JP4670423B2 - 音楽情報分析及び表示装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、3連符などの音楽情報を含む曲データを分析して適切な楽譜を表示する音楽情報分析及び表示システムに関する。
従来より、自動演奏データに基づいて見栄えのよい楽譜表示を行うようにしたものは既に知られている。例えば、特許文献1に示される楽譜割付け装置では、各小節内でタイミングの異なる音符が重なって表示されないように、各小節の表示幅および各音符の割付け位置を制御しているが、3連符を含む曲については考慮されていない。
特開平11−327427号公報
一般に、楽譜表示装置において3連符を含む曲データから楽譜を表示する際、連符に相当するタイミングのノートを検出することにより連符を判断することができるが、曲全体のリズムを考慮しないで連符の判断をすると、不自然で見にくい表示になることがある。
例えば、1拍3連を楽譜に連符形式で表記する場合、4拍子のリズムを基調にした均等割り系の曲において、1音或いは2音のみで構成される1拍3連相当の音楽情報が連符形式で多数出現すると、非常にみにくい楽譜となる場合が多い。逆に、1拍3連のリズムを基調にした3連系の曲においては、曲全体が1拍3連のリズムであるため、1拍3連が多数出現する都合上、1音或いは2音で構成される1拍3連の音楽情報が連符形式で出現しても、視覚的な煩雑さがなく、却って、全体として整合性のよさから見易い楽譜となることが多い。しかしながら、曲データを画一的に処理し、曲のリズムが均等割り系であるか3連系であるかに拘わらず、連符を適切に表示して見易い楽譜を得ることができる技術は現れていない。
この発明は、このような不都合に鑑み、均等割り系や3連系といった曲の基調となるリズムを検出することができ、検出された曲のリズムに応じて連符の判断を変更することにより見易い適切な楽譜を表示することができる音楽情報分析及び表示システムを提供することを目的とする。
この発明の1つの特徴に従うと、曲データを分析して曲のリズム情報(均等割り系又は3連系)を検出するリズム検出手段(P1;R1〜R8)であって、曲データ全体にわたるノート情報のタイミング(Ta〜Tc;Tp,Tq)に基づいて曲のリズムを判断してリズム情報を検出するもの(P1;R1〜R8)と、このリズム検出手段(P1)により検出されたリズム情報を基にして、曲データに含まれる所定のノート情報(Na〜Ne)を連符として表示するかどうかを決定する連符決定手段(P2;S1〜S11)と、この連符決定手段(P2)により連符として表示すると決定されたノート情報(Na〜Ne)を連符表記(Br,Nm)で表示させる連符表示手段(S8)とを具備する音楽情報分析表示装置(電子音楽装置)〔請求項1〕が提供される。なお、括弧書きは、理解の便のために付記した実施例の参照記号乃至用語を表わす。
また、この特徴に従って、コンピュータ(電子音楽装置)を、曲データを分析して曲のリズム情報(均等割り系又は3連系)を検出するリズム検出手段(P1;R1〜R8)であって、曲データ全体にわたるノート情報のタイミング(Ta〜Tc;Tp,Tq)に基づいて曲のリズムを判断してリズム情報を検出するもの(P1;R1〜R8)、このリズム検出手段(P1)により検出されたリズム情報を基にして、曲データに含まれる所定のノート情報(Na〜Ne)を連符として表示するかどうかを決定する連符決定手段(P2;S1〜S11)、並びに、この連符決定手段(P2)により連符として表示すると決定されたノート情報(Na〜Ne)を連符表記(Br,Nm)で表示させる連符表示手段(S8)として機能させるための音楽情報分析表示プログラム〔請求項3〕が提供される。
この発明の別の特徴に従うと、曲データを構成する音符列情報が保有するタイミング情報(ノートオン)を取得するタイミング取得手段(R2)と、このタイミング取得手段(R2)により取得されたタイミング情報により表わされる時間位置が、リズム種類(均等割り系又は3連系)に対応して設定された所定の時間範囲(Ta〜Tc;Tp,Tq)に含まれるかどうかを判定するタイミング判定手段(R3,R4)と、このタイミング判定手段(R3,R4)によって前記時間範囲に含まれていると判定されたタイミング情報の数を、リズム種類別に計数して行き曲データ全体で累計するタイミング位置累計手段(R3,R4;CTc,CTe)と、このタイミング位置累計手段(R3,R4;CTc,CTe)によりリズム種類別に累計された結果に基づいて、曲のリズムが均等割り系であるか3連系であるかを判断するリズム判断手段(R6〜R8)とを具備する音楽情報分析装置(電子音楽装置)〔請求項2〕が提供され、また、コンピュータ(電子音楽装置)を、曲データを構成する音符列情報が保有するタイミング情報(ノートオン)を取得するタイミング取得手段(R2)、このタイミング取得手段(R2)により取得されたタイミング情報により表わされる時間位置が、リズム種類(均等割り系又は3連系)に対応して設定された所定の時間範囲(Ta〜Tc;Tp,Tq)に含まれるかどうかを判定するタイミング判定手段(R3,R4)、このタイミング判定手段(R3,R4)によって前記時間範囲に含まれていると判定されたタイミング情報の数を、リズム種類別に計数して行き曲データ全体で累計するタイミング位置累計手段(R2〜R5;CTc,CTe)、並びに、このタイミング位置累計手段(R3,R4;CTc,CTe)によりリズム種類別に累計された結果に基づいて、曲のリズムが均等割り系であるか3連系であるかを判断するリズム判断手段(R6〜R8)として機能させるための音楽情報分析プログラム〔請求項4〕が提供される。
この発明による音楽情報分析及び表示システムでは、曲データを分析して曲のリズム情報(3連系又は均等割り系)を検出し(P1;R1〜R8)、リズム情報を基にして、曲データに含まれる所定のノート情報(Na〜Ne)を連符として表示するかどうかを決定し(P2;S1〜S11)、決定されたノート情報(Na〜Ne)を連符表記(Br,Nm)で表示させる(S8)〔請求項1,3〕。つまり、曲データを分析して曲全体のリズムを検出し、3連系リズムの曲か均等割り系リズムの曲かに応じて、連符と認識するかどうかの判断を切り替え、連符採用方法を変更する。
例えば、1拍3連を含む2又は4拍子の曲データにおいては、このような1拍3連が多数出現して3連系のリズムが基調になっている場合と、1拍3連の出現が少なく2又は4拍子本来の均等割り系のリズムが基調になっている場合がある。また、曲データからは、所定の時間区間(例えば、1拍区間)毎に所定のノート出現パターン(T1〜T3)をもつノート情報を連符候補の音楽情報として抽出することができる。この発明においては、このような曲全体のリズムを曲データから検出し、3連系のリズムが検出された場合は、連符候補の音楽情報として抽出される所定のノート情報をそのまま連符表記で表示し、均等割り系のリズムが検出された場合は、連符候補として抽出されるノート情報のうち特定のノート出現パターンをもつ所定のノート情報に限って連符表記で表示するといった判断をする。このように構成することによって、3連系の曲においては連符表記を現われ易くする一方、均等割り系の曲では連符表記を現われにくくすることができる。
この発明によれば、このように曲データから均等割り系であるか或いは3連系のリズムであるかを表わすリズム情報を検出し、このリズム検出結果に応じて、所定パターンのノート情報を連符として認識するかどうかの判断を下すようにしているので、均等割り系の曲であっても3連系の曲であっても、見易い適切な楽譜を表示することができる。
また、この発明では、このように曲リズムに応じて連符として表示するかどうかを判断する際に用いられる曲リズムについては、曲データ全体の音符列情報のタイミング(Ta〜Tc;Tp,Tq)に基づき曲のリズムを判断しリズム情報を検出する(P1;R1〜R8)ようにしているので、曲データから自動的に曲リズムを判定し、この曲リズム自動判定を利用して連符表記すべきかどうかを判断することができる。
この発明による音楽情報分析及び表示システムでは、特に、曲データを分析し曲のリズム情報を検出するに当って、曲データを構成する音符列情報が保有する各ノートのタイミング情報を取得し(R2)、タイミング情報により表わされる時間位置について、リズム種類(均等割り系及び3連系)別に、所定の時間範囲(Ta〜Tc;Tp,Tq)に含まれるかどうかを判定し、当該時間範囲(Ta〜Tc;Tp,Tq)に含まれていると判定されたものをリズム種類毎のカウンタ(CTc,CTe)で計数して累計を求め(R2〜R5)、両カウンタ(CTc,CTe)の累計を比較した結果に基づいて、連符であるか又は均等割り系(連符でない)かを判断するようにしている(R6〜R8)〔請求項2,4〕。従って、この発明によれば、音符列情報のタイミングから均等割り系や3連系といった曲の基調となるリズムを簡単に検出することができる。
〔システムの概要〕
図1は、この発明の一実施例による音楽情報分析及び表示システムのハードウエア構成ブロック図を示す。この音楽情報分析及び表示システムの本体となる電子音楽装置には、音楽情報処理機能を有するパーソナルコンピュータ(PC)や電子楽器のような音楽情報処理装置(コンピュータ)が用いられ、このような電子音楽装置は、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置4、演奏操作検出回路5、設定操作検出回路6、表示回路7、音源回路8、効果回路9、MIDIインターフェース(I/F)10、通信インターフェース(I/F)11などを備え、これらの要素1〜11はバス12を介して互いに接続される。
CPU1は、所定の制御プログラムに従い、タイマ13によるクロックを利用して、音楽情報分析表示処理を含む種々の音楽情報処理を実行する。RAM2は、これらの処理に際して必要な各種データを一時記憶するためのワーク領域として用いられ、音楽情報分析表示処理の際には均等系累計カウンタCTeや3連系累計カウンタCTcの格納領域が確保される。また、ROM3には、これらの処理を実行するために、音楽情報分析表示プログラムを含む各種制御プログラムや、「均等割り系」判断テーブルTBe、「3連系」判断テーブルTBc、デモンストレーション用の曲データ等が予め記憶される。
外部記憶装置4は、ハードディスク(HD)等の内蔵記憶媒体の外に、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、スマートメディア(登録商標)等の小型メモリカード、等々、種々の可搬性の外部記録媒体を含み、任意の外部記憶装置4に記憶された任意の曲データをこの電子音楽装置で処理することができる。
演奏操作検出回路5は、鍵盤などの演奏操作子14の演奏操作内容を検出し、設定操作検出回路6は、キースイッチやマウス等の設定操作子15の設定操作内容を検出し、それぞれ、検出内容に対応する情報をシステム本体に導入する。表示回路7は、各種画面を表示するディスプレイ16や各種インジケータを備え、これらの表示/点灯内容をCPU1からの指令に従って制御し、各操作子14,15の操作に対する表示援助を行うと共に、音楽情報分析表示処理の際には、記憶手段3,4からの曲データに基づいて、均等割り表記や3連符表記の音符を含む楽譜をディスプレイ16上に表示させる。
音源回路8は、演奏操作子14からの実演奏に基づく実演奏情報や記憶手段3,4からの曲データに基づく演奏情報に応じて、対応する楽音信号を生成する。効果付与DSPを有する効果回路9は楽音信号に所定の効果を付与し、これに後続するサウンドシステム17は、D/A変換部やアンプ、スピーカを備え、効果が付与された楽音信号に基づく楽音を発生する。なお、演奏出力手段8−9−17により記憶手段3,4の曲データ(自動演奏データ)に基づいて演奏する場合には、ユーザ指示に応じて、この曲データに基づく楽譜を表示出力手段7−16により表示することができる。
また、MIDII/F10には他のMIDI音楽機器30が接続され、この電子音楽装置と他の音楽機器30との間で、演奏データを含むMIDI曲データを授受し、このシステムで利用することができる。また、通信I/F11には、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN)などの通信ネットワークCNが接続され、外部のサーバコンピュータSV等からの制御プログラムや、テーブル、曲データ等をデータを受信し、このシステムで利用することができる。
なお、図1では、演奏機能を有するシステムについて説明したが、必ずしも演奏機能を有する必要はない。この場合には、演奏操作子14や演奏操作検出回路5などの演奏入力手段や、音源回路8や効果回路9、サウンドシステム17などの演奏出力手段は、設けなくてもよい。また、必ずしも、外部のMIDI機器30やサーバコンピュータSVなどと接続する必要はなく、MIDI I/F10や通信I/F11はなくてもよい。
〔連符表示に関する基本的な考え方〕
一般に、2又は4拍子系の拍子の曲では、小節や拍などを2、4又は8等分して分割する均等割りが本来の分割方法であるが、拍を3等分した音符は、3連符と呼ばれ、所定の連符表記形式で表示される。この発明は、このような3連符を適切に表示しようとするものであり、まず、この発明の楽譜表示の際の連符表示に関する基本的な考え方を図2及び図3に従って説明する。
以下の実施例においては、1拍3連の3連符について説明するが、この発明は、4拍3連、2拍3連、1/2拍3連などの他の3連符にも、時間軸の伸縮により同様に適用することができる。
図2は、3連符の基本的な認識手法を説明するための図である。1拍3連の3連符Na〜Ncは、図2の左側下段に示されるように、1拍区間内の1/3拍目(拍の先頭)、2/3拍目及び3/3拍目で発音を開始し、楽譜上に表記する際には、通常、図2の右側のように、1拍分の3音符Na〜Ncの上側(又は下側)に、等分する音符数の数字Nm=“3”を添えて下向き(又は上向き)の括弧Brを付ける。なお、これらの音符Na〜Nc自体の記譜については、1拍3連であるため、図示のように8分音符の連鉤(連桁)でまとめるか、或いは、各音符に8分音符の“はた”(符尾)を付ける。
つまり、曲データ中で連続する3つのノート情報Na〜Ncが1拍3連の3連符を形成している場合には、標準的には、図2左側の時間軸t上の1/3,2/3,3/3拍目のタイミングで、各ノート情報Na〜Ncのノートオンが現れるので、このような現象が検出されたときに、図2右側のような3連符表記形式で音符を表示すればよい。
実際には、ノートオンタイミングにはバラツキがあるので、図2の左側中段のように、1/3拍目、2/3拍目及び3/3拍目のタイミングに或る程度のマージンを採った時間範囲T1〜T3でノートオンタイミングを判断する必要がある。従って、基本的な方法として、この3つの時間範囲T1〜T3を「3連符認識マージン」とし、曲データ中のノート情報のノートオンタイミングが3連符認識マージンT1〜T3内にあるか否かを判断する手法によって、1拍3連を形成しているかどうかを認識することができる。
この発明では、曲のタイプを曲全体のリズムで判断し、1拍3連の出現が少なく、全体的に、曲の拍子(2又は4拍子)に応じて1拍を均等割りしたリズムを基調にした曲は、「均等割り系」の曲と呼ばれる。これに対して、1拍3連が数多く出現し、全体的に、1拍3連のリズムを基調にした曲は、「3連系」の曲と呼ばれる。上述した判断手法において、3つの3連符認識マージンT1〜T3の全てにノートオンが揃って出現するときは、何れのタイプの曲データであっても、これらのノートオン音楽情報は、3連符表記形式で音符を表示するのが適当である。しかしながら、3連符認識マージンT1〜T3の1箇所又は2箇所のみにノートオンがある音楽情報については、以下に説明するように、「均等割り系」の曲であるか「3連系」の曲であるかというリズムを意識した判断をしなければ不自然な3連符認識が発生する場合がある。図3は、曲全体のリズムにより均等割り系又は3連系表記を切り替える必要性を説明するための図である。
均等割り系の曲データでは、3連符認識マージンT1〜T3の1箇所又は2箇所でノートオンが出現しても、当該ノートは1拍3連に相当しない場合が多く、このような音楽情報を図2右側の表記に準じた3連符表記をするのは好ましくない。例えば、図3(1)に示されるように、曲データ中の2つのノート情報Nd,Neが第1及び第3の3連符認識マージンT1,T3内にノートオンする場合、上述した判断手法のみによると、両ノートNd,Neは、1拍3連に相当する音楽情報であると認識されるが、均等割り系の曲データでは、1拍3連に相当しない音楽情報であるから、曲の拍子(2又は4拍子)に従って、図3(2a)に示されるように、均等割り表記形式で音符を表示すべきである。
一方、3連系の曲データでは、1音又は2音で構成される1拍3連相当のノートもしばしば出現する。従って、1拍3連系の曲データについて、図2で説明した認識方法を適用し、3連符認識マージンT1〜T3の1箇所又は2箇所のみにノートオンがあると、1拍3連相当する音楽情報であると認識し、図2右側の表記に準じた3連符表記をするのが適当である。例えば、図3(1)のように第1及び第3の3連符認識マージンT1,T3内にノートオンするノート情報Nd,Neについては、図3(2b)に示されるように等分数“3”の数字表記Nm及び括弧Brを付加して、1拍3連に相当する3連符表記形式で音符を表示することが好ましい。つまり、3連系の曲データは、1拍3連の音楽情報が多数出現するので、1音又は2音の3連符表記があっても、視覚的な煩雑さがなく、却って全体としての整合性が良くなり、見易い楽譜となる。
従って、まず、曲データのリズムを判定して均等割り系又及び3連系の何れのタイプの曲であるかを判断し、その後、決定された曲のタイプに応じて、3連符認識マージンT1〜T3による判断手法の基準を切り替えて1拍3連の認識を行い、(1)3連符認識マージンT1〜T3内に曲データのノートNd,Neが検出されたとき、(2a)曲のタイプが均等割り系の場合は、ノートNd,Neを連符とは認識せず均等割り表記で表示し、(2b)3連系の場合には、ノートNd,Neを連符と認識して3連符表記で表示することによって、何れのタイプの曲データでも、見易い楽譜を提供することができる。
つまり、このシステムでは、まず、曲データ全体のノート情報から曲全体のリズムが均等割り系であるか3連系であるかを判断し、次いで、このリズム判断の結果に基づいて、曲データの所定区間毎のノート情報から当該ノート情報を連符として認識するか否かの連符認識判断の基準を変更する。そして、当該ノート情報の連符認識判断の結果に基づいた表記形式で、当該ノート情報に対応する音符を表示する。例えば、(1)曲データのノートNd,Neが3連符認識マージンT1〜T3内にあるときに連符候補の音楽情報とされるが、各ノートの音楽情報Nd,Neは、(2a)曲が均等割り系リズムの場合は、連符とは認識されず均等割り表記で表示され、(2b)曲が3連系リズムの場合には、そのまま、連符と認識されて3連符表記で表示される。
〔曲タイプの判断及び音符表記形式の決定〕
この発明の一実施例においては、音楽情報分析表示プログラムに従って曲データのノートオン情報のタイミングから曲タイプを判断し音符の表記形式を決定することができる。図4は、この発明の一実施例による音楽情報分析及び表示システムにおける曲タイプの判断及び音符表記形式の決定に用いられるタイミングターゲットを表わす図であり、図5は、この発明の一実施例による音楽情報分析及び表示システムで用いられる「均等割り系」及び「3連系」判断テーブルを表わす図である。
このシステムでは、曲データの1拍に対応する時間区間を1拍区間というと、各1拍区間内に、図4中段に示すように、時間範囲Ta〜Tc;Tp,Tqを予め設定しておき、これを曲データのノートオンタイミングの判定に用いて3連系又は均等割り系を判断する。時間範囲Ta〜Tcのタイミングターゲットは“「均等」領域”と呼ばれ、時間範囲Tp,Tqのタイミングターゲットは“「3連」領域”と呼ばれる。
図4の例では、1拍区間を480tickとしており、「均等」領域Ta〜Tcは、120,240,360tickを中心にして長さ(時間幅)40tickの3つの時間範囲に設定され、第1均等領域Ta=120±20tick、第2均等領域Tb=240±20tick、第3均等領域Tc=360±20tickである。また、3連領域Tp,Tqは、160,320tickを中心にした40tickの2つの時間範囲に設定され、第1の3連領域Tp=160±20tick、第2の3連領域Tq=320±20tickである。各領域Ta〜Tc;Tp,Tqの時間幅については、40tickを例示したが、必要に応じて、これよりより短い値又は長い値に変更することができる。また、1拍区間のtick数は、曲データのテンポに応じて変わるので、テンポが低いか高いかに合わせて各領域Ta〜Tc;Tp,Tqの範囲は伸び縮みさせる。
楽譜表示しようとしている曲データが均等割り系の曲を表わしているか3連系の曲を表わしているかを判断するには、「3連」領域Ta〜Tc及び「均等」領域Tp,Tqを上述のような値に決めておき(例えば、1拍=480tickの曲データの場合)、均等割り系のリズム及び3連系リズムに夫々に対応して均等系累計カウンタCTe及び3連系累計カウンタCTcをセットする。次に、曲データ中のノートオンの位置が「均等」領域Tp,Tqと「3連」領域Ta〜Tcに存在するかどうかを調べ、「均等」領域Tp,Tqでのノートオン回数を均等系累計カウンタCTeでカウントし、「3連」領域Ta〜Tcでのノートオン回数を3連系カウンタCTcでカウントし、夫々累計して行く。そして、曲全体について夫々のカウンタCTe,CTcの累計を計算して、累計の多かった方のカウンタに対応するリズムを曲全体のリズムに決定する。
このシステムには、さらに、既に説明した3連符認識マージンT1〜T3及び2つの判断テーブルTBe,TBcが備えられる。上述のようにして曲全体のリズムが決定されたると、このリズムに対応して2つの判断テーブルTBe,TBcの何れかが選択され、曲データの1拍区間毎に、既に説明した3連符認識マージンT1〜T3内にノートオンタイミングを持つノート情報があるかどうかを判定し、その判定に合格したノート情報を連符候補とする。そして、連符候補とされたノート情報のノートオンタイミング出現パターン(ノートオンパターンという)を、選択された判断テーブルTBe,TBcの何れかのタイミングパターンと照合し、その照合結果に基づいて当該連符候補ノート情報の音符表記形式を決定する。
この3連符認識マージンT1〜T3は、図4下段に示されるように、1拍区間=480tickに対して、0,160,320tickを中心にして長さ(時間幅)80tickの時間範囲に設定され、第1の3連符認識マージンT1=±40tick、第2の3連符認識マージンT2=120±40tick、第3の3連符認識マージンT3=320±40tickである。各3連符認識マージンT1〜T3の時間幅については、領域Ta〜Tc;Tp,Tqと同様に、必要に応じて、これよりより短い値又は長い値に変更することができ、また、曲データのテンポに応じて伸び縮みされる。
図5(1),(2)は、上述した2つの判断テーブルTBe,TBcの具体例を示し、図5(1)は、曲全体が均等割り系のリズムをもつときに用いられる「均等割り系」判断テーブルTBeであり、図5(2)は、曲全体が3連系のリズムをもつときに用いられる「3連系」判断テーブルTBcである。各テーブルTBe,TBcは、3連符認識マージンT1〜T3により連符候補に採用されたノート情報のノートオンパターンと照合される複数の照合用タイミングパターンPtと各パターンに対応して設定された表記形式の判定内容を表わす判定情報Jdから成る。
このシステムでは、各1拍区間のノート情報のノートオンタイミングが3連符認識マージンT1〜T3により判定されると、その判定結果として得られた各拍区間のノートオンパターンは、2つの判断テーブルTBe,TBcのうち、何れかのテーブルのタイミングパターンPtと照合され、当該ノートオンパターンに合致するタイミングパターンPtに対応する判定情報Jdから、当該1拍区間のノート情報の音符表記形式が決定される。
すなわち、曲のリズムが均等割り系と判定された場合は、図5(1)の均等割り系判断テーブルTBeに従って、3連符認識マージンT1〜T3の全て(T1〜T3)或いは後の2つ(T2,T3)にノートオンがあるノートオンパターンを持つノート情報に限り、図2右側或いは図3(2b)のような3連符表記を行うべきであると判定し〔図5(1)第1,5行〕、その他のケースについては、図(2a)のような均等割り表記すべきと判定する。
一方、曲のリズムが3連系と判定された場合は、図5(2)の3連系判断テーブルTBcに従って、3連符認識マージンT1〜T3の3つの時間範囲の何れかにノートオンがあるノートオン情報については、全て、図2右側或いは図3(2b)のような3連符表記を行うべきであると判定する〔図5(2)第1〜7行〕。なお、3つの時間範囲の何れにもノートオンが無いときには、当該1拍区間にノートがあればそのノートについて均等割り表記すべきとの判定を行う〔図5(2)最下行〕。
〔音楽情報分析表示処理フロー例〕
図6及び図7は、この発明の一実施例による音楽情報分析表示処理の手順を表わすフローチャートであり、図6(1)はこの音楽情報分析表示処理の全体的な処理(全体処理)の手順を示し、図6(2)はその曲リズム判断処理の手順を示し、図7(3)はその表示情報作成処理の手順を示す。
この音楽情報分析表示処理は、ユーザがパネル操作子15を用いて、曲データを指定する操作を行いこの曲データについて楽譜表示を指示する操作を行うことにりスタートする。この音楽情報分析表示処理では、図6(1)の全体処理フローに示されるように、ステップP1で、図6(2)の曲リズム判断処理によって、指定された曲データ全体のノート情報に基づいて曲のリズムを判断した後、ステップP2で、図7(3)の表示情報作成処理を行い、ステップP1の曲リズム判断処理で判断された曲リズムに応じた連符判定基準に基づき音符表示形式を決定して表示情報を作成する。
曲リズム判断処理(P1)では、図6(2)の曲リズム判断処理フローに示される手順で曲全体のリズムを判断する。この曲リズム判断処理がスタートすると、まず、ステップR1において、カウンタの初期化を行い、3連系累計カウンタCTcと均等系累計カウンタCTeをリセットし、次いで、ステップR2で、曲データの先頭から1拍区間分のノートオンイベントを読み出す。
次のステップR3では、読み出されたノートオンイベントが「3連」領域Tp,Tq内にあれば、3連系累計カウンタCTcをインクリメントして“+1”加算し、更に次のステップR4では、「均等」領域Ta〜Tc内にノートオンイベントがあれば、均等系累計カウンタCTeインクリメントして“+1”加算する。ステップR3,R4の計数処理の後は、ステップR5で、曲データの読出しが曲の最後に達したか否かを調べ、曲の最後に達していないときは(R5→NO)、ステップR2に戻り、次の1拍区間のノートオンイベントを読み出し、曲の最後に達しない間はステップR2〜R5の動作を繰り返す。
曲データから曲終了情報(エンドデータ)が検出されて曲データの読出しが曲の最後に達すると(R5→YES)、ステップR6に進んで、3連系累計カウンタCTcの計数値が均等系累計カウンタCTeの計数値より大きいか否かを判定する。この計数値判定の結果、3連系累計カウンタCTcの計数値が均等系累計カウンタCTeの計数値より大きいときは(R6→YES)、ステップR7で曲全体のリズムは「3連系」であると判断し、そうでないときには(R6→NO)、ステップR8で曲全体のリズムは「均等割り系」であると判断する。そして、ステップR7,R8で何れかのリズムに決定する処理を行うと、この曲リズム判断処理を終了し、図6(1)の全体処理のステップP2にリターンして次の表示情報作成処理〔図7(3)〕に進む。
表示情報作成処理(P2)では、図7(3)の表示情報作成処理フローに示される手順で、曲リズム判断処理(P1)で判断された曲リズムに応じて音符表示形式を決定して表示情報を作成する。この表示情報作成処理がスタートすると、まず、ステップS1において、図6(2)の曲リズム判断処理による判断結果に基づいて曲全体が「3連系」のリズムをもつか否かを判定する。ここで、曲全体のリズムが「3連系」であると判定されたときは(S1→YES)、ステップS2で「3連系」判断テーブルTBcを採用するものと決定し、「均等割り系」のときには(S1→NO)、ステップS3で「均等割り系」判断テーブルTBeを採用するものと決定して、ステップS4に進む。
ステップS4では、曲データの先頭から1拍区間のイベント情報を読み出し、次のステップS5にて、当該1拍区間にノートオンイベントがあるか否かを判定する。ノートオンイベントがあるときは(S5→YES)、ステップS6において、そのノートオンパターンを、ステップS2,S3で採用を決定した「3連系」又は「均等割り系」何れかの判断テーブルTBc,TBeのタイミングパターンPtと照合し、当該ノートオンパターンに相応するタイミングパターンを定めて、ステップS7に進む。
ステップS7では、何れかの判断テーブルTBc,TBeに従って、相応するタイミングパターンの判定情報Jdから3連符表記をする旨の判定結果があるか否かを調べ、3連符表記をする旨の判定結果があるときは(S7→YES)、ステップS8で、当該1拍区間のノートオンイベントに対応するノート情報について3連符表記で表示すべきであると決定し、均等割り表記をする旨の判定結果があるときには(S7→NO)、ステップS9で、当該情報を均等割り表記で表示すべきであると決定する。また、ステップS5で当該1拍区間にノートオンイベントがないと判定されたときは(S5→NO)、ステップS10で、楽譜表示に必要なその他の処理をする。
ステップS8,S9,S10の処理により、対応する表示がディスプレイ16になされるように表示回路7に指示した後は、ステップS11に進み、曲の最後に達したか否かを調べる。ここで、曲の最後に達していないと判定されたときは(S11→NO)、ステップS4に戻り、次の1拍区間のノートオンイベントを読み出し、曲の最後に達しない間はステップS4〜S11の動作を繰り返す。そして、曲データの読出しが曲の最後に達すると(S11→YES)、この表示情報作成処理を終了し、図6(1)の全体処理にリターンしてこの楽譜分析表示処理を終了する。
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の一形態について説明したが、これは単なる一例であって、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、表示情報作成処理(P2)で得られた表示情報は、必要に応じて、任意の外部記憶装置4に記録しておくことができる。
この発明の一実施例による音楽情報分析及び表示システムのハードウエア構成ブロック図である。 3連符の基本的な認識手法を説明するための図である。 曲全体のリズムにより均等割り系又は3連系表記を切り替える必要性を説明するための図である。 この発明の一実施例による音楽情報分析及び表示システムにおける曲タイプの判断及び音符表記形式の決定に用いられるタイミングターゲットを表わす図である。 この発明の一実施例による音楽情報分析及び表示システムで用いられる「均等割り系」及び「3連系」判断テーブルを表わす図である。 この発明の一実施例による音楽情報分析表示処理の全体的な処理手順(1)及び曲リズム判断処理手順(2)を表わすフローチャートである。 この発明の一実施例による音楽情報分析表示処理の表示情報作成処理手順(3)を表わすフローチャートである。
符号の説明
T1〜T3 3連符認識マージン、
Na〜Ne ノート情報、
Br,Nm 連符を表わす括弧及び等分音符数(“3”)の表記(連符表記)、
Ta〜Tc;Tp,Tq 「均等」領域及び「3連」領域、
TBe,TBc 「均等割り系」判断テーブル及び「3連系」判断テーブル。

Claims (4)

  1. 曲データを分析して曲のリズム情報を検出するリズム検出手段であって、前記曲データ全体にわたるノート情報のタイミングに基づいて曲のリズムを判断して前記リズム情報を検出するものと、
    このリズム検出手段により検出されたリズム情報を基にして、前記曲データに含まれる所定のノート情報を連符として表示するかどうかを決定する連符決定手段と、
    この連符決定手段により連符として表示すると決定されたノート情報を連符表記で表示させる連符表示手段と
    を具備することを特徴とする音楽情報分析表示装置。
  2. 曲データを構成する音符列情報が保有するタイミング情報を取得するタイミング取得手段と、
    このタイミング取得手段により取得されたタイミング情報により表わされる時間位置が、リズム種類に対応して設定された所定の時間範囲に含まれるかどうかを判定するタイミング判定手段と、
    このタイミング判定手段によって前記時間範囲に含まれていると判定されたタイミング情報の数を、前記リズム種類別に計数して行き曲データ全体で累計するタイミング位置累計手段と、
    このタイミング位置累計手段によりリズム種類別に累計された結果に基づいて、曲のリズムが均等割り系であるか3連系であるかを判断するリズム判断手段と
    を具備することを特徴とする音楽情報分析装置。
  3. コンピュータを、
    曲データを分析して曲のリズム情報を検出するリズム検出手段であって、前記曲データ全体にわたるノート情報のタイミングに基づいて曲のリズムを判断して前記リズム情報を検出するもの、
    このリズム検出手段により検出されたリズム情報を基にして、前記曲データに含まれる所定のノート情報を連符として表示するかどうかを決定する連符決定手段、並びに、
    この連符決定手段により連符として表示すると決定されたノート情報を連符表記で表示させる連符表示手段
    として機能させるための音楽情報分析表示プログラム。
  4. コンピュータを、
    曲データを構成する音符列情報が保有するタイミング情報を取得するタイミング取得手段、
    このタイミング取得手段により取得されたタイミング情報により表わされる時間位置が、リズム種類に対応して設定された所定の時間範囲に含まれるかどうかを判定するタイミング判定手段、
    このタイミング判定手段によって前記時間範囲に含まれていると判定されたタイミング情報の数を、前記リズム種類別に計数して行き曲データ全体で累計するタイミング位置累計手段、並びに、
    このタイミング位置累計手段によりリズム種類別に累計された結果に基づいて、曲のリズムが均等割り系であるか3連系であるかを判断するリズム判断手段
    として機能させるための音楽情報分析プログラム。
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