JP2002268638A - 演奏パターン処理装置、処理プログラム記録媒体及びデータ記録媒体 - Google Patents

演奏パターン処理装置、処理プログラム記録媒体及びデータ記録媒体

Info

Publication number
JP2002268638A
JP2002268638A JP2001067691A JP2001067691A JP2002268638A JP 2002268638 A JP2002268638 A JP 2002268638A JP 2001067691 A JP2001067691 A JP 2001067691A JP 2001067691 A JP2001067691 A JP 2001067691A JP 2002268638 A JP2002268638 A JP 2002268638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
data
pattern data
performance
accompaniment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001067691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3719151B2 (ja
Inventor
Tomoyuki Funaki
知之 船木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2001067691A priority Critical patent/JP3719151B2/ja
Publication of JP2002268638A publication Critical patent/JP2002268638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3719151B2 publication Critical patent/JP3719151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コードシーケンサの演奏パターンの選択や演奏
データの生成に当り、演奏パターン乃至データを絵柄で
容易に確認し、好みの演奏パターンを素早く選択し、演
奏データ選択の利便性を高めて負担感を少なくするこ
と。 【解決手段】この発明の演奏パターン処理システムで
は、複数のパターンデータがディスプレイ12上にリス
トLPで表示され、所望のパターンデータ(各行:両手
伴奏1,2,3、左手伴奏1,2、アルペジオ1、…)
をカーソルCRで指示すると、当該パターンデータに対
応する図式化されたパターンがチャート表示部CPに表
示される。各パターンデータは、複数のバリエーション
パターンを保有することができ、表示部CPにはバリエ
ーションパターン内から指定された1パターンの絵柄が
表示される。画面右側の各種選択ボタンBG〜BSの操
作により、操作項目に該当するパターンデータを選別表
示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、演奏パターンの
表示及び選択などの処理を行うための演奏パターン処理
装置、演奏パターン処理プログラム記録媒体及び演奏パ
ターンデータ記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コードに依存しない固定的な演奏パター
ンと、コードデータが持つ音階(スケール)を利用して
演奏データを作り出すことが可能なシーケンサを「コー
ドシーケンサ」或いは「パターンシーケンサ」と呼んで
いる。演奏パターン情報には、ノートの位置(タイミン
グ)や長さ、音高又は音高に準ずる高さ位置(下から1
番目の音、2番目の音等、或いは、根音、3度音、5度
音等)の情報が含まれている。コードシーケンサは、コ
ードによって決定される音階(スケール)上の音に、演
奏パターンが持つ音高を移動させたり、或いは、音高に
準ずる高さ位置情報を音階上の音高に変換し、最終的な
音高を決定することで、ノートデータを完成し、それを
コード区間の位置に合わせて並べていくことにより、演
奏データ全体を完成する機能を持っている。
【0003】このようなコードシーケンサにおいて、演
奏データの特徴であるパターンを選ぶ場合、パターンデ
ータは、通常、ファイル名又はパターン名を主とする表
示となっているので、どのようなパターンか解りづらい
という欠点がある。また、ジャンルなどでカテゴリ分け
をしていても、カテゴリー数やカテゴリー内のパターン
が多くなると、パターンを選びづらくなる。同じ4拍子
であっても、3連符パタ−ンでは、通常の4拍子のメロ
ディとの間で違和感があるが、その判断がしづらいとい
うこともある。選択されたパターン列が名前で表示され
るため、曲中の各区間にどのパターンを割り当てたか分
かりづらい。等々といった問題がある。
【0004】また、コードシーケンサの機能を利用して
特定楽器の楽譜データを作成しようとする場合には、難
易度がわかりづらいため、自分に合ったパターンをなか
なか選ぶことができないなどの問題がある。このよう
に、従来のコードシーケンサにおいては、必要としてい
るパターンに一番近いものを選ぶ作業に非常に時間がか
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な従来技術の問題点に鑑み、コードシーケンサにおける
演奏パターンの選択や演奏データの生成に当り、演奏パ
ターン乃至演奏データを絵柄で容易に確認し、好みの演
奏パターンを素早く選択し、演奏データ選択の利便性を
高めて負担感を少なくすると共に、演奏援助表示をも効
果的に行うことができる演奏パターン処理システムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の特徴に
従うと、複数のパターンデータのリストを表示するリス
ト表示手段と、表示されたリストからパターンデータを
指示する手段と、指示されたパターンデータに対応する
図式化パターンを表示する図式表示手段とを具備する演
奏パターン処理装置(請求項1)、並びに、複数のパタ
ーンデータのリストを表示するステップと、表示された
リストからパターンデータを指示するステップと、指示
されたパターンデータに対応する図式化パターンを表示
するステップとから成るプログラムを記録している演奏
パターン処理プログラム記録媒体(請求項15)が提供
される。この特徴に従う演奏パターン処理装置において
は、各パターンデータは、複数のバリエーションパター
ンを保有することができ、図式表示手段は、これらのバ
リエーションパターンの内から指定された1つに対応す
る図式化パターンを表示するように構成することができ
る(請求項2)。
【0007】この発明の第2の特徴に従うと、複数のパ
ターンデータを記憶するパターンデータ記憶手段と、記
憶された複数のパターンデータから、演奏データ作成範
囲の音楽的条件に対応する選別情報に基づいて、パター
ンデータを選別するパターン選別手段と、選別されたパ
ターンデータを表示する表示手段とを具備する演奏パタ
ーン処理装置(請求項3)、並びに、パターンデータ記
憶手段に記憶された複数のパターンデータに対して所望
の項目情報を入力するステップと、記憶された複数のパ
ターンデータから、入力された項目情報に該当し且つ演
奏データ作成範囲の音楽的条件に対応する選別情報に基
づいて、パターンデータを選別するステップと、選別さ
れたパターンデータを表示するステップとから成るプロ
グラムを記録している演奏パターン処理プログラム記録
媒体(請求項16)が提供される。
【0008】この発明の第3の特徴に従うと、3連符系
パターンであるかどうかを示す3連符情報を有する複数
のパターンデータを記憶する手段と、各パターンデータ
の3連符情報の内容を判別する手段と、3連符情報の内
容を判別した結果に基づいて、パターンデータが3連符
系パターンであるかどうかを表示する表示手段とを具備
する演奏パターン処理装置(請求項4)、並びに、3連
符系パターンであるかどうかを示す3連符情報を有する
複数のパターンデータを記憶するパターンデータ記憶手
段からパターンデータを読み出すステップと、読み出さ
れたパターンデータの3連符情報の内容を判別するステ
ップと、3連符情報の内容を判別した結果に基づいて、
パターンデータが3連符系パターンであるかどうかを表
示するステップとから成るプログラムを記録している演
奏パターン処理プログラム記録媒体(請求項17)が提
供される。。
【0009】この発明の第4の特徴に従うと、複数のパ
ターンデータから所望のパターンデータを順次選択し時
系列的に配列してパターンシーケンスを作成するパター
ンシーケンス作成手段と、作成されたパターンシーケン
スに配列されているパターンデータに基づいて図式化さ
れたパターン列情報を生成するパターン列生成手段と、
生成されたパターン列情報に対応するパターン列を表示
するパターン列表示手段とを具備する演奏パターン処理
装置(請求項5)、並びに、複数のパターンデータから
所望のパターンデータを順次選択し時系列的に配列して
パターンシーケンスを作成するステップと、作成された
パターンシーケンスに配列されているパターンデータに
基づいて図式化されたパターン列情報を生成するステッ
プと、生成されたパターン列情報に対応するパターン列
を表示するステップとから成るプログラムを記録してい
る演奏パターン処理プログラム記録媒体(請求項18)
が提供される。この特徴に従う演奏パターン処理装置に
おいては、パターン列生成手段は、前記パターンシーケ
ンス作成手段で選択されたパターンデータに基づく音高
データをもつパターン列情報を生成し、パターン列表示
手段は、生成されたパターン列情報の音高データに対応
する位置にパターン列を表示するように構成することが
できる(請求項6)。
【0010】この発明の第5の特徴に従うと、難易度情
報を有する複数のパターンデータを記憶する手段と、各
パターンデータにおける難易度情報の内容を判別する手
段と、難易度情報の内容に対応してパターンデータの難
易度を表示する表示手段とを具備する演奏パターン処理
装置(請求項7)、並びに、難易度情報を有する複数の
パターンデータを記憶するパターンデータ記憶手段から
パターンデータを読み出すステップと、読み出されたパ
ターンデータにおける難易度情報の内容を判別するステ
ップと、難易度情報の内容に対応してパターンデータの
難易度を表示するステップとから成るプログラムを記録
している演奏パターン処理プログラム記録媒体(請求項
19)が提供される。
【0011】この発明の第6の特徴に従うと、複数のバ
リエーションパターンを保有することができる複数のパ
ターンデータを、当該パターンデータのバリエーション
パターンの規模を表わす規模情報と共に、記憶する手段
と、規模情報の内容に対応してパターンデータの規模を
表示する表示手段とを具備する演奏パターン処理装置
(請求項8)、並びに、複数のバリエーションパターン
を保有することができる複数のパターンデータを、当該
パターンデータのバリエーションパターンの規模を表わ
す規模情報と共に記憶する手段から、パターンデータを
読み出すステップと、読み出されたパターンデータの規
模情報の内容に対応して当該パターンデータの規模を表
示するステップとから成るプログラムを記録しているこ
とを特徴とする演奏パターン処理プログラム記録媒体
(請求項20)が提供される。この特徴に従う演奏パタ
ーン処理装置においては、表示手段は、パターンデータ
の規模を文字列の名称で表示するように構成することが
できる(請求項9)。
【0012】この発明の第7の特徴に従うと、両手伴奏
及び左手伴奏の何れであるかを示す伴奏情報を保持する
ことができる複数のパターンデータを記憶するパターン
データ記憶手段と、パターンデータ選別情報として両手
伴奏又は左手伴奏の何れかを入力する手段と、入力され
た選別情報が両手伴奏又は左手伴奏の何れかであるかを
判別し、記憶された複数のパターンデータから、判別さ
れた両手伴奏又は左手伴奏に該当するパターンデータを
選別する伴奏選別手段と、選別されたパターンデータを
リスト表示するリスト表示手段と、表示されたパターン
データから所望のパターンデータを選択するパターンデ
ータ選択手段と、選択されたパターンデータから演奏デ
ータを生成する演奏データ生成手段とを具備する演奏パ
ターン処理装置(請求項10)、並びに、両手伴奏及び
左手伴奏の何れであるかを示す伴奏情報を保持すること
ができる複数のパターンデータを記憶するパターンデー
タ記憶手段に記憶されたパターンデータの選別情報とし
て、両手伴奏又は左手伴奏の何れかを入力するステップ
と、入力された選別情報が両手伴奏又は左手伴奏の何れ
かであるかを判別し、前記パターンデータ記憶手段に記
憶された複数のパターンデータから、判別された両手伴
奏又は左手伴奏に該当するパターンデータを選別するス
テップと、選別されたパターンデータをリスト表示する
ステップと、表示されたパターンデータから所望のパタ
ーンデータを選択するステップと、選択されたパターン
データから演奏データを生成するステップとから成るプ
ログラムを記録している演奏パターン処理プログラム記
録媒体(請求項21)が提供される。
【0013】この発明の第8の特徴に従うと、両手伴奏
及び左手伴奏の何れであるかを示す伴奏情報を保持する
ことができる複数のパターンデータを記憶するパターン
データ記憶手段と、記憶されたパターンデータから所望
のパターンデータを選択するパターンデータ選択手段
と、選択されたパターンデータから演奏データを生成す
る演奏データ生成手段であって、選択されたパターンデ
ータが両手伴奏に該当するときは、当該パターンデータ
からコードシーケンス機能を利用して伴奏データを生成
し、パターンデータに指示されている条件に応じて左手
演奏データ及び右手演奏データに分離し、選択されたパ
ターンデータが左手伴奏に該当するときは、当該パター
ンデータからコードシーケンス機能を利用して生成され
る左手伴奏データを左手演奏データとすると共に、予め
指定されたメロディデータから右手演奏データを生成す
るものとを具備する演奏パターン処理装置(請求項1
1)、並びに、の選別情報として、両手伴奏又は左手伴
奏の何れかを入力するステップと、記憶されたパターン
データから所望のパターンデータを選択するパターンデ
ータ選択手段と、選択されたパターンデータから演奏デ
ータを生成するステップであって、選択されたパターン
データが両手伴奏に該当するときは、当該パターンデー
タからコードシーケンス機能を利用して伴奏データを生
成し、パターンデータに指示されている条件に応じて左
手演奏データ及び右手演奏データに分離し、選択された
パターンデータが左手伴奏に該当するときは、当該パタ
ーンデータからコードシーケンス機能を利用して生成さ
れる左手伴奏データを左手演奏データとすると共に、予
め指定されたメロディデータから右手演奏データを生成
するステップとから成るプログラムを記録している演奏
パターン処理プログラム記録媒体(請求項22)が提供
される。
【0014】第7及び第8特徴に従う演奏パターン処理
装置においては、演奏データ生成手段により生成された
演奏データを楽譜形式で表示又は印刷出力する出力手段
を具備することができる(請求項12)。
【0015】この発明の第9の特徴に従うと、演奏上の
アドバイスを表わすアドバイス情報を保有することがで
きる複数のパターンデータを記憶するパターンデータ記
憶手段と、記憶された複数のパターンデータから所望の
パターンデータを順次選択するパターン選択手段と、選
択されたパターンデータに基づいて順次演奏データを生
成すると共に、選択されたパターンデータに含まれるア
ドバイス情報の内容を解読する演奏データ生成手段と、
生成された演奏データ及び解読されたアドバイス情報の
内容を表示又は印刷出力する演奏データ出力手段とを具
備する演奏パターン処理装置(請求項13)、並びに、
演奏上のアドバイスを表わすアドバイス情報を保有する
ことができる複数のパターンデータを記憶するパターン
データ記憶手段からパターンデータを読み出し、所望の
パターンデータを順次選択するパターン選択手段と、選
択されたパターンデータに基づいて順次演奏データを生
成すると共に、選択されたパターンデータに含まれるア
ドバイス情報の内容を解読するステップと、生成された
演奏データ及び解読されたアドバイス情報の内容を表示
又は印刷出力するステップとから成るプログラムを記録
している演奏パターン処理プログラム記録媒体(請求項
23)が提供される。この特徴に従う演奏パターン処理
装置においては、アドバイス情報は、パターンの全体又
は一部に対するアドバイスであることを表わすアドバイ
ス対象情報を含み、演奏データ出力手段は、アドバイス
対象情報に応じた位置にアドバイス情報の内容を出力す
るように構成することができる(請求項14)。
【0016】また、この発明の他の特徴に従うと、パタ
ーンデータリストに表示される複数のパターンデータか
ら順次選択されたパターンデータからパターンシーケン
スデータを作成する演奏パターン処理装置において読み
取り可能な演奏パターンデータ記録媒体であって、この
記録媒体には、演奏パターン処理データとして複数のパ
ターンデータが記憶され、各パターンデータは、複数の
バリエーションパターンを保有することができ、少なく
とも、当該パターンデータが保有するバリエーションパ
ターンの規模を表わす規模情報、3連符系パターンであ
るかどうかを示す3連符情報、当該パターンを演奏した
場合の難易度を表わす難易度情報、或いは、両手伴奏及
び左手伴奏の何れであるかを示す伴奏情報を保有する演
奏パターンデータ記録媒体(請求項24)が提供され
る。
【0017】〔発明の作用〕この発明の第1の特徴によ
ると、複数のパターンデータのリスト(LP)をコード
シーケンサの演奏パターン選択画面(図6)に表示して
演奏パターンを選択する際に、パターンリスト(LP)
からパターンデータを指示すると、指示されたパターン
データに対応して簡易図式(チャート)化されたパター
ンの絵柄(CP)が表示される。つまり、リスト(L
P)内から選択可能なパターンデータ一覧の一情報とし
てパターンを簡易図式化した絵柄(CP)が表示された
り、或いは、リスト(LP)を利用して選択された演奏
パターンを簡易図式化した絵柄(CP)が表示される。
従って、パターン名等の言葉ではなく音符の動きなどを
図式化した絵で確認ができるようになって、パターン選
択時の負担を減らすことができる。なお、括弧書きは、
理解の便のために、後で詳述する実施例において用いら
れる対応用語乃至記号であり、以下においても同様であ
る。
【0018】この場合、パターンデータは複数のバリエ
ーションパターンを保有することができ、或るパターン
データを指示すると、当該パターンデータのバリエーシ
ョンパターンの内から予め指定された1つバリエーショ
ンパターン(「代表パターン」又は「基本パターン」と
呼ばれる)に対応する簡易図式化パターン(パターンチ
ャートCP)がコードシーケンサの演奏パターン選択画
面に表示される。つまり、1パターンデータ内に保有さ
れる複数のバリエーションデータの内の1つを代表(基
本)パターンとして指定し、代表(基本)パターンに指
定されたバリエーションデータについて簡易図式化した
データを表示することが可能である。
【0019】パターンデータの典型例であるスタイルデ
ータは、1つのパターンデータ内に複数のバリエーショ
ン(イントロ、メイン、フィルイン、エンディング等)
を持つことができるが、これらのバリエーションを全て
表示することは難しいので、予め決められた代表(基
本)パターンのチャートを表示する。また、スタイルデ
ータについては複数パート構成が普通であり、全パート
を表示しても良いが、この中から所定の一部パートのみ
をチャート表示すると更に良い。例えば、ピアノパート
等を音色に応じて選択したり、或いは、特徴的パターン
を持つパートを予め指定するか或いは検出して表示した
り、音符数に応じてパートを選択したりする。
【0020】また、この発明の第2の特徴による基本的
な考え方は、パターンデータ記憶手段に記憶された複数
のパターンデータに対して所望の選別情報〔BG(C
G),BM(CM),BT,BD,BS〕を入力可能と
し、入力された選別情報によってパターンデータを選別
し、選別されたパターンデータをコードシーケンサの演
奏パターン選択画面に表示すること、つまり、選択の対
象として表示するパターンを選別する選別情報によって
選択対象パターンの表示を選別・制限する「パターン選
別フィルター」機能を利用することにある。
【0021】例えば、拍子選別機能を作って種々の拍子
を選択可能とし〔BM(CM)〕、この中で「4/4」
のみを選択しておくと、それ以外の拍子で作成されてい
るパターンは表示されず選択不能とする。この「パター
ン選別フィルター」の考えを利用すると、拍子のほか
に、後述するように、「伴奏」の種類及び「アルペジ
オ」〔BG(CG)〕、「3連系」(BT)、「難易
度」(BD)、「組合せ種類(規模)」(BS)などに
ついても、選別することができる。
【0022】この発明では、このようなパターン選別フ
ィルターの考えを更に発展させ、演奏パターン選択に自
動選別フィルター機能をもたせて、予め演奏データを作
成する範囲を指定可能なコードシーケンサの演奏パター
ン選択画面に表示されるパターンデータを、入力された
項目情報に該当し且つ演奏データ作成範囲の音楽的条件
に対応する選別情報に基づいて選別する。つまり、選別
フィルターの選択肢として「自動」を用意しておき、そ
こで「自動」を選んだ場合には、演奏データ作成範囲の
音楽的条件に一致する選別情報のみをON状態にする。
例えば、拍子選別フィルター(WM)において「自動」
とした場合は、演奏データ作成範囲の拍子が“4/4”
であれば、“4/4”のパターンデータのみを表示す
る。また、複数の拍子が混在している場合には、それら
のすべての拍子を対象とするか、或いは、一番多い拍子
を対象とする(図11)。
【0023】この発明の第3の特徴によると、複数のパ
ターンデータは、3連符系パターンであるかどうかを示
す3連符情報(「3連フラグ」)を有し、パターンデー
タ記憶手段からパターンデータを読み出すと、読み出さ
れたパターンデータの3連符情報の内容が判別され、こ
の判別結果に基づいて、パターンデータが3連符系パタ
ーンであるかどうかがコードシーケンサの演奏パターン
選択画面(図6)に表示される。このように、3連符系
かどうかを示すデータを演奏パターンに持たせることに
より、3連符パタ−ンの判断を明確に行うことができ
る。
【0024】この発明の第4の特徴によると、複数のパ
ターンデータから所望のパターンデータを順次選択し時
系列的に配列してパターンシーケンスを作成すると、作
成されたパターンシーケンスに配列されているパターン
データに基づいて、図式化されたパターン列情報が生成
され、生成されたパターン列情報に対応して簡易図式化
されたパターン〔シーケンス〕列をトラックビュー画面
〔図13(B)〕に表示する。つまり、コードシーケン
サの時間経過によるパターンの切替わりを順次表示可能
なトラックビュー画面のパターン列表示部には、割り当
てたパターンを簡易図式化したものが表示される。例え
ば、複数のパターンが並べられて伴奏データが形成され
ている場合、名前のみの表示では、どのようなデータだ
ったかがわかりづらいが、このように、パターンのノー
トの動きなどを中心にして簡易化した絵図をトラックビ
ューの伴奏編集トラック(パターン列表示部)に表示す
ると、データの内容が解りやすくなる。
【0025】この発明では、トラックビューに簡易図式
化したパターン列を表示する場合、さらに、パターン作
成時に選択されたパターンデータに基づく音高データを
もつパターン列情報を生成し、生成されたパターン列情
報の音高データに対応する位置にパターン列を表示し、
同一パターン列の縦方向の縮尺率を固定化するように構
成される。つまり、パターン内部の音符に相当する表示
マークは、コードによって音高が決定された後のもので
はなく、パターンデータが持つ音高或いはそれに準じた
情報のままとし、縦方向の画面幅が1パターン割当て範
囲において一定の縮尺率を保つようにしているので、同
じパターンは同じ表示の連続として見ることができる。
【0026】また、トラックビューの伴奏編集トラック
にパターンの絵柄を表示する場合、コードによって音高
が変化した後のものは音域が広くなるので、同じ縦幅の
ビュー部分に表示しようとすると、1つのノートを表示
可能な縦幅が小さくなり、また、パターンによっては同
じものの繰り返しかどうかが見づらい場合があるが、上
述のように、コード展開前のプレーンなパターンの連続
表示にしておくことにより、後々、楽に確認することが
できる。
【0027】この発明の第5の特徴によると、パターン
データに難易度値を持たせる。つまり、パターンデータ
の一部として「演奏した場合の難易度」を記録してお
き、コードシーケンサの演奏パターン選択画面(図6)
に難易度を表示することにより、演奏データ作成の利便
性を上げることができる。
【0028】この発明の第6の特徴によると、パターン
データに音楽的多様性の組合せ種類を持たせる。つま
り、1パターン内部に保有可能なバリエーションパター
ンの組合せ種類を予め決めて、パターンデータの一部に
組合せ種類の状態を記憶することができるようにしてお
き、コードシーケンサの演奏パターン選択画面におい
て、ユーザが組合せ種類を確認することができるように
する。例えば、 “タイプ1”= イントロ、メインA、フィルインA
A、エンデイング “タイプ2”=イントロ、メインA、メインB、フィル
インAA、フィルインAB、フィルインBA、フィルイ
ンBB、エンディング “タイプ3”=イントロ、メインA、メインB、メイン
C、…、エンディング というように、バリエーションパターンの組合せを一括
りにした組合せ種類タイプを決定しておき、このタイプ
を演奏パターン選択画面に規模情報で表示することによ
り、パターンが保有しているバリエーションの規模を簡
単に見分けることができるようにする。
【0029】組合せ種類を持たせるに当っては、組合せ
種類に名前をつけて表示するのが効果的である。つま
り、予め、組合せ種類に名称をつけて(決めて)パター
ンデータの一部に組合せ種類の名称情報を記憶してお
き、コードシーケンサの演奏パターン選択画面におい
て、この名称を表示し組合せ種類を確認することができ
るようにする。この場合、例えば、“タイプ1”を「S
mall」、“タイプ2”を「Medium」、“タイ
プ3”を「Large」」というように、伴奏の変化量
などを具体的に命名及び表示する(図6)ことにより、
なお一層のわかりやすさを実現することができる。
【0030】演奏のためのデータを作成する場合、難易
度と並んで、伴奏の変化量も弾く側の負担感に影響する
ので、上述のように、伴奏の変化量などに対応する名前
を付けておくのも、好ましい一方法となる。例えば、
「メロディパート」や「メロディパート+その他パー
ト」を分析して自動的に「メイン」や「フィルイン」の
セクションの位置を検出し、対応するパターンを割り当
てる装置を利用した場合、上述の“タイプ1”で作成し
た演奏データと“タイプ2”で作成したデータでは、変
化の幅という意味においては、“タイプ2”の方がユー
ザの負担感が大きいが、逆に、弾けるようになると、変
化が大きいほど楽しいものになる。この発明によると、
ユーザは、このような事情を予め知っておくことができ
る。
【0031】この発明の第7の特徴によると、両手伴奏
及び左手伴奏の何れであるかを示す伴奏情報を保持する
ことができる複数のパターンデータを用意しておき、パ
ターンデータ選別情報として両手演奏又は左手演奏を入
力すると、入力された選別情報が両手伴奏又は左手伴奏
の何れであるかが判別され、複数のパターンデータか
ら、判別された両手伴奏又は左手伴奏に該当するパター
ンデータが選別され、選別されたパターンデータはリス
ト表示される。そして、リスト表示されたパターンデー
タから所望のパターンデータを順次選択し、選択された
パターンデータから演奏データの生成処理を行う。
【0032】つまり、ピアノ伴奏におけるパターンデー
タの一部に、演奏スタイルとして少なくとも「両手」及
び「左手」の何れであるかを示す情報を持たせ、パター
ン選択画面において、少なくとも演奏スタイルを「両手
伴奏」及び「左手伴奏」の何れかから選択する機能を与
える。そして、両手伴奏が選択された場合には演奏スタ
イルが「両手」となっているパターンを表示し選択さ
せ、左手伴奏が選択された場合には「左手」となってい
るパターンを表示し選択させた上、ピアノ伴奏データ生
成処理を行い(図14)、ピアノ伴奏の「両手伴奏」及
び「左手伴奏」情報を生成する。
【0033】この発明の第8の特徴によると、両手伴奏
及び左手伴奏の何れであるかを示す伴奏情報を保持する
ことができる複数のパターンデータを用意しておき、記
憶されたパターンデータから所望のパターンデータを選
択したときに、選択されたパターンデータから演奏デー
タを生成するようなピアノ伴奏データ生成処理に際し、
予めメロディデータが指定されている場合には、「左手
伴奏」での右手データの処理が考慮される。
【0034】つまり、選択されたパターンデータが両手
伴奏に該当するときは、当該パターンデータ(PB)か
らコードシーケンス機能を利用して伴奏データ(DB
a)を生成し、パターンデータに指示されている条件に
応じて左手演奏データ(DRa=Dr)及び右手演奏デ
ータ(DLa=DL)に分離するが、選択されたパター
ンデータが左手伴奏に該当するときは、当該パターンデ
ータ(PL)からコードシーケンス機能を利用して生成
される左手伴奏データ(DLa)を左手演奏データ(D
L)とすると共に、予め指定されたメロディデータから
右手演奏データ(DRm=DR)を生成する。
【0035】また、この発明の第7及び第8の特徴をも
つ演奏パターン処理装置においては、上述のようにして
生成された両手データ(DR,DL)は、楽譜形式の画
面に表示するか、或いは、楽譜形式で印刷することがで
きる。
【0036】この発明の第9の特徴によると、パターン
データは、演奏上のアドバイスを表わすアドバイス情報
(図4)を保有することができ、パターンデータ記憶手
段に記憶された複数のパターンデータから所望のパター
ンデータを順次選択すると、選択されたパターンデータ
に基づいて順次演奏データが生成されると共に、選択さ
れたパターンデータに含まれるアドバイス情報の内容が
解読される。そして、生成された演奏データ及び解読さ
れたアドバイス情報の内容は、ディスプレイに表示され
たり、或いは、プリンタから印刷出力される(図1
7)。
【0037】つまり、パターンデータの一部として、パ
ターンを演奏する上のでアドバイス情報又はパターンの
部分的な演奏アドバイス情報を、テキスト(文字列)形
式又はアドバイス内容を指定する番号等の形式で持って
おき、コードシーケンサの編集画面において、パターン
が割り当てられて演奏データの生成が実行された場合、
画面又は印刷物における所定の位置に、パターンが保有
するアドバイス情報を表示する。例えば、パターンデー
タに対して、「ゆったり弾きましょう」とか、「リズミ
カルに弾きましょう」とか、「この音を強調して弾きま
しょう」という具合のテキスト(文字列)又はアドバイ
ス番号などを入れておき、当該パターンが使われたと
き、画面に表示したり、印刷物として出力(=印刷)す
ることができる。
【0038】この発明では、また、アドバイス情報に
は、パターンの全体又は一部に対するアドバイスである
ことを表わすアドバイス対象情報が含まれており、表示
又は印刷の際は、アドバイス対象情報に応じた位置にア
ドバイス情報の内容を出力する。このように、アドバイ
ス情報がパターン全体に対するものであるか、或いは、
パターンの一部分に対するものであるかを表わすアドバ
イス対象情報を利用することにより、アドバイス対象情
報に対応する最適位置にアドバイスを表示することがで
きる。
【0039】例えば、パターン全体のアドバイス情報と
して書き込まれているアドバイス情報については、パタ
ーン開始位置のみか、或いは、パターン開始位置に加え
て楽譜の折返し先頭位置に表示し、それ以外の同パター
ン部分に対する表示を取り止めるようにすることができ
る。すなわち、コード区間ごとや小節区間ごとにアドバ
イスが表示されるのはうっとうしいので、同一パターン
の先頭位置にのみアドバイスを表示するが、小節が折り
換わったところには、アドバイスを表示した方が好まし
いのである。
【0040】この発明の他の特徴によると、演奏パター
ンデータ記録媒体に複数のパターンデータを記憶してお
き、これらのパターンデータは複数のバリエーションパ
ターンを保有することができるようにすると共に、各パ
ターンデータには、少なくとも、当該パターンデータが
保有するバリエーションパターンの規模を表わす規模情
報、3連符系パターンであるかどうかを示す3連符情
報、当該パターンを演奏した場合の難易度を表わす難易
度情報、或いは、両手伴奏及び左手伴奏の何れであるか
を示す伴奏情報を保有させる。従って、パターンデータ
リストに表示される複数のパターンデータから順次選択
されたパターンデータからパターンシーケンスデータを
作成する演奏パターン処理において、有効に利用するこ
とができるパターンデータを提供することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単
なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変更が可能である。
【0042】〔ハードウエア構成〕図1には、この発明
の一実施例による演奏パターン処理システムのハードウ
エア構成のブロック図が示されている。このシステムの
例では、パーソナルコンピュータ(PC)上で演奏パタ
ーン処理を含む各種処理を行わせる構成がとられてお
り、システムをコードシーケンサとして機能させること
ができる。システムは、中央処理装置(CPU)1、読
出専用メモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ
(RAM)3、外部記憶装置4、検出回路5、表示回路
6などの外に、音源回路7及び効果回路8やなどを備
え、これらの装置1〜8は、バス9を介して互いに接続
されている。
【0043】システム全体を制御するCPU1は、所定
のソフトウエア・プログラムに従いタイマ10によるク
ロックを利用して種々の制御を行うと共に、システムを
コードシーケンサとして機能させることができ、特に、
後述する演奏パターン処理などを中心的に遂行する。R
OM2には、このシステムを制御するための所定の制御
プログラムが記憶されており、これらの制御プログラム
には、基本的な情報処理と共に、この発明による演奏パ
ターン処理を含む各種コードシーケンサ処理プログラム
や各種テーブル、各種データを含ませることができる。
RAM3は、各種処理に際して必要なデータやパラメー
タを記憶し、特に、コードシーケンサの一時記憶部とし
て機能することができる。
【0044】外部記憶装置4は、ハードディスクドライ
ブ(HDD)の外に、コンパクトディスク・リード・オ
ンリィ・メモリ(CD−ROM)、フロッピィディスク
(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的
ディスク(DVD)、半導体メモリ等の可搬型記憶媒体
を用いた装置から成り、各種制御プログラムや各種デー
タを記憶することができる。従って、演奏パターン処理
などに必要なプログラムや各種データは、ROM2を利
用するだけでなく、外部記憶装置4からRAM4内に読
み込むことができ、必要に応じて、処理結果を外部記憶
装置4に記録しておくこともできる。
【0045】検出回路5には操作子装置11が接続さ
れ、操作子装置11は、各種の情報をシステムに入力す
るためにユーザが用いるキーボードやポインチングデバ
イス(マウス等)などの操作子を備える。これらの操作
子は、操作モードに応じて所定の機能が割り当てられ、
電子楽器における鍵盤のように演奏操作を行うための演
奏操作子や、演奏パターン処理などの演奏情報処理のた
めに各種設定を行うためのパネル操作子として用いられ
る。表示回路6は、パターン選択画面等を表示するディ
スプレイ12や各種インジケータを備えており、ディス
プレイ12上には、ポインチングデバイス等の操作子で
操作可能なカーソルやボタン類が表示される。
【0046】音源回路7にはDSP等で構成される効果
回路8が接続され、効果回路8にはスピーカを含むサウ
ンドシステム13が接続され、これらの装置7,8,1
3により楽音発生手段が形成される。この楽音発生手段
により、RAM3や外部記憶装置4などに記憶される各
種演奏データを読み出して、対応する楽音を発音再生す
ることができる。
【0047】バス9には、また、通信インターフェイス
(I/F)14に接続されており、通信I/F9には、
ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネッ
ト、電話回線等の通信ネットワーク15を介してサーバ
コンピュータ16等に交信可能に接続される。従って、
サーバコンピュータ16等から制御プログラムや演奏デ
ータなどの各種データを外部記憶装置4にストアするこ
ともできる。
【0048】バス9には、さらに、MIDIインターフ
ェース(I/F)17を介して、電子楽器、音源、鍵盤
などの他の演奏情報処理装置18が接続され、このシス
テムとの間で演奏データを授受することができる。な
お、図1は、パーソナルコンピュータ(PC)を用いる
システムについて説明したが、専用の演奏操作子やパネ
ル操作子を備えた電子楽器を用いたり、或いは、他の同
等の処理機能を有する装置を用いて演奏パターン処理シ
ステムを構成してもよい。
【0049】〔パターンデータ及び演奏パターン〕この
発明の一実施例による演奏パターン処理システムにおい
ては、パターンデータを用いて演奏パターンの概要を表
示し所望の演奏パターンを容易に選択することができる
ように工夫されている。図2は、この発明の一実施例に
よる演奏パターン処理システムにおいて利用されるパタ
ーンデータの構成例を示す。
【0050】このシステムのROM2或いは外部記憶装
置4には、多数のパターンデータが予め用意されてお
り、図2に、(A)「両手伴奏1」、(B)「左手伴奏
1」、(C)「両手伴奏2」、(D)「両手伴奏3」、
…と示されるように、これらのパターンデータにはパタ
ーン名が付けられている。これらのパターンデータに
は、単に「パターン1」、「パターン2」等と名付けら
れたパターンデータもあるが、例えば、「両手伴奏」、
「左手伴奏」、「アルペジオ」などと名付けられたグル
ープがある。
【0051】このようなグループに属するパターンデー
タは、グループ名やグループフラグのような識別データ
により、属するグループを区別することができる。例え
ば、ピアノの伴奏パターンについては、「両手伴奏」或
いは「左手伴奏」というパターン名に示されるように、
少なくとも「両手」及び「左手」の何れであるかを示す
情報を持っている。
【0052】パターンデータは、また、複数バリエーシ
ョンの演奏パターン(「バリエーションパターン」)で
構成することができ、これらのバリエーションパターン
は、「両手伴奏」や「左手伴奏」などのグループに属す
る伴奏パターンデータの場合には、図示のように、イン
トロ、メイン、フィルイン(図では「フィル」)及びエ
ンディングのセクション毎に、単数又は複数設定され
る。また、パターンデータには、「アルペジオ」グルー
プに属するアルペジオパターンデータ(図示せず)もあ
り、伴奏パターンデータと同様に、各パターンデータ
は、「アルペジオ1」、「アルペジオ2」、…というよ
うなパターン名が付けられ、複数のバリエーションパタ
ーンで構成することができる。
【0053】各パターンデータの複数バリエーションパ
ターンのうちのどれが、当該パターンデータにおける基
本の演奏パターン(「代表パターン」又は「基本パター
ン」と呼ぶ。)であるかを、代表(基本)パターンフラ
グなどを立てて、予め設定しておくことができる。この
ようにして設定された代表(基本)パターンは、図2で
は斜線を施して示され、ディスプレイ12のパターン選
択画面に表示されたパターンリスト(LP)から当該パ
ターンデータが表示され選択されたとき、当該パターン
データを代表する演奏パターンとして、「パターンチャ
ート」と呼ばれる簡易図式を画面に表示するのに用いら
れる。
【0054】図3は、このような簡易図式の表示方法の
例を示している。図3(A)の例では、演奏パターンの
データからノートイベントのタイミング情報及び音高情
報を取り出し、簡易図式生成手段でこれらの情報に基づ
いて簡易図式データを生成し、生成された簡易図式をデ
ィスプレイ12の画面に表示する。図3(B)の方法で
は、予め、演奏パターンのタイミング及び音高に従って
配置したノートイベント列の絵柄を表わす図式データを
作成して、当該演奏パターンのデータに添付しておき、
当該パターンが選択されると、この図式データに基づく
簡易図式をディスプレイ12の画面に表示する。
【0055】各パターンデータ(両手伴奏1、左手伴奏
1、両手伴奏2、両手伴奏3、…)には、拍子を表わす
情報(図示せず)が付加されており、また、3連(符)
系かどうかを表わす情報(図示せず)も、例えば、「3
連フラグ」と呼ばれるフラグなどで付加される。この3
連符情報は、パターンデータ作成時に、3連符系となる
パターンデータには3連フラグを“ON”状態にしてお
き、そうでないパターンは“OFF”状態にしておけば
よい。
【0056】各パターンデータには、上述したデータの
外に、図2に「難易度」及び「規模」で表わされるよう
に、当該パターンの難易度やバリエーションの規模など
を表わす情報が記録されており、さらに、演奏アドバイ
スデータなどを埋め込むことができる。
【0057】「難易度」は、パターンデータの一部とし
て“演奏した場合の難易度”を記録しておくもので、コ
ードシーケンサの演奏パターン選択画面に、この難易度
を表示し、演奏データ作成の利便性をあげるようにした
ものである。図示の例では、「難易度」について、一番
簡単なものを“0”(画面には“E”で表示する)とし
最も難しいものを“4”(“A”で表示)として、
“0”〜“4”(“E”,“D”,…,“A”)の5段
階に分けている。
【0058】「規模」というのは、バリエーションの規
模を示すデータである。図示の例では、伴奏パターンの
場合について、メインセクションが1つのものを規模
“0”(画面には“Small”で表示する)、メイン
セクションが2つのものを規模“1”(“Mediu
m”で表示)、メインセクションが3つのものを規模
“2”(“Large”で表示)としている。アルペジ
オパターンの場合も、バリエーションパターン数に応じ
て同様に規模分けされる。この「規模」データにより、
当該演奏パターンの規模に合った数のパターンの実体が
管理される。
【0059】各パターンデータに付加される「演奏アド
バイス」情報は、当該パターンデータに含まれる演奏パ
ターンについて、アドバイスの指示情報を書き込んだも
のである。図4は、このようにパターンデータに埋め込
まれるアドバイス情報の例を示す。図4(A)では、パ
ターン名「パターン1」のパターンデータ中のイントロ
セクションの演奏パターンについて「全体的にリズミカ
ルに弾き、5番目のノート5にアクセントをつける」よ
うに指示したアドバイス情報が付加されている。また、
図4(B)では、パターン名「パターン1」のパターン
データ中のイントロセクションの演奏パターンについて
「全体的になめらかに弾く」ように指示したアドバイス
情報が付加されている。
【0060】アドバイス情報には、上述した「全体的
に」や「5番目のノート」のように、アドバイスの対象
とする演奏箇所を表わすアドバイス対象情報が付加され
ている。従って、コードシーケンス機能により演奏デー
タを生成する場合、演奏データに使われた演奏パターン
に書き込まれているアドバイス情報は、演奏データの表
示画面上に表示されたり紙(楽譜)上に印刷される際
に、アドバイス対象情報に応じた最適位置に配置される
ので、ユーザに対して適切にアドバイスをすることがで
きる。
【0061】図5は、この発明の一実施例による演奏パ
ターン処理システムにおいて利用可能な演奏パターンの
データフォーマットの例を示す。パターンデータを構成
する各演奏パターンは、図5(A)の例では、「タイミ
ング」データ及び音高を表わす「ノートイべント」が繰
り返し記録される。ここで、「ノートイベント」の音高
は、所定のコード(例えば、“Cmaj”等)に基づい
て作成されたものである。例えば、所定のコード“Cm
aj”を意図した音高がノートナンバ(例えば、“C
3”−“E3”−“G3”−“E3”など)で表わされ
る。従って、このデータフォーマットでは、タイミング
データに従って、ノートイベントの音高が、コードシー
ケンサで指定されたコードに合うように修正して出力さ
れる。
【0062】図5(B)の例では、演奏パターンは、
「タイミング」データ及び番号で表わされた「ノートイ
べント」が繰り返し記録されたものであり、「ノートイ
ベント」の番号は、コードーケンサで指定されたコード
で決まるコード構成音のうちの何れかを指定するもので
ある。例えば、番号“1”=最低音、番号“2”=2番
目に低い音(“Cmaj”における上述の例では、
“1”−“2”−“3”−“2”)などのように指定さ
れる。従って、このデータフォーマットでは、タイミン
グデータに従って、ノートイベントの番号により指定さ
れる音が出力される。
【0063】図5(C)の例では、演奏パターンは、
「タイミング」データ及び音程で表わされた「ノートイ
べント」が繰り返し記録されたものであり、「ノートイ
ベント」の音程は、コードシーケンサで指定されたコー
ド構成音(或いは当該コードで決まるアベイラブルノー
トスケール音)のうちの根音に対する音程の音を示すも
のである。例えば、“1度”、“3度”、“5度”
(“Cmaj”における上述の例では、“1度”−“3
度”−“5度”−“3度”)などのように、根音に対す
る音程で示される。従って、このデータフォーマットで
は、タイミングデータに基づいて、ノートイベントの音
程により示される音が出力される。
【0064】〔演奏パターン選択画面〕図6は、この発
明の一実施例による演奏パターン処理システムにおいて
ディスプレイ上に表示されるパターン選択画面の例を示
す。このシステムにおいては、コードシーケンサの演奏
パターン選択モードで、図5に示すような表示形式のパ
ターン選択画面がディスプレイ12に表示される。この
発明の一実施例による演奏パターン処理システムでは、
複数のパターンデータがディスプレイ12上にリストL
Pで表示され、所望のパターンデータ(各行:両手伴奏
1,2,3、左手伴奏1,2、アルペジオ1、…)をカ
ーソルCRで指示すると、当該パターンデータに対応す
る図式化されたパターンがチャート表示部CPに表示さ
れる。各パターンデータは、複数のバリエーションパタ
ーン(イントロ、メインA、メインB、フィルインA
A、…)を保有することができ、表示部CPにはバリエ
ーションパターン内から指定された1代表(基本)パタ
ーンの絵柄が表示される。画面右側の各種選択ボタンB
G〜BSの操作により、操作項目に該当するパターンデ
ータを選別して表示することができる。
【0065】つまり、図6の画面には、パターンデータ
の概要情報(パターン情報)を展開するパターンリスト
LPや、カーソルCRで指示されたパターンに対応する
代表(基本)パターンの簡易図式を展開するパターンチ
ャートCPの外に、パターングループを選択するための
「伴奏スタイル選択」ボタンBG、所定拍子のパターン
を選択するための「拍子選択」ボタンBM、カーソルC
Rで選択したパターンから更にバリエーションパターン
を確認するための「バリエーション」ボタンBVなどの
各種ボタンが表示される。
【0066】パターンリストLPの右端にあるカーソル
ボタンを操作してカーソルCRを移動することにより、
パターンリストLP中から所望のパターンを選択するこ
とができる。カーソルCRにより選択されたパターン情
報はハイライト表示され、選択中のパターンに対応する
簡易図式がパターンチャートCP内に表示される。ま
た、「伴奏スタイル選択」ボタンBSを操作すると伴奏
スタイル選択ウインドウ(WS)が開かれ、「拍子選
択」ボタンBMを操作すると拍子選択ウインドウ(W
M)が開かれる。
【0067】〔演奏パターン処理〕図7及び図8は、こ
の発明の一実施例による演奏パターン処理を表わすフロ
ーチャートである。操作子装置11の操作子を操作して
演奏パターン処理がスタートすると、システムは演奏パ
ターン選択モードとなり、最初のステップS1におい
て、図6に示すように、予め定められたパターンリスト
LPがディスプレイ12のパターン選択画面上に表示さ
れる。つまり、パターンリストLP内に最初に表示され
るパターン情報は任意に設定することができ、図6の例
では、全ての伴奏スタイルと全ての拍子をもつパターン
の情報がパターンリストLP内に表示されるように設定
されている。
【0068】パターンリストLP内に表示されるパター
ン情報の項目は、例えば、「パターン名」、「拍子」、
「3連(系)」、「難易度」及び「規模」であり、パタ
ーンデータ(図2)の内容に則して表示される。例え
ば、「3連(系)」の項目欄には、“ON”にセットさ
れたパターンデータの3連フラグに応じて、3連符系パ
ターンであることを示すデータが表示され、このデータ
は、図6の例では、3連符系マーク“*”で示される。
また、これらの項目は、パターンを選別するための選別
情報でもあり、これによって「パターン選別フィルタ」
の機能が得られ、選択可能な対象としてパターン選択画
面のパターンリストLP内に表示されるパターンを効果
的に制限することができる。
【0069】次のステップS2においては、カーソルC
Rで指示されているパターンデータのうちの所定の演奏
パターンがデフォルト選択され、選択された演奏パター
ンに対応する簡易図式がパターンチャート表示領域CP
内に表示される。デフォルト的に選択される所定の演奏
パターンは、前述したように、予め代表(基本)パター
ンとして選定しておくことができる。図6のパターン選
択画面においては、カーソルCRにより指示されるパタ
ーン名「アルペジオ1」のパターンデータに設定された
代表(基本)パターンに基づく簡易図式が、パターンチ
ャート表示領域CP内に表示されている。
【0070】次いで、ステップS3では、「拍子選択」
ボタンBMの操作により拍子の選択があったか否かが判
定され、「拍子選択」があるときは、図9に示されるよ
うな拍子選択ウインドウ(ダイヤログボックス)WMが
開かれる。図9に示されるように、この拍子選択ウイン
ドウWMには複数の拍子選択肢が表示され、左端の拍子
選択チェックボタンCMをクリック指示することによ
り、このうち任意のものを選択することができる。
【0071】続いて、ステップS4では、さらに、拍子
選択チェックボタンCM(図9)の「自動選択」が選択
されて自動的に拍子を選択するように設定されたか否か
が判定される。ここで、「自動」拍子選択を行うときに
は、ステップS5(自動選別フィルタ)において、コー
ドシーケンサを参照して拍子を自動的に決定した上、ス
テップS7に進む。
【0072】このように拍子選択を「自動」に設定した
場合は、パターン選択画面の処理プログラムにより、演
奏データ生成区間の拍子を調べ拍子分布に応じて拍子を
自動的に決定する。このようなパターン自動選別方法に
は、例えば、次のような方法がある: (1)演奏データ生成区間に存在する全拍子の演奏パタ
ーン情報をパターンリストLPに表示する。 (2)演奏データ生成区間に存在する拍子の中で一番長
く(多く)存在する拍子を演奏パターン情報をパターン
リストLPに表示する。
【0073】例えば、拍子が図10のように並んでいる
曲において、図示の「演奏データ生成区間」の8小節を
演奏パターン選択の対象している場合、8小節のうちの
7小節が“4/4”であり、残りの1小節が“3/4”
である。このような場合に(1)の選別方法を採用する
と、この区間に存在する全ての拍子、つまり、“4/
4”及び“3/4”の演奏パターンが自動的に選択され
る。また、(2)の方法では、一番長く(多く)存在す
る拍子である“4/4”が選択される。従って、例え
ば、(2)の方法を自動選択方法として採用すれば、
「両手伴奏」のグループを既に選択している場合には、
図11に示されるようなパターンリストPLが表示され
る。
【0074】一方、拍子選択を「自動」以外に設定した
ときは、ステップS4からステップS6に進み、拍子選
択チェックボタンCMにより指示された拍子を決定した
上、ステップS7に進む。そして、ステップS7におい
て、ステップS5,S6で決定された拍子の演奏パター
ン情報のみをパターンリストLPとしてリスト表示す
る。例えば、伴奏スタイルについて「全てを表示する」
を既に選択しており、図9の拍子選択ウインドウWMに
おいても「全てを表示する」を選択した場合は、図6の
パターン選択画面のようなパターンリストLPが表示さ
れる。また、伴奏スタイルで「両手伴奏」を選択し、拍
子選択ウインドウWMで「拍子=4/4を表示する」を
選択した場合には、パターンリストLPの表示が図11
のようになる。
【0075】このように、ステップS3〜S7では、拍
子に関するパターン選別フィルタ機能により、各項目の
選別情報によってパターン選択の対象として表示される
パターンを制限することができる。さて、ステップS7
において拍子選択されたパターンをリスト表示する処理
をした後、或いは、ステップS3で拍子選択なしと判断
されたときは、ステップS8に進む。
【0076】ステップS8においては、拍子を除く各種
項目に関して、演奏データを選択するための各種操作に
応じて、パターンリストLP内に表示されるパターンデ
ータを選別する「その他フィルタ機能処理」が実行され
る。拍子については、既に説明したように(ステップS
3〜S7)、拍子選択ボタンBM及び拍子選択ウインド
ウWM(図9)を操作して或る拍子を選択することによ
り、選択された拍子で作成されているパターンのみを表
示することができる。パターン選択画面のパターンリス
トLP内には、例えば、図6に示されるように、「拍
子」の外に、「パターン名」、「3連(系)」、「難易
度」及び「規模」などの項目が表示され、これらの項目
を指定することにより、拍子の場合と同様に、パターン
リストLP内に表示されるパターンデータを選別するこ
とができる。
【0077】「パターン名」には、当該パターンが属す
るパターングループの名称(例えば、「左手伴奏」、
「両手伴奏」、「アルペジオ」等)が含まれ、パターン
選択画面の「伴奏スタイル選択」ボタンBGを操作する
ことにより、所望のパターングループを選択することが
できる。すなわち、図6の表示状態のパターン選択画面
において、伴奏スタイル選択ボタンBGを操作すると、
図12のような伴奏スタイル選択ウインドウ(ダイヤロ
グボックス)WGが開かれ、複数のパターングループ選
択肢が表示される。ここで、左端の伴奏スタイル選択チ
ェックボタンCGをクリック指示することにより、これ
らの選択肢の中からボタンCGの指示に対応するパター
ングループを選択することができる。
【0078】そして、「OK」ボタンBKを操作する
と、選択されたパターングループに属するパターン群の
情報がパターン選択画面のパターンリストLP内に表示
される。例えば、図9の拍子選択ウインドウWMにおい
て「全てを表示する」を既に選択しており、図12の伴
奏スタイル選択ウインドウWGにおいても「全てを表示
する」を選択したときは、図6のパターン選択画面にお
けるパターンリストLPのように表示されるが、拍子選
択ウインドウWMにおいて「拍子=4/4を表示する」
を選択しており、伴奏スタイル選択ウインドウWGで
「両手伴奏」を選択したときは、図11のような表示に
なる。なお、「キャンセル」ボタンBCを操作すると、
元のパターン選択画面に戻る。
【0079】パターン選択画面においては、特に、ピア
ノの演奏スタイルを「両手伴奏」と「左手伴奏」の何れ
かから選択可能であり、「両手伴奏」が選択された場合
には、「両手伴奏」に属する演奏スタイルになっている
パターンがパターンリストLPに表示され、その中から
演奏パターンを選択することができる。また、「左手伴
奏」が選択された場合には、「左手」となっているパタ
ーンを表示し演奏パターンを選択することができる。
【0080】例えば、伴奏スタイル選択ウインドウWG
(図12)において「両手伴奏」が選ばれた場合には、
図6のパターン選択画面のパターンリストLPには、
「両手伴奏1」、「両手伴奏2」、「両手伴奏3」、…
のパターンが表示される。また、「左手伴奏」が選ばれ
た場合には、「左手伴奏1」、「左手伴奏2」、…のパ
ターンが表示される。
【0081】同様にして、さらに、「3連(系)」につ
いては、「3連系抽出」ボタンBTの操作により3連符
(系)のパターンを表示することができる。この場合、
ボタンBTを操作する毎に3連符(系)のパターン情報
の抽出表示と元のパターン表示が繰り返される。
【0082】また、「難易度」及び「規模(組合せ種
類)」については、難易度選択ボタンBD又は「組合せ
規模選択」ボタンBSを操作すると、図9の伴奏スタイ
ル選択ウインドウWGと同様形式の難易度選択ウインド
ウ又は組合せ規模選択ウインドウが開かれるので、これ
らのウインドウから所望の難易度又は規模を選択するこ
とにより、この選択に対応するパターンの情報がパター
ン選択画面のパターンリストLP内に表示される。
【0083】なお、必要に応じて、さらに、これ以外の
他の項目情報を各パターンデータ内に設け、このような
パターン選別フィルタ機能の考えを利用することができ
る。
【0084】パターン選択画面では、さらに、パターン
リストLP内に表示されている各行のパターン情報に対
してカーソルボタンを操作してカーソルCRを上下する
ことにより、所望のパターンデータを選択することがで
き、選択されたパターン行は、図6や図11に斜め破線
塗りで示されるように、ハイライト表示される。選択さ
れたパターンデータに複数の演奏パターン(バリエーシ
ョンパターン)が設定されている場合は、さらに、バリ
エーションボタンBVを操作しバリエーションパターン
表示ウインドウ(図示せず)を呼び出し、演奏パターン
選択ボタン(図示せず)を操作して各バリエーションパ
ターンを表示させ、これらの中から所望の演奏パターン
を選択することができる。
【0085】さて、次のステップS9においては、上述
したような演奏パターン選択のための各種操作(拍子選
別操作を除く)があったか否かが判定され、このような
操作があったときは(YES)、ステップS10(図
8)に進んで、選択された演奏パターンに対応の簡易図
式を表示する処理を行う。ステップS10においては、
演奏パターンの簡易図式は、カーソルCRで選択・指示
したパターンデータに複数の演奏データ(バリエーショ
ンデータ)が含まれる場合は、既に図3で説明した代表
(基本)パターンの方法を用い、カーソルCRで選択・
指示したパターンデータが1演奏データしか持たない場
合や、バリエーションパターン表示ウインドウで所望の
演奏パターンを選択・指示した場合は、当該演奏パター
ンの内容に応じた図式を、図6のパターンチャート表示
領域CP内に示される絵柄のように表示する。
【0086】ステップS10の簡易図式を表示する処理
の後、或いは、ステップS9で否定(NO)の判定がな
されたときは、ステップS11において、選択された演
奏パターンについて確定する操作(図示せず)があった
か否かが判定される。ここで確定操作があって肯定(Y
ES)の判定がなされたときは、ステップS12にて、
選択された演奏パターンをコードシーケンサに記録す
る。続いて、ステップS13にて、パターンシーケンス
の簡易図式をディスプレイ12に表示する。
【0087】つまり、「トラックビュー画面」と呼ばれ
る画面には、時間経過に応じたコードシーケンサのパタ
ーンを順次切替え表示して行くことができるが、このス
テップS13では、トラックビュー画面上に設けたパタ
ーン列表示部(伴奏編集トラック)に、演奏パターンの
選択により割り当てたパターンを簡易図式化したものを
表示する。このように、この発明の一実施例によると、
パターンシーケンスを簡易図式化して表示する処理によ
り、パターンのノートの動きなどを中心にして簡易化し
た絵図をトラックビューの伴奏編集トラックに表示する
ようにしているので、例えば、複数のパターンが並べら
れて伴奏データが形成されている場合などに、各データ
の内容が解りやすくなる。
【0088】図13は、このようなパターンシーケンス
を簡易図式で表示する一例を示す。図13(B)には、
小節番号、メロディパターン列、コード及び伴奏パター
ン列表示部を備えるトラックビュー画面が示されてお
り、曲の進行(時間経過)に伴う情報・パターンを、順
次、各表示部に左右スクロールで表示して行くことがで
きる。なお、両パターン列表示部において音符(ノー
ト)パターンを示す各ノートマークは、横(左右)方向
の長さが音符長を表わし、縦(上下)方向の配置位置が
音高を表わす。
【0089】図13(A)は、選択された演奏パターン
の1小節分の伴奏データを図式化したパターンユニット
を例示したものである。図13(A)の伴奏パターンを
第14小節及び第15小節に割り当て、第16小節に別
の伴奏パターンユニットを割当てた場合、図13(B)
の伴奏パターン列表示部のように、パターンシーケンス
の簡易図式が表示される。つまり、図13(B)に例示
されるパターンシーケンスの簡易図式は、コード区間の
先頭位置を基準にしながら、図13(A)に示すような
1小節分のパターン表示を張り付けたものである。図1
3(B)の例では、異なるコード(G♯m,C♯)の第
14小節及び第15小節は、簡易図式が同じであり、パ
ターン図柄により同一伴奏パターンであることが簡単に
分かる。これに対して、第16小節は、第14及び第1
5小節とは異なるパターンの表示であることが容易に分
かる。
【0090】この発明の一実施例においては、さらに、
簡易図式化したパターン列をトラックビューに表示する
場合、パターン内部の音符(ノート)に相当するノート
マークは、コードによって音高が決定された後のもので
はなく、パターンデータ自体が持つ音高に相当する位
置、或いは、それに準じた情報のままとする。これによ
り、パターン列表示の縦方向画面幅は、1パターン割当
て範囲において一定の縮尺率を保つことができ、同一の
パターンを、同じ表示の連続として見ることができる。
【0091】すなわち、トラックビューのパターン列表
示部(伴奏編集トラック)にパターンの絵柄を表示する
際、コードによって音高を変化した後のものは、同じ伴
奏パターンでも音域が広くなるので、同じ縦幅のビュー
部分に表示しようとすると1つのノートが表示可能は縦
幅が小さくなったり、パターンによっては同じものの繰
返しかどうかが見づらいことがあるが、上述のように、
コード展開する前のプレーンな元パターンの連続表示に
しておき、パターン列の縦方向の縮尺率を固定すること
によって、後々、楽に確認することができる。
【0092】さて、ステップS13のパターンシーケン
スの簡易図式表示処理の後、或いは、ステップS11の
否定(NO)判定の後は、ステップS14に進む。ステ
ップS14では、コードシーケンサに記録された演奏パ
ターンについて、再生、楽譜表示或いは楽譜印刷を指示
する操作があったか否かが判定され、何れかの指示操作
があったときはステップS15の処理の後ステップS1
6に進み、そうでないときは直ちにステップS16に進
む。
【0093】ステップS15においては、コードシーケ
ンサに記録された演奏パターンを展開して所定の演奏デ
ータを生成し、指示の内容に応じて、再生、楽譜表示或
いは楽譜印刷を行う。ここで、この発明の一実施例にお
いては、予めメロディデータが指定されており、「両手
伴奏」或いは「左手伴奏」パターンが選ばれていた場合
には、図14に示すように、「両手伴奏」か「左手伴
奏」かに応じて、異なる処理が行われる。
【0094】例えば、「両手伴奏」パターンが選ばれて
演奏データの生成が実行されるときには、図14の右側
に示すように、コードシーケンス機能を利用して、コー
ド進行データ及びパターンシーケンスの両手専用演奏パ
ターン(両手伴奏パターン)PBから両手伴奏データD
Baを生成する。そして、生成された両手伴奏データD
Baは、パターンシーケンスデータに指示されている条
件で、左手伴奏データDLa及び右手伴奏データDRa
の左右に分離し、それぞれ、左手演奏データDL及び右
手演奏データDRとされる。
【0095】一方、「左手伴奏」のパターンが選ばれて
演奏データの生成が実行されるときには、図14の左側
に示すように、コードシーケンス機能を利用して、コー
ド進行データ及びパターンシーケンスの左手専用演奏パ
ターン(左手伴奏パターン)PLから左手伴奏データD
Laを生成して左手演奏(伴奏)データDLとする。ま
た、「左手伴奏」での右手データの処理については、予
め指定されているメロディデータDRmを右手演奏デー
タDRとして利用する。
【0096】そして、生成された両手の演奏データD
L,DRは、楽音発生手段8,9,13を介して再生さ
れ、ディスプレイ12上に楽譜形式の画面で表示され、
或いは、システムに備えられたプリンタ(図示せず)を
介して楽譜形式で印刷出力される。
【0097】図15及び図16は、上述した「両手伴
奏」時の演奏データ生成処理により生成される演奏デー
タを、1小節分(横軸)のパターンで簡易化して表わし
たものである。両図において、縦軸は、音高に準拠した
データとなっており、白抜きの四角形が各音符(ノー
ト)を示している。図15のパターンでは、ノート毎に
「左手」又は「右手」の指定がなされている。このた
め、例えば、べロシティ値が偶数のものは左手、奇数の
ものは右手となるように、予めべロシティ値を設定して
おく。一方、図16のパターンでは、所定の音高スプリ
ット位置により左右の区別ができるようになっている。
【0098】図14での演奏データ生成処理において、
両手専用演奏パターン(両手伴奏パターン)は、上述の
何れかのデータを持っており、両手伴奏データDBaを
生成した後、左手用のノートから生成された最終ノート
データは左手演奏(伴奏)データDLに挿入され、右手
用のノートから生成した最終ノートデータは右手演奏
(伴奏)データDRに挿入されることになる。
【0099】ステップS15において楽譜を表示又は印
刷する際は、図4を用いて説明したように演奏パターン
中にアドバイス情報が含まれていれば、アドバイスも表
示又は印刷する。つまり、この場合、図14の処理によ
りコードシーケンス機能を用いて演奏データを生成した
とき、使われた演奏パターンに書きこまれているアドバ
イス情報を、その対象情報に従って、ディスプレイ12
の演奏データ表示画面上に楽譜と共に、表示したり、或
いは、プリンタで紙の楽譜上に印刷を行う。
【0100】図17は、図4のアドバイス情報例に対応
して作成されディスプレイ又はプリンタで表示又は印刷
されるアドバイス付き楽譜の例を示す。この例では、図
4(A)のアドバイス「リズミカルに弾こう」は、「パ
ターン1」全体に対するアドバイスなので、アドバイス
対象情報「全体」に従って「パターン1」の始まり位置
に表示され、「アクセント」というアドバイス文字列
は、「アクセント」をつけて弾く対象を表わす「ノート
5」というアドバイス対象情報に従って、当該演奏デー
タの各「パターン1」の第5番目の音符を指示する位置
に付加される。また、図4(B)の「パターン2」全体
に対するアドバイス「なめらかに弾こう」は、「パター
ン2」への切替わり位置である3小節目、及び、折りか
えった先頭位置の5小節目に表示される。
【0101】ステップS16では、このパターン選択処
理を終了する旨の操作がなされたか否かを判定し、この
操作がなされなかったときはステップS17に進んで
「その他の処理」を行う。「その他の処理」には、コー
ド進行の入力、メロディの入力、演奏パターンの貼付け
位置の指定などがあり、「その他の処理」の後はステッ
プS3に戻り、終了操作がなされるまでステップS3〜
S17の処理を繰り返す。そして、終了操作がなされる
とこのパターン選択処理を終了する。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数のパターンデータが表示されたパターンリスト
からパターンデータを指示する手段と、指示されたパタ
ーンデータに対応する図式化パターンが表示される。従
って、選択候補として指示した演奏パターンを、音符の
動きなどを簡易図式化した絵柄で、選択候補として指示
した演奏パターンを容易に確認することができる。
【0103】この場合、各パターンデータは、複数のバ
リエーションパターンを保有することができ、これらの
バリエーションパターンの内から指定された予め決めら
れた1つの基本データに対応する図式化パターン(チャ
ート)で代表(基本)パターンとして表示するようにな
っている。従って、パターンリスト内の各行パターンデ
ータ一覧中の一情報としてパターンを簡易図式化したデ
ータ(チャート)を表示することにより、音符の動きな
どを図式化した絵でパターンを確認することができ、パ
ターン選択の負担を減らすことができる。また、この方
法は表示処理が簡単であり、基本データを適宜の基準で
選定しておくことにより、ニーズに応じた代表(基本)
パターンを得ることができる。
【0104】この発明によれば、演奏データ作成範囲の
音楽的条件に対応する選別情報に基づいて、複数のパタ
ーンデータから所望のパターンデータが選別され、選別
されたパターンデータが表示される。例えば、予め演奏
データを作成する範囲を指定可能なコードシーケンサの
演奏パターン選択画面において、選別フィルターの選択
肢として「自動」を用意しておき、「自動」を選んだ場
合には、演奏データ作成範囲の音楽的条件に一致する選
別情報に基づいて、この条件を満足するパターンデータ
を自動的に選択することができる。
【0105】この発明によれば、演奏パターンとして、
3連符系かどうかを示す3連符情報(3連フラグ)を持
つ複数のパターンデータを記憶しておき、各パターンデ
ータの3連符情報の内容を判別した結果に基づいて、3
連符系パターンかどうかをコードシーケンサの演奏パタ
ーン選択画面に表示するようにしているので、3連符パ
タ−ンの判断を明確に行うことができる。
【0106】この発明によれば、複数のパターンデータ
から所望のパターンデータを順次選択し時系列的に配列
してパターンシーケンスを作成し、作成されたパターン
シーケンスに配列されているパターンデータに基づいて
図式化されたパターン列情報を生成し、生成されたパタ
ーン列情報に対応するパターン列をトラックビューの伴
奏編集トラックに表示するようにしているので、割り当
てたパターンを簡易図式化した絵図からを、割り当てた
演奏データの内容が解りやすくなる。
【0107】この場合、選択されたパターンデータに基
づく音高データをもつパターン列情報を生成し、生成さ
れたパターン列情報の音高データに対応する位置にパタ
ーン列を表示するようにして、同一パターン列の縦方向
の縮尺率を固定化するようにしている。つまり、パター
ン内部の音符に相当するパターン列のマークが、コード
によって音高が決定された後のものではなく、パターン
データが持つ音高或いはそれに準じた情報のままとして
いるので、縦方向の画面幅を1パターンの割り当ての範
囲において一定の縮尺率を保つようにし、同じパターン
を同じ表示の連続として見ることができる。
【0108】この発明によれば、複数のパターンデータ
の夫々に、当該パターンで演奏した場合の難易度の値を
表わす難易度情報を持たせ、各パターンデータの難易度
情報の内容を判別し、判別した難易度をコードシーケン
サの演奏パターン選択画面に表示するようにしているの
で、演奏データ作成の利便性を上げることができる。
【0109】この発明によれば、複数のパターンデータ
は複数のバリエーションパターンを保有し、パターンデ
ータに音楽的多様性の組合せ種類を持たせると共に、各
パターンデータにはバリエーションパターンの規模を表
わす規模情報を持たせて、規模情報の内容に対応したパ
ターンデータの規模をコードシーケンサの演奏パターン
選択画面に表示するようにしているので、ユーザにより
組合せ種類の規模を確認することができる。
【0110】この場合、パターンデータの規模を文字列
の名称で表示して、組合せ種類の規模に分かりやすい名
前をつけることにより、組合せ種類を容易に確認するこ
とができて効果的である。つまり、演奏のためのデータ
を作成する場合、難易度と並んで、伴奏の変化量も弾く
側の負担感に影響するが、具体的な名前により負担の大
きさを予め知っておくことができる。
【0111】この発明によれば、両手伴奏及び左手伴奏
の何れであるかを示す伴奏情報を保持することができる
複数のパターンデータに対して選別情報を入力すると、
入力された選別情報が両手伴奏又は左手伴奏の何れであ
るかが判別され、複数のパターンデータから、判別され
た両手伴奏又は左手伴奏に該当するパターンデータを選
別される。選別されたパターンデータはリスト表示さ
れ、表示されたパターンデータから所望のパターンデー
タを選択すると、選択されたパターンデータから演奏デ
ータが生成される。従って、ピアノ伴奏におけるパター
ンデータの一部に、演奏スタイルとして「両手」及び
「左手」の何れであるかを示す情報を持たせ、パターン
選択画面において「両手伴奏」又は「左手伴奏」の演奏
スタイルを選択することができるようにしておくことに
よって、両手伴奏が選択された場合には演奏スタイルが
「両手」となっているパターンを表示し選択させ、左手
伴奏が選択された場合には「左手」となっているパター
ンを表示し選択させた上、ピアノ伴奏データ生成処理を
行うことができる。
【0112】この発明によれば、両手伴奏及び左手伴奏
の何れであるかを示す伴奏情報を保持することができる
複数のパターンデータから所望のパターンデータを選択
することに応じて、選択されたパターンデータに基づく
演奏データを生成するピアノ伴奏データ生成処理におい
て、両手伴奏に該当するときは、当該パターンデータか
らコードシーケンス機能を利用して伴奏データを生成
し、パターンデータに指示されている条件に応じて左手
演奏データ及び右手演奏データに分離することができ
る。一方、選択されたパターンデータが左手伴奏に該当
するときは、当該パターンデータからコードシーケンス
機能を利用して生成される左手伴奏データを左手演奏デ
ータとすると共に、予め指定されたメロディデータから
右手演奏データを生成することができる。
【0113】また、上述の各ピアノ伴奏データ生成処理
において生成された演奏データは、楽譜形式で表示又は
印刷出力することができる。
【0114】この発明によれば、パターンデータは、演
奏上のアドバイスを表わすアドバイス情報を保有するこ
とができ、複数のパターンデータから所望のパターンデ
ータを順次選択すると、選択されたパターンデータに基
づいて順次演奏データが生成されると共に、選択された
パターンデータに含まれるアドバイス情報の内容が解読
され、生成された演奏データ及び解読されたアドバイス
情報の内容は、表示又は印刷出力される。従って、パタ
ーンデータの一部として、パターンを演奏する上のでア
ドバイス情報をテキスト(文字列)形式又はアドバイス
内容を示唆する番号等の形式で持っておくとにより、コ
ードシーケンサの編集画面において、パターンが割り当
てられて生成が実行された場合、画面又は印刷物におけ
る所定の位置に、パターンが保有するアドバイス情報を
表示することができる。
【0115】この場合、アドバイス情報は、パターンの
全体又は一部に対するアドバイスであることを表わすア
ドバイス対象情報を含み、アドバイス対象情報に応じた
好ましい位置にアドバイス情報の内容が出力されるの
で、アドバイスを効果的な楽譜位置でユーザに与えるこ
とができる。例えば、アドバイス対象情報が「全体」で
あれば、アドバイスをパターンの先頭又は楽譜の先頭位
置に表示し、パターンの一部分に対するものであれば、
対応する適切な箇所にアドバイスを表示することができ
る。
【0116】また、この発明によれば、演奏パターンデ
ータ記録媒体に複数のパターンデータを記憶しておき、
これらのパターンデータは複数のバリエーションパター
ンを保有することができるものとし、各パターンデータ
には、少なくとも、当該パターンデータが保有するバリ
エーションパターンの規模を表わす規模情報、3連符系
パターンであるかどうかを示す3連符情報、当該パター
ンを演奏した場合の難易度を表わす難易度情報、或い
は、両手伴奏及び左手伴奏の何れであるかを示す伴奏情
報を保有させるようにしているので、パターンデータリ
ストに表示される複数のパターンデータから順次選択さ
れたパターンデータからパターンシーケンスデータを作
成する演奏パターン処理において、有用なパターンデー
タを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例による演奏パター
ン処理システムのハードウエア構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図2は、この発明の一実施例による演奏パター
ン処理システムにおいて利用される利用されるパターン
データの構成例を示す図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例による演奏パター
ン処理システムで利用可能な簡易図式化パターンの表示
処理方法の例を示す図である。
【図4】図4は、この発明の一実施例によるパターンデ
ータに埋め込まれるアドバイス情報の例を示す図であ
る。
【図5】図5は、この発明の一実施例による演奏パター
ン処理システムにおいて利用可能な演奏パターンのデー
タフォーマットの例を示す図である。
【図6】図6は、この発明の一実施例によるパターン選
択画面の例を示す図である。
【図7】図7は、この発明の一実施例による演奏パター
ン処理を表わすフローチャートの一部である。
【図8】図8は、この発明の一実施例による演奏パター
ン処理を表わすフローチャートの他部である。
【図9】図9は、この発明の一実施例による伴奏スタイ
ル選択ウインドウの一例を示す図である。
【図10】図10は、この発明の一実施例による拍子選
択ウインドウの一例を示す図である。
【図11】図11は、曲の拍子の変化とパターン選択の
対象となる区間との関係を説明するための図である。
【図12】図12は、この発明の一実施例によるパター
ンリストの表示例を示す図である。
【図13】図13は、この発明の一実施例によるパター
ンシーケンスの表示を説明するための図である。
【図14】図14は、この発明の一実施例による演奏パ
ターン処理システムにおける両手伴奏と左手伴奏の生成
系の違いを説明するための図である。
【図15】図15は、この発明の一実施例によるノート
毎に左右データをもつ場合の伴奏パターンを説明するた
めの図である。
【図16】図16は、スプリット位置情報で左右を分け
る場合の伴奏パターンを説明するための図である。
【図17】図17は、この発明の一実施例による演奏パ
ターン処理システムにおいて作成されるアドバイス付き
楽譜の一例を示す図である。
【符号の説明】
CR カーソル(ハイライト表示部分)、 CM,CG 拍子及び伴奏スタイル選択チェックボタ
ン、 DBa 両手伴奏データ、 DR 右手演奏データ(右手メロディデータDRm、右
手伴奏データDRa)、 DL 左手演奏データ(左手伴奏データDLa)。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のパターンデータのリストを表示する
    リスト表示手段と、 表示されたリストからパターンデータを指示する手段
    と、 指示されたパターンデータに対応する図式化パターンを
    表示する図式表示手段とを具備することを特徴とする演
    奏パターン処理装置。
  2. 【請求項2】各パターンデータは、複数のバリエーショ
    ンパターンを保有することができ、前記図式表示手段
    は、これらのバリエーションパターンの内から指定され
    た1つに対応する図式化パターンを表示することを特徴
    とする請求項1に記載の演奏パターン処理装置。
  3. 【請求項3】複数のパターンデータを記憶するパターン
    データ記憶手段と、 記憶された複数のパターンデータから、演奏データ作成
    範囲の音楽的条件に対応する選別情報に基づいて、パタ
    ーンデータを選別するパターン選別手段と、 選別されたパターンデータを表示する表示手段とを具備
    することを特徴とする演奏パターン処理装置。
  4. 【請求項4】3連符系パターンであるかどうかを示す3
    連符情報を有する複数のパターンデータを記憶する手段
    と、 各パターンデータの3連符情報の内容を判別する手段
    と、 3連符情報の内容を判別した結果に基づいて、パターン
    データが3連符系パターンであるかどうかを表示する表
    示手段とを具備することを特徴とする演奏パターン処理
    装置。
  5. 【請求項5】複数のパターンデータから所望のパターン
    データを順次選択し時系列的に配列してパターンシーケ
    ンスを作成するパターンシーケンス作成手段と、 作成されたパターンシーケンスに配列されているパター
    ンデータに基づいて図式化されたパターン列情報を生成
    するパターン列生成手段と、 生成されたパターン列情報に対応するパターン列を表示
    するパターン列表示手段とを具備することを特徴とする
    演奏パターン処理装置。
  6. 【請求項6】前記パターン列生成手段は、前記パターン
    シーケンス作成手段において選択されたパターンデータ
    に基づく音高データをもつパターン列情報を生成し、 前記パターン列表示手段は、生成されたパターン列情報
    の音高データに対応する位置にパターン列を表示するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の演奏パターン処理装
    置。
  7. 【請求項7】難易度情報を有する複数のパターンデータ
    を記憶する手段と、 各パターンデータにおける難易度情報の内容を判別する
    手段と、 難易度情報の内容に対応してパターンデータの難易度を
    表示する表示手段とを具備することを特徴とする演奏パ
    ターン処理装置。
  8. 【請求項8】複数のバリエーションパターンを保有する
    ことができる複数のパターンデータを、当該パターンデ
    ータのバリエーションパターンの規模を表わす規模情報
    と共に、記憶する手段と、 規模情報の内容に対応してパターンデータの規模を表示
    する表示手段とを具備することを特徴とする演奏パター
    ン処理装置。
  9. 【請求項9】前記表示手段は、パターンデータの規模を
    文字列の名称で表示することを特徴とする請求項8の演
    奏パターン処理装置。
  10. 【請求項10】両手伴奏及び左手伴奏の何れであるかを
    示す伴奏情報を保持することができる複数のパターンデ
    ータを記憶するパターンデータ記憶手段と、 パターンデータ選別情報として両手伴奏又は左手伴奏の
    何れかを入力する手段と、 入力された選別情報が両手伴奏又は左手伴奏の何れかで
    あるかを判別し、記憶された複数のパターンデータか
    ら、判別された両手伴奏又は左手伴奏に該当するパター
    ンデータを選別する伴奏選別手段と、 選別されたパターンデータをリスト表示するリスト表示
    手段と、 表示されたパターンデータから所望のパターンデータを
    選択するパターンデータ選択手段と、 選択されたパターンデータから演奏データを生成する演
    奏データ生成手段とを具備することを特徴とする演奏パ
    ターン処理装置。
  11. 【請求項11】両手伴奏及び左手伴奏の何れであるかを
    示す伴奏情報を保持することができる複数のパターンデ
    ータを記憶するパターンデータ記憶手段と、 記憶されたパターンデータから所望のパターンデータを
    選択するパターンデータ選択手段と、 選択されたパターンデータから演奏データを生成する演
    奏データ生成手段であって、選択されたパターンデータ
    が両手伴奏に該当するときは、当該パターンデータから
    コードシーケンス機能を利用して伴奏データを生成し、
    パターンデータに指示されている条件に応じて左手演奏
    データ及び右手演奏データに分離し、選択されたパター
    ンデータが左手伴奏に該当するときは、当該パターンデ
    ータからコードシーケンス機能を利用して生成される左
    手伴奏データを左手演奏データとすると共に、予め指定
    されたメロディデータから右手演奏データを生成するも
    のとを具備することを特徴とする演奏パターン処理装
    置。
  12. 【請求項12】さらに、 演奏データ生成手段により生成された演奏データを楽譜
    形式で表示又は印刷出力する出力手段を具備することを
    特徴とする請求項10又は11に記載の演奏パターン処
    理装置。
  13. 【請求項13】演奏上のアドバイスを表わすアドバイス
    情報を保有することができる複数のパターンデータを記
    憶するパターンデータ記憶手段と、 記憶された複数のパターンデータから所望のパターンデ
    ータを順次選択するパターン選択手段と、 選択されたパターンデータに基づいて順次演奏データを
    生成すると共に、選択されたパターンデータに含まれる
    アドバイス情報の内容を解読する演奏データ生成手段
    と、 生成された演奏データ及び解読されたアドバイス情報の
    内容を表示又は印刷出力する演奏データ出力手段とを具
    備することを特徴とする演奏パターン処理装置。
  14. 【請求項14】前記アドバイス情報は、パターンの全体
    又は一部に対するアドバイスであることを表わすアドバ
    イス対象情報を含み、 前記演奏データ出力手段は、アドバイス対象情報に応じ
    た位置にアドバイス情報の内容を出力することを特徴と
    する請求項13に記載の演奏パターン処理装置。
  15. 【請求項15】複数のパターンデータのリストを表示す
    るステップと、 表示されたリストからパターンデータを指示するステッ
    プと、 指示されたパターンデータに対応する図式化パターンを
    表示するステップとから成るプログラムを記録している
    ことを特徴とする演奏パターン処理プログラム記録媒
    体。
  16. 【請求項16】パターンデータ記憶手段に記憶された複
    数のパターンデータに対して所望の項目情報を入力する
    ステップと、 記憶された複数のパターンデータから、入力された項目
    情報に該当し且つ演奏データ作成範囲の音楽的条件に対
    応する選別情報に基づいて、パターンデータを選別する
    ステップと、 選別されたパターンデータを表示するステップとから成
    るプログラムを記録していることを特徴とする演奏パタ
    ーン処理プログラム記録媒体。
  17. 【請求項17】3連符系パターンであるかどうかを示す
    3連符情報を有する複数のパターンデータを記憶するパ
    ターンデータ記憶手段からパターンデータを読み出すス
    テップと、 読み出されたパターンデータの3連符情報の内容を判別
    するステップと、 3連符情報の内容を判別した結果に基づいて、パターン
    データが3連符系パターンであるかどうかを表示するス
    テップとから成るプログラムを記録していることを特徴
    とする演奏パターン処理プログラム記録媒体。
  18. 【請求項18】複数のパターンデータから所望のパター
    ンデータを順次選択し時系列的に配列してパターンシー
    ケンスを作成するステップと、 作成されたパターンシーケンスに配列されているパター
    ンデータに基づいて図式化されたパターン列情報を生成
    するステップと、 生成されたパターン列情報に対応するパターン列を表示
    するステップとから成るプログラムを記録していること
    を特徴とする演奏パターン処理プログラム記録媒体。
  19. 【請求項19】難易度情報を有する複数のパターンデー
    タを記憶するパターンデータ記憶手段からパターンデー
    タを読み出すステップと、 読み出されたパターンデータにおける難易度情報の内容
    を判別するステップと、 難易度情報の内容に対応してパターンデータの難易度を
    表示するステップとから成るプログラムを記録している
    ことを特徴とする演奏パターン処理プログラム記録媒
    体。
  20. 【請求項20】複数のバリエーションパターンを保有す
    ることができる複数のパターンデータを、当該パターン
    データのバリエーションパターンの規模を表わす規模情
    報と共に記憶する手段から、パターンデータを読み出す
    ステップと、 読み出されたパターンデータの規模情報の内容に対応し
    て当該パターンデータの規模を表示するステップとから
    成るプログラムを記録していることを特徴とする演奏パ
    ターン処理プログラム記録媒体。
  21. 【請求項21】両手伴奏及び左手伴奏の何れであるかを
    示す伴奏情報を保持することができる複数のパターンデ
    ータを記憶するパターンデータ記憶手段に記憶されたパ
    ターンデータの選別情報として、両手伴奏又は左手伴奏
    の何れかを入力するステップと、入力された選別情報が
    両手伴奏又は左手伴奏の何れかであるかを判別し、前記
    パターンデータ記憶手段に記憶された複数のパターンデ
    ータから、判別された両手伴奏又は左手伴奏に該当する
    パターンデータを選別するステップと、 選別されたパターンデータをリスト表示するステップ
    と、 表示されたパターンデータから所望のパターンデータを
    選択するステップと、 選択されたパターンデータから演奏データを生成するス
    テップとから成るプログラムを記録していることを特徴
    とする演奏パターン処理プログラム記録媒体。
  22. 【請求項22】両手伴奏及び左手伴奏の何れであるかを
    示す伴奏情報を保持することができる複数のパターンデ
    ータを記憶するパターンデータ記憶手段に記憶されたパ
    ターンデータの選別情報として、両手伴奏又は左手伴奏
    の何れかを入力するステップと、 記憶されたパターンデータから所望のパターンデータを
    選択するパターンデータ選択手段と、 選択されたパターンデータから演奏データを生成するス
    テップであって、選択されたパターンデータが両手伴奏
    に該当するときは、当該パターンデータからコードシー
    ケンス機能を利用して伴奏データを生成し、パターンデ
    ータに指示されている条件に応じて左手演奏データ及び
    右手演奏データに分離し、選択されたパターンデータが
    左手伴奏に該当するときは、当該パターンデータからコ
    ードシーケンス機能を利用して生成される左手伴奏デー
    タを左手演奏データとすると共に、予め指定されたメロ
    ディデータから右手演奏データを生成するステップとか
    ら成るプログラムを記録していることを特徴とする演奏
    パターン処理プログラム記録媒体。
  23. 【請求項23】演奏上のアドバイスを表わすアドバイス
    情報を保有することができる複数のパターンデータを記
    憶するパターンデータ記憶手段からパターンデータを読
    み出し、所望のパターンデータを順次選択するステップ
    と、 選択されたパターンデータに基づいて順次演奏データを
    生成すると共に、選択されたパターンデータに含まれる
    アドバイス情報の内容を解読するステップと、 生成された演奏データ及び解読されたアドバイス情報の
    内容を表示又は印刷出力するステップとから成るプログ
    ラムを記録していることを特徴とする演奏パターン処理
    プログラム記録媒体。
  24. 【請求項24】パターンデータリストに表示される複数
    のパターンデータから順次選択されるパターンデータか
    らパターンシーケンスデータを作成する演奏パターン処
    理装置において読み取り可能な演奏パターンデータ記録
    媒体であって、 この記録媒体には、演奏パターン処理データとして複数
    のパターンデータが記憶され、 各パターンデータは、 複数のバリエーションパターンを保有することができ、 少なくとも、当該パターンデータが保有するバリエーシ
    ョンパターンの規模を表わす規模情報、3連符系パター
    ンであるかどうかを示す3連符情報、当該パターンを演
    奏した場合の難易度を表わす難易度情報、或いは、両手
    伴奏及び左手伴奏の何れであるかを示す伴奏情報を保有
    することを特徴とする演奏パターンデータ記録媒体。
JP2001067691A 2001-03-09 2001-03-09 演奏パターン処理装置、処理プログラム記録媒体及びデータ記録媒体 Expired - Fee Related JP3719151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001067691A JP3719151B2 (ja) 2001-03-09 2001-03-09 演奏パターン処理装置、処理プログラム記録媒体及びデータ記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001067691A JP3719151B2 (ja) 2001-03-09 2001-03-09 演奏パターン処理装置、処理プログラム記録媒体及びデータ記録媒体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005208196A Division JP3972942B2 (ja) 2005-07-19 2005-07-19 演奏パターン処理装置及び処理プログラム記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002268638A true JP2002268638A (ja) 2002-09-20
JP3719151B2 JP3719151B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=18925999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001067691A Expired - Fee Related JP3719151B2 (ja) 2001-03-09 2001-03-09 演奏パターン処理装置、処理プログラム記録媒体及びデータ記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3719151B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006267666A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Yamaha Corp 音楽情報分析及び表示装置及びプログラム
JP2007241026A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Advanced Telecommunication Research Institute International 簡約楽譜作成装置および簡約楽譜作成プログラム
US7332667B2 (en) 2002-12-27 2008-02-19 Yamaha Corporation Automatic performance apparatus
JP2016142967A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 ヤマハ株式会社 伴奏教習装置および伴奏教習プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7332667B2 (en) 2002-12-27 2008-02-19 Yamaha Corporation Automatic performance apparatus
JP2006267666A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Yamaha Corp 音楽情報分析及び表示装置及びプログラム
JP4670423B2 (ja) * 2005-03-24 2011-04-13 ヤマハ株式会社 音楽情報分析及び表示装置及びプログラム
JP2007241026A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Advanced Telecommunication Research Institute International 簡約楽譜作成装置および簡約楽譜作成プログラム
JP4682375B2 (ja) * 2006-03-10 2011-05-11 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 簡約楽譜作成装置および簡約楽譜作成プログラム
JP2016142967A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 ヤマハ株式会社 伴奏教習装置および伴奏教習プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3719151B2 (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3533974B2 (ja) 曲データ作成装置および曲データ作成プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体
US9117432B2 (en) Apparatus and method for detecting chord
US20060201311A1 (en) Chord presenting apparatus and storage device storing a chord presenting computer program
JPH1165565A (ja) 楽音再生装置および楽音再生制御プログラム記録媒体
JP2009522614A (ja) テキスト編集と楽譜再生の方法およびシステム
JP3698057B2 (ja) 自動アレンジ装置及び方法
US6323411B1 (en) Apparatus and method for practicing a musical instrument using categorized practice pieces of music
JP2002268638A (ja) 演奏パターン処理装置、処理プログラム記録媒体及びデータ記録媒体
JP3567701B2 (ja) 楽音データから和音を検出する和音検出方法および和音検出装置、ならびに、和音検出用プログラムを記録した記録媒体
JP2012098480A (ja) コード検出装置及びプログラム
JP3623557B2 (ja) 自動作曲システムおよび自動作曲方法
JP3972942B2 (ja) 演奏パターン処理装置及び処理プログラム記録媒体
JP2005055457A (ja) 楽譜表示装置及びプログラム
JP2009180757A (ja) 電子音楽装置及び演奏データ編集表示プログラム
JP3807380B2 (ja) スコアデータ編集装置、スコアデータ表示装置およびプログラム
JP3709821B2 (ja) 楽曲情報編集装置及び楽曲情報編集プログラム
JP3487176B2 (ja) 演奏情報作成表示装置及びそのための記録媒体
JP4179063B2 (ja) 演奏設定データ選択装置及びプログラム
JP3799843B2 (ja) 楽曲生成装置および楽曲生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3381581B2 (ja) 演奏データ編集装置及び演奏データ編集プログラムを記録した記録媒体
JP3775249B2 (ja) 自動作曲装置及び自動作曲プログラム
JP4092758B2 (ja) カラオケ装置および選曲用カード媒体
JP6424907B2 (ja) 演奏情報検索方法を実現するためのプログラム、当該演奏情報検索方法および演奏情報検索装置
JP3632551B2 (ja) 演奏データ作成装置と演奏データ作成方法
JP3709820B2 (ja) 楽曲情報編集装置及び楽曲情報編集プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050829

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees