JP4669657B2 - 区域制御を用いてエレベータ装置を制御するための方法および装置 - Google Patents

区域制御を用いてエレベータ装置を制御するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、建物等内に幾つかのエレベータケージを有するエレベータ装置を制御するための方法および装置であって、建物の階が幾つかの区域に分割され、幾つかの移動命令がエレベータケージに割り当てられる方法および装置に関する。
区域分け動作ができるエレベータ装置は、欧州特許第0624540号明細書から知られるようになってきている。このエレベータ装置の場合には、3つのエレベータから成るエレベータ装置により、区域呼び出しの迅速な割り当てを用いて、少なくとも1つのメイン停止地点と高い建物の区域との間で、人の交通が管理される。建物を満たす各エレベータのユーザは、センサがエレベータのユーザを登録する区域に関連付けられた入口を通る。エレベータのユーザは、対応する入口を選択することにより、エレベータ制御装置の呼び出し登録装置を手動で作動させることなく、自分の望む区域を知らせる。エレベータケージは、特定の固定的に対応付けられた区域で移動する。区域分割は、高い建物を特に迅速に満たすことができるようにするという目的を果す。その目的のため、これらのエレベータによって扱われない階を通り過ぎる急行エレベータが存在する。
同じ原理に基づいて、区域分割は、米国特許第5511634号明細書から知られるようになってきたエレベータ装置の場合にも行なわれる。その場合、新たな区域への新たな呼び出しは、フリーの各エレベータケージのうち、この呼び出しを最も迅速に扱うことができるケージに対して割り当てられる。
欧州特許第0624540号明細書 米国特許第5511634号明細書 欧州特許第0301178号明細書
本発明の目的は、各ユーザグループにおける待ち時間を可能な限り最小限に抑えるように区域に関連付けられたユーザグループの分離をもって区域制御を行なうことができる請求項1の前提部分で述べられた種類のエレベータ装置を制御するための方法および装置を構成することである。
この目的は、添付の請求項1の複数のステップを有する方法によって満たされる。
本発明の有利な改良点は、従属請求項の対象である。
本発明に係る制御方法の場合、限られたアクセス認可を用いて、区域が各ユーザグループに対して割り当てられることが好ましい。前述したエレベータ装置及びその制御装置とは異なり、本発明に係る方法の場合、区域作業は、ユーザグループを互いに厳格に分離するため、セキュリティの目的に役立つ。1つの区域に対して割り当てられた1つの移動命令を伴うエレベータがビジー状態である場合、このエレベータに対しては、同じ区域からのみ、更なる移動命令を割り当てることができる。エレベータケージは、それに対して割り当てられた全ての移動命令を終了してフリーになった時にのみ、他の区域に対して割り当てることができる。しかしながら、本発明においては、新たな移動命令に係る呼び出しが割り当てられる前に、最初に、フリーのエレベータケージの数が、未だ割り当てられていない区域すなわち現在扱われていない区域の数と比較される。これにより、全ての区域のために十分なフリーのエレベータケージがまだ存在するか否かが判断される。その後、これが考慮に入れられ、新たな呼び出しが割り当てられる場所が決定される。
好ましい実施形態において、エレベータ装置によって既に扱われた区域に対して割り当てられる呼び出しは、扱われていない各区域毎にフリーのエレベータが残っている場合にのみ、フリーのエレベータケージに対して割り当てられる。これにより、呼び出しは、対応するユーザグループの各区域に対して分配されるため、少なくとも1つのエレベータは、常に、各グループに利用可能となる。
特に好ましい実施形態は、異なるエレベータレイアウトにおけるそのアクセス認可に基づいてユーザグループを物理的に分離する場合に生じる問題を解決する。したがって、サブグループのエレベータによってのみ幾つかの階を扱うことができるエレベータ装置が存在し得る。ここで、特定のユーザグループが限られた方法でのみ扱われ得るこれらの階に対して割り当てられる場合、あるいは割り当てられるべき場合、移動の行先に応じて、これらのユーザグループまたは他のユーザグループの待ち時間は、実質的にある程度長くなる可能性があり、あるいは、他のユーザグループの人をもはや割り当てることができなくなる。
好ましい実施形態において、これは、新たな呼び出しの場合に、限られた方法でのみ扱われ得る少なくとも1つの階を含む区域に対して前記新たな呼び出しが割り当てられるか否かが判断されることにより、解決できる。そのような区域は、ここでは、「お気に入り区域(favourite zone)」と称される。そのようなお気に入り区域に対して割り当てられた呼び出しは、ここでは、「お気に入り呼び出し(favourite call)」と称される。呼び出しが割り当てられる方法を決定するため、最初に、その呼び出しが、お気に入り呼び出しであるか、あるいは、お気に入り呼び出しではないか、すなわち、お気に入りでない呼び出しであるか否かを判断することが好ましい。その後、割り当ては、この判断に基づいて行なわれる。
更なる好ましい実施形態において、そのようなお気に入り呼び出しは、お気に入り区域の全ての階を扱うことができるエレベータケージに対して優先的に割り当てられる。そのようなエレベータケージは、ここでは、「お気に入りケージ(favourite cage)」と称される。呼び出しの割り当ての場合、最初に、その呼び出しがお気に入り呼び出しであるか否かを判断することが好ましい。この場合、お気に入り呼び出しの割り当てにおいては、できる限り、割り当てられていないお気に入り区域毎に1つのお気に入りケージを常にフリーに維持できるように、フリーのお気に入りケージの数が、未だ割り当てられていないお気に入り区域の数と比較される。お気に入りでない呼び出しの場合、できる限り、割り当てられていないお気に入りでない区域毎に1つのお気に入りでないケージを常にフリーに維持できるように、お気に入りでないケージの数が、未だ割り当てられていないお気に入りでない区域の数と比較される。
このように、異質のエレベータ構造にもかかわらず、各ユーザグループが均等に扱われ、各特定のユーザグループにおける待ち時間が最小限に抑えられる。しかしながら、割り当てられるエレベータケージの数が相当多い場合には、1つのユーザグループにおける乗客の増加発生率に対応することができる。
したがって、また、幾つかのエレベータケージを1つの区域に対して割り当てることができる。しかしながら、エレベータケージが何らかの理由で機能しなくなった場合には、エレベータがその割り当てられた区域のために利用できないと、ユーザグループのうちの1つが不利な条件に置かれる可能性がある。
そのような場合のため、好ましい実施形態においては、扱われていない区域よりもフリーのエレベータケージが少ないが、1つの区域が幾つかのエレベータによって扱われている場合、これらの幾つかの区域を扱うこれらのエレベータのエレベータケージのうちの1つが、更なる命令のためにブロックされる。このケージは、その後、その命令を処理した後にフリーとなり、扱われていない区域に対して割り当てることができる。
以下、添付図面に基づき、本発明の実施形態の実施例についてさらに詳細に説明する。
(1. 概説)
(1.1 区域制御問題概論)
建物等(船舶も考えられる)における区域制御は、様々なグループのエレベータの乗客を互いに分離するために使用される。区域制御は、乗客のグループを互いに分離しなければならない建物等において使用される安全機能である。
例えば2つの乗客グループ、すなわちグループ1およびグループ2が存在する場合、区域制御された建物において、グループ1に属する乗客は、グループ2に属する乗客と一緒に移動することができない。
区域制御された建物等においては、全ての行先呼び出しが1つの区域に対して割り当てられる。乗客グループを分離するため、ビジー状態のエレベータは、エレベータが扱っている区域と異なる区域に対して割り当てられたいかなる呼び出しも受け入れることができない。例えば、エレベータAが区域1のための呼び出しを扱っている場合を考える。また、この瞬間に、グループ2に属する一人の乗客が呼び出しを登録する場合を考える。区域分離により、グループ2の乗客は、自分の区域2内でのみ移動することができ、一方、グループ1の乗客は、自分の区域1内でのみ移動することができる。したがって、グループ2に属する乗客からのこの新たな呼び出しを、エレベータAに割り当てることができない。
ここで与えられたエレベータ装置およびそのようなエレベータ装置に欠かせない制御方法の場合には、そのような区域制御を用いた都合の良い制御方法を行なうことができなければならない。第1のユーザグループの人が第2の区域を扱っているエレベータによって移動することができないように、1つの区域に対して割り当てられた個々のユーザグループを互いに効果的に分離しなければならない。
周知の人識別手段により、各ユーザグループを各区域に対して割り当てることができる。この目的のため、エレベータ装置は、様々な人識別手段を有することができる。一例は、キースイッチ、コードボタン、電子キー、チップカード、フィンガセンサ等である。例えばドア、ゲート、自動車等におけるロッキング技術の分野で知られるほぼ全ての技術を使用することができる。例えば、特定のユーザグループに属する人は、個人的なメカニカルキーまたは電子キーを用いて、あるいは、自分のパーソナルコードを入力して、移動命令のための呼び出しを、自分の区域内の行先階に登録することができる。このように、対応する制御方法に関しては、呼び出しを特定の区域に割り当てるため、呼び出し入力を用いて、人の識別を行なうことが好ましい。
(1.2 区域の変更)
区域制御された建物において、各エレベータは、実際の呼び出しを扱うことができ、あるいは、命令を有していない。エレベータが移動命令を全く有していない場合、それは「フリー」である。フリー状態において、エレベータは、任意の区域からの呼び出しを受け入れることができる。
エレベータが1つの区域内で呼び出しを扱っている場合、エレベータは、フリーになるまで、その区域を変更することができない。
2つの区域を伴う例が図1に示されている。
この場合、意味は、以下の通りである。
R→Z1 区域1に割り当てられた呼び出し。
Z1 区域1。
Knj エレベータが命令を有していない。
fr エレベータがフリー。
R→Z2 区域2に割り当てられた呼び出し。
Z2 区域2。
図1は、上記の場合を示している。
(2.お気に入りケージアルゴリズム)
異質のエレベータレイアウトまたは異質のエレベータ構造を有する建物における割り当ての問題を解決するため、ここでは、所謂お気に入りケージが使用される。
ここで与えられた問題および解決策を例示するため、以下、一例として、これらが実際に特定の建物で起こり得る態様で、エレベータ構造およびこれに関連付けられた幾つかの区域について説明する。これに関して提示された全ての例は、与えられた区域および構造に基づいている。序文の後、幾つかの実施例を用いて、実施形態の実施例にしたがって提案されたアルゴリズムについて説明する。
(2.1 エレベータ構造)
異質のエレベータ構造(エレベータレイアウト)の一実施例が図2に示されている。ここに概略的に示されたエレベータ装置は、ケージA、B、C、D、E、Fを有する6つのエレベータを備えている。正面玄関MEが破線で示されている。ケージA、B、C、Dを有するエレベータは、正面玄関MEから上方にのみ移動する。ここで与えられた実施例において、ケージE、Fを有するエレベータは、正面玄関MEよりも下に位置する地階も扱う。したがって、エレベータケージE、Fだけが建物の全ての階を扱う。以下の実施例は、図2に示されるように、一例として、このエレベータ構造について言及する。
(2.2 区域)
ここに示される建物は、安全機能として区域制御が望ましい建物である。この目的のため、建物が、公共区域(例えば食事施設が設けられた階)と、生活区域とを別個に有する銀行の建物であると考える。図3から図5には、いずれの場合にも、建物に伴い(result from)且つエレベータ装置の各ユーザグループがそれぞれ割り当てられる区域が灰色の帯で示されている。
(2.2.1 区域1:来客)
ここに示された実施例において、第1のユーザグループは、来客にかかわるものである。ここに示された実施例において、来客は、正面玄関と来客階とに対して出入りできるようになっている。来客階は、例えば、公然と出入りできる食事施設を有する階、あるいは、銀行の来客室を有する階であっても良い。図3には、区域1が参照符号Z1で示されている。ここで、1つの灰色の帯は、正面玄関MEにあり、1つの灰色の帯は、来客階にある。
この実施例の建物における更に2つのユーザグループは、居住者および銀行スタッフである。
来客は、以下の階、すなわち、正面玄関MEと来客階とを居住者と共有している。来客は、階「正面玄関」だけを銀行従業員と共有している。
図3から分かるように、ここに示された実施例において、エレベータAからFは、来客の階すなわち区域Z1を扱う。
(2.2.2 区域2:居住者)
建物の居住者は、当然、自分の住居が位置する階に出入りできなければならない。通常、建物のサブフロアには、地階領域や居住者の地下駐車場など、居住者に対して面会できる領域も存在する。
図4において、一例として参照符号Z2で示される区域2は、居住者のための区域である。図示の実施例において、居住者のための階は、正面玄関と、来客階及びその上側の全ての階と、正面玄関よりも下側の幾つかの階である。居住者は、階「正面玄関」MEおよび来客階を来客と共有する。居住者は、階「正面玄関」MEだけを銀行従業員と共有する。
(2.2.3 区域3:銀行スタッフ)
図5に示される実施例において、銀行従業員のための階は、正面玄関MEから来客階までの全ての階(ここには、来客階が含まれない)と、正面玄関MEよりも下側の幾つかの階である。図5には、これらの階に伴う区域3がZ3で特徴付けられている。したがって、銀行従業員は、階「正面玄関」MEだけを来客および居住者と共有する。
(2.3 定義)
お気に入りケージアルゴリズムについて更に理解できるように、幾つかの表現について説明する。
(2.3.1 お気に入り区域)
区域は、それが全てのエレベータケージによっては到達することができない階を含んでいる場合、「お気に入り区域」である。前述した実施例においては、区域「居住者」Z2および「銀行スタッフ」Z3が、お気に入り区域である。
(2.3.2 お気に入りケージ(お気に入りエレベータ))
エレベータケージは、それが少なくとも1つのお気に入り区域の全ての階を扱うことができる場合、「お気に入りケージ」である。前述した実施例においては、エレベータケージE、Fが、お気に入りケージである。
(2.3.3 お気に入り呼び出し)
移動命令に対して割り当てられた呼び出しは、それがお気に入り区域に対して割り当てられている場合、お気に入り呼び出しである。この呼び出しは、例えば前述した周知の人識別手段によって行なうことができる。乗客が対応するキーまたはコードにより居住者として識別される場合、この乗客は、区域Z2内にある行先階への移動命令を登録することができる。その後、対応する呼び出しが区域Z2に対して割り当てられる。ここに示された実施例の場合、来客は、人識別子を必ずしも有している必要はない。これに対し、銀行従業員は、区域Z3に対して割り当てられる呼び出しを入力するために、キー等を必要とする。
(2.3.4 割り当てられないお気に入り区域の数)
その時点で、あるいは、実際に、任意のエレベータまたはエレベータケージに対して割り当てられないお気に入り区域の数は、割り当てられないお気に入りケージの数と称される。その例が図6に示されている。
この場合には、エレベータケージA、B、C、Fがフリーである(この状態が図中に参照符号frで示されている)。エレベータD、Eは、移動命令によってビジー状態にある。エレベータDは、来客の移動命令を扱っており、したがって、区域Z1に対して割り当てられる。エレベータEは、居住者の移動命令を扱っており、したがって、区域Z2に対して割り当てられる。
この実施例において、割り当てられないお気に入り区域の数は1つである。区域Z3は、お気に入り区域であるが、いずれのエレベータケージに対しても割り当てられていない。
(2.3.5 割り当てられないお気に入りでない区域の数)
お気に入り区域ではない全ての区域は、ここでは、お気に入りでない区域と称される。実際に或はその時点でいずれのエレベータに対しても割り当てられないお気に入りでない区域の数は、割り当てられないお気に入りでない区域の数と称される。図4の実施例において、割り当てられないお気に入りでない区域の数は0である。我々の実施例において唯一のお気に入りでない区域は、区域Z1である。1つのエレベータケージ、すなわち、エレベータケージDが、区域Z1に対して割り当てられている。
(2.3.6 お気に入りケージを十分に利用可能)
状態「お気に入りケージを十分に利用可能」は、フリーのお気に入りケージの数が、割り当てられないお気に入り区域の数よりも多い場合あるいは等しい場合に満たされる。
この状態またはこの表現は、呼び出しがフリーのエレベータケージに対して割り当てられているか否かを決定すべき時に有益である。
図7の実施例において、エレベータケージAからCはフリーである。エレベータケージDは区域Z1に対して割り当てられており、エレベータケージE、Fは区域Z2に対して割り当てられている。この実施例において、エレベータケージは不十分に利用できる。2つのお気に入りE、Fはビジー状態にある。お気に入りケージは、お気に入り区域Z3のために、もはや残されてはいない。
(2.3.7 お気に入りでないケージを十分に利用可能)
状態「お気に入りでないケージを十分に利用可能」は、フリーのお気に入りでないケージの数が、割り当てられないお気に入りでない区域の数よりも多い場合あるいは等しい場合に満たされる。
この表現は、新たな呼び出しがフリーのエレベータケージに対して成されたか否かを決定すべき時に有益である。
(2.4 なぜアルゴリズム?)
呼び出しがユーザによって入力される場合、呼び出しは、即座に、1つの区域に対して割り当てられる。その後、周知の割り当てアルゴリズム(この目的のため、例えば欧州特許第0301178号明細書を参照)により、エレベータ制御装置は、この呼び出しを扱うことができる最良のエレベータケージを選択する。この選択は、例えば費用を最小限に抑えるように行なうことができ、あるいは、考えられる最も迅速な満杯を実現できるアルゴリズムおよび/または待ち時間を短縮できるアルゴリズムにしたがって行なうことができる。最良なエレベータケージを選択する場合、その時点では、ほんの僅かの制限が存在する。すなわち、エレベータケージは、出発の階だけでなく、行先の階も扱うことができなければならない。エレベータケージの区域状態は、「フリー」frでなければならないか、あるいは、その時点でエレベータケージに割り当てられる区域は、呼び出しに対して割り当てられた区域と一致していなければならない。
その場合に行なうことができることが、図8aから図8cに示されている。
図8aには、一例として、出発状態が示されている。この状態は、図6の状態と一致している。すなわち、エレベータケージDが区域Z1に対して割り当てられ、エレベータケージEが区域Z2に対して割り当てられている。一方、残りのエレベータケージはフリーfrである。この状態において、区域Z2には、図8bに示されるように、新たな呼び出しnRZ2が存在する。この新たな呼び出しnRZ2は、居住者の階と居住者に面会できる地階との間での移動命令の要求である。
エレベータ制御装置は、例えば、最良のエレベータケージとして、エレベータケージFを選択する。
それによって生じる割り当て状態が、図8cに示されている。この状態は、図7の状態に対応している。この場合、新たに割り当てられた呼び出しが、灰色で強調されている。
この時点では、特別のアルゴリズムが無くても、以下の状態を生じることができる。
ここで、正面玄関と銀行スタッフにだけ面会できる地階との間で行き来したい銀行従業員により、新たな呼び出しnRZ3が成された場合を考える。この新たな呼び出しは、区域Z3に属し、地階のうちの1つを含んでいる。
図8eに示されるように、この目的のために利用できるエレベータケージは存在しない。フリーのエレベータケージAからCは地階を扱うことができず、また、地階を扱うことができる2つのお気に入りケージE、Fは、他の区域Z2に対して割り当てられており、したがって、区域Z3に対して割り当てることができない。
したがって、銀行従業員は、2つのエレベータケージE、Fのうちの一方が再びフリーとなるまで待たなければならない。また、ここで、区域Z2からの新たな行先呼び出しが再び入力される可能性も常にあるため、特定の状況においては、この待ち状態が非常に長い間続く可能性もある。
そのような問題を解決するため、「フリーのケージに対する割り当て」アルゴリズムが提案される。このアルゴリズムは、状況を分析して、区域Z2に属する呼び出しのエレベータ割り当てを、エレベータケージFへ移すのではなく、エレベータケージEへと移す。
アルゴリズムが実行された後、最終的に呼び出しを割り当てることができ、ユーザの呼び出しに対して割り当てられたエレベータケージをユーザに知らせるため、情報をユーザに与えることができる。
(2.5 「フリーのケージに対する割り当て」アルゴリズム)
「フリーのケージに対する割り当て」アルゴリズムが、フローチャートの形で、図9に示されている。このフローチャートは、以下の凡例を考慮すれば、一目瞭然である。
R=f 呼び出しがお気に入り呼び出しである。ここでは、呼び出しがお気に入り呼び出しであるか否かが判断される。
gfK お気に入りケージを十分に利用可能か?この状態は、前述の定義に基づいて判断される。この場合、問い合わせが(問い合わせも又)成され、フリーのお気に入りケージに対して新たな呼び出しの割り当てが行なわれた、お気に入りケージをまだ十分に利用できるか否かが判断される。
tbfK 最良のお気に入りケージを利用する。フリーのお気に入りケージの数からの選択は、慣例的な制御アルゴリズムと共に使用される基準にしたがって行なわれる。
afKsZ 他のお気に入りケージが同じ区域内で移動する。ここでは、新たな呼び出しが属する同じ区域に対して割り当てられるお気に入りケージが既に存在するか否かが判断される。
gnFK お気に入りでないケージが十分に利用可能か?問い合わせを用いて、フリーのお気に入りでないケージに対して新たな呼び出しの割り当てが行なわれた後、お気に入りでないケージをまだ十分に利用できるか否かを判断することが好ましい。
R→nfK お気に入りでないケージへと呼び出しを移すことができる。
anfKsZ 他のお気に入りでないケージが同じ区域内で移動する。
tbfKsZ この区域内で移動する最良のお気に入りケージを利用する。
tbnfK 最良のお気に入りでないケージを利用する。
R→nfKsZ この区域内で移動するお気に入りでないケージへと呼び出しを移すことができる。
tbnfKsZ この区域内で移動する最良のお気に入りでないケージを利用する。
nc 変更なし
(2.5.1 図8aから図8eの実施例においてアルゴリズムは何をするのか?)
この目的のため、図9のアルゴリズムから、図10に示される判断の選択肢を参照する。100において、状態「呼び出しがお気に入り呼び出しである」が「真」であることが分かった。図8bに示される呼び出しは、お気に入り区域Z2に属し、したがって、お気に入り呼び出しである。
呼び出し(我々の実施例では、上流側の慣例的な制御アルゴリズムにより生じた)がエレベータケージFにおいて成された場合、お気に入り区域Z3での呼び出しのための十分なエレベータケージは、もはや利用することができない。したがって、参照符号102で示されるように、状態「お気に入りケージを十分に利用可能」gfKは満たされない。
一方、お気に入りケージEは、区域Z2内で既に移動している。したがって、参照符号104で示されるように、状態「他のお気に入りケージが同じ区域内で移動している」afKsZが満たされる。
依然として、3つのフリーのお気に入りでないケージが存在する。したがって、状態「お気に入りでないケージが十分に利用可能」gnfkが満たされる。しかしながら、図8bの新たな呼び出しnRZ2を、任意のお気に入りでないケージに対して割り当てることができない。これは、お気に入りでないケージAからDのいずれも、106で示される判断を成す新たな呼び出しnRZ2に含まれる地階を扱うことができないためである。
したがって、アルゴリズムは、命令文tbfKsZを引き起こす。すなわち、参照符号108で示されるように、この区域で移動する最良のお気に入りでないケージを利用しなければならない。これは、正しい判断である。なぜなら、現在の新たな呼び出しnRZ2がエレベータケージEに対して割り当てられ、したがって、お気に入り区域Z3のためにお気に入りケージFがフリーに維持されるからである。待ち時間を必要以上にとることなく、図8dの新たな呼び出しnRZ3を割り当てることができる。
(2.5.2 更なる実施例)
図11aは、起こり得る更なる状態を示している。図11aの場合、エレベータケージA、B、D、Eは、動作しておらず、参照符号oos(休止中(out of service))で示されている。エレベータケージCは区域Z2に対して割り当てられており、エレベータケージFはフリーfrである。ここで、図11bに示されるように、正面玄関MEと上側の居住者階との間での移動命令を要求する新たな呼び出しNRZ2が区域Z2において入力された場合を考える。一例として、そのような命令も、お気に入りでないケージA、Bによって扱うことができない。従来のエレベータ制御装置は、例えばエレベータケージFを最良のエレベータケージとして認識するため、そのような新たな呼び出しNRZ2をエレベータケージFに対して割り当てる。
したがって、アルゴリズムが無くても、エレベータケージC、Fの両方が区域Z2に対して割り当てられ且つ残りのエレベータケージが動作しないoosといった図11cに示される状態が存在する。
この時、区域Z3に対して割り当てられる考えられる新たな呼び出し(例えば、図8dにおける呼び出しnRZ3を参照)を、特にこの呼び出しがお気に入りケージによってしか扱うことができない場合に、割り当てすることができないといった問題が生じる。
この場合に図9に示されるアルゴリズムが行なうことが、図12に示されている。
110で示されるように、アルゴリズムは、呼び出しが区域Z2に対して割り当てられているためお気に入り呼び出しであると判断する。判断112は、1つのお気に入りケージだけが残されているが、2つのお気に入り区域が存在するという事実に基づいている。呼び出しがエレベータケージFに対して割り当てられると、十分なお気に入りケージをもはや利用することができない。これは、判断112を引き起こす。
114では、図11aに示される状態において、お気に入りでない区域Z1のためにケージが残されていない点に注目される。これは、1つのお気に入りでないケージCだけが区域Z2内で移動し且つ他の全てのお気に入りでないケージが利用不可能であるからである。これは、お気に入りでないケージを十分に利用できないという判断を引き起こす。
お気に入りでないケージCは区域Z2内で移動する。したがって、116で示されるように、同じ区域内で移動する他のお気に入りでないケージが依然として存在する。
新たな呼び出しはNRZ2、正面玄関MEの階およびその上側の階だけに関するものであるため、この新たな呼び出しを、同じ区域内で移動するお気に入りでないケージに対して割り当てることができる。同じ区域内で移動するお気に入りでないケージCは、正面玄関よりも上側に位置する全ての階を扱うことができる。対応する判断が118で示されている。
したがって、アルゴリズムは、120において、同じ区域内で移動する最良のお気に入りでないケージを利用するための命令tbnfKsZを引き起こす。これは、図11aの実施例では、ケージCである。
アルゴリズムに基づいて行なわれる対応する割り当てが、図13に示されている。アルゴリズムは、上流側のエレベータアルゴリズムによって選択されたエレベータケージFからの呼び出しNRZ2の呼び出し割り当てを、エレベータケージCへ移す。アルゴリズムは、区域Z3に属する更なる呼び出しのために、エレベータケージFをフリーに維持する。したがって、全ての場合において、区域Z3に属する呼び出しを扱うことができる。
注:しかしながら、新たな呼び出しを区域Z2またはエレベータケージCへと移動させることができない場合、アルゴリズムは、「変更なし」ncという判断を引き起こす。その呼び出しは、全く移されない。その後、別の周知のアルゴリズムにしたがって、その呼び出しに対してエレベータケージFが割り当てられる。
(2.5.3 実施例1)
図14を参照する。図14から分かるように、この場合も、6つのエレベータAからFを伴う前述した実施例(図2から図5)に係るエレベータレイアウトが示されている。エレベータ群の中には、E、Fで示される2つのお気に入りケージが存在する。以下のように定義された区域が存在する。
区域Z1 お気に入りでない区域。
区域Z2 ケージE、F用のお気に入り区域。
区域Z3 ケージE、F用のお気に入り区域。
ケージEは、区域Z2に割り当てられても良い。ケージFはフリーであっても良い。新たな呼び出しが区域Z1に対して割り当てられた場合、コスト計算アルゴリズムは、例えば、この呼び出しのために、ケージFを選択する。しかしながら、ケージFが区域Z1に対して割り当てられると、区域Z3のためのケージが全く残らない。
図9のアルゴリズムは、この問題を防止する。図9のフローチャートから簡単に分かるように、この実施例において、アルゴリズムは、区域Z1に関するこの新たな呼び出しのために、この区域Z1で既に移動する最良のお気に入りでないケージを利用することを決定する。
(2.5.4 実施例2)
ここでは、図15を参照する。図15から分かるように、この場合も、6つのエレベータAからFを伴う前述した実施例(図2から図5)に係るエレベータレイアウトが示されている。エレベータ群の中には、E、Fで示される2つのエレベータケージが存在する。以下のように定義された区域が存在する。
区域Z1 お気に入りでない区域。
区域Z2 ケージE、F用のお気に入り区域。
区域Z3 ケージE、F用のお気に入り区域。
この実施例においては、ケージAが区域Z1に対して割り当てられ、ケージEが区域Z2に対して割り当てられているとする。残りのケージはフリーfrであっても良い。
ここで、ケージFが区域Z1に対して割り当てられると、区域Z3のためのお気に入りケージが全く残らなくなる。この問題を避けるため、アルゴリズムは、図9のフローチャートから簡単に分かるように、この新たな呼び出しのために、最良のお気に入りでないケージを利用しなければならないと判断する。
(2.5.5 実施例3)
実施例3が図16に示されている。ここでも、6つのエレベータが存在するが、そのうちの3つがお気に入りでないケージAからCであり、残る3つがお気に入りケージDからFである。定義された区域として、以下のように仮定する。
区域Z1 お気に入りでない区域。
区域Z2 お気に入りでない区域。
区域Z3 ケージDからF用のお気に入り区域。
区域Z4 ケージDからF用のお気に入り区域。
図16に係る実施例の場合には、ケージA、Bが区域Z1に対して割り当てられ、ケージD、Eが区域Z3に対して割り当てられる。ケージC、Fはフリーであっても良い。ここで、区域Z3に対して割り当てられる新たな呼び出しが存在する。純コスト計算アルゴリズムは、この新たな呼び出しを例えばエレベータケージCに割り当てる。
しかしながら、エレベータケージが区域Z3に対して割り当てられると、区域Z2のためのエレベータケージが全く残らなくなる。
アルゴリズムの判断は、前述した実施例1および実施例2の場合と同様に、図9のフローチャートから簡単に得られる。このフローチャートから分かるように、アルゴリズムは、前述した問題を回避する。アルゴリズムは、区域Z3に対して割り当てられたこの新たな呼び出しのために、区域Z3内で既に移動する最良のお気に入りケージを利用しなければならないと判断する。区域Z4のためにケージがもはや残っていないため、アルゴリズムは、ケージFを利用することができない。
(2.5.6 実施例4)
この実施例4では、図17を参照する。ここでは、図16と同様のエレベータレイアウトを前提とする。したがって、エレベータ群中には、D、E、Fで示される3つのお気に入りケージが存在する。これらのお気に入りケージのうちの2つは、区域Z2に対して割り当てられている。ここでは、全体として、以下の区域が定義される。
区域Z1 お気に入りでない区域。
区域Z2 ケージDからF用のお気に入り区域。
区域Z3 ケージDからF用のお気に入り区域。
エレベータケージC、Fはフリーであっても良い。新たな呼び出しが区域Z2に対して割り当てられる場合、コスト計算アルゴリズムは、この呼び出しのために、例えばケージFを選択する。
しかしながら、ケージFが区域Z2に対して割り当てられると、区域Z3のためのお気に入りケージが全く残らなくなる。
この場合にここで示されたアルゴリズムが行なうことは、図9のフローチャートから直ぐに分かる。区域Z3のためにお気に入りケージをフリーに維持するため、可能である場合には、この呼び出しをケージCに置くことを試みる。これが可能でない場合、区域Z2で移動する最良のお気に入りケージが呼び出しを取得しなければならない。
(2.6 「不足している区域用のケージ」アルゴリズム)
ここで、図18に示される状態を参照する。ここでも、一例として、図2に示されるようなエレベータ構造を想定する。これに設けられる建物の各階の区画は、図3から図5に関して前述したように行なわれる。図示の状態において、ケージA、B、D、Fは、区域Z3を扱う。ケージCは区域Z1に割り当てられ、ケージEは区域Z2に割り当てられる。1つのケージだけが区域Z1内で移動する。他の全てのケージは、他の区域で移動する。フリーのケージは無い。
ここで、図19に示されるように、区域Z1内で移動するエレベータケージが利用できないことを更に考える。これは、「動作していない」ことを表わす参照符号oosで示されている。すなわち、区域Z1が「失われている」。今後は、区域Z1に割り当てられた呼び出しについて登録したい人を、もはや扱うことができない。
この時点で、「不足している区域用のケージ」と称されるアルゴリズムが働き始める。
すなわち、図20および図21には、その動作形態が示されている。図20から分かるように、このアルゴリズムは、移動している(すなわち、フリーではない)全てのケージから、もはや呼び出しを受けない特定のケージを決定する。このケージ(例えばケージD)は、新たな呼び出しに対してブロックされる。ここでは、そのような状態にあるケージを、「ジャンパーケージ」SKと称する。
図21に示されるように、ジャンパーケージは、既存の全ての呼び出しを処理すると直ちに、フリーとなり、その後は、失われた区域のための呼び出しを処理することができる。図21の右側に示された最終的な状態においては、区域Z1のためにケージDを使用することができる。この状態で、「不足している区域用のケージ」アルゴリズムが再び作業を停止する。
前述した形態で複数の区域が「失われる」と、このアルゴリズムは、失われた各区域毎に、ジャンパーケージを選択する。このジャンパーケージは、その後、割り当てられた区域からのその命令を処理した後、フリー状態へとジャンプする。
「不足している区域用のケージ」アルゴリズムによって、2つのリストが維持される。すなわち、これらは、一方が、新たな命令に対してブロックされた全てのお気に入りケージ(お気に入りジャンパーケージ)のためのリストであり、他方が、新たな命令に対してブロックされた全てのお気に入りでないケージ(お気に入りでないジャンパーケージ)のためのリストである。
「不足している区域用のケージ」アルゴリズムの一例が、図22、23、24に示されている。この場合、図22は、アルゴリズムの主要部分を示しており、図23は、お気に入りでないジャンパーケージのリストを維持するプロセスを示しており、図24は、お気に入りジャンパーケージのリストを維持するプロセスを示している。
図22から図24に示されたフローチャートは、以下に列挙された凡例を考慮すれば、一目瞭然である。
ここに示された「不足している区域用のケージ」アルゴリズムは、呼び出しが1つのケージに対して最終的に割り当てられる度に、その前に呼び出される。
図22および図23のフローチャートにおける凡例は以下の通りである。
LSnfK お気に入りでないジャンパーケージのリストを維持する。
LSfK お気に入りジャンパーケージのリストを維持する。
KeLSnfK ケージがお気に入りでないジャンパーケージのリスト中にある。
KeLSfK ケージがお気に入りジャンパーケージのリスト中にある。
nc 変更なし。
tbuKsZ この区域で移動する最良の非ジャンパーケージを利用する(すなわち、アルゴリズムは、新たな呼び出し割り当てに対してジャンパーケージをブロックする)。
mnfZ 不足しているお気に入りでない区域。
rLSnfK お気に入りでないジャンパーケージのリストをリセットする(新たな呼び出し割り当てに関してブロックされるこれらのお気に入りでないケージのリストが0に設定される。)。
K=fr ケージがフリーである。
K=nf ケージがお気に入りでないケージである。
#mnfz>#SnfK 不足しているお気に入りでない区域の数が、お気に入りでないジャンパーケージの数よりも多い。
KsZ>1 複数のケージがこの区域で移動する。
K→LSnfK お気に入りでないジャンパーケージのリストにケージを加える。
na 実行無し。
mfZ 不足しているお気に入り区域。
rLSfK お気に入りジャンパーケージのリストをリセットする(新たな呼び出し割り当てに関してブロックされたこれらのケージのリストが0に設定される)。
K=f ケージがお気に入りケージである。
#mfz>#SfK 不足しているお気に入り区域の数が、お気に入りジャンパーケージの数よりも多い。
K→LSfK お気に入りジャンパーケージのリストにケージを加える。
(2.6.1 実施例)
一例として出発状態を示す図25を参照する。この場合も、エレベータ構造および区域分割は、図2から図5で説明した場合と同様の場合を想定する。したがって、以下のように定義された区域が存在する。
区域Z1 お気に入りでない区域。
区域Z2 ケージE、F用のお気に入り区域。
区域Z3 ケージE、F用のお気に入り区域。
これらの区域に対する各エレベータケージAからFの割り当ては、図25から明らかである。
ここで、ケージCは、突然に利用不可能となる。これは、図26および図27に「UA」(利用不可能)で示されている。更にそこから生じる図26における状態の場合、区域Z1に対して割り当てられる今後の乗客及び待っている乗客を、もはや搬送することができない。
ここで、新たな呼び出しが入力される。この呼び出しは、区域Z3に対して割り当てられても良い。コスト計算アルゴリズムは、例えば、この呼び出しにとってエレベータケージDが最良であると判断する。
この場合に「不足している区域用のケージ」アルゴリズムが行なうことは、図22から図24のフローチャートから直ちに明らかである。このアルゴリズムは、呼び出しをケージDに割り当てず、ケージDをジャンパーケージとして選択する。ここで、呼び出しは、既に区域Z3で移動する他のケージのうちの最良のケージに対して割り当てられる。
後に、図27に示されるように、ケージDはフリーfrとなる。ここでは、ケージDは、区域Z1に対する割り当てのためにフリーとなる。
なお、ここで、ケージDは、実際には、前述した「フリーケージに対する割り当て」アルゴリズムによって、フリーに維持される。
エレベータ装置のための区域制御を説明するための図を示している。 幾つかのエレベータを有するエレベータ装置の概略図および異質のエレベータレイアウトを示している。 図2のエレベータ装置の第1の区域の概略図を示している。 図2のエレベータ装置の第2の区域の概略図を示している。 図2のエレベータ装置の第3の区域の概略図を示している。 図1のエレベータ装置に対する呼び出し割り当ての一例を示している。 図6の状態から続く従来の制御によって達成される呼び出し割り当ての一例を示している。 図6に示される状態から出発する、様々な呼び出し割り当て及び新たな呼び出しの図を示している。 図6に示される状態から出発する、様々な呼び出し割り当て及び新たな呼び出しの図を示している。 図6に示される状態から出発する、様々な呼び出し割り当て及び新たな呼び出しの図を示している。 図6に示される状態から出発する、様々な呼び出し割り当て及び新たな呼び出しの図を示している。 図6に示される状態から出発する、様々な呼び出し割り当て及び新たな呼び出しの図を示している。 図2から図5に一例として示されるものと同様の、エレベータ装置の制御アルゴリズムのフローチャートを示している。 注釈付きの図9のフローチャートの一部を示している。 図2のエレベータ装置の場合の新たな呼び出し及び呼び出し割り当ての様々な例を示しており、図11aは、出発状態の一例を示している。 図2のエレベータ装置の場合の新たな呼び出し及び呼び出し割り当ての様々な例を示しており、図11bは、図11aに示された状態の場合の新たな呼び出しを示している。 図2のエレベータ装置の場合の新たな呼び出し及び呼び出し割り当ての様々な例を示しており、図11cは、従来の制御によって得られる呼び出し割り当てを示している。 図9に示される制御アルゴリズムが呼び出し割り当てを行なう方法を例示するための注釈付きの図9のフローチャートの一部を示している。 図11aに係る状態から出発する、図9に示されるアルゴリズムによって得られる呼び出し割り当ての最終的な状態の例を示している。 図9に係る制御アルゴリズムの機能を説明するための図2に係るエレベータ装置における呼び出し割り当て状態の更なる例を示している。 図9に係る制御アルゴリズムの機能を説明するための図2に係るエレベータ装置における呼び出し割り当て状態の更なる例を示している。 図9に係る制御アルゴリズムの機能を説明するための図2に係るエレベータ装置における呼び出し割り当て状態の更なる例を示している。 図9に係る制御アルゴリズムの機能を説明するための図2に係るエレベータ装置における呼び出し割り当て状態の更なる例を示している。 問題のある状態を説明する目的で、フリーのエレベータケージが無い呼び出し割り当ての一例を示している。 問題のある状態を説明する目的で、フリーのエレベータケージが無い呼び出し割り当ての一例を示している。 この問題に対する解決策を例示する目的で、図18および図19に対応する呼び出し割り当てを示している。 この問題に対する解決策を例示する目的で、図18および図19に対応する呼び出し割り当てを示している。 図18および図19に示された問題の解決のためのアルゴリズムのフローチャートを示している。 図18および図19に示された問題の解決のためのアルゴリズムのフローチャートを示している。 図18および図19に示された問題の解決のためのアルゴリズムのフローチャートを示している。 図22から図24に係るアルゴリズムの機能を説明するため、一例として様々な呼び出し状態の図を示している。 図22から図24に係るアルゴリズムの機能を説明するため、一例として様々な呼び出し状態の図を示している。 図22から図24に係るアルゴリズムの機能を説明するため、一例として様々な呼び出し状態の図を示している。
符号の説明
A、B、C、D、E、F エレベータケージ
Z1、Z2、Z3 区域
fr フリーのエレベータケージ
nRZ2、NRZ2 新たな呼び出し
ME 正面玄関
oos 動作していないエレベータ
SK ジャンパーケージ
UA 利用不可能
110、112、114、116、118、120 判断

Claims (8)

  1. 建物内に幾つかのエレベータケージ(A−F)を有するエレベータ装置を制御するための方法であって、建物の階が幾つかの区域(Z1、Z2、Z3)に分割され、区域の移動命令がエレベータケージに割り当てられる方法であって、エレベータケージが1つの区域における移動命令を実行する間には、他の区域における移動命令がこのエレベータケージに対して割り当てられず、1つの移動命令のための1つの呼び出し(nRZ2、NRZ2)により、フリーのエレベータケージ(fr)の数が、まだ割り当てられていない或はまだ扱われていない区域の数と比較され、呼び出しを形成する移動命令は、比較結果に基づいて1つのエレベータケージに対して割り当てられ、
    前記呼び出しを形成する移動命令の比較結果に基づいた1つのエレベータケージに対する割り当てにおいて、
    少なくとも1つのエレベータケージ(A−F)によって既に扱われた1つの区域(Z2)に対して割り当てられる新たな呼び出し(nRZ2、NRZ2)は、フリーのエレベータケージ(fr)の数がその時に前記エレベータ装置によって扱われていない区域(Z3)の数より多い場合にのみ、フリーのエレベータケージ(fr)に対して割り当てられることを特徴とする、方法。
  2. フリーのエレベータケージ(fr)の数が前記エレベータ装置によって扱われていない区域(Z3)の数よりも少ない場合、新たな呼び出しは、同じ区域で既に移動するエレベータケージに対して割り当てられることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. a)少なくとも1つの階が、前記エレベータ装置の全てのエレベータケージによっては扱うことができず、
    b)前記区域が、全てのエレベータケージ(A−F)によっては扱うことができない少なくとも1つの階がそれに属するという事実によって定義される少なくとも1つのお気に入り区域(Z1、Z2)を含む、場合に、
    新たな呼び出しの割り当ては、それがお気に入り区域に割り当てられるか否かに基づいて行なわれることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記状態a)および前記状態b)に加えて、
    c)前記エレベータ装置が、少なくとも1つのお気に入り区域(Z2、Z3)の全ての階を扱うことができるという事実によって定義される少なくとも1つのお気に入りケージ(E、F)を有する、
    という状態が満たされる場合、
    お気に入り区域に対して割り当てられる呼び出しが生じると、フリーのお気に入りケージ(E、F)の数が、未だ割り当てられていないお気に入り区域の数または前記エレベータ装置によって未だ扱われていないお気に入り区域の数と比較され、この比較結果に基づいて前記呼び出しの割り当てが行なわれ、および/または、お気に入り区域に対して割り当てられない呼び出しが生じると、フリーのお気に入りでないケージ(A−D)の数が、未だ割り当てられていないお気に入りでない区域(Z1)の数または前記エレベータ装置によって未だ扱われていないお気に入りでない区域(Z1)の数と比較され、この比較結果に基づいて前記呼び出しの割り当てが行なわれ、
    この比較結果に基づいた前記呼び出しの割り当てにおいて、
    お気に入り区域に対して割り当てられる新たな呼び出し(nRZ2、NRZ2)は、フリーのお気に入りケージの数がその時に前記エレベータ装置によって扱われていないお気に入り区域(Z2、Z3)の数より多い場合にのみ、フリーのお気に入りケージ(E、F)に対して割り当てられ、および/または、お気に入り区域に対して割り当てられていない新たな呼び出しは、フリーのお気に入りでないケージの数が現在前記エレベータ装置によって扱われていないお気に入りでない区域(Z1)の数以上である場合にのみ、フリーのお気に入りでないケージ(A−D)に対して割り当てられることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. フリーのエレベータケージ(fr)の数が現在前記エレベータ装置によって扱われていない区域よりも少なく且つ1つの区域(Z3)が2つ以上のエレベータケージによって扱われている場合、同じ区域(Z3)を扱うこれらのエレベータケージのうちの1つ(D)は、それがフリーとなり従って扱われていない区域のうちの1つに対して割り当てがアクセス可能となるまで、更なる割り当てに対してブロックされることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 区域(Z1、Z2、Z3)の総数がエレベータケージ(A−F)の数以下であるエレベータ装置の場合、エレベータケージのうちの他の1つと同じ区域を扱うエレベータケージのうちの1つは、扱われていない区域毎に、新たな割り当てに対してブロックされることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 幾つかの区域(Z1、Z2、Z3)への階の分割は、階に対する乗客のアクセス認可に基づいているか、或はアクセス認可によって行なわれることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の制御方法によってエレベータ装置を制御するための、制御装置。
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