)・・・(a)、
Ys=ys(1)・・・(b)、
Xe=xe(1)・・・(c)及び
Ye=ye(1)・・・(d)となる。
またウィンドウWin-Bは、画像データが重ねられていくにつれ合成画像データ領域が広がると座標を更新していく。本実施形態では、下記条件を満たすとき座標が更新される。
つまり、
xs(N)<Xsであれば、Xsにxs(N)を代入・・・(e)、
ys(N)<Ysであれば、Ysにys(N)を代入・・・(f)、
xe(N)>Xeであれば、Xeにxe(N)を代入・・・(g)及び
ye(N)>Yeであれば、Yeにye(N)を代入・・・(h)となる。
次に2枚目の画像データが取り込まれた時のウィンドウの変更について説明する。2枚目の画像データが取り込まれると、手ぶれ検出部9は、ウィンドウWin-Aの領域の画像データと2枚目の画像データにより手ぶれ量を検出する。ここでウィンドウWin-Aは1枚目の画像データが置かれている領域を示している。
手ぶれ検出部9における手ぶれの検出処理方法は、まず輝度信号成分のみの画像データを複数の領域に分割し、それぞれの領域ごとの局所的な移動量の平均化等の統計的処理により画面全体の移動量を求め、撮像装置の手ぶれ量を決定する。
この決定された手ぶれ量に基づき、ウィンドウWin-Aは1枚目の画像データよりもズレた領域として設定される。例えば図6の(c)に示すように、1枚目の画像データよりも右下の方向にズレた位置に2枚目の画像データが重なるように補正されるとする。このときのウィンドウWin-Aの左上の座標は(xs(2)、ys(2))、右下の座標は(xe(2)、ye(2))として設定される。
ここでウィンドウWin-Bは、
xe(2)>Xe・・・(i)及び
ye(2)>Ye・・・(j)
の条件を満たすため、Xeにはxe(2)が、Yeにはye(2)が設定される。これにより図6の(d)に示すように、ウィンドウWin-Bは1枚目と2枚目の画像データが置かれる全ての領域を示すウィンドウとして座標が更新される。
次に3枚目の画像データが取り込まれた時のウィンドウの変更について説明する。3枚目の画像データが取り込まれると、手ぶれ検出部9は、ウィンドウWin-Aの領域の画像データと3枚目の画像データとにより手ぶれ量を検出する。ここで、ウィンドウWin-Aは2枚目の画像データが置かれている領域を示している。
検出された手ぶれ量に基づき、ウィンドウWin-Aは2枚目の画像データよりもズレた位置の領域として設定される。例えば図6の(e)に示すように、2枚目の画像データよりも左上の方向にズレて3枚目の画像データが重なるように補正されるとする。このときのウィンドウWin-Aの左上の座標は(xs(3)、ys(3))、右下の座標は(xe(3)、ye(3))として設定される。
ここでウィンドウWin-Bは
xs(3)<Xs・・・(k)及び
ys(3)<Ys・・・(l)
の条件を満たすため、Xsにはxs(3)が、またYsにはys(3)が設定される。これにより図6の(f)に示すように、ウィンドウWin-Bは合成画像データと3枚目の画像データが置かれる全ての領域を示すウィンドウとして座標が更新される。以上の処理が撮影枚数のN回分行われる。
次に、図5を用いてウィンドウ制御の処理手順をフローチャートで説明する。図5において、まず処理手順S100で、初期化処理が実行される。この初期化処理においては、ウィンドウWin-Aの位置を表す座標の初期化と、合成処理用フレームメモリ領域6−2の全記憶領域の値を0とする初期化が実行される。さらに、ユーザが何枚のフレーム画像で手ぶれ補正を行うかをNmaxとして設定する。また初め撮像枚数Nは0である。次に処理手順S101で撮像枚数NがN+1とされて処理手順S102でN(=1)枚目の撮像が行われる。処理手順S103では撮像枚数が1枚目か2枚目以降かが判断され、1枚目のときは処理手順110に進み、ウィンドウWin-Bの位置を示す座標にウィンドウWin-Aの座標が入力される。
次に処理手順S111で、1枚目の画像データがウィンドウWin-Aの領域に格納される。また処理手順S103で撮像枚数が2枚目以降と判断されると処理手順S104に進む。処理手順S104では、合成画像においてN−1枚目の画像データの領域を示すウィンドウWin-Aの画像データと撮像されたN枚目の画像データとで手ぶれ検出処理が行われる。このとき手ぶれ検出には輝度信号成分のみを使用し、ウィンドウWin-Aから読み出される画像データは1/(N−1)倍に信号レベルが調整されて手ぶれ検出部9に入力される。この動作は、図2を用いて機能的に説明されたものである。
次に処理手順S105では、手ぶれ検出結果をもとにウィンドウWin-Aの座標が手ぶれ補正処理されるように、手ぶれ方向とは逆の方向に座標が補正される。この座標変更により処理手順S106でウィンドウWin-AがウィンドウWin-Bよりも外の領域にずれた時、ウィンドウWin-Bの座標が処理手順S107において更新される。またウィンドウWin-AがウィンドウWin-Bよりも外の領域にずれていない時は、ウィンドウWin-Bの座標は更新されない。ここで本実施形態1では、図6に示した座標を用いて下記条件を満す時、ウィンドウWin-AがウィンドウWin-Bの領域よりも外にずれたと判断し、ウィンドウWin-Bの座標を更新する。
すなわち、
xs(N)<Xs、またはys(N)<Ys、またはxe(N)>Xe、またはye(N)>Ye・・・(m)
の時、ウィンドウWin-Bの座標を更新する。
次に処理手順S108では、N枚目に撮像された画像データがウィンドウWin-Aの領域の画像データに合成される。この処理手順S108における合成処理方法については図8のフローチャートを用いて後述する。処理手順S109では、ユーザが設定したNmaxに撮像枚数Nが達していれば処理フローを抜け処理を終了し、達していなければ、処理手順S101へもどり、それ以降の処理フローを繰り返す。以上のフローに従い合成処理用フレームメモリ領域6−2の記憶領域に2つのウィンドウが設定される。さらにこのウィンドウによって合成画像データからN−1枚目の画像データを抜き出し、N枚目の画像データとの間でで手ぶれ検出処理を行うことが可能となる。
次に、図7を用いて本実施形態の画像合成処理を説明する。図7は、画像合成時にメモリ部6におけるフレームメモリ領域6−1と合成処理用フレームメモリ領域6−2における画像データの配置をイメージ表現した図である。合成処理用フレームメモリ領域6−2は、図5のフローチャートで説明したようにはじめ全記憶領域が0で初期化されている。
まず1枚目の撮像で図7の(a)に示すように、フレームメモリ領域6−1に1枚目の画像データが置かれる。つぎに、前述のウィンドウWin-Aの領域にこの1枚目の画像データが図7の(e)に示すように合成処理用フレームメモリ領域6−2に置かれる。
つぎに2枚目の撮像で、図7の(b)に示すように、フレームメモリ領域6−1に2枚目の画像データが記憶される。そして図7の(f)に示す様に、この2枚目の画像データは1枚目の画像よりも手ぶれ移動量分補正された位置にウィンドウWin-Aが設定されて画像データが合成される。
この合成処理は、図7の(f)において、ウィンドウWin-Bよりも内側で、且つウィンドウWin-Aよりも外側の領域はN/(N-1)倍、つまり2倍に信号レベルが調整されて格納される。そしてウィンドウWin-Aよりも内側の領域で、且つ合成処理用フレームメモリ領域6−2のデータが0の時は2枚目の画像データをN倍、つまり2倍に信号レベルが調整されて、合成処理用フレームメモリ領域6−2に格納される。この部分は、図中ハッチングで示す。またウィンドウWin-Aよりも内側の領域で、且つ合成処理用フレームメモリ領域6−2のデータが0以外の時は、2枚目の画像データと合成処理用フレームメモリ領域6−2に格納されている画像データを積算し書き戻す。以上により1枚目と2枚目の画像データが重ならない領域においても信号レベル調整が行われ、合成画像データの全領域において同じ信号レベルで画像合成処理が行われる。
次に3枚目の撮像で図7の(c)に示すように、フレームメモリ領域6−1に3枚目の画像データが記憶される。そして図7の(g)に示す様に、3枚目の画像データは2枚目の画像データよりも手ぶれ移動量分補正された位置にウィンドウWin-Aが設定され画像データが合成される。
この合成処理は、図7の(g)において、ウィンドウWin-Bよりも内側で、且つウィンドウWin-Aよりも外側の領域はN/(N-1)倍、つまり3/2倍に信号レベルが調整されて格納される。また、ウィンドウWin-Aよりも内側の領域で、且つ合成処理用フレームメモリ領域6−2のデータが0の時は、3枚目の画像データをN倍、つまり3倍にして合成処理用フレームメモリ領域6−2に格納する。さらにウィンドウWin-Aよりも内側の領域で、且つ合成処理用フレームメモリ領域6−2のデータが0以外の時は、3枚目の画像データと合成処理用フレームメモリ領域6−2に格納されているデータを積算し書き戻す。以上により2枚目までの合成画像データと、3枚目の画像データが重ならない領域においても信号レベル調整が行われ、合成画像データの全領域において同じ信号レベルで画像合成処理が行われる。
次に、4枚目の撮像で図7の(d)に示すように、フレームメモリ領域6−1に4枚目の画像データが記憶される。そして図7の(h)に示す様に、4枚目の画像データは2枚目の画像データよりも手ぶれ移動量分補正された位置にウィンドウWin-Aが設定され画像データが合成される。
この合成処理は、図7の(h)において、ウィンドウWin-Bよりも内側で、且つウィンドウWin-Aよりも外側の領域はN/(N-1)倍、つまり4/3倍に信号レベルが調整されて格納される。また、ウィンドウWin-Aよりも内側の領域で、且つ合成処理用フレームメモリ領域6−2のデータが0の時は、3枚目の画像データをN倍、つまり4倍にして合成処理用フレームメモリ領域6−2に格納する。さらにウィンドウWin-Aよりも内側の領域で、且つ合成処理用フレームメモリ領域6−2のデータが0以外の時は、4枚目の画像データと合成処理用フレームメモリ領域6−2に格納されているデータを積算し書き戻す。以上により3枚目までの合成画像データと、4枚目の画像データが重ならない領域においても信号レベル調整が行われ、合成画像データの全領域において同じ信号レベルで画像合成処理が行われる。以上の処理が撮影枚数のN回分行われる。
上記の説明において、信号レベルの調整は、図3で説明した信号レベル調整部19に対して各種の調整レベルに対応するレベル制御信号を与えることで実行される。
図8と図9を用いて、画像合成処理方法の処理手順を説明する。本実施形態1において画像合成処理は、図5の処理手順S108において行われる。まず図8の処理手順S200において、ウィンドウWin-Bの領域から1画素ずつ画像データを読み出す。本実施形態1では、図9に示すようにウィンドウWin-Bの領域の、左上のstartアドレスから順にラスタ形式で読み出す。処理手順S201では、ウィンドウWin-Bの領域より読み出した画素データがウィンドウWin-Aの領域内にあるかどうかを判別する。このとき読み出した画素データがウィンドウWin-Aの領域よりも外の領域に位置する場合は処理手順S207に進む。
処理手順S207では、ウィンドウWin-Bの領域より読み出した画素データをN/(N−1)倍にレベル調整し処理手順S205へ進む。また処理手順S201において、ウィンドウWin-Bの領域より読み出した画素データがウィンドウWin-Aの領域よりも中にあると判断されると、処理手順S202へ進む。また処理手順S202では、読み出した画素データとN枚目の画像データとが加算される。
次に処理手順S203において処理手順S200において、ウィンドウWin-Bの領域より読み出した画素データの値が0かどうかが判断され、値が0のときは処理手順S204へ移る。ステップS204では画素データがN倍にレベル調整されて処理手順S205へ移る。また処理手順S203において読み出した画素データの値が0でないと判断された時は処理手順S205へ飛ぶ。
処理手順S205では読み出してきたアドレスと同じアドレスに加算またはレベル調整した画素データを合成処理用フレームメモリ領域6−2に書き戻す。次に処理手順S206においてウィンドウWin-Bの領域内の画素データが全て読み出されたか判断され、全て読み出されていないと処理手順S200に戻り、それ以降の処理手順を繰り返す。また処理手順S206においてウィンドウWin-Bの領域内の画素データが全て読み出されたと判断されると図8の処理フローを抜け処理を終了する。上記の説明において、画素信号レベルの調整は、図3で説明した信号レベル調整部19に対して各種の調整レベルに対応するレベル制御信号を与えることで実行される。
以上により、画像合成処理時、フレーム毎に加算領域以外のゲイン調整を行いながら画像合成処理を行うため、合成画像データの全領域において同じゲインで記憶されるため、1フレームよりも広い範囲から画像データを抽出することが可能となる。このようにして電子手ぶれ補正がされた画像信号が合成処理用フレームメモリ領域6−2に合成映像信号として蓄積されることとなる。この合成映像信号が表示部12に表示され、また、メモリカード30に記憶される。
<実施形態2>
実施形態1では、手ぶれ検出を時間的に連続するフレーム画像から移動ベクトルを求めていたが、手ぶれ検出に機械的装置を用いて回路規模を削減しても構わない。その場合、例えば図10に示すような回路構成が考えられる。
図10において、図1の実施形態1における撮像装置と共通な部分に関しては、同じ参照番号を付し、詳細な説明は省略する。
図10において、結像光学系1を通って入射した被写体像を、撮像部2の有する撮像素子で電気信号に光電変換する。A/D変換部3は、撮像部1から出力される映像信号をデジタル画像データ信号に変換するものである。信号処理部4は、A/D変換部3から出力される画像データを後述の手ブレ検出部9において使用するYUVデータ形式の画像データに変換するため、ホワイトバランス回路、ガンマ補正回路、マトリクス変換回路等を含む。信号処理部4から出力される画像データはメモリI/F5を介して一時的にメモリ部6に保存される。
実施形態2の撮像装置においては、実施形態1における撮像装置の手ぶれ検出部9にかわり、機械的手ぶれ検出部40が設けられる。この機械的手ぶれ検出部40は、加速度検出装置やジャイロといった機械的物理量で、撮像装置の振動(手ぶれ等による)を捕らえて出力する装置を含み、撮像装置本体に装着されている。従って、この機械的手ぶれ検出部40によって、撮像装置の移動量および移動方向が検出される。この機械的手ぶれ検出部40で得られた手ぶれによる画像データの移動情報はCPU13へ送られる。この動き情報に基づき、ウィンドウ制御部7は、メモリI/F5を介してメモリ部6の合成処理用フレームメモリ領域6−2に、N枚目の画像データが重ねられるメモリ領域を示すウィンドウWin-Aを生成する。また合成画像データの全領域を示すウィンドウWin-Bもウィンドウ制御部7で生成される。
また、合成演算部8ではウィンドウ制御部107のウィンドウ情報をもとに、メモリ部6に設定されたフレームメモリ領域6−1に記録されている画像データと合成処理用フレームメモリ領域6−2に格納されている画像データを合成する。そして、メモリI/F5を介してメモリ部6の合成処理用フレームメモリ領域6−2に書き戻していく。これにより、手ぶれ補正された画像データがメモリ部6の109の合成処理用フレームメモリ領域6−2に蓄積される。その他の動作に関しては、実施形態1と同じ動作であるので、説明は省略する
以上、この明細書で説明した実施形態1、2は、本発明の一例を説明するために引用したものであって、本発明の請求項で表現された発明を満すものであれば、その構成は、本明細書に開示した実施形態に限られない。
例えば、本実施形態1、2において加算時のゲイン調整は、N枚目の画像データとウィンドウWin-Bより読み出した画像データを加算した後に行ったが、加算前にそれぞれのデータにゲイン調整を行ったうえで加算する構成をとっても構わない。
また、本実施形態1、2においては、ウィンドウ制御としてメモリ領域をイメージ化し、座標でウィンドウ領域を表現したが、メモリのアドレスを直接用いてウィンドウ内の領域を表現しても構わない。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給しても達成可能である。すなわち、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合もある。しかし、さらにそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる場合もあり得る。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態1における撮像装置のブロック構成図である。 本発明の実施形態1における撮像装置の手ぶれ検出の際に実行される信号レベル調整の機能を説明するブロック構成図である。 本発明の実施形態1における撮像装置の合成処理の際に実行される信号レベル調整の機能を説明するブロック構成図である。 本発明の実施形態1の撮像装置における手ぶれ検出方法の動作を説明するためのイメージ図である。 本発明の実施形態1の撮像装置における手ぶれ検出処理の処理手順を示したフローチャート図である。 本発明の実施形態1の撮像装置における画像合成処理の動作を説明するためのイメージ図である。 本発明の実施形態1の撮像装置におけるウィンドウ制御方法の動作を説明するためのイメージ図である。 本発明の実施形態1の撮像装置における画像合成処理の処理手順を示したフローチャート図である。 本発明の実施形態1の撮像装置における画像合成時の画像データの読み出しの動作を説明するためのイメージ図である。 本発明の実施形態2における撮像装置のブロック構成図である。 従来技術における電子手ぶれ検出装置の構成図である。 従来技術における電子手ぶれ検出方法の動作を説明するためのイメージ図である。 従来技術における電子手ぶれ補正方法の動作を説明するためのイメージ図である。

Claims (7)

  1. 被写体像を撮像した画像データを順次出力する撮像手段と、
    前記画像データを記憶する第1のメモリ手段と、
    前記撮像手段から出力された複数の画像データを順次合成して1枚の合成画像データを生成する画像合成手段と、
    前記画像合成手段によって合成された前記合成画像データを記憶する第2のメモリ手段と、を備え、
    前記画像合成手段は、
    前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データが、前記合成画像データを生成するためのN番目(ただしNは2以上の整数)の画像データであるときに、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データを、
    前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データにのみ含まれる領域では、前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データのレベルをN/(N−1)倍とする信号レベル調整を実行し、
    前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データにのみ含まれる領域では、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データのレベルをN倍とする信号レベル調整を実行し、
    前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データの両方に含まれる領域では、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データとを合成する
    ことにより、それぞれの領域において同一の信号レベルに調整された、前記第2のメモリ手段に記憶するための合成画像データを生成する、ことを特徴とする撮像装置。
  2. さらに前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと、前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データとの間の信号レベルの差分により2つの画像データ間のズレ量を検出するズレ量検出手段を有し、
    前記画像合成手段は、前記ズレ量検出手段が検出したズレ量に基づき、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データとの位置を合わせて、前記第2のメモリ手段に記憶するための合成画像データを生成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記ズレ量検出手段は、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データ間における被写体像領域の動きベクトルの検出を行う、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 機械的に検出した、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データが撮像された際の前記撮像装置の動きに基づいて、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと、前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データとの間に生じている前記被写体像のズレ量を検出するズレ量検出手段を有し、
    前記画像合成手段は、前記ズレ量検出手段が検出したズレ量に基づき、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データとの位置を合わせて、前記第2のメモリ手段に記憶するための合成画像データを生成することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  5. 被写体像を撮像した画像データを順次出力する撮像手段と、第1のメモリ手段と、第2のメモリ手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    制御手段が、前記画像データを第1のメモリ手段に記憶する第1の記憶工程と、
    画像合成手段が、前記撮像手段から出力された複数の画像データを順次合成して1枚の合成画像データを生成する画像合成工程と、
    前記制御手段が、前記画像合成工程によって合成された前記合成画像データを第2のメモリ手段に記憶する第2の記憶工程と、を備え、
    前記画像合成工程において前記画像合成手段は、
    前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データが、前記合成画像データを生成するためのN番目(ただしNは2以上の整数)の画像データであるときに、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データを、
    前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データにのみ含まれる領域では、前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データのレベルをN/(N-1)倍とする信号レベル調整を実行し、
    前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データにのみ含まれる領域では、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データのレベルをN倍とする信号レベル調整を実行し、
    前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データの両方に含まれる領域では、前記第1のメモリ手段に記憶されている画像データと前記第2のメモリ手段に記憶されている合成画像データとを合成する
    ことにより、それぞれの領域において同一の信号レベルに調整された、前記第2のメモリ手段に記憶するための合成画像データを生成する、ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  6. コンピュータに請求項に記載の撮像装置の制御方法の各工程を実現させるためのプログラム。
  7. 請求項に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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