JP4801549B2 - 合成映像表示装置および集積回路 - Google Patents

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本発明は、車両周辺を撮影する複数の撮影装置によってそれぞれ撮影された撮影映像を合成した合成映像を表示装置に表示させる合成映像表示装置および集積回路に関するものである。
従来の合成映像表示装置としては、複数の撮影装置のそれぞれの画素位置と対応付けたフラグテーブルを用意しておき、フラグテーブルに予め書き込まれている画素領域に対応した画素位置に表示される画素データの平均値が等しくなるように補正を行い、この平均値を、隣接するカメラ画像のうち重複する撮影領域の画素データから求めることによって、つなぎ目に違和感を生じさせない合成映像を複数の撮影装置の各撮影映像からリアルタイムに生成するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−324235号公報
しかしながら、上述した従来の技術は、1つの撮影装置によって撮影された撮影映像に他の撮影装置によって撮影された撮影映像を合わせるように補正を行うため、車両の一方に太陽光が入射した場合等に、実際の車外に対する合成映像の配色に差異が生じてしまうことがあるといった課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたもので、実際の車外に対して合成映像に生じる配色の差異を抑制しつつ、つなぎ目に違和感を生じさせない合成映像を複数の撮影装置の各撮影映像から生成することができる合成映像表示装置および集積回路を提供することを目的とする。
本発明の合成映像表示装置は、車両周辺を撮影する複数の撮影装置によって撮影された各撮影映像に映像調整を施す映像調整手段を備え、前記映像調整が施された各撮影映像を合成した合成映像を表示装置に表示させる合成映像表示装置において、前記映像調整手段は、前記映像調整の対象とする撮影映像を撮影した撮影装置に撮影範囲が重複する他の撮影装置毎に、前記映像調整の対象とする撮影映像の撮影画素の中で、前記他の撮影装置によって撮影された撮影映像の撮影画素に前記合成映像において重複して対応する撮影画素の画素値の輝度成分加算した第1の加算値と、前記他の撮影装置によって撮影された撮影映像の撮影画素の中で、前記映像調整の対象とする撮影映像の撮影画素に前記合成映像において重複して対応する撮影画素の画素値の輝度成分加算した第2の加算値とを算出し、前記第1の加算値と前記第2の加算値の平均値を前記第1の加算値で除算したゲインを算出し、前記他の撮影装置毎に算出したゲインの平均値を調整ゲインとして、前記映像調整の対象とする撮影映像に前記映像調整を施すように構成されている。
この構成により、本発明の合成映像表示装置は、映像調整の対象とする撮影映像と、映像調整の対象とする撮影映像を撮影した撮影装置に撮影範囲が重複する他の撮影装置によって撮影された各撮影映像とに基づいて算出した調整ゲインで映像調整の対象とする撮影映像に映像調整を施すため、実際の車外に対して合成映像に生じる配色の差異を抑制しつつ、つなぎ目に違和感を生じさせない合成映像を複数の撮影装置の各撮影映像から生成することができる。
なお、前記映像調整手段は、1フィールド前に算出した調整ゲインを用いて各撮影映像に前記映像調整を施すようにしてもよい。
この構成により、本発明の合成映像表示装置は、合成映像を表示装置に表示させながら映像調整を行うことができるため、表示装置に合成映像をリアルタイムに表示させることができる。
また、前記映像調整手段は、前記合成映像の各画素を前記表示装置に表示させながら、前記調整ゲインを算出するようにしてもよい。
この構成により、本発明の合成映像表示装置は、合成映像を表示装置に表示させながら調整ゲインを算出するため、表示装置に合成映像をリアルタイムに表示させることができる。
なお、上述した合成映像表示装置は、集積回路によって構成してもよい。
本発明は、実際の車外に対して合成映像に生じる配色の差異を抑制しつつ、つなぎ目に違和感を生じさせない合成映像を複数の撮影装置の各撮影映像から生成することができるといった効果を有する合成映像表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施の形態においては、本発明における合成映像表示装置を車両に設けられたECU(Electronic Control Unit)によって構成し、本発明における映像調整手段をDSP(Digital Signal Processor)によって構成した例について説明する。
本発明の一実施の形態のECUを図1に示す。
ECU1には、車両周辺を撮影する複数の撮影装置としてのカメラ2a乃至2dと、ECU1によって処理された映像信号を映像出力する表示装置4とが接続されている。
図2に示すように、カメラ2a乃至2dは、車両の左方、前方、右方および後方の撮影範囲20a乃至20dをそれぞれ撮影するように車両に取り付けられ、撮影した撮影映像を表す映像信号を生成するようになっている。
ここで、カメラ2aの撮影範囲20aのうち、他のカメラ2b乃至2dの撮影範囲20b乃至20dと重複しない範囲を撮影範囲21aとする。同様に、各カメラ2b乃至2dの撮影範囲20b乃至20dのうち、他のカメラの撮影範囲と重複しない範囲をそれぞれ撮影範囲21b乃至21dとする。
また、カメラ2aの撮影範囲20aとカメラ2bの撮影範囲20bとの間で重複する撮影範囲のうち、撮影画素が後述する合成映像の画素位置と対応する範囲を撮影範囲22aとし、撮影画素が合成映像の画素位置と対応しない範囲を撮影範囲23aとする。
同様に、カメラ2bの撮影範囲20bとカメラ2cの撮影範囲20cとの間で重複する撮影範囲のうち、撮影画素が合成映像の画素位置と対応する範囲を撮影範囲22bとし、撮影画素が合成映像の画素位置と対応しない範囲を撮影範囲23bとする。
また、同様に、カメラ2cの撮影範囲20cとカメラ2dの撮影範囲20dとの間で重複する撮影範囲のうち、撮影画素が合成映像の画素位置と対応する範囲を撮影範囲22cとし、撮影画素が合成映像の画素位置と対応しない範囲を撮影範囲23cとする。
また、同様に、カメラ2dの撮影範囲20dとカメラ2aの撮影範囲20aとの間で重複する撮影範囲のうち、撮影画素が合成映像の画素位置と対応する範囲を撮影範囲22dとし、撮影画素が合成映像の画素位置と対応しない範囲を撮影範囲23dとする。
図1において、ECU1は、カメラ2a乃至2dによってそれぞれ撮影された撮影映像を表す映像信号から得られる映像データを格納するためのビデオメモリ10a乃至10dと、ビデオメモリ10a乃至10dにそれぞれ格納された映像データに基づいて、カメラ2a乃至2dによってそれぞれ撮影された撮影映像を合成して車両周辺を上空から見下ろした合成映像を表示装置4に表示させるようプログラミングされたDSP11と、撮影映像を合成するためにDSP11によって参照される情報等を格納するフラッシュメモリ12とを有している。
フラッシュメモリ12には、車両の画像を表す画像データ(以下、単に「車両画像データ」という。)と、マップ情報とが予め格納されている。
マップ情報は、合成映像の画素と等しい数の要素を有し、合成映像の画素位置と、カメラ2a乃至2dによってそれぞれ撮影された撮影映像の撮影画素との対応を表すテーブルよりなる。
マップ情報の各要素は、合成映像の該当画素位置に対応する撮影画素を表し、該当画素位置に対応する撮影画素を配置することによって、車両周辺を上空から見下ろした合成映像が得られるように予め定められている。なお、本実施の形態において、マップ情報の各要素は、ビデオメモリ10a乃至10dの記憶領域内の何れかの位置を指すメモリアドレスで各撮影画素を表している。
DSP11は、映像データが格納されたビデオメモリ10a乃至10dから、合成映像の各画素値をマップ情報にしたがって読み取ることによって、合成映像を表示装置4に表示させるようになっている。
例えば、図3に示すように、マップ情報40の要素(1,C)の値が(0,C)である場合には、DSP11は、映像データが格納されたビデオメモリ10a乃至10dの記憶領域41の中で当該要素の値であるメモリアドレス(0,C)が指す位置から得られる画素値を、合成映像41の画素位置(1,C)の画素値として読み取るようになっている。
図4は、マップ情報にしたがってDSP11によって合成された合成映像を示している。
図2および図4に示すように、マップ情報は、カメラ2aによって撮影された撮影映像のなかで撮影範囲21aの映像をなす各撮影画素を合成映像における映像領域31a内の各画素位置に対応付けている。
同様に、マップ情報は、カメラ2b乃至2dによってそれぞれ撮影された撮影映像のなかで撮影範囲21b乃至21dの映像をそれぞれなす各撮影画素を合成映像における映像領域31b乃至31d内の各画素位置にそれぞれ対応付けている。
また、マップ情報は、カメラ2aおよび2bによってそれぞれ撮影された撮影映像のなかで撮影範囲22aの映像をなす各撮影画素を合成映像における映像領域32a内の各画素位置に重複して対応付けている。
同様に、マップ情報は、カメラ2bおよび2cによってそれぞれ撮影された撮影映像のなかで撮影範囲22bの映像をなす各撮影画素を合成映像における映像領域32b内の各画素位置に重複して対応付けている。
また、同様に、マップ情報は、カメラ2cおよび2dによってそれぞれ撮影された撮影映像のなかで撮影範囲22cの映像をなす各撮影画素を合成映像における映像領域32c内の各画素位置に重複して対応付けている。
また、同様に、マップ情報は、カメラ2dおよび2aによってそれぞれ撮影された撮影映像のなかで撮影範囲22dの映像をなす各撮影画素を合成映像における映像領域32d内の各画素位置に重複して対応付けている。
なお、以下の説明では、映像領域32a乃至32dをそれぞれ「重複映像領域」という。また、合成映像において、何れの撮影画素も対応しない領域33を「無映像領域」という。
図1において、DSP11は、合成映像を表示装置4に表示させるのに先立って、カメラ2aおよびカメラ2b等のように、撮影範囲が重複するカメラによってそれぞれ撮影された撮影映像間の輝度の差異が小さくなるように、ビデオメモリ10a乃至10dから読み取った画素値を調整する映像調整を行うようになっている。
また、DSP11は、図5に示すように、フラッシュメモリ12に格納された車両画像データから各画素値を読み取り、読み取った各画素値で表示装置4に無映像領域33内の各画素を表示させることによって、合成映像に車両の画像35を重畳させるようになっている。
以上のように構成されたECU1について図6を用いてその動作を説明する。
まず、カメラ2a乃至2dによってそれぞれ撮影された撮影映像を表す映像信号から得られる映像データがDSP11によってビデオメモリ10a乃至10dに格納される(S1)。
次に、表示装置4の1フィールド分の各走査(S2〜S15)および各走査の各画素(S3〜S14)に対して、DSP11は、以下の処理を実行する。
まず、DSP11は、該当画素位置にマップ情報によって対応付けられた撮影画素の画素値をビデオメモリ10a乃至10dに格納された映像データから読み出す(S4)。
次に、DSP11は、該当画素位置が無映像領域33に含まれるか否かを判断する(S5)。ここで、該当画素位置が無映像領域33に含まれると判断した場合には、DSP11は、該当画素位置に対応する画素値をフラッシュメモリ12に格納された車両画像データから読み出し(S6)、読み出した画素値で表示装置4に該当画素を表示させる(S7)。
一方、該当画素位置が無映像領域33に含まれないと判断した場合には、DSP11は、該当画素位置が何れかの重複映像領域に含まれるか否かを判断する(S8)。ここで、該当画素位置が何れの重複映像領域にも含まれないと判断した場合には、DSP11は、ビデオメモリ10a乃至10dに格納された映像データから読み出された撮影画素の画素値の輝度成分を該当カメラの調整ゲインで調整し(S9)、輝度成分を調整した画素値で表示装置4に該当画素を表示させる(S10)。
なお、ここで用いられる調整ゲインは、前のフィールドに対して処理された後述するステップS16で算出されたものであり、DSP11は、調整ゲインが未算出である場合には、前回にECU1が動作したときに最後に算出した調整ゲインを用いてもよく、ステップS9および後述するステップS12を省いてもよい。
一方、ステップS8において、該当画素位置が何れかの重複映像領域に含まれると判断した場合には、DSP11は、ビデオメモリ10a乃至10dに格納された映像データから読み出した各撮影画素の画素値の輝度成分を、重複映像領域32a乃至32dおよび各重複映像領域32a乃至32dに対応するカメラ2a乃至2d毎に加算する(S11)。このように加算された各加算値は、図7に示すように、DSP11によってフラッシュメモリ12に記憶される。
図6において、DSP11は、該当画素位置に重複して対応付けられた各撮影画素の画素値の輝度成分を各該当カメラの調整ゲインで調整し(S12)、調整した各画素値の輝度成分を画素位置に応じた割合で加算した画素値で表示装置4に該当画素を表示させる(S13)。
例えば、図4において、該当画素が重複映像領域32a内にあり、該当画素から映像領域31aまでの距離がLaで、該当画素から映像領域31bまでの距離がLbで、カメラ2aの調整ゲインで調整した該当画素の画素値の輝度成分がYaで、カメラ2bの調整ゲインで調整した該当画素の画素値の輝度成分がYbである場合には、DSP11は、該当画素の画素値の輝度成分Yとして、(Ya×Lb+Yb×La)/(La+Lb)を算出する。
図6において、表示装置4の1フィールド分の各走査(S2〜S15)および各走査の各画素(S3〜S14)に対する以上の処理が完了すると、DSP11は、ステップS11で加算した加算値に基づいて、次のフィールドでカメラ2a乃至2dによって撮影される撮影映像をそれぞれ映像調整するための調整ゲインを算出する(S16)。
図8は、ステップS16を詳細に示すフロー図である。なお、以下では、特定のカメラと撮影範囲が重複する各カメラのことを「隣接カメラ」という。例えば、カメラ2aの隣接カメラとは、カメラ2dおよびカメラ2bのことをいう。
まず、各カメラ2a乃至2d(S20〜S25)の各隣接カメラ(S21〜S23)に対して、DSP11は、該当カメラと隣接カメラとの重複する撮影範囲にあたる重複映像領域に対してフラッシュメモリ12に記憶したカメラ毎の加算値(図7を参照)の平均値に、該当カメラに対する加算値を等しくするためのゲインを算出する(S22)。
例えば、該当カメラがカメラ2a、隣接カメラがカメラ2bであるときは、DSP11は、重複映像領域32aのカメラ2aに対する加算値Pabと、重複映像領域32aのカメラ2bに対する加算値Pbaとを用いて、ゲインGab=((Pab+Pba)/2)/Pabを算出する。
また、該当カメラがカメラ2a、隣接カメラがカメラ2dであるときは、DSP11は、重複映像領域32dのカメラ2aに対する加算値Padと、重複映像領域32dのカメラ2dに対する加算値Pdaとを用いて、ゲインGad=((Pda+Pad)/2)/Padを算出する。
各隣接カメラ(S21〜S23)に対するゲインの算出が完了すると、DSP11は、これらゲインの平均値を該当カメラによって撮影された撮影映像を映像調整するための調整ゲインとして算出する(S24)。例えば、DSP11は、カメラ2aによって撮影された撮影映像を映像調整するため調整ゲインGa=(Gab+Gad)/2を算出する。
以上のように、DSP11は、カメラ2a乃至2dによって撮影された撮影映像をそれぞれ映像調整するため調整ゲインを算出する。ここで、DSP11は、表示装置4に表示された合成映像の輝度が上述した処理の影響で急激に変化することを防止するために、今回に算出した調整ゲインと、前回に算出した調整ゲインとの変動量を抑制するようにしてもよい。
例えば、ステップS24で算出した調整ゲインをGgとし、前回に算出した調整ゲインをGn−1(ここで、nは図8のステップS24の実行回数で1以上の整数、G0は1とする。)とし、調整ゲインの変動量の抑制率をwとした場合に、DSP11は、今回の調整ゲインGnとして、Gg−(Gg−Gn−1)×wを算出するようにしてもよい。
また、これに代えて、DSP11は、(Gg−Gn−1)の値が小さくなるにつれて小さくなるように予め定められた変動量Aを用い、今回の調整ゲインGnとして、Gn−1+Aを算出するようにしてもよい。
図6において、カメラ2a乃至2dによって撮影された撮影映像をそれぞれ映像調整するための調整ゲインが算出されると、ECU1の動作は、ステップS1に戻る。
このような本発明の一実施の形態のECU1は、映像調整の対象とする撮影映像と、映像調整の対象とする撮影映像を撮影した撮影装置に撮影範囲が重複する他の撮影装置によって撮影された各撮影映像とに基づいて算出した調整ゲインで映像調整の対象とする撮影映像に映像調整を施すため、実際の車外に対して合成映像に生じる配色の差異を抑制しつつ、つなぎ目に違和感を生じさせない合成映像を複数の撮影装置の各撮影映像から生成することができる。
なお、本実施の形態においては、本発明における合成映像生成手段をDSPとフラッシュメモリとによって構成した例について説明したが、CPU(Central Processing Unit)等の他のプロセッサや集積回路によって構成してもよい。
また、本実施の形態においては、DSP11が、各撮影画素の画素値の輝度成分を調整するものとして説明したが、DSP11は、各撮影画素の画素値の色差成分も輝度成分と同様にさらに調整するようにしてもよく、輝度成分に代えて、赤、緑および青の3原色の各色成分を輝度成分と同様に調整するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる合成映像表示装置は、実際の車外に対して合成映像に生じる配色の差異を抑制しつつ、つなぎ目に違和感を生じさせない合成映像を複数の撮影装置の各撮影映像から生成することができるという効果を有し、例えば、車両周辺を撮影する複数の撮影装置によってそれぞれ撮影された撮影映像を合成した合成映像を生成する合成映像表示装置等として有用である。
本発明の一実施の形態におけるECUのブロック図 本発明の一実施の形態におけるECUに接続されるカメラの実装図 本発明の一実施の形態におけるECUを構成するDSPによる映像の合成を説明するための概念図 本発明の一実施の形態におけるECUに接続されるカメラによってそれぞれ撮影された各撮影映像をなす撮影画素をマップ情報に基づいて配置することによって生成される合成映像を示す概念図 本発明の一実施の形態におけるECUに接続される表示装置に表示される合成映像を示す概念図 本発明の一実施の形態におけるECUの動作説明のためのフロー図 本発明の一実施の形態におけるECUを構成するDSPによって生成および参照される輝度成分の加算テーブルを示す概念図 図6に示したフローの一部を詳細に説明するためのフロー図
1 ECU
2a、2b、2c、2d カメラ
4 表示装置
10a、10b、10c、10d ビデオメモリ
11 DSP
12 フラッシュメモリ

Claims (4)

  1. 車両周辺を撮影する複数の撮影装置によって撮影された各撮影映像に映像調整を施す映像調整手段を備え、前記映像調整が施された各撮影映像を合成した合成映像を表示装置に表示させる合成映像表示装置において、
    前記映像調整手段は、前記映像調整の対象とする撮影映像を撮影した撮影装置に撮影範囲が重複する他の撮影装置毎に、前記映像調整の対象とする撮影映像の撮影画素の中で、前記他の撮影装置によって撮影された撮影映像の撮影画素に前記合成映像において重複して対応する撮影画素の画素値の輝度成分加算した第1の加算値と、前記他の撮影装置によって撮影された撮影映像の撮影画素の中で、前記映像調整の対象とする撮影映像の撮影画素に前記合成映像において重複して対応する撮影画素の画素値の輝度成分加算した第2の加算値とを算出し、前記第1の加算値と前記第2の加算値の平均値を前記第1の加算値で除算したゲインを算出し、前記他の撮影装置毎に算出したゲインの平均値を調整ゲインとして、前記映像調整の対象とする撮影映像に前記映像調整を施すことを特徴とする合成映像表示装置。
  2. 前記映像調整手段は、1フィールド前に算出した調整ゲインを用いて各撮影映像に前記映像調整を施すことを特徴とする請求項1に記載の合成映像表示装置。
  3. 前記映像調整手段は、前記合成映像の各画素を前記表示装置に表示させながら、前記調整ゲインを算出することを特徴とする請求項2に記載の合成映像表示装置。
  4. 車両周辺を撮影する複数の撮影装置によって撮影された各撮影映像に映像調整を施す映像調整手段を備え、前記映像調整が施された各撮影映像を合成した合成映像を表示装置に表示させる集積回路において、
    前記映像調整手段は、前記映像調整の対象とする撮影映像を撮影した撮影装置に撮影範囲が重複する他の撮影装置毎に、前記映像調整の対象とする撮影映像の撮影画素の中で、前記他の撮影装置によって撮影された撮影映像の撮影画素に前記合成映像において重複して対応する撮影画素の画素値の輝度成分加算した第1の加算値と、前記他の撮影装置によって撮影された撮影映像の撮影画素の中で、前記映像調整の対象とする撮影映像の撮影画素に前記合成映像において重複して対応する撮影画素の画素値の輝度成分加算した第2の加算値とを算出し、前記第1の加算値と前記第2の加算値の平均値を前記第1の加算値で除算したゲインを算出し、前記他の撮影装置毎に算出したゲインの平均値を調整ゲインとして、前記映像調整の対象とする撮影映像に前記映像調整を施すことを特徴とする集積回路。
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