JP6455354B2 - 動画撮影装置、動画撮影方法及びプログラム - Google Patents
動画撮影装置、動画撮影方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6455354B2 JP6455354B2 JP2015145802A JP2015145802A JP6455354B2 JP 6455354 B2 JP6455354 B2 JP 6455354B2 JP 2015145802 A JP2015145802 A JP 2015145802A JP 2015145802 A JP2015145802 A JP 2015145802A JP 6455354 B2 JP6455354 B2 JP 6455354B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- region
- area
- unit
- blur correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1は、本実施の形態にかかる動画撮影装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態にかかる動画撮影装置1は、CPU部(制御部)2と、撮像部3と、ブレ検出部4と、ブレ補正部5と、メモリ部6と、動きベクトル検出部7と、画像抽出部8と、画像合成部9と、を備えている。
図2は、動画撮影装置1におけるブレ補正処理について説明する図である。図2に示すように、電子式ブレ補正では、撮像素子から得られる画像の全領域(撮影画像の全領域)から、一部の領域(切り取り領域)を切り取りして記録する。つまり、切り取り領域が有効画素領域となる。また、撮像画像の全領域から一部の領域を切り取ることによって得られる切り取り領域の全領域内における位置を、ブレを補正するように動画の各フレームでそれぞれ変化させる。図2では、撮影した動画のフレーム1〜4で、切り取りする切り取り領域の撮影画像の全領域における位置をそれぞれ変化させている。これにより、撮像素子のブレに起因した像ブレ(被写体のブレ)を軽減できる。
図4は、車載カメラから車外を撮影した画像を模式的に示す図である。図4に示すように、撮影した画像には、車外の領域(移動体の外部の領域)とともに、ダッシュボード等の車内の領域(移動体の内部の領域)も映り込んでいる。
図7は、車載カメラから車外を撮影した画像における動きベクトルについて模式的に示す図である。動きベクトルとは、2つのフレームデータ間における同一被写体の変位をベクトルで表したものである。動きベクトルの検出方法として、動画像の圧縮などに広く用いられている一般的なものを用いることができる。図7に示すように、画像における車内の領域(移動体の内部の領域)は車外の領域(移動体の外部の領域)に対して動きベクトルの大きさが非常に小さい。これは、上述したように、車内の領域は撮像素子とともに振動していることから、撮影した画像において、車内の領域は実質的に静止しているからである。つまり、ブレ補正前の画像から検出した動きベクトルに基づいて実質的に静止している領域を抽出することにより、車内の領域(移動体の内部の領域)を抽出することができる。
図8は、抽出された車内の領域(移動体の内部の領域)以外の領域(すなわち、車外の領域)に対して透過処理を行った後の画像について模式的に示す図である。図8に示すように、抽出された車内の領域(移動体の内部の領域)以外の領域に対して、例えば、透過率を100%に設定する処理を行う。なお、車内の領域(移動体の内部の領域)については透過処理を行わない。なお、抽出された車内の領域(移動体の内部の領域)以外の領域の透過率を設定するにあたり、当該境界からの距離によって重み付けをしてもよい。移動体の内部の領域と外部の領域との境界において滑らかなグラデーションとなるように、当該境界からの距離によって透過率の重み付けをすることで、後述する、画像の合成を行った際に、合成後の画像を自然なものとすることができる。
図10は、動画撮影装置1における、図3で説明したブレ補正の処理に加えて行う追加処理のフローチャートである。図10に示すように、ステップS201では、撮影した動画データを取得する。ステップS202では、動きベクトル検出部7がブレ補正前の画像における動きベクトルを検出する。
例えば、移動体の内部は動画撮影装置1に対して実質的に静止しているものとして説明したが、移動体に対して動画撮影装置1も少ないながらもブレは生じることもある。このため、ステップS204で生成する移動体の内部の領域以外の領域を透過した画像は、移動体の内部のブレ量を補正したものであってもよい。
2 CPU部
3 撮像部
4 ブレ検出部
5 ブレ補正部
6 メモリ部
7 動きベクトル検出部
8 画像抽出部
9 画像合成部
Claims (6)
- 動画を撮像する撮像部と、
撮像画像の全領域から一部の領域を切り取ることによって得られる切り取り領域の前記全領域内における位置を、ブレを補正するように動画の各フレームでそれぞれ変化させることでブレ補正を行うブレ補正部と、
前記撮像部で撮像した動画に映った被写体の動きベクトルを検出する動きベクトル検出部と、
前記動きベクトル検出部の検出結果に基づいて前記撮像画像内において実質的に静止している第1の領域を抽出する画像抽出部と、
ブレ補正されていない前記第1の領域と、前記ブレ補正部によってブレ補正された、前記撮像画像内における前記第1の領域以外の第2の領域と、を合成する画像合成部と、
を備える動画撮影装置。 - 前記画像合成部は、ブレ補正されていない前記撮像画像に対し前記第2の領域のみ透過させる処理をした画像と、ブレ補正した前記撮像画像と、を合成する請求項1に記載の動画撮影装置。
- 前記第2の領域内の各画素に設定される透過率は、それぞれ、前記第1の領域と前記第2の領域との境界からの距離に応じて重み付けされる請求項2に記載の動画撮影装置。
- 前記画像抽出部は、前記撮像画像内において前記第1の領域を抽出するにあたって、前記撮像画像内の各画素の輝度および/または色情報を考慮する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の動画撮影装置。
- 動画を撮像する撮像部による撮像画像の全領域から一部の領域を切り取ることによって得られる切り取り領域の前記全領域内における位置を、ブレを補正するように動画の各フレームでそれぞれ変化させることでブレ補正を行うステップと、
前記撮像部で撮像した動画に映った被写体の動きベクトルを検出するステップと、
検出された前記動きベクトルに基づいて前記撮像画像内において実質的に静止している第1の領域を抽出するステップと、
ブレ補正されていない前記第1の領域と、ブレ補正を行うステップでブレ補正された、前記撮像画像内における前記第1の領域以外の領域である第2の領域と、を合成するステップと、
を備える動画撮影方法。 - コンピュータに、
動画を撮像する撮像部による撮像画像の全領域から一部の領域を切り取ることによって得られる切り取り領域の前記全領域内における位置を、ブレを補正するように動画の各フレームでそれぞれ変化させることでブレ補正を行う処理手順と、
前記撮像部で撮像した動画に映った被写体の動きベクトルを検出する処理手順と、
検出された前記動きベクトルに基づいて前記撮像画像内において実質的に静止している第1の領域を抽出する処理手順と、
ブレ補正されていない前記第1の領域と、ブレ補正を行う処理手順でブレ補正された、前記撮像画像内における前記第1の領域以外の領域である第2の領域と、を合成する処理手順と、
を実行させるための動画撮影プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015145802A JP6455354B2 (ja) | 2015-07-23 | 2015-07-23 | 動画撮影装置、動画撮影方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015145802A JP6455354B2 (ja) | 2015-07-23 | 2015-07-23 | 動画撮影装置、動画撮影方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017028527A JP2017028527A (ja) | 2017-02-02 |
JP6455354B2 true JP6455354B2 (ja) | 2019-01-23 |
Family
ID=57949994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015145802A Active JP6455354B2 (ja) | 2015-07-23 | 2015-07-23 | 動画撮影装置、動画撮影方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6455354B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6743786B2 (ja) * | 2017-09-08 | 2020-08-19 | トヨタ自動車株式会社 | 映り込み判定装置及び撮影装置 |
WO2022195312A1 (ja) * | 2021-03-18 | 2022-09-22 | 日産自動車株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3738087B2 (ja) * | 1996-09-09 | 2006-01-25 | 富士写真フイルム株式会社 | 動画像のプリント方法及び画像処理方法 |
JP2005318568A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-11-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像補正装置、および画像補正方法 |
JP2009260442A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Panasonic Corp | 車載撮像装置 |
JP6008317B2 (ja) * | 2012-10-04 | 2016-10-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
2015
- 2015-07-23 JP JP2015145802A patent/JP6455354B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017028527A (ja) | 2017-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4487191B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理プログラム | |
JP5917054B2 (ja) | 撮像装置、画像データ処理方法、およびプログラム | |
US7671892B2 (en) | Image sensing apparatus, and control method, program, and storage medium of image sensing apparatus | |
JP5803467B2 (ja) | 画像処理装置および撮像装置、ならびに画像処理方法 | |
JP4759524B2 (ja) | 電子式手振れ補正方法及びその装置並びに電子式手振れ補正プログラムと撮像装置 | |
KR101109532B1 (ko) | 촬상 장치, 촬상 방법 및 촬상 프로그램이 기록된 기록 매체 | |
JP5499050B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、及び画像処理方法 | |
US10142541B2 (en) | Image processing apparatus, imaging apparatus, and control method of image processing apparatus | |
KR20160044945A (ko) | 이미지 촬영 장치 | |
JP4947576B2 (ja) | 撮像装置、ぶれ補正方法及び撮像方法 | |
JP2013138413A (ja) | 撮像装置 | |
JP6455354B2 (ja) | 動画撮影装置、動画撮影方法及びプログラム | |
JP6282133B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム | |
WO2017104102A1 (ja) | 撮像装置 | |
JP5179859B2 (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
JP2009111773A (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
JP4597073B2 (ja) | 手ブレ補正方法、手ブレ補正装置、および撮像装置 | |
JP2006254198A (ja) | 画像合成装置,カメラの手ぶれ補正装置およびカメラ | |
JP5621089B2 (ja) | 移動体の振動状態下における画像補正方法 | |
JP5477897B2 (ja) | 画像動き補正装置およびその方法、並びに撮像装置 | |
JP2008172309A (ja) | 電子式手振れ補正方法及びその装置並びに電子式手振れ補正プログラムと撮像装置 | |
JP6548409B2 (ja) | 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 | |
JP2023055075A (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
JP2023002445A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム | |
JP2023002443A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180301 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6455354 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |