JP4669292B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関し、特に静電保護回路と信号終端回路を備えた高速伝送向けの半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
本発明者が検討したところによれば、静電保護回路の技術に関しては、以下のようなものが考えられる。
例えば、特許文献1には、信号端子の付加容量増加を抑制可能な静電保護回路が示されている。その構成は、信号端子と電源ラインの間に抵抗素子とダイオード接続(ゲート−ソース間短絡)のPMOSトランジスタ1を設け、信号端子とグラウンドライン(GNDライン)の間に抵抗素子とダイオード接続のNMOSトランジスタ2を設け、電源ラインとGNDラインの間にダイオード接続のNMOSトランジスタ3を設けるというものである。すなわち、信号端子に瞬間的な高電圧などが印加された際、この抵抗素子とNMOSトランジスタ3によってPMOSトランジスタ1およびNMOSトランジスタ2での電力消費を低減できるため、小型化が可能となり信号端子の付加容量増加を抑制できる。
特開2002−50698号公報
ところで、前記のような静電保護回路の技術について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
通常、半導体チップ内には、外部信号端子に瞬間的な高電圧など(以下、サージと称す)が印加されることによる内部デバイスの破壊を防止するため、外部信号端子付近に例えば特許文献1に示したような静電保護回路が設けられる。このサージによるデバイス破壊モデルとしては、人体モデル、マシンモデルおよびデバイス帯電モデルなどが広く知られている。
一方、近年における集積回路の高速化や、製品の小型化に伴う配線基板上の部品実装面積の低下により、半導体チップ内に終端回路が設けられる場合がある。すなわち、特に、数100Mビット/秒〜数Gビット/秒といったデータ転送速度を備えた半導体チップにおいては、そのデータ伝送に伴う反射波形が無視できなくなる。このため、外部信号端子近辺や、あるいは複数のモジュールから構成される半導体チップではそのモジュール間などに、インピーダンス整合を行うための終端回路が設けられることがある。
ここで、このような半導体チップにおける入力回路部分を例として、その構成の一例を説明する。図13は、本発明の前提として検討した半導体装置において、その入力回路部の構成の一例を示す回路図である。図13に示す半導体装置は、信号端子INから入力バッファBufに至る信号ノードND1上に、静電保護回路と終端回路が設けられている。
静電保護回路は、例えば、電源電圧ノードVDDと信号ノードND1との間に設けられた直列接続の抵抗素子R7およびダイオードD1と、信号ノードND1と基準電圧ノードVSSとの間に設けられた直列接続のダイオードD2および抵抗素子R8からなる。終端回路は、例えば、電源電圧ノードVDDと信号ノードND1との間に設けられた終端抵抗素子Rtによって実現される。なお、ダイオードD1,D2は、特許文献1のようにダイオード接続のMOSトランジスタ等としてもよい。
しかしながら、このような半導体チップにおいて、信号端子INの数が増加してくると、それぞれの端子毎に静電保護回路と終端回路を設ける必要があるため、回路面積の増大が問題となってくる。例えば、終端回路を抵抗素子とした場合、半導体基板上に抵抗素子を形成するには比較的大きな面積が必要となる。近年では、高速で小型なモバイル機器等が益々必要とされており、この回路面積を低減することが重要な課題となっている。
そこで、本発明の目的は、静電保護回路と終端回路を小面積で実現可能な半導体装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の半導体装置は、信号端子と、信号端子に接続された信号配線と、電源配線と、信号配線に接続された入力バッファと、静電保護に際してソースとドレインを導通することで信号配線と電源配線の間をクランプする第1トランジスタと、第1トランジスタのゲート電圧を制御する電圧生成回路とを有するものである。すなわち、前記第1トランジスタのソースとドレインの間の抵抗値が電圧生成回路によって設定されることで、第1トランジスタが、静電保護の機能に加えて信号終端の機能を備えることを特徴としている。
これによって、終端抵抗を内蔵した半導体チップを形成する際に、静電保護素子と終端抵抗素子とを個別に設ける必要がなく、1つのトランジスタで兼用させることが可能になるため、回路面積の低減が可能になる。
ここで、前記第1トランジスタは、例えば、高電位側の電源配線(VDDなど)と信号配線の間に設ける場合や、低電位側の電源配線(VSSなど)と信号配線の間に設ける場合や、または、その両方に設ける場合などがある。VDD側またはVSS側のいずれか一方に設ける場合は、所謂並列終端として機能し、VDD側とVSS側の両方に設ける場合は、所謂テブナン終端として機能する。そして、VDD側に設ける場合は、前記第1トランジスタとしてPチャネル型MOSトランジスタを用い、VSS側に設ける場合は、前記第1トランジスタとしてNチャネル型MOSトランジスタを用いるとよい。
また、前記電圧生成回路は、例えば、第1トランジスタのゲートと電源配線の間に接続された抵抗素子と、この抵抗素子に流す電流を設定する電流源とによって実現することができる。この際に、例えば電流源を可変電流源にするとよい。すなわち、抵抗素子の両端電位となる第1トランジスタのゲート−ソース間電圧を、可変電流源によって自由に設定可能にすることで第1トランジスタのソース−ドレイン間の抵抗値を可変にする。これによって、伝送線路等の特性に応じて所望の終端抵抗値を設定することが可能となる。
また、前記電圧生成回路は、例えば、第1入力ノード、第2入力ノードおよび出力ノードを備えたアンプ回路と、電源配線と第1入力ノードの間に接続されたリファレンス抵抗と、リファレンス抵抗に第1電流を流すための第1電流源と、電源配線と第2入力ノードの間にソースおよびドレインが接続され、ゲートが出力ノードに接続されたリファレンス用トランジスタと、リファレンス用トランジスタに第2電流を流すための第2電流源とによって実現することができる。なお、この際に、前記出力ノードは、第1トランジスタのゲートに接続し、前記リファレンス用トランジスタのトランジスタサイズは、第1トランジスタの1/n(n≧1)とし、前記第2電流は、前記第1電流の1/nとする。
このような電圧生成回路を用いると、第1トランジスタの終端抵抗値を前記リファレンス抵抗の抵抗値によって定めることが可能となる。また、前記リファレンス抵抗を可変抵抗とすれば、前述の説明と同様に伝送路等の特性に応じた終端抵抗値を設定することも可能となる。さらに、リファレンス用トランジスタのトランジスタサイズは、第1トランジスタの1/nにできるため、電圧生成回路の小面積化が可能となる。
また、半導体チップ内に複数の信号端子が存在する場合には、各信号端子毎に前述した第1トランジスタを設ける必要があるが、それらのゲート電圧は、例えば1つの電圧生成回路を用いて共通で制御することが可能である。したがって、第1トランジスタに静電保護機能と終端機能を備えることによる回路面積の低減効果は、特に、信号端子の数が増加した場合により顕著なものとなる。なお、この場合には、それぞれの第1トランジスタのゲートと電圧生成回路の出力ノードとの配線長が長くなり、ノイズ等が発生する可能性があるため、各第1トランジスタのゲートと電源配線の間にバイパスコンデンサ等を挿入してもよい。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば次のようになる。信号配線と電源配線の間をクランプする静電保護用のトランジスタに対し、そのゲート電圧を制御する手段を備えることで、静電保護用のトランジスタに終端抵抗の機能を兼用させることが可能となり、静電保護回路と終端回路を小面積で実現可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、実施の形態の各機能ブロックを構成する回路素子は、特に制限されないが、公知のCMOS(相補型MOSトランジスタ)等の集積回路技術によって、単結晶シリコンのような半導体基板上に形成される。
なお、実施の形態では、MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)の一例としてMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタを用いる。図面において、Pチャネル型MOSトランジスタ(PMOSトランジスタ)にはゲートに丸印の記号を付すことで、Nチャネル型MOSトランジスタ(NMOSトランジスタ)と区別することとする。図面にはMOSトランジスタの基板電位の接続は特に明記していないが、MOSトランジスタが正常動作可能な範囲であれば、その接続方法は特に限定しない。
図1は、本発明の一実施の形態による半導体装置において、その構成の一例を示す回路図である。図1に示す半導体装置は、例えば、信号ノード(信号配線)ND1を介して信号端子INと接続される入力バッファBufと、ソース/ドレインの一方が電源電圧ノード(高電位側の電源配線)VDD(以降、「VDD」は電源電圧として用いる場合有り)に接続され、他方が信号ノードND1に接続されたPMOSトランジスタMP1と、PMOSトランジスタMP1のゲートに参照電圧Vrefp(以降、「Vrefp」は参照電圧ノードとして用いる場合有り)を供給する電圧生成回路VG_pとを含んでいる。
本半導体装置は、半導体チップの入力部の構成を示したものであり、入力バッファBufの先には、所定の機能を備えた内部回路が接続される。信号端子INは、例えば、外部信号入力端子や外部信号入出力端子などであり、本端子には、例えばマイクロストリップライン等のある特性インピーダンスを備えた伝送線路などが接続される。
ここで、本発明の特徴は、PMOSトランジスタMP1が、静電保護回路としての機能と、終端回路としての機能を兼ね備えていることにある。すなわち、PMOSトランジスタMP1は、一般的に知られている静電保護用のクランプ素子であり、信号端子INにサージが発生した際に信号ノードND1と電源電圧ノードVDDの間をクランプする機能を備えている。更に、PMOSトランジスタMP1は、そのゲート電圧が電圧生成回路VG_pによって所定の電圧に制御されることで、所定の抵抗値を有する終端抵抗としての機能も備えている。
これによって、図13で述べた回路のように、静電保護回路と終端回路の両方をそれぞれ個別の回路として設ける必要がなくなるため、回路面積の低減が可能となる。また、電圧生成回路VG_pにより参照電圧Vrefpを複数設定可能にすることで、例えば、50Ω、75Ωといったようにそれぞれ特性インピーダンスが異なる伝送線路に対しても対応することが可能となる。また、MOSトランジスタを用いることで、信号ノードND1の付加容量を小さくできるため、高速動作にも対応可能である。
なお、ここでは、信号ノードND1と電源電圧ノードVDDとの間にPMOSトランジスタを用い、電源電圧ノードVDD側で静電保護および終端を行う構成を示したが、その代わりに、信号ノードND1と基準電圧ノード(低電位側の電源配線)VSS(以降、「VSS」は基準電圧として用いる場合有り)との間にNMOSトランジスタを用い、基準電圧ノードVSS側で静電保護および終端を行う構成としてもよい。このいずれかの構成は、所謂並列終端の構成となる。
図2は、図1の半導体装置において、その電圧生成回路の詳細を含めた構成の一例を示す回路図である。図2においては、その電圧生成回路VG_pを、抵抗素子(抵抗)R1と電流源(電流)I1によって構成している。すなわち、電源電圧ノードVDDから基準電圧ノードVSSに向けて、抵抗素子R1と電流源I1が直列に接続され、抵抗素子R1と電源源I1の接続ノードが参照電圧ノードVrefpとなる。
電圧生成回路VG_pでは、抵抗素子R1の両端の電圧がPMOSトランジスタMP1のゲート−ソース間電位VGSとなる。したがって、抵抗R1の値と電流I1の値によってゲート−ソース間電位VGSを調整し、PMOSトランジスタMP1のソース−ドレイン間の抵抗値が所定の値となるようにする。
図3は、本発明の一実施の形態による半導体装置において、図1とは異なる構成の一例を示す回路図である。図3に示す半導体装置は、図1の構成に加えて、更に、信号ノードND1と基準電圧ノードVSSとの間にNMOSトランジスタMN1が設けられ、なおかつNMOSトランジスタMN1のゲートに参照電圧Vrefnを供給する電圧生成回路VG_nを含んだ構成となっている。
NMOSトランジスタMN1は、PMOSトランジスタMP1と同様に、静電保護用のクランプ素子であり、そのゲート電圧を制御することで、静電保護機能と終端抵抗としての機能を備えたものとなっている。静電保護機能の観点から、本構成例は、信号ノードND1を基準として電源電圧ノードVDD側と基準電圧ノードVSS側の両方にクランプ素子が備わっており、信号ノードND1に正または負のいずれのサージが印加された場合でも十分に静電保護を行うことが可能である。一方、終端抵抗の観点から、本構成例は、所謂テブナン終端としての機能を実現できる。
図4は、図3の半導体装置において、その電圧生成回路を含む構成の一例を示す回路図である。図4において、電圧生成回路VG_pの構成は、図2で述べた構成と同様であるため説明は省略する。電圧生成回路VG_nは、電流源(電流)I2と抵抗素子(抵抗)R2とによって構成される。すなわち、電源電圧ノードVDDから基準電圧ノードVSSに向けて、電流源I2と抵抗素子R2が直列に接続され、電流源I2と抵抗素子R2の接続ノードが参照電圧ノードVrefnとなる。
電圧生成回路VG_nでは、抵抗素子R2の両端の電圧がNMOSトランジスタMN1のゲート−ソース間電位VGSとなる。したがって、抵抗R2の値と電流I2の値によってゲート−ソース間電位VGSを調整し、NMOSトランジスタMN1のソース−ドレイン間の抵抗値が所定の値となるようにする。
図5は、図3の半導体装置において、図4とは異なる電圧生成回路VG_pの構成の一例を示す回路図である。図6は、図5の電圧生成回路VG_pにおいて、そのアンプ回路AMPpの構成の一例を示す回路図である。
図5に示す電圧生成回路VG_pは、リファレンス抵抗素子(リファレンス抵抗)Rrefpと、リファレンス電流源(リファレンス電流)Irefp1,Irefp2と、アンプ回路AMPpと、PMOSトランジスタMP2によって構成される。
図5においては、電源電圧ノードVDDから基準電圧ノードVSSに向けて、リファレンス抵抗素子Rrefpとリファレンス電流源Irefp1が直列に接続され、リファレンス抵抗素子Rrefpとリファレンス電流源Irefp1の接続ノードND2がアンプ回路AMPpの一方の入力に接続される。また、電源電圧ノードVDDから基準電圧ノードVSSに向けて、PMOSトランジスタMP2とリファレンス電流源Irefp2が直列に接続され、PMOSトランジスタMP2とリファレンス電流源Irefp2の接続ノードND3がアンプ回路AMPpの他方の入力に接続される。
ここで、図3のPMOSトランジスタMP1のゲート幅/ゲート長をWp/Lpとすると、図5のPMOSトランジスタMP2のゲート幅/ゲート長は、例えば、ゲート幅Wpをn(nは1以上の整数)分割し、(Wp/n)/Lpとなるように設計する。更に、この場合、リファレンス電流Irefp2も、リファレンス電流Irefp1をn分割し、Irefp2=Irefp1/nとなるように設計する。
アンプ回路AMPpは、参照電圧Vrefpを出力すると共に、参照電圧VrefpをPMOSトランジスタMP2のゲートに供給する。アンプ回路AMPpは、図6に示すように一般的な差動増幅回路となっており、例えば、PMOSトランジスタMP3,MP4と、抵抗素子(抵抗)R3,R4と、電流源(電流)I3によって構成される。
PMOSトランジスタMP3,MP4のソースは共通に接続され、この共通に接続されたソースと電源電圧ノードVDDとの間に電流源I3が設けられる。PMOSトランジスタMP3のドレインは、抵抗素子R3を介して基準電圧ノードVSSに接続され、ゲートは、接続ノードND2となる。PMOSトランジスタMP4のドレインは、抵抗素子R4を介して基準電圧ノードVSSに接続され、ゲートは、接続ノードND3となる。そして、PMOSトランジスタMP4と抵抗素子R4との接続ノードから参照電圧Vrefpが出力され、この電圧が図3のPMOSトランジスタMP1のゲートに入力される。
このような電圧生成回路VG_pは、次のように動作する。まず、ノードND3の電圧が、アンプ回路AMPpの負帰還の原理により、ノードND2の電圧と等しくなる。これによって、リファレンス抵抗素子Rrefpの印加電圧とPMOSトランジスタMP2のソース−ドレイン間の印加電圧が等しくなる。
ここで、前述したリファレンス電流Irefp1,Irefp2の設計により、PMOSトランジスタMP2のソース−ドレイン間に流れる電流Irefp2は、リファレンス抵抗素子Rrefpに流れる電流Irefp1の1/nである。したがって、PMOSトランジスタMP2のソース−ドレイン間の抵抗値は、n×Rrefpとなり、アンプ回路AMPpの出力によって、この抵抗値となるようにPMOSトランジスタMP2のゲート−ソース間電圧(Vrefp−VDD)が制御される。
一方、図3のPMOSトランジスタMP1のゲート−ソース間電圧は、前述したPMOSトランジスタMP2のゲート−ソース間電圧と等しくなる。ここで、前述した設計により、PMOSトランジスタMP1は、PMOSトランジスタMP2のn倍のトランジスタサイズを備えている。したがって、PMOSトランジスタMP1は、PMOSトランジスタMP2の1/nの抵抗として機能する。すなわち、PMOSトランジスタMP1の抵抗値はRrefpとなる。
なお、このような動作において、ノードND2の電圧は、例えば信号端子INに入力される‘H’レベル/‘L’レベル信号の中間電圧などに設定することが望ましい。また、PMOSトランジスタMP2およびPMOSトランジスタMP1は、非飽和領域で動作させることが望ましい。
このように、図5の電圧生成回路VG_pを用いることで、リファレンス抵抗素子RrefpによってPMOSトランジスタMP1の抵抗値を定めることが可能となる。例えば、PMOSトランジスタMP1を50Ωの終端抵抗として機能させたい場合は、リファレンス抵抗Rrefpを50Ωとすればよい。また、電圧生成回路VG_pの回路面積を小さくすることも可能である。すなわち、図3のPMOSトランジスタMP1は、静電保護機能を備えているため、回路面積(ゲート幅)が大きく、実際上は例えば1つのアクティブ領域に複数のゲートが連続的に配置される所謂マルチフィンガ構造に設計される。これに対して、PMOSトランジスタMP2のトランジスタサイズは、PMOSトランジスタMP1の1/nにできるため、小面積のトランジスタでよい。
図7は、図3の半導体装置において、図4とは異なる電圧生成回路VG_nの構成の一例を示す回路図である。図8は、図7の電圧生成回路VG_nにおいて、そのアンプ回路AMPnの構成の一例を示す回路図である。
図7に示す電圧生成回路VG_nは、図5の電圧生成回路VG_pと同様に、リファレンス抵抗素子(リファレンス抵抗)Rrefnと、リファレンス電流源(リファレンス電流)Irefn1,Irefn2と、アンプ回路AMPnと、NMOSトランジスタMN2によって構成される。但し、電圧生成回路VG_nは、図3のNMOSトランジスタMN1のゲート−ソース間電圧(Vrefn−VSS)を設定する回路であるため、前述したPMOSトランジスタMP1のゲート−ソース間電圧(Vrefp−VDD)を設定する図5の電圧生成回路VG_pとは各素子の接続関係が異なっている。
すなわち、電圧生成回路VG_nは、電源電圧ノードVDDから基準電圧ノードVSSに向けて、リファレンス電流源Irefn1とリファレンス抵抗素子Rrefnが直列に接続され、リファレンス電流源Irefn1とリファレンス抵抗素子Rrefnの接続ノードND4がアンプ回路AMPnの一方の入力に接続される。また、電源電圧ノードVDDから基準電圧ノードVSSに向けて、リファレンス電流源Irefn2とNMOSトランジスタMN2が直列に接続され、リファレンス電流源Irefn2とNMOSトランジスタMN2の接続ノードND5がアンプ回路AMPnの他方の入力に接続される。
アンプ回路AMPnは、参照電圧Vrefnを出力すると共に、参照電圧VrefnをNMOSトランジスタMN2のゲートに供給する。アンプ回路AMPnは、図8に示すように一般的な差動増幅回路となっており、例えば、NMOSトランジスタMN3,MN4と、抵抗素子(抵抗)R5,R6と、電流源(電流)I4によって構成される。
NMOSトランジスタMN3,MN4のソースは共通に接続され、この共通に接続されたソースと基準電圧ノードVSSとの間に電流源I4が設けられる。NMOSトランジスタMN3のドレインは、抵抗素子R5を介して電源電圧ノードVDDに接続され、ゲートは、接続ノードND4となる。NMOSトランジスタMN4のドレインは、抵抗素子R6を介して電源電圧ノードVDDに接続され、ゲートは、接続ノードND5となる。そして、NMOSトランジスタMN4と抵抗素子R6との接続ノードから参照電圧Vrefnが出力され、この電圧が図3のNMOSトランジスタMN1のゲートに入力される。
このような電圧生成回路VG_nを用い、前述した電圧生成回路VG_pと同様にトランジスタサイズや電流値を設計することで、抵抗素子RrefnによってNMOSトランジスタMN1の抵抗値を定めることが可能となる。そして、電圧生成回路VG_p,VG_nによって、図3の電源電圧ノードVDD側の抵抗値と基準電圧ノードVSS側の抵抗値を個別に定めることで、伝送線路等の特性に応じた最適な信号終端を行うことができる。また、電圧生成回路VG_nは、電圧生成回路VG_pと同様に小面積で形成することが可能である。
なお、図4〜図8において電圧生成回路VG_p,VG_nの構成例をいくつか挙げたが、電圧生成回路VG_p,VG_nは、これらの構成例に限定されるものではなく、定電圧を発生できる回路であれば特に問題ない。例えば、広く知られているバンドギャップリファレンス回路やレギュレータ回路などによって電圧生成回路VG_p,VG_nを実現することも可能である。
図9は、本発明の一実施の形態による半導体装置において、図1の構成を拡張した構成の一例を示す回路図である。図9に示す半導体装置は、複数の信号端子IN11,IN12,・・・,INnを備え、それぞれの信号端子に対応してこれまでに説明した静電保護機能と終端機能を備えたPMOSトランジスタMP11,MP12,・・・,MPnが設けられ、これらのPMOSトランジスタのゲート電圧を共通の電圧生成回路VG_pで駆動する構成となっている。
なお、複数の信号端子IN11,IN12,・・・,INnは、それぞれ信号ノードND11,ND12,・・・,NDnを介して入力バッファBuf11,Buf12,・・・,Bufnに接続される。そして、PMOSトランジスタMP11,MP12,・・・,MPnは、それぞれ、信号ノードND11,ND12,・・・,NDnと電源電圧ノードVDDの間に設けられている。
このように、特に、半導体チップの信号端子の数が増加した場合において、本発明を用いることで、図13で述べた回路のように各信号端子毎に終端抵抗素子を設ける必要がなくなるため、回路面積の低減効果がより顕著となる。そして、電圧生成回路VG_pは、複数個の信号端子に対して共通に1つ設けているため、信号端子の数が増加しても回路面積は増加しない。なお、ここでは、各信号端子毎に電源電圧ノードVDD側で並列終端を行う構成を示したが、勿論、基準電圧ノードVSS側で並列終端を行う構成や図3のようにデブナン終端を行う構成などとしてもよい。
図10は、本発明の一実施の形態による半導体装置において、図1の構成を変形した構成の一例を示す回路図である。図10に示す半導体装置は、図1の構成例において、その電圧生成回路VG_pの出力ノードとなる参照電圧ノードVrefpと基準電圧ノードVSSの間にコンデンサC1を備えた構成となっている。
例えば、前述した図9に示したように、複数の信号端子に対応して設けられた複数のトランジスタのゲートに、1つの電圧生成回路VG_pの出力を共通で配線するような方式にすると、その配線長が長くなることが予想される。この場合、この配線に対して、それに近接する回路等からカップリングなどによって信号ノイズが加わり、各トランジスタのゲート電圧が不安定となる恐れがある。そこで、この配線(参照電圧ノードVrefp)上に所謂バイパスコンデンサC1を備えると、参照電圧Vrefpを安定させることが可能となる。
図11は、図2の電圧生成回路VG_pにおいて、それを変形した構成の一例を示す回路図である。図11に示す電圧生成回路VG_pは、図2の電流源I1を可変電流源I1_Vにした構成例となっている。すなわち、図11に示す電圧生成回路VG_pは、電源電圧ノードVDDと参照電圧ノードVrefpの間に抵抗素子R1が設けられ、参照電圧ノードVrefpと基準電圧ノードVSSの間に並列接続となる複数のNMOSトランジスタMN21,・・・,MNmが設けられる。NMOSトランジスタMN21,・・・,MNmのゲート電圧は、それぞれ電流設定端子Iset21,・・・,Isetmで制御することが可能となっている。なお、ここでは、NMOSトランジスタMN21,・・・,MNmは、全て同一のトランジスタサイズとする。
このような構成において、例えば、電流設定端子Iset21,・・・,Isetmのそれぞれを高レベル電圧または低レベル電圧に設定し、NMOSトランジスタMN21,・・・,MNmの中からそのゲートに高レベル電圧が印加されているNMOSトランジスタのみをONにする。そうすると、ONとなった各NMOSトランジスタは、そのゲート電圧(高レベル電圧)に応じた電流を流すため、高レベル電圧の電圧値やONにするNMOSトランジスタの数を制御することで電流値を可変にすることが可能となる。そして、これによって、抵抗素子R1に流れる電流を制御し、参照電圧Vrefpを任意に設定し、PMOSトランジスタMP1の抵抗値を自由に設定することができる。
このような構成を用いると、特性インピーダンスが異なる複数の伝送線路に対しても容易に対応することができる。また、例えば製造ばらつき等によって、参照電圧Vrefpの値が所望の値から外れるような場合、そのトリミング手段として用いてもよい。なお、電流設定端子は、外部設定端子としてもよいし、チップ内部の内部設定端子としてもよい。
図12は、図5の電圧生成回路VG_pにおいて、それを変形した構成の一例を示す回路図である。図12に示す電圧生成回路VG_pは、図5のリファレンス抵抗素子Rrefpを可変抵抗回路Rrefp_Vにした構成例となっている。それ以外の構成は、図5と同様であるため説明は省略する。
可変抵抗回路Rrefp_Vでは、リファレンス抵抗素子Rrefp31,Rrefp32,・・・,Rrefpxのそれぞれにスイッチが直列に接続され、それぞれ直列に接続されたリファレンス抵抗素子およびスイッチが電源電圧ノードVDDと前述したアンプ回路AMPpの一方の入力ノードND2の間に並列に接続されている。ここでは、スイッチとしてPMOSトランジスタを用い、リファレンス抵抗素子Rrefp31,Rrefp32,・・・,Rrefpxにそれぞれに対応してPMOSトランジスタMP31,MP32,・・・,MPxを用いている。各PMOSトランジスタMP31,MP32,・・・,MPxのON/OFFは、それぞれのゲートに接続された抵抗設定端子Rset31,Rset32,・・・,Rsetxで制御することが可能となっている。
前述したように、PMOSトランジスタMP1の抵抗値は、リファレンス抵抗素子の値によって定めることができる。したがって、リファレンス抵抗素子Rrefp31,Rrefp32,・・・,Rrefpxを抵抗設定端子によって任意に選択することで、PMOSトランジスタMP1の抵抗値(終端抵抗の値)を自由に設定することができる。これによって、前述したのと同様に、特性インピーダンスが異なる複数の伝送線路への対応や製造ばらつき等に対する対応が容易となる。なお、抵抗設定端子は、外部設定端子としてもよいし、チップ内部の内部設定端子としてもよい。また、図11で述べた可変電流源の実現方法や図12で述べた可変抵抗の実現方法は、特にこれらに限定されるものではなく、公知の技術を用いて種々変更可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の半導体装置は、高速かつ小型化が求められる通信用のLSIに適用して特に有益な技術であり、これに限らず、静電保護と信号終端を小面積で実現する技術として各種LSIに広く適用可能である。
本発明の一実施の形態による半導体装置において、その構成の一例を示す回路図である。 図1の半導体装置において、その電圧生成回路の詳細を含めた構成の一例を示す回路図である。 本発明の一実施の形態による半導体装置において、図1とは異なる構成の一例を示す回路図である。 図3の半導体装置において、その電圧生成回路を含む構成の一例を示す回路図である。 図3の半導体装置において、図4とは異なる電圧生成回路VG_pの構成の一例を示す回路図である。 図5の電圧生成回路VG_pにおいて、そのアンプ回路AMPpの構成の一例を示す回路図である。 図3の半導体装置において、図4とは異なる電圧生成回路VG_nの構成の一例を示す回路図である。 図7の電圧生成回路VG_nにおいて、そのアンプ回路AMPnの構成の一例を示す回路図である。 本発明の一実施の形態による半導体装置において、図1の構成を拡張した構成の一例を示す回路図である。 本発明の一実施の形態による半導体装置において、図1の構成を変形した構成の一例を示す回路図である。 図2の電圧生成回路VG_pにおいて、それを変形した構成の一例を示す回路図である。 図5の電圧生成回路VG_pにおいて、それを変形した構成の一例を示す回路図である。 本発明の前提として検討した半導体装置において、その入力回路部の構成の一例を示す回路図である。
符号の説明
VDD 電源電圧ノード
VSS 基準電圧ノード
IN,IN11,IN12,INn 信号端子
ND1,ND2,ND3,ND4,ND5,ND11,ND12,NDn ノード
Vrefp,Vrefn 参照電圧
Buf,Buf11,Buf12,Bufn 入力バッファ
VG_p,VG_n 電圧生成回路
MP1,MP2,MP3,MP4,MP11,MP12,MPn,MP31,MP32,MPx PMOSトランジスタ
MN1,MN2,MN3,MN4,MN21,MNm NMOSトランジスタ
R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8 抵抗素子
I1,I2,I3,I4 電流源
I1_V 可変電流源
Irefp1,Irefp2,Irefn1,Irefn2 リファレンス電流源
Rrefp,Rrefn,Rrefp31,Rrefp32,Rrefpx リファレンス抵抗素子
Rrefp_V 可変抵抗回路
AMPp,AMPn アンプ回路
C1 コンデンサ
Iset21,Isetm 電流設定端子
Rset31,Rset32,Rsetx 抵抗設定端子
D1,D2 ダイオード
Rt 終端抵抗素子

Claims (6)

  1. 信号端子と、
    前記信号端子に接続された信号配線と、
    電源配線と、
    前記信号配線に接続された入力バッファと、
    静電保護に際してソースとドレインを導通することで前記信号配線と前記電源配線の間をクランプする第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタのゲート電圧を制御する電圧生成回路とを有し、
    前記第1トランジスタは、前記電圧生成回路によってソースとドレインの間の抵抗値が設定されることで、前記静電保護の機能に加えて信号終端の機能を備え
    前記電圧生成回路は、
    第1入力ノード、第2入力ノードおよび出力ノードを備えたアンプ回路と、
    前記電源配線と前記第1入力ノードの間に接続されたリファレンス抵抗と、
    前記リファレンス抵抗に流す電流を設定する第1電流源と、
    前記電源配線と前記第2入力ノードの間にソースおよびドレインが接続され、ゲートが前記出力ノードに接続されたリファレンス用トランジスタと、
    前記リファレンス用トランジスタに流す電流を設定する第2電流源とを備え、
    前記出力ノードが、前記第1トランジスタのゲートに接続され、
    前記リファレンス用トランジスタのトランジスタサイズは、前記第1トランジスタのトランジスタサイズの1/n(n≧1)であり、
    前記第2電流源の電流値は、前記第1電流源の電流値の1/nであることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項記載の半導体装置において、
    前記リファレンス抵抗は、可変抵抗であることを特徴とする半導体装置。
  3. 複数の信号端子と、
    前記複数の信号端子にそれぞれ接続された複数の信号配線と、
    電源配線と、
    前記複数の信号配線にそれぞれ接続された複数の入力バッファと、
    静電保護に際してソースとドレインを導通することで前記複数の信号配線と前記電源配線の間をそれぞれクランプする複数の第1トランジスタと、
    前記複数の第1トランジスタのそれぞれのゲート電圧を共通で制御する電圧生成回路とを有し、
    前記複数の第1トランジスタのそれぞれは、前記電圧生成回路によってソースとドレインの間の抵抗値が設定されることで、前記静電保護の機能に加えて信号終端の機能を備え
    前記電圧生成回路は、
    第1入力ノード、第2入力ノードおよび出力ノードを備えたアンプ回路と、
    前記電源配線と前記第1入力ノードの間に接続されたリファレンス抵抗と、
    前記リファレンス抵抗に流す電流を設定する第1電流源と、
    前記電源配線と前記第2入力ノードの間にソースおよびドレインが接続され、ゲートが前記出力ノードに接続されたリファレンス用トランジスタと、
    前記リファレンス用トランジスタに流す電流を設定する第2電流源とを備え、
    前記出力ノードが、前記複数の第1トランジスタのゲートに共通に接続され、
    前記リファレンス用トランジスタのトランジスタサイズは、前記複数の第1トランジスタのそれぞれにおけるトランジスタサイズの1/n(n≧1)であり、
    前記第2電流源の電流値は、前記第1電流源の電流値の1/nであることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項記載の半導体装置において、
    前記リファレンス抵抗は、可変抵抗であり、
    前記可変抵抗は、直列に接続されたスイッチおよび抵抗素子が複数並列に接続された構成を備え、それぞれの前記スイッチを制御することで抵抗値が設定されることを特徴とする半導体装置。
  5. 信号端子と、
    前記信号端子に接続された信号配線と、
    高電位側の電源配線と、
    低電位側の電源配線と、
    前記信号配線に接続された入力バッファと、
    静電保護に際してソースとドレインを導通することで前記信号配線と前記高電位側の電源配線の間をクランプする第1トランジスタと、
    静電保護に際してソースとドレインを導通することで前記信号配線と前記低電位側の電源配線の間をクランプする第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタのゲート電圧を制御する第1電圧生成回路と、
    前記第2トランジスタのゲート電圧を制御する第2電圧生成回路とを有し、
    前記第1および第2トランジスタは、それぞれ前記第1および第2電圧生成回路によってソースとドレインの間の抵抗値が設定されることで、前記静電保護の機能に加えて信号終端の機能を備え
    前記第1トランジスタは、Pチャネル型MOSトランジスタであり、
    前記第2トランジスタは、Nチャネル型MOSトランジスタであり、
    前記第1電圧生成回路は、
    第1入力ノード、第2入力ノードおよび第1出力ノードを備えた第1アンプ回路と、
    前記高電位側の電源配線と前記第1入力ノードの間に接続されたリファレンス抵抗と、
    前記第1入力ノードと前記低電位側の電源配線の間に接続された第1電流源と、
    Pチャネル型MOSトランジスタであり、前記高電位側の電源配線と前記第2入力ノードの間にソースおよびドレインが接続され、ゲートが前記第1出力ノードに接続された第1のリファレンス用トランジスタと、
    前記第2入力ノードと前記低電位側の電源配線の間に接続された第2電流源とを備え、
    前記第1出力ノードが、前記第1トランジスタのゲートに接続され、
    前記第1のリファレンス用トランジスタのトランジスタサイズは、前記第1トランジスタのトランジスタサイズの1/n(n≧1)であり、
    前記第2電流源の電流値は、前記第1電流源の電流値の1/nであることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項記載の半導体装置において、
    前記第2電圧生成回路は、
    第3入力ノード、第4入力ノードおよび第2出力ノードを備えた第2アンプ回路と、
    前記第3入力ノードと前記低電位側の電源配線の間に接続されたリファレンス抵抗と、
    前記高電位側の電源配線と前記第3入力ノードの間に接続された第3電流源と、
    Nチャネル型MOSトランジスタであり、前記第4入力ノードと前記低電位側の電源配線の間にソースおよびドレインが接続され、ゲートが前記第2出力ノードに接続された第2のリファレンス用トランジスタと、
    前記高電位側の電源配線と前記第4入力ノードの間に接続された第4電流源とを備え、
    前記第2出力ノードが、前記第2トランジスタのゲートに接続され、
    前記第2のリファレンス用トランジスタのトランジスタサイズは、前記第2トランジスタのトランジスタサイズの1/n(n≧1)であり、
    前記第4電流源の電流値は、前記第3電流源の電流値の1/nであることを特徴とする半導体装置。
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