JP4669798B2 - 蝶番付き扉ユニット及びその取付方法 - Google Patents
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Description
固定枠等の扉取付部に対して開閉可能な開き戸等の扉体の下部に下側蝶番が取り付けられる一方、その扉体の上部に上側蝶番が取り付けられる蝶番付き扉ユニットにおいて、
前記下側蝶番及び上側蝶番はそれぞれ、固定枠等の扉取付部に装着される取付部側ヒンジ部としての取付部側ヒンジプレートと、その扉取付部に対して開閉可能な開き戸等の扉体に装着される扉側ヒンジ部としての扉側ヒンジプレートと、それら両ヒンジプレートを前記扉体の開閉方向において相対的に回動可能に連結する蝶番軸と、を有する蝶番であって、
このうち前記下側蝶番は、
前記扉側ヒンジプレートに取り付けられるとともに、前記扉体を前記蝶番軸の軸線に直交する面において第一方向としての厚さ方向へ移動させ、かつその直交面において前記厚さ方向に直交する第二方向としての前記扉体の幅方向及び前記蝶番軸の軸線に沿う第三方向としての前記扉体の高さ方向への前記扉体の移動をそれぞれ許容するための第一の調整機構と、
前記扉側ヒンジプレートに取り付けられるとともに、前記扉体を前記幅方向へ移動させ、かつ前記厚さ方向及び前記高さ方向への前記扉体の移動をそれぞれ許容するための第二の調整機構と、
前記蝶番軸に取り付けられるとともに、前記扉体を前記高さ方向へ移動させ、かつ前記取付部側ヒンジプレート及び前記扉側ヒンジプレートの相対的な回動を許容するための第三の調整機構とを備え、
一方、前記上側蝶番は、
前記第一の調整機構と、前記第二の調整機構と、前記蝶番軸に組み込まれるとともに前記扉体の高さ方向への移動に追従する弾発部材を有し、かつ前記取付部側ヒンジプレート及び前記扉側ヒンジプレートの相対的な回動を許容するための追従移動機構とを備え、
さらに、前記蝶番軸を構成する軸状部材と、前記弾発部材を介してその軸状部材に係合する前記取付部側ヒンジプレートとのうちの少なくとも一方に、前記軸状部材の上端が前記取付部側ヒンジプレートの上面から突出することを阻止又は突出量を抑制するための係止部が形成され、
前記上側蝶番の軸状部材を前記弾発部材の弾発力に抗して下方に突出・維持させた状態で、前記上側蝶番及び下側蝶番の蝶番軸が前記扉取付部に取り付け可能とされることを特徴とする。
固定枠等の扉取付部に対して開閉可能な開き戸等の扉体の下部に下側蝶番が取り付けられる一方、その扉体の上部に上側蝶番が取り付けられる蝶番付き扉ユニットにおいて、
前記下側蝶番及び上側蝶番はそれぞれ、固定枠等の扉取付部に装着される取付部側ヒンジ部としての取付部側ヒンジプレートと、その扉取付部に対して開閉可能な開き戸等の扉体に装着される扉側ヒンジ部としての扉側ヒンジプレートと、それら両ヒンジプレートを前記扉体の開閉方向において相対的に回動可能に連結する蝶番軸と、を有する蝶番であって、
このうち前記下側蝶番は、
前記扉側ヒンジプレートに取り付けられるとともに、前記扉体が前記扉取付部を閉鎖する状態でその扉体を前記蝶番軸の軸線に直交する面において第一方向としての厚さ方向へ移動させ、かつその直交面において前記厚さ方向に直交する第二方向としての前記扉体の幅方向及び前記蝶番軸の軸線に沿う第三方向としての前記扉体の高さ方向への前記扉体の移動をそれぞれ許容する第一係合部が配置された第一の調整機構と、
前記扉側ヒンジプレートに取り付けられるとともに、前記扉体を前記幅方向へ移動させ、かつ前記厚さ方向及び前記高さ方向への前記扉体の移動をそれぞれ許容する第二係合部が、前記高さ方向から見て前記第一係合部とクロス状に重合する形態で配置された第二の調整機構と、
前記蝶番軸に組み込まれるとともに、前記扉体を前記高さ方向へ移動させ、かつ前記取付部側ヒンジプレートに対する前記扉側ヒンジプレートの回動を許容する第三係合部が、前記第一係合部及び前記第二係合部の重合部分を貫通する形態で配置された第三の調整機構とを備え、
一方、前記上側蝶番は、
前記第一の調整機構と、前記第二の調整機構と、前記蝶番軸に組み込まれるとともに前記扉体の高さ方向への移動に追従する弾発部材を有し、かつ前記取付部側ヒンジプレート及び前記扉側ヒンジプレートの相対的な回動を許容するための追従移動機構とを備え、
さらに、前記蝶番軸を構成する軸状部材と、前記弾発部材を介してその軸状部材に係合する前記取付部側ヒンジプレートとのうちの少なくとも一方に、前記軸状部材の上端が前記取付部側ヒンジプレートの上面から突出することを阻止又は突出量を抑制するための係止部が形成され、
前記上側蝶番の軸状部材を前記弾発部材の弾発力に抗して下方に突出・維持させた状態で、前記上側蝶番及び下側蝶番の蝶番軸が前記扉取付部に取り付け可能とされることを特徴とする。
上側蝶番の軸状部材を弾発部材の弾発力に抗して下方に突出・維持した状態で、上側蝶番及び下側蝶番の蝶番軸を介して(具体的には、上側蝶番及び下側蝶番の蝶番軸が第一係合部及び第二係合部の重合部分を貫通する形態で)扉取付部の扉側ヒンジプレートに取り付けることを特徴とする。
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る蝶番付き扉ユニットを固定枠に取り付けた状態の一例を示す正面図及び側面図、図2は下側蝶番の取付状態を扉ユニットの閉鎖状態にて拡大して示す斜視図、図3はその分解斜視図、図4は上側蝶番の取付状態を扉ユニットの閉鎖状態にて拡大して示す斜視図、図5はその分解斜視図である。図1に示す扉ユニット1には、部屋出入口等を構成する縦長矩形状の固定枠5(扉取付部)に対して開閉可能な開き戸2(扉体)の右下部に下側蝶番3(蝶番)が取り付けられ、その右上部に上側蝶番4(蝶番)が取り付けられている。
(1)収納ケース50組立工程
図3に示すように、前後スライダ11と左右スライダ21とを高さ方向O3から見てクロス状に重ね合わせて収納ケース50内に収納する。前後調整ねじ12を、前後スライダ11の雌ねじ部11bに螺合し、左右調整ねじ22を左右スライダ21の雌ねじ部21bに螺合する。
扉側ヒンジプレート7の支持片7bに収納ケース50を載置・固定する。スリーブ32の本体部32bを、支持片7bの貫通孔7dに高さ方向O3に沿って挿入し、フランジ部32cを扉側ヒンジプレート7に着座させる。収納ケース50の貫通孔50fから突出したスリーブ32の先端部32b1は、頂壁部50aの上面に位置させた四角孔付き座金53と座金54を介装させて皿状にかしめて収納ケース50に固定する。これによって、スリーブ32は、扉側ヒンジプレート7(開き戸2)とともに一体的に回動可能となる。なお、座金54側(貫通孔50f側)から、ピボット軸受33の上下調整ねじ33aをスリーブ32の雌ねじ部32aに螺合させておく。
(1)収納ケース50組立工程
下側蝶番3の収納ケース50組立工程と同様であるので、説明を省略する。
扉側ヒンジプレート7の支持片7bに収納ケース50を載置・固定する。スリーブ42の本体部42bを、支持片7bの貫通孔7dに高さ方向O3に沿って挿入し、支持片7bの上面にフランジ部42cを扉側ヒンジプレート7に着座させる。収納ケース50から突出した枠側保持軸41の本体部41bに、頂壁部50aの上面に位置させた四角孔付き座金53と座金54を介装させて固定用ねじ44とによって摘み45を固定する。これによって、枠側保持軸41及びスリーブ42は、扉側ヒンジプレート7(開き戸2)とともに一体的に回動可能となり、枠側保持軸41は、収納ケース50及びスリーブ42に対して高さ方向O3に沿って移動可能となる。
(1)準備工程
下側蝶番3において、一方の枠側ヒンジプレート6を固定枠5に固定するとともに、他方の扉側ヒンジプレート7を開き戸2の下方の木口2bに固定する(図1参照)。同様に、上側蝶番4において、一方の枠側ヒンジプレート106を固定枠5に固定するとともに、他方の扉側ヒンジプレート7を開き戸2の上方の木口2aに固定する(図1参照)。なお、上側蝶番4の摘み45を下方に引いた状態で、仮止め部材9の嵌合切欠部9aを枠側保持軸41に嵌合させるように押し込んで装着しておく。
そして、下側蝶番3の枠側ヒンジプレート6に固定された枠側固定軸31を扉側ヒンジプレート7に保持されたスリーブ32に挿通し、枠側固定軸31の先端部31aとピボット軸受33の接触面33cとを接触させ、下側蝶番3を枠側ヒンジプレート6に保持させる。続いて、仮止め部材9により枠側保持軸41の上端(先端)が収納ケース50内に没入し、枠側保持軸41が下方に突出した状態の上側蝶番4を、枠側保持軸41の大径部41aと枠側ヒンジプレート106の係止部106cとの中心位置を合わせるように移動する。このとき、枠側保持軸41の上端(先端)は固定枠5に接触せずに移動できる。その後、仮止め部材9を枠側保持軸41から外すことにより、枠側保持軸41は圧縮コイルばね43の弾発力によって枠側ヒンジプレート106の係止部106aの凹部106e内に挿入され、上側蝶番4が扉側ヒンジプレート7に保持される。これによって扉ユニット1が固定枠5に対して取り付けられて開閉可能となる。
(1)厚さ方向O1調整工程(前後隙間S1調整工程)
開き戸2が固定枠5を閉鎖する状態に維持する。下側蝶番3及び上側蝶番4に備えられた前後調整機構10により、開き戸2をそれぞれ厚さ方向O1へ移動して位置調整する。これによって、開き戸2と固定枠5との前後隙間S1(図1(b)参照)が調整される。
下側蝶番3及び上側蝶番4に備えられた左右調整機構20により、開き戸2をそれぞれ幅方向O2へ移動して位置調整する。これによって、開き戸2と固定枠5との左右隙間S2(図1(a)参照)が調整される。
下側蝶番3に備えられた上下調整機構30により、開き戸2を高さ方向O3へ移動して位置調整する。このとき、上側蝶番4に備えられた上下移動機構40は、開き戸2の高さ方向O3への移動に追従する。これによって、開き戸2と固定枠5との上下隙間S3(図1(a)参照)が調整される。
2 開き戸(扉体)
3 下側蝶番(蝶番)
4 上側蝶番(蝶番)
5 固定枠(扉取付部)
6,106 枠側ヒンジプレート(取付部側ヒンジプレート;取付部側ヒンジ部)
7 扉側ヒンジプレート(扉側ヒンジ部)
8 蝶番軸
9 仮止め部材
10 前後調整機構(第一の調整機構)
11 前後スライダ(第一係合部;第一の作動部)
12 前後調整ねじ(第一の操作部)
20 左右調整機構(第二の調整機構)
21 左右スライダ(第二係合部;第二の作動部)
22 左右調整ねじ(第二の操作部)
30 上下調整機構(第三の調整機構)
31 枠側固定軸(軸状部材;第三係合部;第三の作動部)
32 スリーブ(筒状部材;第三係合部;第三の作動部)
33 ピボット軸受(軸受体;第三係合部;第三の作動部)
33a 上下調整ねじ(第三の操作部)
40 上下移動機構(追従移動機構)
41 枠側保持軸(軸状部材)
42 スリーブ(筒状部材)
43 圧縮コイルばね(弾発部材)
50 収納ケース(ケース体)
51 収納ケースカバー
106c 受止部材(係止部)
Claims (6)
- 固定枠等の扉取付部に対して開閉可能な開き戸等の扉体の下部に下側蝶番が取り付けられる一方、その扉体の上部に上側蝶番が取り付けられる蝶番付き扉ユニットにおいて、
前記下側蝶番及び上側蝶番はそれぞれ、固定枠等の扉取付部に装着される取付部側ヒンジ部としての取付部側ヒンジプレートと、その扉取付部に対して開閉可能な開き戸等の扉体に装着される扉側ヒンジ部としての扉側ヒンジプレートと、それら両ヒンジプレートを前記扉体の開閉方向において相対的に回動可能に連結する蝶番軸とを有する蝶番であって、
このうち前記下側蝶番は、
前記扉側ヒンジプレートに取り付けられるとともに、前記扉体を前記蝶番軸の軸線に直交する面において第一方向としての厚さ方向へ移動させ、かつその直交面において前記厚さ方向に直交する第二方向としての前記扉体の幅方向及び前記蝶番軸の軸線に沿う第三方向としての前記扉体の高さ方向への前記扉体の移動をそれぞれ許容するための第一の調整機構と、
前記扉側ヒンジプレートに取り付けられるとともに、前記扉体を前記幅方向へ移動させ、かつ前記厚さ方向及び前記高さ方向への前記扉体の移動をそれぞれ許容するための第二の調整機構と、
前記蝶番軸に取り付けられるとともに、前記扉体を前記高さ方向へ移動させ、かつ前記取付部側ヒンジプレート及び前記扉側ヒンジプレートの相対的な回動を許容するための第三の調整機構とを備え、
一方、前記上側蝶番は、
前記第一の調整機構と、前記第二の調整機構と、前記蝶番軸に組み込まれるとともに前記扉体の高さ方向への移動に追従する弾発部材を有し、かつ前記取付部側ヒンジプレート及び前記扉側ヒンジプレートの相対的な回動を許容するための追従移動機構とを備え、
さらに、前記蝶番軸を構成する軸状部材と、前記弾発部材を介してその軸状部材に係合する前記取付部側ヒンジプレートとのうちの少なくとも一方に、前記軸状部材の上端が前記取付部側ヒンジプレートの上面から突出することを阻止又は突出量を抑制するための係止部が形成され、
前記上側蝶番の軸状部材を前記弾発部材の弾発力に抗して下方に突出・維持させた状態で、前記上側蝶番及び下側蝶番の蝶番軸が前記扉取付部に取り付け可能とされることを特徴とする蝶番付き扉ユニット。 - 固定枠等の扉取付部に対して開閉可能な開き戸等の扉体の下部に下側蝶番が取り付けられる一方、その扉体の上部に上側蝶番が取り付けられる蝶番付き扉ユニットにおいて、
前記下側蝶番及び上側蝶番はそれぞれ、固定枠等の扉取付部に装着される取付部側ヒンジ部としての取付部側ヒンジプレートと、その扉取付部に対して開閉可能な開き戸等の扉体に装着される扉側ヒンジ部としての扉側ヒンジプレートと、それら両ヒンジプレートを前記扉体の開閉方向において相対的に回動可能に連結する蝶番軸とを有する蝶番であって、
このうち前記下側蝶番は、
前記扉側ヒンジプレートに取り付けられるとともに、前記扉体が前記扉取付部を閉鎖する状態でその扉体を前記蝶番軸の軸線に直交する面において第一方向としての厚さ方向へ移動させ、かつその直交面において前記厚さ方向に直交する第二方向としての前記扉体の幅方向及び前記蝶番軸の軸線に沿う第三方向としての前記扉体の高さ方向への前記扉体の移動をそれぞれ許容する第一係合部が配置された第一の調整機構と、
前記扉側ヒンジプレートに取り付けられるとともに、前記扉体を前記幅方向へ移動させ、かつ前記厚さ方向及び前記高さ方向への前記扉体の移動をそれぞれ許容する第二係合部が、前記高さ方向から見て前記第一係合部とクロス状に重合する形態で配置された第二の調整機構と、
前記蝶番軸に組み込まれるとともに、前記扉体を前記高さ方向へ移動させ、かつ前記取付部側ヒンジプレートに対する前記扉側ヒンジプレートの回動を許容する第三係合部が、前記第一係合部及び前記第二係合部の重合部分を貫通する形態で配置された第三の調整機構とを備え、
一方、前記上側蝶番は、
前記第一の調整機構と、前記第二の調整機構と、前記蝶番軸に組み込まれるとともに前記扉体の高さ方向への移動に追従する弾発部材を有し、かつ前記取付部側ヒンジプレート及び前記扉側ヒンジプレートの相対的な回動を許容するための追従移動機構とを備え、
さらに、前記蝶番軸を構成する軸状部材と、前記弾発部材を介してその軸状部材に係合する前記取付部側ヒンジプレートとのうちの少なくとも一方に、前記軸状部材の上端が前記取付部側ヒンジプレートの上面から突出することを阻止又は突出量を抑制するための係止部が形成され、
前記上側蝶番の軸状部材を前記弾発部材の弾発力に抗して下方に突出・維持させた状態で、前記上側蝶番及び下側蝶番の蝶番軸が前記扉取付部に取り付け可能とされることを特徴とする蝶番付き扉ユニット。 - 前記軸状部材及び/又は前記取付部側ヒンジプレートには、前記扉取付部への取付作業時において前記軸状部材を前記弾発部材の弾発力に抗して下方に突出・維持させておくための仮止め部材が配置されている請求項1又は2に記載の蝶番付き扉ユニット。
- 前記係止部は、前記取付部側ヒンジプレートにおいて前記軸状部材が貫通可能な大きさに形成された貫通孔を塞ぐことにより、その軸状部材の上端を受け止める高分子材料製の受止部材を構成する請求項3に記載の蝶番付き扉ユニット。
- 前記受止部材は前記軸状部材の先端が挿入可能な凹部を有する一方、
前記軸状部材には、前記受止部材の凹部への挿入深さを示すための又は読み取るための目印が形成されている請求項4に記載の蝶番付き扉ユニット。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の蝶番付き扉ユニットを固定枠等の扉取付部に取り付ける方法であって、
前記上側蝶番の軸状部材を前記弾発部材の弾発力に抗して下方に突出・維持した状態で、前記上側蝶番及び下側蝶番の蝶番軸を介して前記扉取付部に取り付けることを特徴とする蝶番付き扉ユニットの取付方法。
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